JPH0470874B2 - - Google Patents

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JPH0470874B2
JPH0470874B2 JP60161054A JP16105485A JPH0470874B2 JP H0470874 B2 JPH0470874 B2 JP H0470874B2 JP 60161054 A JP60161054 A JP 60161054A JP 16105485 A JP16105485 A JP 16105485A JP H0470874 B2 JPH0470874 B2 JP H0470874B2
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JP
Japan
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piezoelectric
clamp
rod
shaped member
actuator device
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JP60161054A
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English (en)
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JPS6223381A (ja
Inventor
Takenobu Matsumura
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/021Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors using intermittent driving, e.g. step motors, piezoleg motors
    • H02N2/023Inchworm motors

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、圧電式アクチユエータ装置に関し、
特に圧電たわみ素子を用いたユニモルフ型または
バイモルフ型の圧電式アクチユエータ装置に関す
る。
[従来技術] 第9図に、圧電素子の機械的変形を利用した従
来の圧電式アクチユエータ装置の一例を示す。
第9図において、棒状部材32に2つの圧電ク
ランプ素子34,36が取付けられている。これ
らクランプ素子は、円筒形状であり、非通電状態
では棒状部材32にガイドされてその長手方向に
移動することができる。また、該クランプ素子3
4,36は、通電により収縮し棒状部材32を締
付け、該棒状部材に対し固定される。38は円筒
形状の圧電伸縮素子であり、その両端が上記2つ
のクランプ素子34,36に取付けられている。
該伸縮素子38は非通電状態と通電状態とで棒状
部材長手方向の長さが変化するものである。この
様な圧電式アクチユエータ装置は、例えば米国特
許第3902085号に記載されている。
このアクチユエータ装置は、クランプ素子3
4,36及び伸縮素子38に適宜のタイミングで
通電することにより例えば次の様な動作を行う。
即ち、先ずクランプ素子34に通電して該クラン
プ素子で棒状部材32を締付けておき、次に伸縮
素子38に通電して該伸縮素子を伸長させる。こ
れにより、非通電状態のクランプ素子36は伸縮
素子38の伸長分だけ右向きに移動する。次に、
該クランプ素子36に通電して該クランプ素子で
棒状部材32を締付け、クランプ素子34への通
電を停止して該クランプ素子での棒状部材32の
締付けを解除し、更に伸縮素子38への通電を停
止して該伸縮素子を短縮させる。これにより、非
通電状態のクランプ素子34は伸縮素子38の短
縮分だけ右向きに移動する。以上の動作を繰り返
すことで、クランプ素子34,36及び伸縮素子
38を棒状部材32に対して相対的に右向きに所
望の距離だけ移動させることができる。
尚、上記伸縮素子38として積層圧電素子を用
いたものも提案されている(特開昭60−64212号
公報参照)。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、以上の様な従来の圧電式アクチ
ユエータ装置は、伸縮素子を用いているので、該
伸縮素子の1回の変形あたりの変位量が小さいと
いう問題点があつた。また、積層圧電素子を用い
ることにより変位量を幾分大きくすることができ
るが、構造が複雑で製造が容易ではないという問
題点があつた。
[問題点を解決するための手段] 本発明によれば、以上の様な従来の圧電式アク
チユエータ装置の問題点を解決するものとして、
棒状部材と、該棒状部材に対しその長手方向に沿
つて移動可能に取付けられており通電により該棒
状部材に対し固定され得る2つの圧電クランプ素
子と、これら2つの圧電クランプ素子に両端が取
付けられており通電によりたわみ変形し得る少な
くとも1つの圧電たわみ素子と、上記各圧電クラ
ンプ素子への通電及び上記圧電たわみ素子への通
電を制御するための手段とを有することを特徴と
する、圧電式アクチユエータ装置、 が提供される。
[作用] 本発明の圧電式アクチユエータ装置では、圧電
たわみ素子を用いているので、たわみ変形により
1回の変形あたりの両端間変位量を大きくするこ
とができる。また、本発明の圧電式アクチユエー
タ装置の構造は簡単である。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説
明する。
第1図は、本発明による圧電式アクチユエータ
装置の一実施例を示す概略構成図である。
第1図において、棒状部材2に2つの圧電クラ
ンプ素子4,6が取付けられている。これらクラ
ンプ素子は、上記従来例のもと同様のものであ
る。クランプ素子4,6には圧電たわみ素子8の
両端が取付けられている。
第2図は、上記たわみ素子8の一具体例の構成
図である。10は弾性金属板等のたわみ性を有す
る基板であり、該基板の両面に圧電板12,14
が貼合わされている。圧電板12の両面には電極
16,18が付されており、圧電板14の両面に
は電極20,22が付されている。また、24,
26は接着剤層である。尚、第2図では基板10
と電極18,22とがそれぞれ接着剤層24,2
6により完全に隔てられている様に示されている
が、実際には電極表面は粗面であり接着層様は十
分薄いので、基板10と電極18,22とはそれ
ぞれ電気的に接触している。
圧電板12,14には矢印で示される様な一方
の電極側から他方の電極側へと向いた残留分極が
存在する。また、電極16,20及び基板10に
はそれぞれリード線17,21,19が接続され
ており、これにより各圧電板12,14の両面間
に所望の電圧を印加できる様になつている。尚、
各圧電板に電圧が印加されていない時には、たわ
み素子8は直線状であり、その全長はL1である。
第3図は、以上の様なたわみ素子8の動作説明
図である。圧電板12の両面の電極間に残留分極
の向きと逆向きの電界を生ずる様な電圧を印加す
ることにより、該圧電板12は横歪により長手方
向(左右方向)に関し伸長せしめられる。また、
圧電板14の両面の電極間に残留分極の向きと同
じ向きの電界を生ずる様な電圧を印加することに
より、該圧電板14は横歪により長手方向(左右
方向)に関し短縮せしめられる。かくして、図示
されている様に、たわみ素子8は全体として上方
に凸となる様にたわむ。これにより、たわみ素子
8の全長はL2(<L1)となる。そして、各圧電板
12,14に対する電圧印加即ち通電を解除する
ことにより、たわみ性基板10の復元力により第
2図の状態に復元する。
第4図は、上記クランプ素子4,6の動作説明
図である。クランプ素子4,6に通電していない
時には、aに示されている様にクランプ素子4,
6と棒状部材2との間に適宜のクリアランスが存
在し、クランプ素子は棒状部材に対しその長手方
向に移動することができる。これに対し、クラン
プ素子4,6に通電している時には、クランプ素
子4,6が収縮して、bに示されている様にクラ
ンプ素子4,6と棒状部材2との間には十分なク
リアランスが存在せず、クランプ素子は棒状部材
を締付けるのでその長手方向に移動することがで
きず固定せしめられる。
第5図は、以上の様な本実施例の動作を説明す
る図である。尚、本図において、クランプ素子
4,6及びたわみ素子8は、通電状態にあるもの
のみを黒く塗りつぶして示す。
先ず、aに示されている様に、クランプ素子6
を通電状態とし、該クランプ素子で棒状部材2を
締付ける。
次に、bに示されている様に、クランプ素子6
への通電を維持しながら、たわみ素子8を通電状
態とし該たわみ素子をたわませる。これにより、
非通電状態のクランプ素子4が右向きに距離
(L1−L2)だけ棒状部材2にガイドされて移動す
る。
次に、cに示されている様に、たわみ素子8へ
の通電を維持しながら、クランプ素子4を通電状
態とし、該クランプ素子で棒状部材2を締付け
る、同時にクランプ素子6を非通電状態とし該ク
ランプ素子での棒状部材2の締付けを解除する。
次に、dに示されている様に、クランプ素子4
への通電を維持しながら、たわみ素子8を非通電
状態とし該たわみ素子を復元させる。これによ
り、非電通状態のクランプ素子6が右向きに距離
(L1−L2)だけ棒状部材2にガイドされて移動す
る。
以上のa〜dの動作を繰り返すことで、尺取虫
的動作によりクランプ素子4,6及びたわみ素子
