JPH0470807B2 - - Google Patents
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- JPH0470807B2 JPH0470807B2 JP60278799A JP27879985A JPH0470807B2 JP H0470807 B2 JPH0470807 B2 JP H0470807B2 JP 60278799 A JP60278799 A JP 60278799A JP 27879985 A JP27879985 A JP 27879985A JP H0470807 B2 JPH0470807 B2 JP H0470807B2
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 7
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
本発明は、発光素子からパルス変調された光を
投光し、物体の有無を検知する、例えば光電スイ
ツチやホトインタラプタ等の光変調形検出装置に
関するものである。 <発明の概要> 本発明は、シフトレジスタのセツト、リセツト
機能を利用し、シフトレジスタのシリアル出力を
直接信号出力とするものであり、外乱光ノイズに
よる誤動作を防止し、またIC化が容易に行なえ
るものである。 <従来の技術> 従来の光変調形検出装置は、受光素子が受光し
たパルス光を、発光素子パルス駆動するパルス駆
動信号に同期したサンプリングパルスによりサン
プリングし、これを積分回路により積分し、この
積分出力をシユミツト回路により一定レベルでス
イツチングさせて出力とするものが一般的であ
る。 この光変調形検出装置の一例を第4図に示す。
光変調形検出装置は、発振回路16、発光素子駆
動回路17、発光素子18、受光素子19、AC
アンプ20、判定回路21、同期検出回路22、
積分回路23、判定回路24、および出力回路2
5で構成されている。 本装置の動作タイミングチヤートを第5図に示
す。発光素子18は、発振回路16から発光素子
駆動回路17を通してその発光信号rによりパル
ス駆動され、パルス変調されたパルス光が発光素
子18から投射される。このパルス変調されたパ
ルス光は、発光素子18と受光素子19との間を
通過する物体Sに反射又は透過して受光素子19
に入射する。 したがつて、受光素子19に入射するパルス光
は物体Sの通過によつてオン/オフされることに
なる。この時、受光素子19には、発光素子18
からのパルス光の外、第4図、第5図に示すよう
な外乱光tが入る場合がある。その結果、ACア
ンプ20で増幅された受光信号uは第5図の動作
タイミングチヤートに示す波形となる。この信号
uは判定回路21で波形整形(判定出力v)され
次に同期検出回路22を通して同期検出回路出力
wに変換される。そして、同期検出回路22の出
力は積分回路23に入力され、積分出力xが判定
回路24により再び波形整形され、出力信号yと
なる。 <発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上記構成の光変調形検出装置で
は、前記外乱光ノイズによる誤動作を防止するた
め、長い時定数の積分回路23が必要になり、回
路の応答が遅くなるという問題があつた。又、こ
の積分回路23はコンデンサの充放電を利用して
おり、素子バラツキによる動作時間のバラツキが
大きく、さらには小型化、IC化において支障も
あつた。 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的はコンデンサ等のリアクタンス素子を用
いずに遅延検出信号を得ることができ、外乱光ノ
イズに強く、小型化、IC化に適した光変調形検
出装置を提供することにある。 <問題点を解決するための手段> 本発明は、発光素子から投射されたパルス光を
受光した受光素子が出力する受光信号の信号処理
回路を、シリアル出力の反転信号がシリアル入力
に帰還されており、所定周期のクロツクパルスに
よりデータがシフトするように構成されたシフト
レジスタと、前記シリアル出力に応じたシフトレ
ジスタのセツト、リセツト制御(シリアル出力が
ハイレベルのとき例えば受光信号があることを条
件にシフトレジスタをセツトし、シリアル出力が
ロウレベルのとき逆に受光信号がないことを条件
にシフトレジスタをリセツトする)を行なう状態
検出回路とから構成し、前記シフトレジスタ出力
を信号出力とするようにしたものである。 <作用> 上記構成の信号処理回路を用いることにより、
コンデンサ等のリアクタンス素子を用いずに、外
乱光ノイズによる誤動作に強い検出装置が得られ
る。 要するに、本発明の信号処理回路は、シフトレ
ジスタのシフト、セツト、リセツト機能を巧みに
利用し、シフトレジスタ自身にカウント機能のみ
ならず状態保持機能も持たせて、外乱光ノイズに
よる悪影響を除去し、かつシフトレジスタのシリ
アル出力から直接光路に介在する物体の有無に係
る検出信号が得られものでり、回路構成を簡単に
できる利点がある。 <実施例> 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第3図に
基づいて説明する。 先ず、第2図に従つて全体の概略的構成につい
て述べる。 本発明に係る光変調形検出装置は、発振回路1
6発光素子駆動回路17、発光素子18、受光素
子19、ACアンプ20、判定回路21、信号処
理回路11および出力回路25で構成されてい
る。 信号処理回路11は第1図に示すように、検出
ポイントA,Bにおけるデータ(受光信号を増
幅、波形整形した判定回路21の出力i)を取込
み・保持するための2つのタイミングゲート付R
−Sフリツプフロツプ(以後R−S F/Fと記
す)1,2と、シリアル出力の反転信号がシリ
アル入力Dに帰還され、所定周期のクロツクパル
スnによりデータがシフトするように構成された
シフトレジスタ3と、該シフトレジスタ3のシリ
アル出力Q,とクロツクパルスn、及び検出ポ
イントBでのデータを保持するR−SF/F1の出
力Q,に応じてシフトレジスタ3のセツト・リ
セツトを制御するアンドゲート4,5、さらに検
出ポイントAでのデータを保持するR−SF/F
2の出力とクロツクパルスhを入力して、前記シ
フトレジスタ3のクロツクパルスnの入力を制御
するアンドゲート6からなる状態検出回路7とか
らなる。 この構成において、シフトレジスタ3の各段シ
リアル出力Qnは、R−S F/F1,2の出力
に応じて、クロツクパルスhにより、下記の第1
表に示すように変化する。以下、第3図のタイミ
ングチヤートとともに動作を説明する。
投光し、物体の有無を検知する、例えば光電スイ
ツチやホトインタラプタ等の光変調形検出装置に
関するものである。 <発明の概要> 本発明は、シフトレジスタのセツト、リセツト
機能を利用し、シフトレジスタのシリアル出力を
直接信号出力とするものであり、外乱光ノイズに
よる誤動作を防止し、またIC化が容易に行なえ
るものである。 <従来の技術> 従来の光変調形検出装置は、受光素子が受光し
たパルス光を、発光素子パルス駆動するパルス駆
動信号に同期したサンプリングパルスによりサン
プリングし、これを積分回路により積分し、この
積分出力をシユミツト回路により一定レベルでス
イツチングさせて出力とするものが一般的であ
る。 この光変調形検出装置の一例を第4図に示す。
光変調形検出装置は、発振回路16、発光素子駆
動回路17、発光素子18、受光素子19、AC
アンプ20、判定回路21、同期検出回路22、
積分回路23、判定回路24、および出力回路2
5で構成されている。 本装置の動作タイミングチヤートを第5図に示
す。発光素子18は、発振回路16から発光素子
駆動回路17を通してその発光信号rによりパル
ス駆動され、パルス変調されたパルス光が発光素
子18から投射される。このパルス変調されたパ
ルス光は、発光素子18と受光素子19との間を
通過する物体Sに反射又は透過して受光素子19
に入射する。 したがつて、受光素子19に入射するパルス光
は物体Sの通過によつてオン/オフされることに
なる。この時、受光素子19には、発光素子18
からのパルス光の外、第4図、第5図に示すよう
な外乱光tが入る場合がある。その結果、ACア
ンプ20で増幅された受光信号uは第5図の動作
タイミングチヤートに示す波形となる。この信号
uは判定回路21で波形整形(判定出力v)され
次に同期検出回路22を通して同期検出回路出力
wに変換される。そして、同期検出回路22の出
力は積分回路23に入力され、積分出力xが判定
回路24により再び波形整形され、出力信号yと
なる。 <発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上記構成の光変調形検出装置で
は、前記外乱光ノイズによる誤動作を防止するた
め、長い時定数の積分回路23が必要になり、回
