JPH0469881A

JPH0469881A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPH0469881A
Application number: JP18229690A
Authority: JP
Inventors: Yukiyoshi Nakao; 中尾　至良
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-07-09
Filing date: 1990-07-09
Publication date: 1992-03-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野〕この発明は、磁気記録再生装置に関するものである。

〔従来の技術］近年、２種類の信号の記録トラックをテープ幅方向の下
部領域と上部領域に分割して記録・再生する磁気記録再
生装置が開発されている。

このような磁気記録再生装置としてヘリカルスキャン方
式のＶＴＲがある。これは、２種類の信号を第１の信号
および第２の信号とすれば、第１の信号は、ビデオ信号
をＦＭ変調した信号であり、第２の信号は、音声をＰＣ
Ｍ化つまりデジタル化した信号である。

以下、従来の磁気記録再生装置について第３１および第
４図を参照しながら説明する。

第３図は回転ドラム６上におけるヘッドの動作状態を示
したものである。第３図において、ＩＡＩＢは第１の信
号を記録あるいは再生する第１のヘッド、２Ａ、２Ｂは
第２の信号を再生する第２のヘッド、３はテープ、４は
第２の信号の記録トラック、５は第１の信号の記録トラ
ックである。

第３図に示すように、第１のヘッドＩＡ、ＩＢは１８０
度対向して配置されている。また、第２のヘッド２Ａ、
２Ｂも１８０度対向して配置され、かつ第１のヘッドＩ
Ａ、１Ｂに対して回転方向前方側９０度以内の角度に近
接して配ｒされている。

チー１３は、回転ドラム６に２１６度巻き付いており、
第１の信号は６度から１８６度まで第１の信号の記録ト
ラック５に記録され、第２の信号は時間軸圧縮されて１
９０度から２１０度まで第２の信号の記録トラック４に
記録されるようになっている。

第４図は回転ドラム６により記録されたテープ磁性面の
記録パターンを示したものである。第４図において、４
はテープ幅方向上部領域に形成された第２の信号の記録
トランク、５はテープ幅方向下部領域に形成された第１
の信号の記録トラックである。

つぎに、磁気記録再生装置におけるインサート編集モー
ドについて説明する。

インサート編集モードとは、テープ上の１でに信号が記
録されている部分に新しく別の信号を記録しなおして挿
入する磁気記録再生装置の動作をいう。第１の信号のイ
ンサー）ｍ集モードでは、第１の信号だけを再度記録し
、なおｔが、このとき同時に第２の信号を再生しモニタ
ーしなければ編集作業ができない場合がある。

〔発明が解決しようとする課題］従来の磁気記録再生装置では、第１の信ぢのインサー）
＆Ｗ簗モードにおいて、第１のヘッドＩＡが第１の信号
の記録トラック５を記録形成しているときに、ドラム回
転方向前方側９０度以内にある第２のヘッド２Ａで第２
の信号の記録トランク４を再生しなければならない、こ
のようぽ近距離で第１のへノドＩＡと第２のへノド２Ａ
とが同時に機能するため、第１のヘッドＩＡの巻線に流
される高周波の記録電流により発せられる電磁波の一部
が第２のヘッド２Ａの巻線に多量に飛び込むことになる
。すなわち、第１のヘッドＩＡから第２のヘッド２Ａへ
のクロストークが発生し、第２のヘッド２Ａが再生する
第２の信号のＳ／Ｎ比を劣化させる。

また、第１のヘッドＩＢと第２の−・ノド２Ｂとの関係
についても、第１の一＼ノドＩＡと第２の−・ノド２Ａ
と同様の関係が成り立つ。

この発明の目的は、上記課題を解決するためのもので、
第１の信号のインサー）Ｗ集モードにおいて、第１の信
号の記録トラックを記録形成している第１のヘッドから
第２の信号を再生している第２のヘッドへのクロストー
クを低減し７、第２のヘッドが再生する第２の信号のＳ
／Ｎ比を向上することのできる磁気記録再生装置を提供
することである。

〔課題を解決するための手段〕

請求項（１）記載の磁気記録再生装置は、第１のヘッド
と第２のヘッドと回転ドラムとを備えている。

第１のヘッドは、テープ幅方向下部領域に形成した第１
の信号の記録トラックに第１の信号を記録しなおす。第
２のヘッドは、テープ幅方向上部領域に形成した第２の
信号の記録トラックから第２の信号を再生する０回転ド
ラムには、第２のヘッドを第１のヘッドに対して回転方
向後方側９０度以内に配置している。

