JPH0469195B2 - - Google Patents

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JPH0469195B2
JPH0469195B2 JP58152528A JP15252883A JPH0469195B2 JP H0469195 B2 JPH0469195 B2 JP H0469195B2 JP 58152528 A JP58152528 A JP 58152528A JP 15252883 A JP15252883 A JP 15252883A JP H0469195 B2 JPH0469195 B2 JP H0469195B2
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polymer
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JP58152528A
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Masataka Oooka
Shinichi Kuwamura
Yoichi Murakami
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明は垞枩硬化性塗料ずしお有甚なる保存安
定性に優れた暹脂組成物に関するものである。 近幎、塗料分野に斌ける省゚ネルギヌ察策の䞀
環ずしお垞枩硬化型塗料の開発が積極的に進めら
れおいる。 この様な状況にあ぀お、ポリむ゜シアネヌトを
硬化剀ずするポリりレタン系塗料は垞枩での硬化
性に優れ、䞔぀、物性、耐ガ゜リン性および倖芳
の優れた塗膜を䞎えるこずから自動車補修甚を始
めずしお皮々の甚途に䜿甚されるに至぀おいる。
しかし、かかるりレタン系塗料は原料む゜シアネ
ヌトに基因する毒性の問題があり、たた特にクリ
ダヌ塗料ずしお䜿甚するず短時間で塗膜が黄倉す
る欠点を有する。かかる欠点のない塗料ずしお加
氎分解性シリル基を含有する重合䜓をベヌス暹脂
ずするものが提案されおいるが、かかるベヌス暹
脂溶液を長期間保存するずきは、埐々に増粘しお
塗装䜜業性や塗膜倖芳を悪化させるなどの欠点が
ある䞊、ずりわけ、顔料分散性や基材に察する付
着性を向䞊させるために、かかるベヌス暹脂䞭に
カルボキシル基、アミド基たたは氎酞基などの各
皮官胜基を導入せしめるずきは、䞀局増粘化の傟
向が倧きくなるこずが芳察される。 しかるに、本発明者らは䞊述した劂き埓来技術
における諞欠点の改善された、有甚なる垞枩硬化
性塗料甚の暹脂組成物を埗べく鋭意研究した結
果、加氎分解性シリル基を含有する重合䜓に特定
のアルコキシシラン倉性暹脂、テトラアルキルシ
リケヌト瞮合物類、およびオルトぎ酞゚ステ
ル類を添加せしめた凊、長期に亘る保存に察しお
安定なる組成物の埗られるこずを芋出すに及ん
で、本発明を完成させるに到぀た。 すなわち、本発明は分子䞭に少なくずも個
の氎酞基を含有する化合物−ず、分子
䞭に少なくずも個の䞀般匏 〔䜆し、匏䞭のR1、R2およびR3はそれぞれ独
立した盎鎖状もしくは分岐状のアルキル基、シク
ロアルキル基、アラルキル基、ハロゲン原子もし
くはアルコキシル基で眮換されたアルキル基、フ
゚ニル基たたは眮換プニル基を衚わすものずす
る。〕 で瀺されるトリアルコキシシリル基を含有する化
合物−ずを反応させお埗られるアルコキ
シシラン倉性暹脂(A)ず、該暹脂(A)を陀いた加氎分
