JPH047053A - スピードスプレーヤの導風装置 - Google Patents

スピードスプレーヤの導風装置

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JPH047053A
JPH047053A JP10693390A JP10693390A JPH047053A JP H047053 A JPH047053 A JP H047053A JP 10693390 A JP10693390 A JP 10693390A JP 10693390 A JP10693390 A JP 10693390A JP H047053 A JPH047053 A JP H047053A
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Kunihiko Nagayama
永山 邦彦
Michitaka Nakahara
中原 道隆
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、果樹園等で薬剤散布作業に使用されるスピー
トスプレーヤの導風装置に関し、作業現場に合わせた送
風角度の調節操作が自在とされ。
不必要方向への送風を必要方向への送風に振り向けて薬
剤の散布作業を効果的に行うことができ、さらに、機体
全高を低く保ち、美観を損ねないことを特徴とする。
〔従来の技術〕
従来、果樹園等においてスピートスプレーヤを使用して
薬剤散布作業を行う場合、薬剤散布の対象となる樹形は
、通常、走路両側の樹葉群がトンネル状に頭上を覆って
いるものであるが、近時においては前記トンネル状樹形
とともに上部に樹葉群のない生垣状樹形の混在する圃場
が増加してきている。
そのため、前記トンネル状樹形の圃場に薬剤散布作業を
行う場合には、従来のスピードスプレーヤを走行させる
だけで何ら問題のないものであるが、前記生垣状樹形に
散布する場合には、そのままでは、上部方向への送風及
び薬剤散布が無駄となる。そこで、薬剤散布作業を無駄
なく効率的に行う目的で、従来、薬液タンクと軸流送風
機の風胴間に開口し、薬液散布用の多数の噴震ノズルが
配設された吐風口の上方に、前記薬液タンク後面と前記
風胴間を連結する支持軸を架設し、該支持軸を回動支点
として、前記吐風口から鉛直上方へ噴出する空気流を整
流すべく任意位置に回動係止される送風案内板を設けて
、上部方向への送風を左右方向に振り分けた考案(実開
昭63−51674号公報参照)、 あるいは、薬剤散
布機における軸流送風機の吐風口上部中央に開閉自在の
案内羽根二枚を横架して、噴霧範囲を調整するようにし
た考案(実公昭36−29411号公報参照)等が提供
されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来の技術に述べた前者の考案の場合、送風の左右
方向への振り分けのために設けた送風案内板が、機体上
部に突出した形状で固着されることになるため、散布作
業中にスピードスプレーヤがトンネル状樹形間や棚作り
圃場を走行した場合には、前記送風案内板が頭上に位置
することになる樹葉の枝等に当たって走行の邪魔になる
うえに。
生垣状樹形に合わせた導風角度の調節操作に手数がかか
る等の問題点が残されていた。
また、後者の考案の場合には、吐風口上部に設けた案内
羽根二枚によって機体上方への送風の左右方向への振り
分けが有効に行われるとともに前記案内羽根が格納でき
る構成とされるため、トンネル状樹形であったとしても
走行の邪魔になることがなく、極めて効率的に散布作業
を行えるものであるが、前者と同様、生垣状樹形に合わ
せる導風角度の調節操作に極めて手数を要し、面倒なう
えに導風能力が低く、しかも案内羽根の支持軸が吐風口
内に露畠することになり、美観を損ねる等の問題点が残
されていた。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、薬剤散布作
業現場に合わせて不必要方向への送風を必要方向への送
風に簡単に無駄なく振り分けることができ、しかも、美
観を損ねず極めて効率よく薬剤散布作業を行うことので
きる、トンネル状樹形及び生垣状樹形兼用のスピードス
プレーヤの導風装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記課題を解決するために、吐風口の上部中央
部を覆う左右導風板を設け、該左右導風板の中間部がそ
れぞれ枢支され、操作レバーにより前記左右導風板のそ
れぞれの外端の跳ね上げが調整自在とされた構成とした
ものである。
〔作用〕
本発明による導風装置を取付けたスピードスプレーヤを
使用して薬剤散布作業を行えば、果樹園等の圃場にトン
ネル状樹形あるいは生垣状樹形が混在していたとしても
散布作業時に何ら不都合なことがなく、トンネル状樹形
、生垣状樹形いずれの場合にも極めて効率的に薬剤散布
作業を行うことができる。
すなわち、生垣状樹形部で薬剤散布を行う場合には、導
風板ユニットDを吐風口5側にスライドさせた後、操作
レバー14を操作して左右導風板10a、 10bのそ
れぞれの外端22a、 22bを跳ね上げて、生垣状樹
形の発育状態に合うように左右導風板10a、 10b
を開放し、送風角度の調節が行われる。
その結果、吐風口5の上方への送風が、それぞれの内端
23a、 23bを吐風口5の内方へ差し込んだ左右導
風板10a、 10bの働きで左右方向へ無駄なく振り
向けられ、噴霧ノズル6から噴震される薬液が機体の左
右両側方向にのみ、極めて効率よく散布される。
また、トンネル状樹形部で薬剤散布作業を行う場合には
、導風板ユニットDを風胴7側ヘスライトさせて、不使
用時位置に格納すればよい。
本発明の導風装置は1機体上方に突出しないように格納
できるため、トンネル状樹形や棚作りの枝等に当たるこ
とがなく、走行の邪魔にならない〔実施例〕 以fに本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
通常、果樹園等の圃場に使用するスピートスプレーヤS
は、第5図に示したように運転席1、走行及び薬液噴霧
用等の内燃機関2、薬液タンク3、軸流送風機4、該送
風機4の吐風口5、該吐風口5に沿って山型(円弧状)
に配置された多数の噴霧ノズル6等で構成されている。
そして、第3図に示されているように、前記軸流送風機
4の風胴7内に翼車8及び固定翼9を設けて、機体の後
方周囲から吸引した空気を、前記吐風口5に沿って山型
(円弧状)に配置された噴霧ノズル6から噴霧される薬
液とともに周囲の樹葉等へ向けて拡散し、薬液を高効率
に散布するものである。
本発明は、前記吐風口5に設けられる導風装置に関する
もので、以下にその詳細を説明する。
第1図及び第2図において10a、 10bは左右導風
板であり、前記吐風口5の上部中央部を覆う形状に設け
られ、前記吐風口5の山型(円弧状)に対応させて湾曲
形状とされ、さらに前後両端を前記吐風口5側へ折り曲
げて樋状に構成され、機体中心部でそれぞれの内端23
a、 23bが蝶番11で連結されている。
さらに、該蝶番11の上面には、受金具13を介して操
作レバー14が軸止めされ、該操作レバー14により、
蝶番11の上部を下方に押圧すると、第2図に二点鎖線
で示されたごとく前記左右導風板10a。
10bの内端23a、 23bの連結部が送風機4の中
心軸方向に、前記吐風口5の内方へ沈み込んで、それぞ
れの外端22a、 22bが跳ね上って吐風口5が開か
れ、蝶番11部を上方に引き上げれば、第2図に実線で
示したごとく前記連結部が浮き上がり同時に左右導風板
10a、10bがそれぞれ吐風口5の上部中央部を閉じ
る構成となっている。
すなわち、前記左右導風板10a、 10bの蝶番11
側、すなわち内端23a、 23b寄りの中間部に長穴
15a。
15bがそれぞれ構成され、該長穴15a、15bにそ
れぞれ機体前後方向に沿って支持軸12a、 12bが
挿通され、前記操作レバー14の操作時に前記支持軸1
2a。
12bが左右導風板10a、 10bの回動支点となる
ように構成されている。さらに、前記支持軸12a、 
12bと平行にスライド軸19a、 19bが設けられ
、それらが前記操作レバー14の支持板16により一体
とされ、導風板ユニットDが構成される。
つぎに、前記風胴7の外周適位置に着脱自在のブラケッ
ト17にスライド軸受17a、 17bが設けられ、該
スライド軸受17a、 17bに前記スライド軸19a
19bが挿通され、前記導風板ユニットDが前記吐風口
5から後方の風胴7の外周にスライド格納自在に構成さ
れる。
図中、20は前記スライド軸19a、 19bの先端に
固着されるストロークストッパー、21は前記操作レバ
ー14の揺動端14′ をスライド自在に枢着する支持
ブラケットである。
以上の構成になる本発明を実施したスピードスクレーヤ
で、例えば圃場の生垣状樹形部の、薬剤散布作業を行う
場合、まず、導風板ユニットDを前方へ、すなわち吐風
口5側にスライドさせて、該吐風口5の上部中央部を覆
った後、操作レバー14を操作して蝶番11上部を押圧
して操作レバー14をその枢止軸24上で固定すれば、
左右導風板10a。
10bの左右外端22a、22bが第2図に二点鎖線で
示したように跳ね上げられて吐風口5が開放され、左右
への導風角度の調節が行われる。
したがって、機体後方周囲から送風機4の風胴7内に吸
引された空気が、前記左右導風板10a。
10bによって噴震ノズル6から噴霧された薬液ととも
に左右方向へ効率的に噴霧され、上方への薬液の無駄な
散布が防止されるものである。
なお、前記したごとく、左右導風板10a、 10bの
前後端を折り曲げて樋状に構成して、散布方向外への送
風の漏れを防止したり、第4図に示したように、左右導
風板10a、 10bの外端22a、 22bに噴霧ノ
ズル6を取付けたり、あるいは左右導風板10a。
10bを適度に延長した形状としてブームノズルと同様
の作用をもたせたりして薬液噴霧効果をより向上させる
ことができる。
また、圃場のトンネル状樹形部で薬剤散布作業を行う場
合には、前記導風板ユニットDを機体後方の風胴7の外
周にスライドさせて格納し、吐風口5をすへて開口すれ
ばよい。
なお、格納時には左右導風板10a、 10bは操作レ
バート1を操作して風胴7の外周円弧に沿った形状にさ
れる。
さらに、図示実施例では、導風板ユニットDをスライド
させるスライド軸19a、 19bが風胴7の外周に固
着されたスライド軸受17a、 17b内をスライドす
る構成であるため、格納時にスライド軸19a。
19b及びスライド軸受17a、 17b等が吐風口5
内に露出することがなく、美観を損ねることがないとと
もに、メンテナンス作業の邪魔になることもない。
なお、図示の実施例では、左右導風板10a、 10b
の内端23a、 23bを蝶番11で連結せしめて上下
せしめる構成としたが、内端23a、 23b同志を直
接互いに枢着して吐風口5の若干内方に於いて枢支せし
めて、左右導風板10a、 10bの中間部に設けた枢
支点を相互に移動せしめたり、片方づつ独立して変位せ
しめる等、適宜変更自在である。
〔発明の効果〕
本発明の導風装置によれば、トンネル状樹形あるいは生
垣状樹形の薬剤散布を左右導風板を操作レバーで操作す
るだけの簡単な操作で行うことができ、何ら特別な手数
を要せず、送風の無駄がなく、極めて効率的な薬剤散布
作業を行うことができるとともに、美観を損ねることも
ない等の効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は導風装
置の分解斜視図、第2図は導風板の開閉状態を示す要部
破断圧面図、第3図は取付は状態を示す要部側面図、第
4図は他の実施例を示す要部正面図、第5図は一般に使
用されるスピードスプレーヤの全体側面図である。 5・・吐風口、       loa、 lOb・・・
導風板、12a、 12b・・支持軸、   14・・
操作レバー22a、 22b−外端。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 吐風口5の上部中央部を覆う左右導風板10a、10b
    を設け、該左右導風板10a、10bの中間部がそれぞ
    れ枢支され、操作レバー14により前記左右導風板10
    a、10bのそれぞれの外端22a、22bの跳ね上げ
    が調整自在とされてなることを特徴とするスピードスプ
    レーヤの導風装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013244473A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Shoshin:Kk スピードスプレーヤの風量設定装置
CN112753682A (zh) * 2021-01-05 2021-05-07 江西省旺农农机制造有限公司 一种遥控自走式风送喷雾机

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