JPH0469050B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0469050B2
JPH0469050B2 JP60121192A JP12119285A JPH0469050B2 JP H0469050 B2 JPH0469050 B2 JP H0469050B2 JP 60121192 A JP60121192 A JP 60121192A JP 12119285 A JP12119285 A JP 12119285A JP H0469050 B2 JPH0469050 B2 JP H0469050B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insert
holder
molded product
mold
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60121192A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61277416A (ja
Inventor
Masayoshi Sekyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
Priority to JP60121192A priority Critical patent/JPS61277416A/ja
Publication of JPS61277416A publication Critical patent/JPS61277416A/ja
Publication of JPH0469050B2 publication Critical patent/JPH0469050B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はインサートが埋設された成形品の射出
成形法に関し、更に詳しくは、キヤビテイ内に樹
脂を射出した際に、インサートの挿通孔に樹脂が
侵入して目詰まりするのを防止した射出成形法に
関する。
(従来技術、およびその問題点) 従来から射出成形によつて、インサートが埋設
された成形品を製造する方法は公知である。
一般に、挿通孔を有するインサートを埋設した
成形品を製造する場合には、第2図に断面図で示
した如く、キヤビテイ30′を構成する金型3′の
壁面に凹部4′を設け、該凹部4′内にマグネツト
5′を固定し、該マグネツト5′に突設したピン
2′をインサート1′の挿通孔11′に挿入すると
共に、該インサート1′をマグネツト5′に吸着さ
せて固定していた。
そして、金型3′を型締めしてから、キヤビテ
イ30′内に樹脂を射出して成形品を成形し、し
かる後脱型して成形品を取り出していた。
しかしながら、この従来成形法は、成形品を金
型内から取り出す際に、この脱型と同時にインサ
ート1′の挿通孔11′からピン2′を脱出させな
ければならないので、ピン2′と挿通孔11′との
間には間隙を設けなければならず、ピン2′はイ
ンサート1′の位置決めとして作用するのみであ
つた。
このため、インサート1′はマグネツト5′の吸
着力によつて金型壁面に固定されるだけとなり、
キヤビテイ30′内に樹脂を射出した際には、イ
ンサート1′がマグネツト5′から離脱して樹脂が
インサート1′の挿通孔11′に侵入することがあ
つた。
従つて、従来の成形法では、成形品を金型内か
ら取り出した後、インサート1′の挿通孔11′に
目詰まりした樹脂を除去する清掃作業が必要とな
り、特に挿通孔11′にねじが設けられている場
合とか、挿通孔11′が小径の場合には、この清
掃作業に手間暇がかかるという問題があつた。
(問題を解決するための手段) 本発明では、挿通孔11を有するインサート1
と、前記挿通孔11に嵌挿するピン21を突設し
た磁性体からなる保持具2とを準備する。
一方、キヤビテイ30を構成する金型3の壁面
の適所に前記保持具2が嵌合する凹部4を設け、
該凹部4の奥にはマグネツト5を固定しておく。
そして、インサート1の挿通孔11に保持具2
のピン21を嵌挿させて両者を一体的に連結し、
該保持具2を金型3の凹部4に挿入してマグネツ
ト5に吸着固定する。
このようにして、金型3の壁面にインサート1
を固定した後、金型キヤビテイ30内に樹脂を射
出して成形品を成形し、次いで金型3を型開きし
て成形品と共に保持具2を取り出した後、インサ
ート1から保持具2を取り外すものである。
本発明の成形法は、塩化ビニル樹脂等の溶融樹
脂をキヤビテイ内に射出して成形品を得る通常の
射出成形法、発泡性樹脂を用いた発泡成形法、お
よびウレタン樹脂等を用いたリム成形法のいずれ
にも適用できるものであり、成形品に埋設される
インサート1は保持具2を介して金型壁面に固定
されるので、磁性の有無、形状にかかわらず使用
できる。
また、インサート1の挿通孔11にねじが設け
られている場合には、ピン21にねじを設けた保
持具2を用い、該ピン21を挿通孔11に螺合し
てインサート1と保持具2とを一体的に連結する
とよい。
(実施例) 以下、本発明の具体的構成を図面にて詳細に説
明する。
第1図は本発明の一実施例を示す成形工程の要
部断面図であつて、図中符号1はインサート、2
は保持具、3は金型である。
インサート1は鉄等の磁性体、あるいはプラス
チツク等の非磁性体からなり、該インサート1に
はねじを有する挿通孔11が設けられている。
一方、保持具2は、鉄等の磁性体からなつてい
る。この保持具2には、ピン21が突設してお
り、ピン21には前記インサート1の挿通孔11
と螺合するねじが設けられている。
尚、保持具2には、ドライバーを嵌合させるた
めの溝、あるいはスパナを係合させるための四角
または六角段部を設けておくとよい。
金型3は上金型31と下金型32とで構成され
ており、該上・下金型31,32によつて所望と
する成形品と合致したキヤビテイ30が形成され
る。そして、金型壁面の適宜箇所には、前記保持
具2が嵌合する凹部4が設けられており、該凹部
4の奥にはマグネツト5が固設されている。
本発明の成形方法においては、インサート1の
挿通孔11に保持具2に突設したピン21を螺合
させて両者を一体的に連結し、該保持具2を金型
壁面の適所に設けた凹部4に挿入してマグネツト
5に吸着固定する。
このようにして、保持具2を介して金型壁面に
インサート1を固定した後、金型を型締めしてゲ
ート(図示せず)からキヤビテイ30内に樹脂を
射出する。
そして、キヤビテイ30内に射出した樹脂が硬
化するのを待つて、上・下金型31,32を型開
きし、成形品と共に保持具2を取り出した後、イ
ンサート1から保持具2を取り除す。
かくして、インサート1が埋設された成形品が
得られる。
(発明の作用、および効果) 本発明の成形法は、金型壁面に設けた凹部の奥
にマグネツトを固設し、該凹部に保持具を挿入固
定すると共に、該保持具にインサートを一体的に
連結したので、キヤビテイ内に樹脂を射出した際
に、インサートが金型壁面から離脱したり、移動
する恐れが全くない。また、インサートと保持具
とは一体的に連結されて挿通孔は完全に閉塞され
ているので、樹脂が挿通孔に侵入して目詰まりす
ることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す成形工程の要
部断面図、第2図は従来の成形工程を示す要部断
面図である。 1……インサート、11……挿通孔、2……保
持具、21…ピン、3……金型、30……キヤビ
テイ、4……凹部、5……マグネツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 キヤビテイを構成する金型壁面の適所に凹部
    を設けると共に、該凹部の奥にはマグネツトを固
    設し、該凹部に磁性体からなる保持具を挿入して
    マグネツトに吸着固定すると共に、該保持具に突
    設したピンをインサートに設けられている挿通孔
    に嵌挿して両者を一体的に連結し、次いで金型キ
    ヤビテイ内に樹脂を射出して成形品を成形した
    後、脱型して成形品と共に保持具を取り出し、し
    かる後インサートから保持具を取り外すことを特
    徴とするインサートが埋設された成形品の射出成
    形法。 2 インサートに設けられている挿通孔にねじを
    設け、該ねじ孔に保持具のピンに設けたねじを螺
    合させて両者を一体的に連結したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のインサートが埋設
    された成形品の射出成形法。
JP60121192A 1985-06-04 1985-06-04 インサ−トが埋設された成形品の射出成形法 Granted JPS61277416A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60121192A JPS61277416A (ja) 1985-06-04 1985-06-04 インサ−トが埋設された成形品の射出成形法

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JP60121192A JPS61277416A (ja) 1985-06-04 1985-06-04 インサ−トが埋設された成形品の射出成形法

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Publication Number Publication Date
JPS61277416A JPS61277416A (ja) 1986-12-08
JPH0469050B2 true JPH0469050B2 (ja) 1992-11-05

Family

ID=14805137

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60121192A Granted JPS61277416A (ja) 1985-06-04 1985-06-04 インサ−トが埋設された成形品の射出成形法

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JPS61277416A (ja) 1986-12-08

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