JPH0468680B2 - - Google Patents

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JPH0468680B2
JPH0468680B2 JP58034957A JP3495783A JPH0468680B2 JP H0468680 B2 JPH0468680 B2 JP H0468680B2 JP 58034957 A JP58034957 A JP 58034957A JP 3495783 A JP3495783 A JP 3495783A JP H0468680 B2 JPH0468680 B2 JP H0468680B2
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JP
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vehicle
width
wheel
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resistance
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JP58034957A
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Naoshi Noguchi
Yoshinori Yamamoto
Eiichi Sato
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は有料道路における無人化システムに用
いられる車種判別装置に関するものである。 有料道路は一般に普通車、大型車などの車種別
に通行料金が異なる料金体系を用いている場合が
多い。また、高速道路などのように多区間の有料
道路では更に利用区間毎に定めた料金を徴収す
る。 このような有料道路システムでは入口インター
チエンジの入口ゲートにおいて入口インターチエ
ンジ名や番号および入口進入年月日、時刻、更に
は上記分類による車種の車種コードなどの必要な
データを記入した通行券を発行し、これを出口イ
ンターチエンジの出口ゲートにおいて受け取り、
この受け取つた通行券の前記データを処理装置の
読取機で読取つて出口インターチエンジまでの利
用区間に対応する車種別料金を求め、これを表示
して係員がその表示料金を利用者より徴収するこ
とになる。 ところが有料道路業務は昼夜を通して行わなく
てはならず、有料道路網も拡大の一途を辿るなど
係員も多数必要であることなどから有料道路のイ
ンターチエンジにおける出入口ゲートの無人化が
望まれている。 従来における有料道路システムにおける入口の
無人化を図る方法として通行車両の車種を例えば
普通車、大型車、大型車等の種別を自動判別
し、当該車両に相当する通行券を発行することが
考えられている。 車種を自動判別するには通行車両の車幅値ある
いはトレツド(輪距)を測定することにより可能
である。これはそれぞれ超音波あるいは路面の幅
方向に複数個の踏板スイツチを等間隔に設置する
ことによつて実現可能である。 しかし、この車幅値あるいは輪距の測定を行つ
て車種判別を行つても第1表に示す如き我が国の
現行(昭和56年11月現在)の車種区分によると判
別不能なものがでて来る。
【表】 例えば最大積載量4トン〜6トンのトラツクに
おいては同一車体を使用しているものがあり、車
幅値あるいは輪距の測定のみでは100%の車種判
別精度を得ることができない。 すなわち、車種区分は第1表によると最大積載
量5トン未満のトラツクは普通車、5トン以上で
は大型車に分類されるが、これらにおいては同
一車体を使用し、荷台を大きくする等して積載量
のみを変えただけのトラツクもあることから車幅
値や輪距の測定だけでは車種判別ができない。従
つて、無人化を図るにはこれらの正確な車種判別
ができるようにならなければならない。 そこで本件発明者らは現在、高速道路を通行中
の車両を、従来の車幅値あるいは輪距の測定のみ
ではなく、他の測定項目(軸数、輪数、タイヤ
幅、車高、車両のパターン)等を測定してこれら
より総合的に判別することにより、車種判別の精
度を、より向上させる事を考え、実際にフイール
ドにて、車種と、測定項目との関係を調査した。
その結果、次のような事が判明した。すなわち (a) 軸数に関する事で判明した事項 () 2軸車の車両は、大型車に属する乗合
型自動車(乗車定員30名以上又は車両総重量8t
以上のバス)、大型車に属する普通貨物自動
車、および普通車である。 () 3軸車の車両は、大型車に属する乗合
型自動車(乗員定員30名以上又は車両総重量8t
以上のバス)以外は大型車の車両である。 () 4軸車又はそれ以上の車両は、大型車
に属する単車体4軸車以外は全て大型車の車
両である。 (b) 輪数に関する事で判明した事項 () 単車体で4輪車は2軸目がシングルタイ
ヤである。 () ()以外の牽引車は2軸目がダブルタ
イヤである。 (c) タイヤ幅に関する事で判明した事項 () 2軸車で普通車に属する車両はタイヤ幅
が小さい。 () 2軸車で大型車又は大型車に属する
車両はタイヤ幅が大きい。 (d) 車両のパターンに関する事で判明した事項 () トラツクは上部、下部の形状が複雑であ
る。 () バスは、上部、下部の形状が簡単かつ、
大型車に属するバス(乗合型自動車)は車高
が高く、普通車に属するバス(乗車定員11人以
上29人以下)は車高が低い。 以上の関係を図にまとめてみると第1図の如く
となる。 そこでこれらのことを考えてみると輪距の測定
の他に、軸数、輪数、タイヤ幅、車高、車両のパ
ターンの測定を行い、この測定データを車種判別
を行うようにすれば高精度な車種判別が可能とな
り、有料道路の無人化が実現可能となる。 そこで、この発明の目的とするところは、通行
車両をその車体の持つ特徴を検知して、その検知
情報から車種区分対応に正確に、自動分類するこ
とができ、以て、車種別料金体系をとる有料道路
の料金収受業務等の自動化システムを構築可能な
車種判別装置を提供することにある。 本発明は上記事情に鑑みて成されたものであ
り、車両通過路をはさんで対向する投受光器を垂
直方向に複数対積重した車両分離器と、同車両分
離器の設置位置に対応する該車両通過路に埋設さ
れ、該車両通過路の横断方向に配した抵抗体を有
してこの抵抗体に対する通過車両の車輪の踏圧作
用幅に応じた電気抵抗変化を得て、これにより同
車両のタイヤ幅、輪数、輪距及び軸数を検出する
ための情報を得る軸輪検知器と、上記車両分離器
の遮光情報に基づいた車両のパターン情報より車
種判別を行う車両パターン識別手段と、上記車両
分離器と軸輪検知器からの出力情報を受けこれら
情報より各車両毎の軸数、輪数、輪距、タイヤ幅
を求めると共にこれら並びに上記車両パターン識
別手段の車種判別情報に基づき車種判別を行う手
段とより構成し、車軸検知器により検出される通
過車両の車輪踏圧作用幅と踏圧位置に応じた出力
をもとに通過車両毎の軸数、輪数、輪距、タイヤ
幅を求めると共にこれらと車両パターン識別手段
の車種判別情報に基づき、車種判別を行うように
することにより、より正確に車種の判別を行うこ
とができるようにした車種判別装置を提供するに
ある。 以下、本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。 第2図は本発明の車種判別装置の設置状況を示
した斜視図である。 図においてWは車両が通行する一車線分の車両
通過路であり、11,12はこの車両通過路Wを
介して対峙して設けられた車両分離器である。車
両分離器11,12には各々の対向面に複数個の
対を成す光電管の投受光器を各々光軸を一致させ
て垂直方向に所定の配列ピツチで並設している。
このような車両分離器11,12は料金所のアイ
ランドL上に設置される。 13は前記車両分離器11,12の対向位置に
おける車両通過路W上に敷設された通行車両の軸
数、輪数、輪距及びタイヤ幅測定用の軸輪検知器
