JPH0433254B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0433254B2
JPH0433254B2 JP6071586A JP6071586A JPH0433254B2 JP H0433254 B2 JPH0433254 B2 JP H0433254B2 JP 6071586 A JP6071586 A JP 6071586A JP 6071586 A JP6071586 A JP 6071586A JP H0433254 B2 JPH0433254 B2 JP H0433254B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
pressure
value
switching
setting device
Prior art date
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Expired
Application number
JP6071586A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62218119A (ja
Inventor
Kenji Kasugai
Akira Yokota
Shozo Nishida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP6071586A priority Critical patent/JPS62218119A/ja
Publication of JPS62218119A publication Critical patent/JPS62218119A/ja
Publication of JPH0433254B2 publication Critical patent/JPH0433254B2/ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、改良された制御系統を備えた射出成
形機の制御方法に関するものである。
(従来の技術) 射出成形機の射出工程は、溶融樹脂が金型キヤ
ビテイ末端に到達する迄の充填工程およびその後
の溶融樹脂の冷却固化に伴う収縮を補うために押
圧する保圧工程からなる。そして、充填工程から
保圧工程への切換えによる保圧工程の動作開始時
期は良品成形を行うための重要要素の一つであ
り、特に繰返しのシヨツト毎にこの動作開始時期
が安定していることが品質管理上重要である。
従来、この充填工程から保圧工程への切換制御
をスクリユー(または射出プランジヤ)の「位
置」によつて切換える方法、射出シリンダ内の
「油圧」によつて切換える方法、金型キヤビテイ
内の「樹脂圧」による方法あるいは本発明がその
改良の対象としたスクリユーの「前進速度」によ
つて切換える方法がある。
この「前進速度」による方法は、例えば第1図
の一部(図示上左半分)たるスクリユー位置検出
器1からの位置信号を微分器等の変換器2により
速度信号に変換し(あるいは直接速度検出器によ
り)、前進速度を検出し、該検出値とあらかじめ
保圧切換速度設定器3に設定した値とを比較器4
によつて比較し、スクリユー射出速度が充填に伴
い低下し両者が一致したときシーケンサ10に切
換信号を出力し、充填工程から保圧工程に切換え
る制御方法である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記スクリユーの「前進速度」による
方法を改良し、その問題点を解決せんとしたもの
である。
第2図は、スクリユーの「前進速度」による制
御時の各パラメータをモデル的に示すグラフであ
る。縦軸は圧力(油圧または樹脂圧)と速度(ス
クリユー速度またはプランジヤ速度)を示し、横
軸はスクリユー位置および時間(充填工程と保圧
工程)を示す。P1,P2,……Poは充填工程の各
段階での圧力設定値、p1,p2,……poは保圧工程
の各段階での圧力設定値、また破線Pは実際の圧
力変化を示している。実線で示したV1,V2,…
…Voは充填工程の各段階で制御された実際の速
度変化を、同じくv1,v2,……voは保圧工程の各
段階で制御された実際の速度変化をそれぞれ示
す。Ps点は充填完了時のピーク圧力を示し、充填
工程最終段階の設定値Poとほぼ一致する。この
時、油圧リリーフ弁から圧油が逃げている状態と
なり、そのためスクリユー速度Voは低下する。
そして、スクリユー速度Voが低下し、保圧切換
速度設定器3に予め設定された設定値VHに一致
したとき、保圧工程に切換える。この切換点が保
圧工程切換点PHとなる。このような従来法では、
可塑化時に、何らかの原因によつてその計量値が
△εだけ変動した場合、射出工程における射出動
作は予め設定された計量設定値および速度切換位
置設定値により多段に分割されたストロークs1
s2、……soではなく、第2図下段に示すように変
動する。即ち第1段のストロークs1はs1′(=s1
△ε)に、また最終段のストロークsoはso′(=so
−△ε)にそれぞれ変化する。なぜならば、充填
容積は金型キヤビテイー容積によつて決まつてお
り、スクリユー径は同一であるため、充填ストロ
ークSは一定、即ちS=s1+s2+……+so=s1′+
s2+……+so′であり、金型キヤビテイーが満杯
となるにしたがつて、前述のように最終段での充
填速度Voは同様に低下して次の保圧工程に切換
えられるからである。
以上のように、充填速度の低下によつて保圧工
程に切換える場合、計量値が何らかの原因によつ
て変動すると、多段に分割されたストロークのう
ち第1段のストロークと最終段のストロークが変
化し、また実際の圧力変化Pも変動するための安
定した成形品が得られないという問題点がある。
(問題点を解決するための手段) このような問題点を解決するため、本発明では
計量値が変動した場合、その偏差△εを演算し、
その演算結果をすでに設定された計量設定値およ
び速度切換位置設定値にそれぞれ加減算して、計
量補正値および速度切換位置補正値を求めること
により、多段に分割された充填ストロークs1
s2,……soを一定とし、射出工程時にはこれら補
正値にしたがつて充填工程を行い、金型キヤビテ
イーが満杯となるにしたがつて低下する最終段の
速度Voが予め保圧切換速度設定器に設定された
保圧切換速度VHとなつた時点で保圧工程に切換
えるものである。
(作用) 本発明によれば、可塑化による計量値が変動し
ても、射出工程時に充填ストロークSの多段に分
割された各ストロークs1,s2,……soは変化せず、
各射出工程において速度、圧力とも同一状態で再
現できるものである。
(実施例) 本発明の実施例を第1図、第3図により説明す
る。20はバレル、21はスクリユー、22はシ
リンダ、23は射出プランジヤであり、これらに
より通常の射出装置を構成している。
1はスクリユー位置を検出するスクリユー位置
検出器、2は該位置検出器1からの位置信号を速
度信号に交換する微分器等の変換器、3は保圧工
程に切換える時点の速度を設定する保圧切換速度
設定器、4は変換器2の出力と保圧切換速度設定
器3の設定値とを比較する比較器である。5は計
量設定器、6は計量設定器5の設定値とスクリユ
ー位置検出器1の出力たる可塑化時の計量検出値
とを比較して両者の偏差を算出する偏差演算器で
ある。また7−1……7−oは速度切換位置設定
器、8は計量補正器、9−1……9oは速度切換位
置補正器である。
次に本実施例の制御方法を説明する。
初期状態においては、充填ストロークS、即ち
計量設定器5の設定値は、速度切換位置設定器7
1……7−oによつてs1,s2,……soに分割され
ている。成形作業時計量値がS+△εに変動する
と、位置検出器1の出力と計量設定器5との偏差
を、偏差演算器6が演算し、この偏差△εを計量
設定器5及び速度切換位置設定器7−1……7−o
の各設定値にそれぞれ加減算して、計量補正器8
および速度切換位置補正器9−1……9−oに与え
る。この結果、各段のストロークs1,s2,……so
が一定に維持され、射出工程時にこの補正された
各値がシーケンサ10に送られ、アンプ11,1
2を介して流量調整弁13、圧力調整弁14を制
御しつつ、充填工程が行われる。
そして最終段のストロークsoに至り、金型キヤ
ビテイーが満杯となるに従つてスクリユー速度は
低下し、変換器2からの速度信号と保圧切換速度
設定器3の設定値が比較器4により比較され両者
が一致した時、即ち第3図にてVoがVHとなつた
時、シーケンサ10に信号が出力され保圧工程に
切換えられ、流量調整弁13、圧力調整弁14を
制御して保圧工程を所定時間制御し、射出工程を
終了する。
(発明の効果) 本発明は以上のような構成なので、第3図に示
すように、計量値が変動しても充填工程はその全
ストロークおよび分割された多段の各ストローク
も同一となり、実際の圧力変化、速度変化が常に
安定して再現され、次の保圧工程に移行できるの
で、成形作業状態がきわめて安定し、良品成形を
毎シヨツト得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の制御ブロツク図、第2
図は従来法による制御状態図、第3図は本発明実
施例の制御状態図。 1……スクリユー位置検出器、2……変換器、
3……保圧切換速度設定器、4……比較器、5…
…計量設定器、6……偏差演算器、7−1〜7o
…速度切換位置設定器、8……計量補正器、9−
〜9o……速度切換位置補正器、10……シーケ
ンサ、11,12……アンプ、13……流量調整
弁、14……圧力調整弁、15……ポンプ、20
……バレル、21……スクリユー、22……射出
シリンダ、23……射出プランジヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 射出成形機において、計量設定器に設定した
    計量設定値とスクリユー位置検出器による可塑化
    時の計量検出値との偏差を演算し、該演算結果を
    上記計量設定器及び速度切換位置設定器に設定さ
    れた計量設定値及び速度切換位置設定値に加減算
    して計量補正値および速度切換位置補正値を求
    め、これら補正値により充填工程制御を行い、か
    つ充填工程最終段においてスクリユー速度が低下
    し該速度値が保圧切換速度設定器に予め設定した
    値と一致した時、保圧工程に切換えることを特徴
    とする射出成形機の制御方法。
JP6071586A 1986-03-20 1986-03-20 射出成形機の制御方法 Granted JPS62218119A (ja)

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JP6071586A JPS62218119A (ja) 1986-03-20 1986-03-20 射出成形機の制御方法

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JP6071586A JPS62218119A (ja) 1986-03-20 1986-03-20 射出成形機の制御方法

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JPS62218119A JPS62218119A (ja) 1987-09-25
JPH0433254B2 true JPH0433254B2 (ja) 1992-06-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5092927B2 (ja) * 2008-06-20 2012-12-05 ソニー株式会社 射出成形の制御方法及び射出成形の制御装置

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JPS62218119A (ja) 1987-09-25

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