路の応答が遅くなるという問題があつた。又、こ
の積分回路23はコンデンサの充放電を利用して
おり、素子バラツキによる動作時間のバラツキが
大きく、さらには小型化、IC化において支障も
あつた。 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的はコンデンサ等のリアクタンス素子を用
いずに遅延検出信号を得ることができ、外乱光ノ
イズに強く、小型化、IC化に適した光変調形検
出装置を提供することにある。 <問題点を解決するための手段> 本発明は、発光素子から投射されたパルス光を
受光した受光素子が出力する受光信号の信号処理
回路を、シリアル出力の反転信号がシリアル入力
に帰還されており、所定周期のクロツクパルスに
よりデータがシフトするように構成されたシフト
レジスタと、前記シリアル出力に応じたシフトレ
ジスタのセツト、リセツト制御(シリアル出力が
ハイレベルのとき例えば受光信号があることを条
件にシフトレジスタをセツトし、シリアル出力が
ロウレベルのとき逆に受光信号がないことを条件
にシフトレジスタをリセツトする)を行なう状態
検出回路とから構成し、前記シフトレジスタ出力
を信号出力とするようにしたものである。 <作用> 上記構成の信号処理回路を用いることにより、
コンデンサ等のリアクタンス素子を用いずに、外
乱光ノイズによる誤動作に強い検出装置が得られ
る。 要するに、本発明の信号処理回路は、シフトレ
ジスタのシフト、セツト、リセツト機能を巧みに
利用し、シフトレジスタ自身にカウント機能のみ
ならず状態保持機能も持たせて、外乱光ノイズに
よる悪影響を除去し、かつシフトレジスタのシリ
アル出力から直接光路に介在する物体の有無に係
る検出信号が得られものでり、回路構成を簡単に
できる利点がある。 <実施例> 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第3図に
基づいて説明する。 先ず、第2図に従つて全体の概略的構成につい
て述べる。 本発明に係る光変調形検出装置は、発振回路1
6発光素子駆動回路17、発光素子18、受光素
子19、ACアンプ20、判定回路21、信号処
理回路11および出力回路25で構成されてい
る。 信号処理回路11は第1図に示すように、検出
ポイントA,Bにおけるデータ(受光信号を増
幅、波形整形した判定回路21の出力i)を取込
み・保持するための2つのタイミングゲート付R
−Sフリツプフロツプ(以後R−S F/Fと記
す)1,2と、シリアル出力の反転信号がシリ
アル入力Dに帰還され、所定周期のクロツクパル
スnによりデータがシフトするように構成された
シフトレジスタ3と、該シフトレジスタ3のシリ
アル出力Q,とクロツクパルスn、及び検出ポ
イントBでのデータを保持するR−SF/F1の出
力Q,に応じてシフトレジスタ3のセツト・リ
セツトを制御するアンドゲート4,5、さらに検
出ポイントAでのデータを保持するR−SF/F
2の出力とクロツクパルスhを入力して、前記シ
フトレジスタ3のクロツクパルスnの入力を制御
するアンドゲート6からなる状態検出回路7とか
らなる。 この構成において、シフトレジスタ3の各段シ
リアル出力Qnは、R−S F/F1,2の出力
に応じて、クロツクパルスhにより、下記の第1
表に示すように変化する。以下、第3図のタイミ
ングチヤートとともに動作を説明する。
【表】
る。
すなわち、検出ポイントA(非発光タイミング)
において判定出力i(受光信号)が“ロウレベル”
の時、すなわち外乱光ノイズがない場合、F/F
2はリセツト状態にあり、出力は常に“ハイレ
ベル”にある。従つて、クロツクパルスhは
ANDゲート6を通してシフトレジスタ3及び
ANDゲート4,5に入力されている。 一方、検出ポイントB(発光タイミング)にお
いて判定出力i(受光信号)が(ハイレベル”の
時F/F1はセツトされ、アンドゲート4には “ハイレベル”が、アンドゲート5には、“ロウ
レベル”が入力される。この時、シフトレジスタ
3の出力Qが“ハイレベル”であると、アンドゲ
ート4の出力は“ハイレベル”となり、シフトレ
ジスタ3にセツト信号が入力され、シフトレジス
タ3の全ビツトが“ハイレベル”にセツトされ
る。しかし、検出ポイントBにおいて判定出力i
(受光信号)が、“ロウレベル”の時F/F1はリ
セツト状態となり、アンドゲート41には、“ロ
ウレベル”が、アンドゲート5には“ハイレベ
ル”が入力される。この時、シフトレジスタ3の
