JPS61179687A - 磁気記録・再生・消去方法 - Google Patents

磁気記録・再生・消去方法

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JPS61179687A
JPS61179687A JP60020309A JP2030985A JPS61179687A JP S61179687 A JPS61179687 A JP S61179687A JP 60020309 A JP60020309 A JP 60020309A JP 2030985 A JP2030985 A JP 2030985A JP S61179687 A JPS61179687 A JP S61179687A
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JP
Japan
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signal
head
recording
recorded
erasing
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Application number
JP60020309A
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English (en)
Inventor
Masao Tomita
冨田 雅夫
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転ヘッド式ビデオテープレコーダ(以下VT
Rと称す)において映像信号を記録したトラック上に符
号変調した音声信号など他のる0 従来の技術 従来の磁気記録再生装置、例えば回転ヘッド式ビデオテ
ープレコーダ(以下、VTRと略称する)においては映
像信号を形成する輝度信号と色信号をビデオトラックに
記録し、音声信号は別のオーディオトラックに記録する
ように構成し、映像信号記録のための2個の回転ヘッド
のアジマス角を異ならせた、いわゆるアジマス記録によ
り使用する磁気テープのほぼ全面を利用している。
最近、音声信号記録の性能向上を目的としてVTRのビ
デオトラックに周波数変調した音声信号を映像信号とと
もに記録する方法(例えば電子通合磁気記録研究会資料
MR83−19,9〜14ページ)が実用化されている
。その記録方式における周波数アロケーションを第7図
に、そして磁気テープの深さ方向への記録状態図を第8
図に示す。
第7図において、1は周波数変調された同期信号を含む
輝度信号、2は低域変換された搬送色信号である。3は
音声信号を周波数変i、11(FM)した信号であり、
低域変換搬送色信号2とFM輝度信号1との間の帯域に
音声専用ヘッドによって映像信号用ヘッドとは異なるア
ジマス角で記録される0 第7図から明らかなように、周波数変調された音声信号
は映像信号よりも先に大きな記録電流でもって磁性層4
の深層4&に記録され、映像信号はそのあとから磁性層
40表層4に記録されることになる。なお、6はベース
フィルムを示す。
このような従来例の場合、音声信号はFM記録されるた
めS/Nが大きくとれ、品質がよい上に、テープ走行速
度を遅くしても音質が劣化しない特長があるため、長時
間VTRの記録方式として一つの有力な手段であると言
える。しかも従来使用していなかった磁気テープ磁性層
の深層を利用している点も注目に値する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述した従来例には大きな問題点がある
。それはFM音声信号を深層に記録するため、 アフタ
ーレコーディングが不可能な点である。従来、VTRで
は、映像と音声が別々のトラックに記録されているので
、映像を再生しながら音声を後から記録する、いわゆる
アフターレコーディングができるoしかし第8図から明
らかなように音声信号が深層に記録されているため、そ
れを消去したり再記録したりするには映像信号も消えて
しまうことになり、アフターレコーディングは不可能で
ある。
本発明は上記問題点に鑑み、アフターレコーディングの
前提条件である第2信号(第1信号は映像信号を意味し
、第2信号は例えば音声信号などを意味する。)のみを
1個の回転消去ヘッドにより消去することが可能であっ
て、周波数変調(FM)や符号変調を受けて記録、再生
された高品質な音声信号のアフターレコーディングを容
易に実現しうる磁気記録・再生・消去方法を提供するも
のである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の磁気記録・再生・
消去方法は、回転2ヘッド式VTRの第1の信号トラッ
ク上に第1の信号の記録レベルより小さいレベルで重ね
記録された第2の信号を、消去用回転ヘッド1個により
消去するという構成を備えたものである。
作  用 本発明は上記した構成によって第2の信号は第1の信号
が記録されたトラック上に小レベルで記録されるため磁
気テープ磁性層のごく表面部に記録されていることにな
り、消去ヘッドに弱い消去電流を供給して第1の信号に
影響を与えることなく第2の信号を消去することが可能
である。
その際、回転消去ヘッドのトラック幅を前記第2の信号
を記録する回転ヘッドのトラック幅に対し約2倍に設定
することにより、1個の回転消去ヘッドで第2の信号を
消去することができる。
第2の信号を音声信号、第1の信号を映像信号に設定す
れば映像信号を傷めることなく音声信号を消去し、アフ
ターレコーディングすることも可能となる。
実施例 以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。第2図は本発明の詳細な説明するための磁性層
深さ方向の記録状態図である。
映像信号の記録を従来通り回転ヘッドにより磁気テープ
に記録すると、その記録層の深さは記録波長の0.26
〜0.3倍であり、現在の民生用VTRでは0.3〜0
.8μmの深さにまで記録されていることになり、一般
の磁気テープの磁性層6の厚さが2〜4μmであること
からすると、第2図に示すように無記録層6Cが存在す
る。第7図および第8図で説明した従来例は、この無記
録層を利用するものである。
本発明はデジタル信号の記録再生や音声信号のFM記録
再生には映像信号の記録再生はどS/Nを必要としない
ことに着目し、映像信号が記録された記録層6bのさら
に浅層部に広帯域のデジタル信号やFM音声信号を記録
し、第2信号記録層e&とする。なお、第2図中の7は
ベースフィルムを示す。以下、PCM音声記録の場合に
ついて説明する。デジタル信号の再生には、S/Nが1
6dBあれば1σ5程度の符号誤り率となり実用的な値
に近づく。余裕をもって20〜30 dBのS/Nが確
保できれば十分である。したがって浅層に記録するデジ
タル信号はS/Nが上記値を満足する程度の深さに記録
すればよい。記録層の深さの制御は記録電流で行なうこ
とができ、映像信号を最適記録電流(再生出力が最大と
なる記録電流値ンで記録するとすれば、デジタル信号の
記録電流はそのに〜%でよい。当然ながら記録した映像
信号のあとからデジタル信号を浅層記録するわけである
から映像信号の再生出力が低下するが、その程度はデジ
タル信号の記録層が極めて薄いため小さく、上記記録電
流値を例にとると3〜edBにおさまる。しかもテープ
の表面性による雑音が浅層に記録されたデジタル信号の
ため映像信号の再生に直接関与しにくくなり変調性雑音
が軽減されるため実質的な映像信号のS/N低下は2〜
3dB程度にとどまる。このように先に記録した映像信
号のS/N劣化を小さく押え、実用的な符号誤シ率をも
つデジタル信号を、その上に記録するととが可能である
ところが映像信号とデジタル信号の占有帯域が離れてい
る場合には再生信号からフィルタにより所望の信号を得
ることが可能であるが1両信号が近接している場合や重
なっている場合を考慮すれば映像信号を記録再生する回
転ヘッドのアジマス角とデジタル信号を記録再生する回
転ヘッドのアジマス角とを異ならせる必要がある。一般
に記録ヘッドのギャップ方向に対して再生ヘッドのギャ
ップ方向がθだけ傾いていると、次のような損失りが生
じることが知られている。
ただし、Wニドラック幅 λ:記録波長 したがって映像信号用回転ヘッドの再生出力は、デジタ
ル信号記録層6aに記録されている信号を拾わず映像信
号のみを再生し、デジタル信号用回転ヘッドの再生出力
は映像信号記録層6bの信号を拾わずデジタル信号のみ
を再生するようアジマス角を設定することができる。た
とえば映像用およびデジタル用ヘッドのアジマス角を3
0異ならせることにより実用的なトラック幅で1.6〜
2MHz以上の全帯域にわたって両信号の帯域を共有さ
せることか可能である。その結果、第4図に示すように
周波数変調した輝度信号1と低域変換した搬送色信号2
を周波数多重して映像信号記録層6bに記録し、それら
の信号と同帯域内にあって広帯域なデジタル信号16を
デジタル信号記録層6aに記録することができる0第3
図に示した周波数アロケーションの場合、映像信号のS
/N劣化は2〜3dBにとどまり、約4 MHzのデジ
タル信号が記録可能なわけであり、これは、たとえば音
声信号をPCMしてデジタル記録できることを意味して
おり、第7図、第8図の従来例で説明した音声FM記録
に比較し、はるかに優れた音声信号の記録再生が可能と
なることを示している。もちろんデジタル信号はPCM
音声信号以外にも利用することができる。また、デジタ
ル信号の代りに音声信号を周波数変調して磁性層の表面
部分に浅く記録し、再生することも可能である。
以上のように磁性層に映像信号を記録したあとから低レ
ベルで音声信号を磁性層の浅層部分に記録することがで
きる。第8図で説明した従来例では音声信号が深層に記
録されているため音声信号のみを消去できない。つまり
磁性層表面から消去用磁界を加えると表層に記録されて
いる映像信号も本質的に消去されてしまうことになる。
これに対し、本実施例では音声信号を磁性層表面に記録
しであるため消去磁界の強さを適当に設定すれば。
深層の映像信号を消去することなく浅層の音声信号を消
去することができる。したがって専用の消去ヘッドに浅
層の音声信号のみが消去されるような消去電流を供給し
て音声信号の消去やアフタレコーディングを行なうこと
ができる。
第4図は本発明の磁気記録・再生・消去方法を実現する
ための回転ヘッド群の一構成例を示す図で2個の回転ヘ
ッドで記録したデジタル信号を1個の回転ヘッドで消去
する構成である。
磁気テープ10が矢印方向Aに走行し、回転シリンダ1
6が矢印B方向に30Hzで回転する、いわゆる回転2
ヘツドヘリ力ル式VTRである。この場合、映像信号ヘ
ッド8はデジタル信号ヘッド11より先にテープに対接
し、映像信号ヘッド9はデジタル信号ヘッド12より先
にテープに対接する。そして、たとえば映像信号ヘッド
8および9のアジマス角は±6°’に設定しておき、デ
ジタルヘッド11および12のアジマス角は±30とす
る。この構成により、磁気テープ上のトラックには先に
映像信号が記録され、そのあと浅層部に別アジマスヘッ
ドによりデジタル信号が記録される。
各ヘッドの記録電流は、映像信号ヘッド8.9は最適記
録電流に設定し、デジタル信号ヘッドには上記最適電流
の数分の1を供給し、デジタル信号は浅層部分にのみ記
録されるように設定する。
さて、回転ヘッド13は消去ヘッドであり、この場合映
像ヘッド8のあとからテープに対接し、デジタル信号ヘ
ッド11より先にテープに対接するように配置される。
消去ヘッド13はギャップ長が十分大きく磁性層に信号
が残らない程度の高周波電流を供給して磁性層に記録さ
れている信号を消去する。一般に消去電流の増大にとも
なって消去ヘッドから発生する磁界が大きくなシ対接す
るテープ磁性層に消去磁界が深く浸透していくため消去
電流を適切に設定すれば、テープ磁性層の浅層部に記録
されている信号のみを消去することが可能である。すな
わち消去ヘッド13によりテープ浅層部に記録されてい
るデジタル信号のみを消去できる。
第6図aは磁気テープ10上に記録された記録トラック
を模式的に示した図であり、デジタル信号ヘッド11.
12により記録されたトラックのみを示している。実際
にはこれらのトラックの深層に映像ヘッド8.9で記録
された映像トラックが存在するが図では省略しである。
第6図のトラックL1.L2.L3はヘッド11で記録
されたトラックでありトラックR1,R2,R3はアジ
マス角の異なるヘッド12で記録されたトラックであり
、それぞれのヘッドがテープと対接する期間に交互に記
録されていく。ここで回転消去ヘッド13はシリンダ上
に1個であるため、これにより上記2個のヘッド11.
12で記録したトラックL1・R1゜L2・R2,・・
・・・・を消去するためには消去ヘッド13がテープと
対接しているシリンダの半回転期間にり、Hの両トラッ
クを走査しなければならない。
このため第6図の13で示されるように消去ヘッドのト
ラック幅はデジタル信号記録ヘッド11゜12のトラッ
ク幅の約2倍であるWに設定している。この時ヘッド1
3のトラックに対する位置はヘッド幅のセンターがほぼ
トラックL、Hの境界部分にくるよう設定する必要があ
る0第6図Φ)および(0)にそれを実現するだめのヘ
ッド配置の一例を示す。11.12はデジタル信号用ヘ
ッドで逆アジマスで互いに180の位置にある0(映像
ヘッドは省略しである。)消去ヘッド13は、ヘッド1
1と・角度θをなすよう配置され、さらに(C)に示す
ようにヘッド11の基準面に対して高さhだけずらせた
形に配置する。角度θと段差Eを適当に設定することに
より消去ヘッドを任意のトラック位置に設定することが
可能である。以上のようにビデオトラックのほぼ全面に
デジタル信号が記録されている時には回転消去ヘッドの
幅をほぼデジタル信号トラック幅の2倍とし、取付角度
θと段差Eを設定することにより1個の回転消去ヘツド
で1周に2トラック分のデジタル信号を消去していくこ
とができる。
第1図は本発明の他の一実施例を説明するためのテープ
トラックパターン図(a)とテープ断面の模式図Φ)で
ある。この場合はデジタル信号トラックA1.B1.A
2.B2・・・・・・を深層のビデオトラック(6図中
破線で示すンに対し、トラック幅を狭く設定している。
その目的は深層に記録されている映像信号が浅層に記録
されたデジタル信号によって受ける劣化を極力少なくす
ることにある。このような場合、デジタル信号のトラッ
クパターンをAトラックはビデオトラックの下端に、B
トラックはビデオトラックの上端にくるようデジタル信
号用ヘッド11.12の取付角度および段差を設定する
。それによりデジタル信号トラックは図示するように2
本ずつペアを形成し、その間はデジタル記録層が存在し
ない形となる。
第1図すはaのテープ断面を磁性層深さ方向の状態がわ
かるよう模式化した図であり、vLl、vRl。
vL2.vR2・・・・・・はビデオ信号記録領域を示
してお!” 1 、B1 、A2 ”2・・・・・・は
デジタル信号記録領域を現わしている。これよりA1お
よびB、は磁性層の浅層部にあってビデオトラックVい
とvR4の境界付近に接する形で存在し、ビデオトラッ
クvR1と■L2の境界付近にはデジタル信号記録層は
存在しない。以上の説明から明らかなようにデジタル信
号を1個の消去ヘッドで消去していくためにはデジタル
信号ヘッドのトラック幅の約2倍であるWに消去ヘッド
幅を設定し、取付角θおよび段差すの設定により消去ヘ
ッドのセンターをトラックへと81の境界付近へもって
いく。これにより回転消去ヘッドの1回転毎にデジタル
トラックA、Bの2本ずつを消去していることになり。
消去すれば映像信号が劣化するvRl、vL2の境界や
vR2”B3の境界は回転消去ヘッドがテープ上を走査
しない期間なので消去されることはない。
以上のように本実施例は映像信号の劣化を極力押えつつ
1個の回転消去ヘッドにより浅層に信号が記録されてい
る部分のみを消去することができる。
なお上述の実施例では消去ヘッドに高周波電流を供給す
るAC消去を用いて説明したが、消去磁界は直流であっ
てもよくその場合は消去ヘッド13に直流電流を流して
やればよい。一般に直流消去をすると次に記録する信号
に2次ひずみを招きやすいが、実施例のように消去後に
記録するのがデジタル信号である場合には直接的に再生
信号品質を劣化させることがないので十分実用できる。
直流消去を用いれば、装置が簡単になる利点以外に消去
用の高周波が再生中の映像ヘッドに飛び込むなどの妨害
を生じないので特にアフターレコーディング時などは有
効である。
第6図は本発明の一実施例の要部ブロック構成図である
同図において、端子28には映像信号が与えられ、記録
側映像信号処理回路29を経て記゛録増幅器30で増幅
され、スイッチ31を経て回転ヘッド8・9を通して磁
気テープに記録される。記録側映像処理回路29は輝度
信号を周波数変調し、搬送色信号を低域変換し、第3図
に示す輝度信号1および搬送色信号2の周波数帯域に変
換する。
次に端子38に与えられた音声信号は記録側音声信号処
理回路39を経て記録増幅器4oで増幅され、スイッチ
41を経て回転ヘッド11.12を通して磁気テープに
記録される。記録側音声信号処理回路39は、音声信号
を符号変調(PCM)し、それを記録しやすい形に符号
変換し、第3図に示す音声信号16の周波数に変換する
次に再生時について説明する。磁気テープに記録された
映像信号とデジタル化音声信号をアジマス角を変えた。
それぞれの専用ヘッドで再生する。
映像信号は回転ヘッド8および9で再生され、スイッチ
32を経て増幅器33で増幅したあと、再生側映像信号
処理回路34に入力され、元の映像信号に復調し、端子
36に出力する。音声信号は回転ヘッド11および12
で再生され、スイッチ42を経て増幅器43で増幅した
あと再生側音声信号処理回路44に入力され、元の音声
信号に復号し、端子45に出力する。
消去時は消去発振器36の出力をスイッチ37を介して
消去用回転ヘッド13に加え、磁気テープに記録された
音声信号を消去する。
さて、アフターレコーディングモードについて説明する
。一般にアフターレコーディングは記録された映像を見
ながら音声信号を記録し直すことであり、映像信号を再
生しつつ音声信号を消去し、別の音声信号を記録するこ
とである。第6図のスイッチ31.37.41.32.
42の各状態はアフターレコーディングモー上゛に設定
されており、映像ヘッド8.9の出力は再生され端子3
5に映像信号を出力している。消去ヘッド13には消去
発振器36より消去電流が供給され、磁気テープ浅層部
の音声信号のみを消去する。消去された直後に回転ヘッ
ド11.12がテープと対接し、端子38に印加される
新たな音声信号を記録するように働く。以上のように本
実施例では、映像・音声信号の記録・再生に音声信号の
消去、さらにはアフターレコーディングモードをも実現
できるものである。
発明の効果 以上のように本実施例によれば1回転2ヘツド式VTH
の第1の信号トラック上に第1の信号の記録レベルより
小さいレベルで重ね記録された第2の信号を、1個の消
去用回転ヘッドにより前記第2の信号が消えるような消
去電流を供給して消去できるよう構成することにより、
第2の信号の消去や新しい信号への書き換えを容易に行
なうことができる。したがって第2の信号として音声信
号を用いれば映像信号を監視しながら音声信号を再記録
するアフターレコーディング機能が実現できる。また、
回転消去ヘッドは1個でよいため2個の場合に比較して
回転シリンダの構成規模を小さくできる点、2個の消去
ヘッドの消去率バラツキへの配慮が不要であるなどの特
長がある。もちろん従来の信号に加えて第2の信号の記
録・再生・消去が可能なわけで、磁気記録の高密度化を
実現する一つの方法でもある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための模式図、第
2図は本発明の詳細な説明するための磁気テープ深さ方
向の記録状態図、第3図は周波数アロケージジンの一例
を示す図、第4図は本発明に用いる磁気ヘッド群の構成
例、第5図は本発明の一実施例を説明するためのテープ
トラックパターンとヘッド配置図、第6図は本発明の一
実施例の構成図、第7図、第8図はそれぞれ従来例を説
明するための周波数アロケーション図と磁気テープ深さ
方向の記録状態図である。 8.9・・・・・・映像用ヘッド、11.12・・・・
・・第2信号用ヘッド、13・・・・・・回転消去ヘッ
ド、36・・・・・・消去発振器、■L1.■R4・・
・・・・映像信号記録領域、A1. B1・・・・・・
デジタル信号記録領域、10・・・・・・磁気テープ、
15・・・・・・回転シリンダ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名13
  @転消会へ・ンド AbBt  ・ デ′ジタルイ8τ記4少イ貢埼(第1
 rjAvct、Vpt−441イif記栂A頁域第2
図 第3図 ! 可成数(/jHw〕 第4図 第5図 第7図 罵液敢(MHz) 第8図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転2ヘッド式VTRの第1の信号トラック上に
    第1の信号の記録レベルより小さいレベルで重ね記録さ
    れた第2の信号を、1個の消去用回転ヘッドに前記第2
    の信号が消えるような消去電流を供給して消去すること
    を特徴とする磁気記録・再生・消去方法。
  2. (2)消去用回転ヘッドのトラック幅を、第2の信号の
    記録トラック幅のおよそ2倍に設定したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の磁気記録・再生・消去方
    法。
  3. (3)回転2ヘッド式VTRの第1の信号トラック上に
    第1の信号記録レベルより小さく第1の信号トラック幅
    より狭いトラック幅で第2の信号を記録する際、第2の
    信号を記録する2個のヘッドの記録トラックが接するよ
    うにヘッド位置を設定して記録し、前記第2の信号を1
    個の消去用回転ヘッドに前記第2の信号が消えるような
    消去電流を供給して消去することを特徴とする磁気記録
    ・再生・消去方法。
  4. (4)消去用回転ヘッドのトラック幅を第2の信号の記
    録トラック幅のおよそ2倍とし、前記消去用回転ヘッド
    が第2の信号が記録されていない部分を走査しないよう
    に構成したことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
    の磁気記録・再生・消去方法。
JP60020309A 1985-02-05 1985-02-05 磁気記録・再生・消去方法 Pending JPS61179687A (ja)

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