JP7108497B2 - 車両情報取得装置、車種判別装置、車両情報取得方法、及びプログラム - Google Patents

車両情報取得装置、車種判別装置、車両情報取得方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両情報取得装置、車種判別装置、車両情報取得方法、及びプログラムに関する。
有料道路の料金所には、料金所に進入してきた車両に関する情報を取得するための各種装置が設けられている場合がある。このような装置の一つとして、例えば、特許文献1には、料金所に進入してきた車両のトレッドを検出可能な踏板が開示されている。
特開平08-235487号公報
料金所において、車両の車種区分を正しく判別するためには、当該車両に関する情報を、できるだけ多く取得すべきである。その一方で、料金所における、車両に関する情報を取得するための各種装置は、設置にかかるコストや手間を低減すべく、簡易な構成とされることが望まれている。
本発明は、設置にかかるコストを低減しつつも、料金所に進入してきた車両に関する複数種類の情報を取得することができる車両情報取得装置、車種判別装置、車両情報取得方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、車両情報取得板(12)は、車線幅方向に並んで車線(L)上に配置され、前記車線を走行する車両(A)のタイヤ(TL、TR)による押圧の荷重を計測する複数の荷重計(W1~W10)を有する。
このようにすることで、車両情報取得板は、タイヤによる押圧があった車線幅方向の位置を示す情報と、タイヤによる押圧の度合いを示す荷重計測値とを関連付けて出力することができる。このような荷重計測値を用いれば、走行する車両に関する複数の車両情報(軸重、車軸数、トレッド等)を取得することができる。
また、本発明の第2の態様によれば、複数の前記荷重計は、平面視で同じ形状に形成され、隣接する辺同士が隙間なく配置されている。
このようにすることで、長方形に区画された荷重計の、互いの辺を合わせながら並べるだけで形成することができるので、車両情報取得板を一層容易に設置することができる。
また、本発明の第3の態様によれば、複数の前記荷重計は、平面視で長方形に形成されている。
このようにすることで、各荷重計の境界を明確に規定することができるので、車両情報の演算精度を高めることができる。
また、本発明の第4の態様によれば、車両情報取得装置(10B)は、上述の車両情報取得板(12)と、複数の前記荷重計の荷重計測値を取得する荷重計測値取得部(1000)と、複数の前記荷重計のうち左タイヤ(TL)に押圧された第1荷重計群(WG1)に属する荷重計の荷重計測値に基づいて前記左タイヤの第1特定位置(P1)を演算し、複数の前記荷重計のうち右タイヤ(TR)に押圧された第2荷重計群(WG2)に属する荷重計の荷重計測値に基づいて前記右タイヤの第2特定位置(P2)を演算するタイヤ位置演算部(1001)と、前記第1特定位置と前記第2特定位置との間の距離を前記車両のトレッド(L_Tr)として演算するトレッド演算部(1002)と、を備える。
このようにすることで、車両情報取得板を構成する複数の荷重計で得られた荷重計測値から車両のトレッドを特定することができる。
また、本発明の第5の態様によれば、前記タイヤ位置演算部は、予め定められた左タイヤのタイヤ幅(Tw1)と、前記第1荷重計群に属する複数の荷重計の境界位置(Q1)及び荷重比率(R1)とに基づいて前記第1特定位置を演算し、予め定められた右タイヤのタイヤ幅(Tw2)と、前記第2荷重計群に属する複数の荷重計の境界位置(Q2)及び荷重比率(R2)とに基づいて前記第2特定位置を演算する。
このようにすることで、境界位置に対する左タイヤの第1特定位置のずれの大きさが、タイヤ幅及び荷重比率に基づいて適切に演算される。同様に、境界位置に対する右タイヤの第2特定位置のずれの大きさが、タイヤ幅及び荷重比率に基づいて適切に演算される。したがって、車両のトレッドを一層正確に演算することができる。
また、本発明の第6の態様によれば、前記タイヤ位置演算部は、荷重計測値に基づく軸重又は輪重に関連付けられた前記タイヤ幅を特定する。
このようにすることで、計測された軸重又は輪重に応じた適切なタイヤ幅を適用してトレッドを演算することができる。
また、本発明の第7の態様によれば、前記タイヤ位置演算部は、前記第1荷重計群の群構成数が3以上であった場合には、前記第1荷重計群に属する3以上の荷重計のうち最も車線幅方向左側に位置する2つの荷重計の境界の位置を、前記境界位置として特定し、前記第2荷重計群の群構成数が3以上であった場合には、前記第2荷重計群に属する3以上の荷重計のうち最も車線幅方向右側に位置する2つの荷重計の境界の位置を、前記境界位置として特定する。
このようにすることで、第1荷重計群又は第2荷重計群に属する荷重計が3つ以上であった場合も、トレッドの演算に適用すべき境界を適切に特定することができる。
また、本発明の第8の態様によれば、前記タイヤ位置演算部は、前記第1荷重計群の群構成数が1であった場合には、当該第1荷重計群に属する1つの荷重計の車線幅方向左側の境界の位置を、前記第1特定位置として特定し、前記第2荷重計群の群構成数が1であった場合には、当該第2荷重計群に属する1つの荷重計の車線幅方向右側の境界の位置を、前記第2特定位置として特定する。
このようにすることで、左タイヤ又は右タイヤが、並べて配置された複数の荷重計の境界を跨いで押圧しなかった場合であっても、車両のトレッドを演算することができる。
また、本発明の第9の態様によれば、車種判別装置(1B)は、上述の車両情報取得装置を備える。
また、本発明の第10の態様によれば、車両情報取得方法は、車線幅方向に並んで車線上に配置され、前記車線を走行する車両のタイヤによる押圧の荷重を計測する複数の荷重計を有する車両情報取得板を用いた射場情報取得方法であって、複数の前記荷重計の荷重計測値を取得するステップと、複数の前記荷重計のうち左タイヤに押圧された第1荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて前記左タイヤの第1特定位置を演算し、複数の前記荷重計のうち右タイヤに押圧された第2荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて前記右タイヤの第2特定位置を演算するステップと、前記第1特定位置と前記第2特定位置との間の距離を前記車両のトレッドとして演算するステップと、を有する。
また、本発明の第11の態様によれば、プログラムは、車線幅方向に並んで車線上に配置され、前記車線を走行する車両のタイヤによる押圧の荷重を計測する複数の荷重計を有する車両情報取得板を備える車両情報取得装置のコンピュータに、複数の前記荷重計の荷重計測値を取得するステップと、複数の前記荷重計のうち左タイヤに押圧された第1荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて前記左タイヤの第1特定位置を演算し、複数の前記荷重計のうち右タイヤに押圧された第2荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて前記右タイヤの第2特定位置を演算するステップと、前記第1特定位置と前記第2特定位置との間の距離を前記車両のトレッドとして演算するステップと、を実行させる。
上述の各態様に係る車両情報取得装置、車種判別装置、車両情報取得方法、及びプログラムによれば、設置にかかるコストを低減しつつも、料金所に進入してきた車両に関する複数種類の情報を取得することができる。
第1の実施形態に係る料金収受システムの全体構成を示す図である。 第1の実施形態に係る料金収受システムの機能構成を示す図である。 第1の実施形態に係る車両情報取得装置の機能構成を示す図である。 第1の実施形態に係る境界位置テーブルの例を示す図である。 第1の実施形態に係るタイヤ幅テーブルの例を示す図である。 第1の実施形態に係る車両情報取得装置の処理フローを示す図である。 第1の実施形態に係る車両情報取得装置の処理を説明するための図である。 第1の実施形態に係る車両情報取得装置の処理を説明するための図である。 第1の実施形態に係る車両情報取得装置の処理を説明するための図である。 第1の実施形態に係る車両情報取得装置の処理を説明するための図である。
<第1の実施形態>
以下、第1の実施形態に係る料金収受システムについて、図1~図10を参照しながら詳しく説明する。
(料金収受システムの全体構成)
図1は、第1の実施形態に係る料金収受システムの全体構成を示す図である。
図1に示す料金収受システム1は、例えば、有料道路の入口料金所に設置される。図1に示すように、料金収受システム1は、入口料金所において一般道路から有料道路へと続く車線Lと、当該車線Lの路側に敷設された右側アイランドIR及び左側アイランドIL上に設置されている。
なお、以下の説明では、車線Lが延在する方向(図1における±X方向)を「車線方向」とも記載し、車線方向に水平に直交する方向(図1における±Y方向)を「車線幅方向」とも記載する。また、入口料金所の車線Lの車線方向における一般道路側(-X方向側)を車線Lの「上流側」とも記載し、車線Lの車線方向における有料道路側(+X方向側)を車線Lの「下流側」とも記載する。車両Aは、車線Lを上流側から下流側に走行する。また、車両Aが走行する方向(+X方向)を基準に、その右側(-Y方向側)を「車線幅方向右側」とも記載し、その左側(+Y方向側)を「車線幅方向左側」とも記載する。
図1に示すように、料金収受システム1は、通行券発行機1Aと、車種判別装置1Bと、とを有してなる。
通行券発行機1Aは、車両Aに搭乗する利用者に有料道路の通行券を発行する。通行券発行機1Aは、車種判別装置1Bの下流側において、例えば、右側アイランドIR上に設けられている。通行券には、入口料金所を示す情報の他、車種判別装置1Bによって自動的に判別された車両Aの車種区分等が記録される。
車種判別装置1Bは、通行券発行機1Aの上流側に設置される。車種判別装置1Bは、車線Lに進入した車両Aの車種区分を判別する。車種区分とは法律や各道路事業者の約款等により決められ、車種区分に対応して利用者から収受すべき料金が規定されるものであって、例えば、「軽/二輪」、「普通車」、「中型車」、「大型車」、「特大車」等に区分される。
車種判別装置1Bは、車線Lに進入した車両Aの車両情報を取得し、この車両情報に基づいて車両Aの車種区分を特定する。本実施形態において、「車両情報」とは、具体的には、車両Aの軸重、車軸数、トレッド、ナンバープレート情報(以下、「NP情報」とも記載する。)である。なお、ナンバープレート情報とは、ナンバープレートのサイズ及び色、ナンバープレートに表記されている分類番号等である。車種区分は、予め、これらの車両情報の組み合わせに関連付けられて規定されている。
車種判別装置1Bは、演算処理装置10と、車両検知器11と、車両情報取得板12とナンバープレート情報読取機13(以下、「NP情報読取機13」とも記載する。)と、を有している。
演算処理装置10は、車両検知器11、車両情報取得板12及びNP情報読取機13から受け付ける各種信号に基づいて車両情報を特定する。そして、演算処理装置10は、特定された車両情報の組み合わせに応じて、車両Aの車種区分を一意に判別する処理を行う。
なお、他の実施形態に係る演算処理装置10は、車両情報として、更に、車両Aの車長、車高、オーバーハング長などを特定するものであってもよい。この場合、車種判別装置1Bは、これらの車両情報を特定するためのセンサ機器を更に具備するものであってもよい。
車両検知器11は、車線Lの最も上流側に設けられ、主に、車両Aの車線Lへの進入を検知する目的で設置される。車両検知器11は、左側アイランドILに配置されている投光塔と、右アイランドIRに配置されている受光塔と、を有してなる透過型の車両検知器である。車両検知器11は、投光塔の投光素子から投光された光を受光塔の受光素子が受光した否かに応じて、車両Aの存在を検知する。
車両情報取得板12は、車線L上で、車線方向において車両検知器11と同じ位置に配置されている。上述の演算処理装置10は、この車両情報取得板12から受け付ける信号(後述する荷重計測値)に基づいて、車両Aの車両情報(軸重、車軸数及びトレッド等)を取得する。例えば、演算処理装置10は、各荷重計W1~W10から同時に取得された荷重計測値の合計から車両Aの軸重を取得する。また、演算処理装置10は、車両検知器11から車両Aの存在を示す検知信号を受け付けている間に、車両情報取得板12に荷重がかかった回数を計数し、これを車軸数として取得する。演算処理装置10が車両情報取得板12から受け付けた信号(荷重計測値)に基づいて車両Aのトレッドを演算する方法については後述する。
NP読取機13は、例えば、右側アイランドIR上であって、車両検知器11よりも下流側に配置されている。NP読取機13は、車両検知器11からの車両Aの存在を示す検知信号を受け付けたタイミングで車両Aを撮影し、当該車両Aのナンバープレートを含む画像を取得する。更に、NP読取機13は、取得した画像に所定の画像処理を施すことにより、車両AのNP情報を取得する。
なお、第1の実施形態に係る料金収受システム1は、有料道路の入口料金所に設置され、通行券を発行する通行券発行機1Aを具備するものとして説明したが、他の実施形態においてはこの態様に限定されない。例えば、入口料金所にて均一料金の支払いを求める場合、他の実施形態に係る料金収受システム1は、通行券発行機1Aに代えて、利用者から、車種区分に応じた料金を収受する料金自動収受機を具備する態様であってもよい。
また、通行券発行機1Aに代えて料金自動収受機を具備する場合、料金収受システム1は、有料道路の出口料金所に設置されてもよい。
(料金収受システムの機能構成)
図2は、第1の実施形態に係る料金収受システムの機能構成を示す図である。
図2に示すように、演算処理装置10は、例えばCPU等であって、予め用意されたプログラムに従って動作することで、車両情報取得部100、及び、車種判別処理部101としての機能を発揮する。
車両情報取得部100は、車両検知器11、車両情報取得板12及びNP情報読取機13から受け付ける各種信号に基づいて、進入した車両Aの車両情報(軸重、車軸数、トレッド及びNP情報)を特定する。
車種判別処理部101は、車両情報取得部100によって特定された車両情報に基づいて、進入した車両Aの車種区分(「軽/二輪」、「普通車」、・・)を判別する。車種判別処理部101は、判別した車種区分を通行券発行機1Aに送信する。通行券発行機1Aは、進入した車両Aに対し、当該車両Aの車種区分を記録した通行券を発行する。
車両検知器11、車両情報取得板12、NP情報読取機13、及び、車両情報取得部100は、車線Lに進入した車両Aの車両情報を取得する車両情報取得装置10Bとしての機能を有する。
(車両情報取得装置の機能構成)
図3は、第1の実施形態に係る車両情報取得装置の機能構成を示す図である。
図3は、車両情報取得板12の構造的特徴と、車両情報取得部100の機能構成をより具体的に示している。
以下、図3を参照しながら、車両情報取得部100の機能のうち、車両情報取得板12からの荷重計測値に基づいて車両Aのトレッドを特定する機能について詳しく説明する。
図3に示すように、車両情報取得板12は、車線幅方向(±Y方向)に並んで車線L上に配置された複数の荷重計W1~W10を有してなる。荷重計W1~W10は、それぞれ、車線Lを走行する車両Aのタイヤによる押圧の荷重を計測可能とする。以下、車両Aの車線幅方向右側(-Y方向側)の1軸目のタイヤ(最も前方の車軸に属するタイヤ)を右タイヤTRとも記載し、車両Aの車線幅方向左側(+Y方向側)の1軸目のタイヤを左タイヤTLとも記載する。
図3に示すように、複数の荷重計W1~W10は、いずれも平面視で長方形に形成されており、車線方向(±X方向)に沿う各々の辺で隣接するように配置されている。図3に示す境界B1~B9は、車線幅方向における各荷重計W1~W10の隣接位置(境界位置)を示している。各荷重計W1~W10の車線幅方向(±Y方向)の長さは等しく、例えば、300mmとされている。最も車線幅方向左側(+Y方向側)に配置される荷重計W1の左側の辺は、車線Lの車線幅方向左側の端に一致するように配置されている。図3に示す境界B0は、車線Lの車線幅方向左側の端の位置を示している。また、最も車線幅方向右側(-Y方向側)に配置される荷重計W10の右側の辺は、車線Lの車線幅方向右側の端に一致するように配置されている。図3に示す境界B10は、車線Lの車線幅方向右側の端の位置を示している。
次に、図3を参照しながら、車両情報取得部100の機能の詳細について説明する。
車両情報取得部100は、荷重計測値取得部1000、タイヤ位置演算部1001、及び、トレッド演算部1002としての機能を発揮する。また、車両情報取得部100は、予め用意されたデータテーブルとして、境界位置テーブルTB1と、タイヤ幅テーブルTB2とを有している。
荷重計測値取得部1000は、車両情報取得板12を構成する複数の荷重計W1~W10の荷重計測値を取得する。
タイヤ位置演算部1001は、荷重計W1~W10のうち左タイヤTLに押圧された第1荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて、左タイヤTLの第1特定位置P1を演算する。ここで、第1荷重計群とは、左タイヤTLによって押圧された1つまたは複数の荷重計のことを示す。図3に示す例では、左タイヤTLは、境界B2を跨いで荷重計W2と荷重計W3とを押圧するので、第1荷重計群は、荷重計W2、W3の2つの荷重計の組で構成される。また、左タイヤTLの第1特定位置P1とは、車線幅方向における、左タイヤTLの車線幅方向左側(+Y方向側)の端の位置である。
また、タイヤ位置演算部1001は、荷重計W1~W10のうち右タイヤTRに押圧された第2荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて、右タイヤTRの第2特定位置P2を演算する。ここで、第2荷重計群とは、右タイヤTRによって押圧された1つまたは複数の荷重計のことを示す。図3に示す例では、右タイヤTRは、境界B7を跨いで荷重計W7と荷重計W8とを押圧するので、第2荷重計群は、荷重計W7、W8の2つの荷重計の組で構成される。また、右タイヤTRの第2特定位置P2とは、車線幅方向における、右タイヤTRの車線幅方向右側(-Y方向側)の端の位置である。
トレッド演算部1002は、車両Aのトレッドを演算する。具体的には、トレッド演算部1002は、タイヤ位置演算部1001によって算出された第1特定位置P1と第2特定位置P2との間の距離を、車両Aのトレッドとして演算する。
境界位置テーブルTB1及びタイヤ幅テーブルTB2については、下記の図4、図5を参照しながら詳しく説明する。
(境界位置テーブル)
図4は、第1の実施形態に係る境界位置テーブルの例を示す図である。
図4に示すように、境界位置テーブルTB1は、境界B0~P10の、車線幅方向における位置(境界位置)が予め記録された情報テーブルである。図4に示すように、境界位置テーブルTB1には、境界B0の車線幅方向における位置を基準(=0)とした境界B1~B10それぞれの車線幅方向における位置(境界位置)を示す情報が格納されている。
(タイヤ幅テーブル)
図5は、第1の実施形態に係るタイヤ幅テーブルの例を示す図である。
タイヤ幅テーブルTB2は、タイヤ位置演算部1001が左タイヤTLの第1特定位置P1、右タイヤTRの第2特定位置P2を演算する際に適用すべき、左タイヤTL、右タイヤTRのタイヤ幅(車線幅方向の長さ)が予め記録された情報テーブルである。
図5に示すように、タイヤ幅テーブルTB2は、“群構成数”及び“軸重”で規定される条件別に、タイヤ位置の演算で適用すべきタイヤ幅が格納されている。ここで、“群構成数”とは、荷重計W1~W10のうち第1荷重計群又は第2荷重計群に属する荷重計の個数である。また、ここでの“軸重”とは、車両A(図3)の1軸目の左タイヤTL及び右タイヤTR)の押圧による荷重の合計値である。図3に示す例では、軸重は、左タイヤTL及び右タイヤTRによって同時に押圧された4つの荷重計W2、W3、W7、W8の荷重計測値の合計値となる。
なお、図5に示すタイヤ幅テーブルTB2によれば、“群構成数”が“3”であった場合、トレッドの演算に適用するタイヤ幅を“200mm”とするものとして規定されている。これは、“群構成数”が“3”であった場合に実際のタイヤ幅として適用すべき値“500mm”から、隣接する3つの荷重計のうち中央に位置する荷重計の車線幅方向の幅“300mm”を差し引いた値である。
(車両情報取得部の処理フロー)
図6は、第1の実施形態に係る車両情報取得装置の処理フローを示す図である。
以下、図6を参照しながら、車両情報取得装置10Bの車両情報取得部100が、車両Aのトレッドを特定する処理の流れについて詳しく説明する。図6に示す処理フローは、例えば、車両検知器11(図1)を通じて、車両Aの車線Lへの進入が検知された時点で開始する。
まず、車両情報取得部100の荷重計測値取得部1000は、車両Aの左タイヤTL及び右タイヤTRそれぞれの押圧による荷重計測値を取得したか否かを判定する(ステップS00)。具体的には、荷重計測値取得部1000は、ある時刻において、荷重計W1~W10のうち所定の判定閾値以上の荷重を計測した荷重計を特定するとともに、それらを、第1荷重計群(左タイヤTLに押圧された1つ以上の荷重計)、及び、第2荷重計群(右タイヤTRに押圧された1つ以上の荷重計)に分類する。荷重計測値取得部1000は、第1荷重計群に属する荷重計の荷重計測値、及び、第2荷重計群に属する荷重計の荷重計測値を取得する。
左タイヤTL及び右タイヤTRそれぞれの押圧による荷重計測値が取得されていない場合(ステップS00:NO)、荷重計測値取得部1000は、当該荷重計測値が取得されるまで待ち受ける。
左タイヤTL及び右タイヤTRそれぞれの押圧による荷重計測値が取得された場合(ステップS00:YES)、車両情報取得部100は、第1荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて以下のステップS01~ステップS06の処理を実行することで左タイヤTLの第1特定位置P1を演算する。また、車両情報取得部100は、第2荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて以下のステップS01~ステップS06の処理を実行することで右タイヤTRの第2特定位置P2を演算する。
車両情報取得部100のタイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群の群構成数(第1荷重計群に属する荷重計の数)、又は、第2荷重計群の群構成数(第2荷重計群に属する荷重計の数)が2以上か否かを判定する(ステップS01)。
群構成数が2以上の場合(ステップS01:YES)、タイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群に属する荷重計の境界位置Q1、又は、第2荷重計群に属する荷重計の境界位置Q2を特定する(ステップS02)。ここで、タイヤ位置演算部1001は、図4に示した境界位置テーブルTB1を参照することで、第1荷重計群又は第2荷重計群に属する荷重計の境界位置を特定することができる。
なお、第1荷重計群の群構成数が“2”であった場合、タイヤ位置演算部1001は、境界B1~B9(図3)のうち、第1荷重計群に属する、隣接する2つの荷重計の境界の位置を、境界位置Q1として特定する。また、第1荷重計群の群構成数が“3”であった場合、タイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群に属する、隣接する3つの荷重計のうち車線幅方向左側に位置する2つの荷重計の境界の位置を、境界位置Q1として特定する。
同様に、第2荷重計群の群構成数が“2”であった場合、タイヤ位置演算部1001は、境界B1~B9のうち、第2荷重計群に属する、隣接する2つの荷重計の境界の位置を、境界位置Q2として特定する。また、第2荷重計群の群構成数が“3”であった場合、タイヤ位置演算部1001は、第2荷重計群に属する、隣接する3つの荷重計のうち車線幅方向右側に位置する2つの荷重計の境界の位置を、境界位置Q2として特定する。
次に、タイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群に属する荷重計の荷重比率R1、又は、第2荷重計群に属する荷重計の荷重比率R2を演算する(ステップS03)。
ここで、第1荷重計群に属する荷重計のうち最も車線幅方向左側の荷重計で計測された荷重計測値を“wt11”とし、第1荷重計群に属する荷重計のうち最も車線幅方向右側の荷重計で計測された荷重計測値を“wt12”とすると、第1荷重計群に属する荷重計の荷重比率R1は、以下の式(1)で求められる。
R1=wt11/(wt11+wt12)・・・(1)
同様に、第2荷重計群に属する荷重計のうち最も車線幅方向左側の荷重計で計測された荷重計測値を“wt21”とし、第2荷重計群に属する荷重計のうち最も車線幅方向右側の荷重計で計測された荷重計測値を“wt22”とすると、第2荷重計群に属する荷重計の荷重比率R2は、以下の式(2)で求められる。
R2=wt22/(wt21+wt22)・・・(2)
次に、タイヤ位置演算部1001は、群構成数及び軸重に基づいて、左タイヤTLのタイヤ幅Tw1、又は、右タイヤTRのタイヤ幅Tw2を特定する(ステップS04)。ここで、タイヤ位置演算部1001は、図5に示したタイヤ幅テーブルTB2を参照することで、取得された群構成数及び軸重に基づいて右タイヤTR、左タイヤTLのそれぞれのタイヤ幅Tw1、Tw2を特定することができる。
更に、タイヤ位置演算部1001は、ステップS02で特定した境界位置Q1、ステップS03で演算した荷重比率R1、及び、ステップs04で特定したタイヤ幅Tw1を用いて左タイヤTLの第1特定位置P1を演算する(ステップS05)。
ここで、タイヤ位置演算部1001が左タイヤTLの第1特定位置P1を求める演算式は以下のとおりである。
P1=Q1-R1×Tw1・・・(3)
同様に、タイヤ位置演算部1001は、ステップS02で特定した境界位置Q2、ステップS03で演算した荷重比率R2、及び、ステップs04で特定したタイヤ幅Tw2を用いて右タイヤTRの第2特定位置P2を演算する(ステップS05)。
ここで、タイヤ位置演算部1001が右タイヤTRの第2特定位置P2を求める演算式は以下のとおりである。
P2=Q2+R2×Tw2・・・(4)
以上の通り、第1荷重計群の群構成数、又は、第2荷重計群の群構成数が2以上であった場合(ステップS01:YES)、タイヤ位置演算部1001は、上述のステップS02~S05の処理を経て左タイヤTLの第1特定位置P1、又は、右タイヤTRの第2特定位置P2を演算する。
他方、第1荷重計群の群構成数、又は、第2荷重計群の群構成数が“1”であった場合(ステップS01:NO)、タイヤ位置演算部1001は、以下のようにして、左タイヤTLの第1特定位置P1、又は、右タイヤTRの第2特定位置P2を特定する。
即ち、タイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群に属する1つの荷重計の車線幅方向左側の境界の位置を、左タイヤTLの第1特定位置P1として特定する(ステップS06)。また、タイヤ位置演算部1001は、第2荷重計群に属する1つの荷重計の車線幅方向右側の境界の位置を、右タイヤTRの第2特定位置P2として特定する(ステップS06)。
次に、タイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群に属する荷重計の荷重計測値、及び、第1荷重計群に属する荷重計の荷重計測値の両方について上記ステップS02~ステップS06の処理を行い、左タイヤTLの第1特定位置P1、及び、右タイヤTRの第2特定位置P2の両方を取得したか否かを判定する(ステップS07)。
左タイヤTLの第1特定位置P1、右タイヤTRの第2特定位置P2のいずれか片方のみしか取得していない場合(ステップS07:NO)、タイヤ位置演算部1001は、ステップS02~ステップS06の処理を再度行い、第1特定位置P1、及び、第2特定位置P2の両方を取得する。
左タイヤTLの第1特定位置P1、及び、右タイヤTRの第2特定位置P2の両方を取得済みの場合(ステップS07;YES)次に、車両情報取得部100のトレッド演算部1002は、左タイヤTLの第1特定位置P1、及び、右タイヤTRの第2特定位置P2に基づいて車両Aのトレッドを演算する(ステップS08)。具体的には、トレッド演算部1002は、右タイヤTRの第2特定位置P2から左タイヤTLの第1特定位置P1を差し引くことで車両Aのトレッドを演算する。
(車両情報取得部の処理の例)
図7~図10は、第1の実施形態に係る車両情報取得装置の処理を説明するための図である。
以下、図7~図10を参照しながら、車両情報取得装置10Bの車両情報取得部100が行う具体的な処理について詳しく説明する。
図7は、左タイヤTLによって領域G1を押圧された結果、2つの荷重計W2、W3が第1荷重計群WG1を構成し、また、右タイヤTRによって領域G2を押圧された結果、2つの荷重計W7、W8が第2荷重計群WG2を構成している様子を示している。この場合における車両情報取得部100の具体的な動作例について説明する。
まず、タイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群WG1に属する荷重計W2、W3の荷重計測値に基づいて、左タイヤTLの第1特定位置P1を特定する。
タイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群WG1の群構成数が“2”であることを取得した結果(ステップS01:YES)、図6のステップS02~S05の処理を実行する。
タイヤ位置演算部1001は、ステップS02の処理で、境界位置テーブルTB1を参照し、第1荷重計群WG1に属する荷重計W2、W3の境界B2の境界位置Q1を特定する。この場合、タイヤ位置演算部1001は、境界位置Q1を“600mm”と特定する(Q1=600mm)。
次に、タイヤ位置演算部1001は、ステップS03の処理で、第1荷重計群WG1に属する荷重計W2、W3の荷重比率R1を演算する。ここで、タイヤ位置演算部1001は、荷重計W2で計測された荷重計測値である“wt11”、及び、荷重計W3で計測された荷重計測値である“wt12”に基づいて、上述の式(1)を演算する。その結果、タイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群WG1に属する荷重計W2、W3の荷重比率R1を、例えば“20%”などと演算する(R1=20%)。
次に、タイヤ位置演算部1001は、ステップS04の処理で、タイヤ幅テーブルTB2を参照し、左タイヤTLのタイヤ幅Tw1を特定する。ここで、タイヤ位置演算部1001は、車両Aの1軸目の軸重(即ち、荷重計W2、W3、W7、W8の荷重計測値の合計)が“1000kg未満”であることを取得した結果、タイヤ幅Tw1を“200mm”と特定する(Tw1=200mm)。
そして、タイヤ位置演算部1001は、ステップS02~S04で求めた境界位置Q1、荷重比率R1及びタイヤ幅Tw1を上述の式(3)に代入して、左タイヤTLの第1特定位置P1を演算する。この結果、タイヤ位置演算部1001は、第1特定位置P1を、“560mm”と演算する(P1=560mm)。
同様に、タイヤ位置演算部1001は、第2荷重計群WG2に属する荷重計W7、W8の荷重計測値に基づいて、右タイヤTRの第2特定位置P2を特定する。
タイヤ位置演算部1001は、第2荷重計群WG2の群構成数が“2”であることを取得した結果(ステップS01:YES)、図6のステップS02~S05の処理を実行する。
タイヤ位置演算部1001は、ステップS02の処理で、境界位置テーブルTB1を参照し、第2荷重計群WG2に属する荷重計W7、W8の境界B7の境界位置Q2を特定する。この場合、タイヤ位置演算部1001は、境界位置Q2を“2100mm”と特定する(Q2=2100mm)。
次に、タイヤ位置演算部1001は、ステップS03の処理で、第2荷重計群WG2に属する荷重計W7、W8の荷重比率R2を演算する。ここで、タイヤ位置演算部1001は、荷重計W7で計測された荷重計測値である“wt21”、及び、荷重計W8で計測された荷重計測値である“wt22”に基づいて、上述の式(2)を演算する。その結果、タイヤ位置演算部1001は、第2荷重計群WG2に属する荷重計W7、W8の荷重比率R2を、例えば“30%”などと演算する(R2=30%)。
次に、タイヤ位置演算部1001は、ステップS04の処理で、タイヤ幅テーブルTB2を参照し、右タイヤTRのタイヤ幅Tw2を特定する。ここで、タイヤ位置演算部1001は、車両Aの1軸目の軸重(即ち、荷重計W2、W3、W7、W8の荷重計測値の合計)が“1000kg未満”であることを取得した結果、タイヤ幅Tw2を“200mm”と特定する(Tw2=200mm)。
そして、タイヤ位置演算部1001は、ステップS02~S04で求めた境界位置Q2、荷重比率R2及びタイヤ幅Tw2を上述の式(4)に代入して、右タイヤTRの第2特定位置P2を演算する。この結果、タイヤ位置演算部1001は、第2特定位置P2を、“2160mm”と演算する(P2=2160mm)。
最後に、トレッド演算部1002は、第2特定位置P2から第1特定位置P1を差し引くことで、車両AのトレッドL_Trを、“1600mm”と演算する(L_Tr=1600mm)。
以上のようにして、車両情報取得部100は、各荷重計W1~W10の荷重計測値に基づいて、車両Aのトレッドを特定する。
図8は、左タイヤTLによって領域G1を押圧された結果、1つの荷重計W2が第1荷重計群WG1を構成し、また、右タイヤTRによって領域G2を押圧された結果、1つの荷重計W8が第2荷重計群WG2を構成している様子を示している。この場合における車両情報取得部100の具体的な動作例について説明する。
まず、タイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群WG1に属する荷重計W2の荷重計測値に基づいて、左タイヤTLの第1特定位置P1を特定する。
タイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群WG1の群構成数が“1”であることを取得した結果(ステップS01:NO)、図6のステップS06の処理を実行する。
タイヤ位置演算部1001は、ステップS06の処理で、第1荷重計群WG1に属する1つの荷重計W2の車線幅方向左側の境界の位置(即ち、境界B1の位置)を、左タイヤTLの第1特定位置P1として特定する(P1=300mm)。
次に、タイヤ位置演算部1001は、第2荷重計群WG2に属する荷重計W8の荷重計測値に基づいて、右タイヤTRの第2特定位置P2を特定する。
タイヤ位置演算部1001は、第2荷重計群WG2の群構成数が“1”であることを取得した結果(ステップS01:NO)、図6のステップS06の処理を実行する。
タイヤ位置演算部1001は、ステップS06の処理で、第2荷重計群WG2に属する1つの荷重計W8の車線幅方向右側の境界の位置(即ち、境界B8の位置)を、右タイヤTRの第2特定位置P2として特定する(P2=2400mm)。
最後に、トレッド演算部1002は、第2特定位置P2から第1特定位置P1を差し引くことで、車両AのトレッドL_Trを、“2100mm”と演算する(L_Tr=2100mm)。
図9は、左タイヤTLによって領域G1を押圧された結果、2つの荷重計W3、W4が第1荷重計群WG1を構成している様子を示している。この場合における車両情報取得部100の具体的な動作例について説明する。ただし、図9に示す例は、図7で示した例とは異なり、車両Aの1軸目の軸重が“1000kg以上”と検出された場合に実行される処理である。
タイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群WG1の群構成数が“2”であることを取得した結果(ステップS01:YES)、図6のステップS02~S05の処理を実行する。
タイヤ位置演算部1001は、ステップS02の処理で、境界位置テーブルTB1を参照し、第1荷重計群WG1に属する荷重計W3、W4の境界B3の境界位置Q1を特定する。この場合、タイヤ位置演算部1001は、境界位置Q1を“900mm”と特定する(Q1=900mm)。
次に、タイヤ位置演算部1001は、ステップS03の処理で、第1荷重計群WG1に属する荷重計W3、W4の荷重比率R1を演算する。ここで、タイヤ位置演算部1001は、上述の式(1)の演算結果より、第1荷重計群WG1に属する荷重計W3、W4の荷重比率R1を、例えば“52%”などと演算する(R1=52%)。
次に、タイヤ位置演算部1001は、ステップS04の処理で、タイヤ幅テーブルTB2を参照し、左タイヤTLのタイヤ幅Tw1を特定する。ここで、タイヤ位置演算部1001は、車両Aの1軸目の軸重が“1000kg以上”であることを取得した結果、タイヤ幅Tw1を“500mm”と特定する(Tw1=500mm)。
そして、タイヤ位置演算部1001は、ステップS02~S04で求めた境界位置Q1、荷重比率R1及びタイヤ幅Tw1を上述の式(3)に代入して、左タイヤTLの第1特定位置P1を演算する。この結果、タイヤ位置演算部1001は、第1特定位置P1を、“640mm”と演算する(P1=640mm)。
右タイヤTRの第2特定位置P2を特定する処理、及び、トレッドL_Trを演算する処理は、上記と場合と同様であるため説明を省略する。
図10は、左タイヤTLによって領域G1を押圧された結果、3つの荷重計W2、W3、W4が第1荷重計群WG1を構成している様子を示している。この場合における車両情報取得部100の具体的な動作例について説明する。
まず、タイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群WG1に属する荷重計W2、W3、W4の荷重計測値に基づいて、左タイヤTLの第1特定位置P1を特定する。
タイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群WG1の群構成数が“3”であることを取得した結果(ステップS01:YES)、図6のステップS02~S05の処理を実行する。
タイヤ位置演算部1001は、ステップS02の処理で、境界位置テーブルTB1を参照し、第1荷重計群WG1に属する荷重計W2、W3、W4のうち車線幅方向左側の2つの荷重計W2、W3の境界B2の境界位置Q1を特定する。この場合、タイヤ位置演算部1001は、境界位置Q1を“600mm”と特定する(Q1=600mm)。
次に、タイヤ位置演算部1001は、ステップS03の処理で、第1荷重計群WG1に属する荷重計W2、W3、W4の荷重比率R1を演算する。ここで、タイヤ位置演算部1001は、最も車線幅方向左側の荷重計W2で計測された荷重計測値である“wt11”、及び、最も車線幅方向右側の荷重計W4で計測された荷重計測値である“wt12”に基づいて、上述の式(1)を演算する。その結果、タイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群WG1に属する荷重計W2、W3、W4の荷重比率R1を、例えば“45%”などと演算する(R1=45%)。
次に、タイヤ位置演算部1001は、ステップS04の処理で、タイヤ幅テーブルTB2を参照し、左タイヤTLのタイヤ幅Tw1を特定する。ここで、タイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群WG1の群構成数が“3”であることを取得した結果、タイヤ幅Tw1を“200mm”と特定する(Tw1=200mm)。ここで適用されるタイヤ幅(200mm)は、群構成数が“3”であった場合に実際に想定されるタイヤ幅“500mm”から、中央に位置する荷重計W3の車線幅方向の長さ(300mm)を差し引いたものである。
そして、タイヤ位置演算部1001は、ステップS02~S04で求めた境界位置Q1、荷重比率R1及びタイヤ幅Tw1を上述の式(3)に代入して、左タイヤTLの第1特定位置P1を演算する。この結果、タイヤ位置演算部1001は、第1特定位置P1を、“510mm”と演算する(P1=510mm)。
右タイヤTRの第2特定位置P2を特定する処理、及び、トレッドL_Trを演算する処理は、上記と場合と同様であるため説明を省略する。
(作用、効果)
以上の通り、第1の実施形態に係る車両情報取得板12は、車線幅方向に並んで車線L上に配置され、車線Lを走行する車両Aのタイヤによる押圧の荷重を計測する複数の荷重計を有する。
このようにすることで、車両情報取得板12は、タイヤによる押圧があった車線幅方向の位置を示す情報と、タイヤによる押圧の度合いを示す荷重計測値とを関連付けて出力することができる。このような荷重計測値を用いれば、走行する車両Aに関する複数の車両情報(軸重、車軸数、トレッド等)を取得することができる。
以上より、第1の実施形態に係る車両情報取得板12によれば、複数の荷重計W1~W10を並べて配置する簡素な構成であるにもかかわらず、複数種類の車両情報を取得することができる。即ち、第1の実施形態に係る車両情報取得板12によれば、料金収受システム1の設置にかかるコストを低減しつつも、料金所に進入してきた車両に関する複数種類の情報を取得することができる。
また、第1の実施形態に係る車両情報取得板12によれば、各荷重計W1~W10は、平面視で同じ形状に形成され、隣接する辺同士が隙間なく配置されている。特に本実施形態においては、各荷重計W1~W10は、平面視で長方形に形成されていることを特徴とする。
このようにすることで、長方形に区画された荷重計の、互いの辺を合わせながら並べるだけで形成することができるので、車両情報取得板を一層容易に設置することができる。また、このようにすることで、各荷重計W1~W10の境界B1~B9を明確に規定することができるので、車両情報の演算精度を高めることができる。
また、第1の実施形態に係る車両情報取得装置10Bは、車両情報取得板12と、複数の荷重計W1~W10の荷重計測値を取得する荷重計測値取得部1000と、複数の荷重計W1~W10のうち左タイヤTLに押圧された第1荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて左タイヤTLの第1特定位置P1を演算し、複数の荷重計W1~W10のうち右タイヤTRに押圧された第2荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて右タイヤTRの第2特定位置P2を演算するタイヤ位置演算部1001と、第1特定位置P1と第2特定位置P2との間の距離を車両Aのトレッドとして演算するトレッド演算部1002と、を備える。
このようにすることで、車両情報取得板12を構成する複数の荷重計W1~W10で得られた荷重計測値から車両Aのトレッドを特定することができる。
また、第1の実施形態に係るタイヤ位置演算部1001は、予め定められた左タイヤTLのタイヤ幅Tw1と、第1荷重計群に属する複数の荷重計の境界位置Q1及び荷重比率R1とに基づいて第1特定位置P1を演算する。また、タイヤ位置演算部1001は、予め定められた右タイヤTRのタイヤ幅Tw2と、第2荷重計群に属する複数の荷重計の境界位置Q2及び荷重比率R2とに基づいて第2特定位置P2を演算する(図6のステップS02~S05参照)。
このようにすることで、境界位置Q1に対する、左タイヤTLの第1特定位置P1(車線幅方向左側の端の位置)のずれの大きさが、タイヤ幅Tw1及び荷重比率R1に基づいて適切に演算される。同様に、境界位置Q2に対する、右タイヤTRの第2特定位置P2(車線幅方向右側の端の位置)のずれの大きさが、タイヤ幅Tw2及び荷重比率R2に基づいて適切に演算される。したがって、車両Aのトレッドを一層正確に演算することができる。
また、第1の実施形態に係るタイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群の群構成数が“1”であった場合には、当該第1荷重計群に属する1つの荷重計の車線幅方向左側の境界の位置を、第1特定位置P1として特定する。また、タイヤ位置演算部1001は、第2荷重計群の群構成数が“1”であった場合には、当該第2荷重計群に属する1つの荷重計の車線幅方向右側の境界の位置を、第2特定位置P2として特定する(図6のステップS06参照)。
このようにすることで、左タイヤTL又は右タイヤTRが、荷重計W1~W10の境界B1~B9を跨いで押圧しなかった場合であっても、車両Aのトレッドを精度よく演算することができる。
また、第1の実施形態に係るタイヤ位置演算部1001は、荷重計測値に基づく軸重に関連付けられたタイヤ幅を特定する(図6のステップS04参照)。
このようにすることで、計測された軸重に応じた適切なタイヤ幅を適用してトレッドを演算することができる。
なお、本実施形態に係るタイヤ位置演算部1001は、軸重に応じて適用するタイヤ幅を変更するものとして説明したが、他の実施形態においてはこの態様に限定されない。他の実施形態に係るタイヤ位置演算部1001は、「軸重」ではなく「輪重」に関連付けられたタイヤ幅を特定するものであってもよい。なお、「輪重」は、第1荷重計群又は第2荷重計群に属する荷重計(1つのタイヤに押圧された1つ又は複数の荷重計)の荷重計測値の合計で求めることができる。
また、第1の実施形態に係るタイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群の群構成数が“3”であった場合には、第1荷重計群に属する3つの荷重計のうち車線幅方向左側に位置する2つの荷重計の境界の位置を、境界位置Q1として特定する。また、タイヤ位置演算部1001は、第2荷重計群の群構成数が“3”であった場合には、第2荷重計群に属する3つの荷重計のうち車線幅方向右側に位置する2つの荷重計の境界の位置を、境界位置Q2として特定する。
このようにすることで、第1荷重計群又は第2荷重計群に属する荷重計が3つであった場合も、トレッドの演算に適用すべき境界を適切に特定することができる。
なお、本実施形態に係るタイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群又は第2荷重計群の群構成数が“3”である場合の処理ついて説明したが他の実施形態においてはこの態様に限定されない。即ち、荷重計W1~W10の車線幅方向の長さや走行する車両Aのタイヤ幅によっては、群構成数が4以上となる場合も想定される。
そのような場合であっても、他の実施形態に係るタイヤ位置演算部1001は、第1荷重計群に属する4以上の荷重計のうち最も車線幅方向左側に位置する2つの荷重計の境界の位置を、境界位置Q1として特定する。また、他の実施形態に係るタイヤ位置演算部1001は、第2荷重計群に属する4以上の荷重計のうち最も車線幅方向右側に位置する2つの荷重計の境界の位置を、境界位置Q2として特定する。
なお、第1の実施形態においては、上述した車両情報取得部100の各種処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって上記各種処理が行われる。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。更に、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、他の実施形態においては、第1の実施形態で説明した車両情報取得部100が有する各機能部の一部を、ネットワークで接続された他のコンピュータが具備する態様であってもよい。
以上のとおり、本発明に係るいくつかの実施形態を説明したが、これら全ての実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 料金収受システム
1A 通行券発行機
1B 車種判別装置
10 演算処理装置
10B 車両情報取得装置
100 車両情報取得部
1000 荷重計測値取得部
1001 タイヤ位置演算部
1002 トレッド演算部
101 車種判別処理部
11 車両検知器
12 車両情報取得板
13 NP情報読取機
W1~W10 荷重計
B0~B10 境界
TB1 境界位置テーブル
TB2 タイヤ幅テーブル
L 車線
IL 左側アイランド
IR 右側アイランド
A 車両

Claims (10)

  1. 車線幅方向に並んで車線上に配置され、前記車線を走行する車両のタイヤによる押圧の荷重を計測する複数の荷重計を有する車両情報取得板と、
    複数の前記荷重計の荷重計測値を取得する荷重計測値取得部と、
    複数の前記荷重計のうち左タイヤに押圧された第1荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて前記左タイヤの第1特定位置を演算し、複数の前記荷重計のうち右タイヤに押圧された第2荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて前記右タイヤの第2特定位置を演算するタイヤ位置演算部と、
    前記第1特定位置と前記第2特定位置との間の距離を前記車両のトレッドとして演算するトレッド演算部と、を備え、
    前記タイヤ位置演算部は、予め定められた左タイヤのタイヤ幅と、前記第1荷重計群に属する複数の荷重計の境界位置及び荷重比率とに基づいて前記第1特定位置を演算し、予め定められた右タイヤのタイヤ幅と、前記第2荷重計群に属する複数の荷重計の境界位置及び荷重比率とに基づいて前記第2特定位置を演算する、
    車両情報取得装置。
  2. 複数の前記荷重計は、平面視で同じ形状に形成され、隣接する辺同士が隙間なく配置されている
    請求項1に記載の車両情報取得装置
  3. 複数の前記荷重計は、平面視で長方形に形成されている
    請求項2に記載の車両情報取得装置
  4. 前記タイヤ位置演算部は、荷重計測値に基づく軸重又は輪重に関連付けられた前記タイヤ幅を特定する
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両情報取得装置。
  5. 前記タイヤ位置演算部は、前記第1荷重計群の群構成数が3以上であった場合には、前記第1荷重計群に属する3以上の荷重計のうち最も車線幅方向左側に位置する2つの荷重計の境界の位置を、前記境界位置として特定し、
    前記第2荷重計群の群構成数が3以上であった場合には、前記第2荷重計群に属する3以上の荷重計のうち最も車線幅方向右側に位置する2つの荷重計の境界の位置を、前記境界位置として特定する
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車両情報取得装置。
  6. 前記タイヤ位置演算部は、前記第1荷重計群の群構成数が1であった場合には、当該第1荷重計群に属する1つの荷重計の車線幅方向左側の境界の位置を、前記第1特定位置として特定し、前記第2荷重計群の群構成数が1であった場合には、当該第2荷重計群に属する1つの荷重計の車線幅方向右側の境界の位置を、前記第2特定位置として特定する
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の車両情報取得装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の車両情報取得装置を備える
    車種判別装置。
  8. 車線幅方向に並んで車線上に配置され、前記車線を走行する車両のタイヤによる押圧の荷重を計測する複数の荷重計を有する車両情報取得板を用いた車両情報取得方法であって、
    複数の前記荷重計の荷重計測値を取得するステップと、
    複数の前記荷重計のうち左タイヤに押圧された第1荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて前記左タイヤの第1特定位置を演算し、複数の前記荷重計のうち右タイヤに押圧された第2荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて前記右タイヤの第2特定位置を演算するステップと、
    前記第1特定位置と前記第2特定位置との間の距離を前記車両のトレッドとして演算するステップと、
    を有し、
    前記第1特定位置および前記第2特定位置を演算するステップでは、予め定められた左タイヤのタイヤ幅と、前記第1荷重計群に属する複数の荷重計の境界位置及び荷重比率とに基づいて前記第1特定位置を演算し、予め定められた右タイヤのタイヤ幅と、前記第2荷重計群に属する複数の荷重計の境界位置及び荷重比率とに基づいて前記第2特定位置を演算する、
    車両情報取得方法。
  9. 車線幅方向に並んで車線上に配置され、前記車線を走行する車両のタイヤによる押圧の荷重を計測する複数の荷重計を有する車両情報取得板を備える車両情報取得装置のコンピュータに、
    複数の前記荷重計の荷重計測値を取得するステップと、
    複数の前記荷重計のうち左タイヤに押圧された第1荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて前記左タイヤの第1特定位置を演算し、複数の前記荷重計のうち右タイヤに押圧された第2荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて前記右タイヤの第2特定位置を演算するステップと、
    前記第1特定位置と前記第2特定位置との間の距離を前記車両のトレッドとして演算するステップと、
    を実行させ、
    前記第1特定位置および前記第2特定位置を演算するステップでは、予め定められた左タイヤのタイヤ幅と、前記第1荷重計群に属する複数の荷重計の境界位置及び荷重比率とに基づいて前記第1特定位置を演算し、予め定められた右タイヤのタイヤ幅と、前記第2荷重計群に属する複数の荷重計の境界位置及び荷重比率とに基づいて前記第2特定位置を演算する、
    プログラム。
  10. 車線幅方向に並んで車線上に配置され、前記車線を走行する車両のタイヤによる押圧の荷重を計測する複数の荷重計を有する車両情報取得板と、
    複数の前記荷重計の荷重計測値を取得する荷重計測値取得部と、
    複数の前記荷重計のうち左タイヤに押圧された第1荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて前記左タイヤの第1特定位置を演算し、複数の前記荷重計のうち右タイヤに押圧された第2荷重計群に属する荷重計の荷重計測値に基づいて前記右タイヤの第2特定位置を演算するタイヤ位置演算部と、
    前記第1特定位置と前記第2特定位置との間の距離を前記車両のトレッドとして演算するトレッド演算部と、を備え、
    前記タイヤ位置演算部は、前記第1荷重計群の群構成数が1であった場合には、当該第1荷重計群に属する1つの荷重計の車線幅方向左側の境界の位置を、前記第1特定位置として特定し、前記第2荷重計群の群構成数が1であった場合には、当該第2荷重計群に属する1つの荷重計の車線幅方向右側の境界の位置を、前記第2特定位置として特定する、
    車両情報取得装置。
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