請求項（２）記載の磁気記録再生装置は、第１のヘッド
と第２のヘッドと回転ドラムとを備えている。

第１のヘッドは、テープ幅方向上部領域に形成した第１
の信号の記録トラックに第１の伝号を記録しなおす、第
２のヘッドは、テープ幅方向下部領域に形成した第２の
信号の記録トラックから第２の信号を再生する。回転ド
ラムには、第２のヘッドを第１のヘッドに対して回転方
向前方！９０度以内に配置している。

〔作用〕

この発明の構成によれば、第２の信号を再生しながら第
１の信号のみを記録しなおすインサート編集モードでは
、第２の信号の記録トラックを再生している第２のヘッ
ドと第１の信号の記録トラックを記録形成している第１
のヘッドとは、回転ドラム上９０度以上の角度があり、
十分な距離が保たれている。このため、第１のヘッドか
ら第２のヘッドへのクロストークは低減し７、第２のヘ
ッドが再生する第２の信号のＳ／Ｎ比は向」−する。

（実施例〕芽土久ｙ茄−例この発明の第１の実施例を第１図および第４図に基づい
て説明する。

第１図はこの実施例におけるインサート編集で一ド時の
回転ドラム６上のヘッドの動作状態を示したものである
。第１図において、ＩＡ　　ＩＢは第１の信号を記録あ
るいは再生する第１の−・ラド、２Ａ、２Ｂは第２の信
号を再生する第２のヘッド、３はテープ、４は第２の信
号の記録トラック、５は第１の信号の記録トラックであ
る。

第１図に示すように、第１のヘッドＩＡ、ＩＢは１．８
０度対向して配置されている。また、第２のヘッド２Ａ
、２Ｂも１８０度対向して配置され、かつ第１のへラド
ＩＡ、、１．Ｂに対して回転方向後方側に９０度以内の
角度をもって配置されζいる。

テープ３は、回転ドラム６に２１６度巻き付いており、
第１の信号は６度から１８６度まで記録され、第２の信
号は時間軸圧縮されて１９０度から２１０度まで記録さ
れるようになっている。

第４図は回転ドラム６により記録されたテープ磁性面の
記録パターンを示したものである。、第４図において、
４はテープ幅方向、）一部領域に形成された第２の信号
の記録トラック、５ばテープ幅方向下部領域に形成され
た第１の１３号の記録トランクである。

以上のように構成された磁気記録再生装置について、以
下第２の信号を再生しながら第１の信号のみを記録しな
おすインサート編集モードでの動作を第１図を参照しな
がら説明する。

第２のヘッド２Ａが第２の信号の記録トラック４を再生
するときには、第１のヘッドＩＡは第１の信号の記録ト
ラック５から離脱しているので、記録状態にあるのは第
１のヘッドＩＡに１８０度対向する第１のヘッドＩＢで
ある。第２のヘッド２Ａと第１のヘッドＩＢとは、回転
ドラム６Ｊｌｌ：９０度以上の角度をもっており、第３
図に示す従来例の第２のヘッド２Ａと第１のへラドＩＡ
との距離に比較して一十分な距離がある。電磁波成分は
、距がの２乗で減衰するため、記録状態にある第１のヘ
ッドＩＢから第２のヘッド２Ａへのクロストークは、従
来例に比較して十分小さくなっている。

また、第２のヘッド２Ｂと第１のヘッドＩＡとの関係に
ついても、上記第２のヘッド２人と第１のヘッドＩＢと
の関係と同様のことがいえる。

このようにこの実施例によれば、第１の信号の記録トラ
ック５を記録形成している第１のヘッドＩＢ、ＩＡから
、第２の信号の記録トラック４を再生している第２のヘ
ッド２Ａ、２Ｂへのクロストークを低減し、第２のヘッ
ド２Ａ、２Ｂが再生する第２の信号のＳ／Ｎ比を向上さ
せることができる。

第２Φス−施舅この発明の第２の実施例を第２図および第５図に基づい
て説明する。

第２図はこの実施例におけるインサート編集モード時の
回転ドラＪ、６上のヘッドの動作状態を示したものであ
る。なお、第１図と対応する部分には同じ符号を付しで
ある。

第２図に示すように、第１のヘッドＩＡ、ｌ　Ｂは１８
０度対向して配置されている。また、第２のヘッド２Ａ
、２Ｂも１８０度対向して配置され、かつ第１のヘッド
ＩＡ、ＩＢに対して回転方向後方側に９０度以内の角度
をもって配置されている。

テープ３は、回転ドラム６に２１６度巻き付いており、
第１の信号は３０度から２１０度まで記録され、第２の
信号は時間軸圧縮されて６度から２６度まで記録される
ようになっている。

