JPH03168568A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH03168568A
JPH03168568A JP30837389A JP30837389A JPH03168568A JP H03168568 A JPH03168568 A JP H03168568A JP 30837389 A JP30837389 A JP 30837389A JP 30837389 A JP30837389 A JP 30837389A JP H03168568 A JPH03168568 A JP H03168568A
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heat exchanger
refrigerant
temperature
compressor
circuit
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Seijiro Kondo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、再熱コイルを備えた空気調和装置に係り、特
に、蒸発器の霜付きを防止する対策に関する。
(従来の技術) 一般に、空気調和装置における冷凍回路の一例として特
開昭59−125360号公報に示されるように再熱コ
イルを備えたものがある。この種の冷凍回路は、室内機
内部に配設された蒸発器と並列に再熱コイルを設け、こ
の再熱コイルの冷媒上流側を圧縮機の吐出口直下流に接
続する一方、冷媒下流側を前記蒸発器の冷媒上流側に接
続して成り、上紀再熱コイルによって吹出空気温度を調
節するようにしている。つまり、上記空気調和装置の除
湿運転時において、除湿能力を向上させるために圧縮機
をフルロードで運転させて、前記蒸発器で1次側空気中
に含まれている水蒸気をドレン水として回収すると同時
に、このままでは室内温度が低下してしまうので、前記
再熱コイルに流れる吐出ガスによって吹出空気の温度を
上昇させるようにしている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このような装置の冷房運転時において、室内
温度と目標設定温度との差が大きい、つまり冷房負荷が
大きい場合、装置の冷房能力を向上させるために圧縮機
をフルロードで運転させると共に、冷媒の全量を前記蒸
発器に流すようにしている。ところが、第4図(a)に
示すように、このような高負荷運転を室内温度が低い領
域(例えば室内温度12℃以下)で行おうとすると、蒸
発器内での冷媒の蒸発圧力の低下に伴って、蒸発器の表
面で霜付きが発生することがある(A参照)。そして、
このような霜付きが発生すると蒸発器内を流れる冷媒と
1次側空気との間での熱交換及び該1次側空気の除混に
支障をきたし、空気調和装置の能力低下に繋る。そのた
めに、従来、空調室内の温度が所定値以下の場合には圧
縮機を強制的にアンロード運転状態として、前記蒸発圧
力を上ゲl′.させることで、この霜付きを防止するよ
うにしている。
しかしながら、上述したように、圧縮機を強制的にアン
ロード運転させると、この空気調和装置の冷房能力及び
腺湿能力を共に低下させることになって、室内の温度及
び湿度を設定値にできなくなるおそれがあり、場急によ
っては、室内l1L度及び室内湿度が上昇してしまうと
いった不具合が生じることもある。
そこで、本発明は、この様な再熱コイルを備えた空気調
和装置において、室内温度の低い餉域て運転させた場合
、冷房能力及び除湿能力を低下させることなしに蒸発器
の霜付きを防止することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明は、再貼コイルを
使用しないときには、該再熱コイルを蒸発器として利用
するようにした。そして、その具体的な手段を以下に述
べる。
先ず、請求項(1)の発明は、第1図に示すように、容
