JPH0242435Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0242435Y2 JPH0242435Y2 JP3276486U JP3276486U JPH0242435Y2 JP H0242435 Y2 JPH0242435 Y2 JP H0242435Y2 JP 3276486 U JP3276486 U JP 3276486U JP 3276486 U JP3276486 U JP 3276486U JP H0242435 Y2 JPH0242435 Y2 JP H0242435Y2
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- Expired
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- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 34
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 34
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 5
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 claims description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 13
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 7
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Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、負荷応答形可変流量油圧ポンプを射
出工程時の動力源として用いた射出成形機の工程
監視装置に関するものである。
出工程時の動力源として用いた射出成形機の工程
監視装置に関するものである。
(従来の技術)
従来射出工程の異常の監視方法としては充填時
間(射出開始から保圧切換迄の時間)又はクツシ
ヨン量、あるいは射出プランジヤ内の油圧、金型
キヤビテイ内樹脂圧力等を検出しこの検出値が予
め設定された範囲内に入つているか否かを監視
し、予め設定された範囲内からはずれた場合に信
号を発するものであつた。なお、本願明細書にお
いて、射出工程とは、充填工程及び保圧工程の両
者を含むものを称することとする。
間(射出開始から保圧切換迄の時間)又はクツシ
ヨン量、あるいは射出プランジヤ内の油圧、金型
キヤビテイ内樹脂圧力等を検出しこの検出値が予
め設定された範囲内に入つているか否かを監視
し、予め設定された範囲内からはずれた場合に信
号を発するものであつた。なお、本願明細書にお
いて、射出工程とは、充填工程及び保圧工程の両
者を含むものを称することとする。
(考案が解決しようとする問題点)
従来の射出工程の監視方法では、例えば充填工
程から保圧工程切換時点の射出プランジヤ内の油
圧力、射出工程中の最大油圧力、あるいは金型キ
ヤビテイ内樹脂圧力、または射出工程終了時点の
射出シリンダ内のクツシヨン量、更に充填時間
(保圧切換の瞬間迄の時間)というように、ある
時点における一瞬の情報値によつてその射出工程
全体を代行し監視を行つていた。
程から保圧工程切換時点の射出プランジヤ内の油
圧力、射出工程中の最大油圧力、あるいは金型キ
ヤビテイ内樹脂圧力、または射出工程終了時点の
射出シリンダ内のクツシヨン量、更に充填時間
(保圧切換の瞬間迄の時間)というように、ある
時点における一瞬の情報値によつてその射出工程
全体を代行し監視を行つていた。
即ち、その一瞬の情報値によつて射出工程全体
を代行するものであり、その代行値が基準範囲内
に入つているからといつて、他の時点を含む射出
工程の工程全域そのものが正常であるとは云い切
れない。そのため、射出工程の工程全域をなるべ
く監視すべく、監視の時点数を増すようなことも
試行されてはいるが、監視の時点数を増すことは
監視時点の設定数も増すこととなり操作上、複雑
になつていた。それは例えば、射出プランジヤ内
の油圧力を複数の監視時点毎にそれぞれ検出し、
予め設定されている基準範囲値と比較し、その値
から外れた場合に信号を発する方法である。監視
時点が多い場合その基準範囲値の設定は、例えば
正常な波形に対しそのサンブリング点を決め自動
的に基準範囲値が予め組み込まれたプログラム等
により決定する自動的方法によらない限り、操作
が非常に複雑となり実用的ではない。又上記の自
動的方法を採用したとしても制御ソフト面に於て
複雑となり高価となつてしまう問題があつた。
を代行するものであり、その代行値が基準範囲内
に入つているからといつて、他の時点を含む射出
工程の工程全域そのものが正常であるとは云い切
れない。そのため、射出工程の工程全域をなるべ
く監視すべく、監視の時点数を増すようなことも
試行されてはいるが、監視の時点数を増すことは
監視時点の設定数も増すこととなり操作上、複雑
になつていた。それは例えば、射出プランジヤ内
の油圧力を複数の監視時点毎にそれぞれ検出し、
予め設定されている基準範囲値と比較し、その値
から外れた場合に信号を発する方法である。監視
時点が多い場合その基準範囲値の設定は、例えば
正常な波形に対しそのサンブリング点を決め自動
的に基準範囲値が予め組み込まれたプログラム等
により決定する自動的方法によらない限り、操作
が非常に複雑となり実用的ではない。又上記の自
動的方法を採用したとしても制御ソフト面に於て
複雑となり高価となつてしまう問題があつた。
(問題点を解決するための手段)
従来の問題点を解決するためには、射出工程中
のある時点(例えばある時刻)の、ある情報(例
えば射出プランジヤ内油圧力)の値ではなく、射
出工程中の成形性を示す情報値の積分値を監視す
ればよい。
のある時点(例えばある時刻)の、ある情報(例
えば射出プランジヤ内油圧力)の値ではなく、射
出工程中の成形性を示す情報値の積分値を監視す
ればよい。
本考案は、負荷応答形可変流量油圧ポンプを動
力源とする射出成形機の工程監視装置において、
該油圧ポンプに与えられるエネルギー量、即ち供
給電力の積算値が実際の成形性にほぼ一致するこ
とに着目し、射出工程中(例えば充填開始時点よ
り保圧工程終了時点迄)に要したエネルギー量、
即ち金型キヤビテイ内へ溶融樹脂を充填し保圧を
行う間の消費エネルギー量を検出し、この値が予
め定められた基準範囲内にあるか否かを判定する
ことにし、仮に基準範囲値から外れた場合に信号
を発することにしたものである。
力源とする射出成形機の工程監視装置において、
該油圧ポンプに与えられるエネルギー量、即ち供
給電力の積算値が実際の成形性にほぼ一致するこ
とに着目し、射出工程中(例えば充填開始時点よ
り保圧工程終了時点迄)に要したエネルギー量、
即ち金型キヤビテイ内へ溶融樹脂を充填し保圧を
行う間の消費エネルギー量を検出し、この値が予
め定められた基準範囲内にあるか否かを判定する
ことにし、仮に基準範囲値から外れた場合に信号
を発することにしたものである。
(作用)
本考案は上記構成により、射出全工程中金型キ
ヤビテイへ加えられた総エネルギー量により、毎
シヨツト射出工程を監視することができる。
ヤビテイへ加えられた総エネルギー量により、毎
シヨツト射出工程を監視することができる。
(実施例)
本考案の実施例を第1図に示す。スクリユーシ
リンダ16内の溶融樹脂17は、射出プランジヤ
14を介してスクリユー15に加えられる負荷応
答形可変流量油圧ポンプ11の油圧によつて金型
キヤビテイに充填される。12は射出圧力、保圧
力を制御する電磁リリーフ弁、13はスクリユー
15の移動速度を制御する電磁流量制御弁、18
はサクシヨンフイルター、19はタンク、21は
圧力制御ラインである 射出工程中、射出プランジヤ14に加えられる
負荷を負荷圧検出ライン20により検出し、これ
を負荷応答形可変流量油圧ポンプ11にフイード
バツクすることにより、該油圧ポンプ11の吐出
量、吐出圧を負荷に応答させ、スクリユー15を
駆動する。負荷応答形可変流量油圧ポンプ11を
駆動する電動機6への供給電力は、電力検出ライ
ン7によつて測定され、検出開始トリガー発信器
22の指令によつて、充填開始と共に積算電力演
算器3に出力され、積算電力演算器3は上記測定
した供給電力を充填開始時から検出終了トリガー
発信器23からの指令による保圧工程終了時迄積
算し、これによつて射出工程中に要したエネルギ
ー量が検出されることになる。該積算値は積算電
力演算器3から比較器2に出力されている。一方
比較器2には、所定の基準範囲(上限、下限)値
を予め設定した基準範囲設定器1から該基準範囲
値が与えられている。
リンダ16内の溶融樹脂17は、射出プランジヤ
14を介してスクリユー15に加えられる負荷応
答形可変流量油圧ポンプ11の油圧によつて金型
キヤビテイに充填される。12は射出圧力、保圧
力を制御する電磁リリーフ弁、13はスクリユー
15の移動速度を制御する電磁流量制御弁、18
はサクシヨンフイルター、19はタンク、21は
圧力制御ラインである 射出工程中、射出プランジヤ14に加えられる
負荷を負荷圧検出ライン20により検出し、これ
を負荷応答形可変流量油圧ポンプ11にフイード
バツクすることにより、該油圧ポンプ11の吐出
量、吐出圧を負荷に応答させ、スクリユー15を
駆動する。負荷応答形可変流量油圧ポンプ11を
駆動する電動機6への供給電力は、電力検出ライ
ン7によつて測定され、検出開始トリガー発信器
22の指令によつて、充填開始と共に積算電力演
算器3に出力され、積算電力演算器3は上記測定
した供給電力を充填開始時から検出終了トリガー
発信器23からの指令による保圧工程終了時迄積
算し、これによつて射出工程中に要したエネルギ
ー量が検出されることになる。該積算値は積算電
力演算器3から比較器2に出力されている。一方
比較器2には、所定の基準範囲(上限、下限)値
を予め設定した基準範囲設定器1から該基準範囲
値が与えられている。
比較器2は上記積算値および同基準範囲値を比
較し、該積算値が基準範囲値より外れたとき、信
号を発する。
較し、該積算値が基準範囲値より外れたとき、信
号を発する。
(考案の効果)
本考案は上記構成により、射出工程中にスクリ
ユー移動に必要なエネルギー量、即ち金型キヤビ
テイに溶融樹脂を充填させるために必要なエネル
ギー量を、負荷応答形可変流量油圧ポンプの射出
工程中の仕事量(供給電力の時間積分)として検
出でき、該検出値によつて射出工程を監視するこ
とができる。
ユー移動に必要なエネルギー量、即ち金型キヤビ
テイに溶融樹脂を充填させるために必要なエネル
ギー量を、負荷応答形可変流量油圧ポンプの射出
工程中の仕事量(供給電力の時間積分)として検
出でき、該検出値によつて射出工程を監視するこ
とができる。
また本考案は、射出工程中に金型キヤビテイへ
