JPH0470173B2 - - Google Patents
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- JPH0470173B2 JPH0470173B2 JP61222012A JP22201286A JPH0470173B2 JP H0470173 B2 JPH0470173 B2 JP H0470173B2 JP 61222012 A JP61222012 A JP 61222012A JP 22201286 A JP22201286 A JP 22201286A JP H0470173 B2 JPH0470173 B2 JP H0470173B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding member
- floor
- vehicle body
- driver
- slide
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 13
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 claims description 4
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 10
- 210000003423 ankle Anatomy 0.000 description 7
- 210000002683 foot Anatomy 0.000 description 5
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 210000000689 upper leg Anatomy 0.000 description 2
- 208000019001 Tall stature Diseases 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
≪産業上の利用分野≫
本発明は、低身長者であつても好適なドライビ
ングポジシヨンが得られる車両用フロアスペーサ
装置に関し、特にペダル操作に対するドライビン
グポジシヨンを調整可能とした車両用フロアスペ
ーサ装置に関する。
ングポジシヨンが得られる車両用フロアスペーサ
装置に関し、特にペダル操作に対するドライビン
グポジシヨンを調整可能とした車両用フロアスペ
ーサ装置に関する。
≪従来の技術≫
自動車などの運転席にあつては、座席としての
保持性能に加えて、着座した運転者とステアリン
グホイールやアクセルペダルなどの運転装置との
相対位置関係、いわゆる運転者が適性に操作でき
るドライビングポジシヨンの設定には、運転者の
身長などが大きく左右するが、対象となる運転者
のうち最も大きい5%と、最も小さい5%を除く
90%の使用者にとつて許容できることが目標とさ
れ、座席のスライド調節、ステアリングホイール
の角度調節機構などが用いられている。
保持性能に加えて、着座した運転者とステアリン
グホイールやアクセルペダルなどの運転装置との
相対位置関係、いわゆる運転者が適性に操作でき
るドライビングポジシヨンの設定には、運転者の
身長などが大きく左右するが、対象となる運転者
のうち最も大きい5%と、最も小さい5%を除く
90%の使用者にとつて許容できることが目標とさ
れ、座席のスライド調節、ステアリングホイール
の角度調節機構などが用いられている。
≪発明が解決しようとする問題点≫
ところで、第4図は運転者位置がアクセルペダ
ル2を操作する場合における適性は人体の角度
A1,A2,A3を求めた一例である。aは、運転者
のドライビング・ポジシヨンにおけるかかと前記
車体フロアとが当接して形成するヒールポイン
ト、bはニーポイント、cはヒツプポイントを示
し、またA1はヒツプポイントcを中心とした腰
角度、A2はニーポイントbを中心とした膝角度、
A3はヒールポイントaを支点としてアクセルペ
ダル2を踏込む場合の足首角度である。ここで運
転者適性角度としては95<A1<120、90<A2<
135、90<A3<110の範囲とされている。また第
5図は前記膝、足首角度A2,A3について平均的
低身長社と高身長者とを比較したものである。同
比較から明らかなように、実線で示す低身長者の
場合には破線で示す高身長者に対して膝角度A2
が大きくなるとともに足首角度A3の方が小さく
なる。これは低身長者のときにはステアリングホ
イールやペダル操作との関係で人体の位置をスラ
イド装置によつて前方に位置調整するが、フロア
4からアクセル2までの高さは同一となつている
ためにヒールポイントaがアクセルペダル2側に
長さlだけ移動されることに起因する。このよう
にヒールポイントaが前方移動して足首角度A3
が小さくなると、アクセルペダル2に対する操作
性が悪くなるばかりでなく、ペダル踏込む時にシ
ートクツシヨン先端部に保持される大腿部3が圧
迫されるなどして疲労しやすいものとなる。また
極低身長者の場合にはヒールポイントaがフロア
4から離れることもあつた。
ル2を操作する場合における適性は人体の角度
A1,A2,A3を求めた一例である。aは、運転者
のドライビング・ポジシヨンにおけるかかと前記
車体フロアとが当接して形成するヒールポイン
ト、bはニーポイント、cはヒツプポイントを示
し、またA1はヒツプポイントcを中心とした腰
角度、A2はニーポイントbを中心とした膝角度、
A3はヒールポイントaを支点としてアクセルペ
ダル2を踏込む場合の足首角度である。ここで運
転者適性角度としては95<A1<120、90<A2<
135、90<A3<110の範囲とされている。また第
5図は前記膝、足首角度A2,A3について平均的
低身長社と高身長者とを比較したものである。同
比較から明らかなように、実線で示す低身長者の
場合には破線で示す高身長者に対して膝角度A2
が大きくなるとともに足首角度A3の方が小さく
なる。これは低身長者のときにはステアリングホ
イールやペダル操作との関係で人体の位置をスラ
イド装置によつて前方に位置調整するが、フロア
4からアクセル2までの高さは同一となつている
ためにヒールポイントaがアクセルペダル2側に
長さlだけ移動されることに起因する。このよう
にヒールポイントaが前方移動して足首角度A3
が小さくなると、アクセルペダル2に対する操作
性が悪くなるばかりでなく、ペダル踏込む時にシ
ートクツシヨン先端部に保持される大腿部3が圧
迫されるなどして疲労しやすいものとなる。また
極低身長者の場合にはヒールポイントaがフロア
4から離れることもあつた。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもの
で、特に低身長者のペダル操作にあつて、ペダル
に対するドライビングポジシヨンを適正な位置に
調整できる車両用フロアスペーサ装置を提供する
ことを目的とする ≪問題点を解決するための手段≫ すなわち、本発明の車両用スペーサ装置は、運
転者の足載せ用巾広面を有する保持部材7と、該
保持部材7を車体前後に摺動させる一対のスライ
ド装置8を備え、該スライド装置8は、前記保持
部材7の下面に固定したアツパーレール81と該
アツパーレール81が摺動し車体フロア4に固定
したロアレール82とを有し、且つ前記保持部材
が少なくとも車体前後方向の2か所でスライドロ
ツクされるよう該ロアレール82に設けた係止部
82aに係止する係止片84aを前記保持部材7
に取り付けて構成するロツク装置84を備えて、
前記保持部材7がその足載せ用幅広面を車体フロ
ア4より所定高さにして運転者のドライビング・
ポジシヨンにおけるかかと前記車体フロアとが当
接して形成するヒールポイントaの位置を車体フ
ロア4の上方に調整するようにしたことを特徴と
する。
で、特に低身長者のペダル操作にあつて、ペダル
に対するドライビングポジシヨンを適正な位置に
調整できる車両用フロアスペーサ装置を提供する
ことを目的とする ≪問題点を解決するための手段≫ すなわち、本発明の車両用スペーサ装置は、運
転者の足載せ用巾広面を有する保持部材7と、該
保持部材7を車体前後に摺動させる一対のスライ
ド装置8を備え、該スライド装置8は、前記保持
部材7の下面に固定したアツパーレール81と該
アツパーレール81が摺動し車体フロア4に固定
したロアレール82とを有し、且つ前記保持部材
が少なくとも車体前後方向の2か所でスライドロ
ツクされるよう該ロアレール82に設けた係止部
82aに係止する係止片84aを前記保持部材7
に取り付けて構成するロツク装置84を備えて、
前記保持部材7がその足載せ用幅広面を車体フロ
ア4より所定高さにして運転者のドライビング・
ポジシヨンにおけるかかと前記車体フロアとが当
接して形成するヒールポイントaの位置を車体フ
ロア4の上方に調整するようにしたことを特徴と
する。
≪作用≫
運転者のヒールポイントはフロアから保持部材
までの高さ分だけ高くなる。そして、高くなつた
ヒールポイントを支点としてペダル操作を行うこ
とによつて、低身長者におけるペダル踏込み時の
足首角度などを高身長者と同様な値まで補正して
適正なドライビングポジシヨンが得られる。
までの高さ分だけ高くなる。そして、高くなつた
ヒールポイントを支点としてペダル操作を行うこ
とによつて、低身長者におけるペダル踏込み時の
足首角度などを高身長者と同様な値まで補正して
適正なドライビングポジシヨンが得られる。
また、運転を低身長者から高身長者に換わる場
合、あるいは運転操作を行わない場合などには、
スライド装置によつて保持部材を運転席側まで摺
動してロツクすることにより、特に邪魔になるこ
ともなくなる。
合、あるいは運転操作を行わない場合などには、
スライド装置によつて保持部材を運転席側まで摺
動してロツクすることにより、特に邪魔になるこ
ともなくなる。
≪実施例≫
第1図は本発明に係るフロアスペーサを適用し
た場合のドライビングポジシヨンを示している。
同図において、フロアスペーサ6は、保持部材7
と、保持部材7を前後に摺動させる一対のスライ
ド装置8とを備え、フロア4にあつて座席5側に
