JP2021177604A - 画像処理方法、撮像装置及び画像処理装置 - Google Patents
画像処理方法、撮像装置及び画像処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021177604A JP2021177604A JP2020082525A JP2020082525A JP2021177604A JP 2021177604 A JP2021177604 A JP 2021177604A JP 2020082525 A JP2020082525 A JP 2020082525A JP 2020082525 A JP2020082525 A JP 2020082525A JP 2021177604 A JP2021177604 A JP 2021177604A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- image data
- unevenness correction
- image processing
- pixel data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
Description
==内視鏡システム==
図1は、本実施形態の内視鏡システム1の構成を説明する図である。内視鏡システム1は、内視鏡2と、撮像装置3と、光源装置4と、表示装置5とを備えている。
図2は、本実施形態の内視鏡2の構成を説明する図である。内視鏡2は、たとえば、涙道のような生体内部(すなわち、観察対象)を観察することを目的とした医療機器である。本実施形態の内視鏡2は、挿入部21と、把持部22と、リード部23とを有している。
図5は、本実施形態の撮像装置3の機能ブロック図である。図6は、本実施形態のイメージセンサ31に到達する光の経路を説明する図である。撮像装置3は、内視鏡2からの光を検知して観察対象の画像データを生成し、当該画像データに画像処理を施す。そして、画像処理が施された画像データに対応する出力信号を表示装置5に出力する。撮像装置3には、内視鏡端子3aが設けられている(図1参照)。内視鏡端子3aに内視鏡2のイメージガイドプラグ23bを接続することにより、撮像装置3に対して内視鏡2が接続される。撮像装置3は、接眼レンズ30と、イメージセンサ31と、画像生成部32と、画像処理部33と、出力信号生成部34とを有している。
接眼レンズ30は、図6に示すように、イメージガイドファイバ212に伝送された光を集光し、観察対象の拡大された像をイメージセンサ31上に結像させる。
イメージセンサ31は、接眼レンズ30を介して光を検知し、当該光の強度に応じた電気信号に変換する。イメージセンサ31としては、例えば、CMOS、CCD等を用いることができる。
画像生成部32は、イメージセンサ31によって変換された電気信号に基づいて、画像データを生成する。画像データは、画像を表現するためのデータである。画像データは、複数の画素データから構成される。複数の画素データの各々は、画素情報と、色情報とを有している。
画像処理部33は、画像生成部32によって生成された画像データに対し、輝度ムラ補正、色ムラ補正、及び平滑化を施す。
U=0.5389(B−Y)=−0.1146R−0.3854G+0.5000B
V=0.6350(R−Y)=0.5000R−0.4542G−0.0458B
R=Y+1.575V
G=Y−0.187U−0.468V
B=Y+1.856U
出力信号生成部34は、画像処理部33によって処理された画像データに基づく出力信号を生成し、当該出力信号を表示装置5に出力する。
光源装置4は、観察対象を照明するための光をライトガイドファイバ213に供給する。光源装置4には、ソケット4aが設けられている(図1参照)。ソケット4aに内視鏡2のライトガイドプラグ23cを接続することにより、光源装置4に対して内視鏡2が接続される。これによって、光源装置4は、観察対象を照明するための光をライトガイドファイバ213に供給することができる。光源装置4は、光を発生させるLEDもしくはハロゲンランプ等の光源を有する。
表示装置5は、出力信号生成部34が出力した出力信号に基づいて、観察対象の画像を表示する。
本実施形態の撮像装置3が実行する画像処理方法について、詳細に説明する。図7は、本実施形態の画像処理方法を説明するフローチャートである。
ステップS1において、画像生成部32は、基準画像データを生成する。
ステップS2において、画像処理部33は、輝度ムラ補正演算を導出する。
ステップS3において、画像処理部33は、色ムラ補正演算を導出する。
ステップS4において、画像生成部32は、観察画像データを生成する。
ステップS5において、画像処理部33は、観察対象の画像データを構成する複数の画素データの各々に、輝度ムラ補正演算を施す。
ステップS6において、画像処理部33は、観察対象の画像データを構成する複数の画素データの各々に、色ムラ補正演算を施す。