量可変な圧縮機(4)と熱源側熱交換器(5)と減圧機
構(6)と利用側熱交換器(7)とが冷媒配管(13)
〜(16)によって直列に接続されて主冷媒回路(1a
)が構成されている一方、該主冷媒回路(1a)の圧縮
機(4)の吐出側から分岐されて前記減圧機構(6)と
利用側熱交換器(7)との間に連通し且つ前記刊用側熱
交換器(7)の空気流通下流側に設置された再熱コイル
(9)を備えるバイパス回路(1b)が設けられた空気
調和装置を前提としている。そして、前記バイパス回路
(1b)の再熱コイル(9)と圧縮機(4)の吐出側と
の間から分岐されて前記圧縮機(4)の吸込側に連通ず
る回収管(22)と、前記主冷媒回路(1a)に対する
バイパス回路(1b)及び回収管(22)の回路接続を
切換えると共に、再熱コイル(9)から利用側熱交換器
(7)に流れる冷媒の減圧可能な回路切換手段(1c)
とを備えている。更に、室内温度を検出して温度検出信
号を出力する温度検出手段(23)と、前記温度検出手
段(23)の温度検出信号を受け、上記圧縮機(4)の
最大容量運転時で且つ前記減圧機構(6)からの全冷媒
を利用側熱交換器(7)に供給している運転状態におい
て、前記温度検出手段(23)の検出温度が設定塩度に
対して所定範囲以上に高くなると、前記減圧機構(6)
からの冷媒の一部が再熱コイル(9)に流れるように前
記回路切換手段(1c)を駆動制御する切換制御手段(
27)とを備えた構成としている。
また、請求項(′2Jの発明では、容量可変な圧縮機(
4)と熱源側熱交換器(5)と減圧機構(6)とfl用
側熱交換器(7)とが冷媒配管(13)〜(16)によ
って直列に接続されて主冷媒回路(1a)が購成されて
いる一方、該主冷媒回路(1a)の圧縮機(4)の吐出
側から分岐されて前記減圧機構(6)と利用側熱交換器
(7)との間に連通ずるバイパス回路(1b)が設けら
れ、該バイパス回路(1b)は、前記利用側熱交換器(
7)の空気流通下流側に設置された再熱コイル(9)を
備えていると共に前記減圧機構(6)及び利用側熱交換
器(7)間の主冷媒回路(1a)への接続部と前記再熱
コイル(9)との間に減圧手段(19)を備えており、
前記バイパス回路(1b)の再熱コイル(9)と圧縮機
(4)の吐出側との間に冷媒の流通を制御する第1制御
弁(10)が設けられた空気調和装置を前提とじている
。そして、前記主伶媒回路(1a)における減圧機fM
(6)と利用側熱交換器(7)との間に対するバイパス
回路(1b)の接続部と前記利用側貼交換器(7)との
間から分岐されて前記バイパス回路(1b)の再塾コイ
ル(9)と減圧手段(19)との間に連通ずる分岐管(
21)と、この分岐青(21)に介設され該分岐管(2
1)の冷媒の流通を制御する第2制御弁(11)と、前
記バイパス回路(1b)の再熱コイル(9)と第1制御
弁(10)との間から分岐されて前記圧縮機(4)の吸
込側に連通ずる回収管(22)と、この回収管(22)
に介設され該回収管(22)の伶媒の流通を制御する第
3制御弁(12)とを備えている。更に、室内温度を検
出して温度検出信号を出力する温度検出手段(23)と
、前記温度険出手段(23)の温度検出信号を受け、上
記圧縮機(4)の1,j大容量運転時で且つ前記減圧機
tM(6)からの全冷媒を利用側熱交換器(7)に供給
している運転状態において、前記温度検出手段(23)
の検出温度が設定温度に対して所定範囲以上に高くなる
と、前記減圧n +M ( 6 )からの冷媒の一部が
再熱コイル(9)に流れるように第2制御弁(11)及
び第3制御弁(12)を駆動制御する切換制御手段(2
7)とを備えた構成としている。
(作用) 上記の{14或による本発明の作用を以下に述べる。
先ず、請求項(1)の発明では、主冷媒回路(1a)こ
冷媒を流すと、利用側熱交換器(7)において、冷媒と
空気との間で熱交換を行う一方、この熱交換された空気
の温度を調整する場合には、圧縮機(4)からの吐出ガ
スの一部を回路切換手段(1c)によってバイパス回路
