JP3252114B2 - 電動モータの制御装置 - Google Patents

電動モータの制御装置

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JP3252114B2 JP36684197A JP36684197A JP3252114B2 JP 3252114 B2 JP3252114 B2 JP 3252114B2 JP 36684197 A JP36684197 A JP 36684197A JP 36684197 A JP36684197 A JP 36684197A JP 3252114 B2 JP3252114 B2 JP 3252114B2
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/406Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by monitoring or safety
    • G05B19/4062Monitoring servoloop, e.g. overload of servomotor, loss of feedback or reference

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータの制御
装置に関し、特に、数値制御装置により駆動される電動
モータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動モータの安定動作を妨げる要因とし
て、電動モータのオーバヒートやオフセット電流が知ら
れている。
【0003】各種機械を駆動する電動モータにおいて、
電動モータを駆動すると、該電動モータは駆動電流によ
る発熱で加熱される。従来、この発熱によるオーバヒー
トを避けるために、電動モータのステータ部や電動モー
タの回転角を検出する回転角検出装置等にサーモスタッ
ト等の温度センサを取り付け、電動モータの表面温度を
測定し、測定値がしきい値を超えると、アラームを発生
させ電動モータの動作を停止させることによって、オー
バヒートを防いでいる。
【0004】又、このオーバヒートによって電動モータ
は加熱状態とならないように、圧縮空気等による電動モ
ータの冷却(エアブロー)やファンによる電動モータの
冷却が行われている。
【0005】又、オーバヒートによる電動モータの停止
を防ぐために、電動モータの温度に基づいて電動モータ
の稼働特性を低下させるように各種パラメータを変更す
るも行われている。
【0006】又、例えば、ACサーボモータでは、電流
ループにおいて、速度ループ等から出力される電流指令
に対して、ロータの電気角位置やモータの速度フィード
バック値から、各相の電流指令を求め出力している。こ
の各相の電流ループは、電流指令と実電流であるフィー
ドバック値が等しくなるように制御を行っている。この
フィードバック値を求める電流検出系には、オフセット
が存在する場合がある。この電流検出系のオフセット
は、電動機の動作に無関係で、電流検出系にのみかかわ
るオフセット分である。この電流オフセットは、電動機
トルクに対して電気角に依存して変化する脈動分を発生
させ、電気角の各一回転に対して一回のトルクリップル
を発生する。
【0007】従来、この電流検出系におけるオフセット
を補償するために、電源投入時の非常停止中のモータに
電流が流れないオープンな状態において、電流検出系で
検出される値をオフセット値として求め、電流制御時に
おいて、検出された電流値からこのオフセット値を差し
引き、この値を電流フィードバックとしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動モータの制
御では、電動モータ側の温度や電流検出系におけるオフ
セット電流によって発生する不安定要素について、アラ
ーム,パラメータの変更,オフセット値の補償等を行
い、これによって、電動モータの動作が安定なものとな
るようにしている。
【0009】本出願人は、電動モータの安定動作を妨げ
る要因として、電動モータに駆動電流を供給するサーボ
アンプの状態があることを見出した。サーボアンプの温
度や入力電圧の変動すると、電動モータに不安定な動作
が発生する場合があることを確認した。
【0010】従来、このサーボアンプの状態については
全く考慮されておらず、電動モータ側の温度や電流検出
系のオフセット電流の補償を行っても、電動モータに不
安定動作が残る場合があるという問題があった。
【0011】そこで、本発明は従来の電動モータの制御
の持つ問題点を解決し、サーボアンプの状態変化により
発する電動モータの不安定動作を改善することができる
電動モータの制御装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電動モータの制
御装置は、サーボアンプを介して電動モータを駆動する
数値制御装置において、サーボアンプからフィードバッ
クされるサーボアンプの状態情報を入力し、該サーボア
ンプの状態情報に基づいて数値制御装置のパラメータを
変更する手段を備え、このパラメータ変更手段によって
数値制御装置のパラメータを変更し、サーボアンプの変
動に対応して電動モータの制御を行うことによって、サ
ーボアンプの状態変化により発する電動モータの不安定
動作を改善する(請求項1に対応)。
【0013】本発明において、サーボアンプの状態情報
としては、サーボアンプの温度,サーボアンプに入力す
る入力電圧,電動モータ側から供給される回生電圧を用
いることができる(請求項2,3,4に対応)。
【0014】又、数値制御装置のパラメータとしては、
動作速度の制御を行う速度オーバーライド,電動モータ
の加速あるいは減速の反応性を調整する加減速時定数,
電流ループでの応答性を調整する電流ループゲイン,温
度変化により変動するモータ帰還電流のオフセット値を
用いることができる。
【0015】このうち、速度オーバーライドはサーボア
ンプの温度、及び回生電圧に依存する。速度オーバーラ
イドは、サーボアンプの温度と回生電圧に対して逆方向
に制御を行う制御特性を持ち、温度、及び回生電圧の増
加(減少)に対して、速度オーバーライドを減少(増
加)させる制御を行う(請求項5に対応)。
【0016】加減速時定数はサーボアンプの温度と回生
電圧に対して同方向に制御を行う制御特性を持ち、サー
ボアンプの入力電圧に対して逆方向に制御を行う制御特
性を持つ。温度、及び回生電圧の増加(減少)に対し
て、加減速時定数を増加(減少)させる制御を行い、入
力電圧の増加(減少)に対して、加減速時定数を減少
(増加)させる制御を行う(請求項6に対応)。
【0017】電流ループゲインはサーボアンプの入力電
圧に対して逆方向に制御を行う制御特性を持ち、入力電
圧の増加(減少)に対して、電流ループゲインを減少
(増加)させる制御を行う(請求項7に対応)。
【0018】又、モータ帰還電流のオフセット値は温度
依存性を持つ。モータ帰還電流には電動モータの温度に
よるドリフトでは、その電動モータの温度に応じた大き
さのオフセットが生じる。モータ帰還電流のオフセット
補償を、電動モータの温度に応じて設定することによっ
て、電動モータの不安定動作を改善する(請求項8に対
応)。
【0019】本発明の電動モータの制御装置は、数値制
御装置内に備えるパラメータ変更手段に、サーボアンプ
の状態情報に対するパラメータ値を記憶する記憶手段を
設け、入力した状態情報に対応して記憶手段からパラメ
ータ値を読み出し、この読み出したパラメータ値を用い
てパラメータ変更を行う(請求項9に対応)。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照しながら詳細に説明する。本発明の電動モータの制
御装置の構成例について図1,2の概略構成図を用いて
説明する。本発明の電動モータの制御装置は、数値制御
装置が備える電動モータの制御を数値制御装置側に設け
た制御装置により制御するものである。
【0021】そこで、はじめに図1を用いて数値制御装
置の概略を説明する。本発明を適用したサーボモータ制
御系のブロック図である。このサーボモータ制御系の構
成は、従来のディジタルサーボ制御を行う装置と同様で
あるため、概略のみを示す。図1において、1は数値制
御装置(CNC)であり、コンピュータ等を有する演算
処理部2,共有RAM3,ディジタルサーボ回路4を備
える。なお、ディジタルサーボ回路4は、プロセッサ
(CPU),ROM,RAM等を有している。又、5は
トランジスタインバータ等を有するサーボアンプ、6は
電動モータ(ACサーボモータ)、7はサーボモータの
回転と共にパルスを発生するエンコーダ及びロータ位相
を検出するロータ位置検出器である。
【0022】上記ディジタルサーボ回路4のプロセッサ
は、演算処理部2から指令された位置指令もしくは速度
指令を共有RAM3を介して読みとり、位置ループ処
理、及び速度ループ処理を行う。
【0023】本発明の電動モータの制御装置は、上記数
値制御装置が備える電動モータの制御を行うものであ
り、図2はその概略をブロック図で示している。
【0024】図2において、10は従来の数値制御装置
1を含む数値制御装置10であり、電動モータも制御装
置を構成する構成要素として、パラメータ変更手段1
1,パラメータ記憶手段12を備える。パラメータ変更
手段11は、サーボアンプ5からサーボアンプの状態情
報を入力し、その状態情報に応じて、電動モータが安定
した動作を行うようサーボアンプ5に出力する指令値を
変更する手段である。
【0025】又、パラメータ記憶手段は、サーボアンプ
の状態情報に対応したパラメータ値あるいは補正値を記
憶しておく手段であり、パラメータ変更手段11からの
読み出しに応じてパラメータ値あるいは補正値を出力す
る。記憶するパラメータ値あるいは補正値の記憶形式
は、データテーブルの形式,演算式等の任意の記憶形式
を用いることができる。
【0026】サーボアンプの状態情報は、サーボアンプ
の温度,サーボアンプに供給される入力電圧,電動モー
タから供給される回生電圧等の情報とすることができ
る。又、この状態情報に応じて変更する電動モータのパ
ラメータとして、速度オーバーライド,加減速時定数,
電流ループゲイン,電流オフセットに適用することがで
きる。なお、サーボアンプの温度は、サーボアンプに設
置した温度センサによって測定することができる。
【0027】したがって、図2の構成において、サーボ
アンプ5で得た状態情報を数値制御装置10のパラメー
タ変更手段11にフィードバックし、状態情報に対応し
てパラメータを変更し、変更したパラメータに対応した
指令をサーボアンプ5に送って電動モータの駆動を行
う。
【0028】なお、本発明では、サーボアンプの温度に
よって速度オーバーライド,加減速時定数を変更し、サ
ーボアンプの回生電圧によって速度オーバーライド,加
減速時定数を変更し、サーボアンプの入力電圧によって
加減速時定数,電流ループゲインを変更することによっ
て、電動モータの動作を安定化させる。
【0029】以下、サーボアンプの温度によって速度オ
ーバーライド,加減速時定数を変更する動作について、
図3,4,9のフローチャート及び図10の説明図を用
いて説明し、サーボアンプの回生電圧によって速度オー
バーライド,加減速時定数を変更する動作について、図
5,6のフローチャートを用いて説明し、サーボアンプ
の入力電圧によって加減速時定数,電流ループゲインを
変更する動作について、図7,8のフローチャートを用
いて説明する。又、サーボアンプの温度に応じて電流オ
フセットの補償を行う構成及び動作を図11の概略図,
図12のフローチャート,及び図13の説明図を用いて
説明する。
【0030】図3のフローチャートを用いて、サーボア
ンプの温度によって速度オーバーライドを変更する動作
を説明する。数値制御装置10は図示しない入力手段を
介して、速度オーバーライドのパラメータを変更するか
否かの判定に用いる温度設定値を入力し、パラメータ記
憶手段12等に記憶する(ステップS1)。パラメータ
変更手段11は、サーボアンプ5に設置された温度セン
サ等の温度測定手段から、サーボアンプ5の温度情報を
入力し(ステップS2)、ステップS1で記憶しておい
た温度設定値との比較を行う(ステップS3)。
【0031】前記ステップS3の比較処理において、サ
ーボアンプの温度が設定値よりも高い場合には、サーボ
アンプが加熱状態にあると判定して、サーボアンプ5に
送る指令速度のオーバーライドを下げる処理を行う。こ
の処理は、パラメータ変更手段11において、サーボア
ンプの温度に応じたオーバーライド値あるいはオーバー
ライド値の補正値をパラメータ記憶手段12から読み出
し、この読み出した値を用いてオーバーライド値を変更
することによって行うことができる(ステップS4)。
【0032】又、サーボアンプの温度にかかわらず、あ
らかじめ定めた一定のオーバーライド値あるいは補正値
を用いてオーバーライド値を変更することもできる。
【0033】前記ステップS3の比較処理において、サ
ーボアンプの温度が設定値よりも低い場合には、サーボ
アンプの温度は正常状態にあると判定して、サーボアン
プ5に送る指令速度のオーバーライドを100%に戻す
処理を行う。この処理は、パラメータ変更手段11にお
いて行うことができる(ステップS5)。
【0034】図4のフローチャートを用いて、サーボア
ンプの温度によって加減速時定数を変更する動作を説明
する。
【0035】数値制御装置10は図示しない入力手段を
介して、加減速時定数のパラメータを変更するか否かの
判定に用いる温度設定値を入力し、パラメータ記憶手段
12等に記憶する(ステップS11)。パラメータ変更
手段11は、サーボアンプ5に設置された温度センサ等
の温度測定手段から、サーボアンプ5の温度情報を入力
し(ステップS12)、ステップS1で記憶しておいた
温度設定値との比較を行う(ステップS13)。
【0036】前記ステップS13の比較処理において、
サーボアンプの温度が設定値よりも高い場合には、サー
ボアンプが加熱状態にあると判定して、サーボアンプ5
に送る指令速度の加減速時定数を上げる処理を行う。こ
の処理は、パラメータ変更手段11において、サーボア
ンプの温度に応じた加減速時定数の値あるいは加減速時
定数の補正値をパラメータ記憶手段12から読み出し、
この読み出した値を用いて加減速時定数の値を変更する
ことによって行うことができる(ステップS14)。
【0037】又、サーボアンプの温度にかかわらず、あ
らかじめ定めた一定の加減速時定数の値あるいは補正値
を用いて加減速時定数の値を変更することもできる。
【0038】前記ステップS13の比較処理において、
サーボアンプの温度が設定値よりも低い場合には、サー
ボアンプの温度は正常状態にあると判定して、サーボア
ンプ5に送る指令速度の加減速時定数を元の値に戻す処
理を行う。この処理は、パラメータ変更手段11におい
て行うことができる(ステップS15)。
【0039】図5のフローチャートを用いて、サーボア
ンプの回生電圧によって速度オーバーライドを変更する
動作を説明する。なお、この動作は、サーボアンプの温
度による速度オーバーライドの変更とほぼ同様である。
【0040】数値制御装置10は図示しない入力手段を
介して、速度オーバーライドのパラメータを変更するか
否かの判定に用いる回生電圧設定値を入力し、パラメー
タ記憶手段12等に記憶する(ステップS21)。パラ
メータ変更手段11は、サーボアンプ5において、電動
モータ側で発生してサーボアンプ5側に戻される回生電
圧情報を入力し(ステップS22)、ステップS21で
記憶しておいた回生電圧設定値との比較を行う(ステッ
プS23)。
【0041】前記ステップS23の比較処理において、
サーボアンプに対する回生電圧が設定値よりも高い場合
には、サーボアンプは過電圧の状態にあると判定して、
サーボアンプ5に送る指令速度のオーバーライドを下げ
る処理を行う。この処理は、パラメータ変更手段11に
おいて、回生電圧に応じたオーバーライド値あるいはオ
ーバーライド値の補正値をパラメータ記憶手段12から
読み出し、この読み出した値を用いてオーバーライド値
を変更することによって行うことができる(ステップS
24)。
【0042】又、回生電圧にかかわらず、あらかじめ定
めた一定のオーバーライド値あるいは補正値を用いてオ
ーバーライド値を変更することもできる。
【0043】前記ステップS23の比較処理において、
回生電圧が設定値よりも低い場合には、サーボアンプの
電圧は正常状態あるいは指令速度をそのまま送ることが
できる状態にあると判定して、サーボアンプ5に送る指
令速度のオーバーライドを100%に戻す処理を行う。
この処理は、パラメータ変更手段11において行うこと
ができる(ステップS25)。
【0044】図6のフローチャートを用いて、サーボア
ンプの回生電圧によって加減速時定数を変更する動作を
説明する。なお、この動作は、サーボアンプの回生電圧
による速度オーバーライドの変更とほぼ同様である。
【0045】数値制御装置10は図示しない入力手段を
介して、加減速時定数のパラメータを変更するか否かの
判定に用いる回生電圧設定値を入力し、パラメータ記憶
手段12等に記憶する(ステップS31)。パラメータ
変更手段11は、サーボアンプ5において、電動モータ
側で発生してサーボアンプ5側に戻される回生電圧情報
を入力し(ステップS32)、ステップS31で記憶し
ておいた回生電圧設定値との比較を行う(ステップS3
3)。
【0046】前記ステップS33の比較処理において、
サーボアンプに対する回生電圧が設定値よりも高い場合
には、サーボアンプは過電圧の状態にあると判定して、
サーボアンプ5に送る指令速度の加減速時定数を上げる
処理を行う。この処理は、パラメータ変更手段11にお
いて、回生電圧に応じた加減速時定数の値あるいは加減
速時定数の補正値をパラメータ記憶手段12から読み出
し、この読み出した値を用いて加減速時定数を変更する
ことによって行うことができる(ステップS34)。
【0047】又、回生電圧にかかわらず、あらかじめ定
めた一定の加減速時定数の値あるいは補正値を用いて加
減速時定数を変更することもできる。
【0048】前記ステップS33の比較処理において、
回生電圧が設定値よりも低い場合には、サーボアンプの
電圧は正常状態あるいは指令速度をそのまま送ることが
できる状態にあると判定して、サーボアンプ5に送る指
令速度の加減速時定数を元に戻す処理を行う。この処理
は、パラメータ変更手段11において行うことができる
(ステップS35)。
【0049】図7のフローチャートを用いて、サーボア
ンプへの入力電圧によって加減速時定数と電流ループゲ
インを変更する動作を説明する。
【0050】数値制御装置10は図示しない入力手段を
介して、加減速時定数及び電流ループゲインのパラメー
タを変更するか否かの判定に用いる入力電圧設定値を入
力し、パラメータ記憶手段12等に記憶する(ステップ
S41)。パラメータ変更手段11は、サーボアンプ5
に供給される入力電圧情報を入力し(ステップS4
2)、ステップS41で記憶しておいた入力電圧設定値
との比較を行う(ステップS43)。
【0051】前記ステップS43の比較処理において、
サーボアンプへの入力電圧が設定値よりも低い場合に
は、サーボアンプは低電圧の状態にあると判定して、サ
ーボアンプ5に送る指令速度の加減速時定数及び電流ル
ープゲインを上げる処理を行う。この処理は、パラメー
タ変更手段11において、入力生電圧に応じた加減速時
定数の値あるいは加減速時定数の補正値、電流ループゲ
インの値あるいは電流ループゲインの補正値をパラメー
タ記憶手段12から読み出し、この読み出した値を用い
て加減速時定数及び電流ループゲインを変更することに
よって行うことができる(ステップS44)。
【0052】又、入力電圧にかかわらず、あらかじめ定
めた一定の加減速時定数の値あるいは補正値、電流ルー