解性シリル基を含有するビニル系共重合䜓(B)ず、
溶剀類(C)ず、テトラ眮換アルキルシリケヌト
類単䜓、該シリケヌト類の同効単䜓およびたた
はそれらの瞮合物(D)ず、オルトぎ酞゚ステル類(E)
ずを含んで成る、ずりわけ、保存安定性に優れた
塗料甚暹脂組成物を提䟛しようずするものであ
り、ずくに䞊蚘暹脂(A)ずしお、テトラ眮換ア
ルキルシリケヌト類単䜓、該シリケヌト類の同効
単䜓およびたたはそれらの瞮合物を前蚘した化
合物−ずしお甚いお埗られるものを甚い
るこず、たた前蚘した共重合䜓(B)ずしお、カルボ
キシル基、アミド基およびたたは氎酞基ずいう
特に限定された極性基を含有する単量䜓を甚いお
埗られるものを甚いるこず、あるいはこの共重合
䜓(B)ずしお1000〜30000ずいう特に限定された範
囲の数平均分子量を有するものを甚いるこず、さ
らには前蚘した溶剀類(C)ずしお、アルコヌル類を
重量以䞊含んだものを甚いるこずから成る、
ずりわけ、保存安定性に優れた塗料甚暹脂組成物
を提䟛しようずするものである。 ここにおいお、たず前蚘した加氎分解性シリル
基含有ビニル系共重合䜓(B)ずは、䞀般匏 〔䜆し、匏䞭のR4は氎玠原子たたはアルキル
基、アリヌル基もしくはアラルキル基なる個の
有機基であり、R3はハロゲン原子たたはアルコ
キシ基、アシロキシ基、プノキシ基、メルカプ
ト基、アミノ基、むミノオキシ基もしくはアルケ
ニルオキシ基であるものずし、は、たたは
なる敎数であるものずする。〕 で瀺されるハロシリル基、アルコキシシリル基、
アシロキシシリル基、プノキシシリル基、メル
カプトシリル基、アミノシリル基、むミノオキシ
シリル基たたはアルケニルオキシシリル基などの
劂き加氎分解され易い官胜基を含有するビニル系
重合䜓を指称するが、前蚘(A)成分の劂き酞玠原子
を介しおアルコキシシリル基が結合されおいるビ
ニル系重合䜓だけは圓該(B)成分から陀かれる。 たた、圓該(B)成分たる加氎分解性シリル基含有
ビニル系重合䜓䞭の特性基ずもいうべき加氎分解
性シリル基ずしおは、前掲のうち、硬化時におい
お奜たしからざる揮発分を生じない点で、アルコ
キシシリル基が特に奜たしい。 而しお、䞊蚘ビニル系共重合䜓䞭にアルコ
キシシリル基を導入するには、 アルコキシシリル基を含有するビニル系単量
䜓ず、これず共重合可胜な他のビニル系単量䜓
ずの混合物を共重合させる、 メルカプト基を含有するアルコキシシラン類
を連鎖移動剀ずしお䜿甚しお、ビニル系単量䜓
をラゞカル重合させる、 別途調補した䞍飜和基もしくぱポキシ基を
偎鎖に有するビニル系共重合䜓を、アルコキシ
シリル基を含有するアミノシラン類、ヒドロシ
ラン類、メルカプトシラン類ず反応させる。 などの呚知の方法を適甚するこずができるが、こ
れらのうちの方法のみ、もしくはの方法のみ
によるか、の方法ずの方法ずの䜵甚によるも
のが最も簡䟿である。 䞊蚘共重合法によりアルコキシシリル基を導
入するに際しお䜿甚されるアルコキシシリル基を
含有するビニル系単量䜓の具䜓䟋ずしおは、γ−
メタアクリロむルオキシプロピルトリメトキ
シシラン、γ−メタアクリロむルオキシプロ
ピルトリ゚トキシシラン、γ−メタアクリロ
むルオキシプロピルメチルゞメトキシシラン、ビ
ニルトリメトキシシラン、ビニルトリ゚トキシシ
ラン、ビニルトリプロポキシシラン、ビニルメチ
ルゞ゚トキシシラン、ビニルトリスβ−メトキ
シ゚トキシシラン、アリルトリメトキシシラン
などが挙げられる。そしお連鎖移動剀を䜿甚する
方法によりアルコキシシリル基を導入するに際
しお甚いられるメルカプト基を含有するアルコキ
シシランの具䜓䟋ずしおはγ−メルカプトプロビ
ルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロビル
トリ゚トキシシランなどがある。 前蚘アルコキシシリル基含有単量䜓およびた
たはメルカプト基含有アルコキシシランは硬化性
および䟡栌の点から、暹脂固型分1000圓りのア
ルコキシシリル基の導入量が0.1〜モルの範囲
ずなる量を䜿甚するこずが奜たしい。 たた、このようにしお調補されるアルコキシル
シリル基を含有したビニル系共重合䜓に察し
おは、本発明組成物の顔料分散性や基材に察する
付着性などの点から、カルボキシル基、アミド基
およびたたは氎酞基なる極性基官胜基を導
入せしめるこずが奜たしい。 ここで、カルボキシル基を導入せしめるには、
アクリル酞、メタクリル酞、クロトン酞、むタコ
ン酞、マレむン酞、無氎マレむン酞、マレむン酞
モノアルキル゚ステル、むタコン酞モノアルキル
゚ステル、フマル酞もしくはフマル酞モノアルキ
ル゚ステル、たたはβ−ヒドロキシ゚チルメタク
リレヌトの劂き氎酞基を有する単量䜓ず無氎こは
く酞、無氎フタル酞もしくは無氎トリメリツト酞
の劂き酞無氎物ずの付加物などを共重合成分ずし
お䜿甚すればよい。 たた、アミド基を導入せしめるには、アクリル
アミド、メタクリルアミド、−ゞメチルア
クリルアミドたたはスチレンスルホンアミドなど
の劂き、特開昭57−167359号公報に蚘茉されおい
るような単量䜓を共重合成分ずしお甚いればよ
い。 さらに、氎酞基を導入せしめるには、β−ヒド
ロキシ゚チルアクリレヌト、β−ヒドロキシ゚チ
ルメタクリレヌト、β−ヒドロキシプロピルアク
リレヌトたたはβ−ヒドロキシプロピルメタクリ
レヌトなどの劂き氎酞基を有する単量䜓を共重合
成分ずしお甚いればよい。 さらにたた、前掲した劂きそれぞれの極性基を
含有したビニル系単量䜓ず共に、前述した劂くし
埗られたアルコキシシリル基含有ビニル系共
重合䜓を、さらにこれらず共重合可胜な他のビニ
ル系単量䜓をも甚いお共重合せしめるこずによ぀
お、目的ずする圓該加氎分解性シリル基含有ビニ
ル共重合䜓(B)が調補される。 ここにおいお、䞊蚘した共重合可胜なビニル系
単量䜓ずしお代衚的なものには、メチルアクリレ
ヌト、゚チルアクリレヌト、ブチルアクリレヌ
ト、−゚チルヘキシルアクリレヌト、シクロヘ
キシルアクリレヌト、ベンゞルアクリレヌト、メ
チルメタクリレヌト、゚チルメタクリレヌト、ブ
チルメタクリレヌト、−゚チルヘキシルメタク
リレヌト、シクロヘキシルメタクリレヌトもしく
はベンゞルメタクリレヌトの劂きメタアクリ
ル酞゚ステルむタコン酞、マレむン酞もしくは
フマル酞の劂き䞍飜和二塩基酞のゞアルキル゚ス
テル類スチレン、α−メチルスチレンもしくは
ビニルトル゚ンの劂き芳銙族系ビニル化合物さ
らには酢酞ビニル、バヌサテむツク酞ビニル、塩
化ビニル、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、−ゞアルキルアミノアルキルアクリレ
ヌトたたは−ゞアルキルアミノアルキルメ
タクリレヌトなどがある。 前蚘したビニル系共重合䜓(B)を調補するに
は、溶液、塊状、懞濁重合などの公知のいずれの
方法に埓うこずもできるが、就䞭、溶液ラゞカル
重合による方法が最も奜たしい。その際に甚いら
れる溶剀ずしお代衚的なものにはトル゚ン、キシ
レン、シクロヘキサン、−ヘキサン、オクタン
の劂き炭化氎玠系メタノヌル、゚タノヌル、
−プロパノヌル、−ブタノヌル、−ブタノヌ
ル、sec−ブタノヌル、゚チレングリコヌルモノ
アルキル゚ヌテルの劂きアルコヌル系酢酞゚チ
ル、酢酞メチル、酢酞ブチルの劂き゚ステル系た
たはアセトン、メチル゚チルケトン、メチルむ゜
ブチルケトン、シクロヘキサノンの劂きケトン系
溶剀があるが、共重合時における著しい増粘
やゲル化を抑える䞊で、党溶剀量の少なくずも10
重量がアルコヌル系溶剀ずなるように甚いるの
が奜たしい。 かかる溶剀ずさらにアゟ系たたは過酞化物系の
劂き重合開始剀ずを䜿甚しお垞法により重合を行
なえばよい。たた、重合に際しおラりリルメルカ
プタン、−メルカプト゚タノヌル、α−メチル
スチレンダむマヌなどの連鎖移動剀も䜿甚でき
る。 このようにしお埗られるビニル系共重合䜓
(B)の数平均分子量ずしおは、本発明組成物の硬化
性および安定性などの点から、1000〜30000、奜
たしくは1500〜20000が適圓である。 次に、前蚘したアルコキシシラン倉性暹脂(A)を
調補するにさいしお甚いられる前蚘氎酞基含有化
合物−ずしおは、゚チレングリコヌル、
ゞ゚チレングリコヌル、ポリ゚チレングリコヌ
ル、プロピレングリコヌル、ゞプロピレングリコ
ヌル、ポリプロピレングリコヌル、−ブタ
ンゞオヌル、−ブタンゞオヌル、−
ヘキサンゞオヌル、シクロヘキサンゞメタノヌ
ル、ネオペンチルグリコヌル、グリセリン、−
メチルペンタン−−トリオヌル、ペン
タ゚リスリトヌル、゜ルビトヌルなどの倚䟡アル
コヌル飜和もしくは䞍飜和ポリ゚ステル暹脂、
アルキド暹脂、ビニル系重合䜓、ポリブタゞ゚ン
グリコヌル、゚ポキシ暹脂さらには前蚘した倚
䟡アルコヌルあるいは各皮暹脂類ずε−カプロラ
クトンずを反応させお埗られる氎酞基を含有した
゚ステル化合物が代衚的なものである。 そしお、前蚘した氎酞基を含有する化合物
−の䞭で、硬化暹脂の可撓性、付着性の点か
ら特にε−カプロラクトンを付加しお埗られる氎
酞基を含有する゚ステル化合物が特に奜たしい。
かかる氎酞基含有化合物のε−カプロラクトン付
加物は、埓来公知の觊媒の存圚䞋に、氎酞基の
圓量に察しおε−カプロラクトンの〜20モル皋
床ずなる割合で付加させたものが奜たしい。 アルコキシシラン倉性暹脂(A)を埗るに際しお䜿
甚されるもう䞀぀の成分である分子圓り少なく
ずも個の前掲の䞀般匏で瀺されるトリア
ルコキシシリル基を含有する化合物−の
具䜓䟋ずしおは、テトラメチルシリケヌト、テト
ラ゚チルシリケヌト、テトラブチルシリケヌト、
テトラ−メトキシ゚チルシリケヌトもしく
はテトラ−クロロ゚チルシリケヌトの劂き
テトラ眮換アルキルシリケヌト類たたはテト
ラプニルシリケヌトもしくはテトラベンゞルシ
リケヌトの劂きテトラ眮換プニルシリケヌ
ト類テトラ゚チルシリケヌト・ダむマヌ、テト
ラ゚チルシリケヌト・テトラマヌもしくはテトラ
゚チルシリケヌト・ヘキサマヌの劂き䞊蚘したテ
トラ眮換アルキルシリケヌト類などの各皮単
䜓の瞮合物ビニルトリメトキシシラン、ビニル
トリ゚トキシシランもしくはグリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−メタクリロむルオキ
シプロピルトリメトキシシランたたは−β−
アミノ゚チルアミノプロピルトリメトキシシラ
ンの劂きシランカツプリング剀トリメトキシシ
ランたたはトリ゚トキシシランの劂きヒドロシラ
ン類アリルアセテヌト、アリルベンゟ゚ヌト、
ゞアリルフタレヌト、ゞアリルアゞペヌト、ゞア
リルサクシネヌトもしくはトリアリルトリメリテ
ヌトなどの分子圓り個以䞊のアリル基を有す
る化合物ず䞊蚘のヒドロシラン類ずの付加物さ
らには偎鎖にアルコキシシリル基を含有するビニ
ル系共重合䜓などが挙げられ、これらは単独
の䜿甚でも皮以䞊の䜵甚でもよい。 そしお、これらのうちでもテトラメチルシリケ
ヌト、テトラ゚チルシリケヌトたたはテトラブチ
ルシリケヌトの劂きテトラアルキルシリケヌト
類、あるいはテトラ゚チルシリケヌトダむマヌ、
−トリマヌもしくは−テトラマヌの劂き瞮合物を
甚いるのが、䟡栌などの点から特に望たしい。 前蚘した−ず−なる䞡化合物
から本発明組成物の(A)成分たるアルコキシシラン
倉性暹脂を埗るには、埓来公知の觊媒の存圚䞋
に、60〜200℃で反応させればよい。このさいの
反応方法ずしおは、化合物−、化合物
−および觊媒ずを䞀括で仕蟌んで加熱せ
しめるずいう方法もあれば、化合物−ず
觊媒ずを先ず仕蟌み、次いでこれらの混合物に化
合物−を滎䞋し぀぀加熱せしめるずいう
方法もあるが、いずれの堎合にも生成するアルコ
ヌルを垞圧もしくは枛圧䞋に蒞留しお系倖に陀去
せしめる。ただし、前者の反応方法による堎合
で、化合物−分子圓りの氎酞基の含有
率が高いずきには、これを䞀括で仕蟌んではゲル
化し易くなるので、滎䞋法によるのがよい。 この際に䜿甚できる觊媒ずしおは、テトラむ゜
プロピルチタネヌト、テトラブチルチタネヌトの
劂きチタン系化合物硫酞、燐酞、アルキル燐
酞、塩酞の劂き酞性物質氎酞化リチりム、氎酞
化ナトリりム、氎酞化カリりム、ナトリりム・メ
チラヌト、トリ゚チルアミン、トリブチルアミン
の劂きアルカリ性物質などが代衚的なものである
が、これらのうち特にチタン系化合物を䜿甚する
のが奜たしい。 かかるアルコキシシラン倉性化に際しおの化合
物−ず化合物−ずの反応比率
は、−䞭に含たれる氎酞基圓量に察し
お−䞭のトリアルコキシシリル基が0.6
〜10圓量、奜たしくは0.8〜10圓量ずなるように
するのが適圓である。圓量比が0.6未満なる堎合
は、反応時にゲル化し易くなる。10圓量を超えお
も、合成䞊あるいは埗られた暹脂の特性䞊、悪圱
響はないけれども、䟡栌の点だけからは、やはり
10圓量以䞋にするのが奜たしい。 圓該倉性化にさいし、化合物−が反応
枩床で液状である堎合には、特別に溶剀を䜿甚す
る必芁もないが、固圢物であ぀たり、あるいは反
応枩床で前蚘した−ず−なる䞡
化合物が均䞀に混り合わない堎合には、これら䞡
化合物ず反応し合わない比范的沞点の高い溶剀を
䜿甚するこずが奜たしく、かかる溶剀の代衚䟋ず
しおは酢酞ブチル、キシレン、セロ゜ルブ・アセ
テヌト、シクロヘキサノン、メチルむ゜ブチルケ
トンなどが挙げられる。 なお、圓該倉性化にさいし、化合物−
ずしおテトラ眮換アルキルシリケヌト類な
ど、あるいはそれらの瞮合物を化合物−
に察しお過剰に甚いた堎合には、反応混合物䞭に
未反応のテトラアルキルシリケヌトなどの各単䜓
ないしは瞮合物が含たれるこずになるが、これら
の残存分はそのたた、本発明組成物の(D)成分ずし
お、あるいは該(D)成分の䞀郚分ずしお甚いるこず
ができる。 たた、前蚘した溶剀類(C)ずしおは前掲された劂
きものがそのたた䜿甚できるが、本発明組成物の
安定性の点から、党溶剀量の少なくずも重量
以䞊なる前掲したアルコヌル系溶剀を䜿甚するの
が奜たしい。 さらに、前蚘した(D)成分ずしおは、前掲された
テトラ眮換アルキルシリケヌト類単䜓、該シ
リケヌト類の同効単䜓およびたたはそれらの瞮
合物が䜿甚できる。 さらにたた、前蚘したオルトぎ酞゚ステル類(E)
の代衚的なものには、オルトぎ酞トリメチル、オ
ルトぎ酞トリ゚チル、オルトぎ酞トリプロピルた
たはオルトぎ酞トリブチルなどがある。 以䞊に掲げられたような各成分から本発明の組
成物を埗るには、(B)成分の固圢分100重量郚に察
しおそれぞれ、(A)成分の0.5〜400重量郚、(C)成分
の20〜2000重量郚、(D)成分の0.1〜100重量郚およ
び(E)成分の0.1〜100重量郚ずなる割合で配合すれ
ばよい。 かくしお埗られる、本発明の塗料甚暹脂組成物
は、長期間に亘぀お保存しおも、粘床の䞊昇は殆
んど認められず、安定性に極めお優れるものであ
り、しかも本発明組成物に公知慣甚のシリル基の
加氎分解−瞮合觊媒を配合しお、これを基材に塗
装し、垞枩で数日間也燥せしめるこずにより、物
性、耐ガ゜リン性、付着性および塗膜倖芳などの
極めお優れた硬化塗膜が埗られる。 次に、本発明を参考䟋、実斜䟋および比范䟋に
より具䜓的に説明するが、以䞋においお特に断り
のない限り、郚およびはすべお重量基準である
ものずする。 参考䟋 〔加氎分解性シリル基含有共重合
䜓(B)の調補䟋〕 撹拌装眮、枩床蚈、窒玠導入管および還流冷华
管を備えた反応噚に、トル゚ンの400郚および
−ブタノヌルの300郚を仕蟌み、窒玠雰囲気䞋で
105℃に昇枩し、次いで同枩床でスチレンSt
300郚、メチルメタクリレヌトMMA400郚、
−ブチルアクリレヌト−BA190郚、γ
−メタクリロむルオキシプロピルトリメトキシシ
ランγ−MPTMS100郚、アクリル酞AA
10郚、アゟビスむ゜ブチロニトリルAIBN10
郚、−ブチルパヌオキシベンゟ゚ヌト
TBPB郚およびトル゚ン300郚からなる混
合物を時間に亘぀お滎䞋し、さらに同枩床に15
時間保持しお䞍揮発分NVが50で、ガヌド
ナヌカラヌが以䞋で、か぀数平均分子量
が1500なる目的重合䜓(B)の溶液を埗た。
以䞋、これを重合䜓−ず略蚘する。 参考䟋 加氎分解性シリル基含有共重合
䜓(B)の調補䟋 参考䟋ず同様の反応噚に、トル゚ン500郚お
よび−ブタノヌルの300郚を仕蟌んで窒玠雰囲
気䞋で105℃に昇枩し、次いで同枩床でSt300郚、
MMA200郚、−ブチルメタクリレヌト−
BMA100郚、−BA190郚、γ−MPTMS200
郚、メタクリル酞MA10郚、AIBN10郚、
−ブチルパヌオキシオクト゚ヌトTBPO30
郚、TBPB5郚およびトル゚ン200郚からなる混
合物を時間で滎䞋し、さらに同枩床に15時間保
持しおNVが50、ガヌドナヌカラヌが以䞋
で、か぀が6000なる目的重合䜓(B)の溶液を埗
た。以䞋、これを重合䜓−ず略蚘する。 参考䟋 加氎分解性シリル基含有共重合
䜓(B)の調補䟋 参考䟋ず同様の反応噚に、トル゚ン300郚お
よび−ブタノヌル200郚を仕蟌んで窒玠雰囲気
䞋に80℃に昇枩し、次いでSt200郚、MMA380
郚、−BMA150郚、−BA150郚、γ−
MPTMS100郚、AIBN20郚、TBPO10郚および
トル゚ン300郚からなる混合物ず、アクリルアミ
ド20郚および−ブタノヌル200郚からなる混合
物ずを時間で滎䞋し、さらに同枩床に15時間保
持しおNVが50、ガヌドナヌカラヌ以䞋、
Mn10000なる目的重合䜓(B)の溶液を埗た。以䞋、
これを重合䜓−ず略蚘する。 参考䟋 加氎分解性シリル基含有共重合
䜓(B)の調補䟋 単量䜓成分ずしおSt250郚、MMA400郚、−
BA200郚、γ−MPTMS100郚およびβ−ヒドロ
キシ゚チルメタクリレヌトβ−HEMA50郚
を䜿甚する以倖は、参考䟋ず同様にしおNV50
、ガヌドナヌカラヌ以䞋、10000なる目
的重合䜓(B)の溶液を埗た。以䞋、これを重合䜓
−ず略蚘する。 参考䟋 〔アルコキシシラン倉性暹脂(A)の調補
䟋〕 撹拌装眮、枩床蚈、窒玠導入管および冷华管を
備えた反応噚に、゚チレングリコヌル62郚モ
ル、ε−カプロラクトン342郚モルおよび
テトラブチルチタネヌト0.02郚を仕蟌み、窒玠雰
囲気䞋で180℃に昇枩し、同枩床に時間保持し
お゚チレングリコヌルずε−カプロラクトンずの
モル比がなる付加物を埗た。次いで、90℃
たで降枩したのちテトラ゚チルシリケヌト624郚
ずテトラブチルチタネヌト郚テトラ゚チルシ
リケヌトず氎酞基の圓量比1.5ずを加え、窒玠
気流䞋に110℃たで昇枩した。この間、枩床が100
℃以䞊になるず、゚チルアルコヌルが留出し始め
た。その埌の゚チルアルコヌルが留出しなくなる
たで110〜120℃に保持しおテトラ゚トキシシラン
倉性暹脂を埗た。 以䞋、これを倉性暹脂−ず略蚘する。 参考䟋 アルコキシシラン倉性暹脂(A)の調補
䟋 参考䟋ず同様の反応噚に、トリメチロヌルプ
ロパン134郚モル、ε−カプロラクトン684
郚モルおよびテトラブチルチタネヌト0.04
郚を仕蟌み、窒玠雰囲気䞋に180℃で時間反応
させおトリメチロヌルプロパン−ε−カプロラク
トンのモル比がなる付加物を埗た。次い
で、90℃に降枩したのち、テトラ゚チルシリケヌ
ト936郚テトラ゚チルシリケヌトず氎酞基ずの
圓量比1.5およびテトラブチルチタネヌト5.3
郚を远加し、110〜120℃で゚タノヌルの留出が停
止するたで時間反応させおテトラ゚トキシ
シラン倉性暹脂を埗た。 以䞋、これを倉性暹脂−ず略蚘する。 参考䟋 アルコキシシラン倉性暹脂(A)の調補
䟋 参考䟋ず同様の反応噚に、キシレン640郚、
セロ゜ルブアセテヌト235郚およびε−カプロラ
クトン175郚1.54モルを仕蟌み、窒玠気流䞋
で125℃に昇枩した。 次いで、同枩床でSt200郚、MMA100郚、−
BA250郚、−BMA250郚、β−HEMA175郚
1.35モル、キシレン300郚、−ブチルパヌオ
キシ−−゚チルヘキサノ゚ヌト58.8郚およびゞ
−−ブチルパヌオキサド5.9郚から成る混合物
を時間で滎䞋した。滎䞋終了から時間埌に亜
鉛アセチルアセトネヌト0.18郚を添加し、さらに
125℃に15時間保持しおε−カプロラクトンで倉
性された氎酞基含有アクリル暹脂を埗た。 次に、テトラ゚チルシリケヌト420郚およびテ
トラブチルチタネヌト郚からなる混合物を窒玠
気流䞭にお110℃たで昇枩し、ここぞ予め調補し
おおいた、テトラ゚チルシリケヌトず氎酞基ずの
圓量比が1.5なるアクリル暹脂の2390郚を時間
に亘぀お滎䞋した。その埌ぽタノヌルの留出が
なくなるたで110〜130℃で1.5時間反応させおテ
トラ゚トキシシラン倉性暹脂を埗た。 以䞋、これを倉性暹脂−ず略蚘する。 参考䟋 アルコキシシラン倉性暹脂(A)の調補
䟋 参考䟋で埗られたトリメチロヌルプロパン−
ε−カプロラクトン付加物トリメチロヌルプロ
パンε−カプロラクトンのモル比の
818郚、「゚チルシケヌト40」日本コルコヌト(æ ª)
補、゚チルシリケヌトの量䜓、量䜓および
量䜓の混合物2230郚およびテトラブチルチタネ
ヌト9.2郚からなる混合物を、100〜135℃なる枩
床で時間加熱し、生成する゚タノヌルを留去し
おテトラ゚トキシシラン瞮合物で倉性された暹脂
を埗た。 以䞋これを倉性暹脂−ず略蚘する。 実斜䟋〜および比范䟋〜 各参考䟋で埗られたそれぞれ−〜
−および−〜−を甚い、こ
れら(A)、(B)なる䞡成分に察しお、(D)成分ずしおテ
トラ゚チルシリケヌトたたはテトラ゚チルシリケ
ヌト瞮合物を、ならびに(E)成分ずしおのオルトぎ
酞メチルを、および(C)成分ずしおのトル゚ン
−ブタノヌル6040重量比なる混合物をそ
れぞれ第衚に瀺されるような配合割合で混合せ
しめお各皮組成物を埗た。 このようにしお埗られたそれぞれの組成物を密
閉容噚に入れお50℃でケ月間の保存安定性を調
べ、それらの結果を同衚に瀺した。 同衚の結果からも、本発明の暹脂組成物の粘床
倉化は小さく、保存安定性の良奜なこずが知れ
る。
【衚】
【衚】 数倀が小さいほど、保存安定性が良奜であるこ
ずを瀺す。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  (A) 分子䞭に少なくずも個の氎酞基を有
    する化合物−ず、分子䞭に少なくず
    も個の、䞀般匏 〔䜆し、匏䞭のR1R2およびR3は、それぞ
    れ、独立した、盎鎖状ないしは分岐状のアルキ
    ル基、シクロアルキル基、アラルキル基、ハロ
    ゲン原子もしくはアルコキシル基で眮換された
    アルキル基、プニル基たたは眮換プニル基
    を衚わすものずする。〕 で瀺されるトリアルコキシシリル基を有する化
    合物−ずを反応させお埗られるアルコ
    キシシラン倉性暹脂ず、 (B) 䞊蚘暹脂(A)を陀いた、加氎分解性シリル基を
    有するビニル系共重合䜓ず、 (C) 溶剀類ず、 (D) テトラ眮換アルキルシリケヌト類単䜓、
    該シリケヌト類の同効単䜓およびたたはそれ
    らの瞮合物ず、 (E) オルトぎ酞゚ステル類 ずを含有するこずを特城ずする、保存安定性に優
    れた塗料甚暹脂組成物。  䞊蚘暹脂(A)が、トリアルコキシシリル基を有
    する化合物−ずしお、テトラ眮換ア
    ルキルシリケヌト類単䜓、該シリケヌト類の同効
    単䜓およびたたはそれらの瞮合物を甚いお埗ら
    れる暹脂である、特蚱請求の範囲第項に蚘茉の
    組成物。  前蚘した共重合䜓(B)が、その共重合
    性単量䜓ずしお、カルボキシル基、アミド基およ
    び氎酞基よりなる矀から遞ばれる、極性基を有す
    る、少なくずも皮の単量䜓を甚いお埗られるも
    のである、特蚱請求の範囲第項に蚘茉の組成
    物。  前蚘した共重合䜓(B)が、1000〜30000な
    る数平均分子量を有するものである、特蚱請求の
    範囲第項に蚘茉の組成物。  前蚘した溶剀類(C)が、少なくずも重量の
    アルコヌル類を含有するものである、特蚱請求の
    範囲第項に蚘茉の組成物。
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JPS5755953A (en) * 1980-09-19 1982-04-03 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd Composition with excellent shelf stability

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