(1b)に流し、再熱コイル(9)において、前記利用
側熱交換器(7)で熱交換された空気を加島する。そし
て、温度検出手段(23)は室内の温度を検出しており
、圧縮機(4)の最大容量運転時で且つ減圧機構(6)
からの全冷媒を利用側熱交換器(7)に供給している運
転状態において、前記温度検出手段(23)の検出温度
が設定温度に対して所定範囲以上に高くなると、切換制
御手段(27)か前記回路切換手段(1c)を駆動制御
して、前記減圧機構(6)からの冷媒の一部を再熱コイ
ル(9)に流す。具体的に、請求項(2)に係る発明で
は、分岐管(21)の冷媒の流通を制御する第2制御弁
(11)と回収管(22)の冷媒の流通を制御する第3
制御弁(12)とを駆動制御して、減圧機構(6)から
の冷煤の一部を分岐管(21)を経て再熱コイル(9)
に流して再貼コイル(9)を蒸発器として機能させる。
これにより、室内温度の低い領域で運転した場合でも、
前記利用側熱交換器(7)内の蒸発圧力を高く維持でき
、この利用側熱交換器(7)表面での霜付きが防止され
る。
(実施例) 次に、本発明における一実施例を図面に沿って説明する
第2図に示すように、本例に係る空気調和装置(1)は
、室内ユニット(2)と室外ユニット(3)とから或り
、室内ユニット(2)は、圧縮機(4)、減圧機構とし
ての膨張弁(6)、利用側熱交換器としての蒸発器(7
)、アキュームレータ(8)、再熱コイル(9)を備え
ている。
方、室外ユニット(3)には熱源側島交換器としての凝
縮器(5)が配設されている。そして、前記圧縮機(4
)は、図示しないがアンローダ機購を備え、アンロード
とフルロードとに切換制御されるように構成されており
、該圧縮機(4)と凝縮語(5)とが高圧ガス管(13
)によって接続され、凝縮器(5)と膨張弁(6)とが
高圧液管(14)によって接続され、膨張弁(6)と蒸
発器(7)とが低圧液管05)によって接続され、更に
、蒸発器(7)とアキュームレータ(8)と圧縮機(4
)とが低圧ガス管(16)によって順に接続されること
で主冷媒回路(1a)が形成されている。また、前記再
熱コイル(9)は、凝縮器(5)をバイパスするバイパ
ス回路(1b)に介設され、その容量は前記蒸発器(7
)の容量に対して50%程度に設定されている。そして
、この再貼コイル(9)の一端は前記烏圧ガス管(l3
)から分岐されたバイパスll7Mlb)のバイバスガ
ス管(17)に接続され、このバイパスガス管(17)
には開度調整自在な電動弁で成る回路切換手段としての
第1制御弁(1o)が介設されている。一方、再熱コイ
ル(9)の他端はバイパス口路(1b)のバイパス液管
(18)によって前記膨張弁(6)と蒸発器(7)との
間の低圧1皮管(15)に接続され、このバイパス液管
(18)には減圧手段としてのキャピラリチューブ(1
9)及び低圧液管(15)からバイパス戒管(18)へ
の冷媒の流入を阻止する逆止弁(2o)が介設されてい
る。また、前記主冷媒回路(1a)の低圧液管(15)
に対するバイパス回路(1b)の接続部と前記利用側熱
交換器(7)との間から分岐されて前記バイパス回路(
1b)の再熱コイル(9)とキャビラリチューブ(19
)との間に連通する分岐管(21)が設けられ、この分
岐管(21)には該分岐菅(21)への冷媒の流通を制
御する電磁弁で成る回路切換手段としての第2制御弁(
11)が介設されている。更に、前記バイパスE1l路
(1b)の再熱コイル(9)と第1制御弁(10)との
間から分岐されて前記アキュムレータ(8)の上流側に
連通ずる回収管(22)が設けられ、この回収管(22
)には該回収管(22)への冷媒の流通を制御する電磁
弁で成る回路切換手段としての第3制御弁(12)が介
設されている。また、この空気調和装置は、再熱コイル
(9)の空気流通下流側に加湿器(28)を備えており
、加湿運転時に、室内へ噴霧を供給するようになってい
る。
また、上記空気調和装置(1)には室内温度を検出する
温度検出手段としての温度センサ(23)及び室内湿度
