JPH046965A - 露光制御装置 - Google Patents

露光制御装置

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JPH046965A
JPH046965A JP2108335A JP10833590A JPH046965A JP H046965 A JPH046965 A JP H046965A JP 2108335 A JP2108335 A JP 2108335A JP 10833590 A JP10833590 A JP 10833590A JP H046965 A JPH046965 A JP H046965A
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JP2108335A
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Hideaki Yoshida
英明 吉田
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、露光制御装置、詳しくは、周期的に明るさが
変動する光源のもとで使用され、撮像素子を用いる光学
装置の露光制御を行う露光制御装置に関する。
[従来の技術] ムービービデオカメラ等を用いて、光量が周期的に変化
する蛍光灯などの照明下で撮影する場合、照明の光量変
化と撮像系のフィールド周波数間のビートにより、その
撮影された映像にフリッカが発生していた。例えば、蛍
光灯は50Hzの商用電源で点灯されると、その光量は
100Hzで変調されるが、その蛍光灯のもとで、フィ
ールド周波数60Hz (NTSCの場合)のビデオカ
メラを動作させるとその映像は20Hzのビート成分に
よるフリッカのあるものとなる。
この問題に対応しようとする技術は、既に特公平1−5
6590号公報に開示された技術がある。
この既提案の方式では、フリッカ検出手段の出力に応答
して映像信号のゲインをコントロールすることによりフ
リッカを軽減させるようにしている。
このようにすれば、一応フリッカ軽減という目的だけは
達成できる。
一方、特開平1−126082号公報に開示されたもの
は、被写体からの反射光の時間的変化を測光用センサで
検出し露光時間区間の中心位置と反射光の時間的変化の
ピークとの時間軸上での位置関係を制御して所望の露光
量が得られるようにした電子スチルカメラに関するもの
である。
また、特開昭60−254882号公報あるいは特開昭
62−225079号公報にそれぞれ開示のものは撮像
素子の出力信号に対する増幅ゲインを照明光量に応じて
コントロールすることによってフリッカの発生を防止す
るものである。
なお、その他従来から知られているフリッカ防止策とし
て、撮影の露光時間を光源の変動周期に合わせ10m5
ec一定とする方法もある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の特公平1−56590号公報に開
示の技術のものは、フリッカ軽減という目的だけのため
に映像信号のゲインを変化させてしまうため、コントロ
ールされた結果として得られる映像信号は、ノイズ成分
までも増幅された時間区間が必ず周期的に現われてしま
うことになり、再生画像の品位が劣化してしまう虞があ
る。更に、この技術を適用した制御装置は、フリッカ成
分を抽出するための低域周波数の帯域フィルタを用いて
いる。従って、制御回路の応答性が遅く、スチルカメラ
等の連続撮影には問題が生じていた。また、該フィルタ
を設けるため回路構成も複雑化し、装置として大型化し
てしまうので、携帯性を重視するビデオカメラや電子ス
チルカメラへの適用は困難であった。
一方、上述の特開平1−126082号公報に開示のも
のは、反射光の時間的変化の内の時間軸上でどの位置に
対して露光を行うがを制御するのみであり、当然ながら
このような技術は本来的にフリッカを軽減させる目的に
適用して有効なものではない。また、前述の特公平1−
56590号公報に示される他のフリッカ防止方法であ
る、絞り機構を適用した機械的方法によってフリッカを
軽減させるものは、当該フリッカに対して振幅および位
相が正確に追随して動作可能な精巧を極めたメカニズム
が必要となり、軽便を旨とするビデオカメラ等には適用
しにくい。
また、特開昭60−254882号公報あるいは特開昭
62−225079号公報にそれぞれ開示されたものは
映像信号の増幅率を変化させるもので、信号に含まれる
ノイズ成分も同時に増減されてしまい不具合が生じてい
た。
更に、前述の従来から知られている露光時間を10m5
ec一定とする方法によった場合、この露光時間は、例
えば、NTSC方式の撮像の1フィールド分に許される
露光時間17m5ecに対してかなり短い時間である。
従って、大幅な感度低下は免かれない。更に、露光時間
が短いために映像に不自然さが生じ、所謂、ジャーキー
ネス妨害が生じる可能性がある。
本発明の目的は、上述の不具合を解決するため、外部測
光素子を設けることなく撮像素子から得られる測光出力
に基づいて、反復するフィールドの制御目標露光時間を
求めるようにして、極く簡単な回路構成であって、実効
的な撮像感度やS/N比をを低下せしめることなく、フ
リッカを軽減させることのできる露光制御装置を提供す
るにある。
[課題を解決するための手段および作用]本発明の露光
制御装置は、周期的に反復される露光時間区間たる毎回
の所定時間区間において撮像素子の光電変換面の所定領
域に関して積分した入射光量としての測光出力を該撮像
素子から得るための測光手段と、当該初回の露光以降所
定回目までの露光については上記測光出力に必ずしもよ
らない所定の測光手段で設定した露光時間乃至撮像素子
の映像出力に関するゲインの下で露光を行い且つ上記所
定回目より後は上記測光手段により測光された当該露光
時間区間に対応する該露光時間区間以降の反復周期での
露光に対して該露光時間区間において得た測光出力に基
づいて所定の制御目標測光値を得るために必要な露光時
間を算出し制御目標露光時間となし、該制御目標露光時
間に係る露光時間の制御を行うための露光制御手段とを
具備してなることを特徴とし、所定回目より後の露光は
、上記撮像素子から得られる測光出力に基づいて求めら
れる制御目標露光時間によって制御されるものである。
[実 施 例] 以下、図示の実施例に基づいて本発明を説明する。
本発明の一実施例の露光制御装置の詳細な説明に先立っ
て、その装置の概要を説明すると、本露光制御装置は、
蛍光灯等照明下でのビデオカメラあるいは電子スチルカ
メラのムービモード等による撮影時に発生するフリッカ
を防止するものである。フリッカは前述のように、商用
電源50Hzと撮像方式NTSCの組合わせ状態では、
20Hzの低周波で発生する。フィールド周波数が60
Hzであることから、3フイールドのサイクルでフリッ
カ映像が生じる。
そして、本装置は、周期的に反復される露光時間区間の
間に被写体光の積分光量を撮像素子を介して入射光量と
して測定し、その値と別途にシステムコントローラに記
憶される制御目標測光値と比較演算して、その目標とす
る測光値を得るための露光時間を求める。そして、その
時間を制御目標露光時間(以下制御露光時間と称する)
とする。
前述したフリッカにおいて、該測光された撮像フィール
ドと同じ被写体照度の状態となる撮像フィールドは、周
期的に反復され3フイールドあるいは3の整数倍のフィ
ールド後に現われる。そこで、本装置では3フイールド
後の撮像区間に上記制御露光時間を適用して、露光制御
を行う。このようにコントロールすることによって、フ
リッカによる光量の変化が抑えられフリッカの極めて少
ない映像が得られるようにしたものである。
第1図は、本発明の上記実施例を示す露光制御装置を有
するビデオカメラ等の撮像装置の要部のブロック構成図
である。
図に示されるように、本装置は、被写体の撮像信号を出
力し、更に本装置の測光手段の1つでもある撮像素子の
イメージヤ1を有し、その出力はサンプルホールド処理
回路であるS/H回路2に出力される。なお、図に示さ
れるゲインコントロル回路3は本実施例に対しては特に
作用せず、後述する変形例の装置に対して動作するもの
である。従って、S/H回路2の出力は、直接、後段の
撮像処理系の回路に入力され撮像処理が実行される。該
出力は、同時に積分測光を行うためLPF回路(ローパ
スフィルタ)6以下の測光回路系に入力される。
一方、撮像系全体のコントロールを行い、更に、フリッ
カ防止のための露光制御手段をも内蔵するシステムコン
トローラ4は、素子シャッタ機能を持ち、また、露光制
御手段の一つでもある350回路(シンクロナスシグナ
ルゼネレータ)5に対し駆動制御信号を出力する。上記
350回路5は、イメージヤ1.S/H回路2およびク
ランプ回路の作動タイミングをコントロールする。更に
、イメージヤ1に対しては、その露光時間を制御目標露
光時間(以下、制御露光時間と称する)Tデータに基づ
いて設定する。
S/H回路2からの撮像信号は、LPF回路6およびク
ランプ回路7を介して積分回路8に入力される。この積
分回路8は、周期的に反復される露光時間区間たる毎回
の所定時間区間における撮像素子の光電変換面の別途指
定される領域に入射した光を積分し、入射光量として出
力するものである。但し、その積分動作はリアルタイム
に実行される光電流積分(蓄積)ではなく、イメージヤ
1に一旦記憶(蓄積)された各画素の撮像信号を、その
データの転送中の上記指定領域転送期間に積分動作を実
行するものである。このように撮像被写体のどの領域の
光量情報を用いるかの指定ができるので、例えば、中央
部が指定されれば、その中央部に対応する画素の光量情
報を積分することになる。また、全領域の指定があれば
、撮像画素全部の出力信号を積分し出力することになる
この積分出力は、アナログディジタルコンバータである
A/D変換回路9によってディジタル変換され、システ
ムコントローラ4のレジスタ(1)4aに入力される。
更に、レジスタ(2)4bに転送され、格納される。そ
して、シャッタ制御部4cにおいて、各データのフリッ
カ周期上対応するフィールドの露光が上記レジスタ(2
)4bの値とシャツタ開時間カウンタ値との積が一定と
なるようにコントロールすべ(330回路5に制御信号
が発信される。
なお、上記一連の回路群であるイメージヤ1゜S/H回
路2.LPF回路6.クランプ回路7゜積分回路8およ
びA/D変換回路9は、積分入射光量、即ち、積分測光
値を得るための測光手段を形成する。また、上記の積分
回路8とA/D変換回路9は、高速A/D変換回路とデ
ィジタル加算回路とで代用させることも可能である。
以上のように構成された本実施例のビデオカメラの露光
制御動作を第2図のフローチャートによって説明する。
まず、ステップS1においてイメージヤ1の撮像出力に
より被写体の平均的光量を求め、記憶測光値としてシス
テムコントローラ4に入力する。
なお、この測光値は上記積分回路8を介して求められた
ものである必要はない。そして、また、必ずしもイメー
ジヤ1の出力に依ることなく、他の測光センサを介して
測光した値であってもよい。
この測光値により、撮像開始時の3フィールド分の露光
時間T。、T1.T2を決定する。そして、まず撮像開
始に関連し最初のフィールド用の露光時間T。のデータ
を330回路5に出力し、CCD1のシャツタ開・閉の
タイミングのコントロールを行う(ステップS2)。な
お、この期間での上記積分回路8等による積分測光演算
は実施されない。続いて、フィールド値kを1にセット
する(ステップS3)なお、上記時間T。、T1゜T2
は一定値あるいは、一定値でない値であってもよい。
ステップS4において、まず、最初のループ巡回時であ
って、値kが1のときは上記露光時間T1データを35
0回路に出力し、第2番目のフィールドの露光が開始さ
れる。即ち、CCDIのシャツタ開動作(電荷蓄積)が
開始される。なお、上記T1データの出力は垂直同期信
号(V 5yne)のブランキング期間を利用して行わ
れる。そして、露光時間T1が経過した時点でシャッタ
は閉状態となる。
また、該フィールドの処理期間中に、1つ前のフィール
ドの撮像情報がS/H回路2から転送される。従って、
測光情報についても同様に1つ前のフィールド情報が出
力される。即ち、値kが1のときは露光時間T。に対応
する測光情報が出力されることになる。そして、別途指
定された画像領域に対応する各画素に記憶された測光情
報を積分回路8によって積分し、その入射光量値(測光
積分値)をA/D変換回路9を介してシステムコントロ
ーラ4に入力する(ステップS5)。
ステップS6において、上記の測光積分値に基づいて、
システムコントローラ4に別途に記憶されている制御目
標測光値の光量が取込まれ得る露光時間Tを演算する。
続いて、時間Tを制御露光時間T  、即ち、前フィー
ルドの露光時区間かに+2 ら数えて3フイールド後の制御露光時間、例えば、値に
−1の時は制御露光時間T3に代入する(ステップS7
)。そして、値kをインクリメントしくステップS8)
、本露光制御動作を終了する指示の有無をチエツクしく
ステップS9)、終了指示の場合は本処理を終了する。
また、動作終了の指示かない場合、ステップS4に戻る
ステップS4に戻ることによってステップ84〜S9の
一巡のループ処理が行われたことになる。
なお、ステップS4において、初期のステップS2の処
理における露光時間T。と、値kが1〜2である2巡の
間のステップS4において出力される制御露光時間T1
.T2は上述の記憶測光に基づいて定められたものであ
って、積分測光による測光に基づいたものではない。そ
して、それらのフィールド間においては、それぞれ3フ
イールド後に対する露光のための制御露光時間T a 
、T 4 。
T5が演算し記憶される。そして、3巡目以後のステッ
プS4においては、3フイールド前に求められ記憶され
た値であって、制御目標の測光値が得られる制御露光時
間T、がSSG回路に出力され、CCDIの素子シャッ
タ制御が実行されることになる。従って、3フイールド
毎に被写体光量が反復して変動するような場合のフリッ
カの発生するような撮影に対して、そのサイクル毎に変
化する露光時間が設定され、フリッカが防止されること
になる。
上記の処理状態を第3図のタイムチャートによって説明
する。初期の3フイールド経過後に関して、図に示され
るように垂直同期信号に同期してシャ・ツタの閉動作は
実行され、シャッタの開動作は上記間のタイミングを基
準として各制御露光時間T、T、T   ・・・・・・
だけ前のタイミングに−1k   k+1 で実行される。なお、上記制御露光時間Tk−1’Tk
”k+1・・・・・・等は該当フィールドより3フイー
ルド以前の露光時間区間において、既に求められている
制御露光時間を該当せしめるものとする。
積分測光値データの読み出しは上述のように露光後の次
のフィールド期間に行われる。即ち、図に示されるよう
にフィールド値にの期間には測光値り、−1が読み出さ
れる。そして、上記露光時間区間で測光された積分測光
値D   、D   Dk−1k’  k+1 ・・・・・・に基づいて、制御目標である測光値を得る
ための3フイールド後の適正な制御露光時間データに+
2   k+3 ’ ”k+4等の値が*められる。
のT   、T なお、上記ステップS7における露光時間Tk+2のサ
フィックスについて、−膜化した形で示すならば、T 
  で示される。ここで、値に+n−1 「−1」は、上述のようにデータ読込みが1フィールド
分遅れるための値である。そして、値nは発生するフリ
ッカの1サイクルに対応するフィールド数の整数倍を該
当させることができる。即ち、上記1サイクル対応フイ
ールド数は本実施例の場合、3であるから、値n=3X
m (但し、mは正の整数)で示される。従って、ステ
ップS7に示されている露光時間Tk+2のサフィック
スはmが1の場合を示すことになる。また、ステップS
1で設定される露光時間T。、T1.T2の数(この場
合、3つ)も、−船釣には1サイクル対応フイールド数
の整数倍、即ち、値nを3Xmとすることができる。
撮像方式がPAL方式であるものに適用する場合、商用
電源60Hz、フィールド周波数50Hzとしてフリッ
カの1サイクル分のフィールド数が5フイールドである
ので、ステップS1あるいはステップS7に対応するデ
ータの数あるいはサフィックス値は、5Xmまたはに+
5Xm−1となる。また、このフリッカ防止の露光制御
手段について、NTSC方式ではmを5、またPAL方
式ではmを3に設定するようにして、双方の方式の露光
制御手段を共用して用いることも可能となる。
次に上述の実施例の変形例を示す露光制御装置の露光時
間制御手段の動作について第4図のフローチャートによ
って説明する。
この変形例の制御手段は、被写体の照度が低い場合のフ
リッカ防止に有効とするものである。上記積分回路8の
積分測光出力に基づいて、制御目標測光値を得るための
一次的に算出される制御目標露光時間Tが映像信号の1
フィールド時間内で定められる第1のフィールド時間T
rを越えてしまうような場合、前述の実施例の装置では
フリッカを防止することが不可能になる。本変形例は、
その不具合を解決するためのものである。
なお、処理動作のスタート時においては、その制御目標
測光値DOとして初期値DAを設定する。
そして、制御目標測光値Doを、該測光出力に基づいて
、上記第1の所定時間Trを越えない第2の所定時間を
制御露光時間に指定することが可能とするように、設定
変更するものである。但し、本変形例においては上記第
2の所定時間を第1の所定時間と同等とみなして処理す
るものとする。
しかし、この第2の所定時間は、上記第1の所定時間以
下の値をとるように処理し目標測光値を更に下げてフリ
ッカ防止制御をより確実に行うようにすることも可能で
ある。
更に、上記制御露光時間が、少なくともnフィールド期
間(変形例ではnを3とする)に亘って連続して上記第
1の所定時間T、を越えないとき、即ち、被写体が明る
くなったときは、上記目標測光値Doを改めて再設定す
る。このようにして照度が所定以下である場合のフリッ
カの防止処理を行うことができる。なお、上記フィール
ド期間の値nは、前述のフリッカ発生フィールドの正の
整数倍の値を示す。
上記変形例の装置の処理動作は、前述の実施例のための
第2図のフローチャートに従ってステップS6まで進み
、その後、第4図に示すサブルーチンである制御目標値
変更処理がコールされる。
まず、ステップS21において、その直前に積分測光さ
れた測光値に基づいて演算された制御露光時間Tと限度
である第1の所定時間T、を比較し、露光時間Tの方が
長い場合、即ち、所定の基準以上に被写体照度が暗い場
合はステップS22に進み、逆に長い場合はステップS
24に進む。
ステップS22において制御目標測光値DOを下げる。
即ち、値DoXTr/Tを新しく目標測光値DOに代入
する。そして、ステップS2Bにおいて、制御露光時間
Tに上記時間Trを代入し、本サブルーチンからリータ
ンし、第2図のメインルーチンのステップS7に戻る。
一方、ステップS24にジャンプした場合は、上記露光
時間Tと所定時間Trが等しいときは直ちにリターンす
る。そして、ステップS25において、現フィールドを
含む以前の3フイールドの撮像期間において連続して上
記露光時間Tが所定時間Trより短くなかった場合も直
ちに本サブルーチンからリターンする。そして、メイン
ルーチンステップS7(第2図参照)に戻る。しかし、
3フイールドの期間連続して時間Tが時間T、より短か
った場合、即ち、被写体が所定の明るさを有していると
判断された場合はステップS26に進む。
ステップS26において、前記制御目標測光値の初期設
定値DAと、目標測光値DoX補正係数T r / T
 IIaxで示される変更目標値とを比較し、値DAの
方がまだ大きい値であった場合、ステップS29に進む
。そして、制御目標測光値Doに上記変更目標値のDo
 X  T (/ TIaXを代入し、目標光量を上げ
る処理をする。そして、制御露光時間Tにも上記補正係
数Tr/T■aXを乗じ、本ルーチンからリターンする
(ステップ530)。
なお、ここで、値T■aXは、現撮像フィールドを含む
以前の3フィールド分、即ち現フィールド数に1および
、k−1,に−2の期間で求められた現フィールドの露
光時間T、および、制御露光時間T   、T  につ
いて最大の値を示す露光時間に+1   k とする。
一方、値DAの方が上記変更目標値 Do x  Tr/Tmaxより大きい値であった場合
、即ち、充分に被写体の光量があって、もとの初期の目
標値に戻してもよいと判断された場合はステップS27
,528に進む。そして、制御露光時間Tを補正値DA
/Doだけ乗じて補正し、更に、目標測光値Doに初期
値DAを代入し目標値をもとに戻す。このようにして初
期の良好な露光条件に復帰せしめ、本サブルーチンから
リターンする。
このように本変形例の露光制御装置によると、被写体の
照度が低い状態であっても、適宜その光量に応じて目標
とする測光値を速やかに変更することによって、露光時
間を抑えた状態でフリッカの発生を防止することができ
る。更に、上記の制御の実施中に被写体照度が増加し、
充分な明るさの撮影が行える状態になった場合には、自
動的にもとの良好な撮影状態に戻されるように制御され
る。
次に、上記変形例に対する、別の変形例の露光制御装置
について説明する。上記の変形例では被写体の照度が低
い場合、目標とする測光値を設定変更して、測光値の少
ないところでのコントロールを行うものであった。この
場合は必然的に光量が不足してくる。そこで、本変形例
においては、目標測光値DOを変更することなく、CC
DIのコントロールゲインをアップせしめることで露光
時間Tを減少し、上述のフリッカのコントロールを可能
とするものである。即ち、そのブロック構成は第1図に
おいて、S/H回路2の出力端にゲインコントロール回
路3を接続し、その出力を撮像系、および、LPF回路
6に出力するようにする。そして、第4図のステップS
22における目標値変更の処理をゲインコントロール回
路3によるゲインアップの処理と入れ替える。更にステ
ップS29,52gの目標値変更処理も当然ながらゲイ
ン変更の処理に入れ替えるものとする。そして、他の処
理は第4図のフローチャートに示されている処理と同等
とする。また、ステップS25における処理も、演算さ
れた制御露光時間Tが、3フィールド期間に亘って連続
して上記第1の所定時間Trを超えないときは、ステッ
プS26に進むという処理も同一とする。
従って、本変形例によれば、低照度の被写体に対しでも
、フィールド毎のゲインコントロールによって、適宜フ
リッカを防止せしめるように露光制御装置を制御し、光
量の不足のないフリッカ防止コントロールが実現される
[発明の効果] 以上述べたように本発明の露光制御装置は、その撮像装
置は、その撮像素子の出力に基づいて得られる積分入射
光量から、制御目標測光値を得るための露光時間を算出
するようにして、更に撮像の初回から所定回目のフィー
ルドまでの露光時間は上記積分入射光量によらないで設
定するようにしたので、本発明によれば、外部の測光素
子を設けることを必要とせず、極く簡単な回路構成であ
って、実効的に撮像感度やS/N比を低下させることな
く、フリッカを軽減できる露光制御装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す露光制御装置を有す
るビデオカメラの要部ブロック構成図、第2図は、上記
第1図の露光制御装置の露光制御動作のフローチャート
、 第3図は、上記第1図の露光制御装置の露光制御動作の
タイムチャート、 第4図は、上記第1図の実施例の変形例を示す露光制御
装置の動作のフローチャートである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周期的に反復される露光時間区間たる毎回の所定
    時間区間において撮像素子の光電変換面の所定領域に関
    して積分した入射光量としての測光出力を該撮像素子か
    ら得るための測光手段と、当該初回の露光以降所定回目
    までの露光については上記測光出力に必ずしもよらない
    所定の測光手段で設定した露光時間乃至撮像素子の映像
    出力に関するゲインの下で露光を行い且つ上記所定回目
    より後は上記測光手段により測光された当該露光時間区
    間に対応する該露光時間区間以降の反復周期での露光に
    対して該露光時間区間において得た測光出力に基づいて
    所定の制御目標測光値を得るために必要な露光時間を算
    出し制御目標露光時間となし、該制御目標露光時間に係
    る露光時間の制御を行うための露光制御手段と、 を具備してなることを特徴とする露光制御装置。
  2. (2)上記露光時間制御手段は上記測光手段の測光出力
    に基づいて一次的に算出される上記制御目標露光時間が
    映像信号の1フィールド時間に関して定められる第1の
    所定時間を越えるときには、少なくとも該第1の所定時
    間以下の第2の所定時間を制御目標露光時間として露光
    時間の制御を行い、かつその時点以降の制御目標測光値
    が、その時点の測光出力に基づいて設定されるように構
    成されてなるものであることを特徴とする請求項1記載
    の露光制御装置。
  3. (3)上記露光時間制御手段は上記一次的に算出される
    上記制御目標値としての露光時間が少なくとも所定の整
    数値のnフィールド期間に亘って連続して上記第1の所
    定時間を越えないときには、その時点以降の制御目標測
    光値が再設定されるように構成されてなるものであるこ
    とを特徴とする請求項2記載の露光制御装置。
  4. (4)上記露光時間制御手段は上記測光手段の測光出力
    に基づいて一次的に算出される上記制御目標露光時間が
    映像信号の1フィールド時間に関して定められる第1の
    所定時間を越えるときには、少なくとも該第1の所定時
    間以下の第2の所定時間を制御目標露光時間として露光
    時間の制御を行い、かつその時点以降の撮像素子の映像
    出力に関するゲインが、その時点の測光出力に基づいて
    設定されるように構成されてなるものであることを特徴
    とする請求項1記載の露光制御装置。
  5. (5)上記露光時間制御手段は上記一次的に算出される
    上記制御目標値としての露光時間が少なくとも所定のn
    フィールド期間に亘って連続して上記第1の所定時間を
    越えないときには、その時点以降の撮像素子の映像出力
    に関するゲインが再設定されるように構成されてなるも
    のであることを特徴とする請求項2記載の露光制御装置
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