JPH046957Y2 - - Google Patents
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- JPH046957Y2 JPH046957Y2 JP7872086U JP7872086U JPH046957Y2 JP H046957 Y2 JPH046957 Y2 JP H046957Y2 JP 7872086 U JP7872086 U JP 7872086U JP 7872086 U JP7872086 U JP 7872086U JP H046957 Y2 JPH046957 Y2 JP H046957Y2
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- JP
- Japan
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- tip
- locking
- writing
- shaft
- writing shaft
- Prior art date
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Links
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 4
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 4
- 210000005224 forefinger Anatomy 0.000 description 1
- 230000011514 reflex Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はシヤープペンシル、ボールペン等の筆
記具に係り、特にノツク部の押し操作とクリツプ
端部の押し操作により筆記軸体の先端を外筒の先
端より出し入れできるようにした筆記具に関す
る。
記具に係り、特にノツク部の押し操作とクリツプ
端部の押し操作により筆記軸体の先端を外筒の先
端より出し入れできるようにした筆記具に関す
る。
この種の従来の筆記具、例えばシヤープペンシ
ルは、第10図示のように外筒2に筆記軸体3を
内挿し、この筆記軸体3の後端部にノツク部4を
嵌合せしめ、このノツク部4を引込みばね5に抗
して押し込むことにより筆記軸体3の先端6を外
筒2の先端より押し出し、この押し出し状態に筆
記軸体3を筆記軸体3に設けたばね性を有する係
止片7の先端をクリツプ1の先端側に対向する外
筒部分に設けた貫通孔9の後端に係止せしめて保
持し、外筒2の後端に設けたクリツプ1の先端内
面突部13をこの貫通孔9に押入して係止片7を
内側に撓ませることにより筆記軸体3を解放し、
引込みばね5のばね力により係止片7の係止突部
8が貫通孔9の後端に係止するまで筆記軸体3の
先端6を引込め得るように構成されている。
ルは、第10図示のように外筒2に筆記軸体3を
内挿し、この筆記軸体3の後端部にノツク部4を
嵌合せしめ、このノツク部4を引込みばね5に抗
して押し込むことにより筆記軸体3の先端6を外
筒2の先端より押し出し、この押し出し状態に筆
記軸体3を筆記軸体3に設けたばね性を有する係
止片7の先端をクリツプ1の先端側に対向する外
筒部分に設けた貫通孔9の後端に係止せしめて保
持し、外筒2の後端に設けたクリツプ1の先端内
面突部13をこの貫通孔9に押入して係止片7を
内側に撓ませることにより筆記軸体3を解放し、
引込みばね5のばね力により係止片7の係止突部
8が貫通孔9の後端に係止するまで筆記軸体3の
先端6を引込め得るように構成されている。
上記のような従来筆記具においては、クリツプ
1の先端部を押して筆記軸体3の先端6を引込め
る構造になつているため、筆記中にクリツプ1の
先端部が手の親指と人指し指の間の又部に当たつ
て当該クリツプ1の先端部を押すおそれがあり、
筆記中に筆記軸体3の先端6を引込めてしまうお
それがあつた。
1の先端部を押して筆記軸体3の先端6を引込め
る構造になつているため、筆記中にクリツプ1の
先端部が手の親指と人指し指の間の又部に当たつ
て当該クリツプ1の先端部を押すおそれがあり、
筆記中に筆記軸体3の先端6を引込めてしまうお
それがあつた。
本考案筆記具は上記の問題点を解決するため、
図示のように外筒2に筆記軸体3を内挿し、この
