JPH0471139B2 - - Google Patents

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JPH0471139B2
JPH0471139B2 JP58242766A JP24276683A JPH0471139B2 JP H0471139 B2 JPH0471139 B2 JP H0471139B2 JP 58242766 A JP58242766 A JP 58242766A JP 24276683 A JP24276683 A JP 24276683A JP H0471139 B2 JPH0471139 B2 JP H0471139B2
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heat exchanger
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detectors
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Takayuki Sugimoto
Yoshuki Okuzawa
Nobuo Suzuki
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Priority to US06/682,312 priority patent/US4644756A/en
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Priority to EP84309057A priority patent/EP0188630B1/en
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は多室形冷暖房装置、詳しくは、圧縮
機、四路切換弁、熱源側熱交換器を備えた1台の
室外ユニツトに、利用側熱交換器を備えた複数台
の室内ユニツトを接続した多室形冷暖房装置に関
する。
(従来の技術) 以上の如く構成する多室形冷暖房装置は、例え
ば特開昭56−49856号公報に記載され、又、第2
図に示すものが知られている。
この第2図に示したものを概略説明する。
Aは室外ユニツト、B,C,Dはそれぞれ前記
室外ユニツトAに並列に接続される室内ユニツト
である。
前記室外ユニツトAにおいて、50は圧縮機、
51は四路切換弁、52は熱源側熱交換器、53
は前記熱源側熱交換器52における室内ユニツト
B,C,D側の出入口に接続する液側主管、53
aは前記液側主管53に接続する3本の液側支
管、54は前記四路切換弁51における一方の切
換ポートに接続するガス側主管、545aは前記
ガス側主管54に接続する3本のガス側支管であ
る。尚、55は受液器、56は吸入管、57は吐
出管である。
又、58は各室内ユニツトB,C,Dに設ける
利用側熱交換器で、これら利用側熱交換器58
は、前記室外ユニツトAに設ける前記した3対の
液側支管53a、ガス側支管54a間に連絡管を
介して接続されている。
しかして、上記冷暖房装置は、前記各液側支管
53aに正逆流式の電気式膨張弁59を介設し
て、該膨張弁59の開度を調節することにより、
冷房運転時に前記利用側熱交換器58の出口側に
おける低圧ガス冷媒の過熱度を、又、暖房運転時
には前記熱源側熱交換器52の出口側における低
圧ガス冷媒の過熱度をそれぞれ制御する如く成す
一方、前記各ガス側支管54aに開閉弁60を介
装して、該開閉弁60の開閉により、各室内ユニ
ツトB,C,D毎にそれぞれ運転・停止操作がで
きるように成していたのである。
(発明が解決しようとする課題) ところで、以上の如く構成する従来のものは、 第1に、暖房運転時においても、各室内ユニツ
トB,C,D毎に運転・停止操作を行うために、
わざわざ各ガス側支管54aにそれぞれ高価な開
閉弁60を設けなければならず、この結果、配管
作業が煩雑になるばかりでなく、製造コストが高
くつく問題があり、また、 第2に、暖房運転時、任意の室内ユニツトB,
C,Dの運転を停止すべく、該ユニツト(例えば
B)に対応する前記開閉弁60を閉鎖した場合、
該開閉弁60にわずかな冷媒漏れが生じるため
に、この停止中の室内ユニツトBの利用側熱交換
器58に液溜が生じる問題もあつたのである。
本発明は、これらの問題点に鑑みて発明したも
ので、その目的は、前記膨張弁(以下電動弁とい
う)により、冷房運転時には従来通り低圧ガス冷
媒の過熱度を制御する如く成す一方、暖房運転時
には前記利用側熱交換器における高圧液冷媒の過
冷却度を制御する如く成すことにより、前記ガス
側支管に設けていた各開閉弁を廃止しながら、冷
房運転時のみならず、暖房運転時においても、各
室内ユニツト毎の運転・停止操作ができ、しか
も、この暖房運転時の停止側室内ユニツトにおけ
る利用側熱交換器の液溜の問題も解決できるよう
に成す点にある。
(課題を解決するための手段) 而して、本発明は上記目的を達成するために、
圧縮機1、四路切換弁4、熱源側熱交換器2を備
えた1台の室外ユニツトAに、利用側熱交換器8
を備えた複数台の室内ユニツトB,C,Dを接続
した多室形冷暖房装置において、前記室外ユニツ
トAの液側主管10に接続する複数の液側支管1
0aに、弁開度を電気的に調整可能とした電動弁
3を介装すると共に、冷房運転時における低圧ガ
ス冷媒の圧力相当飽和温度を検出する第1温度検
出器18と前記各利用側熱交換器8の冷房運転時
の出口側における低圧ガス冷媒の温度を検出する
複数の第2温度検出器19とから成り、前記第1
温度検出器18及び前記各第2温度検出器19の
検出温度から前記各利用側熱交換器8の冷房運転
時の出口側における低圧ガス冷媒の過熱度を検出
する過熱度検出器18,19及び、暖房運転時に
おける高圧液冷媒の圧力相当飽和温度を検出する
第3温度検出器20と前記各利用側熱交換器8の
暖房運転時の出口側における高圧液冷媒の温度を
検出する複数の第4温度検出器21とから成り、
前記第3温度検出器20及び前記各第4温度検出
器21の検出温度から前記各利用側熱交換器8の
暖房運転時の出口側における高圧液冷媒の過冷却
度を検出する過冷却度検出器20,21を設け
て、前記過熱度検出器18,19及び過冷却度検
出器20,21を、前記各電動弁3にそれぞれ接
続し、冷房運転時、前記電動弁3を過熱度調整形
膨張弁とし、暖房運転時、前記各電動弁3を過冷
却度調整形膨張弁としたのである。
(作用) 暖房運転時に、任意の一つの室内ユニツトB,
C,D、例えば室内ユニツトBの運転を停止する
場合、即ち、前記室内ユニツトBの室内フアンを
停止させて、利用側熱交換器8での熱交換を阻止
する場合、第3温度検出器20により暖房運転時
における高圧液冷媒の圧力相当飽和温度を検出
し、かつ、第4温度検出器21により前記各利用
側熱交換器8の暖房運転時の出口側における高圧
液冷媒の温度を検出して、各室内ユニツトごとに
その出口側における冷却温度を検出し、この過冷
却度をもとに前記電動弁3の開度を調節するよう
にしているのであつて、停止する室内ユニツトB
においても、前記過冷却度をもとに前記電動弁3
の開度を調節するのであるから、停止している室
内ユニツトBに対応する電動弁3の開度は、全閉
に近い開度に調節できるのである。
つまり、前記室内ユニツトBの停止により、こ
の停止している室内ユニツトBの利用側熱交換器
8での放熱量は自然放熱だけのきわめて少量とな
つているのであるから、過冷却度は小さくなり、
従つて、停止している前記室内ユニツトBに対応
する電動弁3の開度は、所望の過冷却度になるよ
うに、前記電動弁3の開度がほとんど全閉に近い
開度に調整されるのである。従つて、停止した前
記室内ユニツトBに対応する前記電動弁3の開度
をほぼ全閉に近い状態まで絞ることで、停止して
いる前記室内ユニツトBに循環する冷媒量をきわ
めて少量となるように制御でき、従来のように任
意の室内ユニツトを運転・停止するためにガス側
支管に設けていた開閉弁を廃止でき、また、配管
作業を容易にできるから、製造コストも低減でき
るのであり、しかも、停止する室内ユニツトに対
応する前記電動弁3は僅かな開度を保持すること
ができるので、この停止された室内ユニツトBの
前記利用側熱交換器8に少量ではあるが冷媒を循
環させることができるのであり、この結果、前記
利用側熱交換器8における液溜も確実に防止でき
るのである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図に基づいて説明
する。
第1図に示したものは、1台の室外ユニツトA
に3台の室内ユニツトB,C,Dを並列に接続し
て、冷房・暖房運転を行えるようにした多室形冷
暖房装置である。
前記室外ユニツトAは、圧縮機1、室外フアン
(図示せず)を付設する熱源側熱交換器2及び前
記各室内ユニツトB,C,Dに対応し、膨張弁と
して作用する3個の電動弁3を備えており、これ
ら機器を四路接換弁4を用いて、可逆サイクルを
構成するように下記する如く配管で接続してい
る。
即ち、前記圧縮機1に吸入管5と吐出管6とを
接続して、これら管5,6の他端を前記四路切換
弁4の一対の固定ポートにそれぞれ接続してお
り、また、該四路切換弁4の一対の切換ポートに
は、前記熱源側熱交換器2と連通する第1ガス管
7及び各室内ユニツトB,C,Dの各利用側熱交
換器8への一方の接続側となるガス側主管9をそ
れぞれ接続している。また、前記熱源側熱交換器
2の他方の出入口には、前記各利用側熱交換器8
への他方の接続側となる液側主管10を接続して
いる。さらに、前記ガス側主管9、液側主管10
は、3台の前記各利用側熱交換器8に対応させ
て、それぞれ3本のガス側支管9a、液側支管1
0aを接続している。そして、前記各液側支管1
0aに、詳しくは後記するが、前記各電動弁3を
それぞれ介設しているのである。
また、前記各室内ユニツトB,C,Dには、そ
れぞれ室内フアン70を付設した前記利用側熱交
換器8が内設されており、これら熱交換器8を室
外ユニツトA側の前記した3組のガス側支管9
a、液側支管10aに連絡管11を介してそれぞ
れ接続することにより、冷媒回路を形成するごと
く成している。
尚、室外ユニツトAにおいて、12は受液器、
13はドライヤー、14は開閉弁、30はアキユ
ムレータ、31は補助アキユムレータである。
そして、前記四路切換弁4の切換操作により、
第1図実線矢印イで示す暖房運転サイクルと、点
線矢印ロで示す冷房運転サイクルとを形成できる
ようにしているのである。
而して、以上の如く構成する多室形冷暖房装置
において、 第1に、前記電動弁3に、正逆流式で、しかも
ステツパー電動機やソレノイドを備えて弁開度を
電気的に調整可能としたものを用いる一方、(尚、
前記電動弁3には熱電式のものを用いてもよい。) 第2に、室外ユニツトAにおいて、冷房運転
時、低圧ガス冷媒の過熱度を、また、暖房運転
時、高圧液冷媒の過冷却度を電気的に検出できる
ように下記の如く成しているのである。即ち、 室外ユニツトAにおいて、まず、冷房運転
時、低圧ガス冷媒の圧力相当飽和温度(冷媒蒸
発温度)を検知し、また、暖房運転時、高圧液
冷媒の圧力相当飽和温度(冷媒凝縮温度)を検
知するための検出回路15を設けるのであつ
て、この回路15は具体的には、前記熱源側熱
交換器2の風上側に補助熱交換器16を並設
し、この熱交換器16の入口側を前記吐出管6
に、また、出口側を流量調整用のキヤピラリー
チユーブ17を介して、前記吸入管5に接続す
るのである。斯くして、前記検出回路15にお
ける前記補助熱交換器16において、暖房運転
時、前記利用側熱交換器8におけるとほぼ同じ
圧力で冷媒を凝縮でき、また、前記キヤピラリ
ーチユーブ17の出口側において、前記利用側
熱交換器8における低圧ガス冷媒の圧力で液冷
媒を蒸発させられるのであり、従つて、前記低
圧ガス冷媒の圧力相当飽和温度と高圧液冷媒の
圧力相当飽和温度とを検出可能とすることがで
きるのである。そして、 冷房運転時、各利用側熱交換器8の出口側
(ガス側支管9a)毎の低圧ガス冷媒の過熱度
を検出すべく過熱度検出器18,19を設ける
のであつて、この検出器は、低圧ガス冷媒の圧
力相当飽和温度を検出するために前記検出回路
15における前記キヤピラリーチユーブ17の
出口側に設ける第1温度検出器18と、前記各
利用側熱交換器8の冷房運転時の出口側におけ
る低圧ガス冷媒の温度を検出するために前記各
ガス側支管9aに設ける複数の第2温度検出器
19から成つており、これら第1温度検出器1
8及び各第2温度検出器19の検出温度から各
利用側熱交換器8毎に低圧ガス冷媒の過熱度が
検出できるように成している。
また、暖房運転時、前記各利用側熱交換器8
毎の暖房運転時の出口側における高圧液冷媒の
過冷却度を検出すべく、過冷却度検出器20,
21を設けるのであつて、この検出器は具体的
には、高圧液冷媒の温度を検出するために、前
記検出回路15における前記補助熱交換器16
の出口側に設ける第3温度検出器20と、各利
用側熱交換器8の暖房運転時の出口側における
高圧液冷媒の温度を検出するために、前記各液
側支管10aにおける前記電動弁3の前記利用
側熱交換器8側に設ける複数の第4温度検出器
21とから成つており、これら第3、4温度検
出器20,21の各検出温度から各利用側熱交
換器8毎の暖房運転時の出口側における高圧液
冷媒の過冷却度が検出できるようにしている。
さらに、第3に、各電動弁3に前記過熱度検
出器18,19及び過冷却度検出器20,21
を電気的に接続し、前記電動弁3が冷房運転
時、過熱度調整形膨張弁として、また、暖房運
転時、過冷却度調整形膨張弁として作用する如
く成すのであつて、具体的には、各電動弁3に
開度調整用の制御器(図示せず)を接続し、さ
らに、これら制御器に、前記第1温度検出器1
8と、前記各室内ユニツトB,C,Dに対応す
る第2温度検出器19とを配線(図示せず)に
より接続し、また、前記第3温度検出器20
と、前記同様にそれぞれ対応する第4温度検出
器21とを接続して、冷房運転時、前記各制御
器が第1,2温度検出器18,19の出力を入
力して、前記各電動弁3に、低圧ガス冷媒の過
熱度を一定に制御するように弁開度を調整する
制御信号を出力し、また、暖房運転時には前記
各制御器が第3、4温度検出器20,21の出
力を入力して、同様に前記電動弁3に、各高圧
液冷媒の過冷却度を一定に制御するように弁開
度を調整する制御信号を出力する如く成してい
るのである。
尚、室外ユニツトAに、前記検出回路15を
わざわざ設けた理由は、冷媒の蒸発温度(低圧
ガス冷媒の圧力相当飽和温度)や凝縮温度(高
圧液冷媒の圧力相当飽和温度)を検出するため
に、前記第1、3温度検出器18,20を前記
利用側熱交換器8側、即ち、室内ユニツトB,
C,D側に設ける必要をなくし、前記各温度を
室外ユニツトA側で全て検出できるように成
し、このことにより、前記各電動弁3と前記第
1、3温度検出器19,21とを接続する信号
送信用の配線を全て室外ユニツトA内に設けら
れるようにする点にある。
以上の如く構成する多室形冷暖房装置の作用を
説明する。
まず、暖房運転時の室内ユニツトB,C,Dを
すべて運転させた場合の作用を説明する。
前記圧縮機1を駆動させると、前記した如く、
第1図実線矢印イで示した如く冷媒が循環し、圧
縮機1から吐出された高圧ガス冷媒は、前記各利
用側熱交換器8で凝縮して、高圧の凝縮液冷媒と
なつて前記各電動弁3に至る。該各電動弁3は、
前記した如く各高圧液冷媒の過冷却度を所望の値
に制御するように各別に開度が調整され、斯く調
整された弁開度で前記液冷媒を減圧する。そし
て、この低圧となつた液冷媒を熱源側熱交換器2
で蒸発させて前記圧縮機1に再び吸入するのであ
る。
この状態から、任意の一つの室内ユニツトB,
C,D、例えば室内ユニツトBの運転を停止する
場合を説明する。
この場合、前記室内ユニツトBの前記室内フア
ン70を停止させて、利用側熱交換器8での熱交
換を阻止することにより、前記室内ユニツトBを
停止するのであつて、第3温度検出器20により
暖房運転時における高圧液冷媒の圧力相当飽和温
度を検出し、かつ、第4温度検出器21により前
記各利用側熱交換器8の暖房運転時の出口側にお
ける高圧液冷媒の温度を検出して、停止する室内
ユニツトBにおいても、前記過冷却度をもとに前
記電動弁3の開度を調節するのであるから、停止
している室内ユニツトBに対応する電動弁3の開
度は、全閉に近い開度に調節できるのである。
つまり、前記室内ユニツトBの停止により、こ
の停止している室内ユニツトBの利用側熱交換器
8での放熱量は自然放熱だけのきわめて少量とな
つているのであるから、過冷却度は小さくなり、
従つて、停止している前記室内ユニツトBに対応
する電動弁3の開度は、所望の過冷却度になるよ
うに、前記電動弁3の開度がほとんど全閉に近い
開度に調整されるのである。従つて、停止した前
記室内ユニツトBに対応する前記電動弁3の開度
をほぼ全閉に近い状態まで絞ることで、停止して
いる前記室内ユニツトBに循環する冷媒量をきわ
めて少量となるように制御でき、従来のように任
意の室内ユニツトを運転・停止するためにガス側
支管に設けていた開閉弁を廃止でき、また、配管
作業を容易にできるから、製造コストも低減でき
るのであり、しかも、停止する室内ユニツトに対
応する前記電動弁3は僅かな開度を保持すること
ができるので、この停止された室内ユニツトBの
前記利用側熱交換器8に少量ではあるが冷媒を循
環させることができるのであり、この結果前記利
用側熱交換器8における液溜も確実に防止できる
のである。
次に、冷房運転時に全室内ユニツトB,C,D
を運転する場合について説明する。
前記四路切換弁4を切換操作することにより、
冷媒回路を第1図点線矢印ロの如く形成して、圧
縮機1を駆動させると同時に、前記各電動弁3を
過熱度調整形膨張弁として作用させることによ
り、通常の冷房運転が行えるのである。
また、この状態から任意の室内ユニツトB,
C,D、例えば室内ユニツトBを停止させる場合
は、該ユニツトBの前記室内フアン70を停止す
ると同時に、前記電動弁3への通電を遮断して該
弁3を全閉にするのである。斯くすることによ
り、前記室内ユニツトBへの冷媒の循環も停止さ
れるのである。
(発明の効果) 以上の如く、本発明は、前記室外ユニツトAの
液側主管10に接続する複数の液側支管10a
に、弁開度を電気的に調整可能とした電動弁3を
介装すると共に、冷房運転時における低圧ガス冷
媒の圧力相当飽和温度を検出する第1温度検出器
18と前記各利用側熱交換器8の冷房運転時の出
力側における低圧ガス冷媒の温度を検出する複数
の第2温度検出器19とから成り、前記第1温度
検出器18及び前記各第2温度検出器19の検出
温度から前記各利用側熱交換器8の冷房運転時の
出口側における低圧ガス冷媒の過熱度を検出する
過熱度検出器18,19及び、暖房運転時におけ
る高圧液冷媒の圧力相当飽和温度を検出する第3
温度検出器20と前記各利用側熱交換器8の暖房
運転時の出口側における高圧液冷媒の温度を検出
する複数の第4温度検出器21とから成り、前記
第3温度検出器20及び前記各第4温度検出器2
1の検出温度から前記各利用側熱交換器8の暖房
運転時の出口側における高圧液冷媒の過冷却度を
検出する過冷却度検出器20,21を設けて、前
記過熱度検出器18,19及び過冷却度検出器2
0,21を、前記各電動弁3にそれぞれ接続し、
冷房運転時、前記電動弁3を過熱度調整形膨張弁
とし、暖房運転時、前記各電動弁3を過冷却度調
整形膨張弁とするようにしたから、従来のように
各ガス側支管9aに開閉弁を設けなくても、暖房
運転時の停止している室内ユニツトにおいて前記
過冷却度検出器20,21により過冷却度を検出
することによつて前記電動弁3の開度をほぼ全閉
に近い状態まで絞ることで、停止している前記室
内ユニツトBに循環する冷媒量をきわめて少量と
なるように制御して、冷房・暖房運転時、共に各
室内ユニツトB,C,D毎に運転・停止操作を行
うことができるので、従来のように開閉弁の配管
への接続作業をすることなく、配管作業性を向上
でき、かつ、接続コストも低減できながら、しか
も、暖房運転時に停止中の室内ユニツトBにおけ
る利用側熱交換器8で液溜が生じている問題も同
時に解決できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の冷媒回路図、第2図
は従来例の冷媒回路図である。 1……圧縮機、2……熱源側熱交換器、3……
電動弁、4……四路切換弁、8……利用側熱交換
器、10……液側主管、10a……液側支管、
{18……第1温度検出器、19……第2温度検
出器}過熱度検出器、{20……第3温度検出器、
21……第4温度検出器}過冷却度検出器、A…
…室内ユニツト、B,C,D……室内ユニツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧縮機1、四路切換弁4、熱源側熱交換器2
    を備えた1台の室外ユニツトAに、利用側熱交換
    器8を備えた複数台の室内ユニツトB,C,Dを
    接続した多室形冷暖房装置において、前記室外ユ
    ニツトAの液側主管10に接続する複数の液側支
    管10aに、弁開度を電気的に調整可能とした電
    動弁3を介装すると共に、冷房運転時における低
    圧ガス冷媒の圧力相当飽和温度を検出する第1温
    度検出器18と前記各利用側熱交換器8の冷房運
    転時の出口側における低圧ガス冷媒の温度を検出
    する複数の第2温度検出器19とから成り、前記
    第1温度検出器18及び前記各第2温度検出器1
    9の検出温度から前記各利用側熱交換器8の冷房
    運転時の出口側における低圧ガス冷媒の過熱度を
    検出する過熱度検出器18,19及び、暖房運転
    時における高圧液冷媒の圧力相当飽和温度を検出
    する第3温度検出器20と前記各利用側熱交換器
    8の暖房運転時の出口側における高圧液冷媒の温
    度を検出する複数の第4温度検出器21とから成
    り、前記第3温度検出器20及び前記各第4温度
    検出器21の検出温度から前記各利用側熱交換器
    8の暖房運転時の出口側における高圧液冷媒の過
    冷却度を検出する過冷却度検出器20,21を設
    けて、前記過熱度検出器18,19及び過冷却度
    検出器20,21を、前記各電動弁3にそれぞれ
    接続し、冷房運転時、前記電動弁3を過熱度調整
    形膨張弁とし、暖房運転時、前記各電動弁3を過
    冷却度調整形膨張弁としていることを特徴とする
    多室形冷暖房装置。
JP24276683A 1983-12-21 1983-12-21 多室形冷暖房装置 Granted JPS60133274A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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