JP2018146286A - ナンバープレート情報関連付けシステムおよび重量計測システム - Google Patents

ナンバープレート情報関連付けシステムおよび重量計測システム Download PDF

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Abstract

【課題】計測した重量に係る車両をより精度よく特定できるナンバープレート情報関連付けシステムおよび重量計測システムを提供する。【解決手段】重量計測システム1は、道路に設置された荷重センサ5により計測された車両Tの重量および重量計測時刻を含む重量情報J1を取得し、車両Tを撮影するカメラによって撮影された画像から車両Tのナンバープレート情報を読み出し、ナンバープレート情報および当該画像の撮影時刻を含む車両情報J2を記録して、重量情報J1および車両情報J2を重量計測時刻および撮影時刻に基づいて関連付ける。【選択図】図2

Description

本発明は、ナンバープレート情報関連付けシステムおよび重量計測システムに関する。
車両の走行による道路への影響は車両の重さに比例する。そのため、道路構造の保全を目的の一つとして、高速自動車国道などでは走行可能な車両の総重量および軸重が制限されている。
現状では、高速自動車国道の入口となる料金所などに軸重計測装置を設置し、流入する車両の重量(軸重および総重量)を計測して、これらの制限値を超える違反車両が検出されると次の出口からの流出を指示する警告メッセージを表示する。これにより、違反車両が高速自動車国道を走行し続けることを抑制している。
上述した軸重計測装置では、統計を目的として流入する車両の重量と計測時刻とを記録するものの、例えば、ナンバープレート(自動車登録番号標、車両番号標)に示される情報などの違反車両を特定する情報を取得することができず、効果的な取り締まりを行うことができなかった。
そこで、例えば、特許文献1には、車両検知器によって車両検知エリアへの車両の進入が検知されると、撮像カメラの画像から車両のナンバープレート情報を読み取るとともに荷重センサによって軸重を計測する技術が開示されており、このような技術を上述した軸重計測装置に適用することで違反車両を特定することが考えられる。
特開2011−64462号公報
しかしながら、上述した軸重計測装置に特許文献1に開示された技術を適用するためには、軸重計測装置による軸重計測と撮像カメラによる撮像とを同期させるなど、現状の装置構成を大きく変更する必要がある。そのため、コストなどの観点から既存設備を活用しつつ違反車両を特定できるシステムが求められている。
そこで、本発明は、計測した重量に係る車両をより精度よく特定できるナンバープレート情報関連付けシステムおよび重量計測システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様のナンバープレート情報関連付けシステムは、道路に設置された荷重センサにより計測された車両の重量および重量計測時刻を含む重量情報を取得する情報取得部と、前記車両を撮影するカメラと、前記カメラによって撮影された画像から前記車両のナンバープレート情報を読み出す情報読取部と、前記情報読取部によって前記画像から読み出された前記ナンバープレート情報および当該画像の撮影時刻を含む車両情報を記録する情報記録部と、前記重量情報および前記車両情報を前記重量計測時刻および前記撮影時刻に基づいて関連付ける突合部と、を有していることを特徴とする。
本発明によれば、車両の重量および重量計測時刻を含む重量情報ならびにナンバープレート情報および当該ナンバープレート情報に係る画像の撮影時刻を含む車両情報を、重量計測時刻および画像の撮影時刻に基づいて関連付ける。このようにしたことから、重量情報と車両情報とをそれぞれ別々に記録したのち、各情報に係る時刻を基に突き合わせて、精度よく関連付けることができる。