第５図は回転ドラム６により記録されたテープ磁性面の
記録パターンを示したものである。第５図において、４
はテープ幅方向Ｆ部領域に形成された第２の信号の記録
トラック、５はテープ幅方向下部領域に形成された第１
の信号の記録トランクである。

以上のように構成された磁気記録再生装置について、以
下第２の信号を再生しながら第１の信号のみを記録しな
おｊ゛インサートｉ集モードでの動作を第２圀を参照し
ながら説明する。

第２のへシト２Ａが第２の信号の記録トラック４を再生
するときには、第１のヘッドＩＡは第１の（３号の記録
トラック５に達していないので、記Ｕ状態にあるのは第
１のヘッドＩＡに１８０度対向する第１のヘッドＩＢで
ある。第２のヘッド２Ａと第１のへノドＩＢとは、回転
ドラム上９０度以上の角度をもっており、第３図に示す
従来例の第２のヘッド２Ａと第１のヘッドＩＡとの距離
に比較して十分な距離がある。電磁波成分は、距離の２
乗で減衰するため、記録状態にある第１のヘッドＩＢか
ら第２のヘッド２Ａへのクロストークは、従来例に比較
し２て十分小さくなっている。また、第２のヘッド２Ｂ
と第１の−・ノドＩＡとの関係についても、上記第２の
ヘッド２人と第１のヘッドＩＢとの関係と同様のことが
いえる。

このようにこの実施例によれば、第１の信号の記録トラ
ック５を記録形成と２でいる第１のへノドＩＢ、ＩＡか
ら、第２の信号の記録トラック４を再件している第２の
ヘッド２Ａ、２Ｂへのクロストークを低減し、第２のヘ
ッド２Ａ、２Ｂが再１する第２の信号のＳ／Ｎ比を向上
させることができる。

なお、第１および第２の実施例において、第１のヘッド
ＩＡ、ＩＢは第１の信号を記録あるいは再生する機能を
有するとしたが、それに加えて第２の信号を記録する機
能を有していてもよい。

また、第１および第２の実施例では、第１のヘッドＩＡ
、、１．８あるいは第２のヘッド２Ａ、２Ｂを一つ一つ
分離したヘッドとして現したが、複数個のヘッドを数閣
以内程度に近接して１紐のヘッドとして機能させるいわ
ゆるコンビネーションヘッドでもよい、コンビネーショ
ンヘッドを有する磁気記録再生装置として、いわゆるＹ
Ｃ分離方式のＶＴＲやデジタル変調方式のＶＴＲなどが
ある。

〔発明の効果〕

この発明の磁気記録再生装置は、第２の信号を再生しな
がら第１の信号のみを記録しなおすインサート編集モー
ドにおいて、第１の信号の記録トラックを記録形成して
いる第１のヘッドから第２の信号の記録トラックを再生
している第２のへノドへのクロストークが低減するため
、第２のへノドが再生する第２の信号のＳ／Ｎ比は向上
し、高品位の第２の信号が得られ編集作業を容易に行う
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１の実施例におけるイン号−Ｆ編集モード時
の回転ドラム上のヘッドの動作状態の概念図、第２図は
第２の実施例におけるインザート編集モード時の回転ド
ラム上のヘッドの動作状態の概念図、第３図は従来例に
おけるインサートＥ集モード時の回転ドラム上のヘッド
の動作状態の概念図、第４図および第５図はテープ磁性
面の記録パターンを示した図である。ＩＡ　　ＩＢ・・・第１のヘッド、２Ａ、２Ｂ・・・第
２のヘッド、３・・・テープ、４・・・第２の信号の記
録トラック、５・・・第１の信号の記録トラック、６・
・・回転ドラム第３図４、１Ａ、、ＩＢ・・・舅１のヘッド２Ａ、、２Ｂ・・・第２のヘッド３・・・テープ４・・・第２の信号の記録トラック５・・・＄１の信号の記録トラック６・・・回転ドラム一チーｆ迅行入前＼２Ｂ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）テープ幅方向下部領域に形成した第１の信号の記
録トラックに前記第１の信号を記録しなおす第１のヘッ
ドと、テープ幅方向上部領域に形成した第２の信号の記
録トラックから前記第２の信号を再生する第２のヘッド
と、この第２のヘッドを前記第１のヘッドに対して回転
方向後方側９０度以内に配置した回転ドラムとを備えた
磁気記録再生装置。
（２）テープ幅方向上部領域に形成した第１の信号の記
録トラックに前記第１の信号を記録しなおす第１のヘッ
ドと、テープ幅方向下部領域に形成した第２の信号の記
録トラックから前記第２の信号を再生する第２のヘッド
と、この第２のヘッドを前記第１のヘッドに対して回転
方向前方側９０度以内に配置した回転ドラムとを備えた
磁気記録再生装置。