であり、車両通過路Wの横断方向にほぼ道幅全体
にわたつて敷設され、抵抗接点と帯状の平型接点
を複数対有していてこれらの抵抗接点をそれぞれ
通行車両の左右の車輪が踏圧することにより抵抗
値が変化し、その抵抗値の変化分より輪距及びタ
イヤ幅、輪数、軸数を測定すると共に平板接点の
スイツチングパターンから前後進を測定するもの
である。 14は前記投受光器の光軸を示し、矢印TRは
車両の通行方向を示している。 第3図aは前記軸輪検知器13の構成を示す平
面図であり、図中21,22は道幅方向に配設さ
れる抵抗接点である。 抵抗接点21,22はそれぞれ一対ずつ設けて
あり、それぞれ一方が道路中央部位置近傍より左
側路肩方向に、また他方は該中央部位置近傍より
右側路肩方向にそれぞれ並設して配設されてお
り、また各々の抵抗接点21,22には該抵抗接
点を敷設していない方の路肩方向にそれぞれ平型
接点23,24を図の如く配設してある。またこ
こで21,22がそれぞれ一対ずつあるのは一方
が故障しても他方が機能するようにしたバツクア
ツプのためである。また、25はリード線であ
る。抵抗接点と平型接点は図の如く4組平行状態
に配設される。 第3図のbは、前記抵抗接点21,22の構造
の一例を示したものであり、26は帯状で弾力性
のある導電材による上部平型接点、27はこの上
部平型接点26の下方に該上部接点26に対して
は離間され且つ等間隔に複数の接点部を水平位置
に配設した下部接点であり、下部接点27の間に
は、それぞれ抵抗値が同一のソリツド抵抗28が
接続されている。接点材料は、ステンレス等の材
質で構成され、車両が通過することにより、上部
平型接点26における車輪踏圧を受けた部分が弾
性変形し、弾性変形した箇所が下部接点27に接
触して、変形した箇所のみ短絡状態となり、下部
接点27の両端の抵抗値が変化する。第3図のc
は平型接点23,24の構造を示したものであ
り、29は上部接点、210は下部接点を示した
ものでステンレス等の材質で構成され、車両が通
過することにより、弾性変形をおこして、接触す
るようにしたものである。 第4図は、軸輪検知器13の動作原理を説明す
るための図であり、図中31,33は前述の抵抗
接点21,22の上部接点体26を、また32,
34は下部接点体27,28を示したものであ
る。抵抗接点21,22は前述の所定の位置に配
設され、また抵抗接点21,22はそれぞれa,
b,c,a a′,b′,c′の端子を有している。こ
れらのうち、端子a,a′は上部接点体31,33
の片端に接続され、また、b,b′は抵抗体32,
34の一方の端部に、また、c,c′は抵抗体3
2,34の他方の端部に接続される。 ここで、この軸輪検知器13による通過車両の
輪数、輪距、タイヤ幅の測定原理を説明してお
く。 今、輪距即ちトレツドがLなる長さを有し、タ
イヤ幅なる車輪Aを装着した車両が、軸輪検知
器13上に差しかかり、抵抗接点21,22を踏
圧したとする。 抵抗接点21は一車線分の幅の車両通過路Wの
中央より左側に、また抵抗接点22は右側に配設
されているため、車両の左側車輪は抵抗接点21
を、また、右側車輪は、抵抗接点22を踏圧す
る。 すると、この抵抗接点21では、その上部接点
体31は踏圧を受けた部分が下方にへこみ、下部
の抵抗体32に接触する。また同様に、抵抗接点
22では右側車輪により踏圧を受けた部分が、下
方にへこみ、下部の抵抗体34に接触する。 この抵抗体32,34における上部接点体3
1,33との接触部と非接触部とを区別すると、
抵抗体32側では、タイヤ幅の対応の幅で中央
に接触部分が、そしてその両脇に非接触の部分が
生じ、また、抵抗体34側ではタイヤ幅の対応
の幅で、中央に接触部分が、また、その両脇に非
接触部分が生ずる。 これらのうち、タイヤ幅に対応する接触部分
区間の抵抗体抵抗値をr2,r5とし、その両脇部分
の非接触区間の抵抗体抵抗値をそれぞれr1,r3
r4,r6とすると、それぞれの抵抗体32,34の
両端子b,c及びb′,c′各々の端子間抵抗値R′1
R′2は、各々の抵抗体32,34の本来の抵抗値
をR1,R2とすると、このR1,R2から各々の上部
接点体31,33の接触による短絡区間部分の抵
抗値r2,r5を差し引いた抵抗値、即ち R′1=R1−r2,R′2=R2−r5 となつて踏圧を受けた際、それぞれR1からR′1
R2からR′2へと抵抗値が変化する。この抵抗値の
変化を、車両のタイヤ通過毎に測定、比較すれ
ば、当該車両のタイヤ幅が計測でき更にそのタイ
ヤが、シングルタイヤであるか、ダブルタイヤで
あるかの判別が可能となる。 一方、抵抗接点21,22の端子a,b及び
a′,b′それぞれの区間の抵抗値は、抵抗接点21
側では、上部接点31に接触しない左側部分の抵
抗値r1、また抵抗接点22側では、上部接点33
に接触しない右側部分の抵抗値r6を示すことにな
る。 前述したように、抵抗接点21,22の車両通
過路W路面上における設置位置は路面の横断方向
に沿い、中央よりそれぞれ左右路肩方向へ伸びる
所定の位置であり、従つてa,b端子間抵抗及び
a′,b′端子間抵抗を加えた値は、車両の輪距に密
接な関係を示す値となる。 従つて、これらのことから輪数及び輪距の測定
をすることができる。第5図は本発明装置の構成
を示すブロツク図である。図中21,22は前述
の抵抗接点であり、31,33は各々の抵抗接点
21,22の上部接点体、32,34は抵抗体で
ある。a,b,c,a′,b′,c′は抵抗接点21,
22における前記端子、41,44,49,41
2は抵抗値を電圧値に変換する抵抗−電圧変換回
路である。これらのうち41は前記端子a,b間
に接続され、また、44は端子b,c間、49は
端子a′,b′間、そして412は端子b′,c′間に接
続され、各々の接続された端子間の示す抵抗値を
電圧値に変換して出力する。42,45,48,
411は電圧変化のピーク値を記憶する電圧変化
値記憶回路で、これらのうち42は前記抵抗電圧
変換回路41に接続されてその出力電圧値を受
け、そのピーク値を抽出して記憶し、また45は
前記抵抗−電圧変換回路44に接続されて、その
出力電圧値を受け、そのピーク値を抽出して記憶
し、また48は前記抵抗−電圧変換回路49に接
続され、その出力のピーク値を抽出して記憶し、
又411は前記抵抗−電圧変換回路412に接続
されて、その出力のピーク値を抽出し、記憶す
る。43,46,47,410はアナログ信号を
デイジタル信号に変換するアナログ−デイジタル
変換回路であり、43は42の出力を、また46
は45の出力を、また47は48の出力を、そし
て410は411の出力をデイジタル信号に変換
して出力するものである。 23,24は前記軸輪検知器13の平型接点で
あり、413はこれら平型接点23,24が車両
の進行方向に並設されていて車両の進行に伴い車
輪踏圧によつて時間的なずれを持ち、順次接点の
オン操作がなされることを利用して、これら平型
接点23,24のオンオフ状態から車軸の前後進
を判別する前後進判別回路である。414は入出
力インターフエース回路であり、この入出力イン
ターフエース回路414は前記アナログ−デイジ
タル変換回路43,46,47,410及び、車
両前後進判別回路413、および後述する車両パ
ターン識別回路418からの車両通過信号と、車
両のパターン情報に基づく車種情報とを中央処理
装置(CPU)419およびメモリ回路415に
対して入出力するためのインターフエースを行う
ものである。前記メモリ回路415はCPU41
9の実行すべきプログラムを記憶させると共に演
算時のワーキングエリヤやデータ記憶に用いる。
CPU419はこのメモリ回路415に記憶させ
てある第5図(詳細は後述する)のプログラム内
容に従つて、演算制御動作を行い、前記入出力イ
ンターフエース回路414を介して与えられる前
記各種情報を処理して、車種判別を行う。 4161〜416oは前記車両分離器の光電管投
光器、4171〜417oは車両分離器の光電管受
光器であり、本光電管によつて、光軸14を形成
する。光軸14が車両により遮光されることによ
つて得られる車両の遮光パターンの形状によつて
バス、トラツク等の車種を判別する。 418は光電管受光器4171〜417oの出力
を受けてこれより前記遮光パターンを識別する車
両パターン識別回路である。この車両パターン識
別回路418からは車両のパターン情報に基づく
車種情報と、車両通過信号を入出力インターフエ
ース回路414に送出する。 本装置においては待機状態時、前記CPU41
9は常に入出力インターフエース回路414を監
視して、外部からの入力が来るのを待つ。 次に本発明の作用について説明する。以下の説
明は前述した第1図の車両の軸数、輪数、輪距、
タイヤ幅と、車両のパターンにおける車種との関
係を利用して、実際に車種判別を行う場合の事に
ついて述べる。 () いま、車両が、車両分離器11,12の
位置を通過すれば、車両分離器11,12の複
数の投光器4161〜416o、受光器4171
〜417o により車両通過路Wの横断方向に
沿つて形成された光軸14を遮ることになり、
その遮られた光軸に位置する光電管より遮光信
号が出力され、車両パターン識別回路418に
与えられる。 () すると、車両パターン識別回路418
は、これらの遮光信号をもとに、当該通過車両
の側面形状情報を示す4171〜417oからの
遮光信号によつて、第1図2.1,a,b,c
に説明する如く、トラツク、バス等の信号が入
出力インターフエース回路414に送出され
る。この場合車両パターン識別回路418から
入出力インターフエース回路414には、車両
の通過中、車両通過信号を送出する。 () また車輪部分が、軸輪検知器13の位置
に差しかかると、車輪踏圧を受けて抵抗接点2
1,22の上部接点体31,33が弾性変形し
て、第4図の説明で、詳述したように抵抗体3
2,34に接し抵抗接点21,22の端子a,
b間、a′,b′間、b′,c′間の抵抗値が変化する。
これら抵抗値は各々の端子間に接続された抵抗
−電圧変換回路41,44,49,412によ
り電圧信号として検出され、また、これら各々
の電圧信号は各々の後段に設けられた電圧変化
値記憶回路42,45,48,411に与えら
れて、各々の電圧信号のピーク値が記憶され
る。この各々のピーク値は読み出されて各々の
後段に設けたアナログ−デイジタル変換回路4
3,46,47,410に与えられ、各々デイ
ジタル信号に変換されて入出力インターフエー
ス回路414に与えられ、これを介してCPU
419に送られる。CPU419はアナログ−
デイジタル変換回路43,47からの信号によ
つて、第1図1−3に示すように輪距を計測
し、普通車と大型車,に分類する。またア
ナログ−デイジタル変換回路46,410から
の信号によつて第1図の1−2に示すように、
シングルタイヤであるかダブルタイヤであるか
を検出する。更にアナログ−デイジタル変換回
路46,410からの信号によつて第1図の1
−4に示す様に、タイヤ幅の計測により普通車
と大型車,に分類する。 () また、軸輪検知器13には、4つの平型
接点23,24の作動順序によつて車両前後進
判別回路413により、接点信号の出力状況か
ら車両の前後進軸数即ち、前進により通過した
車軸数と後進により通過した車軸数を検出判別
し、その判別出力を入出力インターフエース回
路414を介してCPU419に送る。CPU4
19は本信号によつて通過車両の車軸数を計測
し、第1図の1.1に示すような車種区分に分
類する。 () CPU419は、車両が一台分通過する
までの間、例えば、車両分離器11,12の遮
光信号出力がある間、前述の各入力情報を取り
込むと同時に、これをメモリ回路415に記憶
する。 () 車両分離器11,12の位置を該車両が
通過完了した時点、即ち遮光信号出力が無くな
つた時点で、CPU419は前記各入力情報を
メモリ回路415から読み出し、軸数、輪数、
輪距、タイヤ幅、車両のパターンの車種判別要
素を求める。 () そしてこれらの車種判別要素をもとに、
予めメモリ回路415に第1表に基づいて設定
してある車種判別テーブルから、当該通過車両
を車種判別し、判別結果を入出力インターフエ
ース回路414を介して本装置に接続される装
置に送り出す。 () 以上は本装置の動作の概要であるが次
に、実際の車両の通過を想定してCPU419
での車種判別処理の詳細を第6図に示すフロー
チヤートを参照しながら説明する。先に説明し
たように、車両通過があると、軸輪検知器13
の出力より、軸数情報が得られるので、まずは
じめにこれをもとに軸数による車種分類(即
ち、第1図1.1に示す内容に基づく分類)を
第1〜第3のステツプST1〜ST3の間で行う。 () 例えば、ST1における判別の結果、2軸
車であると判別されればパターン分類の実行ル
ーチンである第4のステツプST4を実行して、
車両分離器11,12より得られた車両のパタ
ーン情報により第1図の2.1に示す様にトラ
ツクであるかバスであるかを判別し分類する。 即ち、二軸のトラツクとバスは輪距や車幅も
同じであるものも多く、車種区分も前者は普通
車、大型車にまたがる。またバスではマイク
ロバスが普通車、また大型バスでは路線用のバ
スであれば大型車であるが、それ以外では大
型車に分類されることになり、この場合、ト
ラツクであるかバスであるかの判別も重要とな
る。 トラツクであるかバスであるかの判別は車両
の側面形状において第1図2.1に示す如くは
つきりした特徴があるので該形状を調べて判別
する。ここでバスと分類された車両については
第5のステツプST5を実行して軸輪検知器13
より得られた輪距の値により3段階に分類す
る。この分類で輪距が小及び大と分類された車
両は、それぞれ普通車及び大型車と判別す
る。また、ST5において輪距が中と分類された
車両については第6のステツプST6を実行して
軸輪検知器13より得られたタイヤ幅の値によ
り、タイヤ幅の大小を判別し、その結果、大な
らば大型と判別する。また、タイヤ幅が小と
判別された車両については、車高判別を行う第
7のステツプST7を実行して、車両分離器1
1,12より得られた車高の情報(どの光軸位
置の受光器より遮光信号が得られたかを、受光
器別に判別することによつて高さ情報を得るこ
とができる。)により高ければ、大型車、低
ければ普通車と判別する。 次にトラツクと分類された車両については、
タイヤ幅判別を行う第8のステツプST8を実行
して軸輪検知器13より得られたタイヤ幅の値
をもとにタイヤ幅の判別を行つてタイヤ幅の大
小の分類が成される。そしてその結果小と判別
された車両は普通車であると判別される。ま
た、タイヤ幅が大と分類された車両については
輪距判別を行う第9のステツプST9を実行して
軸輪検知器13より得られた輪距の値をもとに
輪距の大小が判別され、その結果、大と判別さ
れたならば大型車、小と判別されたならば普
通車であると判別する。 () 一方、ST1,ST2の実行の結果3軸車と
判別された車両については2軸目の輪数判別を
行う第10のステツプST10にすすみ、軸輪検知
器13より得られたタイヤ幅の値により2軸目
がダブルタイヤかシングルタイヤかが判別され
る。そしてこの判別の結果、シングルタイヤで
あると判別された車両は、大型車と判別す
る。また、ダブルタイヤと判別された車両につ
いてはパターン分類を行う第11のステツプ
ST11に移つてこれを実行し、車両分離器11,
12よりの情報より得られた車両のパターン情
報により、トラツク及びバスに分類され、その
車両のパターンに応じてそれぞれ大型車、大
型車に分類する。 () 更にST1〜ST3の実行の結果、4軸車
と判別された場合は2軸目の輪数判別を行う第
12のステツプST12にすすみ、軸輪検知器13
より得られたタイヤ幅の値をもとに2軸目がダ
ブルタイヤかシングルタイヤかを判別する。こ
の判別の結果、シングルタイヤであると判別さ
れたならば大型車、ダブルタイヤならば大型
車と判別する。 () またST3において5軸車又はそれ以上
であると判別されたならば、大型車と判別す
る。 以上の結果、通過車両の車種が判別できるの
で、その車種区分の情報を車種判別信号として出
力する。 以上の結果、従来実施されていた車種判別装置
が、車両の輪距のみ、あるいは車両の輪距および
車軸数の計測のみの情報によつて、車種判別を行
つていたため十分な車種判別精度が得られなかつ
たが、本装置は、これらの検知項目に更に輪数、
タイヤ幅、および車両のパターン情報を付加した
ので車種判別のための情報がふえることからより
良い車種判別精度が得られる。 以上詳述したように本発明は車両通過路をはさ
んで対向する投受光器を垂直方向に複数対積重し
た車両分離器と、同車両分離器の設置位置に対応
する該車両通過路に埋設され、該車両通過路の横
断方向に配した抵抗体を有してこの抵抗体に対す
る通過車両の車輪の踏圧作用幅に応じた電気抵抗
変化を得て、これにより同車両のタイヤ幅、輪
数、車両の輪距及び軸数を検出するための情報を
得る軸輪検知器と、上記車両分離器の遮光情報に
基づいた車両のパターン情報より車種判別を行う
車両パターン識別手段と、上記車両分離器と軸輪
検知器からの出力情報を受けこれら情報より各車
両毎の軸数、輪数、輪距、タイヤ幅を求めると共
にこれら並びに上記車両パターン識別手段の車種
判別情報に基づき車種判別を行う手段とより構成
し、車軸検知器により検出される通過車両の車輪
踏圧作用幅と踏圧位置に応じた出力をもとに通過
車両毎の軸数、輪数、輪距、タイヤ幅を求めると
共にこれらと車両パターン識別手段の車種判別情
報に基づき、CPUによる車種判別手段により、
車種判別を行うようにしたので、同一車体を用い
た異なる車種区分にまたがるトラツクや諸元の類
似する二軸のバス及びトラツクなど、単に軸数や
輪数、輪距、タイヤ幅などの情報だけでは判別し
きれないものでも車両の側面形状による特徴をも
加味して判別するようにしたことで更に高精度に
車種を判別することができるようになり、従つ
て、有料道路の無人化を可能にするなどの特徴を
有する車種判別装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は検知項目と車種の関係を示す図、第2
図は本発明装置の設置状況を示す図、第3図は軸
輪検知器の構造を説明するための図、第4図は軸
輪検知器の動作原理を説明するための図、第5図
は本発明装置の構成を示すブロツク図、第6図は
本発明装置の車種判定ルーチンの一例を示すフロ
ーチヤートである。 11,12……車両分離器、13……軸輪検知
器、21,22……抵抗接点、23,24……平
型接点、41,44,49,412……抵抗−電
圧変換器、42,45,48,411……電圧変
化値記憶回路、43,46,47,410……ア
ナログ−デイジタル変換回路、413……車両前
後進判別回路、414……入出力インターフエー
ス回路、415……メモリ回路、4171〜41
o……光電管受光器、419……中央処理装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両通過路をはさんで対向する投受光器を垂
    直方向に複数対積重した車両分離器と、 同車両分離器の設置位置に対応する該車両通過
    路に埋設され、該車両通過路の横断方向に配した
    抵抗体を有してこの抵抗体に対する通過車両の車
    輪の踏圧作用幅に応じた電気抵抗変化を得て、こ
    れにより、同車両のタイヤ幅、輪数、輪距及び軸
    数を検出するための情報を得る軸輪検知器と、 上記車両分離器の遮光情報に基づいた車両のパ
    ターン情報より車種判別を行う車両パターン識別
    手段と、 上記車両分離器と軸輪検知器からの出力情報を
    受け、これら情報より各車両毎の軸数、輪数、輪
    距、タイヤ幅を求めると共にこれら並びに上記車
    両パターン識別手段の車種判別情報に基づき車種
    判別を行う手段と より構成したことを特徴とする車種判別装置。
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