本発明においては、前記重量計測時刻が、前記荷重センサにより前記車両の先頭車軸の軸重が計測された時刻であり、前記カメラが、前記先頭車軸が前記荷重センサを通過した後の前記車両の前面を撮影するように、前記荷重センサより前方に配置され、前記突合部が、前記重量情報と、当該重量情報に含まれる前記重量計測時刻を基準として設定される関連付け判定期間内にある前記撮影時刻を含む前記車両情報とを関連付けるように構成されていることが好ましい。このようにすることで、重量計測時刻を基準として設定される関連付け判定期間により重量情報と関連付ける車両情報を絞り込むことができるので、重量情報および車両情報をより精度よく関連付けることができる。
本発明においては、前記関連付け判定期間が、前記荷重センサが設置された前記道路を通過する前記車両の想定速度範囲に基づいて設定されることが好ましい。このようにすることで、想定速度範囲内で車両がより確実にカメラに撮影されるようにできるので、車両の撮影不具合を抑制することができる。
本発明においては、前記関連付け判定期間の設定値が入力される設定値入力部をさらに有し、前記突合部が、設定値入力部に入力された前記設定値を前記関連付け判定期間として設定するように構成されていることが好ましい。このようにすることで、システムの設置後に関連付け判定期間を変更できるので、関連付け判定期間を調整して、重量情報および車両情報の関連付け精度を高めることができる。
本発明においては、前記車両に搭載された料金収受システムの車載器が有する固有番号を読み取る路側器をさらに有し、前記情報記録部が、前記車両情報に前記固有番号を含めて記録するように構成されていることが好ましい。このようにすることで、例えば、ナンバープレートの状態や気象条件などの影響により、カメラにより撮影された画像からナンバープレート情報を正常に読み出すことができなかった場合に、車両を特定する情報として、ナンバープレート情報に代えて車載器が有する固有番号を用いることができる。
本発明においては、前記突合部が、重量制限値以上となる前記車両の重量を含む前記重量情報および当該重量情報に関連付けられた前記車両情報の前記ナンバープレート情報を記録するように構成されていることが好ましい。このようにすることで、常習的に重量制限違反を行う車両を特定することができる。
上記目的を達成するために、本発明の他の一態様の重量計測システムは、道路に設置された荷重センサと、前記荷重センサにより計測された車両の重量および重量計測時刻を含む重量情報を記録する重量情報記録部を有する重量計測装置と、前記車両を撮影するカメラと、前記カメラにより撮影された画像から前記車両のナンバープレート情報を読み出す情報読取部ならびに前記情報読取部によって前記画像から読み出された前記車両のナンバープレート情報および当該画像の撮影時刻を含む車両情報を記録する情報記録部を有する収集装置と、前記重量計測装置から前記重量情報を取得し、前記収集装置から前記車両情報を取得する情報取得部、ならびに、前記重量情報および前記車両情報を前記重量計測時刻および前記撮影時刻に基づいて関連付ける突合部を有する突合装置と、を有していることを特徴とする。
本発明によれば、車両の重量および重量計測時刻を含む重量情報ならびにナンバープレート情報および当該ナンバープレート情報に係る画像の撮影時刻を含む車両情報を、重量計測時刻および画像の撮影時刻に基づいて関連付ける。このようにしたことから、重量情報と車両情報とをそれぞれ別々に記録したのち、各情報に係る時刻を基に突き合わせて、精度よく関連付けることができる。
本発明によれば、計測した重量に係る車両をより精度よく特定できる。
本発明の一実施形態に係る重量計測システムの概略構成を示す図である。 図1の重量計測システムの機能ブロック図である。 図1の重量計測装置によって記録される重量情報の一例を示す図である。 図1の収集装置によって記録される車両情報の一例を示す図である。 図1の突合装置によって行われる重量情報と車両情報との関連付け処理を示すイメージ図である。 図1の突合装置によって関連付けられた重量情報と車両情報との一例を示す図である。 図1の突合装置の表示操作部に表示される画面の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る重量計測システムについて、各図を参照して説明する。本実施形態の重量計測システムは、高速自動車国道の入口となる料金所に流入する車両の重量(軸重および総重量)を計測して、計測した重量とナンバープレート情報とを関連付けて記録するものである。