出力Qが“ハイレベル”のままであると、アンド
ゲート4,5(アンドゲート5に反転出力Qが入
力)の出力は共に“ロウレベル”であり、クロツ
クパルスnに応じてデータが1ビツトシフトされ
ることとなる。シフトレジスタ3の段数分、判定
出力i(受光信号)が“ロウレベル”の状態が続
いて初めて、シフトレジスタ3の出力Qは“ロウ
レベル”に反転する。 シフトレジスタ3の出力Qが“ロウレベル”で
ある場合は、検出ポイントBにおいて判定出力i
(受光信号)が“ロウレベル”である時、クロツ
クパルスnに応じてアンドゲート5の出力が“ハ
イレベル”となるので、シフトレジスタ3のリセ
ツト信号が入力され、シフトレジスタ3の全ビツ
トが“ロウレベル”にリセツトされる。しかし、
この場合において、検出ポイントBの判定出力i
(受光信号)が“ハイレベル”である時、アンド
ゲート4,5の出力は共に“ロウレベル”となり
クロツクパルスnに応じてデータが1ビツトシフ
トする。後者の状態がシフトレジスタ3の段数分
続けば、その出力Qは“ロウレベル”から“ハイ
レベル”に反転する。 なお、上述したシフトレジスタ3の動作におい
て、下記のように、F/F2及びアンドゲート6
により、外乱光ノイズがあるときはシフトレジス
タ3の状態をそのまま保持できる。 検出ポイントA(非発光タイミング)は外乱光
ノイズ検出のために準備されたもので、検出ポイ
ントAにおいて判定出力i(受光信号)が“ハイ
レベル”の時、F/F2はセツトされ、その出
力を“ロウレベル”としてアンドゲート6を
OFFし、シフトレジスタ3及びアンドゲート4,
5へのクロツクパルスhの入力をストツプする。
従つて、この時は検出ポイントBでの受光信号及
びシフトレジスタ3出力Qのいかんにかかわらず
シフトレジスタ3出力Qはそのまま保持するよう
にしている。 第2図の判定回路25へはシフトレジスタ3の
最終段の出力Qがそのまま入力される。 なお、本装置が透過型であり、発光素子18と
受光素子19との間に物体Sが介在する場合には
第3図に示す期間だけ上記パルス光が遮断される
ことになる。又、本装置が反射型の場合、発光素
子18と受光素子19との間に物体Sが介在する
場合のみ、パルス光が受光素子19に入射し、物
体Sが介在しない場合は受光素子4に入射しない
ので、透過型の場合と出力の極性が逆になるだけ
であり、透過型の場合と全く同様に使用可能であ
る。 すなわち、本装置によれば透過型、反射型の別
なく、外乱光の影響を受けない検知信号が得られ
る。 <発明の効果> 以上のように本発明によれば、信号処理回路と
して、シフトレジスタのシフト、セツト、リセツ
ト機能を巧みに利用し、シフトレジスタ自身にカ
ウント機能のみならず状態保持機能も持たせたも
のであつて、外乱光ノイズによる悪影響を除去し
て、かつシフトレジスタのシリアル出力から直接
光路に介在する物体の有無に係る検出信号が得ら
れ、回路構成を簡単にできる利点があり、コンデ
ンサ等のリアクタンス素子を用いることなく、外
乱光による影響を除去することができる。従つ
て、上記リアクタンス素子等のバラツキによる応
答速度等の動作のバラツキを低減することがで
き、かつ応答速度を速めることができる。さらに
上記リアクタンス素子が不要となるため、IC化
等の小型化に適したものである等の効果を奏す
る。
すなわち、検出ポイントA(非発光タイミング)
において判定出力i(受光信号)が“ロウレベル”
の時、すなわち外乱光ノイズがない場合、F/F
2はリセツト状態にあり、出力は常に“ハイレ
ベル”にある。従つて、クロツクパルスhは
ANDゲート6を通してシフトレジスタ3及び
ANDゲート4,5に入力されている。 一方、検出ポイントB(発光タイミング)にお
いて判定出力i(受光信号)が(ハイレベル”の
時F/F1はセツトされ、アンドゲート4には “ハイレベル”が、アンドゲート5には、“ロウ
レベル”が入力される。この時、シフトレジスタ
3の出力Qが“ハイレベル”であると、アンドゲ
ート4の出力は“ハイレベル”となり、シフトレ
ジスタ3にセツト信号が入力され、シフトレジス
タ3の全ビツトが“ハイレベル”にセツトされ
る。しかし、検出ポイントBにおいて判定出力i
(受光信号)が、“ロウレベル”の時F/F1はリ
セツト状態となり、アンドゲート41には、“ロ
ウレベル”が、アンドゲート5には“ハイレベ
ル”が入力される。この時、シフトレジスタ3の
出力Qが“ハイレベル”のままであると、アンド
ゲート4,5(アンドゲート5に反転出力Qが入
力)の出力は共に“ロウレベル”であり、クロツ
クパルスnに応じてデータが1ビツトシフトされ
ることとなる。シフトレジスタ3の段数分、判定
出力i(受光信号)が“ロウレベル”の状態が続
いて初めて、シフトレジスタ3の出力Qは“ロウ
レベル”に反転する。 シフトレジスタ3の出力Qが“ロウレベル”で
ある場合は、検出ポイントBにおいて判定出力i
(受光信号)が“ロウレベル”である時、クロツ
クパルスnに応じてアンドゲート5の出力が“ハ
イレベル”となるので、シフトレジスタ3のリセ
ツト信号が入力され、シフトレジスタ3の全ビツ
トが“ロウレベル”にリセツトされる。しかし、
この場合において、検出ポイントBの判定出力i
(受光信号)が“ハイレベル”である時、アンド
ゲート4,5の出力は共に“ロウレベル”となり
クロツクパルスnに応じてデータが1ビツトシフ
トする。後者の状態がシフトレジスタ3の段数分
続けば、その出力Qは“ロウレベル”から“ハイ
レベル”に反転する。 なお、上述したシフトレジスタ3の動作におい
て、下記のように、F/F2及びアンドゲート6
により、外乱光ノイズがあるときはシフトレジス
タ3の状態をそのまま保持できる。 検出ポイントA(非発光タイミング)は外乱光
ノイズ検出のために準備されたもので、検出ポイ
ントAにおいて判定出力i(受光信号)が“ハイ
レベル”の時、F/F2はセツトされ、その出
力を“ロウレベル”としてアンドゲート6を
OFFし、シフトレジスタ3及びアンドゲート4,
5へのクロツクパルスhの入力をストツプする。
従つて、この時は検出ポイントBでの受光信号及
びシフトレジスタ3出力Qのいかんにかかわらず
シフトレジスタ3出力Qはそのまま保持するよう
にしている。 第2図の判定回路25へはシフトレジスタ3の
最終段の出力Qがそのまま入力される。 なお、本装置が透過型であり、発光素子18と
受光素子19との間に物体Sが介在する場合には
第3図に示す期間だけ上記パルス光が遮断される
ことになる。又、本装置が反射型の場合、発光素
子18と受光素子19との間に物体Sが介在する
場合のみ、パルス光が受光素子19に入射し、物
体Sが介在しない場合は受光素子4に入射しない
ので、透過型の場合と出力の極性が逆になるだけ
であり、透過型の場合と全く同様に使用可能であ
る。 すなわち、本装置によれば透過型、反射型の別
なく、外乱光の影響を受けない検知信号が得られ
る。 <発明の効果> 以上のように本発明によれば、信号処理回路と
して、シフトレジスタのシフト、セツト、リセツ
ト機能を巧みに利用し、シフトレジスタ自身にカ
ウント機能のみならず状態保持機能も持たせたも
のであつて、外乱光ノイズによる悪影響を除去し
て、かつシフトレジスタのシリアル出力から直接
光路に介在する物体の有無に係る検出信号が得ら
れ、回路構成を簡単にできる利点があり、コンデ
ンサ等のリアクタンス素子を用いることなく、外
乱光による影響を除去することができる。従つ
て、上記リアクタンス素子等のバラツキによる応
答速度等の動作のバラツキを低減することがで
き、かつ応答速度を速めることができる。さらに
上記リアクタンス素子が不要となるため、IC化
等の小型化に適したものである等の効果を奏す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す要部詳細ブロ
ツク図、第2図は同全体の概略的構成を示すブロ
ツク図、第3図は第1図の各部信号波形例を示す
タイミングチヤート、第4図は従来例を示すブロ
ツク図、第5図は第4図の各部信号波形例を示す
タイミングチヤートである。 1:タイミングゲート付R−Sフリツプフロツ
プ、3:シフトレジスタ、7:状態検出回路。
ツク図、第2図は同全体の概略的構成を示すブロ
ツク図、第3図は第1図の各部信号波形例を示す
タイミングチヤート、第4図は従来例を示すブロ
ツク図、第5図は第4図の各部信号波形例を示す
タイミングチヤートである。 1:タイミングゲート付R−Sフリツプフロツ
プ、3:シフトレジスタ、7:状態検出回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 パルス信号に同期して発光素子から投射され
るパルス光を受光素子に入射し、この受光素子か
ら得た受光信号により発光素子と受光素子との光
路中に介在する物体を検出する光変調形検出装置
において、 前記受光信号の有無を、前記発光素子の発光タ
イミング及び非発光タイミングにおいてそれぞれ
検出する第1及び第2フリツプフロツプと、 シリアル出力の反転信号がシリアル入力に帰還
され、所定周期のクロツクパルスによりデータが
シフトするように構成されたシフトレジスタと、 前記非発光タイミング時の受光信号の有無を検
出する第2フリツプフロツプの検出出力に従い、
非発光タイミング時で受光信号を検出していると
きは前記クロツクパルスの通過を禁止制御するゲ
ート、及び前記発光タイミング時の受光信号の有
無を検出する第1フリツプフロツプの各Q,検
出出力と、前記シフトレジスタの反転信号及び非
反転信号と、前記通過制御されたクロツクパルス
とをそれぞれ入力して、前記シフトレジスタのセ
ツト、リセツトを制御するゲートからなる状態検
出回路と、 からなり、前記シフトレジスタのシリアル出力を
直接、前記発光素子及び受光素子間の介在する物
体の検出信号とする信号処理回路を備えてなるこ
とを特徴とする光変調形検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27879985A JPS62136920A (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 光変調形検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27879985A JPS62136920A (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 光変調形検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62136920A JPS62136920A (ja) | 1987-06-19 |
JPH0470807B2 true JPH0470807B2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=17602334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27879985A Granted JPS62136920A (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 光変調形検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62136920A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS559452B2 (ja) * | 1975-11-17 | 1980-03-10 | ||
JPS5628049A (en) * | 1979-08-17 | 1981-03-19 | Daifuku Machinery Works | Carrying device with carrying truck arrival display |
JPS60112319A (ja) * | 1983-11-22 | 1985-06-18 | Sankusu Kk | 光電スイッチ装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS559452U (ja) * | 1978-07-03 | 1980-01-22 |
-
1985
- 1985-12-10 JP JP27879985A patent/JPS62136920A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS559452B2 (ja) * | 1975-11-17 | 1980-03-10 | ||
JPS5628049A (en) * | 1979-08-17 | 1981-03-19 | Daifuku Machinery Works | Carrying device with carrying truck arrival display |
JPS60112319A (ja) * | 1983-11-22 | 1985-06-18 | Sankusu Kk | 光電スイッチ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62136920A (ja) | 1987-06-19 |
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