スライド装置8を配置して、このスライド装置8
によつて保持部材7を前方へ移動した状態で保持
部材7の上に運転者1の足を載せてアクセルペダ
ル2などのペダル操作を行う構成となつている。
また座席5はフロア4の取付部4a,4bの上に
スライド装置51を介して取付けられており、運
転者1の体格に応じて適宜にスライド操作できる
ようになつている。
た場合のドライビングポジシヨンを示している。
同図において、フロアスペーサ6は、保持部材7
と、保持部材7を前後に摺動させる一対のスライ
ド装置8とを備え、フロア4にあつて座席5側に
スライド装置8を配置して、このスライド装置8
によつて保持部材7を前方へ移動した状態で保持
部材7の上に運転者1の足を載せてアクセルペダ
ル2などのペダル操作を行う構成となつている。
また座席5はフロア4の取付部4a,4bの上に
スライド装置51を介して取付けられており、運
転者1の体格に応じて適宜にスライド操作できる
ようになつている。
第2図は前記フロアスペーサの具体的構成を示
している。
している。
保持部材7は、略矩形からなる合成樹脂製など
の基板71を有し、この基板71の表面にカーペ
ツト72を貼着した構造となつている。カーペツ
ト72の後端には垂れ部72aが一体に設けられ
ており、垂れ部72aによつてスライド装置8の
後端を覆うことで見栄えを図つている。また基板
71の下面前端には両側にキヤスタ9が設けられ
ている。このキヤスタ9によつて、保持部材7が
スライド装置8を介して前方へ摺動されるとき
に、保持部材7の前端加重を支えて保持部材7を
摺動し易いものとしている。
の基板71を有し、この基板71の表面にカーペ
ツト72を貼着した構造となつている。カーペツ
ト72の後端には垂れ部72aが一体に設けられ
ており、垂れ部72aによつてスライド装置8の
後端を覆うことで見栄えを図つている。また基板
71の下面前端には両側にキヤスタ9が設けられ
ている。このキヤスタ9によつて、保持部材7が
スライド装置8を介して前方へ摺動されるとき
に、保持部材7の前端加重を支えて保持部材7を
摺動し易いものとしている。
また、スライド装置8は、摺動自在に嵌合され
たアツパーレール81およびロアレール82と、
ロアレール82の後端に設けられた取付部83
と、ロアレール82に対するアツパーレール81
の摺動をロツクするロツク手段84とからなつて
いる。アツパーレール81およびロアレール82
の長さは前記保持部材7よりも小さく設定されて
おり、保持部材7の下面にアツパーレール81を
一対のブラケツト10を介して組付けた状態で、
前記キヤスタ9がレール81,82の前方に位置
するようになつている。また前記ロツク手段84
については、車両用シートスライドのロツク機構
をそのまま適用してもよく、あるいはこの実施例
の如くアツパーレール81の最前後の2位置での
みスライドロツク可能に構成するため、前記ロア
レール82に係止部82aを設け、この係止部8
2aに係止する係止片84aを前記保持部材7に
取り付けて構成してもよいものである。
たアツパーレール81およびロアレール82と、
ロアレール82の後端に設けられた取付部83
と、ロアレール82に対するアツパーレール81
の摺動をロツクするロツク手段84とからなつて
いる。アツパーレール81およびロアレール82
の長さは前記保持部材7よりも小さく設定されて
おり、保持部材7の下面にアツパーレール81を
一対のブラケツト10を介して組付けた状態で、
前記キヤスタ9がレール81,82の前方に位置
するようになつている。また前記ロツク手段84
については、車両用シートスライドのロツク機構
をそのまま適用してもよく、あるいはこの実施例
の如くアツパーレール81の最前後の2位置での
みスライドロツク可能に構成するため、前記ロア
レール82に係止部82aを設け、この係止部8
2aに係止する係止片84aを前記保持部材7に
取り付けて構成してもよいものである。
また、このスライド装置8は、第3図に示すよ
うにフロア4に敷設されたフロアカーペーツト4
1の上に水平配置して、前記ロアレール82の取
付部83をフロア4の取付部4aに固定すること
により取り付けられる。この場合、ロアレール8
2の取付部83をL字状連結ブラケツト11の一
片11aに接合した後、連結ブラケツト11の他
片11bを取付部4aに装着されたコ字状ブラケ
ツト12にボルト13などに固着する。
うにフロア4に敷設されたフロアカーペーツト4
1の上に水平配置して、前記ロアレール82の取
付部83をフロア4の取付部4aに固定すること
により取り付けられる。この場合、ロアレール8
2の取付部83をL字状連結ブラケツト11の一
片11aに接合した後、連結ブラケツト11の他
片11bを取付部4aに装着されたコ字状ブラケ
ツト12にボルト13などに固着する。
このようにフロア4に設けられたフロアスペー
ス6は、運転者1が身長の低い場合に利用され、
第1図のごとく保持部材7をスライド装置8によ
り前方に移動させた状態で使用される。これは、
低身長者にあつては、運転者のドライビング・ポ
ジシヨンにおけるかかと前記車体フロアとが当接
して形成するヒールポイントaを支点としてアク
セルペダル2などを踏み込むときの足首角度A3
が小さく、逆にニーポイントbを中心とした膝角
度A2が大きくなつて適正なドライビングポジシ
ヨンが得られなくなるので、このような場合に運
転者1の足を保持部材7の上に載せてヒールポイ
ントaの位置を高くすることによつてドライビン
グポジシヨンが調整されるためである。換言する
と、運転者1のヒールポイントaは第1図の如く
保持部材7の高さ分だけ高くなり、同様に足を動
かすクルブシdおよびニーポイントbの位置も上
昇する。したがつて、フロアスペーサ6を使用し
ない場合に対して、運転者1の足首角度A3が大
きくなるとともに、膝角度A2が小さくなる。こ
れにより、身長が低い運転者の場合でもドライビ
ングポジシヨンが適正な状態に調整され、ペダル
踏込時に大腿部3が圧迫されることもなくなるの
である。勿論、より適正なドライビングポジシヨ
ンを得るためには、身長が低くなる程、保持部材
7がフロア4から高くなるように設定してヒール
ポイントaを高くすることが好ましい。
ス6は、運転者1が身長の低い場合に利用され、
第1図のごとく保持部材7をスライド装置8によ
り前方に移動させた状態で使用される。これは、
低身長者にあつては、運転者のドライビング・ポ
ジシヨンにおけるかかと前記車体フロアとが当接
して形成するヒールポイントaを支点としてアク
セルペダル2などを踏み込むときの足首角度A3
が小さく、逆にニーポイントbを中心とした膝角
度A2が大きくなつて適正なドライビングポジシ
ヨンが得られなくなるので、このような場合に運
転者1の足を保持部材7の上に載せてヒールポイ
ントaの位置を高くすることによつてドライビン
グポジシヨンが調整されるためである。換言する
と、運転者1のヒールポイントaは第1図の如く
保持部材7の高さ分だけ高くなり、同様に足を動
かすクルブシdおよびニーポイントbの位置も上
昇する。したがつて、フロアスペーサ6を使用し
ない場合に対して、運転者1の足首角度A3が大
きくなるとともに、膝角度A2が小さくなる。こ
れにより、身長が低い運転者の場合でもドライビ
ングポジシヨンが適正な状態に調整され、ペダル
踏込時に大腿部3が圧迫されることもなくなるの
である。勿論、より適正なドライビングポジシヨ
ンを得るためには、身長が低くなる程、保持部材
7がフロア4から高くなるように設定してヒール
ポイントaを高くすることが好ましい。
≪発明の効果≫
以上説明したように、本発明によれば、保持部
材7が運転者の足載せ用巾広面を有するものであ
り、この足載せ用巾広面が車体フロア4より所定
高さに位置していて、運転者の身長が標準より低
い場合にもペダル操作に対するドライビングポジ
シヨンを最適状態に簡単に調整できる。
材7が運転者の足載せ用巾広面を有するものであ
り、この足載せ用巾広面が車体フロア4より所定
高さに位置していて、運転者の身長が標準より低
い場合にもペダル操作に対するドライビングポジ
シヨンを最適状態に簡単に調整できる。
また、保持部材7は、その下面に固定したアツ
パーレール81と該アツパーレール81が摺動し
て車体フロア4に固定したロアレール82とを有
するスライド装置8によつて車体前後にスライド
調整され、且つロアレール82に設けた係止部8
2aに係止する係止片84aを前記保持部材7に
取り付けて構成するロツク装置84によつて保持
部材7が少なくとも車体前後方向の2か所でスラ
イドロツクされるようにしているので、もし、運
転者によつてヒールポイントを調整する必要がな
い例えば標準身長者や高身長者が運転する場合に
あつては、ロツク装置84のロツクを外して保持
部材7を車体後方にスライド保持させておけば、
特に運転者に邪魔になることはないものである。
パーレール81と該アツパーレール81が摺動し
て車体フロア4に固定したロアレール82とを有
するスライド装置8によつて車体前後にスライド
調整され、且つロアレール82に設けた係止部8
2aに係止する係止片84aを前記保持部材7に
取り付けて構成するロツク装置84によつて保持
部材7が少なくとも車体前後方向の2か所でスラ
イドロツクされるようにしているので、もし、運
転者によつてヒールポイントを調整する必要がな
い例えば標準身長者や高身長者が運転する場合に
あつては、ロツク装置84のロツクを外して保持
部材7を車体後方にスライド保持させておけば、
特に運転者に邪魔になることはないものである。
第1図は本発明に係るフロアスペーサを用いた
ペダル操作に対するドライビングポジシヨンを示
す模式図、第2図は同フロアスペーサを示す斜視
図、第3図は同フロアスペーサの取付部を示す部
分断面図、第4図は従来のペダル操作に対するド
ライビングポジシヨンを示す模式図、第5図は低
身長者と高身長者のドライビングポジシヨンを示
す比較図である。 1……運転者、2……アクセルペダル、4……
フロア、5……座席、6……フロアスペーサ、7
……保持部材、8……スライド装置、81……ア
ツパーレール、82……ロアレール、82a……
係止部、84……ロツク装置、84a……係止
片、a……ヒールポイント。
ペダル操作に対するドライビングポジシヨンを示
す模式図、第2図は同フロアスペーサを示す斜視
図、第3図は同フロアスペーサの取付部を示す部
分断面図、第4図は従来のペダル操作に対するド
ライビングポジシヨンを示す模式図、第5図は低
身長者と高身長者のドライビングポジシヨンを示
す比較図である。 1……運転者、2……アクセルペダル、4……
フロア、5……座席、6……フロアスペーサ、7
……保持部材、8……スライド装置、81……ア
ツパーレール、82……ロアレール、82a……
係止部、84……ロツク装置、84a……係止
片、a……ヒールポイント。
Claims (1)
- 1 運転者の足載せ用巾広面を有する保持部材7
と、該保持部材7を車体前後に摺動させる一対の
スライド装置8を備え、該スライド装置8は、前
記保持部材7の下面に固定したアツパーレール8
1と該アツパーレール81が摺動し車体フロア4
に固定したロアレール82とを有し、且つ前記保
持部材が少なくとも車体前後方向の2か所でスラ
イドロツクされるよう該ロアレール82に設けた
係止部82aに係止する係止片84aを前記保持
部材7に取り付けて構成するロツク装置84を備
えて、前記保持部材7がその足載せ用幅広面を車
体フロア4より所定高さにして運転者のドライビ
ング・ポジシヨンにおけるかかとと前記車体フロ
アとが当接して形成するヒールポイントaの位置
を車体フロア4の上方に調整するようにしたこと
を特徴とする車両用フロアスペーサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22201286A JPS6378840A (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 車両用フロアスペ−サ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22201286A JPS6378840A (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 車両用フロアスペ−サ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6378840A JPS6378840A (ja) | 1988-04-08 |
JPH0470173B2 true JPH0470173B2 (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=16775724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22201286A Granted JPS6378840A (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 車両用フロアスペ−サ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6378840A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2631292B1 (fr) * | 1988-05-10 | 1993-01-22 | Peugeot | Plancher appui-talon escamotable pour vehicule automobile |
DE4001101C2 (de) * | 1990-01-17 | 1994-02-03 | Audi Ag | Fußstütze für Fahrzeuge |
FR2689081B1 (fr) * | 1992-03-27 | 1998-04-10 | Renault | Dispositif d'ajustement d'un plancher secondaire de vehicule automobile. |
WO2016092585A1 (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-16 | ボルボトラックコーポレーション | 高さ調整機能付きスライド式ヒールパッド |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51102143U (ja) * | 1975-02-15 | 1976-08-17 | ||
JPS56168424U (ja) * | 1980-05-19 | 1981-12-12 |
-
1986
- 1986-09-22 JP JP22201286A patent/JPS6378840A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6378840A (ja) | 1988-04-08 |
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