(Y´(i),U´(i),V´(i))→(Y´(i),U´(i)−Uc(i),V´(i)−Vc(i))
ステップS7において、画像処理部33は、観察対象の画像データを構成する複数の画素データの各々を平滑化する。
ステップS8において、出力信号生成部34は、ステップS5〜S7までの画像処理が施された観察画像データに基づく出力信号を生成し、当該出力信号を表示装置5に出力する。ステップS5〜S7までの画像処理が施された観察画像データを、観察対象の一フレームの画像データとする。表示装置5は、当該出力信号に基づいて、観察対象の一フレームの画像を表示する。
本実施形態では、撮像装置3が画像処理部33を備える態様を示したが、これに限られない。変形例として、撮像装置3とは別の構成として、撮像装置3に接続可能な画像処理装置を備え、当該画像処理装置が本実施形態の画像処理部33と同様の機能を有する画像処理部を備える態様としてもよい。
実施例1〜3及び比較例1〜5に共通する条件について説明する。基準画像を得るための基準面としては、白色の板の表面を用いた。観察対象としては、人間の手のひらを用いた。手のひらを開いた状態で、その手のひらの中央部に内視鏡の挿入部を正対させた状態で、手のひらを観察した。
図8に、各実施例及び各比較例における、輝度ムラ補正及び色ムラ補正の有無を示した。具体的に、処理を実行した場合を「有」で示し、処理を実行しなかった場合を「無」で示している。平滑化については、処理を実行しなかった場合を「無」で示し、実行した場合を「強」または「弱」で示している。「弱」及び「強」はそれぞれ、複数の画素の各々に対応する画素データの色情報を、その画素を中心とした25個及び49個の画素の画素データの色情報の平均値に置き換える平滑化に対応する。「弱」及び「強」をそれぞれ、「弱い平滑化」及び「強い平滑化」と呼称する。
網目模様の低減具合、輝度ムラの低減具合、色ムラの低減具合及び解像度の劣化具合について、二重丸、一重丸、三角又はバツの4段階で評価した。
図8には、網目模様、輝度ムラ及び色ムラの低減具合並びに解像度の劣化具合についての評価結果が示されている。図9A〜16Bには、実施例1〜3及び比較例1〜5の条件で得られた、基準面及び観察対象の、表示画像を示している。
実施例1と比較例1との評価結果を比較して、輝度ムラ補正の効果について考察する。図9Aは、実施例1の条件で基準画像に画像処理を施した場合の表示画像である。図9Bは、実施例1の条件で観察画像に画像処理を施した場合の表示画像である。図11Aは、比較例1の条件で基準画像に画像処理を施した、つまりいずれの画像処理も施していない場合の表示画像である。図11Bは、比較例1の条件で観察画像に画像処理を施した、つまりいずれの画像処理も施していない場合の表示画像である。
実施例2と実施例1との評価結果を比較して、色ムラ補正の効果について考察する。図10Aは、実施例2の条件で基準画像に画像処理を施した場合の表示画像である。図10Bは、実施例2の条件で観察画像に画像処理を施した場合の表示画像である。
実施例2、実施例3、比較例3及び比較例4の評価結果を比較することによって、輝度ムラ補正と弱い平滑化との相乗効果について考察する。図10Aは、実施例2の条件で基準画像に画像処理を施した場合の表示画像である。図10Bは、実施例2の条件で観察画像に画像処理を施した場合の表示画像である。図13Aは、実施例3の条件で基準画像に画像処理を施した場合の表示画像である。図13Bは、実施例3の条件で観察画像に画像処理を施した場合の表示画像である。図14Aは、比較例3の条件で基準画像に画像処理を施した場合の表示画像である。図14Bは、比較例3の条件で観察画像に画像処理を施した場合の表示画像である。図15Aは、比較例4の条件で基準画像に画像処理を施した場合の表示画像である。図15Bは、比較例4の条件で観察画像に画像処理を施した場合の表示画像である。
2:内視鏡
21:挿入部
211:対物レンズ
212:イメージガイドファイバ
212a:コア
212b:クラッド
212c:ジャケット
213:ライトガイドファイバ
213a:コア
213b:クラッド
214:外装パイプ
214a:充填剤
22:把持部
23:リード部
23a:分岐部
23b:イメージガイドプラグ
23c:ライトガイドプラグ
3:撮像装置
3a:内視鏡端子
30:接眼レンズ
31:イメージセンサ
32:画像生成部
33:画像処理部
34:出力信号生成部
4:光源装置
4a:ソケット
5:表示装置
Claims (9)
- 観察対象の表面で反射した後に入射した光を伝送する複数のコアを含むイメージガイドファイバを有する内視鏡と、
前記内視鏡を接続可能であり、接眼レンズを介して前記光を検知し、電気信号に変換するイメージセンサ及び前記電気信号に基づいて、複数の画素データから構成される画像データを生成する画像生成部を有する撮像装置と、を備える内視鏡システムにおける画像処理方法であって、
基準面を撮影して基準画像データを生成するステップと、
