JPH0249531A - ヒラメ漁用の擬似餌沈降用具の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ヒラメ漁用の擬似餌沈降用−具の製造方法に
剥し、更に詳しくは擬似餌を海底近辺にまで沈降するた
めに使用される沈降用具の製造方法に関するものである
。

（従来の技術） 一般に、ヒラメは海底で生息しているため、ヒラメ漁用
の擬似餌を海底近辺にまで沈降する必要があり、そのた
めに従来ではヒラメ漁には専用の擬似餌沈降用具が用い
られていた。そして、この従来の擬似餌沈降用具は、沈
降用異本体の先端側下面に、該沈降用真本体を保護する
ための金属製の保護片が取り付けられて構成されていた
。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、従来の擬似餌沈降用具においては、金属
製の保護片が接着剤等の接着によって取り付けられてい
たために１．沈降用具の先端部に強い衝撃力が加わると
前記保護片が破損し、また沈降用異本体の表面から保護
片が剥離する恐れがあった。また、接着剤等の接着によ
り保護片を取り付けなければならなかったために、その
取り付は作業も非常に煩雑であった。

本発明は、上記の仲き問題点を解決するためになされた
もので、その目的とするところは保護片の沈降用異本体
からの剥離や破損を防止し、且つ保護片の沈降用異本体
への取り付は作業を容易にする点にある。

（課題を解決するための手段） 本発明は、このような目的を達成すべく上記問題点を解
決せんとしてなされたもので、その問題点を解決するた
めの手段は、まずヒラメ溝用の擬似餌沈降用具を成形す
るための成形型内に予め保護片を設置し、次に該成形型
内に沈降用異本体を構成するための発泡性の樹脂４を充
填し、その後前記樹脂４が固化した後に、該樹脂４の固
化にて成形された沈降用異本体と、該沈降用異本体の先
端側下面に一体的に設けられた保護片とからなる沈降用
具を前記成形型内から脱型して製造する点にある。

（作用） すなわち、保護片の沈降用異本体への取り付けは、予め
成形型内に保護片を設置しておき、その後成形型内に発
泡性の樹脂４を充填することにより行うことができ、そ
の取り付は作業は非常に容易となるのである。

更に、保護片は沈降用異本体の成形と同時に、該沈降用
異本体に一体化されるために、前記保護片の沈降用異本
体からの剥離や破損を防止することができるのである。

（実施例） 以下、本発明の実施例について図面に従って説明する。

まず、第１図に示すように、ヒラメの形状をしたヒラメ
溝用の擬似餌沈降用具を成形するための金型１のキャビ
ティ３内の先端部に、保護片としての略Ｕ字状の金属片
２を設置する。

次に、第２図に示すように前記金型１のキャビティ３内
に発泡性の樹脂４を注入して、該キャビティ３内に該発
泡性の樹脂４を充填する。

その後、充填物である前記発泡性の樹脂′４がキャビテ
ィ３内において固化した後に、前記樹脂４の固化にて成
形され・た沈降用異本体と、該沈降用異本体の先端側下
面に一体的に設けられた金属片２とからなる沈降用具を
、前記金型１のキャビティ３内から脱型することによっ
て、第３図に示すような先端部に金属片２が一体的に設
けられたヒラメ溝用の擬似餌沈降用具５が製造される。

以上のように、本実施例においては、予め金型１のキャ
ビティ３内に金属片２を設置しておき、その後肢キャビ
ティ３内に発泡性の樹脂４を充填することにより、金属
片２を前記沈降用異本体へ取σ付けることがセき、その
取り付は作業は非常に容易なものとなったのである。

しかも、金属片２は沈降用異本体の成形と同時に、該沈
降用異本体に一体的に取り付けられるために、その取り
付けは強固なものとなり、金属片２が前艷沈降用異本体
から剥離したり、また破損したりする恐れはないのであ
る。

尚、上記実施例においては、金型１のキャビティ３内に
設置する保護片として金属片２を用いたが、必ずしも金
属片２を用いる必要はなく、例えばセラミックスやＦＲ
Ｐ　（ガラス繊維強化プラスチック）を用いてもよく、
要は沈降用具の保護が可能な程度の剛性の高い物質であ
ればその材質は問うものではない。

また、金属片２の形状も前記実施例で示したように必ず
しも０字状である必要はなく、要は沈降用異本体の先端
側下面に取り付は可能な形状であればよい。

また、上記方法により製造される沈降用具５の形状も第
３図に示すようにヒラメ形状である必要はなく、要は沈
降用具としての機能を果たすものであれば、その形状は
問わない。

更に、上記実施例においては、成形型として金型１を用
いたが、これも金型に限るものではなく、要は沈降用具
を成形することが可能な成形型であればよい。

（発明の効果） 以上のように、本発明においては保護片は沈降用異本体
の成形と同時に、該沈降用異本体の先端側下面に一体化
されるため１ヒ、保護片は沈降用異本体に確実且つ強固
に取り付けられ、よって沈降用具に強い衝撃力が加わっ
ても、沈降用異本体から保護片が′剥離゛したり、また
破損したりすることを防止することができるという効果
を得ることができた。

更に、前記保護片の沈降用異本体への取り付は作業が、
従来の接着剤等による接着に比して非常に簡単であると
いう利点も得られた。

【図面の簡単な説明】

第１図はヒラメ溝用の擬似餌沈降用具を成形するための
金型の断面図。 第２図は前記金型に発泡性の樹脂を充填した状態の金型
の断面図。 第３図は金型により成形されたヒラメ溝用の擬似餌沈降
用具の斜視図。 ４・・・発泡性の樹脂

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヒラメ漁用の擬似餌沈降用具を成形するための成形型内
   に予め保護片を設置し、次に該成形型内に沈降用異本体
   を構成するための発泡性の樹脂４を充填し、その後前記
   樹脂４が固化した後に、該樹脂４の固化にて成形された
   沈降用異本体と、該沈降用異本体の先端側下面に一体的
   に設けられた保護片とからなる沈降用具を前記成形型内
   から脱型して製造することを特徴とするヒラメ漁用の擬
   似餌沈降用具の製造方法。