筆記軸体3の後端部にノツク部4を嵌合せしめ、
このノツク部4を引込みばね5に抗して押し込む
ことにより筆記軸体3の先端6を外筒2の先端よ
り押し出し、この押し出し状態に筆記軸体3を当
該筆記軸体3またはノツク部4に設けたばね性を
有する係止片7を利用して保持せしめ、クリツプ
1の端部の押し操作により筆記軸体3を解放して
その先端6を引込みばね5のばね力により引込め
得るようにした筆記具において、 外筒2の後端側には軸方向のスリツト10とこ
れと直角方向の円筒状穴溝11を設け、この円筒
状穴溝11にクリツプ1の後方側に横設した回動
軸12を回動可能に嵌装し、この回動軸12には
スリツト10内に遊挿された前方、後方クリツプ
脚部14,15を設け、この前方クリツプ脚部1
4の先端を係止端16とし、後方クリツプ脚部1
5の先端下部に係止部17を設けると共に、筆記
軸体3またはノツク部4には、常時後方クリツプ
脚部15の下面に先端突部18が押圧され、筆記
軸体3の引込み時に後方クリツプ脚部15の係止
部17に係止されるばね性を有する係止片7と、
筆記軸体3の押し出し時に前方クリツプ脚部14
の係止端16に係止される係止突部19とを設け
てなる構成としたものである。
図示のように外筒2に筆記軸体3を内挿し、この
筆記軸体3の後端部にノツク部4を嵌合せしめ、
このノツク部4を引込みばね5に抗して押し込む
ことにより筆記軸体3の先端6を外筒2の先端よ
り押し出し、この押し出し状態に筆記軸体3を当
該筆記軸体3またはノツク部4に設けたばね性を
有する係止片7を利用して保持せしめ、クリツプ
1の端部の押し操作により筆記軸体3を解放して
その先端6を引込みばね5のばね力により引込め
得るようにした筆記具において、 外筒2の後端側には軸方向のスリツト10とこ
れと直角方向の円筒状穴溝11を設け、この円筒
状穴溝11にクリツプ1の後方側に横設した回動
軸12を回動可能に嵌装し、この回動軸12には
スリツト10内に遊挿された前方、後方クリツプ
脚部14,15を設け、この前方クリツプ脚部1
4の先端を係止端16とし、後方クリツプ脚部1
5の先端下部に係止部17を設けると共に、筆記
軸体3またはノツク部4には、常時後方クリツプ
脚部15の下面に先端突部18が押圧され、筆記
軸体3の引込み時に後方クリツプ脚部15の係止
部17に係止されるばね性を有する係止片7と、
筆記軸体3の押し出し時に前方クリツプ脚部14
の係止端16に係止される係止突部19とを設け
てなる構成としたものである。
ノツク部4を引込みばね5に抗して押し込む
と、筆記軸体3が押されて当該筆記軸体3の先端
6が外筒2の先端より押し出される(第1図、第
6図参照)。このとき、後方クリツプ脚部15の
係止部17に係止されていた筆記軸体3またはノ
ツク部4のばね性を有する係止片7の先端突部1
8が当該係止部17より外れると共に係止片7の
先端突部18が後方クリツプ脚部15の下面を押
圧していることによりクリツプ1の回動軸12が
円筒状穴溝11内で回動し、前方クリツプ脚部1
4の係止端16が筆記軸体3またはノツク部4の
係止突部19に係止して筆記軸体3の先端6が外
筒2の先端より押し出された状態に保持される
(第6図参照)。
と、筆記軸体3が押されて当該筆記軸体3の先端
6が外筒2の先端より押し出される(第1図、第
6図参照)。このとき、後方クリツプ脚部15の
係止部17に係止されていた筆記軸体3またはノ
ツク部4のばね性を有する係止片7の先端突部1
8が当該係止部17より外れると共に係止片7の
先端突部18が後方クリツプ脚部15の下面を押
圧していることによりクリツプ1の回動軸12が
円筒状穴溝11内で回動し、前方クリツプ脚部1
4の係止端16が筆記軸体3またはノツク部4の
係止突部19に係止して筆記軸体3の先端6が外
筒2の先端より押し出された状態に保持される
(第6図参照)。
筆記軸体3の先端6を引込めるには、クリツプ
1の後端部1aを押すと、クリツプ1の回動軸1
2が円筒状穴溝11内で回動し、筆記軸体3また
はノツク部4の係止突部19が前方クリツプ脚部
14の係止端16より外れて筆記軸体3が解放さ
れる。
1の後端部1aを押すと、クリツプ1の回動軸1
2が円筒状穴溝11内で回動し、筆記軸体3また
はノツク部4の係止突部19が前方クリツプ脚部
14の係止端16より外れて筆記軸体3が解放さ
れる。
筆記軸体3はこの解放により引込みばね5のば
ね力により引込み(第7図参照)、筆記軸体3ま
たはノツク部4のばね性を有する係止片7の先端
突部18が後方クリツプ脚部15の下面に摺設し
つつ当該後方クリツプ脚部15の係止部17に係
止され、筆記軸体3の先端6が引込んだ状態にな
る(第5図参照)。
ね力により引込み(第7図参照)、筆記軸体3ま
たはノツク部4のばね性を有する係止片7の先端
突部18が後方クリツプ脚部15の下面に摺設し
つつ当該後方クリツプ脚部15の係止部17に係
止され、筆記軸体3の先端6が引込んだ状態にな
る(第5図参照)。
このようにクリツプ1の後端部1aを押して筆
記軸体3の先端6を引込める構造になつているた
め、筆記中にクリツプ1の後端部1aが手の親指
と人指し指の間の又部に当たつて当該クリツプ1
の後端部1aを押すおそれがないから、筆記中に
筆記軸体3の先端6を引つ込めてしまうおそれは
ない。
記軸体3の先端6を引込める構造になつているた
め、筆記中にクリツプ1の後端部1aが手の親指
と人指し指の間の又部に当たつて当該クリツプ1
の後端部1aを押すおそれがないから、筆記中に
筆記軸体3の先端6を引つ込めてしまうおそれは
ない。
第1図は本考案筆記具の一実施例を先端押し出
し状態で示した縦断面図で、シヤープペンシルの
例を示す。第2図は同じく先端引込み状態で示し
た正面図、第3図a,bはそれぞれ同じくその外
筒の正面図及び縦断面図、第4図は同じくその内
筒の後部の正面図である。
し状態で示した縦断面図で、シヤープペンシルの
例を示す。第2図は同じく先端引込み状態で示し
た正面図、第3図a,bはそれぞれ同じくその外
筒の正面図及び縦断面図、第4図は同じくその内
筒の後部の正面図である。
まず、このシヤープペンシルの構成を説明す
る。
る。
第1図において2は外筒、3はこの外筒2に内
挿した筆記軸体である。この筆記軸体3は後端側
にばね性を有する係止片7が形成された内筒21
と、この内筒21内に設けられた芯送り出し機構
22とよりなる。
挿した筆記軸体である。この筆記軸体3は後端側
にばね性を有する係止片7が形成された内筒21
と、この内筒21内に設けられた芯送り出し機構
22とよりなる。
この芯送り出し機構22は、芯タンク23をノ
ツク用ばね24に抗してあるいはそのばね力によ
り軸方向に移動させることによりチヤツクリング
25に嵌合したチヤツク26を開閉させ、芯タン
ク23内の芯27をチヤツク26より所定長ずつ
送り出し、筆記軸体3の先端6より芯27を所定
長ずつ送り出すものである。
ツク用ばね24に抗してあるいはそのばね力によ
り軸方向に移動させることによりチヤツクリング
25に嵌合したチヤツク26を開閉させ、芯タン
ク23内の芯27をチヤツク26より所定長ずつ
送り出し、筆記軸体3の先端6より芯27を所定
長ずつ送り出すものである。
28は筆記軸体3を構成する芯送り出し機構2
2の芯タンク23に脱着可能に嵌合せしめた消し
ゴム受台、29は消しゴム、4は消しゴム受台2
8に脱着可能に嵌合せしめたノツク部で、消しゴ
ムカバーを兼ねている。5は筆記軸体3を外筒2
の後方へ規制する引込みばねである。
2の芯タンク23に脱着可能に嵌合せしめた消し
ゴム受台、29は消しゴム、4は消しゴム受台2
8に脱着可能に嵌合せしめたノツク部で、消しゴ
ムカバーを兼ねている。5は筆記軸体3を外筒2
の後方へ規制する引込みばねである。
外筒2の後端側には軸方向のスリツト10とこ
れと直角方向の円筒状穴溝11が設けられてい
る。この円筒状穴溝11の部分は所要の大きさの
当該穴溝11を形成できるよう肉厚部となつてい
る。円筒状穴溝11にはクリツプ1の後方側に横
設した回動軸12が回動可能に嵌装されている。
この回動軸12にはスリツト10内に遊挿された
前方、後方クリツプ脚部14,15が設けられて
いる。この前方クリツプ脚部14の先端を係止端
16とし、後方クリツプ脚部15の先端下部に係
止部17を設ける。この係止部17は前後に角の
ない小段部17aと突出部17bを配置してな
る。
れと直角方向の円筒状穴溝11が設けられてい
る。この円筒状穴溝11の部分は所要の大きさの
当該穴溝11を形成できるよう肉厚部となつてい
る。円筒状穴溝11にはクリツプ1の後方側に横
設した回動軸12が回動可能に嵌装されている。
この回動軸12にはスリツト10内に遊挿された
前方、後方クリツプ脚部14,15が設けられて