8を棒状部材2に対して相対的に右向きに所望の
距離だけを移動させることができる。もちろん、
上記順序を逆にするこにより、クランプ素子4,
6及びたわみ素子8を棒状部材2に対して相対的
に左向きに所望の距離だけ移動させることができ
る。この様なたわみ素子8のたわみによる1ステ
ツプあたりの変位量(L1−L2)は、従来の圧電
式アクチユエータ装置の変位量より十分大きくす
ることができる。
第6図は、1ステツプあたりの変位量を更に大
きくすることが可能な変形例を示す、上記第5図
と同様な動作説明図である。
本変形例においては、たわみ素子8として湾曲
したもの(即ち、湾曲した基板の両面に非通電状
態で同様に湾曲している圧電板を貼りつけてなる
もの;全長L1′)を用いている。そして、該たわ
み素子8は、通電状態ではbに示されている様に
たわみにより更に湾曲して、全長L2′(<L1′)と
なる。
本変形例によれば、1ステツプあたりの変位量
(L1′−L2′)は上記1ステツプあたりの変位量
(L1−L2)よりも大きくなる。
第7図は、同等な2つのたわみ素子8,8′を
用いた場合の変形例を示す図である。この様に、
同等な複数のたわみ素子により2つのクランプ素
子4,6を接続し、複数のたわみ素子を同時に駆
動することにより、駆動力を更に向上させること
ができる。
第8図は、たわみ素子8の他の具体例の構成図
である。上記第2図の例は基板10の両面に圧電
板12,14を貼りつけたバイモルフ型であつた
のに対し、本第8図の例は基板10の片面に圧電
板12を貼りつけたユニモルフ型である。このユ
ニモルフ型は、バイモルフ型の一方の圧電板14
がない場合に相当し、バイモルフ型と同様にして
駆動することができる。
[発明の効果] 以上詳細に説明した様に、本発明の圧電式アク
チユエータ装置は、たわみ素子のたわみに基づく
該たわみ素子の両端間距離の変化を用いているの
で、該たわみ素子の1回の変形あたりの変位量を
極めて大きくすることができ、移動速度を向上さ
せることができる。また、本発明の圧電式アクチ
ユエータ装置は、バイモルフ型或はユニモルフ型
であるため従来の積層圧電素子を用いたものの様
に構造が複雑化することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による圧電式アクチユエータ
装置の一実施例を示す概略構成図である。第2図
は、たわみ素子の一具体例の構成図である。第3
図は、たわみ素子の動作説明図である。第4図は
クランプ素子の動作説明図である。第5図は、本
発明による圧電式アクチユエータ装置の一実施例
の動作を説明する図である。第6図は、本発明に
よる圧電式アクチユエータ装置の変形例の動作を
説明する図である。第7図は、同等な2つのたわ
み素子を用いた場合の変形例を示す図である。第
8図は、たわみ素子の他の具体例の構成図であ
る。第9図は、従来の圧電式アクチユエータ装置
の一例を示す図である。 2:棒状部材、4,6:圧電クランプ素子、
8,8′:圧電たわみ素子、10:たわみ性基板、
12,14:圧電板、16,18,20,22:
電極、17,19,21:リード線、24,2
6:接着剤層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 棒状部材2と、該棒状部材2に対しその長手
    方向に沿つて移動可能に取付けられており通電に
    より該棒状部材2に対し固定され得る2つの圧電
    クランプ素子4,6と、これら2つの圧電クラン
    プ素子4,6に両端が取付けられており通電によ
    りたわみ変形し得る少なくとも1つの圧電たわみ
    素子8と、上記各圧電クランプ素子4,6への通
    電及び上記圧電たわみ素子8への通電を制御する
    ための手段とを有することを特徴とする、圧電式
    アクチユエータ装置。 2 上記圧電たわみ素子8が、圧電板12の両面
    に電極16,18を付したものの一面をたわみ性
    基板10の片面に貼り付けてなるユニモルフ型で
    あるか、或は圧電板12,14の両面に電極1
    6,18,20,22を付したもの2つのそれぞ
    れの一面をたわみ性基板10の両面に貼り付けて
    なるバイモルフ型である、特許請求の範囲第1項
    に記載の圧電式アクチユエータ装置。
JP60161054A 1985-07-23 1985-07-23 圧電式アクチュエータ装置 Granted JPS6223381A (ja)

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JPS6223381A JPS6223381A (ja) 1987-01-31
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