を検出する湿度センサ(24)が配設されている。更に
、この空気調和装置(1)には、その運転を制御するコ
ントローラ(25)が設けられており、このコントロー
ラ(25)は、圧縮機(4)の運転容量を制御して冷房
能力及び除湿能力を調節すると共に、第1制御弁(10
)の開度を制御して吹出空気温度を調節する運転制御手
段(26)が設けられていると共に、前記温度センサ(
23)及び湿度センサ(24)からの検出信号を受けて
駆動する切換制御手段(27)か設けられている。そし
て、具体的に、上記運転制御千段(26)は、第1表に
示すように、温度センサ(23)及び湿度センサ(24
)の検出信号に基づき冷房運転モードにおいて状態■〜
■に運転制御し、除湿運転モードにおいて状態■〜■に
運転制御するように構成され、冷房及び除湿の負荷が小
さい場合には圧縮機(4)をアンロードに制御し(冷戻
運転モードの状態■,■、除湿運転モードの状態■,■
)、また、負荷が大きい場合には圧縮機(4)をフルロ
ードに制御(冷房運転モードの状態■,除湿運転モード
の状態■〜■)するように構成されている。更に、運転
制御手段(26)は吹出空気温度が設定値になるように
上記第1制御弁(10)の開度を制御するように構成さ
れ、例えば、冷房運転モードにおける状態■においては
、第1制御弁(10)を開き、再熱コイル(9)にホッ
トガス(圧縮機(4)の吐出ガス)を流し、蒸発器(7
)で冷却した空気を設定温度になるように加熱している
。一方、前記切換制御手段(27)は、前記冷房モード
の制御状態■の運転中において、未だ室内温度が目標設
定温度よりも高い場合に駆動し、制御状態を状態■とし
、第1制御弁(lO)を閉鎖すると共に、第2制御弁(
11)及び第3制御弁(12)を開放して再熱コイル(
9)を蒸発器として機能させるように構成されている。
次に、各回路における冷房動作等について説明する。
先ず、主冷媒回路(1a)においては、圧縮機(4)に
よって、高温高圧の吐出ガスとなったガス冷媒は高圧ガ
ス管(13)を経て室外ユニット(3)の凝縮器(5)
に送られ、該凝縮器(5)内で外気との間で熱交換し、
冷却されて液冷媒となる。その後、この岐冷媒は、高圧
戚管(14)から膨張弁(6)を通り、該膨張弁(6)
で膨張した後、低圧液管(15)を経て蒸発器(7)内
に流れる。そして、この液冷媒は、蒸発機(7)内にお
いて蒸発して室内ユニット(2)に具備された図示しな
い送風ファンからの1次側空気を冷却及び除湿する。そ
して、この冷却及び除湿された空気は再熱コイル(9)
を通った後、2次側空気としての空調空気となって室内
に吹出す。一方、蒸発器(7)で蒸発したガス冷媒はア
キュームレータ(8)を通って、再び圧縮機(4)に戻
り、この主冷媒回路(1a)内を循環する。
また、バイパス回路(1b)の第1制御弁(10)は運
転制御手段(26)で制御され、この第1制御弁(10
)が開動すると圧縮機(4)から吐出したガス冷媒の一
部はバイパスガス管(17)を経て再熱コイル(9)に
向って流れ、この再熱コイル(9)内で高温高圧のガス
冷媒が前記蒸発器(7)から流出した空気との間で熱交
換を行って、この空気の温度を上昇させて岐冷媒となる
そして、この液冷媒はバイパス波管(18)を流れ、キ
ャピラリチューブ(19)で減圧した後、低圧液管(1
5)に流入して主冷媒回路(1a)に戻る。
次に、本例における空気調和装置(1)の運転制御動作
について第3図のフローチャートに沿って説明する。
先ず、スタートして、ステップS1において、空気調和
装置(1)の温調運転制御を開始し、続いてステップS
2において湿度センサ(24)が検出した空調室内の湿
度が所定範囲内(例えば相対湿度40〜60%)にある
か否かを判定する。
そして、この湿度が所定範囲にあるとステップS3に移
り、冷房モードに設定する。その後、ステップS4に移
り、温度センサ(23)が検出した空調室内の温度と予
め設定された目標設定温度との差に応じて、この冷房モ
ードにおける制御状態を訣定する。つまり、目標設定温
度に対して室内温度が高い場合にはステップS5に移っ
て第1表に示す制御状態を状態■から状態■に移した後
、上記ステップS1に戻り、上述の動作を繰返すことに
なる。そして、室内湿度が前記所定範囲内にある状態で
室内温度が目標温度に達するまで、所定時間間隔毎にこ
のステップS+〜S5の動作を繰返して制御状態を■か
ら■ヘアップして冷房能力を僧大させる。その後、室内
温度が各制御状態■〜■において目標設定温度に達する
と、ステップS4から直接上記ステップS1に戻り、現
在の制御状態を維持する。また、上記ステップS4にお
いて、目標温度に対して室内温度が低い場合にはステッ
プS4からステップS6に移り、例えば制御状態■で運
転している場合には制御状態■にダウンし、室内湿度が
前記所定範囲内において室内温度が目凛温度に達するま
で、このステップS〜S4,S6の動作を繰返して制御
状態をダウンして冷房能力を低下させる。
一方、ステップS2において湿度センサ(24)が検出
した空調室内の湿度が所定範囲よりも高い場合にはステ
ップS7に移り、除湿モードに設定する。その後、ステ
ップS8に移り、温度センサ(23)が検出した空調室
内の温度と目標設定温度との差に応じて、この除湿モー
ドにおける制御状態を決定する。つまり、目標設定温度
に対して室内温度が高い場合にはステップS9に移って
制御状態を状,態■から状態■にアップした後、ステソ
プS1に戻り、室内G度が前記所定範囲内に達するか若
しくは室内温度が目標温度に達するまでの間、このステ
ップSl,S2,S7〜S9の動作を繰返して制御状態
をアップして除湿能力を1曽大させていく。そして、室
内温度が目標設定温度に達すると、ステップS6から直
接ステップS+に戻り、現在の制御状態を維持する。ま
た、ステップS8において、目標温度に対して室内温度
が代い場合にはステップS8からステップSIOに移り
、例えば制御状態■で運転している場合には制御状態■
にダウンした後、ステップs1に戻り、室内湿度が前記
所定範囲内に達するが若しくは室内温度が目標温度に達
するまでの間、このステップS+ ,S2,S7,S8
,SIOの動作を繰返して制御状態をダウンして除湿能
力を低下させる。
更に、ステップSごにおいて湿度センサ(24)で検出
された空調室内の湿度が所定範囲よりも低い場合にはス
テップSl+に移り、前記加湿器(28)を駆動して加
湿運転を行う。
そして、本例の特徴とする動作は、前記冷房モード運耘
時の冷戻能力を1曽大させるように制御状態を移行する
場合にある。つまり、冷戻モードで制御状態■にあって
は、圧縮機(4)がフルロードで運転されており、且つ
第1〜第3制御弁(10)〜(12)が共に閉状態に制
御されていて、凝縮器(5)より全冷媒が蒸発器(7)
に流れ、再熱コイルは使用されていない。そして、この
時、前記ステップS4て未だ目標設定温度に対して室内
温度が高い場合には、前記切換制御手段(27)が駆動
して制御状態■に移る。この制御状態■ては、圧縮機(
4)をフルロード運転に維持させ、且つ第1制御弁(1
0)の閉鎖状態を維持すると共に第2及び第3制御弁(
11).(12)を開放させる。これにより、圧縮機(
4)から吐出したホットガスはバイパス回路(1b)に
流れることなく、全量が凝縮器(5)及び膨張弁(6)
に流れる。その上、この膨張弁(6)から低圧液管(1
5)に流出された液冷媒の一部は分岐管(21)を経て
、再熱コイル(9)を流れる。そして、この再熱コイル
(9)を流れる冷媒は、前記蒸発器(7)から流出した
空気との間で熱交換して蒸発し、ガス冷媒となって回収
管(22)から圧縮機(4)へ戻される。つまり、この
制御状態■にあっては、再熱コイル(9)が蒸発器(7
)として機能している。従って、蒸発器(7)に回路内
の冷媒の全量が流れる場合と累なり、室内温度が低い領
域で運転させた場合でも蒸発器(7)内での蒸発圧力を
高く維持でき、それに伴なって蒸発温度も高く維持でき