いる。この前方クリツプ脚部14の先端を係止端
16とし、後方クリツプ脚部15の先端下部に係
止部17を設ける。この係止部17は前後に角の
ない小段部17aと突出部17bを配置してな
る。
筆記軸体3の内筒21には常時後方クリツプ脚
部15の下面に先端突部18が押圧され、筆記軸
体3の引込み時に後方クリツプ脚部15の係止部
17の小段部17a上に係止されるばね性を有す
る係止片7と、筆記軸体3の押し出し時に前方ク
リツプ脚部14の係止端16に係止される係止突
部19と、係止片7の先端突部18が小段部17
a上に係止した際、前方クリツプ脚部14の係止
端16に係止する第2の係止突部20とが設けら
れている。
部15の下面に先端突部18が押圧され、筆記軸
体3の引込み時に後方クリツプ脚部15の係止部
17の小段部17a上に係止されるばね性を有す
る係止片7と、筆記軸体3の押し出し時に前方ク
リツプ脚部14の係止端16に係止される係止突
部19と、係止片7の先端突部18が小段部17
a上に係止した際、前方クリツプ脚部14の係止
端16に係止する第2の係止突部20とが設けら
れている。
次にこのシヤープペンシルの動作を説明する。
ノツク部4を引込みばね5に抗して押し込む
と、筆記軸体3が押されて当該筆記軸体3の先端
6が外筒2の先端より押し出される(第1図、第
6図参照)。このとき後方クリツプ脚部15の小
段部17a上に係止されていた筆記軸体3の内筒
21のばね性を有する係止片7の先端突部18が
当該小段部17aより外れ、かつ第2の係止突部
20も前方クリツプ脚部14の係止端16より外
れると共に、係止片7の先端突部18が後方クリ
ツプ脚部15の下面を押圧していることによりク
リツプ1の回動軸12が円筒状穴溝11内で回動
し、前方クリツプ脚部14の係止端16が内筒2
1の係止突部19に係止して筆記軸体3の先端6
が外筒2の先端より押し出された状態に保持され
る(第6図参照)。
と、筆記軸体3が押されて当該筆記軸体3の先端
6が外筒2の先端より押し出される(第1図、第
6図参照)。このとき後方クリツプ脚部15の小
段部17a上に係止されていた筆記軸体3の内筒
21のばね性を有する係止片7の先端突部18が
当該小段部17aより外れ、かつ第2の係止突部
20も前方クリツプ脚部14の係止端16より外
れると共に、係止片7の先端突部18が後方クリ
ツプ脚部15の下面を押圧していることによりク
リツプ1の回動軸12が円筒状穴溝11内で回動
し、前方クリツプ脚部14の係止端16が内筒2
1の係止突部19に係止して筆記軸体3の先端6
が外筒2の先端より押し出された状態に保持され
る(第6図参照)。
筆記するときはこの状態でノツク部4のノツク
動作を行うと、芯タンク23がノツク用ばね24
に抗してあるいはそのばね力により軸方向に移動
し、チヤツクリング25に嵌合したチヤツク26
が開閉して芯タンク23内の芯27をチヤツク2
6より所定長ずつ送り出し、筆記軸体3の先端6
より芯27を所定長ずつ送り出すことができる。
動作を行うと、芯タンク23がノツク用ばね24
に抗してあるいはそのばね力により軸方向に移動
し、チヤツクリング25に嵌合したチヤツク26
が開閉して芯タンク23内の芯27をチヤツク2
6より所定長ずつ送り出し、筆記軸体3の先端6
より芯27を所定長ずつ送り出すことができる。
筆記軸体3の先端6を引込めるには、クリツプ
1の後端部1aを押すと、クリツプ1の回動軸1
2が円筒状穴溝11内で回動し、筆記軸体3の内
筒21の係止突部19が前方クリツプ脚部14の
係止端16より外れて筆記軸体3が解放される。
1の後端部1aを押すと、クリツプ1の回動軸1
2が円筒状穴溝11内で回動し、筆記軸体3の内
筒21の係止突部19が前方クリツプ脚部14の
係止端16より外れて筆記軸体3が解放される。
筆記軸体3はこの解放により引込みばね5のば
ね力により引込み(第7図参照)、内筒21のば
ね性を有する係止片7の先端突部18が後方クリ
ツプ脚部15の下面に摺設しつつ当該後方クリツ
プ脚部15の小段部17a上に乗り上げて係止さ
れ、かつ第2の係止突部20が前方クリツプ脚部
14の係止端16に係止されて筆記軸体3の先端
6が引込んだ状態になる(第5図参照)。
ね力により引込み(第7図参照)、内筒21のば
ね性を有する係止片7の先端突部18が後方クリ
ツプ脚部15の下面に摺設しつつ当該後方クリツ
