JPH0470444A - コンクリート建築物の隔壁、及びコンクリート建築物の施工法 - Google Patents

コンクリート建築物の隔壁、及びコンクリート建築物の施工法

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JPH0470444A
JPH0470444A JP18269090A JP18269090A JPH0470444A JP H0470444 A JPH0470444 A JP H0470444A JP 18269090 A JP18269090 A JP 18269090A JP 18269090 A JP18269090 A JP 18269090A JP H0470444 A JPH0470444 A JP H0470444A
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JP
Japan
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wall
partition wall
weir plate
cylindrical cavity
partition
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Application number
JP18269090A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Kitayama
北山 和明
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NISSHIN KENSETSU KOGYO KK
Original Assignee
NISSHIN KENSETSU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、いわゆるマンション等住居用鉄筋もしくは鉄
筋鉄骨コンクリート建築物の所帯ごとの間仕切りとなる
隔壁に関する。またコンクリート建築物の施工法に関す
る。
[従来の技術] 従来技術につき図面を参照して説明する。第4図は5階
の部屋周りの一部縦断面正面図、第5図は同5階部屋周
りの第4図A−A線における一部横断面平面図である。
隔壁体30は、壁厚内に垂直方向に複数の筒状空洞部3
1を等間隔で設け、これら筒状空洞部31にロンフラー
ル等の充填物32を詰め込んで予め形成した一枚の厚板
で構成されている。例えば5階の部屋々々を構築する場
合、かかる隔壁体30は、既に完成された4階と5階と
の間のスラブ40(水平の厚壁)と5階と6階との間の
スラブ50とが成す上下方向の空間、および既に完成さ
れた垂直方向の外壁および/または内壁60.60間に
嵌め込んだ後、これらスラブ40.50、外壁および/
または内壁60.60、隔壁体30相互の間隙Cを別途
パテ等でコーティングして隔壁を形成している。
[従来技術の問題点1 しかるに従来の隔壁では、第1にパテ等で事後的にコー
ティングするとはいえ十分な遮音効果がない。これは一
つには、隔壁体30の筒状空洞部31の充填物32がロ
ックウール等であって充填が不完全なため、また二つに
は隔壁体30とスラブ40.50および外壁および/ま
たは内壁60.60との間隙Cが必須に介在するからで
ある。第2にこのような隔壁体30の嵌込工事の作業式
が多大で、また職工不足という問題があり、ひいては工
賃高および工期遅延の問題がある。第3に仕上面、特に
隔壁体30、スラブ40.50、外壁および/または内
壁60.60とが成す陵線に手を加えなければならず、
したがって仕上面がスソキリと奇麗に行かないという問
題がある。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決する手段として本発明に係るコンクリ
ート建築物の隔壁が採用するものは、壁厚内に縦方向に
筒状空洞部を穿設した隔壁体と、この筒状空洞部中に挿
通した鉄筋と、同筒状空洞部中に流入したコンクリート
と、を特徴とする。
さらに、本発明に係るコンクリート建築物の施工法は、
多階層建築物を階層ごとに構築する建築物の施工法にお
いて、型枠を外壁設置予定面に沿って立設し、壁厚内に
縦方向に筒状空洞部を穿設した隔壁体を上記型枠の内面
に対し実質的に外壁厚相当分だけ離間させてほぼ直角に
立設し、垂直堰板を隔壁体の側端よりやや内側で該隔壁
体にほぼ直角に当接させて立設し、鉄筋を隔壁体の筒状
空洞部中に挿通し、水平堰板を隔壁体の上端よりやや下
方で該隔壁体にほぼ直角に当接させて張設し、流体コン
クリートを上記型枠の内側に配設された隔壁体、垂直堰
板ならびに水平堰板の上方から打ちコンクリート固化後
に上記型枠、垂直堰板ならびに水平堰板を除去すること
により、筒状空洞部を介して隔壁体を外壁および/また
は内壁ならびにスラブと共に一体に形成することを特徴
とする。
[実施例1 以下本発明の1実施例を示す図面を参照して詳細に説明
する。
第1図は隔壁体を立設し、その周囲に堰板等の板を仮設
した状態の1実施例を示す要部の斜視図、第2図は第1
図の平面図、第3図は4階と5階の一部を示す縦断面図
で4階は流体コンクリートを打った後、5階は打つ前の
状態を示す。
隔壁体1には従来の隔壁体30同様はぼ等間隔で壁厚内
縦方向に筒状空洞部2、・・が複数穿設されている。筒
状空洞部2は隔壁体1の上端1aから下端1bまで連通
している。隔壁体1は、従来の隔壁体30から充填物を
除去したものを利用してもよいが、従来の隔壁体30よ
り多少壁厚を厚目に新規に構成してもよい。しかしこれ
ら筒状空洞部2、・・には従来の隔壁体30の充填物で
はなく、代わりに鉄筋3が1本ないし2本挿通される。
鉄筋3は隔壁体1の上端1aから下端1bを貫通し、さ
らに鉄筋3の上端は隔壁体1の上端laからいくぶん突
出するように構成されている。
この隔壁体lは、複数の押えアングル4とアンカーポル
ト4a(第3図)で下端縁をスラブ40上面に固着され
垂直に立設されている。この隔壁体1の筒状空洞部2は
、後述するように、流体コンクリートで充填される。
次にこの隔壁体1を用いたコンクリート建築物の施工法
につき説明する。本実施例では4階まで既に完成され、
今は5階を構築する段階にあることを想定して説明する
。まづ外壁の外面を仕切る面突間に型枠lOを垂直に立
設する。この型枠10は理論上建築物の高さおよび横幅
(奥行または間口)と同一の高さおよび横幅をもって垂
設される。次に流体コンクリートを流し込む前の上記隔
壁体lをその壁面をこの型枠10の面に対して直角に、
かつ、その側端1cの面を同型枠10面に平行に適当な
間隔、即ち外壁厚相当分もしくはそれよりやや薄目にな
る間隔、を置いて設置する。
この隔壁体lの縦横寸法は隔壁を成す所与の寸法と同一
もしくはそれよりやや長めに規格形成されたものでなけ
ればならない。この点、従来の隔壁体30がその縦横寸
法を隔壁寸法より短めに規格形成されていなければなら
ないのと対照的である。
次いで垂直堰板5を隔壁体lの側端ICよりやや内側の
箇所で隔壁体1に直角に当接させて垂設する。換言すれ
ば、垂直堰板5は型枠10に外壁厚分だけの間隔をおい
て平行に対面するように垂設される。この垂直堰板5は
同様のもう一枚が隔壁体lの裏面に対称に設置される。
垂直堰板5の縦横寸法は外壁の内面を成す所与の高さ及
び横幅寸法と同一寸法に規格形成されたものでなければ
ならない。この場合、垂直堰板5の縦寸法(高さ)を隔
壁体lの縦寸法よりやや短め(低め)に形成しなければ
ならない。次に鉄筋3を1本ないし2本隔壁体1の筒状
空洞部2中に挿通し同筒状空洞部2のほぼ中央部に突き
立てる。尤もこの鉄筋3の設置工程は順序としていずれ
でも可能で、例えば隔壁体1の設置直後に行ってもよい
。次に水平堰板6を隔壁体lの上端1aよりやや下方の
箇所で該隔壁体lに直角に当接させて水平に張設する。
水平堰板6の縦横寸法は1所帯の占有面積形状を成す所
与の形状の縦横寸法と同一寸法に規格形成されたもので
なければならない。この水平堰板6の張設は、上記垂直
堰板5の上端5aに縁部を乗せ、かつ、高さ調節自在な
サポート11を適宜に設置してその上端に設けた平板1
2で支持する方法で安定に維持することができる。こう
して準備完了したら、次には流体コンクリートを打つ。
流体コンクリートは型枠lOの内側に配設された隔壁体
1、垂直堰板5ならびに水平堰板6の上方から打たれる
。打たれた流体コンクリートは水平堰板6上面を流れ垂
直堰板5と型枠10との間に流れ、さらに隔壁体1の筒
状空洞部2内に流れる。
垂直堰板5と型枠IOとの間、および筒状空洞部2内に
流れた流体コンクリートは4階と5階との間のスラブ4
0上面まで到達した後それら空間部を充填して外壁60
を形成し、さらに5階と6階との間のスラブ50の所与
の厚みまで流され続け、その厚みまで達した時点で正め
られてスラブ50を形成する。こうして筒状空洞部2を
介し鉄筋3に補助されて隔壁体lを外壁および/または
内壁60ならびにスラブと共に一体に形成し、流体コン
クリートが固化したら型枠lO1堰板5.6を除去すれ
ば完成である。
[発明の効果] 本発明に係る隔壁体の筒状空洞部には鉄筋と共にコンク
リートが充填されているから、隔壁自体の遮音効果を著
しく高めることができる。さらに本発明によるときはス
ラブおよび外壁および/または内壁が隔壁体と共に隙間
なく緊密に一体形成されるので、これら各部相互に間隙
を生ずるおそれが全くない。したがってこの点からも遮
音効果を著しく高めることができる。そして本発明の施
工法によれば各部をバラバラに形成するのでなく一気に
一体形成するから、仕上面がスッキリと奇麗である。ま
たこれらの作業は容易であるから、工期短縮、工賃節減
の効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は隔壁体を立設し、その周囲に堰板等の板を仮設
した状態の1実施例を示す要部の斜視図、第2図は第1
区の平面図、第3区は4階と5階の一部を示す縦断面図
で4階は流体コンクリートを打った後、5階は打つ前の
状態を示す。 第4図は5階の部屋周りの一部縦断面正面図、第5図は
同5階部屋周りの第4図A−A線における一部横断面平
面図である。 1・・隔壁体 3・・鉄筋 6・・水平堰板 40・・スラブ 60・・外壁 2・・筒状空洞部 5・・垂直堰板 10・・型枠 50・・スラブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)壁厚内に縦方向に筒状空洞部を穿設した隔壁体と
    、この筒状空洞部中に挿通した鉄筋と、同筒状空洞部中
    に流入したコンクリートと、を特徴とするコンクリート
    建築物の隔壁。
  2. (2)多階層建築物を階層ごとに構築する建築物の施工
    法において、型枠を外壁設置予定面に沿って立設し、壁
    厚内に縦方向に筒状空洞部を穿設した隔壁体を上記型枠
    の内面に対し実質的に外壁厚相当分だけ離間させてほぼ
    直角に立設し、垂直堰板を隔壁体の側端よりやや内側で
    該隔壁体にほぼ直角に当接させて立設し、鉄筋を隔壁体
    の筒状空洞部中に挿通し、水平堰板を隔壁体の上端より
    やや下方で該隔壁体にほぼ直角に当接させて張設し、流
    体コンクリートを上記型枠の内側に配設された隔壁体、
    垂直堰板ならびに水平堰板の上方から打ちコンクリート
    固化後に上記型枠、垂直堰板ならびに水平堰板を除去す
    ることにより、筒状空洞部を介して隔壁体を外壁および
    /または内壁ならびにスラブと共に一体に形成すること
    を特徴とするコンクリート建築物の施工法。
JP18269090A 1990-07-12 1990-07-12 コンクリート建築物の隔壁、及びコンクリート建築物の施工法 Pending JPH0470444A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090188187A1 (en) * 2008-01-24 2009-07-30 Nucor Corporation Composite wall and floor system
US9611644B2 (en) 2008-01-24 2017-04-04 Nucor Corporation Composite wall system
GB2565599A (en) * 2017-08-18 2019-02-20 Engen House F Z C Cellular structure design
CN111042392A (zh) * 2019-12-17 2020-04-21 山东华昊建筑工程配套有限公司 一种sdhh型免拆模板发泡混凝土隔墙施工方法

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