加えられた総エネルギー量を毎シヨツト監視する
ことができるので、従来の一瞬の情報値による監
視方法に比べ監視精度が向上する。更に、上記基
準範囲値を外れたとき発せられる信号は成形状態
の異常を示す警報信号、あるいは異常成形品を分
別する成形異常判別装置への信号としても使用す
ることができる。
加えられた総エネルギー量を毎シヨツト監視する
ことができるので、従来の一瞬の情報値による監
視方法に比べ監視精度が向上する。更に、上記基
準範囲値を外れたとき発せられる信号は成形状態
の異常を示す警報信号、あるいは異常成形品を分
別する成形異常判別装置への信号としても使用す
ることができる。
更に、本考案における積算電力演算器の積算開
始信号及び同終了信号を、上記実施例では充填開
始時点及び保圧工程終了時点によりそれぞれ定め
ているが、射出工程中の他の条件により定めるこ
ともできる。例えば検出開始トリガー発信器及び
検出終了トリガー発信器の信号を、スクリユー位
置検出値、射出プランジヤの圧力検出値あるいは
金型内の樹脂圧検出値により定めることもでき
る。したがつて、射出工程中、成形品の品質上特
に重要な条件により、射出工程をそれぞれ監視す
ることもできるという長所を有する。
始信号及び同終了信号を、上記実施例では充填開
始時点及び保圧工程終了時点によりそれぞれ定め
ているが、射出工程中の他の条件により定めるこ
ともできる。例えば検出開始トリガー発信器及び
検出終了トリガー発信器の信号を、スクリユー位
置検出値、射出プランジヤの圧力検出値あるいは
金型内の樹脂圧検出値により定めることもでき
る。したがつて、射出工程中、成形品の品質上特
に重要な条件により、射出工程をそれぞれ監視す
ることもできるという長所を有する。
第1図は本発明の実施例のブロツク図である。
1……基準範囲設定器、2……比較器、3……
積算電力演算器、6……電動機、7……電力検出
ライン、11……負荷応答形可変流量油圧ポン
プ、12……電磁リリーフ弁、13……電磁流量
制御弁、14……射出プランジヤ、15……スク
リユー、16……スクリユーシリンダ、17……
溶融樹脂、18……サクシヨンフイルタ、19…
…タンク、20……負荷圧検出ライン、21……
圧力制御ライン、22……検出開始トリガー発信
器、23……検出終了トリガー発信器、24……
信号。
積算電力演算器、6……電動機、7……電力検出
ライン、11……負荷応答形可変流量油圧ポン
プ、12……電磁リリーフ弁、13……電磁流量
制御弁、14……射出プランジヤ、15……スク
リユー、16……スクリユーシリンダ、17……
溶融樹脂、18……サクシヨンフイルタ、19…
…タンク、20……負荷圧検出ライン、21……
圧力制御ライン、22……検出開始トリガー発信
器、23……検出終了トリガー発信器、24……
信号。
Claims (1)
- 負荷応答形可変流量油圧ポンプを動力源とする
射出成形機の工程監視装置に於て、該油圧ポンプ
を駆動する電動機への供給電力を検出し、該検出
値を積算電力演算器により射出工程中の任意の時
点から該時点以後の任意の時点迄積算し、該積算
値と基準範囲設定器に予め設定した基準範囲値と
を比較器によつて比較し、該積算値が基準範囲値
より外れたとき信号を発することを特徴とする射
出成形機の工程監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3276486U JPH0242435Y2 (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3276486U JPH0242435Y2 (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62144619U JPS62144619U (ja) | 1987-09-11 |
JPH0242435Y2 true JPH0242435Y2 (ja) | 1990-11-13 |
Family
ID=30839754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3276486U Expired JPH0242435Y2 (ja) | 1986-03-07 | 1986-03-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0242435Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004080690A1 (ja) * | 2003-03-13 | 2004-09-23 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | 成形機及びその制御方法 |
-
1986
- 1986-03-07 JP JP3276486U patent/JPH0242435Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004080690A1 (ja) * | 2003-03-13 | 2004-09-23 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | 成形機及びその制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62144619U (ja) | 1987-09-11 |
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