前記基準画像データを構成する複数の画素データの各々の輝度成分を均一にする輝度ムラ補正演算を導出するステップと、
観察対象を撮影して観察画像データを生成するステップと、
前記観察画像データを構成する複数の画素データの各々に、前記輝度ムラ補正演算を施すステップと
を含む画像処理方法。 - 前記基準面は、無彩色であり、前記画像処理方法は、
前記基準画像データを構成する複数の画素データの各々の色差成分を除去する色ムラ補正演算を導出するステップと、
前記観察画像データを構成する複数の画素データの各々に、前記色ムラ補正演算を施すステップと、
を含む請求項1に記載の画像処理方法。 - 前記観察画像データを構成する複数の画素データの各々を、前記コアの径、前記コアの密度、前記接眼レンズの像倍率及び前記イメージセンサの画素密度に基づいて決定された平滑化フィルタを用いて平滑化するステップを含む請求項1又は2に記載の画像処理方法。
- 光を検知して電気信号に変換するイメージセンサと、
前記イメージセンサによって変換された電気信号に基づいて、複数の画素データから構成される画像データを生成する画像生成部と、
基準面を撮影して得られた基準画像データを構成する複数の画素データの各々の輝度成分を均一にする輝度ムラ補正演算を導出し、
観察対象を撮影して得られた観察画像データを構成する複数の画素データの各々に前記輝度ムラ補正演算を施す画像処理部と、
を備えた撮像装置。 - 前記画像処理部は、
前記基準画像データを構成する複数の画素データの各々の色差成分を除去する色ムラ補正演算を導出し、
前記観察画像データを構成する複数の画素データの各々に前記色ムラ補正演算を施すことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。 - 前記画像処理部は、
前記観察画像データを構成する複数の画素データの各々を平滑化することを特徴とする請求項4又は5に記載の撮像装置。 - 基準面を撮影して得られた基準画像データを構成する複数の画素データの各々の輝度成分を均一にする輝度ムラ補正演算を導出し、
観察対象を撮影して得られた観察画像データを構成する複数の画素データの各々に前記輝度ムラ補正演算を施す画像処理装置。 - 前記基準画像データを構成する複数の画素データの各々の色差成分を除去する色ムラ補正演算を導出し、
前記観察画像データを構成する複数の画素データの各々に前記色ムラ補正演算を施すことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。 - 前記観察画像データを構成する複数の画素データの各々を平滑化することを特徴とする請求項7又は8に記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020082525A JP7189173B2 (ja) | 2020-05-08 | 2020-05-08 | 画像処理方法、撮像装置及び画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020082525A JP7189173B2 (ja) | 2020-05-08 | 2020-05-08 | 画像処理方法、撮像装置及び画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021177604A true JP2021177604A (ja) | 2021-11-11 |
JP7189173B2 JP7189173B2 (ja) | 2022-12-13 |
Family
ID=78409627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020082525A Active JP7189173B2 (ja) | 2020-05-08 | 2020-05-08 | 画像処理方法、撮像装置及び画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7189173B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0469615A (ja) * | 1990-07-10 | 1992-03-04 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡用ホワイトバランス調整具 |
JPH06343134A (ja) * | 1993-05-31 | 1994-12-13 | Shimadzu Corp | ファイバスコープ |
JP2000350193A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-15 | Olympus Optical Co Ltd | 画像処理装置及び内視鏡装置 |
JP2014241580A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-12-25 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
-
2020
- 2020-05-08 JP JP2020082525A patent/JP7189173B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0469615A (ja) * | 1990-07-10 | 1992-03-04 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡用ホワイトバランス調整具 |
JPH06343134A (ja) * | 1993-05-31 | 1994-12-13 | Shimadzu Corp | ファイバスコープ |
JP2000350193A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-15 | Olympus Optical Co Ltd | 画像処理装置及び内視鏡装置 |
JP2014241580A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-12-25 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7189173B2 (ja) | 2022-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5931031B2 (ja) | 内視鏡システム及び内視鏡システムの作動方法 | |
EP2926718B1 (en) | Endoscope system | |
JP6420230B2 (ja) | 内視鏡システム、プロセッサ装置、及び、内視鏡システムの作動方法 | |
JP6066595B2 (ja) | 眼底画像の画像処理装置、眼底画像の画像処理方法、及びプログラム | |
JP5190944B2 (ja) | 内視鏡装置および内視鏡装置の作動方法 | |
JP2017148503A (ja) | 擬似色を用いた顕微鏡又は内視鏡などの医用検査装置 | |
EP2301414A1 (en) | Endoscope system | |
JP6389140B2 (ja) | 内視鏡システム、プロセッサ装置、及び、内視鏡システムの作動方法 | |
JP6654038B2 (ja) | 内視鏡システム、プロセッサ装置、及び、内視鏡システムの作動方法 | |
JP5892985B2 (ja) | 内視鏡システム及びプロセッサ装置並びに作動方法 | |
JP7374600B2 (ja) | 医療用画像処理装置及び医療用観察システム | |
JPWO2019093355A1 (ja) | 内視鏡システム及びその作動方法 | |
CN112040831A (zh) | 相机设备、图像处理方法和相机系统 | |
JP2017192594A (ja) | 内視鏡システム、プロセッサ装置、及び、内視鏡システムの作動方法 | |
US11344191B2 (en) | Endoscope system including processor for determining type of endoscope | |
JP6218709B2 (ja) | 内視鏡システム、プロセッサ装置、内視鏡システムの作動方法、及びプロセッサ装置の作動方法 | |
JPWO2019039354A1 (ja) | 光源装置及び内視鏡システム | |
WO2019093356A1 (ja) | 内視鏡システム及びその作動方法 | |
JP4898578B2 (ja) | 画像処理システム、撮像システム、及び顕微鏡撮像システム | |
JP4606838B2 (ja) | 電子内視鏡装置 | |
JP7189173B2 (ja) | 画像処理方法、撮像装置及び画像処理装置 | |
JP2012143464A (ja) | ホワイトバランス調整システムおよび内視鏡プロセッサ | |
JPH06125871A (ja) | 電子内視鏡装置 | |
JP6570490B2 (ja) | 内視鏡システム及び内視鏡システムの作動方法 | |
JP6116734B2 (ja) | 内視鏡システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210727 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220628 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220825 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7189173 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |