JP7240939B2 - 軸重データ処理装置、計測システム、軸重データ処理方法、及びプログラム - Google Patents

軸重データ処理装置、計測システム、軸重データ処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、軸重データ処理装置、計測システム、軸重データ処理方法、及びプログラムに関する。
高速道路や有料道路等の通路には、通行する車両に関する情報を取得するための各種装置が設けられている。
例えば、特許文献1には、有料道路の料金収受システムにおいて、通路を走行する車両の軸重を計測する荷重センサ等のセンサを備え、軸重データ等を取得する計測システムが開示されている。
特開2012-185530号公報
例えば、有料道路入口の車線上に設置される荷重センサから軸重データを取得する場合、有料道路入口には車両が次々に進入するため、計測システムは、取得される軸重データをデータ取得元の車両とは異なる他の車両に関連付けてしまうことがある。
このため、計測システムは、取得される軸重データを各車両に正しく関連付けることができないことがある。
この発明は、取得される軸重データを各車両に正しく関連付けることができる軸重データ処理装置、計測システム、軸重データ処理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
第1の態様は、車線上に設置され、前記車線を走行する車両の軸重を計測可能な計測部(4)から軸重データ(DA)を取得する軸重データ取得部(311)と、前記計測部の設置位置において前記車両を検知可能に設置される車両検知器(5)から車両検知信号(RA)を取得する車両検知信号取得部(312)と、前記車両検知信号に基づいて、第一車両が前記車両検知器へ進入した時刻である第一車両進入時刻(T1)と、前記第一車両が前記車両検知器から退出した時刻である第一車両退出時刻(T2)と、を特定する時刻特定部(313)と、前記車両の各車軸の検知を示す信号であって、前記第一車両進入時刻から前記第一車両退出時刻までの間に検知される軸検知信号(SA)から、前記第一車両の軸数(NA)を特定する軸数特定部(314)と、前記軸数に応じた前記軸重データを前記第一車両に関連付ける軸重データ特定部(315)と、を備え、前記軸重データ特定部が、前記第一車両進入時刻から、前記第一車両の次に到来する第二車両が前記車両検知器へ進入した時刻である第二車両進入時刻(T3)以前の所定時刻までの間に取得される前記軸重データのみを前記第一車両に関連付ける軸重データ処理装置(3)である。
本態様によれば、車両の軸数に応じた軸重データを各車両に関連付けるため、軸重データが次々に取得されても、軸重データ処理装置は、車両の軸数に応じた軸重データを各車両に関連付けることができる。
さらに、本態様によれば、軸重データ処理装置は、次に到来する車両の進入時刻以前の所定時刻までの間に取得される軸重データのみを各車両に関連付けるので、次に到来する車両の軸重データが、各車両に関連付けられにくい。
したがって、軸重データ処理装置は、取得される軸重データを各車両に正しく関連付けることができる。
第2の態様は、前記第一車両に関連付ける前記軸重データの数が前記軸数となるように、前記軸重データ特定部は、前記軸重データとして、前記軸重を計測できなかったことを示す欠損データを補い、前記第一車両に関連付ける第1の態様の軸重データ処理装置である。
本態様によれば、軸重データとして欠損データを車両に関連付けるため、取得される軸重データに欠損が生じても、軸重データ処理装置は、車両の軸数の軸重データを各車両に関連付けやすい。
このため、軸重データ処理装置は、取得される軸重データを各車両に正しく関連付けることができる。
第3の態様は、軸数特定部が、前記計測部から前記軸検知信号を取得する第1又は第2の態様の軸重データ処理装置である。
本態様によれば、軸検知信号が計測部で検知されるため、軸重データ処理装置は、軸重データが計測される時刻と車軸が検知される時刻とを近い時刻で検出することができる。
第4の態様は、前記所定時刻が、前記第一車両退出時刻である第1から第3のいずれかの軸重データ処理装置である。
本態様によれば、軸重データ処理装置は、実際に車両が進入してから退出するまでの時間に近い時間に取得される軸重データのみを各車両に関連付けることができる。
第5の態様は、前記所定時刻が、前記第二車両進入時刻である第1から第3のいずれかの軸重データ処理装置である。
本態様によれば、各車両の軸重データの取得の遅れが、次に到来する車両の進入まで許容される。
このため、第一車両退出時刻より遅れた時刻に車両の軸重データを取得しても、軸重データ処理装置は、各車両に取得される軸重データを正しく関連付けることができる。
第6の態様は、前記第一車両に関連付けられる前記軸重データから前記第一車両の総重量を取得する総重量取得部(316)をさらに備える第1から第4のいずれかの軸重データ処理装置である。
本態様によれば、軸重データ処理装置は、各車両の軸重データのみから総重量を取得することができる。
第7の態様は、第1から第6のいずれかの軸重データ処理装置と、前記計測部と、前記車両検知器と、を備える計測システムである。
本態様によれば、車両の軸数に応じた軸重データを各車両に関連付けるため、軸重データが次々に取得されても、計測システムは、車両の軸数に応じた軸重データを各車両に関連付けることができる。
さらに、本態様によれば、計測システムは、次に到来する車両の進入時刻以前の所定時刻までの間に取得される軸重データのみを各車両に関連付けるので、次に到来する車両の軸重データが、各車両に関連付けられにくい。
このため、計測システムは、取得される軸重データを各車両に正しく関連付けることができる。
第8の態様は、車線上に設置され、前記車線を走行する車両の軸重を計測可能な計測部から軸重データを取得するステップと、前記計測部の設置位置において前記車両を検知可能に設置される車両検知器から車両検知信号を取得するステップと、前記車両検知信号に基づいて、第一車両が前記車両検知器へ進入した時刻である第一車両進入時刻と、前記第一車両が前記車両検知器から退出した時刻である第一車両退出時刻と、を特定するステップと、前記車両の各車軸の検知を示す信号であって、前記第一車両進入時刻から前記第一車両退出時刻までの間に検知される軸検知信号から、前記第一車両の軸数を特定するステップと、前記軸数に応じた前記軸重データを前記第一車両に関連付けるステップと、を含み、前記関連付けるステップにおいて、前記第一車両進入時刻から、前記第一車両の次に到来する第二車両が前記車両検知器へ進入した時刻である第二車両進入時刻以前の所定時刻までの間に取得される前記軸重データのみを前記第一車両に関連付ける軸重データ処理方法である。
本態様によれば、車両の軸数に応じた軸重データを各車両に関連付けるため、軸重データが次々に取得されても、軸重データ処理方法は、車両の軸数に応じた軸重データを各車両に関連付けることができる。
さらに、本態様によれば、軸重データ処理方法は、次に到来する車両の進入時刻以前の所定時刻までの間に取得される軸重データのみを各車両に関連付けるので、次に到来する車両の軸重データが、各車両に関連付けられにくい。
このため、軸重データ処理方法は、取得される軸重データを各車両に正しく関連付けることができる。
第9の態様は、軸重データ処理装置のコンピュータに、車線上に設置され、前記車線を走行する車両の軸重を計測可能な計測部から軸重データを取得するステップと、前記計測部の設置位置において前記車両を検知可能に設置される車両検知器から車両検知信号を取得するステップと、前記車両検知信号に基づいて、第一車両が前記車両検知器へ進入した時刻である第一車両進入時刻と、前記第一車両が前記車両検知器から退出した時刻である第一車両退出時刻と、を特定するステップと、前記車両の各車軸の検知を示す信号であって、前記第一車両進入時刻から前記第一車両退出時刻までの間に検知される軸検知信号から、前記第一車両の軸数を特定するステップと、前記軸数に応じた前記軸重データを前記第一車両に関連付けるステップと、を実行させ、前記関連付けるステップにおいて、前記第一車両進入時刻から、前記第一車両の次に到来する第二車両が前記車両検知器へ進入した時刻である第二車両進入時刻以前の所定時刻までの間に取得される前記軸重データのみを前記第一車両に関連付けるプログラムである。
本態様によれば、車両の軸数に応じた軸重データを各車両に関連付けるため、軸重データが次々に取得されても、軸重データ処理装置は、車両の軸数に応じた軸重データを各車両に関連付けることができる。
さらに、本態様によれば、軸重データ処理装置は、次に到来する車両の進入時刻以前の所定時刻までの間に取得される軸重データのみを各車両に関連付けるので、次に到来する車両の軸重データが、各車両に関連付けられにくい。
このため、軸重データ処理装置は、取得される軸重データを各車両に正しく関連付けることができる。
上述の一態様によれば、取得される軸重データを各車両に正しく関連付けることができる。
第一実施形態に係る料金収受システムの概略斜視図である。 第一実施形態に係る計測システムのブロック図である。 第一実施形態に係る軸重データ処理方法のフローチャートである。 第二比較例の軸重データ処理装置における関連付けを説明する図である。 第一実施形態に係る軸重データ処理装置における関連付けを説明する図である。 第一実施形態の例に係る軸重データ処理装置における関連付けを説明する図である。 第二実施形態に係る軸重データ処理装置における関連付けを説明する図である。 第三実施形態に係る軸重データ処理装置のブロック図である。 各実施形態に係る軸重データ処理装置が備えるコンピュータのハードウェア構成の例である。
以下、本発明に係る各実施形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において同一または相当する構成には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
<第一実施形態>
第一実施形態に係る軸重データ処理装置について、図面を参照しながら説明する。
(料金収受システムの全体構成)
本実施形態の料金収受システム1は、有料道路である高速道路の入口料金所(料金形式によっては出口料金所)に設けられ、高速道路の利用者から、当該利用者が乗車する車両Aに関連した額の料金の収受を行うためのシステムである。
例えば、車両Aは、入口料金所を介して一般道路側から高速道路側へと通じる車線Lを走行している。車線Lの両側にはアイランドIが敷設されており、料金収受システム1を構成する各種装置の少なくとも一部が設置されている。
以下、車線Lが延在する方向(図1における±X方向)を「車線方向」と記載し、また、車線Lの車線方向における高速道路側(図1における+X方向側)を「下流側」と記載する。また、車線Lの車線方向における一般道路側(図1における-X方向側)を「上流側」と記載する。
さらに、車線Lの幅方向を車線幅方向(図1における±Y方向)と称し、車両Aの車高方向を上下方向(図1における±Z方向)と称する。
本実施形態では、料金収受システム1では、無線通信システムによる課金処理が行われる。
料金収受システム1は、入口料金所を通過しようとする車両Aとの間で無線による通信処理(以下、単に「無線通信」と表記)を行い、車両Aの車種に関連した課金処理を行う装置である。
例えば、料金収受システム1は、電子式料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System(登録商標)、「自動料金収受システム」ともいう)を構築するシステムの一部である。
図1に示すように、料金収受システム1は、計測システム2と、通信アンテナ6と、車種判別装置7と、を備える。
例えば、料金収受システム1は、一連の課金処理を司る図示しない課金処理部をさらに備え、取得した情報や決定した課金額の情報等を、通信回線を介して、遠隔地に設置された図示しない中央決済処理装置(上位装置)に出力してもよい。
(計測システムの構成)
計測システム2は、軸重データ処理装置3と、計測部4と、車両検知器5と、を備える。
(軸重データ処理装置の構成)
図2に示すように、軸重データ処理装置3は、Central Processing Unit(以下、「CPU」という。)31と、メモリ32と、を備える。
CPU31は、軸重データ取得部311と、車両検知信号取得部312と、時刻特定部313と、軸数特定部314と、軸重データ特定部315と、を機能的に備える。
すなわち、CPU31は、所定のプログラムに基づいて動作することで、軸重データ取得部311、車両検知信号取得部312、時刻特定部313、軸数特定部314、及び軸重データ特定部315としての機能を発揮する。
メモリ32は、軸重データ処理装置3が取得する各種データを格納する。
軸重データ取得部311は、計測部4から軸重データDAを取得する。
例えば、軸重データ取得部311は、取得した軸重データDAをメモリ32に取得順に順次格納してもよい。
車両検知信号取得部312は、車両検知器5から車両検知信号RAを取得する。
時刻特定部313は、取得した車両検知信号RAに基づいて、車両Aが車両検知器5へ進入した時刻である第一車両進入時刻T1と、車両Aが車両検知器5から退出した時刻である第一車両退出時刻T2と、を特定する。
時刻特定部313は、車両Aの次に到来する車両A(第一車両の次に到来する第二車両)が車両検知器5へ進入した時刻である第二車両進入時刻T3と、車両Aの次に到来する車両A(第一車両の次に到来する第二車両)が退出した時刻である第二車両退出時刻T4と、をさらに特定する。
同様に、時刻特定部313は、さらに続く車両Aについて、車両進入時刻、車両退出時刻を順次特定する。
軸数特定部314は、計測部4から、車両Aの各車軸の検知を示す信号である軸検知信号SAを取得する。
軸数特定部314は、第一車両進入時刻T1から第一車両退出時刻T2までの間に検知される軸検知信号SAから、車両Aの軸数NAを特定する。
この場合、軸数特定部314は、第一車両進入時刻T1から第一車両退出時刻T2までの間に検知される軸検知信号SAの数を計数し、計数された数を車両Aの軸数NAとして特定する。
すなわち、軸数特定部314は、車両Aが車両検知器5を遮光し始めてから、遮光が終わり透光状態となる時刻までの間に取得される軸検知信号SAの数を計数し、計数された数を車両Aの軸数NAとして特定する。
軸重データ特定部315は、軸数特定部314で特定される車両Aの軸数NAに応じた軸重データDAを車両Aに関連付ける。
例えば、軸重データ特定部315は、軸数特定部314で特定される車両Aの軸数NA分の軸重データDAを車両Aに関連付ける。
軸重データ特定部315は、第一車両進入時刻T1から第二車両進入時刻T3以前の所定時刻までの間に取得される軸重データDAのみを車両Aに関連付ける。
例えば、軸重データ特定部315において、第二車両進入時刻T3以前の所定時刻として、第一車両退出時刻T2が設定されてもよい。すなわち、軸重データ特定部315は、第一車両進入時刻T1から第一車両退出時刻T2までの間に取得される軸重データDAのみを車両Aに関連付けてもよい。
例えば、車両Aに関連付ける軸重データDAの数が、軸数特定部314で特定される車両Aの軸数NA分となるように、軸重データ特定部315は、軸重データDAとして、車両Aの軸重を計測できなかったことを示す欠損データを補い、欠損データを車両Aに関連付けてもよい。
軸重データ特定部315において、車両Aに関連付けられた軸重データDAは、例えば、メモリ32に格納され、軸重データ処理装置3の各種インタフェースに出力されてもよい。
また、軸重データ特定部315において、車両Aに関連付けられた軸重データDAはどのような用途に利用されてもよい。
例えば、車両Aに関連付けられた軸重データDAは、車両Aの各車軸の軸重超過の監視に用いられてもよい。
例えば、車両Aに関連付けられた軸重データDAは、車両Aの総重量の算出、総重量超過の監視に用いられてもよい。
(計測部の構成)
計測部4は、車線L上に設置されている。
計測部4は、X方向について、設置位置Pに設置されている。
計測部4は、荷重センサ41と軸検知センサ42とを備える。
計測部4は、軸重データDAと軸検知信号SAとを軸重データ処理装置3に出力する。
荷重センサ41は、車線Lの路面に車線幅方向に延びるように設けられている。
荷重センサ41は、車線Lの路面に埋設されている。
荷重センサ41は、複数の車軸を有する車両Aの軸重を車軸別に計測する。
荷重センサ41は、計測した軸重を軸重データDAとして、軸重データ処理装置3に出力する。
例えば、軸重データDAは、各軸重が計測された時刻を含むデータであってもよい。
例えば、荷重センサ41は、車両Aが荷重センサ41を踏み終えた後、車両Aの軸重データDAを軸重データ処理装置3に出力してもよい。
例えば、荷重センサ41は、車両Aが荷重センサ41を踏み終えた後、車両Aの軸重データDAを、車種判別装置7にも出力してもよい。
軸検知センサ42は、車線Lの路面に車線幅方向に延びるように設けられている。
軸検知センサ42は、車線Lの路面に埋設されている。
軸検知センサ42は、軸検知センサ42を踏みつける車両Aの各車軸を検知する。
軸検知センサ42は、各車軸を検知すると、軸検知信号SAを軸重データ処理装置3に出力する。
例えば、軸検知信号SAは、各車軸を検知した時刻を含む信号であってもよい。
例えば、軸検知センサ42は、各車軸を検知した時刻を軸検知信号SAとして出力してもよい。すなわち、軸検知センサ42は、各車軸に踏みつけられる度に、各車軸に踏まれた瞬間の時刻を軸検知信号SAとして出力してもよい。
例えば、軸検知センサ42は、各車軸の前進又は後進を判断した時刻を軸検知信号SAとして出力してもよい。
例えば、軸検知センサ42は、荷重センサ41とX方向に隣接して設けられてもよいし、X方向に同じ位置に設けられてもよい。
例えば、軸検知センサ42は、荷重センサ41に含まれてもよい。すなわち、荷重センサ41で取得される信号から、軸検知センサ42は各車軸を検知してもよい。
例えば、軸検知センサ42は、各車軸の前進又は後進を判断した時刻を軸検知信号SAとして、車種判別装置7にも出力してもよい。
(車両検知器の構成)
車両検知器5は、アイランドI上に設置されている。
車両検知器5は、計測部4の設置位置において車両Aを検知可能に設置されている。
車両検知器5は、車両検知信号RAを軸重データ処理装置3に出力する。
例えば、車両検知器5は、車線Lにおける車両検知器5が設置される位置を、車両Aが通過し始める時刻において、OFFからONとなる信号を出力してもよい。
例えば、車両検知器5は、車線Lにおける車両検知器5が設置される位置を、車両Aが通過し終わる時刻において、ONからOFFとなる信号を出力してもよい。
例えば、車両検知器5は、透過式車両検知器であってもよい。
すなわち、車両検知器5は、車線Lを車線幅方向(±Y方向)に挟んで対向する投光塔及び受光塔を通じて、車線Lを走行する車両A(車体)の存在の有無を判定し、車両通過情報として車体一台分の所定位置の通過を検知してもよい。
透過式車両検知器である場合、車両検知器5は、車両Aが車両検知器5を遮光し始めた瞬間の時刻において、OFFからONとなる信号を出力する。
透過式車両検知器である場合、車両検知器5は、車両Aによる車両検知器5の遮光が終わり、透光状態となった瞬間の時刻において、ONからOFFとなる信号を出力する。
例えば、車両検知器5は、X方向について、計測部4の設置位置Pと同じ位置に設置されてもよい。
車両検知器5は、他の実施形態においては透過式車両検知器の態様に限定されない。すなわち、他の実施形態に係る車両検知器5は、反射式車両検知器であってもよい。
例えば、車両検知器5は、検知した車両検知信号RAを、車種判別装置7にも出力してもよい。
(通信アンテナの構成)
通信アンテナ6は、車両Aの車載器αとの間で無線による通信処理(以下、単に「無線通信」と表記)を行う。具体的には、通信アンテナ6は、所定周波数(例えば、5.8GHz程度)の電磁波を送受可能に形成されており、当該電磁波を介することで到来した車両Aが搭載する車載器αとの無線通信を行う。
例えば、通信アンテナ6は、車両検知器5よりも下流側に設けられてもよい。
(車種判別装置の構成)
車種判別装置7は、アイランドI上に設置されている。
例えば、車種判別装置7は、料金収受システム1の各種センサにより検出される車線Lに進入した車両Aの車長、車高、軸数(車軸数)、軸重、ナンバープレート情報等を取得してもよい。
車種判別装置7は、各種センサを通じて得られる種々の情報(車長、車高、軸数、ナンバープレート情報等)に基づいて、車線Lに進入した車両Aの車種区分を特定する。
例えば、車種区分は、“軽自動車/二輪車”、“普通車”、“中型車”、“大型車”及び“特大車”の5分類とされる。
例えば、料金収受システム1は、車種判別装置7が特定した車種区分から、車両Aの車種区分に応じた料金を課金してもよい。
(動作)
軸重データ処理装置3の動作について説明する。
軸重データ処理装置3の動作は、本実施形態の軸重データ処理方法に相当する。
まず、図3に示すように、軸重データ取得部311は、計測部4から軸重データDAを取得する(ST01:軸重データを取得ステップ)。
ST01の実施と並行して、車両検知信号取得部312は、車両検知器5から車両検知信号RAを取得する(ST02:車両検知信号を取得するステップ)。
さらに、ST01及びST02の実施と並行して、軸数特定部314は、軸検知センサ42から軸検知信号SAを取得してもよい(ST03:軸検知信号を取得するステップ)。
ST01、ST02及びST03の実施に続いて、時刻特定部313は、車両検知信号RAに基づいて、車両Aが車両検知器5へ進入した時刻である第一車両進入時刻T1と、車両Aが車両検知器5から退出した時刻である第一車両退出時刻T2と、を特定する(ST04:進入時刻及び退出時刻を特定するステップ)。
ST04の実施に続いて、軸数特定部314は、第一車両進入時刻T1から第一車両退出時刻T2までの間に検知される軸検知信号SAから、車両Aの軸数NAを特定する(ST05:軸数を特定するステップ)。
ST05の実施に続いて、軸重データ特定部315は、軸数特定部314で特定される車両Aの軸数NAに応じた軸重データDAを車両Aに関連付ける(ST06:車両に関連付けるステップ)。
ST06の実施において、軸重データ特定部315は、第一車両進入時刻T1から車両Aの次に到来する車両Aが車両検知器5へ進入した時刻である第二車両進入時刻T3以前の所定時刻までの間に取得される軸重データDAのみを車両Aに関連付ける。
例えば、ST06の実施において、軸重データ特定部315は、第一車両進入時刻T1から第一車両退出時刻T2までの間に取得される軸重データDAのみを車両Aに関連付けてもよい。
ST06の実施に続いて、再びST01、ST02及びST3を実施する。
(作用及び効果)
本実施形態によれば、車両Aの軸数NAに応じた軸重データDAを車両Aに関連付けるため、軸重データDAが次々に取得されても、軸重データ処理装置3は、車両Aの軸数NAに応じた軸重データDAを各車両Aに関連付けることができる。
さらに、本実施形態によれば、軸重データ処理装置3は、各車両Aの進入時刻から、次に到来する車両Aの進入時刻以前の所定時刻までの間に取得される軸重データDAのみを各車両Aに関連付けるので、次に到来する車両Aの軸重データDAが、各車両に関連付けられにくい。
したがって、軸重データ処理装置3は、取得される軸重データDAを各車両Aに正しく関連付けることができる。
第一比較例として、軸重データ処理装置が、車両の軸数にかかわらず、車両が検知されている間に取得された軸重データを車両に関連付けるとする。第一比較例の軸重データ処理装置の場合、車両が検知されている間に取得された軸重データを車両に関連付けるだけなので、第一比較例の軸重データ処理装置は、車両の軸数に応じた軸重データを取得できたか否かを識別することができない。
これに対し、本実施形態によれば、車両Aの軸数NAに応じた軸重データDAを各車両Aに関連付けるため、軸重データ処理装置3は、少なくとも車両Aの軸数NAに応じた軸重データを取得できたか否かを識別することができる。
また、計測される軸重データに欠損が生じると、車両の軸重データが不足することがある。
第一比較例として、軸重データ処理装置が、車両の軸数にかかわらず、車両が検知されている間に取得された軸重データを車両に関連付けるとする。第一比較例の軸重データ処理装置の場合、車両が検知されている間に取得された軸重データを車両に関連付けるだけなので、データ処理を遂行できないことがある。例えば、車両の進入が検知されている間に軸重データを全く取得できない場合、第一比較例の軸重データ処理装置は、どのようにデータ処理を遂行すればよいのか判別がつかない。
これに対し、本実施形態によれば、欠損が生じても、欠損データを含む車両Aの軸数NAに応じた軸重データDAを各車両Aに関連付けることができるため、軸重データ処理装置3は、欠損の有無にかかわらず、データ処理を遂行できる。
また、本実施形態によれば、軸重データDAとして欠損データを補い、車両Aに関連付けるため、取得される軸重データDAに欠損が生じても、軸重データ処理装置3は、車両Aの軸数NAに応じた軸重データDAを各車両Aに関連付けやすい。
このため、軸重データ処理装置3は、取得される軸重データDAを各車両Aに正しく関連付けることができる。
さらに、他の軸重データDAと区別できる欠損データを補い、車両Aに関連付ければ、車両Aに関連付けられる軸重データDAに欠損データがあることが認識できる。
他の軸重データDAと欠損データとを区別するには、例えば、他の軸重データDAを数字データ、欠損データを文字データとしてもよい。
また、本実施形態によれば、軸検知信号SAが計測部4で検知されるため、軸重データ処理装置3は、軸重データDAが計測される時刻と車軸が検知される時刻とを近い時刻で検出することができる。
また、本実施形態によれば、軸重データ処理装置3は、第一車両進入時刻T1から第一車両退出時刻T2までの間に取得される軸重データDAのみを車両Aに関連付けるため、実際に車両Aが進入してから退出するまでの時間に近い時間に取得される軸重データDAのみを各車両Aに関連付けることができる。
例えば、2軸を有する車両が、荷重センサを次々通過し、次々に軸重データが取得されるとする場合について説明する。
第二比較例として、軸重データ処理装置が、軸重データが取得される時刻にかかわらず、各車両に2つずつ順に軸重データを機械的に関連付けるとする。
この場合、取得される軸重データに欠損が生じない正常時であれば、図4に示すように、第二比較例の軸重データ処理装置は、車両A1に2つの軸重データD1を、車両A2に2つの軸重データD2を、車両A3に軸重データD3をそれぞれ関連付けることができる。
しかし、軸重データD1の1つが欠損するような異常時においては、第二比較例の軸重データ処理装置は、車両A1に軸重データD2を、車両A2に軸重データD3を、車両A3には続く他の車両の軸重データを関連付けてしまうため、一度ずれると関連付けがずれ続けてしまう。
これに対し、本実施形態によれば、軸重データ処理装置3は、各車両に軸重データを関連付ける際に、軸重データが取得される時刻と、各車両の進入時刻及び退出時刻に基づいて関連付ける。
このため、図5に示すように、欠損データが生じても、関連付けがずれることがない。
<第二実施形態>
第二実施形態に係る軸重データ処理装置について図面を参照しながら説明する。
第二実施形態において、軸重データ処理装置3は、第一実施形態に示した機能に加えて、軸重データ特定部315において設定されている「第二車両進入時刻T3以前の所定時刻」が別の観点で特定されている。
なお、第二実施形態の料金収受システム1が備える各構成要素は、特に言及する場合を除き、第一実施形態と同様に構成され、同様に機能するので、重複する説明については省略する。
本実施形態では、軸重データ特定部315において、第二車両進入時刻T3以前の所定時刻として、第二車両進入時刻T3が設定される。
すなわち、軸重データ特定部315は、第一車両進入時刻T1から第二車両進入時刻T3までの間に取得される軸重データDAのみを車両Aに関連付ける。
本実施形態によれば、各車両Aの軸重データDAの取得の遅れが、次に到来する車両Aの進入まで許容される。
第一実施形態の例のように、軸重データ特定部315が、第一車両進入時刻T1から第一車両退出時刻T2までの間に取得される軸重データDAのみを車両Aに関連付けるとする。
他方、通信による遅れや各時刻の基準のずれ等により、車両検知器5における各車両Aの進入及び退出のタイミングに対し、軸重データDAは、実際の時刻より遅れて取得されることがある。
このような場合、軸重データDAの検出遅れにより、図6に示すように、2軸目の軸重データDAが第一車両退出時刻T2より遅れて検出されると、2軸目の軸重データDAを車両Aに関連付けることができないことがある。
これに対し、本実施形態では、軸重データ特定部315は、第一車両進入時刻T1から第二車両進入時刻T3までの間に取得される軸重データDAのみを車両Aに関連付ける。
このため、図7に示すように、2軸目の軸重データDAが第一車両退出時刻T2より遅れて取得されても、第二車両進入時刻T3まで検出されれば、2軸目の軸重データDAを車両Aに正しく関連付けることができる。
したがって、本実施形態によれば、第一車両退出時刻T2より遅れた時刻に車両Aの軸重データDAを取得しても、軸重データ処理装置3は、取得される軸重データDAを各車両Aに正しく関連付けることができる。
<第三実施形態>
第三実施形態に係る軸重データ処理装置について図面を参照しながら説明する。
第三実施形態において、軸重データ処理装置3は、第一又は第二実施形態に示した機能に加えて、総重量を取得できる。
なお、第三実施形態の料金収受システム1が備える各構成要素は、特に言及する場合を除き、第一又は第二実施形態と同様に構成され、同様に機能するので、重複する説明については省略する。
図8に示すように、本実施形態では、軸重データ処理装置3は、総重量取得部316をさらに備える。
総重量取得部316は、車両Aに関連付けられる軸重データDAから車両Aの総重量を取得する。
例えば、取得された各車両Aの総重量は、メモリ32に格納され、軸重データ処理装置3の各種インタフェースに出力されてもよい。
例えば、総重量取得部316は、車両Aに関連付けられる軸重データDAの総和を車両Aの総重量として取得する。
したがって、本実施形態によれば、軸重データ処理装置3は、各車両Aの軸重データDAのみから総重量を取得することができる。
例えば、総重量取得部316は、車両Aに関連付けられる軸重データDAに欠損データがある場合は、「算出不能」、「総重量不明」等、総重量を取得できなかった旨を示すデータを取得してもよい。
上述の第一比較例の軸重データ処理装置において、車両の進入が検知されている間に取得される軸重データを加算することによって、車両の総重量を算出すると、欠損による軸重データの不足があっても、総重量として算出されてしまう。
これに対し、本実施形態の軸重データ処理装置3の例のように、総重量を取得できなかった旨を示すデータを取得できれば、欠損による軸重データの不足時に、総重量取得部316は、総重量として算出してしまうことを防ぐことができる。
<変形例>
上述の各実施形態では、軸数特定部314は、計測部4から軸検知信号SAを取得しているが、どのような装置から軸検知信号SAを取得してもよい。
変形例として、軸数特定部314は、車種判別装置7から軸検知信号SAを取得してもよい。
上述の各実施形態では、計測システム2は、計測部4及び車両検知器5を備えるが、どのような計測部4及び車両検知器5を利用してもよい。
変形例として、計測システム2は、計測部4として、料金収受システムに既存の計測部を利用してもよい。
他の変形例として、計測システム2は、車両検知器5として、料金収受システムに既存の車両検知器を利用してもよい。
上述の各実施形態では、計測システム2は、電子式料金収受システムに設けられているが、どのようなシステムに設けられてもよい。
変形例として、計測システム2は、料金自動収受機を備えるシステムに設けられてもよい。
他の変形例として、計測システム2は、収受員により料金を収受する有人の料金所に設けられてもよい。
さらに他の変形例として、また、計測システム2は、単独のシステムであってもよい。
上述の各実施形態では、計測システム2は、アイランドIに敷設されるセパレートレーン方式の料金収受システム1に適用されているが、変形例として、フリーフロー方式の料金収受システムに適用されてもよい。
なお、上述の各実施形態においては、軸重データ処理装置3の各種機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをマイコンといったコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各種処理を行うものとしている。ここで、コンピュータシステムのCPUの各種処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって上記各種処理が行われる。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
上述の各実施形態において、軸重データ処理装置3の各種機能を実現するためのプログラムを実行させるコンピュータのハードウェア構成の例について説明する。
図9に示すように、軸重データ処理装置3が備えるコンピュータは、CPU31と、メモリ32と、記憶/再生装置33と、Input Output Interface(以下、「IO I/F」という。)34と、通信Interface(以下、「通信I/F」という。)35と、を備える。
メモリ32は、軸重データ処理装置3で実行されるプログラムで使用されるデータ等を一時的に記憶するRandom Access Memory(以下、「RAM」という。)等の媒体である。
記憶/再生装置33は、CD-ROM、DVD、フラッシュメモリ等の外部メディアへデータ等を記憶したり、外部メディアのデータ等を再生したりするための装置である。
IO I/F34は、軸重データ処理装置3と他の装置との間で情報等の入出力を行うためのインタフェースである。
通信I/F35は、インターネット、専用通信回線等の通信回線を介して、他の装置との間で通信を行うインタフェースである。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
1 料金収受システム
2 計測システム
3 軸重データ処理装置
4 計測部
5 車両検知器
6 通信アンテナ
7 車種判別装置
31 CPU
32 メモリ
33 記憶/再生装置
34 IO I/F
35 通信I/F
41 荷重センサ
42 軸検知センサ
311 軸重データ取得部
312 車両検知信号取得部
313 時刻特定部
314 軸数特定部
315 軸重データ特定部
316 総重量取得部
A 車両
DA 軸重データ
I アイランド
L 車線
NA 軸数
P 設置位置
RA 車両検知信号
SA 軸検知信号
T1 第一車両進入時刻
T2 第一車両退出時刻
T3 第二車両進入時刻
T4 第二車両退出時刻
α 車載器

Claims (9)

  1. 車線上に設置され、前記車線を走行する車両の軸重を計測可能な計測部から軸重データを取得する軸重データ取得部と、
    前記計測部の設置位置において前記車両を検知可能に設置される車両検知器から車両検知信号を取得する車両検知信号取得部と、
    前記車両検知信号に基づいて、第一車両が前記車両検知器へ進入した時刻である第一車両進入時刻と、前記第一車両が前記車両検知器から退出した時刻である第一車両退出時刻と、を特定する時刻特定部と、
    前記車両の各車軸の検知を示す信号であって、前記第一車両進入時刻から前記第一車両退出時刻までの間に検知される軸検知信号から、前記第一車両の軸数を特定する軸数特定部と、
    前記軸数に応じた前記軸重データを前記第一車両に関連付ける軸重データ特定部と、を備え、
    前記軸重データ特定部が、前記第一車両進入時刻から、前記第一車両の次に到来する第二車両が前記車両検知器へ進入した時刻である第二車両進入時刻以前の所定時刻までの間に取得される前記軸重データのみを前記第一車両に関連付ける軸重データ処理装置。
  2. 前記第一車両に関連付ける前記軸重データの数が前記軸数となるように、前記軸重データ特定部は、前記軸重データとして、前記軸重を計測できなかったことを示す欠損データを補い、前記第一車両に関連付ける請求項1に記載の軸重データ処理装置。
  3. 軸数特定部が、前記計測部から前記軸検知信号を取得する請求項1又は2に記載の軸重データ処理装置。
  4. 前記所定時刻が、前記第一車両退出時刻である請求項1から3のいずれか一項に記載の軸重データ処理装置。
  5. 前記所定時刻が、前記第二車両進入時刻である請求項1から3のいずれか一項に記載の軸重データ処理装置。
  6. 前記第一車両に関連付けられる前記軸重データから前記第一車両の総重量を取得する総重量取得部をさらに備える請求項1から5のいずれか一項に記載の軸重データ処理装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の軸重データ処理装置と、
    前記計測部と、
    前記車両検知器と、
    を備える計測システム。
  8. 軸重データ処理装置の軸重データ取得部が、車線上に設置され、前記車線を走行する車両の軸重を計測可能な計測部から軸重データを取得するステップと、
    前記軸重データ処理装置の車両検知信号取得部が、前記計測部の設置位置において前記車両を検知可能に設置される車両検知器から車両検知信号を取得するステップと、
    前記軸重データ処理装置の時刻特定部が、前記車両検知信号に基づいて、第一車両が前記車両検知器へ進入した時刻である第一車両進入時刻と、前記第一車両が前記車両検知器から退出した時刻である第一車両退出時刻と、を特定するステップと、
    前記軸重データ処理装置の軸数特定部が、前記車両の各車軸の検知を示す信号であって、前記第一車両進入時刻から前記第一車両退出時刻までの間に検知される軸検知信号から、前記第一車両の軸数を特定するステップと、
    前記軸重データ処理装置の軸重データ特定部が、前記軸数に応じた前記軸重データを前記第一車両に関連付けるステップと、を含み、
    前記関連付けるステップにおいて、前記軸重データ特定部が、前記第一車両進入時刻から、前記第一車両の次に到来する第二車両が前記車両検知器へ進入した時刻である第二車両進入時刻以前の所定時刻までの間に取得される前記軸重データのみを前記第一車両に関連付ける軸重データ処理方法。
  9. 軸重データ処理装置のコンピュータに、
    車線上に設置され、前記車線を走行する車両の軸重を計測可能な計測部から軸重データを取得するステップと、
    前記計測部の設置位置において前記車両を検知可能に設置される車両検知器から車両検知信号を取得するステップと、
    前記車両検知信号に基づいて、第一車両が前記車両検知器へ進入した時刻である第一車両進入時刻と、前記第一車両が前記車両検知器から退出した時刻である第一車両退出時刻と、を特定するステップと、
    前記車両の各車軸の検知を示す信号であって、前記第一車両進入時刻から前記第一車両退出時刻までの間に検知される軸検知信号から、前記第一車両の軸数を特定するステップと、
    前記軸数に応じた前記軸重データを前記第一車両に関連付けるステップと、を実行させ、
    前記関連付けるステップにおいて、前記第一車両進入時刻から、前記第一車両の次に到来する第二車両が前記車両検知器へ進入した時刻である第二車両進入時刻以前の所定時刻までの間に取得される前記軸重データのみを前記第一車両に関連付けるプログラム。
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