JPH0470971B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0470971B2 JPH0470971B2 JP13385286A JP13385286A JPH0470971B2 JP H0470971 B2 JPH0470971 B2 JP H0470971B2 JP 13385286 A JP13385286 A JP 13385286A JP 13385286 A JP13385286 A JP 13385286A JP H0470971 B2 JPH0470971 B2 JP H0470971B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- value
- injection
- deviation
- shot
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 19
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 19
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 1
- 238000004886 process control Methods 0.000 claims 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 14
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/76—Measuring, controlling or regulating
- B29C45/7613—Measuring, controlling or regulating the termination of flow of material into the mould
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は射出成形機における溶融樹脂の充填速
度ならびに保圧切換制御方法に関するものであ
る。
度ならびに保圧切換制御方法に関するものであ
る。
（従来の技術）
従来の技術では、金型キヤビテイーへの溶融樹
脂の充填速度ならびに保圧切換制御は、スクリユ
ーのシリンダーに対する位置を予め設定し、該設
定値とスクリユー位置検出器の検出値とを比較し
て行なわれている。一方、スクリユーの充填開始
時の位置は射出開始前の実際のスクリユー停止位
置によつて決まる。そして、計量位置設定器の設
定値とスクリユー位置の位置検出器の位置信号と
を比較演算器により比較し、両者の値が一致した
とき圧力制御弁に終了信号を送り、スクリユーを
停止する制御方法が採用されている。
脂の充填速度ならびに保圧切換制御は、スクリユ
ーのシリンダーに対する位置を予め設定し、該設
定値とスクリユー位置検出器の検出値とを比較し
て行なわれている。一方、スクリユーの充填開始
時の位置は射出開始前の実際のスクリユー停止位
置によつて決まる。そして、計量位置設定器の設
定値とスクリユー位置の位置検出器の位置信号と
を比較演算器により比較し、両者の値が一致した
とき圧力制御弁に終了信号を送り、スクリユーを
停止する制御方法が採用されている。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、上記した従来の技術には下記の
ような問題点がある。すなわち、スクリユーは可
塑化・計量の終了信号と同時に停止されるべきで
あるが、スクリユー回転体の慣性モーメントによ
り僅かではあるが回転し、この量は溶融樹脂の粘
度の不安定さ、回転の機械的損失の不安定さなど
により一定にすることは困難である。更に第３図
に示すようにシリンダ内の溶融樹脂の圧力分布
は、スクリユー先端側の圧力をP2、スクリユー
フライト側の圧力をP1とすると、計量終了直後
はP1＞P2の状態であり、溶融樹脂は図中左の方
向に流動し、その後徐々にP1＝P2となつて、溶
融樹脂の流動は停止する。このP1＞P2からP1＝
P2になるまでの間、スクリユーは溶融樹脂の反
作用により、第３図に示す計量ストロークＳを増
す方向に移動する。すなわち第３図に示すよう
に、慣性モーメントによりスクリユーが回転して
増えた増加分と上記溶融樹脂の流動の反作用によ
る増加分を加えた量は、偏差αとして現われる。
そして、この偏差αは、射出成形の各シヨツトに
より変動する。その結果、予め設定された計量位
置Smから充填速度切換位置Si、保圧切換位置Sh
迄のストロークたるSm−Si、Sm−Shは、各シ
ヨツトによりそれぞれ変動が生ずる。すなわち、
金型キヤビテイに充填される樹脂の量が偏差αの
変動に応じて変化するので精密な成形品を得るに
は大きな問題点があつた。
ような問題点がある。すなわち、スクリユーは可
塑化・計量の終了信号と同時に停止されるべきで
あるが、スクリユー回転体の慣性モーメントによ
り僅かではあるが回転し、この量は溶融樹脂の粘
度の不安定さ、回転の機械的損失の不安定さなど
により一定にすることは困難である。更に第３図
に示すようにシリンダ内の溶融樹脂の圧力分布
は、スクリユー先端側の圧力をP2、スクリユー
フライト側の圧力をP1とすると、計量終了直後
はP1＞P2の状態であり、溶融樹脂は図中左の方
向に流動し、その後徐々にP1＝P2となつて、溶
融樹脂の流動は停止する。このP1＞P2からP1＝
P2になるまでの間、スクリユーは溶融樹脂の反
作用により、第３図に示す計量ストロークＳを増
す方向に移動する。すなわち第３図に示すよう
に、慣性モーメントによりスクリユーが回転して
増えた増加分と上記溶融樹脂の流動の反作用によ
る増加分を加えた量は、偏差αとして現われる。
そして、この偏差αは、射出成形の各シヨツトに
より変動する。その結果、予め設定された計量位
置Smから充填速度切換位置Si、保圧切換位置Sh
迄のストロークたるSm−Si、Sm−Shは、各シ
ヨツトによりそれぞれ変動が生ずる。すなわち、
金型キヤビテイに充填される樹脂の量が偏差αの
変動に応じて変化するので精密な成形品を得るに
は大きな問題点があつた。
（問題点を解決するための手段）
本発明は上記問題点を解決するため、スクリユ
ー位置検出器により、射出開始直前の実際のスク
リユーの位置を検出し、この検出値と、前のシヨ
ツト時の射出開始直前のスクリユー位置を記憶し
た記憶器の値との比較演算を、比較演算器により
行い、その偏差△Ｓを演算し、該偏差量を加減演
算器により、各充填速度ならびに保圧切換位置設
定器に設定した設定値に加算（または減算）し
て、射出開始直前のスクリユー位置から各充填速
度ならびに保圧切換位置までのストロークが常に
毎シヨツト一定となるように補正し、この補正さ
れた値とスクリユー位置検出器からの検出値が一
致したとき、流量制御弁かつ／または圧力制御弁
に切換信号を送り、スクリユーの速度および圧力
の制御を行なう工程制御方法を採用したものであ
る。
ー位置検出器により、射出開始直前の実際のスク
リユーの位置を検出し、この検出値と、前のシヨ
ツト時の射出開始直前のスクリユー位置を記憶し
た記憶器の値との比較演算を、比較演算器により
行い、その偏差△Ｓを演算し、該偏差量を加減演
算器により、各充填速度ならびに保圧切換位置設
定器に設定した設定値に加算（または減算）し
て、射出開始直前のスクリユー位置から各充填速
度ならびに保圧切換位置までのストロークが常に
毎シヨツト一定となるように補正し、この補正さ
れた値とスクリユー位置検出器からの検出値が一
致したとき、流量制御弁かつ／または圧力制御弁
に切換信号を送り、スクリユーの速度および圧力
の制御を行なう工程制御方法を採用したものであ
る。
（作用）
本発明によれば、射出開始直前の実際のスクリ
ユー位置が毎シヨツト変動しても、該変動に応じ
て各充填速度ならびに保圧切換位置の補正を行な
い、常に毎シヨツト安定して量の樹脂を金型に供
給することができる。
ユー位置が毎シヨツト変動しても、該変動に応じ
て各充填速度ならびに保圧切換位置の補正を行な
い、常に毎シヨツト安定して量の樹脂を金型に供
給することができる。
したがつて、任意シヨツト目を最初の基準とし
てそれ以降の各スクリユーストロークは、偏差△
Ｓだけ毎シヨツト順次補正がなされることとな
り、スクリユーストロークは同一となり、常に安
定した量の樹脂を金型に供給することができる。
てそれ以降の各スクリユーストロークは、偏差△
Ｓだけ毎シヨツト順次補正がなされることとな
り、スクリユーストロークは同一となり、常に安
定した量の樹脂を金型に供給することができる。
（実施例）
第１図は本発明実施例のブロツク図である。ま
た同実施例を使用したときのスクリユー位置の説
明を第２図に示す。
た同実施例を使用したときのスクリユー位置の説
明を第２図に示す。
第１図に示すとおり、シリンダ１内のスクリユ
ー２は射出ラム３の作動油によつて駆動される。
スクリユー２の実際の位置は位置検出器４により
検出され、射出開始信号５が発せられたときの該
検出値がアンプ９を介して比較演算器７に与えら
れている。また、この値は同時に記憶器６に最新
シヨツトの射出開始直前のスクリユー位置として
記憶される。一方比較演算器７には、記憶器６′
に記憶されている前シヨツトの射出開始直前のス
クリユー位置が与えられている。そして比較演算
器７によりその時実行される本シヨツトの射出開
始直前のスクリユー位置の検出値と、上記前シヨ
ツトの射出開始直前のスクリユー位置の記憶値と
を比較演算し、その偏差△ｓを加減演算器８に出
力する。加減演算器８は、各充填速度ならびに保
圧切換位置設定器１０の切換位置設定値に該偏差
△Ｓを加算（または減算）し、設定値を補正す
る。そして、上記設定値を該補正値に置き換え、
次のシヨツトのための同設定値とする。更に加減
演算器８には、スクリユー２の実際の位置が位置
検出器４により検出され、アンプ９を介して直接
与えられているので、該検出値と補正された設定
値が一致したとき、加減演算器８からアンプ９′
を介して、圧力制御弁１１または流量制御弁１２
に制御信号を送り充填速度ならびに保圧切換制御
を行なう。そして、記憶器６に記憶された最新シ
ヨツトの射出直前のスクリユー位置は、保圧完了
信号１３によつて記憶器６′にデータ転送される。
ー２は射出ラム３の作動油によつて駆動される。
スクリユー２の実際の位置は位置検出器４により
検出され、射出開始信号５が発せられたときの該
検出値がアンプ９を介して比較演算器７に与えら
れている。また、この値は同時に記憶器６に最新
シヨツトの射出開始直前のスクリユー位置として
記憶される。一方比較演算器７には、記憶器６′
に記憶されている前シヨツトの射出開始直前のス
クリユー位置が与えられている。そして比較演算
器７によりその時実行される本シヨツトの射出開
始直前のスクリユー位置の検出値と、上記前シヨ
ツトの射出開始直前のスクリユー位置の記憶値と
を比較演算し、その偏差△ｓを加減演算器８に出
力する。加減演算器８は、各充填速度ならびに保
圧切換位置設定器１０の切換位置設定値に該偏差
△Ｓを加算（または減算）し、設定値を補正す
る。そして、上記設定値を該補正値に置き換え、
次のシヨツトのための同設定値とする。更に加減
演算器８には、スクリユー２の実際の位置が位置
検出器４により検出され、アンプ９を介して直接
与えられているので、該検出値と補正された設定
値が一致したとき、加減演算器８からアンプ９′
を介して、圧力制御弁１１または流量制御弁１２
に制御信号を送り充填速度ならびに保圧切換制御
を行なう。そして、記憶器６に記憶された最新シ
ヨツトの射出直前のスクリユー位置は、保圧完了
信号１３によつて記憶器６′にデータ転送される。
第２図は偏差△ｓを補正したときの充填速度と
保圧力の切換位置でそれぞれSi′、Sh′で示し、そ
れぞれSi′＝Si＋△ｓ、Sh′＝Sh＋△ｓである。ま
た、加減演算器８より発せられた制御信号は偏差
△ｓを補正しているので、例えばSm(2)−Sh′＝
Sm(1)−Shとなり、スクリユーストロークは一定
となり、樹脂充填量は常に毎シヨツト一定となる
よう制御される。ここに、Sm(1)は前シヨツトの、
Sm(2)は本シヨツトの、それぞれの射出開始直前
の実際のスクリユー位置である。
保圧力の切換位置でそれぞれSi′、Sh′で示し、そ
れぞれSi′＝Si＋△ｓ、Sh′＝Sh＋△ｓである。ま
た、加減演算器８より発せられた制御信号は偏差
△ｓを補正しているので、例えばSm(2)−Sh′＝
Sm(1)−Shとなり、スクリユーストロークは一定
となり、樹脂充填量は常に毎シヨツト一定となる
よう制御される。ここに、Sm(1)は前シヨツトの、
Sm(2)は本シヨツトの、それぞれの射出開始直前
の実際のスクリユー位置である。
（発明の効果）
本発明では計量完了信号が発せられた後、射出
開始直前までにスクリユー位置が変動しても変動
量に関係なく各充填速度ならびに保圧切換位置間
で金型内に充填される樹脂充填量は毎シヨツト一
定となり、常に安定した成形品を得ることができ
る。
開始直前までにスクリユー位置が変動しても変動
量に関係なく各充填速度ならびに保圧切換位置間
で金型内に充填される樹脂充填量は毎シヨツト一
定となり、常に安定した成形品を得ることができ
る。
第１図は本発明実施例のブロツク図、第２図は
本発明実施例のスクリユー位置を説明する図、第
３図は可塑化・計量終了直前のシリンダ内の樹脂
の圧力分布を示す図である。 １……シリンダ、２……スクリユー、３……射