プ脚部15の小段部17a上に乗り上げて係止さ
れ、かつ第2の係止突部20が前方クリツプ脚部
14の係止端16に係止されて筆記軸体3の先端
6が引込んだ状態になる(第5図参照)。
このようにクリツプ1の後端部1aを押して筆
記軸体3の先端6を引込める構造になつているた
め、筆記中にクリツプ1の後端部1aが手の親指
と人指し指の間の又部に当たつて当該クリツプ1
の後端部1aを押すおそれがないから、筆記中に
筆記軸体3の先端6を引つ込めてしまうおそれは
ない。
記軸体3の先端6を引込める構造になつているた
め、筆記中にクリツプ1の後端部1aが手の親指
と人指し指の間の又部に当たつて当該クリツプ1
の後端部1aを押すおそれがないから、筆記中に
筆記軸体3の先端6を引つ込めてしまうおそれは
ない。
本考案では、第8図示のように先端引込み時に
内筒21の係止片7の先端突部18が後方クリツ
プ脚部15の小段部17a上で突出部17bに係
止し、先端押し出し時に内筒21の係止突部19
が前方クリツプ脚部14の係止端16に係止する
ようにしてもよいし、また第9図示のように先端
引込み時に内筒21の係止片7の先端突部18が
後方クリツプ脚部15の小段部17a上で突出部
17bに係止すると共に内筒21の第2の係止突
部20が前方クリツプ脚部14の係止端16に係
止し、先端押し出し時に内筒21の係止突部19
が前方クリツプ脚部14の係止端16に係止する
ようにしてもよい。また小段部17aは設けなく
てもよい。
内筒21の係止片7の先端突部18が後方クリツ
プ脚部15の小段部17a上で突出部17bに係
止し、先端押し出し時に内筒21の係止突部19
が前方クリツプ脚部14の係止端16に係止する
ようにしてもよいし、また第9図示のように先端
引込み時に内筒21の係止片7の先端突部18が
後方クリツプ脚部15の小段部17a上で突出部
17bに係止すると共に内筒21の第2の係止突
部20が前方クリツプ脚部14の係止端16に係
止し、先端押し出し時に内筒21の係止突部19
が前方クリツプ脚部14の係止端16に係止する
ようにしてもよい。また小段部17aは設けなく
てもよい。
また、本考案はシヤープペンシルに限らずボー
ルペンにも適用することができる。
ルペンにも適用することができる。
ボールペンの場合は、筆記軸体3がレフイール
となり、シヤープペンシルのときに筆記軸体3の
内筒21に設けた係止片7、その先端突部18、
係止突部19、第2の係止突部20等はノツク部
4の前方部に設ければよい。
となり、シヤープペンシルのときに筆記軸体3の
内筒21に設けた係止片7、その先端突部18、
係止突部19、第2の係止突部20等はノツク部
4の前方部に設ければよい。
上述のように本考案によれば、クリツプ1の後
端部1aを押して筆記軸体3の先端6を引込める
構造になつているため、筆記中にクリツプ1の後
端部1aが手の親指と人指し指の間の又部に当た
つて当該クリツプ1の後端部1aを押すおそれが
ないから、筆記中に筆記軸体3の先端6を引つ込
めてしまうおそれはない。
端部1aを押して筆記軸体3の先端6を引込める
構造になつているため、筆記中にクリツプ1の後
端部1aが手の親指と人指し指の間の又部に当た
つて当該クリツプ1の後端部1aを押すおそれが
ないから、筆記中に筆記軸体3の先端6を引つ込
めてしまうおそれはない。
第1図は本考案筆記具の一実施例を先端押し出
し状態で示した縦断面図、第2図は同じく先端引
込み状態で示した正面図、第3図a,bはそれぞ
れ同じくその外筒の正面図及び縦断面図、第4図
は同じくその内筒の後部の正面図、第5図は同じ
く先端引込み状態で示した要部の縦断面図、第6
図は同じく先端押し出し状態を示した要部の縦断
面図、第7図は同じく先端引込み状態に到る途中
の状態を示した要部の縦断面図、第8図は同じく
先端引込み状態で示した要部の他の例の縦断面
図、第9図は同じく先端引込み状態で示した要部
の更に他の例の縦断面図、第10図は従来筆記具
の一例を示す縦断面図である。 1……クリツプ、2……外筒、3……筆記軸
体、4……ノツク部、5……引込みばね、6……
先端、7……係止片、10……スリツト、11…
…円筒状穴溝、12……回動軸、14……前方ク
リツプ脚部、15……後方クリツプ脚部、16…
…係止端、17……係止部、17a……小段部、
17b……突出部、18……先端突部、19……
係止突部、20……第2の係止突部。
し状態で示した縦断面図、第2図は同じく先端引
込み状態で示した正面図、第3図a,bはそれぞ
れ同じくその外筒の正面図及び縦断面図、第4図
は同じくその内筒の後部の正面図、第5図は同じ
く先端引込み状態で示した要部の縦断面図、第6
図は同じく先端押し出し状態を示した要部の縦断
面図、第7図は同じく先端引込み状態に到る途中
の状態を示した要部の縦断面図、第8図は同じく
先端引込み状態で示した要部の他の例の縦断面
図、第9図は同じく先端引込み状態で示した要部
の更に他の例の縦断面図、第10図は従来筆記具
の一例を示す縦断面図である。 1……クリツプ、2……外筒、3……筆記軸
体、4……ノツク部、5……引込みばね、6……
先端、7……係止片、10……スリツト、11…
…円筒状穴溝、12……回動軸、14……前方ク
リツプ脚部、15……後方クリツプ脚部、16…
…係止端、17……係止部、17a……小段部、
17b……突出部、18……先端突部、19……
係止突部、20……第2の係止突部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外筒2に筆記軸体3を内挿し、この筆記軸体
3の後端部にノツク部4を嵌合せしめ、このノ
ツク部4を引込みばね5に抗して押し込むこと
により筆記軸体3の先端6を外筒2の先端より
押し出し、この押し出し状態に筆記軸体3を当
該筆記軸体3またはノツク部4に設けたばね性
を有する係止片7を利用して保持せしめ、クリ
ツプ1の端部の押し操作により筆記軸体3を解
放してその先端6を引込みばね5のばね力によ
り引込め得るようにした筆記具において、 外筒2の後端側には軸方向のスリツト10と
これと直角方向の円筒状穴溝11を設け、この
円筒状穴溝11にクリツプ1の後方側に横設し
た回動軸12を回動可能に嵌装し、この回動軸
12にはスリツト10内に遊挿された前方、後
方クリツプ脚部14,15を設け、この前方ク
リツプ脚部14の先端を係止端16とし、後方
クリツプ脚部15の先端下部に係止部17を設
けると共に、筆記軸体3またはノツク部4に
は、常時後方クリツプ脚部15の下面に先端突
部18が押圧され、筆記軸体3の引込み時に後
方クリツプ脚部15の係止部17に係止される
ばね性を有する係止片7と、筆記軸体3の押し
出し時に前方クリツプ脚部14の係止端16に
係止される係止突部19とを設けてなる筆記
具。 (2) ばね性を有する係止片7の先端突部18が後
方クリツプ脚部15の係止部17に係止した
際、前方クリツプ脚部14の係止端16が係止
する第2の係止突部20を筆記軸体3またはノ
ツク部4に設けたことを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項に記載の筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7872086U JPH046957Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7872086U JPH046957Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62189184U JPS62189184U (ja) | 1987-12-02 |
JPH046957Y2 true JPH046957Y2 (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=30927920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7872086U Expired JPH046957Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH046957Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-23 JP JP7872086U patent/JPH046957Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62189184U (ja) | 1987-12-02 |
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