プゲインの値あるいは電流ループゲインの補正値を用い
て加減速時定数及び電流ループゲインを変更することも
できる。
【0053】前記ステップS43の比較処理において、
入力電圧が設定値よりも高い場合には、サーボアンプの
電圧は高電圧状態にあると判定して、サーボアンプ5に
送る指令速度の加減速時定数及び電流ループゲインを下
げる処理を行う。この処理は、パラメータ変更手段11
において行うことができる(ステップS45)。
【0054】なお、前記処理では、加減速時定数と電圧
ループゲインを共に変更する例を示しているが、いずれ
か一方を変更することによって、電動モータの動作を安
定化させることもできる。
【0055】図8のフローチャートを用いて、サーボア
ンプへの入力電圧によって加減速時定数と電流ループゲ
インを変更する別の動作を説明する。この動作例は、入
力電圧の設定値を2つ設けるものである。
【0056】数値制御装置10は図示しない入力手段を
介して、加減速時定数及び電流ループゲインのパラメー
タを変更するか否かの判定に用いる入力電圧の第1,第
2設定値を入力し、パラメータ記憶手段12等に記憶す
る。なお、第1,第2設定値は、正常状態での入力電圧
に対して低い値を第1設定値とし、高い値を第2設定値
とする(ステップS51)。パラメータ変更手段11
は、サーボアンプ5において、サーボアンプ5に供給さ
れる入力電圧情報を入力し(ステップS52)、ステッ
プS51で記憶しておいた入力電圧設定値との比較を行
う(ステップS53)。
【0057】前記ステップS53の比較処理において、
サーボアンプへの入力電圧が第1設定値よりも低い場合
には、サーボアンプは低電圧の状態にあると判定して、
サーボアンプ5に送る指令速度の加減速時定数及び電流
ループゲインを上げる処理を行う。この処理は、パラメ
ータ変更手段11において、入力生電圧に応じた加減速
時定数の値あるいは加減速時定数の補正値、電流ループ
ゲインの値あるいは電流ループゲインの補正値をパラメ
ータ記憶手段12から読み出し、この読み出した値を用
いて加減速時定数及び電流ループゲインを変更すること
によって行うことができる(ステップS54)。
【0058】又、入力電圧にかかわらず、あらかじめ定
めた一定の加減速時定数の値あるいは補正値、電流ルー
プゲインの値あるいは電流ループゲインの補正値を用い
て加減速時定数及び電流ループゲインを変更することも
できる。
【0059】前記ステップS53の比較処理において、
入力電圧が第2設定値よりも高い場合には、サーボアン
プの電圧は高電圧状態にあると判定して、サーボアンプ
5に送る指令速度の加減速時定数及び電流ループゲイン
を下げる処理を行う。この処理は、パラメータ変更手段
11において行うことができる(ステップS55)。
【0060】又、前記ステップS53の比較処理におい
て、入力電圧が第1設定値と第2設定値の間にある場合
には、サーボアンプの電圧は正常状態にあると判定し
て、サーボアンプ5に送る指令速度の加減速時定数及び
電流ループゲインを元の定常値に戻す下げる処理を行
う。この処理は、パラメータ変更手段11において行う
ことができる(ステップS56)。
【0061】なお、前記処理では、加減速時定数と電圧
ループゲインを共に変更する例を示しているが、いずれ
か一方を変更することによって、電動モータの動作を安
定化させることもできる。
【0062】図9は、サーボアンプの温度によって速度
オーバーライド,加減速時定数を変更する動作をより詳
細に説明するためのフローチャートであり、図10はそ
のための説明図である。
【0063】図9のフローチャートにおいて、処理に使
用するフラグF1,F2を「0」に初期設定し(ステッ
プS61)、数値制御装置10は図示しない入力手段を
介して、速度指令のオーバーライド値及び加減速時定数
のパラメータを変更するか否かの判定に用いるサーボア
ンプの温度の第1設定値T1,第2設定値T2を入力
し、パラメータ記憶手段12等に記憶する。なお、第
1,第2温度設定値T1,T2は、正常状態での温度に
対して低い値を第1設定値T1とし、高い値を第2設定
値T2とする(ステップS62)。パラメータ変更手段
11は、サーボアンプ5に設置された温度センサ等の温
度測定手段から、サーボアンプ5の温度Tpを入力する
(ステップS63)。
【0064】次に、フラグF1が「1」にセットされて
いるか否か判断する(ステップS64)。なお、このフ
ラグF1及び後述するフラグF2は制御装置に電源が投
入された時の初期設定で「O」に設定されている。該フ
ラグF1が「1」でなければ、サーボアンプがオーバヒ
ートするおそれが温度として設定された第1の設定値T
1とサーボアンプの温度Tpを比較し、温度Tpが第1
設定値T1以下であれば、フラグF2(前述したように
このフラグF2も初期設定で「O」にセットされてい
る)が「1」か判断し(ステップS6B)、「1」でな
ければ、当該周期の処理を終了する。以後の処理周期で
は、ステップS63で求めた温度Tpが第1設定値T1
以下である限りステップS61〜S65、ステップS6
Bの処理を実行する。
【0065】モ一タ温度が上昇し、ステップS63の温
度Tpが第1設定値T1より大きくなると、ステップS
65からステップS66に移行し、フラグF1を
「1」、フラグF2を「O」にセットし、オーバーライ
ド値A,加減速時定数B、を調整する。オーバーライド
値Aによってサーボアンプの上昇温度を調整する方法が
選択されている場合には、このオーバーライド値Aを設
定値△Aだけ減少させる。又、加減速時定数Bによって
サーボアンプの上昇温度を調整する方法が選択されてい
る場合には、この加減速時定数Bを設定値△Bだけ長く
する(ステップS67)。なお、これらのパラメータ
(オーバーライド値A,加減速時定数B)は、調整前に
おいて動作開始時に初期設定された値、もしくは動作プ
ログラムで設定された値に保持されている。
【0066】オーバーライド値Aを減少させれば、サー
ボアンプに送られる速度指令の値が減少し、加減速時定
数Bを長くすれば、モータの加減速時にモータに流れる
電流が減少する。
【0067】オーバーライド値Aを減少させたり、加減
速時定数Bを長くすることによって、サーボアンプに流
れる電流が低下し、サーボアンプの温度は低下する。
【0068】こうして、ステップS67で、サーボアン
プ温度が低下する方向にオーバーライド値,加減速時定
数のパラメータを調整する。次の周期では、フラグF1
が「1」にセットされているから、ステップS64から
ステップS68に移行し、ステップS63のサーボアン
プ温度Tpが第2設定値T2以下か判断する。この第2
設定値T2は第1設定値T1より低い温度(T1>T
2)に設定され、サーボアンプ温度を低下する方向に調
整する状態から、上昇させる方向に調整する状態にパラ
メータを切り替える設定値である。
【0069】ステップS68でサーボアンプ温度Tpが
第2設定値T2以下になっていなければ、ステップS6
7に進み、サーボアンプ温度を低下させる方向にパラメ
ータを調整して、当該周期の処理を終了する。
【0070】次の周期以降は、ステップS63のサーボ
アンプ温度Tpが第2設定値T2以下になっていない限
り、ステップS61〜S64,S68,S67の処理を
実行しステップS67でサーボアンプ温度を低下させる
方向にパラメータを順次変える。
【0071】パラメータがサーボアンプ温度を低下させ
る方向に変更された結果、サーボアンプ温度は低下し、
サーボアンプ温度Tpも低下して第2設定値T2以下に
なると、ステップS68からステップS69に移行しフ
ラグF1を「0」、フラグF2を「1」にセットし、パ
ラメータをサーボアンプ温度が上昇する方向に調整する
(ステップS6A)。
【0072】オーバーライド値Aを設定量△A’だけ増
加させるか、加減速時定数Bを設定量△B’だけ減少さ
せるか、の選択された1つ以上の調整をして当該周期の
処理を終了する。なお、各パラメータの設定調整量はモ
ータ温度を低下させる方向の場合と上昇させる方向の場
合とで同一でもよい。すなわち、△A=△A’、△B=
△B’としてもよい。
【0073】次の周期からは、フラグF1が「0」、フ
ラグF2が「1」にセットされているため、ステップS
61〜S65に進み、サーボアンプ温度Tpが第1設定
値T1以下かを判断し。以下であれば、ステップS6B
に進んでフラグF2が「1」か判断する。このとき、フ
ラグF2は「1」にセットされているため、ステップS
6Aに進み、パラメータをサーボアンプ温度を上昇させ
る方向に調整する。ステップS61〜S65,S6B,
S6Aの処理を各周期毎に実行し、サーボアンプ温度を
上昇する方向に少しずつ調整する。その結果、サーボア
ンプ温度が上昇すると共にサーボアンプ温度Tpも上昇
し、サーボアンプ温度Tpが第1設定値T1を超える
と、ステップS65からステップS66に進み、フラグ
F1を「1」、フラグF2を「O」にセットし、サーボ
アンプ温度が低下する方向にパラメータを調整する(ス
テップS67)。
【0074】そして次の周期からは、フラグF1が
「1」にセットされているため、ステップS61〜S6
4,S68,S67の処理を各周期毎に行い、サーボア
ンプ温度が低下する方向に徐々にパラメータを調整す
る。その結果、サーボアンプ温度が低下すると共に、サ
ーボアンプ温度Tpが第2設定値T2以下になると、フ
ラグF1を「0」、フラグF2を「1」にセットし、モ
ータ温度が上昇する方向にパラメータを調整する。
【0075】次の周期からは、フラグF1が「O」でフ
ラグF2が「1」にセットされているため、ステップS
61〜S65,S6B,S6Aの処理を行い、モータ温
度が上昇する方向に調整する処理を繰り返し実行し各パ
ラメータを徐々にサーボアンプ温度が上昇する方向に変
更する。
【0076】以上のように、処理が実行され、サーボア
ンプ温度Tpが第1設定値T1を超えると、サーボアン
プ温度を低下させる方向にパラメータを順次調整し(オ
ーバーライド値Aを△だけ順次低下させるか、加減速時
定数Aを△Aだけ順次長くする)、サーボアンプ温度T
pが第2設定値T2以下になると、逆にサーボアンプ温
度が上昇する方向にパラメータを順次調整する。その結
果、サーボアンプ温度Tpは第1、第2設定値T1,T
2間に保持されるようにパラメータ調整が行われ、サー
ボアンプ温度の上昇による電動モータの動作不安定を防
止することができる。
【0077】数値制御装置が複数個の電動モータ及びサ
ーボアンプを備える場合、電動モータの内、最もサーボ
アンプの温度変化が大きいものについて、上記処理を行
うことも、全てのサーボアンプ対して処理を行うことも
できる。
【0078】全てのサーボアンプ対して処理を行う場合
には、ステップS61〜S63の処理を各サーボアンプ
について行い、ステップS64でフラグが「0」である
ときには、全てのサーボアンプの温度Tpが各サーボア
ンプ毎に設定されている第1設定値T1以下かを判断
し、全てが第1設定値T1以下の場合には、ステップS
6Bに移行し、1つでも第1設定値T1を超えている場
合には、ステップS66に移行する。
【0079】又、ステップS68の判断は、全てのサー
ボアンプ温度Tpが各サーボアンプ毎に設定されている
第2設定値T2以下になったときステップS69に移行
させ、1つでも第2設定値T2以下でなければ、ステッ
プS67に移行させる。
【0080】又、上記例では、電源を投入した直後にお
いては、サーボアンプ温度Tpが第1設定値T1を超え
るまで、パラメータ(オーバーライド値A,加減速時定
数B)を初期設定のままとしたが、この間においても、
パラメータ調整を行うことができる。
【0081】この場合には、フラグF2及びステップS
6Bの処理は不要であり、ステップS66及びステップ
S69の処理もフラグF1を「1」または「0」にセッ
トする処理となる。そして、ステップS65で「YE
S」と判断されたときには、ステップS6Aに移行させ
る。
【0082】サーボアンプ温度Tpが第1設定値T1以
下である場合には、ステップS6Aに移行して、モータ
温度上昇方向にパラメータ調整を行い、サーボアンプ温
度Tpが第1設定値T1を超える場合には、ステップS
66に移行してフラグF1を「1」にセットし、サーボ
アンプ温度が低下する方向にパラメータを調整し、サー
ボアンプ温度Tpが第2設定値T2以下になるまで各周
期毎に、サーボアンプ温度が低下する方向にパラメータ
を調整する(ステップS61〜S64,S68,S6
7)。サーボアンプ温度Tpが第2設定値T2以下にな
ると、フラグF1を「0」にセットし、サーボアンプ温
度Tpが第1設定値T1になるまでサーボアンプ温度が
上昇する方向にパラメータを調整する。以下、この動作
を繰り返す。
【0083】又、サーボアンプの温度調整を行うパラメ
ータとして、上記例ではオーバーライド値,加減速時定
数を用いているが、最高速度,動作停止時間等、サーボ
アンプの温度上昇に関係する要因であって、制御できる
ものがあれば、同様に適用することができる。
【0084】本発明の電動モータの制御装置において、
図11はサーボアンプの温度に応じて電流オフセットの
補償を行う構成を説明するための概略図である。図11
において、サーボアンプ5は図示しない数値制御装置が
備える電流ループ14からの指令に基づいて電動モータ
Mを駆動する。
【0085】一般に、電流制御中で使用される電流帰還
では、そのフィードバックデータ中に、モータの帰還電
流以外にA/D変換器や絶縁アンプなどの電子機器のオ
フセットデータが含まれている。このオフセットデータ
はモータの回転むらの要因となる。
【0086】本発明の電動モータの制御装置は、数値制
御装置内にオフセット補償手段13を備え、このオフセ
ット補償手段13によってオフセット電流補償を行う。
本発明のオフセット補償手段13は、温度−オフセット
データを格納する温度−オフセットデータ記憶手段1
2’と、温度−オフセットデータ記憶手段12’から得
られたオフセットデータに基づいてオフセット値を求め
るオフセット算出手段11’を備え、サーボアンプ5か
らの温度情報を用いて、オフセット補償を行う。
【0087】図12は、オフセット補償の動作を説明す
るためのフローチャートである。サーボアンプの温度に
対する電流オフセットデータを求めると、図13に示す
ような関係が得られる。この関係は、サーボアンプの温
度から電流オフセットデータを求めることを示しいる。
そこで、あらかじめ、サーボアンプの温度と電流オフセ
ットデータと間の特性を測定し、温度−オフセットデー
タ記憶手段12’に記憶しておく。なお、前記特性は、
データテーブルの形式や演算式の形式等の任意の形式で
記憶しておくことができる(ステップS71)。
【0088】サーボアンプ5から温度情報を求め、求め
た温度情報を温度−オフセットデータ記憶手段12’に
入力し(ステップS72)、温度情報に対応するオフセ
ットデータを読み出す(ステップS73)。
【0089】オフセット補償手段13は、読み出したオ
フセットデータを用いてオフセット値を算出し、電流ル
ープの帰還電流から除くことによって、電流オフセット
の補償を行う(ステップS74)。
【0090】上記の電流オフセット補償によれば、オフ
セットデータを、モータ帰還電流を0にすることなくリ
アルタイムで求めることができ、帰還電流のオフセット
補償を時間遅れが生じることなく行うことができる。
【0091】なお、上記構成において、サーボアンプの
情報を監視し、該値があらかじめ設定した設定値を超え
た場合に異常と判定し、数値制御装置に異常信号等を送
って警報を発することができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電動モー
タの制御装置によれば、サーボアンプの状態変化により
発する電動モータの不安定動作を改善することができ
る。又、サーボアンプの温度,入力電圧,回生電圧等を
測定することによって、速度オーバーライド,加減速時
定数,電流ループゲイン、電流オフセットを調整するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動モータの制御装置の構成例を説明
するための概略構成図である。
【図2】本発明の電動モータの制御装置の概略を説明す
るためのブロック図である。
【図3】本発明の電動モータの制御装置により、サーボ
アンプの温度で速度オーバーライドを変更する動作を説
明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の電動モータの制御装置により、サーボ
アンプの温度で加減速時定数を変更する動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図5】本発明の電動モータの制御装置により、サーボ
アンプの回生電圧でオーバーライドを変更する動作を説
明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の電動モータの制御装置により、サーボ
アンプの回生電圧で加減速時定数を変更する動作を説明
するためのフローチャートである。
【図7】本発明の電動モータの制御装置により、サーボ
アンプの入力電圧で加減速時定数,及び電流ループゲイ
ンを変更する動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図8】本発明の電動モータの制御装置により、サーボ
アンプの入力電圧で加減速時定数,及び電流ループゲイ
ンを変更する動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図9】本発明の電動モータの制御装置により、サーボ
アンプの温度で速度オーバーライド及び加減速時定数を
変更する動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明の電動モータの制御装置により、サー
ボアンプの温度で速度オーバーライド及び加減速時定数
を変更する設定値を説明するための図である。
【図11】本発明の電動モータの制御装置により、サー
ボアンプの温度に応じて電流オフセットの補償を行う構
成の概略図である。
【図12】本発明の電動モータの制御装置により、サー
ボアンプの温度に応じて電流オフセットの補償を行うフ
ローチャートである。
【図13】本発明の電動モータの制御装置により、サー
ボアンプの温度に応じて電流オフセットの補償を行う説
明図である。
【符号の説明】
1、10 数値制御装置 2 演算処理部 3 共有メモリ 4 ディジタルサーボ回路 5 サーボアンプ 6 電動モータ 11 パラメータ変更手段 11’ オフセット算出手段 12 パラメータ記憶手段 12’ 温度−オフセットデータ記憶手段 13 オフセット補償手段 14 電流ループ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/404 H02P 5/41

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータへ駆動電流を供給するサーボ
    アンプへの入力指令を制御する電動モータの制御装置に
    おいて、前記制御装置は前記サーボアンプの温度、入力
    電圧または回生電圧の各情報を入力し、該入力情報に基
    づきモータ制御のための制御変数を変更し、変更された
    制御変数に基づいて前記サーボアンプへの入力指令を制
    御することを特徴とする電動モータの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記モータ制御のための制御変数は、速
    度オーバーライド、加減速時定数、電流ループゲイン、
    またはモータ帰還電流のオフセット値であることを特徴
    とする、請求項1記載の電動モータの制御装置。
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