出ラム、４……位置検出器、５……射出開始信
号、６，６′……記憶器、７……比較演算器、８
……加減演算器、９，９′……アンプ、１０……
充填速度・保圧力切換位置設定器、１１……圧力
制御弁、１２……流量制御弁、１３……保圧完了
信号。
本発明実施例のスクリユー位置を説明する図、第
３図は可塑化・計量終了直前のシリンダ内の樹脂
の圧力分布を示す図である。 １……シリンダ、２……スクリユー、３……射
出ラム、４……位置検出器、５……射出開始信
号、６，６′……記憶器、７……比較演算器、８
……加減演算器、９，９′……アンプ、１０……
充填速度・保圧力切換位置設定器、１１……圧力
制御弁、１２……流量制御弁、１３……保圧完了
信号。
Claims (1)
- １ 射出成形機において、スクリユー位置検出器
により、射出開始直前の実際のスクリユーの位置
を検出し、該検出値と前シヨツト時の射出開始直
前のスクリユー位置を記憶した記憶器の値との偏
差を比較演算器により演算し、該偏差値を加減演
算器により、各充填速度ならびに保圧切換位置設
定器に設定した設定値に加算（または減算）して
補正し、上記設定値を該補正値に置き換え、該補
正値とスクリユー位置検出器からの検出値が一致
したとき、切換制御する射出工程制御方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13385286A JPS62290513A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | 射出成形機の工程制御方法 |
| EP86306235A EP0228759B1 (en) | 1985-12-17 | 1986-08-12 | Injection molding machine and method of control thereof |
| DE8686306235T DE3672983D1 (de) | 1985-12-17 | 1986-08-12 | Spritzgiessmaschine und verfahren zu deren kontrolle. |
| US06/895,636 US4832883A (en) | 1985-12-17 | 1986-08-12 | Method and apparatus for controlling screw positions in injection molding machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13385286A JPS62290513A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | 射出成形機の工程制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62290513A JPS62290513A (ja) | 1987-12-17 |
| JPH0470971B2 true JPH0470971B2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=15114536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13385286A Granted JPS62290513A (ja) | 1985-12-17 | 1986-06-11 | 射出成形機の工程制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62290513A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH085107B2 (ja) * | 1988-08-04 | 1996-01-24 | ファナック株式会社 | 電動式射出成形機における位置決め方式 |
| JP2612980B2 (ja) * | 1991-08-22 | 1997-05-21 | 山武ハネウエル株式会社 | 表面実装機におけるキャリブレーション方法 |
-
1986
- 1986-06-11 JP JP13385286A patent/JPS62290513A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62290513A (ja) | 1987-12-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |