JP3347360B2 - 撮像装置 - Google Patents
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- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮像装置に係わり、特
に、撮像手段の出力情報から適正露光量を決定するよう
にした撮像装置に用いて好適なものである。
に、撮像手段の出力情報から適正露光量を決定するよう
にした撮像装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】図17は、撮像センサとして固体撮像素
子が設けられている従来の撮像装置の概略構成を示すブ
ロック図である。図17において、1は撮像光学系で、
被写体からの撮像光はこの撮像光学系1を通り、絞り2
を経て撮像センサである撮像素子3に導かれ、この撮像
素子3で電気信号に変換される。
子が設けられている従来の撮像装置の概略構成を示すブ
ロック図である。図17において、1は撮像光学系で、
被写体からの撮像光はこの撮像光学系1を通り、絞り2
を経て撮像センサである撮像素子3に導かれ、この撮像
素子3で電気信号に変換される。
【0003】このようにして電気信号に変換された画像
情報は、サンプルアンドホールド(SH)回路4、およ
びクランプ(CL)回路5を経て、A−D(アナログ−
デジタル)変換器6に入力される。そして、ここでデジ
タル信号に変換された後、メモリ7に格納される。デジ
タル信号処理(DSP)回路8は、このメモリ7に格納
された画像情報を読み出して所定の信号処理を行い、D
−A(デジタル−アナログ)変換器9に送出する。
情報は、サンプルアンドホールド(SH)回路4、およ
びクランプ(CL)回路5を経て、A−D(アナログ−
デジタル)変換器6に入力される。そして、ここでデジ
タル信号に変換された後、メモリ7に格納される。デジ
タル信号処理(DSP)回路8は、このメモリ7に格納
された画像情報を読み出して所定の信号処理を行い、D
−A(デジタル−アナログ)変換器9に送出する。
【0004】そして、このD−A変換器9でアナログ信
号に戻された画像情報は、出力端子TOUT を介して図示
しない記録装置へ送出され、ビデオ信号として記録され
る。その際、上記撮像素子3以後の各部は同期信号発生
器(SSG)30から送出されるタイミング信号に従っ
て動作する。また、この同期信号発生器30と絞り2お
よび測光センサ31は、システムコントローラ32によ
って動作がそれぞれ制御される。
号に戻された画像情報は、出力端子TOUT を介して図示
しない記録装置へ送出され、ビデオ信号として記録され
る。その際、上記撮像素子3以後の各部は同期信号発生
器(SSG)30から送出されるタイミング信号に従っ
て動作する。また、この同期信号発生器30と絞り2お
よび測光センサ31は、システムコントローラ32によ
って動作がそれぞれ制御される。
【0005】ここで、上記の撮像装置は専用の測光セン
サ31を備えており、この測光センサ31によって被写
体の輝度を測定し、その測定結果をシステムコントロー
ラ32に送信する。上記システムコントローラ32は、
上記測定結果を基に適正な絞り2の開度、および撮像素
子3における信号電荷の蓄積時間を演算している。そし
て、その演算値に従って絞り2をシステムコントローラ
32で制御するとともに、同期信号発生器30を介して
システムコントローラ32により撮像素子3を制御して
いる。これにより、適正な露光量下で良好な被写体の画
像を得ることができる。
サ31を備えており、この測光センサ31によって被写
体の輝度を測定し、その測定結果をシステムコントロー
ラ32に送信する。上記システムコントローラ32は、
上記測定結果を基に適正な絞り2の開度、および撮像素
子3における信号電荷の蓄積時間を演算している。そし
て、その演算値に従って絞り2をシステムコントローラ
32で制御するとともに、同期信号発生器30を介して
システムコントローラ32により撮像素子3を制御して
いる。これにより、適正な露光量下で良好な被写体の画
像を得ることができる。
【0006】また、被写体輝度が低くて充分な露光量が
得られないときには、補助光装置50を動作させる。補
助光装置50は、動作を開始すると発光可能か否かをシ
ステムコントローラ32に打診する。システムコントロ
ーラ32は、補助光を発光できる状態でかつ被写体輝度
が低いときの露光時に、上記補助光装置50に補助光を
発光させる信号を送出する。
得られないときには、補助光装置50を動作させる。補
助光装置50は、動作を開始すると発光可能か否かをシ
ステムコントローラ32に打診する。システムコントロ
ーラ32は、補助光を発光できる状態でかつ被写体輝度
が低いときの露光時に、上記補助光装置50に補助光を
発光させる信号を送出する。
【0007】補助光装置50の発光を停止させるのは、
調光制御装置51である。この調光制御装置51は、被
写体からの光を補助光装置50の発光開始から積分する
とともに、この積分量が一定値に達すると補助光の発光
停止信号を補助光装置50に送出する。上記発光停止信
号を受けると、補助光装置50は発光を停止する。
調光制御装置51である。この調光制御装置51は、被
写体からの光を補助光装置50の発光開始から積分する
とともに、この積分量が一定値に達すると補助光の発光
停止信号を補助光装置50に送出する。上記発光停止信
号を受けると、補助光装置50は発光を停止する。
【0008】ところで、上記撮像装置は測光用のセンサ
を別に設けた例であるが、最近では露光前に撮像用のセ
ンサ(撮像素子)の信号を繰り返し読み出しながら積分
し、その結果をシステムコントローラ32で判断して適
正な絞り値および電荷の蓄積時間を演算することが提案
されている。例えば、特開平1−320872号公報、
特開平1−320876号公報なお、に示されている通
りである。さらに、特開昭57−95771号公報や、
特開昭58−15375号公報に示されているような特
殊なセンサを用いる方法も提案されている。
を別に設けた例であるが、最近では露光前に撮像用のセ
ンサ(撮像素子)の信号を繰り返し読み出しながら積分
し、その結果をシステムコントローラ32で判断して適
正な絞り値および電荷の蓄積時間を演算することが提案
されている。例えば、特開平1−320872号公報、
特開平1−320876号公報なお、に示されている通
りである。さらに、特開昭57−95771号公報や、
特開昭58−15375号公報に示されているような特
殊なセンサを用いる方法も提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の撮像装置にあっては、通常は測光用のセ
ンサが必要となり、このため、測光用と撮像用とで異な
るセンサの感度差、受光角と画角の差、分光感度の差等
を補正する調整手段が必要となる。したがって、構成が
複雑で高価なものになってしまうとともに、測光用のセ
ンサの取り付けスペースが必要となるので、装置が大型
化してしまう問題点があった。
たような従来の撮像装置にあっては、通常は測光用のセ
ンサが必要となり、このため、測光用と撮像用とで異な
るセンサの感度差、受光角と画角の差、分光感度の差等
を補正する調整手段が必要となる。したがって、構成が
複雑で高価なものになってしまうとともに、測光用のセ
ンサの取り付けスペースが必要となるので、装置が大型
化してしまう問題点があった。
【0010】また、撮像用のセンサで測光用のセンサを
兼用する場合には、上記センサにより測光を行い、絞り
値およびセンサの電荷蓄積時間を決定してから露光を行
うため、測光時と露光時の被写体輝度の差には全く対応
できないことになる。このため、露光開始後に撮像領域
に高輝度の被写体が出入りしたり、被写体が発光体であ
って点滅等の変化をしている場合には、センサでの信号
電荷のオーバーフローによるブルーミングが生じるな
ど、単に露出が多少オーバーになるかアンダーになるか
以外の大きな問題が生じる恐れがある。
兼用する場合には、上記センサにより測光を行い、絞り
値およびセンサの電荷蓄積時間を決定してから露光を行
うため、測光時と露光時の被写体輝度の差には全く対応
できないことになる。このため、露光開始後に撮像領域
に高輝度の被写体が出入りしたり、被写体が発光体であ
って点滅等の変化をしている場合には、センサでの信号
電荷のオーバーフローによるブルーミングが生じるな
ど、単に露出が多少オーバーになるかアンダーになるか
以外の大きな問題が生じる恐れがある。
【0011】ところで、特開昭57−95771号公報
の例によれば、露光開始後の被写体の輝度変化に追従で
きるが、非破壊読み出し可能な撮像素子を用いている。
しかし、現状では非破壊読み出し可能な撮像素子であっ
ても、実用上充分な画質の画像を得るためには破壊読み
出しをしなければならないので、このままでは実用には
供し難い問題があった。
の例によれば、露光開始後の被写体の輝度変化に追従で
きるが、非破壊読み出し可能な撮像素子を用いている。
しかし、現状では非破壊読み出し可能な撮像素子であっ
ても、実用上充分な画質の画像を得るためには破壊読み
出しをしなければならないので、このままでは実用には
供し難い問題があった。
【0012】また、上記の構成を実現するためには、測
光用の読み出しのための専用回路を持つ撮像素子が必要
である。同じように、特開昭58−15375号公報の
例でも、特開昭57−95771号公報の例と同様に、
測定用の専用の読み出し回路が必要であるとともに、こ
の場合には画素の一部を測光のために読み出してしまう
問題があった。このため、測光完了後に読み出す画像情
報のうち、測光用に読み出した画素の情報のみ黒くなっ
てしまうという欠点を有している。
光用の読み出しのための専用回路を持つ撮像素子が必要
である。同じように、特開昭58−15375号公報の
例でも、特開昭57−95771号公報の例と同様に、
測定用の専用の読み出し回路が必要であるとともに、こ
の場合には画素の一部を測光のために読み出してしまう
問題があった。このため、測光完了後に読み出す画像情
報のうち、測光用に読み出した画素の情報のみ黒くなっ
てしまうという欠点を有している。
【0013】本発明は上記のような問題点に着目してな
されたものであり、測光用の専用のセンサを設ける必要
がなく、構成が簡単で、低コスト化および小型化を図る
ことができ、また、露光開始後の被写体輝度の変化に追
従でき、常に適正な被写体画像情報が得られる撮像装置
を提供することを目的としている。
されたものであり、測光用の専用のセンサを設ける必要
がなく、構成が簡単で、低コスト化および小型化を図る
ことができ、また、露光開始後の被写体輝度の変化に追
従でき、常に適正な被写体画像情報が得られる撮像装置
を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、被
写体像を撮像する撮像手段と、上記被写体像を撮像する
ための露光期間中において、上記撮像手段により得られ
た画像情報を繰り返し読み出す読出手段と、上記読出手
段によって読み出された画像情報を画素毎に予め割り付
けられたアドレスに記憶するための第1のメモリと、上
記読出手段によって読み出された画像情報と上記第1の
メモリ内の該当アドレスに既に記憶されている画像情報
を加算し、該加算した画像情報を上記第1のメモリの同
一アドレスに再び格納する格納手段と、上記読出手段に
よって読み出された画像情報を累積加算して記憶する第
2のメモリと、上記第2のメモリに累積加算された画像
情報のレベルを検出する検出手段と、上記検出手段によ
って前記画像情報が所定レベルを超えたことが検出され
た場合、露光を終了させるとともに、上記格納手段によ
り上記第1のメモリに格納された画像情報を読み出して
信号処理を開始する制御手段とを有するものである。
写体像を撮像する撮像手段と、上記被写体像を撮像する
ための露光期間中において、上記撮像手段により得られ
た画像情報を繰り返し読み出す読出手段と、上記読出手
段によって読み出された画像情報を画素毎に予め割り付
けられたアドレスに記憶するための第1のメモリと、上
記読出手段によって読み出された画像情報と上記第1の
メモリ内の該当アドレスに既に記憶されている画像情報
を加算し、該加算した画像情報を上記第1のメモリの同
一アドレスに再び格納する格納手段と、上記読出手段に
よって読み出された画像情報を累積加算して記憶する第
2のメモリと、上記第2のメモリに累積加算された画像
情報のレベルを検出する検出手段と、上記検出手段によ
って前記画像情報が所定レベルを超えたことが検出され
た場合、露光を終了させるとともに、上記格納手段によ
り上記第1のメモリに格納された画像情報を読み出して
信号処理を開始する制御手段とを有するものである。
【0015】
【0016】
【実施例】次に、図面に従って本発明の撮像装置の実施
例を詳述する。図1は、本発明の第1実施例による撮像
装置のブロック図であり、図17に付した符号と同一の
符号は同一の構成部分を示している。
例を詳述する。図1は、本発明の第1実施例による撮像
装置のブロック図であり、図17に付した符号と同一の
符号は同一の構成部分を示している。
【0017】図1において、1は撮像光学系、2は絞り
であり、この絞り2は撮像光の入射光量を制御するアク
チュエータを備えている。3は被写体が結像する撮像素
子(撮像手段)であり、撮像光学系1および絞り2を経
て入射した被写体からの撮像光を電気信号に光電変換す
る。4は撮像素子3から出力された画像信号(画像情
報)をサンプリングするサンプルアンドホールド回路
(以下SH回路4という)で、画像信号からリセットパ
ルスを除去するためのものである。
であり、この絞り2は撮像光の入射光量を制御するアク
チュエータを備えている。3は被写体が結像する撮像素
子(撮像手段)であり、撮像光学系1および絞り2を経
て入射した被写体からの撮像光を電気信号に光電変換す
る。4は撮像素子3から出力された画像信号(画像情
報)をサンプリングするサンプルアンドホールド回路
(以下SH回路4という)で、画像信号からリセットパ
ルスを除去するためのものである。
【0018】次いで、5は画像信号の直流レベルを固定
するクランプ回路、6はアナログ画像信号をデジタル信
号に変換するA−D変換器、7はデジタル信号に変換さ
れた画像信号を一時記憶するメモリ、8はメモリ7に格
納された画像信号を読み出しながら種々の画像処理を行
うデジタル信号処理回路(以下DSP回路8という)
で、フィルタリング、強調、圧縮等の処理を行う。ま
た、このDSP回路8はメモリカード17にその画像信
号を書き込んだり、このメモリカード17から画像信号
を読み出す処理(メモリカード17の制御およびアドレ
ス制御等を含む)を行う。
するクランプ回路、6はアナログ画像信号をデジタル信
号に変換するA−D変換器、7はデジタル信号に変換さ
れた画像信号を一時記憶するメモリ、8はメモリ7に格
納された画像信号を読み出しながら種々の画像処理を行
うデジタル信号処理回路(以下DSP回路8という)
で、フィルタリング、強調、圧縮等の処理を行う。ま
た、このDSP回路8はメモリカード17にその画像信
号を書き込んだり、このメモリカード17から画像信号
を読み出す処理(メモリカード17の制御およびアドレ
ス制御等を含む)を行う。
【0019】9はメモリ7、あるいはメモリカード17
から読み出されてDSP回路8により処理された画像信
号をアナログ信号に変換するD−A変換器で、アナログ
信号に変換された画像信号は図外の記録装置、または表
示装置へ送出され、ビデオ信号として記録されたり、表
示されたりする。
から読み出されてDSP回路8により処理された画像信
号をアナログ信号に変換するD−A変換器で、アナログ
信号に変換された画像信号は図外の記録装置、または表
示装置へ送出され、ビデオ信号として記録されたり、表
示されたりする。
【0020】また、10はデジタル信号に変換された画
像信号を積分する積分回路で、加算器15およびこの加
算器15の出力をラッチするレジスタ16により構成さ
れている。11はシステムコントローラ(以下シスコン
という)14から与えられたデータを保持するためのレ
ジスタである。シスコン14は絞り2、同期信号発生器
(以下SSGという)13、およびDSP回路8を制御
するとともに、その制御情報としてDSP回路8から画
像信号に関する情報、DSP回路8のステータス情報、
SSG13のステータス情報などを取り込む。
像信号を積分する積分回路で、加算器15およびこの加
算器15の出力をラッチするレジスタ16により構成さ
れている。11はシステムコントローラ(以下シスコン
という)14から与えられたデータを保持するためのレ
ジスタである。シスコン14は絞り2、同期信号発生器
(以下SSGという)13、およびDSP回路8を制御
するとともに、その制御情報としてDSP回路8から画
像信号に関する情報、DSP回路8のステータス情報、
SSG13のステータス情報などを取り込む。
【0021】また、SSG13は撮像素子3、SH回路
4、クランプ回路5、A−D変換器6、メモリ7、DS
P回路8、D−A変換器9、および積分回路10のレジ
スタ16に画像信号の読み出しおよび処理に必要なタイ
ミング信号(クロックパルス)を供給する。12は積分
回路10の出力(積分値)とレジスタ11の内容とを比
較するコンパレータ、18はメモリ7内のデータと撮像
素子3からのデータを加算する加算器、SW1は図示し
ないレリーズ釦の第1ストロークでONとなるスイッ
チ、SW2はその第2ストロークでONとなるスイッチ
である。
4、クランプ回路5、A−D変換器6、メモリ7、DS
P回路8、D−A変換器9、および積分回路10のレジ
スタ16に画像信号の読み出しおよび処理に必要なタイ
ミング信号(クロックパルス)を供給する。12は積分
回路10の出力(積分値)とレジスタ11の内容とを比
較するコンパレータ、18はメモリ7内のデータと撮像
素子3からのデータを加算する加算器、SW1は図示し
ないレリーズ釦の第1ストロークでONとなるスイッ
チ、SW2はその第2ストロークでONとなるスイッチ
である。
【0022】なお、上記DSP回路8は露光期間中に撮
像素子3により得られた画像信号の一部、あるいは全部
を繰り返し読み出す読出手段を構成し、積分回路10は
その画像情報を露光期間中に積分して露光量を測定する
測定手段を構成している。また、シスコン14は上記積
分回路10による測光値(積分値)がレジスタ11に格
納されているデータと同じレベルになった場合に、その
積分回路10の積分動作を停止させる動作と、この積分
情報を被写体の輝度情報として使用し、測光停止および
補助光の制御を司る手段を構成する。
像素子3により得られた画像信号の一部、あるいは全部
を繰り返し読み出す読出手段を構成し、積分回路10は
その画像情報を露光期間中に積分して露光量を測定する
測定手段を構成している。また、シスコン14は上記積
分回路10による測光値(積分値)がレジスタ11に格
納されているデータと同じレベルになった場合に、その
積分回路10の積分動作を停止させる動作と、この積分
情報を被写体の輝度情報として使用し、測光停止および
補助光の制御を司る手段を構成する。
【0023】次いで、50は補助光装置で、シスコン1
4に自らの状態を伝えるとともに、シスコン14の制御
とコンパレータ12の信号とに応じて補助光の発光およ
び停止の動作を行う。また、図1の信号ラインの中で、
太線(二重線)は並列デジタルライン、破線と実線(細
線)の組合せはデジタルデータライン、細線(実線)は
制御ラインをそれぞれ示している。
4に自らの状態を伝えるとともに、シスコン14の制御
とコンパレータ12の信号とに応じて補助光の発光およ
び停止の動作を行う。また、図1の信号ラインの中で、
太線(二重線)は並列デジタルライン、破線と実線(細
線)の組合せはデジタルデータライン、細線(実線)は
制御ラインをそれぞれ示している。
【0024】次に、図2〜図5のフローチャートを参照
しながら上記構成の撮像装置の動作について説明する。
これらの図において、図2は初期動作のフローチャー
ト、図3〜図5は通常の撮像動作のフローチャートを示
している。そして、これらの図においてA〜Fの同一符
号間は互いに接続されているものとする。なお、このフ
ローチャートの動作はシスコン14によって制御される
ものである。
しながら上記構成の撮像装置の動作について説明する。
これらの図において、図2は初期動作のフローチャー
ト、図3〜図5は通常の撮像動作のフローチャートを示
している。そして、これらの図においてA〜Fの同一符
号間は互いに接続されているものとする。なお、このフ
ローチャートの動作はシスコン14によって制御される
ものである。
【0025】先ず、システムの主電源(図示せず)が投
入されると、シスコン14が起動される。そして、シス
コン14は起動後に先ず自らの内部の状態(レジスタや
カウンタ等)を初期化する(S1)。その初期化の動作
の内には、スイッチSW1による外部割り込みのための
条件設定も含まれる(S2)。次に、これらの処理の
後、シスコン14は消費電力削減のための外部割り込み
の待機モード(スリープ)に入る。
入されると、シスコン14が起動される。そして、シス
コン14は起動後に先ず自らの内部の状態(レジスタや
カウンタ等)を初期化する(S1)。その初期化の動作
の内には、スイッチSW1による外部割り込みのための
条件設定も含まれる(S2)。次に、これらの処理の
後、シスコン14は消費電力削減のための外部割り込み
の待機モード(スリープ)に入る。
【0026】この状態で、スイッチSW1がONされる
とシスコン14のハードウエアによって外部割り込み時
の処理ルーチンが起動される。このルーチンでは、先ず
外部の割り込みを禁止し(S3)、この割り込みがスイ
ッチSW1のONによるものかを確認する(S4)。こ
のとき、スイッチSW1によるものでなかった場合(例
えば、ノイズ等によるものが考えられる)には、再び外
部割り込みの条件を設定し(S5)、スリ−プモードに
入る。
とシスコン14のハードウエアによって外部割り込み時
の処理ルーチンが起動される。このルーチンでは、先ず
外部の割り込みを禁止し(S3)、この割り込みがスイ
ッチSW1のONによるものかを確認する(S4)。こ
のとき、スイッチSW1によるものでなかった場合(例
えば、ノイズ等によるものが考えられる)には、再び外
部割り込みの条件を設定し(S5)、スリ−プモードに
入る。
【0027】しかし、スイッチSW1がONになってい
たときには、SSG13、DSP回路8、SH回路4、
クランプ回路5およびA−D変換器6に電源を投入し、
SSG13の原発振を開始させる(S6)。次に、SS
G13とDSP回路8を測光動作をするモードに設定す
る(S7,S8)。また、光学系の絞り2の絞り値とS
SG13により制御される撮像素子3での積分時間を設
定する(S9,S10)。
たときには、SSG13、DSP回路8、SH回路4、
クランプ回路5およびA−D変換器6に電源を投入し、
SSG13の原発振を開始させる(S6)。次に、SS
G13とDSP回路8を測光動作をするモードに設定す
る(S7,S8)。また、光学系の絞り2の絞り値とS
SG13により制御される撮像素子3での積分時間を設
定する(S9,S10)。
【0028】そして、これらの準備設定動作の後、撮像
素子3にそれまで溜まった不要電荷をクリア(除去)し
(S11)、撮像素子3の画像信号を読み出しながら積
分を開始する(S12)。このとき、積分時間はSSG
13により制御され、設定された時間だけ露光すると、
撮像素子3から画像信号が読み出され、DSP回路8内
で必要部分だけデジタル値で積分(加算)される。
素子3にそれまで溜まった不要電荷をクリア(除去)し
(S11)、撮像素子3の画像信号を読み出しながら積
分を開始する(S12)。このとき、積分時間はSSG
13により制御され、設定された時間だけ露光すると、
撮像素子3から画像信号が読み出され、DSP回路8内
で必要部分だけデジタル値で積分(加算)される。
【0029】シスコン14は、DSP回路8から上記必
要部分の加算結果のみ(例えば、画素毎の8ビットのデ
ータの加算結果を画素数で割った8ビットの平均値)を
受け取り、その結果によって露光量が適正か否かを判断
する(S13,S21)。すなわち、先ず光量がある値
より大きいか否かによって光量過大かどうかの判断を行
う(S13)。次に、その光量が上記S13で判断した
値よりもさらに小さな所定値より小か否かによって、光
量過少か否かの判断をする(S21)。
要部分の加算結果のみ(例えば、画素毎の8ビットのデ
ータの加算結果を画素数で割った8ビットの平均値)を
受け取り、その結果によって露光量が適正か否かを判断
する(S13,S21)。すなわち、先ず光量がある値
より大きいか否かによって光量過大かどうかの判断を行
う(S13)。次に、その光量が上記S13で判断した
値よりもさらに小さな所定値より小か否かによって、光
量過少か否かの判断をする(S21)。
【0030】一方、S13で光量過大であると判断した
場合には、最小積分時間か否かを判別する(S14)。
このとき、最小積分時間でなければ補助光を準備してい
る状態か否かを、補助光フラグが立っているか否かで判
別する(S46)。そして、補助光フラグが立っていな
ければ積算積分時間をリセットし(S15)、積分時間
を再設定する(S16)。なお、このときにDSP回路
8内の積分器もリセットする。また、最小積分時間であ
れば最小絞りか否かを判別し(S17)、そうでなけれ
ば絞り込み制御をした後(S18)、積算積分時間をリ
セットする(S19)。この場合もDSP回路8内の積
分器もリセットする。また、最小絞りであれば、高輝度
警告表示を行う(S20)。
場合には、最小積分時間か否かを判別する(S14)。
このとき、最小積分時間でなければ補助光を準備してい
る状態か否かを、補助光フラグが立っているか否かで判
別する(S46)。そして、補助光フラグが立っていな
ければ積算積分時間をリセットし(S15)、積分時間
を再設定する(S16)。なお、このときにDSP回路
8内の積分器もリセットする。また、最小積分時間であ
れば最小絞りか否かを判別し(S17)、そうでなけれ
ば絞り込み制御をした後(S18)、積算積分時間をリ
セットする(S19)。この場合もDSP回路8内の積
分器もリセットする。また、最小絞りであれば、高輝度
警告表示を行う(S20)。
【0031】また、S13で光量過大と判定され、S1
4で直前の測定のための積分時間が最小に設定されてい
ないと判定された後に行われた補助光フラグによる補助
光準備状態の判別(S46)で、補助光準備状態であっ
たと判別されたとき(補助光フラグが立っているとき)
は、一旦補助光を必要とする被写体輝度と判定された
後、被写体輝度が明るくなったために光量過大になった
ものと判別し、補助光フラグのリセットを行い(S4
7)、次いで、補助光の充電停止(S48)、補助光関
連の表示を消すといった処理を順次行い(S49)、補
助光準備状態の解除を行う。
4で直前の測定のための積分時間が最小に設定されてい
ないと判定された後に行われた補助光フラグによる補助
光準備状態の判別(S46)で、補助光準備状態であっ
たと判別されたとき(補助光フラグが立っているとき)
は、一旦補助光を必要とする被写体輝度と判定された
後、被写体輝度が明るくなったために光量過大になった
ものと判別し、補助光フラグのリセットを行い(S4
7)、次いで、補助光の充電停止(S48)、補助光関
連の表示を消すといった処理を順次行い(S49)、補
助光準備状態の解除を行う。
【0032】そして、上記S13,S21において、光
量が過大でも過少でもない場合には適正であるとみな
し、このときの光学系の絞り値と積分時間と予めデータ
入力されている撮像素子3の感度とから被写体輝度を演
算し、この値に対して予め定められた絞り値と積分時間
(撮像時の露光時間)との組合せを撮像時のために記憶
しておく(S28)。そして、S13において露光量過
大ではなく、S21において光量過少であると判断され
た場合には、絞りが開放か否かを確認し(S22)、開
放でなければ光量を増すために絞りを開け(S23)、
過去の積分時間を新絞り値に対応するように換算する
(S24)。
量が過大でも過少でもない場合には適正であるとみな
し、このときの光学系の絞り値と積分時間と予めデータ
入力されている撮像素子3の感度とから被写体輝度を演
算し、この値に対して予め定められた絞り値と積分時間
(撮像時の露光時間)との組合せを撮像時のために記憶
しておく(S28)。そして、S13において露光量過
大ではなく、S21において光量過少であると判断され
た場合には、絞りが開放か否かを確認し(S22)、開
放でなければ光量を増すために絞りを開け(S23)、
過去の積分時間を新絞り値に対応するように換算する
(S24)。
【0033】また、絞りが開放でこれ以上絞りを開けら
れない場合には、最大積分時間か否かを確認してから
(S25)、積分時間を長くするように再設定(S2
6)し、絞りが開放でかつ露光時間の最大値に相当する
時間積分した場合には、自然光のみではこの撮像装置で
は撮影できない、すなわち、被写体輝度が暗い(低い)
と判別し、補助光準備状態か否かを調べる(S50)。
れない場合には、最大積分時間か否かを確認してから
(S25)、積分時間を長くするように再設定(S2
6)し、絞りが開放でかつ露光時間の最大値に相当する
時間積分した場合には、自然光のみではこの撮像装置で
は撮影できない、すなわち、被写体輝度が暗い(低い)
と判別し、補助光準備状態か否かを調べる(S50)。
【0034】補助光フラグが既に立っているときには、
次に、補助光の充電の完了を調べる(S54)。絞りが
開放でかつ露光時の積分時間の最大値に相当する時間積
分したにもかかわらず光量が過少で、さらに(S50)
の判別で補助光フラグが立っていないときには、補助光
フラグをセットして(S51)、補助光の充電を開始し
(S52)、補助光の準備中の表示をする(S53)。
次に、補助光の充電の完了を調べる(S54)。絞りが
開放でかつ露光時の積分時間の最大値に相当する時間積
分したにもかかわらず光量が過少で、さらに(S50)
の判別で補助光フラグが立っていないときには、補助光
フラグをセットして(S51)、補助光の充電を開始し
(S52)、補助光の準備中の表示をする(S53)。
【0035】また、充電完了のチェック(S54)で充
電完了と判定されたときには、補助光準備中の表示をO
FF(S55)するとともに、補助光準備完了表示をO
Nする(S56)。ここで、図3および図4の測光のル
ープ(S11〜S34)中で、絞りと積分時間の調整
は、このステップ順序に限られるものではないが、この
例では測光のループの1サイクルの時間を短くするため
に、明るすぎる場合には先ず積分時間を短縮し、最短積
分時間になった後に絞りを閉じるようにしている。
電完了と判定されたときには、補助光準備中の表示をO
FF(S55)するとともに、補助光準備完了表示をO
Nする(S56)。ここで、図3および図4の測光のル
ープ(S11〜S34)中で、絞りと積分時間の調整
は、このステップ順序に限られるものではないが、この
例では測光のループの1サイクルの時間を短くするため
に、明るすぎる場合には先ず積分時間を短縮し、最短積
分時間になった後に絞りを閉じるようにしている。
【0036】これとは逆に暗すぎる場合には、先ず絞り
を開け、開放になった後に積分時間を延長するようにし
ている。また、測光時の最長積分時間は撮像時の最長積
分時間より短くした方がよいことは言うまでもないが、
この場合、測光時の積分時間が撮像時の積分時間より短
くしたことによる感度低下は、信号処理系の利得増加、
DSP回路8での平均値を求めるときの係数の増加(加
算結果を画素数で割らずにより小さい数で割る)等の方
法で補うことができる。
を開け、開放になった後に積分時間を延長するようにし
ている。また、測光時の最長積分時間は撮像時の最長積
分時間より短くした方がよいことは言うまでもないが、
この場合、測光時の積分時間が撮像時の積分時間より短
くしたことによる感度低下は、信号処理系の利得増加、
DSP回路8での平均値を求めるときの係数の増加(加
算結果を画素数で割らずにより小さい数で割る)等の方
法で補うことができる。
【0037】また、このときは画素毎の情報を得る目的
ではないので、S/N比は問題にならない(積分するの
で1画素だけのときよりもS/N比は改善される)。さ
らに、S24で過去の積分時間を新絞り値対応に換算し
ているのは、暗すぎる場合に上述の測光のループ1サイ
クルで積分した光量の値を無駄にせず、次のサイクルで
の積分値を加えるようにするための処理である。したが
って、被写体が明るい場合には上記ループの1サイクル
毎に積分時間を測定する(そのために、S15、S19
で積算積分時間をリセットしている)が、被写体が暗い
場合には積分時間は1サイクル毎にリセットせずに毎回
積算するようになっている。
ではないので、S/N比は問題にならない(積分するの
で1画素だけのときよりもS/N比は改善される)。さ
らに、S24で過去の積分時間を新絞り値対応に換算し
ているのは、暗すぎる場合に上述の測光のループ1サイ
クルで積分した光量の値を無駄にせず、次のサイクルで
の積分値を加えるようにするための処理である。したが
って、被写体が明るい場合には上記ループの1サイクル
毎に積分時間を測定する(そのために、S15、S19
で積算積分時間をリセットしている)が、被写体が暗い
場合には積分時間は1サイクル毎にリセットせずに毎回
積算するようになっている。
【0038】また、これらの測光サイクル中での絞りの
開閉や積分時間の伸縮は、前回の測光サイクル時の積分
値や積算積分値に応じて(単に1つの値との大小比較の
みでなく)、開閉や伸縮の度合いを変化させる方がよい
結果が得られる。例えば、前回までの積算積分値が適正
レベルにわずかに不足する場合には、絞りを(1EV)
開くとともに積分時間を1/2にしたり、前回までの積
算積分値で適正レベルに著しく不足(あるいは過剰)す
る場合は、絞りを開放し(絞り込み)、かつ積分時間も
延長(短縮)することができる。
開閉や積分時間の伸縮は、前回の測光サイクル時の積分
値や積算積分値に応じて(単に1つの値との大小比較の
みでなく)、開閉や伸縮の度合いを変化させる方がよい
結果が得られる。例えば、前回までの積算積分値が適正
レベルにわずかに不足する場合には、絞りを(1EV)
開くとともに積分時間を1/2にしたり、前回までの積
算積分値で適正レベルに著しく不足(あるいは過剰)す
る場合は、絞りを開放し(絞り込み)、かつ積分時間も
延長(短縮)することができる。
【0039】そして、これらの測光ループの処理の結
果、適正光量が得られる絞り値と積分時間(換言すれ
ば、被写体の輝度値)が決定できたら、その結果から上
述のように撮像時の絞りと積分時間を演算して記憶し
(S28)、その後スイッチSW2のON/OFFを調
べる(S29)。このとき、スイッチSW2がONにな
っていれば、図5のS35以降の撮像処理に移行する
が、スイッチSW2がOFFの場合には、絞り開放に対
して適正露光を与える積分時間を演算し(S30)、絞
りを開放に設定する(S31)。
果、適正光量が得られる絞り値と積分時間(換言すれ
ば、被写体の輝度値)が決定できたら、その結果から上
述のように撮像時の絞りと積分時間を演算して記憶し
(S28)、その後スイッチSW2のON/OFFを調
べる(S29)。このとき、スイッチSW2がONにな
っていれば、図5のS35以降の撮像処理に移行する
が、スイッチSW2がOFFの場合には、絞り開放に対
して適正露光を与える積分時間を演算し(S30)、絞
りを開放に設定する(S31)。
【0040】その後、積分時間を上記S30で演算した
積分時間に再設定し(S32)、積算積分時間(暗い場
合のために複数サイクル測光ループをまわった時の総積
分時間を計るカウンタ)をリセットして(S33)、ス
イッチSW1のON/OFFを調べる(S34)。な
お、このときにDSP回路8内の積分器もリセットす
る。また、このときにスイッチSW1がONであれば、
上記測光ループの始めに戻るが、スイッチSW1がOF
Fの場合には、再度の割り込み条件を設定してスリープ
モードに戻る。
積分時間に再設定し(S32)、積算積分時間(暗い場
合のために複数サイクル測光ループをまわった時の総積
分時間を計るカウンタ)をリセットして(S33)、ス
イッチSW1のON/OFFを調べる(S34)。な
お、このときにDSP回路8内の積分器もリセットす
る。また、このときにスイッチSW1がONであれば、
上記測光ループの始めに戻るが、スイッチSW1がOF
Fの場合には、再度の割り込み条件を設定してスリープ
モードに戻る。
【0041】なお、S30での演算結果、絞りを開放し
たときに最短積分時間を下回ってしまうような明るい場
合には、積分時間を最短積分時間にするような絞りを設
定することは言うまでもない。そして、このスイッチS
W1がONでスイッチSW2がOFFの間は、このルー
プを繰り返す。この処理(S30〜S33)は、適正な
露光量を与える絞りと露光時間の組み合わせが見つかっ
た後は、絞りを極力開けて積分時間を最短にするための
ものである。換言すると、測光時間を最短にするための
ものである。
たときに最短積分時間を下回ってしまうような明るい場
合には、積分時間を最短積分時間にするような絞りを設
定することは言うまでもない。そして、このスイッチS
W1がONでスイッチSW2がOFFの間は、このルー
プを繰り返す。この処理(S30〜S33)は、適正な
露光量を与える絞りと露光時間の組み合わせが見つかっ
た後は、絞りを極力開けて積分時間を最短にするための
ものである。換言すると、測光時間を最短にするための
ものである。
【0042】処理ループ(S30〜S33)の中で、適
正露光を与える撮像時の絞りと積分時間の組み合わせを
得た後で、スイッチSW2がONであることを検出した
(S29)ときは、上述の撮像処理に移行する。このと
き、図5に示すように、先ず、S28で演算した絞りに
設定し(S35)、SSG13とDSP回路8を撮像モ
ードに設定する(S36,S37)。そして、これらの
撮像準備が整った後、SSG13を制御し、撮像素子3
内の不要電荷を除去(クリア)して撮像のための露光を
開始する(S38)。
正露光を与える撮像時の絞りと積分時間の組み合わせを
得た後で、スイッチSW2がONであることを検出した
(S29)ときは、上述の撮像処理に移行する。このと
き、図5に示すように、先ず、S28で演算した絞りに
設定し(S35)、SSG13とDSP回路8を撮像モ
ードに設定する(S36,S37)。そして、これらの
撮像準備が整った後、SSG13を制御し、撮像素子3
内の不要電荷を除去(クリア)して撮像のための露光を
開始する(S38)。
【0043】続いて、補助光を使用するモードか否かを
チェックし(S57,S58)、補助光フラグが立って
いて充電が完了しているときには補助光を発光させ(S
59)た後、積分値が適正露光量に達したか否かを判別
する(S39)。また、それ以外の状態のときには、補
助光を発光させずに露光開始(S38)後から、撮像素
子3の画像信号の一部を読み出して積分した値と予めレ
ジスタ11に設定された適正露光値との比較結果をモニ
タし、積分値が適正露光量に達したか否かを判別する
(S39)。
チェックし(S57,S58)、補助光フラグが立って
いて充電が完了しているときには補助光を発光させ(S
59)た後、積分値が適正露光量に達したか否かを判別
する(S39)。また、それ以外の状態のときには、補
助光を発光させずに露光開始(S38)後から、撮像素
子3の画像信号の一部を読み出して積分した値と予めレ
ジスタ11に設定された適正露光値との比較結果をモニ
タし、積分値が適正露光量に達したか否かを判別する
(S39)。
【0044】そして、適正露光量に達したか、または撮
像時の最大積分時間になったら(S40)、SSG13
に露光終了の信号を出力させ、メモリ7への読み出し開
始を指示する(S41)。なお、この間の撮像素子3に
対する一部画素の読み出しや、読み出した画像情報のメ
モリ7の対応するアドレスへの書き込みおよび積分回路
10での光量の積分のタイミング制御はSSG13が司
るが、この部分については後で詳述する。
像時の最大積分時間になったら(S40)、SSG13
に露光終了の信号を出力させ、メモリ7への読み出し開
始を指示する(S41)。なお、この間の撮像素子3に
対する一部画素の読み出しや、読み出した画像情報のメ
モリ7の対応するアドレスへの書き込みおよび積分回路
10での光量の積分のタイミング制御はSSG13が司
るが、この部分については後で詳述する。
【0045】上記メモリ7への画像信号の書き込みが終
了したら、DSP回路8はこのメモリ7から画素データ
を読み出しながら、フィルタリング、エッジ強調、およ
び圧縮等の画像処理を行うと同時に、メモリカード17
に処理した信号を書き込む(S42)。その際、メモリ
7から信号を読み出す処理は、撮像素子3からの読み出
しおよびメモリ7への書き込みを完了する前に、既にメ
モリ7へ書き込みを完了した領域から読み出しを開始し
てもよい。そして、メモリカード17に画像信号を記憶
し終わった後に、メモリカード17の書き込み済のメモ
リエリアのアドレスを、このメモリカード17に記録し
て(S43)、撮像処理を終了する。
了したら、DSP回路8はこのメモリ7から画素データ
を読み出しながら、フィルタリング、エッジ強調、およ
び圧縮等の画像処理を行うと同時に、メモリカード17
に処理した信号を書き込む(S42)。その際、メモリ
7から信号を読み出す処理は、撮像素子3からの読み出
しおよびメモリ7への書き込みを完了する前に、既にメ
モリ7へ書き込みを完了した領域から読み出しを開始し
てもよい。そして、メモリカード17に画像信号を記憶
し終わった後に、メモリカード17の書き込み済のメモ
リエリアのアドレスを、このメモリカード17に記録し
て(S43)、撮像処理を終了する。
【0046】ここで、メモリカード17の内、書き込み
済のメモリエリアのアドレスをメモリカード17に記録
するのは、記録済のエリア上にデータを二重記録して先
の記録データを失うことを防ぐためである。したがっ
て、書き込み済メモリエリアのアドレスを記録する以外
にも、例えば、メモリエリアの記録順序が固定されてい
る場合には、次回記録するときの書き込みアドレスを記
録しておいてもよい。
済のメモリエリアのアドレスをメモリカード17に記録
するのは、記録済のエリア上にデータを二重記録して先
の記録データを失うことを防ぐためである。したがっ
て、書き込み済メモリエリアのアドレスを記録する以外
にも、例えば、メモリエリアの記録順序が固定されてい
る場合には、次回記録するときの書き込みアドレスを記
録しておいてもよい。
【0047】また、先の例(書き込み済のメモリエリア
のアドレスを記録する)とは逆に、書き込み可能なメモ
リエリアのアドレスを記録してもよい。さらに、書き込
み可能なメモリエリアと書き込み済のメモリエリアの
内、小さい方のアドレスを記録するとともに、そのアド
レスが書き込み済なのか、書き込み可能なのかを示すフ
ラグを記録するようにしてもよい。
のアドレスを記録する)とは逆に、書き込み可能なメモ
リエリアのアドレスを記録してもよい。さらに、書き込
み可能なメモリエリアと書き込み済のメモリエリアの
内、小さい方のアドレスを記録するとともに、そのアド
レスが書き込み済なのか、書き込み可能なのかを示すフ
ラグを記録するようにしてもよい。
【0048】上述の撮像処理が済むと、スイッチSW2
がOFFになるのを待って次の撮像準備動作(測光ルー
プ)に戻る(S44)。但し、スイッチSW1もOFF
になっているときには、割り込みを待つ条件を設定して
スリープモードに入る(S45)。なお、ここでは撮像
を1こまづつ行うものとて、スイッチSW2のOFFを
待って次の撮像準備動作に移る例を示したが、いわゆる
連写モードを有した撮像装置の場合には、スイッチSW
2がONになっている間撮像モードを繰り返すような構
成も可能である。
がOFFになるのを待って次の撮像準備動作(測光ルー
プ)に戻る(S44)。但し、スイッチSW1もOFF
になっているときには、割り込みを待つ条件を設定して
スリープモードに入る(S45)。なお、ここでは撮像
を1こまづつ行うものとて、スイッチSW2のOFFを
待って次の撮像準備動作に移る例を示したが、いわゆる
連写モードを有した撮像装置の場合には、スイッチSW
2がONになっている間撮像モードを繰り返すような構
成も可能である。
【0049】次に、上述した撮像開始から撮像終了の検
出および画像信号の読み出しの開始までのタイミング制
御について、図6および図7を用いて詳述する。図6
は、撮像素子3の撮像部(光電変換部)を模式的に示し
たもので、116a,116b,116c〜に代表され
る小さな4角形が1単位の画素である。また、101,
102,103……105,106……126,127
は上述の画素で構成される捜査線である。また、Xで示
される領域は撮像素子3の黒レベルの基準を与えるため
に画素の上を遮光したオプティカルブラック領域であ
る。なお、この例では水平方向の有効画素数を30、垂
直方向の有効画素数を22.5の場合を示しているが、
実際にはテレビジョン方式によって必要な画素数が異な
る。
出および画像信号の読み出しの開始までのタイミング制
御について、図6および図7を用いて詳述する。図6
は、撮像素子3の撮像部(光電変換部)を模式的に示し
たもので、116a,116b,116c〜に代表され
る小さな4角形が1単位の画素である。また、101,
102,103……105,106……126,127
は上述の画素で構成される捜査線である。また、Xで示
される領域は撮像素子3の黒レベルの基準を与えるため
に画素の上を遮光したオプティカルブラック領域であ
る。なお、この例では水平方向の有効画素数を30、垂
直方向の有効画素数を22.5の場合を示しているが、
実際にはテレビジョン方式によって必要な画素数が異な
る。
【0050】また、図7はメモリ7の内部におけるアド
レスの割り付け例を模式的に示したものである。このメ
モリ7の大きさは、ちょうど図6の撮像素子3の有効画
素のデータが入るだけの大きさになっている。そして、
図示のように、例えば垂直アドレス11D、水平アドレ
ス1Dの部分が図6の画素116gのデータ(明るさに
対応したデジタル値)を記憶するように予め割り付けら
れている。
レスの割り付け例を模式的に示したものである。このメ
モリ7の大きさは、ちょうど図6の撮像素子3の有効画
素のデータが入るだけの大きさになっている。そして、
図示のように、例えば垂直アドレス11D、水平アドレ
ス1Dの部分が図6の画素116gのデータ(明るさに
対応したデジタル値)を記憶するように予め割り付けら
れている。
【0051】同様に、図6の画素116hは、垂直アド
レス11D、水平アドレス2D、画素116iは垂直ア
ドレス11D、水平アドレス3Dに割り付けられてい
る。なお、ここでは水平アドレスと垂直アドレスとを独
立に設定できるように構成しているが、ランダムアクセ
スが可能であればどのようなものでもかまわない。例え
ば、一次元のアドレス構成であってもよく、また、三次
元のアドレス構成であってもよい。
レス11D、水平アドレス2D、画素116iは垂直ア
ドレス11D、水平アドレス3Dに割り付けられてい
る。なお、ここでは水平アドレスと垂直アドレスとを独
立に設定できるように構成しているが、ランダムアクセ
スが可能であればどのようなものでもかまわない。例え
ば、一次元のアドレス構成であってもよく、また、三次
元のアドレス構成であってもよい。
【0052】次に、図6に示された撮像素子3、および
図7に示されたメモリ7と、これらに対応するSSG1
3とを有した図1の撮像装置における上述の露光動作に
ついて、先ず説明する。露光開始は、撮像素子3内に溜
まった不要な電荷の除去から始まるが、具体的には、撮
像素子3がMOSセンサであれば各画素のリセットから
始まり、また、CCDであれば電荷の掃き出しから始ま
る。この動作は、SSG13から必要なクロックパルス
を撮像素子3に供給することで行われる。そして、撮像
素子3のクリア(電荷の除去)が終了したときから、S
SG13は撮像素子3およびその後の信号処理系および
メモリ7にタイミング信号を出力し、撮像素子3の画素
の内、特に、115と116の捜査線のみの画素の画像
信号を繰り返し読み出す。
図7に示されたメモリ7と、これらに対応するSSG1
3とを有した図1の撮像装置における上述の露光動作に
ついて、先ず説明する。露光開始は、撮像素子3内に溜
まった不要な電荷の除去から始まるが、具体的には、撮
像素子3がMOSセンサであれば各画素のリセットから
始まり、また、CCDであれば電荷の掃き出しから始ま
る。この動作は、SSG13から必要なクロックパルス
を撮像素子3に供給することで行われる。そして、撮像
素子3のクリア(電荷の除去)が終了したときから、S
SG13は撮像素子3およびその後の信号処理系および
メモリ7にタイミング信号を出力し、撮像素子3の画素
の内、特に、115と116の捜査線のみの画素の画像
信号を繰り返し読み出す。
【0053】次に、上記撮像素子3から読み出した画像
信号からSH回路4で不要なリセットパルス等を除去
し、オプティカルブラック部(115a〜115f、1
16a〜116f)をクランプ回路5でクランプした
後、A−D変換器6でデジタル信号に変換する。そし
て、このデジタル信号を積分回路10とメモリ7に導
く。このとき、メモリ7においては、図6に示したよう
なアドレスにオプティカルブラック部を除いた形で、そ
のときの該当アドレスに既に記憶されている値と加算器
18で加算した後、同一アドレスに再び記憶する。
信号からSH回路4で不要なリセットパルス等を除去
し、オプティカルブラック部(115a〜115f、1
16a〜116f)をクランプ回路5でクランプした
後、A−D変換器6でデジタル信号に変換する。そし
て、このデジタル信号を積分回路10とメモリ7に導
く。このとき、メモリ7においては、図6に示したよう
なアドレスにオプティカルブラック部を除いた形で、そ
のときの該当アドレスに既に記憶されている値と加算器
18で加算した後、同一アドレスに再び記憶する。
【0054】また、積分回路10においても、オプティ
カルブラック部分が入力されている間は、レジスタ16
にデータを取り込まないように構成されており、有効画
素のみを積分することができるようになっている。した
がって、この例では積分回路10において1回の読み出
しにより60画素の画素データを加算することができ
る。
カルブラック部分が入力されている間は、レジスタ16
にデータを取り込まないように構成されており、有効画
素のみを積分することができるようになっている。した
がって、この例では積分回路10において1回の読み出
しにより60画素の画素データを加算することができ
る。
【0055】このような処理(60画素分の画素データ
の積分)によって、撮像素子3に照射された光の積分が
行われ、その値が撮像素子3の画素および信号処理系の
ダイナミックレンジに対して適正なレベルになったか否
かをコンパレータ12により判定する。したがって、コ
ンパレータ12で比較するレジスタ11の値は、この例
では1画素当たりの適正レベルの60倍(積分する画素
の個数に対応する倍数)の値に設定されている。
の積分)によって、撮像素子3に照射された光の積分が
行われ、その値が撮像素子3の画素および信号処理系の
ダイナミックレンジに対して適正なレベルになったか否
かをコンパレータ12により判定する。したがって、コ
ンパレータ12で比較するレジスタ11の値は、この例
では1画素当たりの適正レベルの60倍(積分する画素
の個数に対応する倍数)の値に設定されている。
【0056】この値は、撮像動作の開始前の測光中の情
報によって可変するようにしてもよい(例えば、撮像中
の積分領域の輝度の全撮像領域の輝度の平均値からの偏
差によって変化させる等)。また、この例のように捜査
線単位で画像信号を読み出すことは、MOSセンサでは
容易であるが、CCDでは特殊な構造とすることが必要
である(例えば、画素毎に垂直転送路へのシフトゲート
を持つFITセンサ等)。逆に、MOSセンサの場合、
画像信号の読み出しが捜査線毎に可能であるため、捜査
線単位での部分読み出しは可能である。しかし、MOS
センサの場合、撮像素子のクリア時(露光開始時)に読
み出す際のタイミングが捜査線毎にずれることを考慮し
て、クリアのタイミングを捜査線毎にずらさなければ露
光むらが生じる。
報によって可変するようにしてもよい(例えば、撮像中
の積分領域の輝度の全撮像領域の輝度の平均値からの偏
差によって変化させる等)。また、この例のように捜査
線単位で画像信号を読み出すことは、MOSセンサでは
容易であるが、CCDでは特殊な構造とすることが必要
である(例えば、画素毎に垂直転送路へのシフトゲート
を持つFITセンサ等)。逆に、MOSセンサの場合、
画像信号の読み出しが捜査線毎に可能であるため、捜査
線単位での部分読み出しは可能である。しかし、MOS
センサの場合、撮像素子のクリア時(露光開始時)に読
み出す際のタイミングが捜査線毎にずれることを考慮し
て、クリアのタイミングを捜査線毎にずらさなければ露
光むらが生じる。
【0057】さらに、この例ではレジスタ16の出力を
コンパレータ12に入力しているが、その間にゲートを
設けて1回の捜査読み出し(この例では60画素単位)
が完了したときに、コンパレータ12での比較動作を行
わせるように構成してもよい。また、レジスタ11に積
分する画素数倍にした適正露光値を設定するのではな
く、レジスタ16の出力とコンパレータ12の間(加算
器15への帰還回路には影響を与えない位置)に画素数
分の1にする係数器を介在させても同じ効果が得られ
る。
コンパレータ12に入力しているが、その間にゲートを
設けて1回の捜査読み出し(この例では60画素単位)
が完了したときに、コンパレータ12での比較動作を行
わせるように構成してもよい。また、レジスタ11に積
分する画素数倍にした適正露光値を設定するのではな
く、レジスタ16の出力とコンパレータ12の間(加算
器15への帰還回路には影響を与えない位置)に画素数
分の1にする係数器を介在させても同じ効果が得られ
る。
【0058】このようにして、コンパレータ12での比
較結果から参照画素に照射された光量の積分値が適正に
なったと判断したら、SSG13からの信号によって積
分動作(参照画素からの読み出し積分)を停止させ、直
ちに読み出し動作に入る。この読み出し動作は、通常の
読み出し動作と同様、捜査線毎にサンプリング、クラン
プ、およびA−D変換をして順次メモリ7の画素毎に予
め定められたアドレスに記憶していく。特に、参照画素
においては、書き込むべきアドレスに既に記憶されてい
る値と加算して、同じアドレスに再び記憶する(但し、
全画素において加算して記憶しても何ら問題がないこと
は明らかである)。
較結果から参照画素に照射された光量の積分値が適正に
なったと判断したら、SSG13からの信号によって積
分動作(参照画素からの読み出し積分)を停止させ、直
ちに読み出し動作に入る。この読み出し動作は、通常の
読み出し動作と同様、捜査線毎にサンプリング、クラン
プ、およびA−D変換をして順次メモリ7の画素毎に予
め定められたアドレスに記憶していく。特に、参照画素
においては、書き込むべきアドレスに既に記憶されてい
る値と加算して、同じアドレスに再び記憶する(但し、
全画素において加算して記憶しても何ら問題がないこと
は明らかである)。
【0059】以上の動作によって、適性露光の画素信号
をメモリ7に取り込むことができたことになる。その
際、上記参照画素は全撮像領域の一部としたが、これは
現在得られる撮像素子や信号処理系の回路で上述の構成
を実現しようとした場合、読み出し速度や信号処理速度
に限界があるためであり、撮像素子等の速度が十分速け
れば、全領域を参照画素にすることができる。この場
合、画素のアドレスによって積分回路10への入力のデ
ータに重み付けをすることにより、測光感度分布を変化
させることができる。なお、この例については後に第4
実施例として述べる。
をメモリ7に取り込むことができたことになる。その
際、上記参照画素は全撮像領域の一部としたが、これは
現在得られる撮像素子や信号処理系の回路で上述の構成
を実現しようとした場合、読み出し速度や信号処理速度
に限界があるためであり、撮像素子等の速度が十分速け
れば、全領域を参照画素にすることができる。この場
合、画素のアドレスによって積分回路10への入力のデ
ータに重み付けをすることにより、測光感度分布を変化
させることができる。なお、この例については後に第4
実施例として述べる。
【0060】次に、図8と図9のタイミングチャートを
用いてMOSセンサを用いた場合の撮像素子3のクリ
ア、および読み出し動作のシーケンスについて説明す
る。図8は、1走査線のクリアおよび通常の走査線の読
み出しに要する時間と画像信号の積分のために1走査線
を読み出す時間とが異なる場合であり、走査線を図6の
上から下へ順に読み出す場合を示している。
用いてMOSセンサを用いた場合の撮像素子3のクリ
ア、および読み出し動作のシーケンスについて説明す
る。図8は、1走査線のクリアおよび通常の走査線の読
み出しに要する時間と画像信号の積分のために1走査線
を読み出す時間とが異なる場合であり、走査線を図6の
上から下へ順に読み出す場合を示している。
【0061】この場合、先ず図8の(a)に示すよう
に、走査線101、102、……127までクリア動作
を行い、積分する走査線115のクリアが終了すると、
図8の(b)のように直ちに走査線115の読み出し動
作を行う。次に、走査線116のクリア動作が終了した
ら、走査線116の読み出し動作を行う。以降、走査線
115、116の読み出し動作を続けて行う。
に、走査線101、102、……127までクリア動作
を行い、積分する走査線115のクリアが終了すると、
図8の(b)のように直ちに走査線115の読み出し動
作を行う。次に、走査線116のクリア動作が終了した
ら、走査線116の読み出し動作を行う。以降、走査線
115、116の読み出し動作を続けて行う。
【0062】このとき、読み出された画像情報は、画像
毎にメモリ7の中に対応するアドレスに積算されるとと
もに、積分回路10によって走査線115、116の全
有効画素に情報が積分される。積分された値をアナログ
的に表示したものが図8の(d)であり、時間経過に伴
って積分値が増加していく様子がわかる。そして、この
積分値が図8の(c)に示すレジスタ11の内容より大
きくなると、コンパレータ12の出力は図8の(e)の
ように反転し、SSG13は積分用高速読出モードから
通常読出モードに切り替わり、図8(b)のようにクリ
ア時と同じ順序で画面の上から読み出しを開始する。
毎にメモリ7の中に対応するアドレスに積算されるとと
もに、積分回路10によって走査線115、116の全
有効画素に情報が積分される。積分された値をアナログ
的に表示したものが図8の(d)であり、時間経過に伴
って積分値が増加していく様子がわかる。そして、この
積分値が図8の(c)に示すレジスタ11の内容より大
きくなると、コンパレータ12の出力は図8の(e)の
ように反転し、SSG13は積分用高速読出モードから
通常読出モードに切り替わり、図8(b)のようにクリ
ア時と同じ順序で画面の上から読み出しを開始する。
【0063】ここで、走査線115と116だけは露光
期間(積分期間)に先に読み出された光量に相当するデ
ータがあるので、通常読み出し時にも少なくとも走査線
115と116の部分だけは、上述のようにメモリ7の
中の走査線115、116の画素に対応するアドレスに
既に存在するデータと加算してから再び同じアドレスに
記憶される。
期間(積分期間)に先に読み出された光量に相当するデ
ータがあるので、通常読み出し時にも少なくとも走査線
115と116の部分だけは、上述のようにメモリ7の
中の走査線115、116の画素に対応するアドレスに
既に存在するデータと加算してから再び同じアドレスに
記憶される。
【0064】図9は、図8のタイミングチャートの動作
を改善した動作を示したものである。すなわち、図8の
タイミングでは、先ずクリア動作を走査線101、10
2から初めているので、撮像素子3の上の方の走査線が
露光を始めてから積分用画素を含む走査線115、11
6が実際に露光(積分)を開始するまでにタイムラグ、
つまり露光時間の誤差が生じてしまう。
を改善した動作を示したものである。すなわち、図8の
タイミングでは、先ずクリア動作を走査線101、10
2から初めているので、撮像素子3の上の方の走査線が
露光を始めてから積分用画素を含む走査線115、11
6が実際に露光(積分)を開始するまでにタイムラグ、
つまり露光時間の誤差が生じてしまう。
【0065】これは、被写体の輝度が極端に高い時のみ
の問題であり(被写体輝度がそれほど高くないときには
無視できる程度になる)、スイッチSW1のみがONの
間に測定した被写体輝度等の情報によって補正すること
も容易であるが、この誤差を始めから生じさせないよう
にしたのが図9の例である。但し、全画素が一時にクリ
アでき、画素毎あるいは走査線毎に読み出しが可能なセ
ンサではこの問題は生じない。
の問題であり(被写体輝度がそれほど高くないときには
無視できる程度になる)、スイッチSW1のみがONの
間に測定した被写体輝度等の情報によって補正すること
も容易であるが、この誤差を始めから生じさせないよう
にしたのが図9の例である。但し、全画素が一時にクリ
アでき、画素毎あるいは走査線毎に読み出しが可能なセ
ンサではこの問題は生じない。
【0066】図9のタイミングチャートからわかる通
り、この例では、図9の(a)、(b)に示すように、
積分用画素を含んだ走査線115、116からクリア動
作および通常検出動作を始めている。このため、積分
(測光)は最初から行うことができ、したがって、上述
の誤差は初めから避けることができる。図9の(c)は
レジスタ11の内容、(d)は積分値、(e)はモード
の切替えをそれぞれ示している。また、この例でも積分
時の読み出し速度を、図8と同様に高速にしてもよいこ
とは明らかである。
り、この例では、図9の(a)、(b)に示すように、
積分用画素を含んだ走査線115、116からクリア動
作および通常検出動作を始めている。このため、積分
(測光)は最初から行うことができ、したがって、上述
の誤差は初めから避けることができる。図9の(c)は
レジスタ11の内容、(d)は積分値、(e)はモード
の切替えをそれぞれ示している。また、この例でも積分
時の読み出し速度を、図8と同様に高速にしてもよいこ
とは明らかである。
【0067】また、上述したように全領域を参照画素と
してメモリ7に取り込みながら、その一部または全部を
積分する場合にも同様の(図9に示したような)クリア
と読み出しの順序をとることで、露光開始と測光用積分
開始の時間差を減らすことができるのは言うまでもな
い。
してメモリ7に取り込みながら、その一部または全部を
積分する場合にも同様の(図9に示したような)クリア
と読み出しの順序をとることで、露光開始と測光用積分
開始の時間差を減らすことができるのは言うまでもな
い。
【0068】以上のように、本実施例においては少なく
とも1フィールドあるいは1フレームの画像情報を記憶
するメモリ7を設け、露光期間中に撮像素子3の画像情
報の一部あるいは全部を繰り返し読み出して、前回読み
出した画像情報の中で対応する位置の情報と加算しなが
らメモリ7に記憶すると同時に、その画像情報の値を積
分して測光を行っている。
とも1フィールドあるいは1フレームの画像情報を記憶
するメモリ7を設け、露光期間中に撮像素子3の画像情
報の一部あるいは全部を繰り返し読み出して、前回読み
出した画像情報の中で対応する位置の情報と加算しなが
らメモリ7に記憶すると同時に、その画像情報の値を積
分して測光を行っている。
【0069】すなわち、撮像素子3の一部あるいは全部
の画素の光強度に応じた情報を露光期間の途中で読み出
し、画素毎に予め割り付けられたメモリ7のアドレス
に、その時までの同一アドレスのメモリ7内の値と加算
して再びメモリ7の同一アドレスに記憶する動作を繰り
返すとともに、上記読み出した画素の情報を積分するこ
とにより撮像素子3に入射する光量をリアルタイムで測
定し、その値(積分値)を利用して適性露光時間を得て
いる。このため、露光開始後の被写体輝度の変化に追従
でき、常に適正な被写体画像を得ることができる。ま
た、測光専用のセンサを設ける必要がなく、構成が簡単
になり、低コスト化および小型化を図ることができる。
の画素の光強度に応じた情報を露光期間の途中で読み出
し、画素毎に予め割り付けられたメモリ7のアドレス
に、その時までの同一アドレスのメモリ7内の値と加算
して再びメモリ7の同一アドレスに記憶する動作を繰り
返すとともに、上記読み出した画素の情報を積分するこ
とにより撮像素子3に入射する光量をリアルタイムで測
定し、その値(積分値)を利用して適性露光時間を得て
いる。このため、露光開始後の被写体輝度の変化に追従
でき、常に適正な被写体画像を得ることができる。ま
た、測光専用のセンサを設ける必要がなく、構成が簡単
になり、低コスト化および小型化を図ることができる。
【0070】図10は本発明の第2実施例を示す図であ
り、図1と同一符号は同一構成部分を示している。この
第2実施例は、参照画素のデータを積分する際の同一画
像データを画素毎に記憶する高速バッファメモリ19と
高速加算器28を、露光完了時の読出用バッファメモリ
であるメモリ7、および加算器18とは別に設けてい
る。そして、露光量を積分する期間中の画素毎の累積加
算時には高速バッファメモリ19と高速加算器28を用
いている。そして、露光完了後の撮像素子3からの画像
信号の読み出しおよびメモリ7への書き込み時に、撮像
素子3と高速バッファメモリ19との対応する画素のデ
ータを加算器18で加算しながらメモリ7へ転送するよ
うに構成したものである。
り、図1と同一符号は同一構成部分を示している。この
第2実施例は、参照画素のデータを積分する際の同一画
像データを画素毎に記憶する高速バッファメモリ19と
高速加算器28を、露光完了時の読出用バッファメモリ
であるメモリ7、および加算器18とは別に設けてい
る。そして、露光量を積分する期間中の画素毎の累積加
算時には高速バッファメモリ19と高速加算器28を用
いている。そして、露光完了後の撮像素子3からの画像
信号の読み出しおよびメモリ7への書き込み時に、撮像
素子3と高速バッファメモリ19との対応する画素のデ
ータを加算器18で加算しながらメモリ7へ転送するよ
うに構成したものである。
【0071】すなわち、図6の2走査線分の60画素に
相当する容量をもつ高速バッファメモリ19と高速加算
器28とを設け、データの高速処理が要求される露光量
の積分期間中はこれらの高速処理系(19,28)を用
いて画素毎のデータを高速に累積し、露光完了後に通常
のスピードで撮像素子3から画素データを読み出してい
る時に、この高速バッファメモリ19から対応する画素
を読み出しながら加算器18で加算できる様に構成した
ものである。
相当する容量をもつ高速バッファメモリ19と高速加算
器28とを設け、データの高速処理が要求される露光量
の積分期間中はこれらの高速処理系(19,28)を用
いて画素毎のデータを高速に累積し、露光完了後に通常
のスピードで撮像素子3から画素データを読み出してい
る時に、この高速バッファメモリ19から対応する画素
を読み出しながら加算器18で加算できる様に構成した
ものである。
【0072】上記構成による動作は、図1の構成で露光
後の読み出し時において、メモリ7内のデータと撮像素
子3から読み出されたデータを加算して再びメモリ7に
記憶する代わりに、高速バッファメモリ19内のデータ
と撮像素子3から読み出されたデータを加算してメモリ
7に記憶することが相違するのみで、図1の実施例と同
等の作用効果が得られる。
後の読み出し時において、メモリ7内のデータと撮像素
子3から読み出されたデータを加算して再びメモリ7に
記憶する代わりに、高速バッファメモリ19内のデータ
と撮像素子3から読み出されたデータを加算してメモリ
7に記憶することが相違するのみで、図1の実施例と同
等の作用効果が得られる。
【0073】次に、図11に従って本発明の第3実施例
を詳述する。図11は、本発明の第3実施例の構成を示
したものである。図中、20はアナログ積分回路で、積
分動作のON/OFFのための開閉器21、積分回路2
0のリセットのための開閉器22、および積分のための
コンデンサ(蓄電器)23から構成され、図1の積分回
路10と同様な測定手段を構成している。
を詳述する。図11は、本発明の第3実施例の構成を示
したものである。図中、20はアナログ積分回路で、積
分動作のON/OFFのための開閉器21、積分回路2
0のリセットのための開閉器22、および積分のための
コンデンサ(蓄電器)23から構成され、図1の積分回
路10と同様な測定手段を構成している。
【0074】また、24はアナログ比較器であるコンパ
レータ、25はシスコン27の制御によって出力電圧が
変化する可変基準電圧源、26はシスコン27の制御に
より撮像素子3、SH回路4、クランプ回路5、A−D
変換器6、メモリ7、DSP8、D−A変換器9および
積分回路20に動作制御用の同期クロックパルスおよび
動作パルスなどのタイミング信号を出力する同期信号発
生器(SSG)である。また、本実施例におけるシステ
ムコントローラ27は、絞り2、SSG26、基準電圧
源25およびDSP8を制御し、全体として撮像装置と
しての動作をさせるもので、図1のシスコン14と同様
の処理手段を構成している。
レータ、25はシスコン27の制御によって出力電圧が
変化する可変基準電圧源、26はシスコン27の制御に
より撮像素子3、SH回路4、クランプ回路5、A−D
変換器6、メモリ7、DSP8、D−A変換器9および
積分回路20に動作制御用の同期クロックパルスおよび
動作パルスなどのタイミング信号を出力する同期信号発
生器(SSG)である。また、本実施例におけるシステ
ムコントローラ27は、絞り2、SSG26、基準電圧
源25およびDSP8を制御し、全体として撮像装置と
しての動作をさせるもので、図1のシスコン14と同様
の処理手段を構成している。
【0075】上記のような構成の撮像装置において、ス
イッチSW1がONされている期間の測光動作は図1の
実施例と同様であるので省略する。したがって、シスコ
ン27が適正露光を与える撮像時の絞りと積分時間の組
合せを決定し終わり、スイッチSW2がONされている
と判断した後の処理動作について述べる。
イッチSW1がONされている期間の測光動作は図1の
実施例と同様であるので省略する。したがって、シスコ
ン27が適正露光を与える撮像時の絞りと積分時間の組
合せを決定し終わり、スイッチSW2がONされている
と判断した後の処理動作について述べる。
【0076】図1の実施例と同様、撮像素子3のクリア
動作から露光が開始されるが、この露光が開始される
と、SSG26の信号により撮像素子3から115,1
16の走査線のみの画像信号が繰り返し高速で読み出さ
れる。そして、この信号をSH回路4でサンプルホール
ドし、クランプ回路5でクランプした後、この信号の有
効部分のみ(ブランキング期間を除く)を開閉器21を
介して積分用のコンデンサ23に送出する。同時に、こ
の信号をA−D変換器6でA−D変換し、そのデジタル
データを加算器18を経由してメモリ7内のあらかじめ
割り付けられたアドレスに既に記憶されているデータと
加算して再び同じアドレスに記憶させる。
動作から露光が開始されるが、この露光が開始される
と、SSG26の信号により撮像素子3から115,1
16の走査線のみの画像信号が繰り返し高速で読み出さ
れる。そして、この信号をSH回路4でサンプルホール
ドし、クランプ回路5でクランプした後、この信号の有
効部分のみ(ブランキング期間を除く)を開閉器21を
介して積分用のコンデンサ23に送出する。同時に、こ
の信号をA−D変換器6でA−D変換し、そのデジタル
データを加算器18を経由してメモリ7内のあらかじめ
割り付けられたアドレスに既に記憶されているデータと
加算して再び同じアドレスに記憶させる。
【0077】そして、撮像素子3からの特定の走査線の
信号の読み出しからメモリ7への書き込みまでの処理を
可能な限りの高速で繰り返しながらコンデンサ23に蓄
積された電荷の電位をコンパレータ24で比較する。こ
の時、コンデンサ23の電位が基準電圧源25の出力値
を越えると、コンパレータ24は出力を反転し、この出
力を受けてSSG26は露光量積分のための撮像素子3
からの信号(一部)の読み出しを停止するとともに、補
助光装置50もこの出力を受けて、補助光の発光を停止
し、SSG26はさらに画像データ取り込みのための全
画面の読み出し動作を開始する。
信号の読み出しからメモリ7への書き込みまでの処理を
可能な限りの高速で繰り返しながらコンデンサ23に蓄
積された電荷の電位をコンパレータ24で比較する。こ
の時、コンデンサ23の電位が基準電圧源25の出力値
を越えると、コンパレータ24は出力を反転し、この出
力を受けてSSG26は露光量積分のための撮像素子3
からの信号(一部)の読み出しを停止するとともに、補
助光装置50もこの出力を受けて、補助光の発光を停止
し、SSG26はさらに画像データ取り込みのための全
画面の読み出し動作を開始する。
【0078】上記画像データの読み出しのための撮像素
子3からの信号読み出し時には、積分回路20、コンパ
レータ24および基準電圧源25は不要であるので、開
閉器21はOFFとし、開閉器22はONとして、これ
ら回路の動作を停止する。さらに、撮像素子3から画像
信号を読み出すとともに、メモリ7からも対応画素のデ
ータを読み出すとともに、加算器18で加算して、再び
メモリ7の対応アドレスの部分に記憶させる。この時、
積分画素(この例では走査線115,116の画素)以
外のメモリ7内のデータは0であるので、メモリ7から
のデータ読み出しおよび加算器18での加算は省略する
ことも可能である。
子3からの信号読み出し時には、積分回路20、コンパ
レータ24および基準電圧源25は不要であるので、開
閉器21はOFFとし、開閉器22はONとして、これ
ら回路の動作を停止する。さらに、撮像素子3から画像
信号を読み出すとともに、メモリ7からも対応画素のデ
ータを読み出すとともに、加算器18で加算して、再び
メモリ7の対応アドレスの部分に記憶させる。この時、
積分画素(この例では走査線115,116の画素)以
外のメモリ7内のデータは0であるので、メモリ7から
のデータ読み出しおよび加算器18での加算は省略する
ことも可能である。
【0079】このようにして、メモリ7に記憶した画像
データは、再びメモリ7から読み出されながらDSP8
で所定の信号処理(γ補正、ニー(knee)特性調
整、ホワイトバランス調整、色差信号の生成、信号のコ
ンポジット化、同期信号の付加、カラーバーストの付加
等)が行われ、D−A変換器9によりアナログ化された
後、モニタ(EVF)やSVレコーダあるいはその他の
記録装置の伝送路に出力される。このような構成であっ
ても、図1および図10の実施例と同様、露光期間中の
露光量を測定でき、簡単な構成で、露光開始後の被写体
輝度の変化に追従させることができ、同様の作用効果を
得ることができる。
データは、再びメモリ7から読み出されながらDSP8
で所定の信号処理(γ補正、ニー(knee)特性調
整、ホワイトバランス調整、色差信号の生成、信号のコ
ンポジット化、同期信号の付加、カラーバーストの付加
等)が行われ、D−A変換器9によりアナログ化された
後、モニタ(EVF)やSVレコーダあるいはその他の
記録装置の伝送路に出力される。このような構成であっ
ても、図1および図10の実施例と同様、露光期間中の
露光量を測定でき、簡単な構成で、露光開始後の被写体
輝度の変化に追従させることができ、同様の作用効果を
得ることができる。
【0080】次に、図12に従って本発明の第4実施例
を説明する。図12は、本発明の第4実施例を示す構成
図であり、AD変換器6と積分回路10の間に、係数可
変の係数器35が挿入されている点が第1実施例との構
成上の差異である。また、動作についても露光時間決定
のために行う繰り返し読み出し期間中の動作以外は第1
実施例と同一であるので、上記露光時間決定のための繰
り返し読み出し期間中の動作の説明のみにとどめる。
を説明する。図12は、本発明の第4実施例を示す構成
図であり、AD変換器6と積分回路10の間に、係数可
変の係数器35が挿入されている点が第1実施例との構
成上の差異である。また、動作についても露光時間決定
のために行う繰り返し読み出し期間中の動作以外は第1
実施例と同一であるので、上記露光時間決定のための繰
り返し読み出し期間中の動作の説明のみにとどめる。
【0081】第1実施例の説明で述べた様に、この第4
実施例の撮像装置においては、撮像素子3から読み出さ
れた画像信号をデジタル変換した信号を画素毎に累積し
ながらメモリ7に記憶している期間中に、同じデジタル
信号に対応する撮像素子の画素の位置に応じた係数を乗
じた後、積分回路10内の加算器15に入力し、第1実
施例と同様に積分する。
実施例の撮像装置においては、撮像素子3から読み出さ
れた画像信号をデジタル変換した信号を画素毎に累積し
ながらメモリ7に記憶している期間中に、同じデジタル
信号に対応する撮像素子の画素の位置に応じた係数を乗
じた後、積分回路10内の加算器15に入力し、第1実
施例と同様に積分する。
【0082】このときの撮像素子の画素の位置に応じた
係数とは、例えば図6の例では、115u、115v、
116u、116vの画素に対応するデータには1を乗
じその両側の115t、115w、116t、116w
には0.9の重み付けを行い、さらに外側には0.8と
いった様に中央部に重み付けを大きくしたものが考えら
れる。また、デジタルによる処理のし易さから係数は
1、0.5、0.25、0.125・・・の2-n(n:
負でない整数)のみを用いたり、これらの2あるいは3
程の項との積の和を用いたりすることにより、一般の乗
算器を用いずに構成を簡略化することもできる。
係数とは、例えば図6の例では、115u、115v、
116u、116vの画素に対応するデータには1を乗
じその両側の115t、115w、116t、116w
には0.9の重み付けを行い、さらに外側には0.8と
いった様に中央部に重み付けを大きくしたものが考えら
れる。また、デジタルによる処理のし易さから係数は
1、0.5、0.25、0.125・・・の2-n(n:
負でない整数)のみを用いたり、これらの2あるいは3
程の項との積の和を用いたりすることにより、一般の乗
算器を用いずに構成を簡略化することもできる。
【0083】次に、図13〜図16に従って本発明の第
5実施例を詳述する。この第5実施例は、画像データを
連続的に取り込むようにした例を示してものであり、図
13は構成を示すブロック図、図14〜図16は図13
の構成の撮像装置の処理動作を説明するフローチャート
である。
5実施例を詳述する。この第5実施例は、画像データを
連続的に取り込むようにした例を示してものであり、図
13は構成を示すブロック図、図14〜図16は図13
の構成の撮像装置の処理動作を説明するフローチャート
である。
【0084】先ず、図13の構成についてであるが、第
1実施例と同一の機能のブロックには同一番号を付して
説明を省略する。 図13において、40は連続撮像用
デジタル信号処理回路(以下DSP)、41はDSP4
0により処理された画像情報を記録媒体42に記録する
記録回路、42は記録媒体を示している。43は撮像素
子3、AD変換器6、およびDSP40等を動作させる
際に必要な同期信号、クロック等を発生させる同期信号
発生器(以下SSG)である。
1実施例と同一の機能のブロックには同一番号を付して
説明を省略する。 図13において、40は連続撮像用
デジタル信号処理回路(以下DSP)、41はDSP4
0により処理された画像情報を記録媒体42に記録する
記録回路、42は記録媒体を示している。43は撮像素
子3、AD変換器6、およびDSP40等を動作させる
際に必要な同期信号、クロック等を発生させる同期信号
発生器(以下SSG)である。
【0085】次いで、44は全体のシステムを制御する
システムコントローラ(以下シスコンという)。45は
媒体42を駆動する駆動装置であり、この駆動装置45
は媒体42と記録ヘッド(図示せず)との相対運動、お
よび記録領域の遷移をするためのものである。以下では
単純に媒体の駆動という形で表現する。
システムコントローラ(以下シスコンという)。45は
媒体42を駆動する駆動装置であり、この駆動装置45
は媒体42と記録ヘッド(図示せず)との相対運動、お
よび記録領域の遷移をするためのものである。以下では
単純に媒体の駆動という形で表現する。
【0086】次に、図13に示す撮像装置の動作を図1
4〜図16のフローチャートを用いて説明する。図14
および図15は、基本的には図3および図4から補助光
関係の処理を除いたものと同じものなので、以下の説明
では動作の異なる箇所のみ説明する。
4〜図16のフローチャートを用いて説明する。図14
および図15は、基本的には図3および図4から補助光
関係の処理を除いたものと同じものなので、以下の説明
では動作の異なる箇所のみ説明する。
【0087】第1実施例では被写体輝度の測定をDSP
8内で行っているが、この第5実施例では積分回路10
で行う点が異なる。この結果、図3の測光期間における
DSPモード設定(S8)が不要になっている。さら
に、撮像処理期間(図16のE(S60)からS77で
SW2のOFFが検出されるまでの期間)が終わったと
ころで記録媒体を停止(S76)するとともに、DSP
をも停止すること(S77)が可能になる。
8内で行っているが、この第5実施例では積分回路10
で行う点が異なる。この結果、図3の測光期間における
DSPモード設定(S8)が不要になっている。さら
に、撮像処理期間(図16のE(S60)からS77で
SW2のOFFが検出されるまでの期間)が終わったと
ころで記録媒体を停止(S76)するとともに、DSP
をも停止すること(S77)が可能になる。
【0088】この結果、消費電力を削減することが可能
になる。また、当然S15、S19、S33での積算時
間のリセットはDSP内部のレジスタのものでなく、レ
ジスタ16の内容ということになる。次に、図14、図
15で示した記録動作前の測光動作後にSW2のONが
検出されると(図15のS29)、記録媒体42を駆動
(図16のS60)する。
になる。また、当然S15、S19、S33での積算時
間のリセットはDSP内部のレジスタのものでなく、レ
ジスタ16の内容ということになる。次に、図14、図
15で示した記録動作前の測光動作後にSW2のONが
検出されると(図15のS29)、記録媒体42を駆動
(図16のS60)する。
【0089】続いて、絞りを測光動作によって演算され
た値に設定する(S61)。なお、測光中は測光時間を
短くするために実際に露光する時よりも絞りを開けてい
ることは、第1実施例と同じである。続いて、SSG4
3を測光モードから記録モードに移行させ(S62)、
DSP40を記録モードに設定(S63)する。第1実
施例でも概略述べたように、SW1のみがONの期間中
は測光のみを行い、画素毎のデータは必要がないのであ
るから、メモリ7や加算器18、DSP40、記録回路
41、媒体42およびその駆動回路45はまったく不要
である。
た値に設定する(S61)。なお、測光中は測光時間を
短くするために実際に露光する時よりも絞りを開けてい
ることは、第1実施例と同じである。続いて、SSG4
3を測光モードから記録モードに移行させ(S62)、
DSP40を記録モードに設定(S63)する。第1実
施例でも概略述べたように、SW1のみがONの期間中
は測光のみを行い、画素毎のデータは必要がないのであ
るから、メモリ7や加算器18、DSP40、記録回路
41、媒体42およびその駆動回路45はまったく不要
である。
【0090】そこで、測光期間中にはこれらの回路への
通電を断ち、上記SSG43のモード変更やDSP40
のモード設定と同時期に通電をし、DSP40の停止
(S77)と同時期に通電を断つことで、さらに電力消
費を削減することができる。次に、1/60秒のカウン
タをリセットして計時を開始する(S64)。このカウ
ンタは本実施例で、連続的に取り込む画像データの取り
込み時間間隔を設定するタイマである。なお、この第5
実施例では、1/60秒で1コマの画像を取り込む様に
構成されているが、この間隔は任意である。
通電を断ち、上記SSG43のモード変更やDSP40
のモード設定と同時期に通電をし、DSP40の停止
(S77)と同時期に通電を断つことで、さらに電力消
費を削減することができる。次に、1/60秒のカウン
タをリセットして計時を開始する(S64)。このカウ
ンタは本実施例で、連続的に取り込む画像データの取り
込み時間間隔を設定するタイマである。なお、この第5
実施例では、1/60秒で1コマの画像を取り込む様に
構成されているが、この間隔は任意である。
【0091】また、ここでは最大積分時間と、画像取り
込みの間隔とを等しくしてあるが(画像取り込み時にイ
ンタレース読み出しやサブサンプリングをしない場合に
は)最大積分時間が画像取り込みの間隔を超えない範囲
で任意である。1/60秒カウンタをリセット(S6
4)すると同時に、撮像装置をクリアして露光を開始す
る(S65)。露光開始と同時に撮像素子3の全部の画
素を繰り返し読み出しながら、画素毎に加算器18で加
算しながらメモリ7に記憶するとともに積分器10で積
分する。この積分結果をレジスタ11中の所定値とコン
パレータ12で比較し、所定値を超えるまで露光する。
込みの間隔とを等しくしてあるが(画像取り込み時にイ
ンタレース読み出しやサブサンプリングをしない場合に
は)最大積分時間が画像取り込みの間隔を超えない範囲
で任意である。1/60秒カウンタをリセット(S6
4)すると同時に、撮像装置をクリアして露光を開始す
る(S65)。露光開始と同時に撮像素子3の全部の画
素を繰り返し読み出しながら、画素毎に加算器18で加
算しながらメモリ7に記憶するとともに積分器10で積
分する。この積分結果をレジスタ11中の所定値とコン
パレータ12で比較し、所定値を超えるまで露光する。
【0092】この間シスコン44はコンパレータ12の
出力をモニタすること(S66)と、最大積分時間タイ
マをモニタする(S70)ことを繰り返す。積分値が所
定値を超え露光値が適正であることを示す信号がコンパ
レータ12から出力された時には(S66 Yes)、
積分時間が最短の限界以下でないかを調べる(S6
7)。これは、少なくとも測光のための積分のために読
出す画素を総て1回は読み出すのに必要な時間を確保す
るためと、次回の画像取り込み時の絞り制御のための情
報を得るためである。さらに、本実施例では備えていな
いが露光時間をメカニカルな部材で制御する場合(いわ
ゆる光学シャッタのとき)には、露光ムラを所定値以下
にできる最短露光時間が存在するので、これに備えるた
めでもある。
出力をモニタすること(S66)と、最大積分時間タイ
マをモニタする(S70)ことを繰り返す。積分値が所
定値を超え露光値が適正であることを示す信号がコンパ
レータ12から出力された時には(S66 Yes)、
積分時間が最短の限界以下でないかを調べる(S6
7)。これは、少なくとも測光のための積分のために読
出す画素を総て1回は読み出すのに必要な時間を確保す
るためと、次回の画像取り込み時の絞り制御のための情
報を得るためである。さらに、本実施例では備えていな
いが露光時間をメカニカルな部材で制御する場合(いわ
ゆる光学シャッタのとき)には、露光ムラを所定値以下
にできる最短露光時間が存在するので、これに備えるた
めでもある。
【0093】しかし、本実施例のような電子シャッタに
よる露光時間制御のシステムの場合には、このための最
短露光時間の制限はなくしてもよい。ただし、この場合
でも次回の画像取り込み時の絞り制御の情報を得るため
に最短積分時間を超えているか否かの判断は必要であ
る。この例では積分時間が最短の限界を下まわっている
時(S67 Yes)にはTmin フラグをセット(S6
8)し、露光開始から最小露光時間経過(本実施例では
少なくとも1回全画素を読み出すのに必要な時間)まで
待った(S69)後、メモリ7から読み出しながらDS
P40でマトリクス処理、γ処理、圧縮処理等の信号処
理をし(S73)、記録回路41によって媒体42に記
録を開始する(S74)。この記録は次の画像が読み出
され、信号処理が開始されるまでに完了すればよい。
よる露光時間制御のシステムの場合には、このための最
短露光時間の制限はなくしてもよい。ただし、この場合
でも次回の画像取り込み時の絞り制御の情報を得るため
に最短積分時間を超えているか否かの判断は必要であ
る。この例では積分時間が最短の限界を下まわっている
時(S67 Yes)にはTmin フラグをセット(S6
8)し、露光開始から最小露光時間経過(本実施例では
少なくとも1回全画素を読み出すのに必要な時間)まで
待った(S69)後、メモリ7から読み出しながらDS
P40でマトリクス処理、γ処理、圧縮処理等の信号処
理をし(S73)、記録回路41によって媒体42に記
録を開始する(S74)。この記録は次の画像が読み出
され、信号処理が開始されるまでに完了すればよい。
【0094】また、(S67)で積分時間が最短限界を
上まわっている時(S67 NO)には、繰り返される
画素データの読み出しがちょうど1画面終了するまで待
ち(S72)、その後最小積分時間以下の積分時間の時
と同じ信号処理(S73)を行う。
上まわっている時(S67 NO)には、繰り返される
画素データの読み出しがちょうど1画面終了するまで待
ち(S72)、その後最小積分時間以下の積分時間の時
と同じ信号処理(S73)を行う。
【0095】また、最大積分時間だけ(S66)と(S
70)のループを回っても積分値が適正値にならない時
(コンパレータ12の出力がない時)には、(S70)
で最大積分時間を超えたことを検出し(S70 Ye
s)、Tmax フラグをセットした(S71)後に、一画
面分の読み出し完まで待った(S72)後、やはり、最
小積分時間以下の積分時間の時と同じ信号処理(S7
3)を行う。
70)のループを回っても積分値が適正値にならない時
(コンパレータ12の出力がない時)には、(S70)
で最大積分時間を超えたことを検出し(S70 Ye
s)、Tmax フラグをセットした(S71)後に、一画
面分の読み出し完まで待った(S72)後、やはり、最
小積分時間以下の積分時間の時と同じ信号処理(S7
3)を行う。
【0096】これらの処理(S66〜S74)により、
積分値が所定値に達した直後の一画面分の画素データの
メモリ7への対応画素データと加算しながら読み出しが
完了すると、そこで撮像素子3からの読み出し動作を停
止して、メモリ7に書き込まれた1コマ分の画像情報を
DSP40で信号処理しながら(S73)媒体42に書
き込み始めること(S74)ができる。
積分値が所定値に達した直後の一画面分の画素データの
メモリ7への対応画素データと加算しながら読み出しが
完了すると、そこで撮像素子3からの読み出し動作を停
止して、メモリ7に書き込まれた1コマ分の画像情報を
DSP40で信号処理しながら(S73)媒体42に書
き込み始めること(S74)ができる。
【0097】この後、SW2のON/OFFをチェック
して(S75)、SW2がOFFのときには記録媒体に
画素毎に加算され、信号処理れた一画面分の画像情報の
書き込みを終了してから、記録媒体を停止する(S7
6)とともに、DSP40を停止する。この後、図1
4、図15で示した測光ルーチンに戻るのであるが、S
W1の状態により(S78)、図14への戻り箇所が異
なる。すなわち、SW1がONの時はSSG43のモー
ドを測光動作に設定しなおす(S7)所に戻り、SW1
がOFFの時はSSG43を停止するとともに(S5
8)、外部割込許可(S59)してシステムを停止する
処理に戻る。
して(S75)、SW2がOFFのときには記録媒体に
画素毎に加算され、信号処理れた一画面分の画像情報の
書き込みを終了してから、記録媒体を停止する(S7
6)とともに、DSP40を停止する。この後、図1
4、図15で示した測光ルーチンに戻るのであるが、S
W1の状態により(S78)、図14への戻り箇所が異
なる。すなわち、SW1がONの時はSSG43のモー
ドを測光動作に設定しなおす(S7)所に戻り、SW1
がOFFの時はSSG43を停止するとともに(S5
8)、外部割込許可(S59)してシステムを停止する
処理に戻る。
【0098】なお、フローチャートには明示しなかった
が、ここで次回の外部割り込み検出のために必要なブロ
ックへの電力供給を断つのはもちろんである。S75に
て、SW2がONの時にはTmax FLAG とTmin F
LAGを調べ(S79、S80)、どちらもセットされ
ていなければ画像取込間隔を一定にするために、S64
でセットした1/60 secカウンタがオーバフロー
するのを待ち(S83)、1/60 secカウンタリ
セット(S64)の処理に戻る。
が、ここで次回の外部割り込み検出のために必要なブロ
ックへの電力供給を断つのはもちろんである。S75に
て、SW2がONの時にはTmax FLAG とTmin F
LAGを調べ(S79、S80)、どちらもセットされ
ていなければ画像取込間隔を一定にするために、S64
でセットした1/60 secカウンタがオーバフロー
するのを待ち(S83)、1/60 secカウンタリ
セット(S64)の処理に戻る。
【0099】また、Tmax FLAGがセットされていた
場合(S79 Yes)は1ステップ絞りを開けるとと
もに(S84)、Tmax FLAGをリセットして(S8
5)、ただちに1/60 secカウンタリセットのス
テップ(S64)に戻る。Tmax FLAGがセットされ
ていたのであるから、この場合は画像取込間隔を一定に
するための1/60 secカウンタのオーバフロー待
ちは不要なのはいうまでもない。
場合(S79 Yes)は1ステップ絞りを開けるとと
もに(S84)、Tmax FLAGをリセットして(S8
5)、ただちに1/60 secカウンタリセットのス
テップ(S64)に戻る。Tmax FLAGがセットされ
ていたのであるから、この場合は画像取込間隔を一定に
するための1/60 secカウンタのオーバフロー待
ちは不要なのはいうまでもない。
【0100】Tmax FLAGがセットされていず、T
min FLAGがセットされている場合は絞りを1ステッ
プ絞り(S81)、Tmin FLAGをリセット(S8
2)した後、Tmin FLAGもTmax FLAGもセット
されていなかった時と同様に1/60 secカウンタ
のオーバフローを待ち(S83)1/60 secカウ
ンタのリセット(S64)に戻る。
min FLAGがセットされている場合は絞りを1ステッ
プ絞り(S81)、Tmin FLAGをリセット(S8
2)した後、Tmin FLAGもTmax FLAGもセット
されていなかった時と同様に1/60 secカウンタ
のオーバフローを待ち(S83)1/60 secカウ
ンタのリセット(S64)に戻る。
【0101】ここで、Tmax FLAGまたはTmin FL
AGがセットされていた時に行う絞りを1ステップづつ
制御する処理は、あくまでも一例であり積分時間(露光
完了までの時間)の長短に応じて絞りの制御する幅(速
度)を変化する様に発展できることは言うまでもないこ
とである。これらの処理(S64〜S75、S79〜S
85)をSW2がOFFになるまで繰り返す。また、S
25で最大積分時間の場合は、低輝度警告を行う(S2
7)。
AGがセットされていた時に行う絞りを1ステップづつ
制御する処理は、あくまでも一例であり積分時間(露光
完了までの時間)の長短に応じて絞りの制御する幅(速
度)を変化する様に発展できることは言うまでもないこ
とである。これらの処理(S64〜S75、S79〜S
85)をSW2がOFFになるまで繰り返す。また、S
25で最大積分時間の場合は、低輝度警告を行う(S2
7)。
【0102】この実施例では、測光のための参照画素が
全画素であるので、積分値により露光量適正が検出され
た時点の一画面分の読み出しサイクルが完了すれば、適
正露光量を検出した後、全画面を読出す動作は必要がな
い。これは、本実施例のように画像データを連続的に取
り込む場合だけでなく、第1実施例等のように1コマづ
つの画像データ取り込みの場合にも利用できるのはもち
ろんである。
全画素であるので、積分値により露光量適正が検出され
た時点の一画面分の読み出しサイクルが完了すれば、適
正露光量を検出した後、全画面を読出す動作は必要がな
い。これは、本実施例のように画像データを連続的に取
り込む場合だけでなく、第1実施例等のように1コマづ
つの画像データ取り込みの場合にも利用できるのはもち
ろんである。
【0103】本実施例では、被写体像の輝度値を得るた
めに露光開始の瞬間から、撮像素子3の全画素の値を繰
り返し、読み出しながら加算器18で画素毎に積算しな
がらメモリ7に記憶するとともに、全画素分の値を積分
器10で積分し、この積分された値により露光量が適正
になったことを検出するように構成している。しかし、
適正露光量を検出するまでの撮像素子からの画素のデー
タの読み出しは全画素でなく一部のみの画素を繰り返し
読み出しながら画素毎の積算・記憶をするとともに積分
器で積分して露光量を検出し、適正露光量を検出した後
に全画素を一気に読み出し、メモリに記憶しながら適正
露光量の検出時に既に読み出され、画素毎に積算記憶さ
れた画素では再び画素単位に加算記憶することでも同様
な効果が得られる。
めに露光開始の瞬間から、撮像素子3の全画素の値を繰
り返し、読み出しながら加算器18で画素毎に積算しな
がらメモリ7に記憶するとともに、全画素分の値を積分
器10で積分し、この積分された値により露光量が適正
になったことを検出するように構成している。しかし、
適正露光量を検出するまでの撮像素子からの画素のデー
タの読み出しは全画素でなく一部のみの画素を繰り返し
読み出しながら画素毎の積算・記憶をするとともに積分
器で積分して露光量を検出し、適正露光量を検出した後
に全画素を一気に読み出し、メモリに記憶しながら適正
露光量の検出時に既に読み出され、画素毎に積算記憶さ
れた画素では再び画素単位に加算記憶することでも同様
な効果が得られる。
【0104】また、積分器10の入力端で画素単位に係
数を変化させながら乗じた後に積分する様な第4実施例
と同じような構成にすることにより、測光に画面の位置
による重みづけをすることができることももちろんであ
る。以上、本発明の各実施例について説明したが、図1
0の第2実施例、図11の第3実施例、図12の第4実
施例、図13の第5実施例を組み合わせることも可能で
あり、さらにこれらの実施例から発展させて、次の
(1)〜(7)のように構成することも可能である。
数を変化させながら乗じた後に積分する様な第4実施例
と同じような構成にすることにより、測光に画面の位置
による重みづけをすることができることももちろんであ
る。以上、本発明の各実施例について説明したが、図1
0の第2実施例、図11の第3実施例、図12の第4実
施例、図13の第5実施例を組み合わせることも可能で
あり、さらにこれらの実施例から発展させて、次の
(1)〜(7)のように構成することも可能である。
【0105】(1)、図1の第1実施例において、積分
回路10、加算器18、レジスタ11およびデジタル式
のコンパレータ12を独立に設けたが、これらはいずれ
もデジタル処理回路であるので、DSP8と一体にする
か、あるいは1チップで構成することにより、さらにコ
ストダウンを図ることができる。
回路10、加算器18、レジスタ11およびデジタル式
のコンパレータ12を独立に設けたが、これらはいずれ
もデジタル処理回路であるので、DSP8と一体にする
か、あるいは1チップで構成することにより、さらにコ
ストダウンを図ることができる。
【0106】(2)、メモリ7あるいはメモリ19は完
全なランダムアクセスメモリである必要はなく、書き込
み、読み出しのスタートアドレスを設定できるFIFO
でも実現は可能である。その場合、メモリの規模を縮小
させることができる。 (3)、現状の撮像素子および信号処理系やメモリの読
み出し速度や処理速度は不充分であるため、測光のため
の積分領域を広くとることは困難である。これらを少し
でも解決するために、図6の例のような隣合った走査線
ではなく、何ラインかおきに積分領域を設定することも
有効な手段である。 (4)、また当然のことながら、読み出し画素を画素単
位で選択できる撮像素子が実現できるならば、測光の積
分領域を画素単位で分散するようにしてもよい。
全なランダムアクセスメモリである必要はなく、書き込
み、読み出しのスタートアドレスを設定できるFIFO
でも実現は可能である。その場合、メモリの規模を縮小
させることができる。 (3)、現状の撮像素子および信号処理系やメモリの読
み出し速度や処理速度は不充分であるため、測光のため
の積分領域を広くとることは困難である。これらを少し
でも解決するために、図6の例のような隣合った走査線
ではなく、何ラインかおきに積分領域を設定することも
有効な手段である。 (4)、また当然のことながら、読み出し画素を画素単
位で選択できる撮像素子が実現できるならば、測光の積
分領域を画素単位で分散するようにしてもよい。
【0107】(5)、また本発明では、撮像素子のクリ
アで露光開始といういわゆる電子シャッタで構成した例
を示したが、機械式シャッタで構成してもよいことは当
然である。但し、機械式シャッタの場合、動作の遅れが
あるので、積分値と比較して露光完了を検出するレベル
をより小さな値にシフトした方が好結果が得られる。
アで露光開始といういわゆる電子シャッタで構成した例
を示したが、機械式シャッタで構成してもよいことは当
然である。但し、機械式シャッタの場合、動作の遅れが
あるので、積分値と比較して露光完了を検出するレベル
をより小さな値にシフトした方が好結果が得られる。
【0108】(6)、撮像素子から信号を読み出す順序
についても通常上(空)から下(地面側)へ読み出すの
が普通であるが、測光のための積分について考えると、
下(地面側)から読み出して、下の方(地面より)の走
査線を先に露光開始した方が、測光のための積分領域を
中央より下側にすることが多い(空は平均レベルより明
るいことが多いのでその影響からのがれるため)ことか
ら、積分開始タイミングが早くなり、より高速の露光時
間(積分完了時間)が得られる。また、読み出し順序の
逆転は、メモリ7への書き込みの際、メモリ7から読み
出す際、あるいはDSP8内部での処理の際、またはメ
モリカード17への書き込みの際に再度反転すること
で、他との互換性は保てる。
についても通常上(空)から下(地面側)へ読み出すの
が普通であるが、測光のための積分について考えると、
下(地面側)から読み出して、下の方(地面より)の走
査線を先に露光開始した方が、測光のための積分領域を
中央より下側にすることが多い(空は平均レベルより明
るいことが多いのでその影響からのがれるため)ことか
ら、積分開始タイミングが早くなり、より高速の露光時
間(積分完了時間)が得られる。また、読み出し順序の
逆転は、メモリ7への書き込みの際、メモリ7から読み
出す際、あるいはDSP8内部での処理の際、またはメ
モリカード17への書き込みの際に再度反転すること
で、他との互換性は保てる。
【0109】(7)、また全画素を参照画素としてメモ
リ7に取り込みながらその一部または全部を積分する場
合には、メモリ7にRAMでなく通常のFIFOを利用
することも可能である。なお、全ての実施例中、メモリ
7、メモリカード17およびメモリ19のクリアについ
ては言及しなかったが、露光直前(撮像素子のクリアと
同時期)にクリアをすればよいことは明らかである。
リ7に取り込みながらその一部または全部を積分する場
合には、メモリ7にRAMでなく通常のFIFOを利用
することも可能である。なお、全ての実施例中、メモリ
7、メモリカード17およびメモリ19のクリアについ
ては言及しなかったが、露光直前(撮像素子のクリアと
同時期)にクリアをすればよいことは明らかである。
【0110】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、露光期
間中に撮像手段の画像情報の一部あるいは全部を繰り返
し読み出し、上記読み出した画像情報を既に第1のメモ
リに記憶されている画像情報に加算して上記第1のメモ
リに再び格納するとともに、上記読み出した画像情報を
露光期間中に累積加算して第2のメモリに記憶し、上記
第2のメモリに累積加算した画像情報が所定のレベルを
超えたときに露光を終了させ、上記第1のメモリに格納
された画像情報を読み出して信号処理を開始するように
したので、破壊読出し方式の撮像装置を、測光専用のセ
ンサを用いることなく実現できる。これにより、撮像装
置の構成が簡単になり、低コスト化および小型化を図る
ことができる。また、被写体に対する露出制御動作を被
写体輝度の変化に適切に追従させることができるので、
測光動作を迅速に行う破壊読出し方式の撮像装置を実現
でき、常に適正な露光量の被写体画像を得ることが可能
になる。さらに、被写体輝度が低い時に用いる補助光の
発光制御を高精度に制御可能な破壊読出し方式の撮像装
置を実現でき、より適正な露光量の被写体画像を得られ
るようにすることができる。
間中に撮像手段の画像情報の一部あるいは全部を繰り返
し読み出し、上記読み出した画像情報を既に第1のメモ
リに記憶されている画像情報に加算して上記第1のメモ
リに再び格納するとともに、上記読み出した画像情報を
露光期間中に累積加算して第2のメモリに記憶し、上記
第2のメモリに累積加算した画像情報が所定のレベルを
超えたときに露光を終了させ、上記第1のメモリに格納
された画像情報を読み出して信号処理を開始するように
したので、破壊読出し方式の撮像装置を、測光専用のセ
ンサを用いることなく実現できる。これにより、撮像装
置の構成が簡単になり、低コスト化および小型化を図る
ことができる。また、被写体に対する露出制御動作を被
写体輝度の変化に適切に追従させることができるので、
測光動作を迅速に行う破壊読出し方式の撮像装置を実現
でき、常に適正な露光量の被写体画像を得ることが可能
になる。さらに、被写体輝度が低い時に用いる補助光の
発光制御を高精度に制御可能な破壊読出し方式の撮像装
置を実現でき、より適正な露光量の被写体画像を得られ
るようにすることができる。
【図1】本発明の撮像装置の第1実施例の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1の撮像装置の初期動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図3】図1の撮像装置の処理動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図4】図1の撮像装置の処理動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】図1の撮像装置の処理動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図6】撮像素子の撮像部の画素配置例を示す模式図で
ある。
ある。
【図7】メモリの内部のアドレス割り付け例を示す模式
図である。
図である。
【図8】撮像素子にMOSセンサを用いた場合の動作を
示すタイミングチャートである。
示すタイミングチャートである。
【図9】図8に示す動作を改善した動作のタイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図10】本発明の撮像装置の第2実施例の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図11】本発明の撮像装置の第3実施例の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図12】本発明の撮像装置の第4実施例の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図13】本発明の撮像装置の第5実施例の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図14】図13に示した撮像装置の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図15】図13に示した撮像装置の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図16】図13に示した撮像装置の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図17】従来の撮像装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
1 撮像光学系 2 絞り 3 撮像素子(撮像手段) 7 メモリ 8 デジタル信号処理回路(読出手段) 10 積分回路(測定手段) 12 コンパレータ 14 システムコントローラ(処理手段) 20 積分回路(測定手段) 27 システムコントローラ(処理手段) 50 補助光装置
Claims (1)
- 【請求項1】 被写体像を撮像する撮像手段と、 上記被写体像を撮像するための露光期間中において、上
記撮像手段により得られた画像情報を繰り返し読み出す
読出手段と、 上記読出手段によって読み出された画像情報を画素毎に
予め割り付けられたアドレスに記憶するための第1のメ
モリと、上記読出手段によって読み出された画像情報と上記第1
のメモリ内の該当アドレスに既に記憶されている画像情
報を加算し、該加算した画像情報を上記第1のメモリの
同一アドレスに再び格納する格納手段と、 上記読出手段によって読み出された画像情報を累積加算
して記憶する第2のメモリと、 上記第2のメモリに累積加算された画像情報のレベルを
検出する検出手段と、 上記検出手段によって前記累積加算された画像情報が所
定レベルを超えたことが検出された場合、露光を終了さ
せるとともに、上記格納手段により上記第1のメモリに
格納された画像情報を読み出して信号処理を開始する制
御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15291092A JP3347360B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 撮像装置 |
US08/461,546 US5585942A (en) | 1991-06-20 | 1995-06-05 | Image pickup apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15291092A JP3347360B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05328207A JPH05328207A (ja) | 1993-12-10 |
JP3347360B2 true JP3347360B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=15550817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15291092A Expired - Fee Related JP3347360B2 (ja) | 1991-06-20 | 1992-05-20 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3347360B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016161653A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 富士フイルム株式会社 | 撮影装置および方法 |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP15291092A patent/JP3347360B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05328207A (ja) | 1993-12-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |