JPH0469377B2 - - Google Patents

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JPH0469377B2
JPH0469377B2 JP58117030A JP11703083A JPH0469377B2 JP H0469377 B2 JPH0469377 B2 JP H0469377B2 JP 58117030 A JP58117030 A JP 58117030A JP 11703083 A JP11703083 A JP 11703083A JP H0469377 B2 JPH0469377 B2 JP H0469377B2
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JP
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light output
pulse
dimming
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JPS6010316A (ja
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Kyoto Nagasawa
Tadashi Shoji
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6010316A publication Critical patent/JPS6010316A/ja
Publication of JPH0469377B2 publication Critical patent/JPH0469377B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B39/00Circuit arrangements or apparatus for operating incandescent light sources
    • H05B39/04Controlling
    • H05B39/08Controlling by shifting phase of trigger voltage applied to gas-filled controlling tubes also in controlled semiconductor devices
    • H05B39/081Controlling by shifting phase of trigger voltage applied to gas-filled controlling tubes also in controlled semiconductor devices by measuring the incident light

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  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、照明装置における光出力を安定化
する光出力安定化装置に関する。
従来技術 一般に、複写機、フアクシミリ、画像スキヤナ
等で使用する照明装置においては、安定した光出
力を得られることが要請される。
そこで、従来は、例えば第1図に示すような光
出力安定化装置によつて光出力を調節できるよう
にしている。
この光出力安定化装置は、まず照明光源である
蛍光ランプ1の出力光を、光フアイバ2を介して
光出力検出器3のフオトダイオード4が受光す
る。
この光出力検出器3は、フオトダイオード4に
流れる蛍光ランプ1の出力光に応じた光電流(検
出電流)をオペアンプ5及び抵抗6からなる電流
−電圧変換回路で電圧に変換し、この電圧を検出
電圧VLとして差動増幅器10に出力する。
一方、光出力設定器7は、可変抵抗器8及び抵
抗9からなり、可変抵抗器8で設定された電圧値
の設定電圧VREFを差動増幅器10に出力する。
この差動増幅器10は、オペアンプ11及び抵
抗12〜14からなり、検出電圧VLと設定電圧
VREFとの差に応じた直流電圧VOを調光制御装
置15に出力する。
この調光制御装置15のパルス幅変調器16
は、基準パルス発生器17から入力される基準パ
ルスPAのデユーテイ比(第2図イのT1/T)を
差動増幅器10からの直流電圧VOの電圧値に応
じて、直流電圧VOが高くなる程デユーテイ比が
大きくなるように変化させた(パルス幅変調し
た)第2図イに示すような調光パルスVPを調光
安定器18に出力する。
この調光安定器18は、交流電源19からの交
流電流を高周波電流に変換したランプ電流ILを
調光パルスVPがハイレベル“H”の期間T1だけ
オン状態になるスイツチング回路を介して蛍光ラ
ンプ1に供給する。
それによつて、蛍光ランプ1には例えば第2図
ロに示すようなランプ電流ILが供給される。
したがつて、この光出力安定化装置において
は、蛍光ランプ1の光出力が減少するに従つて検
出電圧VLが低くなつて直流電圧VOが高くなる
ので、調光パルスVPのデユーテイ比が大きくな
つてランプ電流の流れる時間が長くなり、蛍光ラ
ンプ1の光出力が増加する。
これに対して、蛍光ランプ1の光出力が増加す
るに従つて検出電圧VLが高くなつて直流電圧
VOが低くなるので、調光パルスVPのデユーテ
イ比が小さくなつてランプ電流の流れる時間が短
くなり、蛍光ランプ1の光出力が減少する。
このように、この光出力安定化装置は、検出電
圧VL=設定電圧VREFになるように作動するの
で、蛍光ランプ1の光出力が設定電圧VREFに対
応した目標値に維持される。
しかしながら、この光出力安定化装置は、照明
光源の光出力のフイードバツク系をアナログ回路
で構成している。
そのため、フイードバツク系の経時的なドリフ
トや温度ドリフトを補償するための回路や基準電
圧の安定化回路等が必要になつて回路構成が複雑
になると共に、他の用途と共用することが出来
ず、照明装置単体の専用ユニツトを構成しなけれ
ばならないという不都合がある。
そこで、このような光出力安定化装置におい
て、照明光源の光出力を検出した光出力検出器の
検出出力をA/D変換器によつてA−D変換する
ようにして、照明光源の光出力のフイードバツク
系をデジタル化し、調光制御装置にマイクロコン
ピユータを使用できるようにして、上記の各種の
問題を解決できるようにすることが考えられる。
ところで、この場合、A/D変換器をフリーラ
ンモードで使用して、A/D変換が終了する毎に
自動的に次のA/D変換を行なうようにするのが
一般的である。
しかしながら、上述のような光出力安定化装置
にあつては、光出力検出器の検出出力のリツプル
が相当大きくなるため、A/D変換器をフリーラ
ンモードで使用すると、光出力が平均的には安定
していてもリツプルによつてA/D変換器の出力
データが変動する。
すなわち、照明光源の光出力の変動に系が応答
してしまうことになり、制御が不安定になつて精
度が悪くなるという問題が生じる。
目 的 この発明は上記の点に鑑みてなされたものであ
り、上記のような光出力安定化装置をデジタル化
した場合の制御精度を向上することを目的とす
る。
構成及び実施例 以下、この発明の構成を一実施例に基づいて説
明する。
第3図は、この発明の基本実施例を示すブロツ
ク図である。
同図において、この光出力安定化装置は、光出
力検出器Aから出力される照明光源Bの光出力に
応じた検出出力を、A/D変換器CによつてA−
D変換し、この変換結果であるデジタルの検出値
データを調光制御装置Eに入力する。
一方、光出力設定器Dは、照明光源Bの光出力
の目標値に対応するデジタルの設定値データを調
光制御装置Eに出力する。
この調光制御装置Eは、A/D変換器Cからの
検出値データと光出力設定器Dからの設定値デー
タとに基づいて照明光源Bの光出力を目標値に制
御する調光パルスを調光安定器Fに出力する。
それによつて、この調光安定器Fはその調光パ
ルスに応じて交流電流Gからの交流電力を高周波
変換して照明光源Bに供給するので、照明光源B
の光出力が目標値で安定する。
そして、この光出力安定化装置にあつては、調
光制御装置Eからの調光パルスを入力して、この
調光パルスの入力タイミングでA/D変換器Cに
A−D変換の開始を指示する同期手段Hを設け
て、調光パルスとA/D変換器Cのサンプルタイ
ミングとを同期させるようにしている。
それによつて、照明光源の光出力のリツプルと
A−D変換のサンプルレートとが完全に早期し、
リツプルを含む光出力検出器の検出出力をサンプ
リングしてもそのサンプル値にはリツプルの影響
が生じることがなく、制御精度が向上する。
第4図は、この発明を実施した光出力安定化装
置の一例を示すブロツク図である。
同図において、光出力検出回路21は、照明光
源22からの出力光を光フアイバ23を介して受
光し、その受光量に応じた光電流を出力するフオ
トダイオード24と、このフオトダイオード24
の出力電流を電圧に変換するオペアンプ25、抵
抗26、コンデンサ27及び可変抵抗器28から
なる電流−電圧変換器とからなり、照明光源22
の光出力に応じた検出電圧VLを出力する。
なお、そのコンデンサ27は、照明光源22の
光出力の変動(リツプル)による検出電圧VLの
変動を減少させるためのものであり、また、可変
抵抗器28は、検出電圧VLのレベルを調整する
ためのものである。
A/D変換器29は、光出力検出回路21から
の検出電圧VLを、調光制御装置(コントローラ)
31からの変換開始信号SCが入力された時から
A−D変換して、検出電圧VLに応じた検出値デ
ータVADを生成すると共に、変換終了時にレデ
イ信号REをコントローラ31に出力する。
光出力設定器30は、4ビツトのDIPスイツチ
で構成して、照明光源22の光出力を0〜15の16
段階に選択設定できるようにしてあり、その設定
値に応じた4ビツトデータである設定値データ
R1をコントローラ31に出力する。
コントローラ31は、A/D変換器29からの
検出値データVAD及び光出力設定器30からの
設定値データR1基づいて生成した調光パルスP
を出力する。なお、詳細は詳述する。
調光安定器32は、コントローラ31からの調
光パルスPに応じて交流電流33からの交流電流
を高周波変換して生成したランプ電流ILを照明
光源22に供給する。なお、この調光安定器32
は、調光パルスPが“L”のときに照明光源22
にランプ電流ILを供給し、調光パルスPが“H”
のときにランプ電流ILを遮断する。
第5図は、第4図のコントローラ31の一例を
示すブロツク図である。
このコントローラ31は、1チツプマイクロコ
ンピユータ(以下「マイコン」と称す)35と、
2組のインタバルタイマ36,37と、オア回路
38と、T型フリツプフロツプ回路(以下「FF
回路」と称す)39と、クロツクジエネレータ4
0とからなる。
そのマイコン35は、CPU(中央処理装置),
プログラムを格納したプログラムメモリ
(ROM),データ格納用のデータメモリ(RAM)
及びI/O(入出力装置)等からなり、ROMに
格納したプログラムに基づいて各種の制御を実行
する。
このマイコン35にA/D変換器29からの検
出値データVAD及び光出力設定器30からの設
定値データR1が入力される。
なお、この実施例ではマイコン35に入力する
A/D変換器29からのレデイ信号REのために
入力ポートの1ビツトを割当てているが、割込み
端子に入力してレデイ信号REで割込みをかける
ようにしてもよい。
インタバルタイマ36,37は、タイマレジス
タ41,42と、カウンタ43,44と、デジタ
ルコンパレータ45,46とからなる。
そのタイマレジスタ41,42は、夫々マイコ
ン35からの調光パルスPをローレベル“L”に
する時間を示す時間データT及び調光パルスPの
基本周期データTOをセツトされる。
カウンタ43,44は、夫々マイコン35から
のイニシヤルパルスINIが入力されたときに起動
して、クロツクジエネレータ40からのクロツク
パルスCLKのカウントを開始し、コンパレータ
46からの一致パルスCOが入力されときにリセ
ツトされる。
コンパレータ45は、タイマレジスタ41にセ
ツトされた時間データTとカウンタ43のカウン
ト値CN1とが一致したときに一致パルスC1を出力
する。
コンパレータ46は、タイマレジスタ42にセ
ツトされた基本周期データTOとカウンタ44の
カウント値CNOとが一致したときに一致パルスCO
を出力する。
このコンパレータ46からの一致パルスCOは、
マイコン35の割込み端子INTにも入力してあ
る。
オア回路38は、コンパレータ45,46から
の一致パルスC1及びCOをFF回路39のトリガ端
子Tに出力する。
FF回路39は、マイコン35からのイニシヤ
ルパルスINIが入力されたときに“L”にセツト
され、以後トリガ端子Tに一致パルスC1又はCO
が入力される毎に反転するQ出力を、調光パルス
Pとして出力する。
次に、このように構成した実施例の作用につい
て第6図以降をも参照して説明する。
第6図は、第5図のマイコン35が実行する処
理動作の一例を示すフロー図である。
この動作を簡単に説明すると、マイコン35
は、まず電源投入によつて初期設定をする。
つまり、タイマレジスタ42に調光パルスPの
基本周期データTOをセツトし、タイマレジスタ
41に調光パルスPを“L”にする時間データT
の予め定めた初期値(T<TO)をセツトし、イ
ニシヤルパルスINIを出力してカウンタ43,4
4をスタートさせると共に、FF回路39をセツ
トする(Q出力=調光パルスPを“L”にする) その後、割込待ちルーチンに入り、割込みが発
生すると割込み処理ルーチンに移る。
第7図は、第5図のマイコン35が実行する割
込み処理ルーチンの一例を示すフロー図である。
この動作を簡単に説明すると、まず割込みが発
生すると、A/D変換器29に変換開始信号SC
を転送し、A/D変換器29にそのときの光出力
検出器21からの検出電圧VLのA−D変換を開
始させる。
そして、A/D変換器29から変換終了を示す
レデイ信号REが入力されると、A/D変換器2
9からの検出値データVADを読込む。
その後、光出力設定器30からの設定値データ
R1を読込み、固定値データR及びゲインデータ
Kを内部ROMから読出して、まず基準値データ
Rを、 R=R1+RO の演算をして求めた後、時間データT1を、 T1=K×(R−VAD) の演算をして求める。
その後、この時間データTと前回の時間データ
T′とから、今回の時間データTを、 T=T′+T1 の演算をして求め、この時間データTをタイマレ
ジスタ41にセツトする。
そして、割込み処理を終了して第6図の割込み
待ちルーチンにリターンし、次の割込み要求を待
つ。
なお、照明光源22の光出力が目標値のときに
基準値データRと検出値データVADとが一致す
るように光出力検出器21の可変抵抗器28で検
出電圧VLのレベルを調節してある。
また、ゲインデータKは、アナログ回路におけ
る誤差増幅器のゲインに相当するもので、大きす
ぎると制御が不安定になり、小さすぎると制御精
度が悪くなるので、これ等の兼合いで最適の値に
設定する。
次に、マイコン35が上述のような処理動作を
実行したときの光出力安定装置の動作について第
8図をも参照して説明する。
まず、第8図の時点t1でこの装置の電源が投入
されると、マイコン35によつてFF回路39の
Q出力が、“L”に設定されるので、同図ホに示
すように調光パルスPが“L”になる。
それによつて、調光安定器32が交流電流33
からの交流電力を照明光源22に供給するので、
照明光源22には第8図ヘに示すようにランプ電
流ILが供給される。
同時に、マイコン35によつてタイマレジスタ
41,42には時間データTの初期値及び基本周
期データTOがセツトされ、カウンタ43,44
がスタートする。
このとき、T<TOであるので、第8図の時点t1
から時間Tが経過して同図イに示すカウンタ43
のカウント値CN1がデータ時間Tと一致した時点
t2で同図ハ示すようにコンパレータ45から一致
パルスC1が出力される。
したがつて、この時点t2でFF回路39のQ出
力が反転して、第8図ホに示す調光パルスPが
“H”になる。
それによつて、調光安定器32は、第8図ヘに
示すようにランプ電流ILを遮断する。
そして、第8図の時点t1から時間TOが経過して
同図ロに示すカウンタ44のカウント値CNOが基
本周期データTOと一致した時点t3で、同図ニ示す
ようにコンパレータ46から一致パルスCOが出
力される。
したがつて、この時点t3でFF回路39のQ出
力が反転して、第8図ホに示す調光パルスPが再
度“L”になる。
それと共に、その一致パルスCOによつてカウ
ンタ43及び44がクリアされ、同時にマイコン
35に対して割込み要求がかかる。
それによつて、マイコン35は、第7図で説明
した割込み処理ルーチンを実行して、そのときの
照明光源22の光出力に応じた新たな時間データ
Tを生成し、タイマレジスタ41にセツトする。
したがつて、今度はその新たな時間データTと
カウンタ43のカウント値CN1とが一致する第8
図の時点t4で調光パルスPが“H”になり、また
時点t3から時間TOが経過した時点t5で調光パルス
Pが“H”になる。以後、同様な動作が繰返えさ
れる。
このような動作が行なわれることによつて、照
明光源22の光出力が設定値よりも減少したとき
には、光出力検出回路21の検出電圧VLが低く
なつてA/D変換器30の出力する検出値データ
VADが小さくなり、このとき基準値データRは
一定であるので、前回の時間データTに加算する
時間データT1(第7図参照)の値が大きくなつて
今回の時間データTの値が大きくなり、調光パル
スPが“L”になる時間が長くなる。
それによつて、照明光源22に供給されるラン
プ電流ILの供給時間が長くなり、平均電力が増
加するので、その光出力が増加する。
なお、照明光源22の光出力が設定値よりも増
加したときには、以上とは逆の動作が行なわれ
て、その光出力を減少させる。
このようにして、照明光源22の光出力が光出
力設定器30で設定した目標値に一定に制御され
る。
このように、この実施例においては、調光パル
スPの周期を一定にして、そのパルス幅を照明光
源の光出力の検出出力に応じて変調させるパルス
幅変調(PWM)制御で照明光源の光出力を安定
化制御するようにしている。
そして、この実施例の光出力安定化装置におい
ては、調光パルスの立下りタイミングでマイコン
に割込みをかけ、それによつてマイコンがA/D
変換器にA−D変換を開始させる。
つまり、光出力検出器の検出出力をA/D変換す
るA/D変換器のサンプルタイミングを、調光パ
ルスに同期させているので、光出力のリツプルと
A/D変換器のサンプルレートとが完全に同期
し、リツプルによるA−D変換結果への影響がな
くなり、正確に光出力を安定化することが出来
る。
また、この実施例では、調光制御装置にマイク
ロコンピユータを使用しているので、構成が簡単
になり、コストを低下し、信頼性が向上すると共
に、各種の仕様、機能変更がプログラムの変更で
対応できるので簡単になり、またこの光出力安定
化装置を複写機等に組込んだ場合に他の制御部と
共用することができるようになる。
なお、マイクロコンピユータとして、インタバ
ルタイマやA/D変換器を内蔵したものを使用す
れば、一層構成が簡単になり、内部バスを利用し
てデータの授受ができるので配線も大幅に減少
し、ソフト的にもA/D変換開始やカウンタスタ
ート等の制御も単なるインストラクシヨンとして
実行すればよく、データもアキユームレータと直
接授受できるようになる。
ところで、上記実施例においては、第6図乃至
第8図からも分るように、インタバルタイマ37
のコンパレータ45から一致パルスCOが出力さ
れたときにマイコン35に割込みがかかつて、第
7図の割込み処理ルーチンが実行される。
一方、カウンタ43及び44がクリアされて新
たにカウントを開始する。
そして、マイコン35は割込み処理が終了した
時点で今回の時データTをタイマレジスタ41に
セツトする)。
このとき、その時間データTの値が割込みルー
チンの処理時間よりも短いと、既にカウンタ43
のカウント値CN1よりも大きくなつているため、
コンパレータ45から一致パルスC1が出力され
ず、コンパレータ46から一致パルスCOが出力
された時点で調光パルスPが反転する。
つまり、コンパレータ45,46の一致パルス
C1,COと調光パルスPの“H”,“L”との対応
関係が逆になり、制御が暴走する恐れがある。
また、時間データTが基本周期データTO以上
になつたときにも、一致パルスCOが発生する以
前に一致パルスC1が発生しないことになり、一
致パルスC1,COと調光パルスPの“H”,“L”
との対応関係が逆になり、制御が暴走してしまう
恐れがある。
このような事態を回避するためには、割込み処
理ルーチンにおいて算出した時間データTが割込
み処理ルーチン自体の処理時間よりも長く、且つ
基本周期データTOよりも短いかを判定して、こ
の条件を満足しないときには、その時間データT
を無効にするか、その条件を満足する時間データ
Tを算出してタイマレジスタにセツトするように
すればよい。
第9図は、このような処理をするようにした割
込み処理ルーチンの一例を示す要部フロー図であ
る。
すなわち、第7図の割込み処理ルーチンと同様
に、T=T′+T1の演算をして算出した今回の時
間データTが、T≧0.95TOか否かを判定し、T≧
0.95TOでなければ、時間データTをT=0.95TO
変更する。
次に時間データTが、T≦0.1TOか否かを判定
し、T≦0.1TOであれば、時間データTをT=
0.1TOに変更する。
そして、このようにして得た時間データTをタ
イマレジスタ41にセツトする。
このような処理をすることによつて、時間デー
タTは、0.1TO≦T≦0.95TOの範囲に制限される
ので、コンパレータ45,46の一致パルスC1
COと調光パルスPの“H”,“L”との対応関係
が逆となるようなことがない。
第10図は、この発明の他の実施例を示すブロ
ツク図である。
この実施例では、可変抵抗器51及び抵抗52
からなる設定器53と、この設定器53からの可
変抵抗器51の抵抗値に応じた設定電圧VR及び
光出力検出器21からの検出電圧VLを入力する
アナログマルチプレクサ54とを設け、コントロ
ーラ31のマイコンからのセレクト信号CSでア
ナログマルチプレクサ54を制御して設定電圧
VRと検出電圧VLとのいずれかをA/D変換器
29に入力するようにしている。
この実施例の動作を第11図をも参照して簡単
に説明すると、コントローラ31のマイコンは割
込みがかかると、まずセレクト信号CSでアナロ
グマルチプレクサ54の検出電圧VL側を選択し、
変換開始信号SCをA/D変換器29に出力して
変換を開始させ、A/D変換器29から変換終了
を示すレデイ信号REが入力されると、そのとき
のA/D変換結果である検出値データVADを読
込む。
次に、コントローラ31のマイコンはセレクト
信号CSでアナログマルチプレクサ54の設定電
圧VR側を選択し、変換開始信号SCをA/D変換
器29に出力して変換を開始させ、A/D変換器
29から変換終了を示すレデイ信号REが入力さ
れると、そのときのA/D変換結果である設定値
データR1を読込む。
以後は前記実施例の場合と同様に(第7図参
照)して時間データTを算出する。
このようにすれば、前記実施例の場合に比べて
構成が簡単になる。
すなわち、前記実施例では、コントローラ31
のマイコンのポートとして、A/D変換器29の
変換結果データの入力用とは別に光出力設定器の
ビツト数に応じたポートが必要になるが、この実
施例ではA/D変換器の変換結果データの入力用
のポートだけで足りる。
特に、マイコンとしてA/D変換器を内蔵する
ものを使用すれば、一層構成が簡単になる。
次に、この発明を実施した光出力安定化装置の
複写機への応用について述べる。
複写機の場合には、ユーザによる露光調節、感
光体のバラツキ、光学系の汚れ等により、照明装
置の光出力を変化させる必要性が非常に大きい。
これに対応するために、第4図の可変抵抗器2
8と同様なボリユーム(VR1)と、同図の光出
力設定器30と同様な4ビツトのDIPスイツチ
(SW)と、第10図の可変抵抗器51と同様な
ボリユーム(VR2)とを設ける。
そして、まず、製造段階において、光出力検出
回路のバラツキを吸収するためにボリユーム
(VR1)を調節する。これは、16段階に設定でき
るDIPスイツチ(SW)を中央値(7)に設定し、ボ
リユーム(VR2)をセンタに固定した状態で、
光出力が複写プロセス上適切な値になるようにボ
リユーム(VR1)を調節する。このボリユーム
(VR1)は設定後固定する。
次に、感光体を装着した状態で感光体のバラツ
キを吸収するためにDIPスイツチ(SW)を調節
する。この調節は、感度の高いものについては設
定値を中央値から少なく修正し、感度の低いもの
については中央値から多く修正する。これは、コ
ピー画像を見ながら行なつてもよい。あるいは予
め感光体の感度を測定して16段階にクラス分けし
ておいてもよく、このようにすることにより、複
写機が市場に出されて感光体の交換を行なう場合
でも特に測定の必要がなく、単に感光体の感度ク
ラスに応じてDIPスイツチを設定すればよい。
このように調節を行なうことによつて、ボリユ
ーム(VR2)は、その中央で最適の光出力を得
られることになるが、原稿の濃度等に応じてこの
ボリユーム(VR2)を調節することによつてコ
ピー濃度を調節できる。
このようにして調節された光出力値は、光出力
安定化機能により、温度変化、電源変動、経時劣
化等にかかわりなく一定に制御される。
なお、例えば縮小、拡大コピー時の必要光出力
値を計算又は予めメモリに格納した計算値を読込
むなどして設定値に反映させることも出来る。
第12図は、この発明を実施した光出力安定化
装置を複写機の露光ランプの制御に使用し、複写
プロセスのシーケンス制御部のマイコンと光出力
調節装置のマイコンとを共用した場合に、そのマ
イコンが実行する制御動作の一例を示すフロー図
である。
この動作を簡単に説明すると、複写機の電源が
投入されると、まず、第5図のタイマレジスタ4
1への時間データTの初期値のセツト、タイマレ
ジスタ42への基本周期TOのセツト、FF回路3
9のリセツト(Q出力を“H”)及びカウンタ4
3,44へのクロツクパルスCLKの入力禁止
(回路は図示しない)とをした後、他の異常チエ
ツク(ジヤム紙、トナー等のチエツク)、定着の
ウオームアツプ及び表示の設定等の初期設定をす
る。
そして、リロード(コピー可)状態になれば、
プリントスイツチの表示をグリーン表示(コピー
可表示)にし、図示しないが設定された光出力の
設定値データを読込んで時間データTをタイマレ
ジスタ42にセツトして、プリントスイツチがオ
ンされるまで待機する。
そして、プリントスイツチがオンになると、
FF回路39をセツト(Q出力=“H”)して露光
ランプを点灯し、カウンタ43,44をクリアし
てクロツクパルスCLKの入力を許可してスター
トさせた後、他のコピー処理をする。
このコピー処理において、第7図に示す割込み
処理ルーチンも実行して、コピー中の露光ランプ
の光出力を一定に制御する。
また、このとき、露光が終了すると、FF回路
39をリセツトして露光ランプを消灯。
そして、コピーが終了すると、再度コピー待ち
の状態に戻る。
効 果 以上説明したように、この発明によれば、デジ
タル化した光出力安定化装置において、調光パル
スとA/D変換のサンプルタイミングとを同期さ
せるようにしたので、光出力の変動がA/D変換
結果に影響しなくなるので、光出力の安定化制御
の精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の光出力安定化装置の一例を示
すブロツク図、第2図は、第1図の動作説明に供
するタイムチヤート図、第3図は、この発明の基
本実施例を示すブロツク図、第4図は、この発明
を実施した光出力安定化装置の一例を示すブロツ
ク図、第5図は、第4図の調光制御装置の一例を
示すブロツク図、第6図は、第5図のマイクロコ
ンピユータが実行する処理動作の一例を示すフロ
ー図、第7図は、同じく割込み処理ルーチンの一
例を示すフロー図、第8図は、この実施例の動作
説明に供するタイミングチヤート図、第9図は、
第5図のマイクロコンピユータが実行する割込み
処理ルーチンの他の例の要部を示すフロー図、第
10図は、この発明の他の実施例を示すブロツク
図、第11図は、第10図の調光制御装置の内部
のマイクロコンピユータが実行する割込み処理の
一例を示すフロー図、第12図は、この発明を実
施した光出力安定化装置を備えた複写機の制御部
が実行する制御動作の一例を示すフロー図であ
る。 21……光出力検出器、22……照明光源、2
9……A/D変換器、30……光出力設定器、3
1……調光制御装置、32……光出力安定器、3
3……交流電源、35……マイクロコンピユー
タ、36,37……インタバルタイマ、39……
T型フリツプフロツプ回路、53……設定器、5
4……アナログマルチプレクサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 照明光源の光出力を検出する光出力検出器
    と、該光出力検出器の検出出力をA−D変換する
    A/D変換器と、該A/D変換器の変換結果と前
    記照明光源の光出力の目標値に対応して予め定め
    た基準値とに基づいて前記照明光源の光出力を目
    標値に制御する調光パルスを出力する調光制御装
    置と、該調光制御装置からの調光パルスに応じて
    前記照明光源に電力を供給する調光安定器とを備
    えた光出力安定化装置において、前記調光制御装
    置から出力する調光パルスと前記A/D変換器の
    サンプルタイミングとを同期させる同期手段を設
    けたことを特徴とする光出力安定化装置。
JP58117030A 1983-06-30 1983-06-30 光出力安定化装置 Granted JPS6010316A (ja)

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JPS63136211A (ja) * 1986-11-28 1988-06-08 Olympus Optical Co Ltd 自動調光装置
JP2685816B2 (ja) * 1988-06-30 1997-12-03 株式会社東芝 光量制御装置
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JP2578862Y2 (ja) * 1993-11-06 1998-08-20 岩崎通信機株式会社 磁気印写装置

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