JPH0469615A - 内視鏡用ホワイトバランス調整具 - Google Patents

内視鏡用ホワイトバランス調整具

Info

Publication number
JPH0469615A
JPH0469615A JP2183526A JP18352690A JPH0469615A JP H0469615 A JPH0469615 A JP H0469615A JP 2183526 A JP2183526 A JP 2183526A JP 18352690 A JP18352690 A JP 18352690A JP H0469615 A JPH0469615 A JP H0469615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
white balance
circuit
signal
main body
case main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2183526A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamasa Hosoya
細谷 高正
Sachihiro Okada
祥宏 岡田
Shinkichi Tanizawa
信吉 谷沢
Kenichi Kikuchi
健一 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2183526A priority Critical patent/JPH0469615A/ja
Publication of JPH0469615A publication Critical patent/JPH0469615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内視鏡による観察像をカラー撮像するときに
、ホワイトバランスを調整するための調整具に関する。
[従来の技術] 電子内視鏡、あるいはテレビカメラを接続したファイバ
ー式内視鏡などにより被写体をカラー撮像する場合、良
好なカラー画質を得るためにポワイトバランスを調整し
なりればならないことはよく知られている。
最も簡易な方法としては、身近にある白い紙や白いガー
ゼなどを調整具として使用して、テレビカメラなどのホ
ワイトバランスを調整する方法がある。
一方、前述した調整具の他に、本出願人は、実開昭61
−126221号公報に開示されているように専用調整
具によって、ホワイトバランスを一定かつ安定的に調整
することを提案している。
この専用調整具は、内視鏡の先端部が挿入できる挿入孔
と、空洞になったその内部が球などの立体的な形状をし
ており、その内面が白色であると共に、内視鏡の先端部
を挿入した状態で外光が入射しない構成となっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述した白い紙やガーゼなどは、保管し
ている間に色が変色したり、その種類によって様々な色
合いのものがある。こうした白い紙やガーゼなどは、一
定の白色に保つように管理することが困難である。この
ため、ホワイトバランスを調整する毎に色相などバラツ
キが生じてしまい色再現の良い画像が得られなかった。
また、紙などは平面的なため、外光が直に調整具である
紙などに照射され、外光の変化によってもホワイトバラ
ンスの調整を一定にすることが困難で、色相などのバラ
ツキが大きくなることも多かった。
また、前述した専用調整具を使用する場合、被検者には
感染症などの患者もいるので、専用調整具の使用後には
、殺菌・消毒が必要であった。専用調整具は、安定した
白色を保持し且つ外光も入射しないので、該調整具を使
用してホワイトバランス調整した場合、色再現の良い画
像を得ることがきる。しかしながら、消毒用薬剤等に浸
すと材質によっては変色することもあり、ホワイトバラ
ンスの調整をしても色再現の良い画像が得にくく、専用
調整具を交換する必要がある。また、消毒を全く不要と
するためには、専用調整具ではなく、使い捨てにする必
要がある。このなめ、専用調整具を常時かつ多数用意し
ていなければならず、経済的負担も大きくなってしまう
ところで、使い捨ての調整具としては、被検部位の撮影
時にも身近にあって使い捨てができるものとして、フィ
ルムケースが考えられる。しかし、従来のフィルムケー
スは、ケースの内部も含めて全体が黒色てあったり、収
納されたフィルムカセットが見えるように透明なもので
あったりしな。
このため、ポワイI・バランス調整具としては、使用す
ることがてきなかった。
以上述べたように、使い捨てができる紙などでは、ホワ
イトバランスを常時一定に調整して色調のバラツキを無
くずことが困難であり、また、専用調整具では殺菌・消
毒によって変色することもあり、ポワイトバランスの調
整をしても色再現の良い画面が得に<<、専用調整具を
交換する必要があった。
本発明は前述した点に鑑みてなされたもので、撮影時に
身近にあってしかも使い捨てがてき且つ白色の安定した
フィルムケースのケース本体を使用して、色再現のよい
ホワイトバランス調整をする内視鏡用ホワイトバランス
調整具を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前述した目的を達成するため本発明による内視鏡用ホワ
イトバランス調整具は、一端に開口を有するケース本体
と前記開口に着脱自在な蓋とから構成されて写真フィル
ムを収納するフィルムケースであって、前記ケース本体
を該ケース本体内部に外光の入射を遮蔽できるよう形成
し、且つ少なくともケース本体内部は不透明な白色を備
えている。
[作用] 前述した構成により、内視鏡用ホワイトバランス調整具
は、外光を遮蔽し且つ安定した白色を保持できるフィル
ムケースのケース本体なので、撮影時にも身近にあって
且つ使い捨てができるようになっている。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例に係り、第1図
(a)は内視鏡挿入部の先端部が挿入されたポワイI・
バランス調整具を示す断面図、第1図(b)はフィルム
カセットとフィルムケースを示す斜視図、第2図は電子
内視鏡システムの全体構成図、第3図はホワイトバラン
ス回路を含む電子内視鏡システムの構成を示す説明図で
ある。
第2図に示すように、電子内視鏡システム15は、被検
部に挿入する細長の挿入部2の先端部2aに固体撮像装
置を有する電子内視鏡1と、前記電子内視鏡1に照射光
を供給する光源装置6と、電子内視鏡1の固体撮像装置
を駆動し、該固体撮像装置により光電変換された電気信
号をコンポジ・y l’倍信号どの標準的な映像信号に
変換する等の信号処理をするビデオプロセッサつと、前
記ビデオプロセッサ9による標準的な映像信号により内
視鏡画像を表示するモニター0と、前記ビデオプロセッ
サ9による標準的な映像信号から前記内視鏡画像を得て
、この内視鏡画像を写真撮影するモニタ用自動撮影装置
16とから構成されるようになっている。
前記電子内視鏡1は、細長で可撓性を有する挿入部2と
、この挿入部2の後端に連設された操作部3とを備えて
いる。また、前記挿入部2は、先端側から順に、硬性の
先端部2a、湾曲可能な湾曲部2b、可撓性を有する可
撓管2Cからなっている。
前記操作部3からは、側方に可視性のユニバーザルコー
ド4が延設され、このユニバーサルコード4の端部にコ
ネクタ5が設けられている。このコネクタ5は、光源袋
w6に接続されるようになっている。前記コネクタ5か
らは、信号コード7が延出され、この信号コード7の端
部にコネクタ8が設けられている。このコネクタ8は、
ビデオプロセッサ9に接続されるようになっている。前
記ビデオプロセッサ9は、電子内視鏡1によって得られ
た電気信号を信号処理して、例えばコンポジット信号な
どの標準的な映像信号を生成し、ケーブル11を介して
前記モニタ10に出力するとと共に、ケーブル1−3を
介して前記モニタ自動撮影装置16へ出力するようにな
っている。尚、第2図に示した光源装置6およびビデオ
プロセッサ9は、別体の構成となっているが、一体とな
った装置であってもよい。
ところで、前記電子内視鏡]は、固体撮像装置によって
得た電気信号から、正常な色を再現した映像信号を生成
するためのポワイトバランス調整を前記ビデオプロセッ
サっておこなうようになっている。電子内視鏡1は、必
要に応じ前記モニタ自動撮影装置16で写真撮影に使用
したフイルムケースとして使用されているケース本体2
5を、ポワイトバランス調整具として使用し、符号14
で表わされたスイッチをONすることにより、ホワイト
バランス調整を行うようになっている。
第3図を参照して電子内視鏡システム15について説明
する。
前記電子内視鏡1−の挿入部2の先端部2aには、光源
装置6より供給された照明光を出射するファイババンド
ルよって形成されたライトガイド33の照明光出用端3
2が設けられている。このライトガイド33は、挿入部
2、図示しない操作部3及びユニバーサルコード4内を
挿通され、コネクタ5を介して光源装置6に接続されて
いる。
前記光源袋w6は、その内部の光源ランプ35から出射
される照明光を集光レンズ38によって集光し、ライト
ガイド33の入射端に入射するようになっている。また
、前記光源袋W6は、光源ランプ35の近傍に色温度検
出器41を設置している。前記色温度検出器41は、光
源ランプ35の照明光あるいは集光レンズ38や光源装
置6の内壁などによる反射光を受光して、赤くR)、緑
(G)、青(B)の各3原色に応じた色温度信号を出力
するようになっている。
また、前記挿入部2の先端部2aには、対物光学系31
が設けられており、この対物光学系31の結像位置には
固体撮像装置34の図示しない撮像面を配設している。
固体撮像装置34には信号線36と信号線37とを接続
し、前記信号線3637は挿入部2、図示しない操作部
3、図示しないユニバーザルコード4及びコネクタ5内
を挿通されてコネクタ8に接続されている。そして、前
記固体撮像装置34は、前記コネクタ8を介して、前記
信号線36をビデオプロセッサ9内の駆動回路3つに接
続していると共に、前記信号線37をビデオプロセッサ
9内のプロセス回路40に接続するようになっている・ 前記固体撮像袋W34は、前記駆動回路3つによって駆
動され、撮像面に結像した映像を電気的信号に変換して
前記プロセス回路40に出力するようになっている。前
記プロセス回路40は、前記電気信号から輝度信号Yを
生成しエンコーダ回路42に出力すると共に、前記電気
信号から色差信号R−Y、B−Yを生成しホワイトバラ
ンス回路42に出力するようになっている。
前記ホワイトバランス回路42には、前記プロセス回路
40からの前記色差信号R,−Y、 B−Yの各ゲイン
を零に調整するよう本回路を作動させるスイッチ14の
一端が接続されていると共に、前記スイッチ14の作動
によってホワイトバランスが正常に調整された色差信号
R−Y、l−3−Yをエンコーダ回路42に出力する一
方、光源の色温度変化によって生じる前記プロセス回路
4oからの色差信号R−Y、l3−Yの変化分を前記R
,GB色信号によって常時補正してエンコーダ回路42
に出力するようになっている。また、前記スイッチ14
の他端はアースに接続されている。
尚、前記エンコーダ回路43は、前記輝度信号Yと、正
常にホワイトバランスが調整された前記色差信号R,−
Y、B−Yとによって標準的な映像信号をモニタ10と
共に、モニタ自動撮影装W ]−2出力するようになっ
ている。モニタ自動1最影装置12は、フィルムケース
21からフイルムカセッI〜24を取り出し、このフィ
ルムカセット24を使用して、前記映像信号によって写
真撮影をおこなうようになっている。
第1[](A)および(B)に示すように、フィルムケ
ース21は、フィルムカセット24を出し入れする開口
23を一端に有した筒状のケース本体25と、前記開口
23に着脱自在に装着できる蓋22とから構成されてい
る。フィルムケース21は、ケース本体25にフィルム
カセット24を収納して蓋22を装着すれば、気密状態
となりホコリや水などからフィルムカセット24を保護
するようになっている。
本実施例のホワイトバランス調整具は、通常、前記フィ
ルムカセット24を収納する前記フィルムケース21と
して使用されている前記ケース本体25てあって、該ケ
ース本体25の肉厚26を少なくとも外光を遮蔽できる
厚さに形成して、しかもケース内壁面27を少なくとも
不透明な白色の素材、例えばプラスチックなどの合成樹
脂で形成している。また、肉厚26を厚くするだけでな
く、外光の遮蔽効果を一層高めるには、さちにケース本
体25の外壁面に黒色塗料を施してもよく、あるいは肉
厚26は薄く形成しても外光の遮蔽効果の高い黒色塗料
を前記外壁面に施しなり、才な黒色塗料を厚く塗布して
もよい。これ以外にも、ケース本体25は、不透明白色
の内部ケースと不透明黒色の外部ケースとを形成して、
この外部ケースに内部ケースを装着して、一体のケース
としてもよい。
この構成で、ホワイトバランス調整をする場合、外光の
入射を避けるために、前記ケース本体25の開口23を
下向きにして、内視鏡先端部2aをケース本体25に挿
入する。この状態で、後述するように電子内視鏡システ
ム15のポワイトバランス調整をおこなえるようになる
ここで第3図に示すように、前記電子内視鏡]は、前記
ケース本体25の白い内壁を撮像しており、駆動回路3
つによって駆動している固体撮像装置34が、プロセス
回路40に電気信号を伝送する。プロセス回路40は、
色差信号R−Y、B−yをホワイトバランス回昂42に
出力すると共に、該電気信号を変換した輝度信号Yをエ
ンコーダ回路43に出力する。このとき、被写体は無彩
色なので前記色差信号R−Y、B−Yは、本来零となる
が、固体撮像装置34の特性等により、色ズレが生じて
いる場合、該色差信号が色ズレに応じた出力値となって
ボワイl〜バランス回路42に入力される。ポワイトバ
ランス回路42は、この色ズレを補正するため、前記ス
イッチ]4を押してON状態にすると、前記色差信号R
−Yのレベルを零とするようにRゲインを調整すると共
に、前記色差信号B−Yのレベルを零とするようにBゲ
インを調整して、すなわち、ホワイトバランスを正常な
色差信号に調整してエンコーダ回路43に出力する。
このように調整された状態で、ポワイトバランス調整具
であるケース本体25を取り外し、前記挿入部2を目的
とする被検部位に挿入して、被検部位を観察する。この
とき、前記エンコーダ回路43は、ホワイトバランスが
正常な色差信号RY、B−Yと前記輝度信号Yとによっ
てポワイトバランスが正常な画像信号を生成して、モニ
タ]Oおよびモニタ自動撮影装置12に出力している。
モニタ10は、被検部の色を正常に再現した画像を表示
すると共に、モニタ自動撮影装置12は、被検部の色を
正常に再現した写真を撮影できる状態にな−)でいる。
ところで、この写真撮影の際には、一般に被検部位を写
真フィルムに記録として残す場合が多く、複数個のフィ
ルムケースが存在し、また、使用済みとなって捨てられ
るフィルムケースも多く見うけられている。
本実施例では、こうしたフィルムケースのケース本体2
5をポワイトバランス調整具として使用しているので、
使用者の経済的負担も軽く、使用後には手軽に捨てられ
るので、専用のホワイトバランス調整具が不要となって
いる。
一方、通常前記スイッチ14はOFF状態になっており
、この状態で、前記ホワイトバランス回路42は、前記
プロセス回路40からの色差信号R−Y、B−Yを常時
入力していると共に、前記色温度検出器41からのR,
G、B信号も常時入力している。光源ランプ35の色温
度が変化した場合、前記プロセス回路40からの色差信
号R1Y、B−Yのホワイトバランスも変化すると共に
、色温度検出器41からのR,G、B信号も変化する。
このとき、ポワイトバランス回路42は、前記色差信号
R,−Y、B−Yの変化分を前記R,G。
B信号の変化分によって常時補正することによって、光
源ランプ35の劣化等の経時的な色温度変化あるいはラ
ンプの交換などによる色温度変化に伴う色相などのズレ
も補正し、被検部の色が正常に再現できるようにしてい
る。
第4図は第3図の変形例を示ず電子内視鏡システムの構
成図である。
第4図に示すように、この変形例では、前記色温度検出
器4]と前記ポワイI・バランス回路42とを直接接続
した構成に代えて、色温度検出器4] からのR,G、
Br!!、信号をR/G、B/G信号に変換する割算回
路48と、前記R/ G 、 B / G信号をスイッ
チ14を押すことによって既に記憶しているR、/G、
B/G信号を前記割算回路48からの新R/G、B/G
信号に書き賛えて記憶保持し、且つ記憶保持されている
R/G、B/G信号を出力するメモリ回路4つと、前記
割算回路48からR/G、B/G信号を入力する一方、
メモリ回路49からR,/G、B/G信号を入力して両
信号の差を差分信号としてホワイトバランス回路42に
出力する引算回路50とを備えている。その他の構成は
第3図に示す前記電子内視鏡システム15と同様であり
、同じ符号を付して説明を省略する。
この変形例は、色温度検出器41によって出力される光
源ランプ35の色温度に応じたR、G。
B色信号を割算回路48に入力するようになっている。
割算回路48は、前記R,G、B信号からG信号に対し
てR,B信号それぞれの比であるR/G、、B/G信号
に変換してメモリ回路4つに出力すると共に、引算回路
50にも該信号を出力するようになっている。前記スイ
ッチ14がOFF状態のとき、前記メモリ回路49は、
割算回路48からのR,/G、B/G信号値を記憶保持
すると共に、該信号値を引算回路50に出力するように
なっている。さらに、前記スイッチ14をON状態にす
れば、前記メモリ回路49は、既に記憶保持していなR
/G、B/G信号値を割算回路48からのR/G、B/
G信号値に書き替えて記憶保持し、且つ書き替えなR,
/ G 、 B / G信号値を引算回路50に出力す
るようになっている。また、前記引算回路50は、前記
メモリ回路4つよって記憶保持されているR/G、B/
G信号と割算回路48からのR/G、B/G信号との差
に変換して差分信号とし、ポワイトバランス回路42に
出力するようになっている。ポワイトバランス回路/1
2は、この差分信号に応じてプロセス回路40からの色
差信号R,−Y、B−Yの各出力ゲインを零とするよう
に常時補正して、ホワイトバランスを自動調整するよう
になっている。
この構成で、内視鏡の観察者は、前記ケース本体25を
ボワイI・バランス調整具として使用し、このケース本
体25を外光が入射しないように開口23を逆さにして
、電子内視鏡1の挿入部2を挿入する。次にビデオプロ
セッザ47のスイッチ14を押すと、前記メモリ回路4
9は、既に記憶保持していた旧R/G、B/G信号、す
なわち色温度検出器41を経て光源ランプ35の前記リ
セット時点以前の色温度状態を示しているR、/G 。
B/G信号をリセットシ、割算回路48がらの新R/G
、B/G信号、すなわち色温度検出器41を経て光源ラ
ンプ35の最新(前記リセッI・時点で)の色温度状態
を示しているR/G、B/G信号に書き替えると共に、
この新R/G、B/G信号を引算回路50に出力する。
前記引算回路50は、メモリ回路49からの新R/G、
B/G信号と、前記割算回路48からの新R/G、B/
’G信号との差、すなわち零が差分信号となってボワイ
トバランス回路/12に入力される。ホワイトバランス
回路42は、プロセス回路40からの色差信号R−Y、
B−Yの各ゲインを補正しない。
一方、被写体が前記ケース本体25の無彩色を電子内視
鏡1が写し出しているので、前記プロセス回路40から
の色差信号R−Y、B−Yは、正常であれば零であるが
、電子内視鏡1を交換した場合あるいは固体撮像装置3
4の経時的な特性変化等によって、色相などのズレが生
じていたりすると、前記色差信号R−Y、B−Yには色
相などのズレに応じた出力が発生している。
このような色相などのズレが生じている場合、1つ 前記スイッチ1.4をON状態にすると、ポワイI・バ
ランス回路42は、プロセス回路40からの色差信号R
−Y、B−Yの各ゲインを零に調整し、前記スイッチ1
−4のON時点での光源ランプ35の色温度を基準とし
た正常な色の再現が行われるようになる。尚、前記スイ
ッチ14をON状態にした場合、前述したように引算回
路42からの差分信号出力が零なので、ポワイ1〜バラ
ンス回路42は、引算回路42による前記各ゲインの調
整は行われず、前記スイッチ14がON時点での光源ラ
ンプ35の色温度によってポワイl−バランスを自動調
整している。
−・度、ホワイトバランスが調整された後は、電子内視
鏡1の挿入部2からケース本体25を取り外し、挿入部
2を被検部46に挿入して目的の被検部位46を観察す
る。
こうした観察状態で、光源ランプ35の色温度が変化し
た場合、ポワイ1〜バランス回路は、該色温度変化を検
知して、ボワイトバランスを正常に補正しする。ずなわ
ぢ、前記メモリ回路4つは、該色温度変化前のR/G、
B/G信号を記憶保持していると共に、引算回路50に
出力している。
一方、引算回路50は、メモリ回路4つからの該色温度
変化前のR,/G、B/G信号と割算口FRI/18か
らの該色温度変化後のR/G、B/G信号との差を差分
信号、例えば該色温度変化が低くなったとき正電圧が生
じ、或いは該色温度変化が高くなったとき負電圧が生じ
るので、この差分信号を光源ランプ35の色温度変化に
対する補正信号としてホワイトバランス回路42に出力
している。
ホワイトバランス回路42は、前記差分信号に応じてプ
ロセス回路40からの色差信号R−Y  F(Yの出力
ゲインを常時補正しており、光源ランプ53の経時的な
色温度変化に対しても常時自動的にポワイトバランスを
調整し、常に適正な色再現が得ることができるようにな
っている。
この変形例では、電子内視鏡1の先端部2aをホワイ1
〜バランス調整具に挿入した状態で前記スイッチ14を
押すことによって、ホワイトバランス回路42はホワイ
トバランスを調整し、また、先端部2aを被検部位46
に挿入した状態で、ポワイI〜バランス回路42は光源
ランプ53の経時的な色温度変化に対しても常時自動的
にホワイトバランスを調整して、常に適正な色再現を得
ることができるようになっている。ずなわち、−度ポワ
イ1ヘパランス調整具によってホワイI・バランスを調
整しておけば、光源ランプ53の経時的な色温度変化に
対しても常時自動的に正常なホワイ1へバランス調整が
なされ、適正な色再現が得ることができる。
第5図は第4図の他の変形例を示す電子内視鏡システム
の構成図である。
第5図に示ずように、この変形例では、内視鏡内部に内
視鏡の種類あるいは固体撮像装置の種類などのスコープ
情報を備え、該情報をホワイトバランス回路に出力する
ように構成されている。その他の構成は第4図に示す前
記電子内視鏡システムと同様であり、同じ符号を付して
説明を省略する。
この変形例で、電子内視鏡56に内蔵されたスコープ情
報回路57は、内視鏡内部に内視鏡の種類あるいは固体
撮像装置の種類などのスコープ情報、例えば抵抗器やB
CDなどによる情報をホワイトバランス回路42に信号
−として出力するようになっている。ホワイI・バラン
ス回路42は、このスコープ情報信号に応じてプロセス
回路40からの色差信号R−Y、B−Yの各出力ゲイン
を零になるように補正するようになっている。
この変形例では、−度ホワイドバランスを調整しておけ
ば、内視鏡を交換しても常にその内視鏡に応じた正常な
ポワイトバランスを得ることができる。
その他の構成、作用効果は、前述の変形例と同様である
第6図は第5図の更に他の変形例を示す電子内視鏡シス
テムの構成図である。
第6図に示すように、この変形例では同時炊方式の電子
内視鏡システムに代えて、撮像方式を面順次方式にした
電子内視鏡システムである。その他の構成は第5図に示
す前記電子内視鏡システムと同様であり、同じ符号を付
して説明を省略する。
この変形例は、面順次方式の電子内視鏡システムであっ
て、光源装置61には、照明光をライI・カイト33に
供給する光源ランプ35を有し、この光源ランプ35と
前記ライ1〜ガイド33の入射端面とを結ぶ光路」二に
は、モータ63に、Lって回転する回転フィルタ62と
、集光レンズ38とが倫えられている。回転フィルタ6
2は、円盤状で周方向に、例えば図示しない赤くR暑、
緑(G、 )青(B )の各色を透過する色透過フィル
タが備わり、赤(R)、緑(G ) 冴の各色光を時系
列的に前記ライトガイド33に供給するようになってい
る。一方、前記回転フィルタ62と前記集光レンズ38
との間かつそれらの近傍であって前記光源ランプ35と
前記ライI・カイト33の入射端面とを結ぶ光路」−を
除く位置に色温度検出器65が配設され、この色温度検
出器65は、R,、G、Bの各色温度信号を時系列的に
同時化回路64に入力し、同時化回路64は、前記R,
G、Bの色温度信号を同時化したR、G、Bの各色温度
信号に変換して、割算回路48に入力するようになって
いる。
この変形例では、色温度検出器41の色分離が必要なく
、R,G、Bの各色温度を直接検出できるので実施例、
第1変形例及び第2変形例のものより色温度検出器65
が簡単なもので構成できると共に、−度ポワイドバラン
スを調整しておけば、光源ランプ38や回転フィルタ6
2を交換しても正常なホワイトバランスを得ることがで
きる。
その他の構成、作用効果は、前述の変形例と同様である
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、常時一定で色相な
どのバラツキがなく色再現のよいホワイトバランス調整
ができると共に、撮影時に身近にあるフィルムケースを
使用することによって使い捨て自在とし、かつ殺菌・消
毒する必要もなく簡単にホワイトバランス調整ができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例に係り、第1図
(a)は内視鏡挿入部の先端部が挿入されたポワイI・
バランス調整具を示す断面図、第1図(b)はフィルム
力セツ1〜とフィルムケースを示す斜視図、第2図は電
子内視鏡システムの全体構成図、第3図はポワイl〜バ
ランス回路を含む電子内視鏡システムの構成を示す説明
図、第4図は第3図の変形例を示す電子内視鏡システム
の構成図、第5図は第4図の他の変形例を示す電子内視
鏡システムの構成図、第6図は第5図の更に他の変形例
を示す電子内視鏡システムの構成図である。 ・・挿入部 1・・・フィルムケース 3・・・開口 5・・・ケース本体 7・・・ケース内壁面 2・・照明光出射端 2a・・先端部 22・・・蓋 24・・・フイルムカセッ1〜 26・・肉J7 31対物光学系

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一端に開口を有するケース本体と前記開口に着脱自在な
    蓋とから構成されて写真フィルムを収納するフィルムケ
    ースであって、 前記ケース本体を該ケース本体内部に外光の入射を遮蔽
    できるよう形成し、且つ少なくともケース本体内部は不
    透明な白色を備えていること、を特徴とする内視鏡用ホ
    ワイトバランス調整具。
JP2183526A 1990-07-10 1990-07-10 内視鏡用ホワイトバランス調整具 Pending JPH0469615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2183526A JPH0469615A (ja) 1990-07-10 1990-07-10 内視鏡用ホワイトバランス調整具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2183526A JPH0469615A (ja) 1990-07-10 1990-07-10 内視鏡用ホワイトバランス調整具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0469615A true JPH0469615A (ja) 1992-03-04

Family

ID=16137382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2183526A Pending JPH0469615A (ja) 1990-07-10 1990-07-10 内視鏡用ホワイトバランス調整具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0469615A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002051968A (ja) * 2000-08-11 2002-02-19 Asahi Optical Co Ltd 電子内視鏡
JP2003102680A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用画像処理装置
JP2005040210A (ja) * 2003-07-24 2005-02-17 Pentax Corp 内視鏡用色調整治具
WO2006126318A1 (ja) 2005-05-23 2006-11-30 Olympus Medical Systems Corp. 画像処理装置、内視鏡装置及びカラーバランス調整方法
JP2009000344A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Olympus Corp 内視鏡装置
JP2015100056A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 フーチー ウーFu−Chi WU 撮像機器のホワイトバランス色温度測定装置
JP2016083300A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 オリンパス株式会社 内視鏡システム
JP2016120185A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 オリンパス株式会社 内視鏡システム
JP2021177604A (ja) * 2020-05-08 2021-11-11 ファイバーテック株式会社 画像処理方法、撮像装置及び画像処理装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002051968A (ja) * 2000-08-11 2002-02-19 Asahi Optical Co Ltd 電子内視鏡
JP2003102680A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用画像処理装置
JP4679013B2 (ja) * 2001-09-28 2011-04-27 オリンパス株式会社 内視鏡用画像処理装置
JP2005040210A (ja) * 2003-07-24 2005-02-17 Pentax Corp 内視鏡用色調整治具
EP1884183A4 (en) * 2005-05-23 2009-12-16 Olympus Medical Systems Corp Image processing device, endoscopic device and method for adjusting the color balance
EP1884183A1 (en) * 2005-05-23 2008-02-06 Olympus Medical Systems Corp. Image processing device, endoscope device, and color balance adjusting method
WO2006126318A1 (ja) 2005-05-23 2006-11-30 Olympus Medical Systems Corp. 画像処理装置、内視鏡装置及びカラーバランス調整方法
US8284245B2 (en) 2005-05-23 2012-10-09 Olympus Medical Systems Corp. Image processing apparatus, endoscope apparatus and color balance adjusting method
JP2009000344A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Olympus Corp 内視鏡装置
JP2015100056A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 フーチー ウーFu−Chi WU 撮像機器のホワイトバランス色温度測定装置
JP2016083300A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 オリンパス株式会社 内視鏡システム
JP2016120185A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 オリンパス株式会社 内視鏡システム
JP2021177604A (ja) * 2020-05-08 2021-11-11 ファイバーテック株式会社 画像処理方法、撮像装置及び画像処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4951135A (en) Electronic-type endoscope system having capability of setting AGC variation region
US4791479A (en) Color-image sensing apparatus
JPS6053925A (ja) 照明・撮像装置
JP2015195845A (ja) 内視鏡システム、内視鏡システムの作動方法、プロセッサ装置、プロセッサ装置の作動方法
JPH0220816A (ja) 内視鏡用光源装置
US20090043162A1 (en) Endoscope apparatus
JPH0469615A (ja) 内視鏡用ホワイトバランス調整具
JP2000232653A (ja) 撮影装置
JP2643948B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP3392911B2 (ja) 電子内視鏡装置
JPS63309237A (ja) 内視鏡用画像処理装置
JPS63155984A (ja) 電子内視鏡用ホワイトバランス回路
JP2930495B2 (ja) 立体視内視鏡装置
JPS6196891A (ja) 内視鏡装置
JP2902691B2 (ja) モニタ画像撮影装置
JPS62155689A (ja) 内視鏡用画像信号処理回路
JP2713840B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP2001352555A (ja) 撮影装置
JP4648577B2 (ja) 電子内視鏡装置
JPH0467851B2 (ja)
JP2843328B2 (ja) 電子式内視鏡装置
JP2003153859A (ja) 電子内視鏡スコープ
JPH10262922A (ja) 電子内視鏡装置
JPH0690906A (ja) 眼底撮影装置及び医用カラー画像処理装置
JPH0838430A (ja) 眼底カメラ