るために、従来のような蒸発器(7)の表面での霜付き
の発生を防止できる。
つまり、第4図に示すように、従来の空気調和装置では
、第4図(a)の領域Aにおいて圧縮機(4)をフルロ
ードで運転させると霜付きが発生するおそれがあるため
に、室内温度が一定値(例えば12℃)以下では、圧縮
機を強制的にアンロド運転させるようにしていたが、本
発明では、この霜付き領域が室内温度に対して低下し、
第4図(b)に示す領域Bとなり、例えば室内温度が1
0℃程度までは圧縮機(4)をフルロードで運転させて
も霜付きが発生することはない。
このように、本発明では、再熱コイル(9)を蒸発器と
して機能させることで室内温度が低い領域で運転させて
も圧縮機(4)のフルロード運転を維持したままで霜付
きを防止することができ、空気調和装置(1)の冷房能
力及び除湿能力が向上される。
尚、本例の空気調和装置は、19の再熱コイルを備えた
ものであったが、本発明は、これに限るものではなく、
2つ以上の再熱コイルを配設してもよい。
(発明の効果) 上述したように、請求項(1)及び(2)の発明では、
圧縮機の最大容量運転時で且つ減圧機構からの全冷媒を
利用側熱交換器に供給している運転状態において、前記
温度検出手段の検出温度が設定温度に対して所定範囲以
上に高くなると、切換制御手段が前記冷媒流通制御手段
を駆動制御して、前記減圧機構からの冷媒の一部を再熱
コイルに流すようにする。つまり、再熱コイルを蒸発器
として機能させることにより、室内温度が低い領域で運
転させた場合でも前記利用側熱交換器内の蒸発圧力を高
く維持でき、このfll用側熱交換器表面での霜付きを
防止する。これによって、空気調和装置の伶房能力及び
除湿能力が向上され再熱コイルを備えた空気稠和装置に
おける運転の信頼性が向上する。
4,図面の簡i,lj−な説明 第1図は請求項(1)の発明に対応した制御ブロック図
である。第2図〜第4図は本発明の一実施例を示し、第
2図は空気調和装置の冷媒回路図、第3図は空気凋和装
置の運転制御内容を示すフローチャート図、第4図は霜
付き領域を従来のものと比較するための図である。
(1)・・・空気調和装置 (1a)・・・主冷媒回路 (1b)・・・バイパス回路 (1c)・・・回路切換手段 (4)・・・圧縮機 (5)・凝縮器(熱源側熱交換器) (6)・・膨張弁(減圧機FM) (7)・・蒸発器(. Tll用側凸交換器)(9)・
・ (10) (1 1) (12) (1 3) (14) (15) (1 6) (19) (21) (22) (23) (27) ?熱コイル ・・第1制御弁 ・・・第21■11御弁 ・・・第3制御弁 ・・高圧ガス管 ・・・高圧液管 ・・・低圧液管 ・・・低圧ガス管 ・・・キャピラリチューブ ・分岐管 ・・・回収管 ・・・温度センサ(温度検出手段) ・・・切換制御手段 (減圧手段) 第 3 図 (G) 第 4 図 (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)容量可変な圧縮機(4)と熱源側熱交換器(5)
    と減圧機構(6)と利用側熱交換器(7)とが冷媒配管
    (13)〜(16)によって直列に接続されて主冷媒回
    路(1a)が構成されている一方、該主冷媒回路(1a
    )の圧縮機(4)の吐出側から分岐されて前記減圧機構
    (6)と利用側熱交換器(7)との間に連通し且つ前記
    利用側熱交換器(7)の空気流通下流側に設置された再
    熱コイル(9)を備えるバイパス回路(1b)が設けら
    れた空気調和装置であって、前記バイパス回路(1b)
    の再熱コイル(9)と圧縮機(4)の吐出側との間から
    分岐されて前記圧縮機(4)の吸込側に連通する回収管
    (22)と、前記主冷媒回路(1a)に対するバイパス
    回路(1b)及び回収管(22)の回路接続を切換える
    と共に、再熱コイル(9)から利用側熱交換器(7)に
    流れる冷媒の減圧可能な回路切換手段(1c)と、室内
    温度を検出して温度検出信号を出力する温度検出手段(
    23)と、前記温度検出手段(23)の温度検出信号を
    受け、上記圧縮機(4)の最大容量運転時で且つ前記減
    圧機構(6)からの全冷媒を利用側熱交換器(7)に供
    給している運転状態において、前記温度検出手段(23
    )の検出温度が設定温度に対して所定範囲以上に高くな
    ると、前記減圧機構(6)からの冷媒の一部が再熱コイ
    ル(9)に流れるように前記回路切換手段(1c)を駆
    動制御する切換制御手段(27)とを備えていることを
    特徴とする空気調和装置。 (2)容量可変な圧縮機(4)と熱源側熱交換器(5)
    と減圧機構(6)と利用側熱交換器(7)とが冷媒配管
    (13)〜(16)によって直列に接続されて主冷媒回
    路(1a)が構成されている一方、該主冷媒回路(1a
    )の圧縮機(4)の吐出側から分岐されて前記減圧機構
    (6)と利用側熱交換器(7)との間に連通するバイパ
    ス回路(1b)が設けられ、該バイパス回路(1b)は
    、前記利用側熱交換器(7)の空気流通下流側に設置さ
    れた再熱コイル(9)を備えていると共に前記減圧機構
    (6)及び利用側熱交換器(7)間の主冷媒回路(1a
    )への接続部と前記再熱コイル(9)との間に減圧手段
    (19)を備えており、前記バイパス回路(1b)の再
    熱コイル(9)と圧縮機(4)の吐出側との間に冷媒の
    流通を制御する第1制御弁(10)が設けられた空気調
    和装置において、前記主冷媒回路(1a)における減圧
    機構 (6)と利用側熱交換器(7)との間に対するバイパス
    回路(1b)の接続部と前記利用側熱交換器(7)との
    間から分岐されて前記バイパス回路(1b)の再熱コイ
    ル(9)と減圧手段(19)との間に連通する分岐管(
    21)と、この分岐管(21)に介設され該分岐管(2
    1)の冷媒の流通を制御する第2制御弁(11)と、前
    記バイパス回路(1b)の再熱コイル(9)と第1制御
    弁(10)との間から分岐されて前記圧縮機(4)の吸
    込側に連通する回収管(22)と、この回収管(22)
    に介設され該回収管(22)の冷媒の流通を制御する第
    3制御弁(12)と、室内温度を検出して温度検出信号
    を出力する温度検出手段(23)と、前記温度検出手段
    (23)の温度検出信号を受け、上記圧縮機(4)の最
    大容量運転時で且つ前記減圧機構(6)からの全冷媒を
    利用側熱交換器(7)に供給している運転状態において
    、前記温度検出手段(23)の検出温度が設定温度に対
    して所定範囲以上に高くなると、前記減圧機構(6)か
    らの冷媒の一部が再熱コイル(9)に流れるように第2
    制御弁(11)及び第3制御弁(12)を駆動制御する
    切換制御手段(27)とを備えていることを特徴とする
    空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014190565A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Ntt Facilities Inc 空調装置
JP2015152275A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 株式会社Nttファシリティーズ 空気調和装置および空気調和装置の制御方法

Citations (1)

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JPS4721995U (ja) * 1971-03-15 1972-11-11

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