図1は、本発明の一実施形態に係る重量計測システムの概略構成を示す図であり、図2は、図1の重量計測システムの機能ブロック図である。なお、本実施形態においては、図1左を前方とし、図1右を後方としている。
図1に示すように、本実施形態の重量計測システム1は、荷重センサ5と、カメラ6と、路側器7と、重量計測装置10と、収集装置20と、突合装置30と、を備えている。
荷重センサ5は、道路としての料金所レーンLに埋設されており、料金所レーンLを通過する車両Tの車軸毎の重量である軸重を計測する。荷重センサ5は、軸重を計測すると、即時に当該軸重を含む軸重信号を生成して重量計測装置10に出力する。
カメラ6は、料金所レーンLの路側に立設された支柱Pに取り付けられており、先頭車軸が荷重センサ5を通過した後の車両Tの前面を撮影するように、荷重センサ5より前方に配置されている。具体的には、本実施形態において、カメラ6は荷重センサ5の前方端を起点として10mの範囲を毎秒30フレームで撮影する。カメラ6は、画像を撮影すると、即時に当該画像を含む画像信号を生成して収集装置20に出力する。
路側器7は、カメラ6と同様に支柱Pに取り付けられている。路側器7は、車両Tに搭載された図示しないETC(Electronic Toll Collection;自動料金収受システム)用の車載器と通信を行い、当該車載器が有する固有番号であるWCN(Wireless Call Number)を取得する。路側器7は、WCNを取得すると、即時に当該WCNを含むWCN信号を生成して収集装置20に出力する。なお、重量計測システム1は路側器7を省略した構成としてもよい。
重量計測装置10、収集装置20および突合装置30は、それぞれが図示しないCPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)、メモリおよび記憶部を有するコンピュータで構成されている。
重量計測装置10のCPUは、メモリに格納されたプログラムを実行することにより、後述する重量情報記録部11および時間取得部14などの各種機能部として機能する。また、重量計測装置10の記憶部13は、例えば、ハードディスク装置などで構成されており、図3に例示するような重量情報J1を含む重量情報リストT1を記憶する。
重量情報記録部11は、荷重センサ5によって計測された料金所レーンLを通過する車両Tの各軸重、総重量、および重量計測時刻を記憶部13に書き込む(すなわち記録する)。具体的には、重量情報記録部11は、荷重センサ5によって出力された軸重信号を受信して車両Tの各軸重を取得するとともに、各軸重の合計を総重量として算出する。重量情報記録部11は、所定の空白期間(例えば0.2秒)が経過した以降に荷重センサ5から軸重信号が出力されると先頭車軸に係る第1軸重を含む軸重信号と認識し、それ以降に受信する軸重信号を第2軸重、第3軸重、・・・として認識する。そして、重量情報記録部11は、最後に軸重信号を受けてから上記空白期間内に新たな軸重信号が出力されないと、車両Tの全ての車軸が荷重センサ5を通過したものとして、第1軸重に係る軸重信号を受信した時刻(すなわち第1軸重を計測した時刻と同一とみなせる時刻)を重量計測時刻として、この重量計測時刻、総重量および第1軸重〜第6軸重を対応付けた重量情報J1を記憶部13に順次記録する。なお、記録する軸重数については、6軸に限らず、本システムを適用する道路等に応じて任意に変更してもよい。
時間取得部14は、定期的(例えば2時間毎)に突合装置30に時間問い合わせを行い、重量計測装置10で用いる時間を突合装置30の時間と合わせる。
収集装置20のCPUは、メモリに格納されたプログラムを実行することにより、後述する情報読取部21、情報記録部22および時間取得部24などの各種機能部として機能する。また、収集装置20の記憶部23は、図4に例示するような車両情報J2を含む車両情報リストT2を記憶する。
情報読取部21は、カメラ6によって出力された画像信号を受信し、当該画像信号に含まれる画像を解析してナンバープレートに示されるナンバープレート情報を読み取る。本実施形態において、ナンバープレート情報とは、「陸運支局」、「分類番号」、「かな」、「一連指定番号」、「塗色」、「サイズ」の中から選択された1つまたは複数の情報を含む。ナンバープレート情報は、少なくとも「一連指定番号」を含むことが好ましい。また、情報読取部21は、ナンバープレート情報を読み出した画像に係る画像信号を受信した時刻(すなわち画像を撮影した時刻と同一とみなせる時刻)を当該画像の撮影時刻として取得する。さらに、情報読取部21は、路側器7によって出力されたWCN信号を受信し、WCNを読み出すとともに当該WCN信号を受信した時刻(すなわちWCNを車載器から取得した時刻と同一とみなせる時刻)をWCN取得時刻として取得する。本実施形態において、軽自動車のナンバープレートにおける「車両番号」は「一連指定番号」として扱われる。
情報記録部22は、ナンバープレート情報と当該ナンバープレート情報を読み出した画像の撮影時刻とを対応付けた車両情報J2を記憶部23に書き込む(すなわち記録する)。車両情報J2には、ナンバープレート情報を読み出した画像に係る情報(例えば当該画像のファイル名など)を対応付けてもよい。同一のナンバープレート情報を含む複数の車両情報J2が存在する場合、これら複数の車両情報J2はそのうちの1つの車両情報J2に統合され、統合された車両情報J2には複数の画像が対応付けられる。
また、情報記録部22は、車両情報J2に含まれる画像の撮影時刻と同一またはほぼ同一のWCN取得時刻となるWCNを当該車両情報J2にさらに含めて記録する。このようにすることで、例えば、ナンバープレートの状態や気象条件などの影響により、カメラ6により撮影された画像からナンバープレート情報を正常に読み出すことができなかった場合に、車両Tを特定する情報として、ナンバープレート情報に代えて車載器が有するWCNを用いることができる。
時間取得部24は、定期的(例えば2時間毎)に突合装置30に時間問い合わせを行い、収集装置20で用いる時間を突合装置30の時間と合わせる。
突合装置30のCPUは、メモリに格納されたプログラムを実行することにより、後述する情報取得部31、突合部32および時間提供部34などの各種機能部として機能する。また、突合装置30の記憶部33は、例えば、ハードディスク装置などで構成されている。また、突合装置30は、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力装置およびディスプレイなどの表示装置を有する表示操作部35を有している。
情報取得部31は、重量計測装置10および収集装置20と接続されており、重量計測装置10の記憶部13に記憶されている重量情報J1を取得するとともに、収集装置20の記憶部23に記憶されている車両情報J2を取得する。本実施形態において、情報取得部31は重量計測装置10および収集装置20と専用通信回線を通じて接続されているが、これに限定されるものではなく、インターネットなどの公衆通信回線を通じて接続されていてもよい。
突合部32は、情報取得部31によって取得された重量情報J1および車両情報J2をこれら情報に含まれる重量計測時刻および撮影時刻に基づいて関連付ける。具体的には、突合部32は、重量情報J1の重量計測時刻と車両情報J2の撮影時刻とを順次突き合わせ、重量情報J1と、重量計測時刻を基準として設定された関連付け判定期間(例えば、重量計測時刻から0秒経過した時刻から3秒間)内にある撮影時刻を含む車両情報J2とを関連付ける。本実施形態においては、最初に重量(例えば総重量が10t以上)に基づいて重量情報J1を抽出し、抽出した重量情報J1について車両情報J2との関連付けをおこなっている。このようにすることで、より効率よく関連づけを行うことができる。図5に、突合部32によって行われる重量情報J1と車両情報J2との関連付け処理のイメージ図を示す。
上記関連付け判定期間は、荷重センサ5が設置された料金所レーンLを通過する車両Tの想定速度範囲に基づいて設定される。このようにすることで、想定速度範囲内で車両Tがより確実にカメラ6に撮影されるようにできるので、車両Tの撮影不具合を抑制することができる。
本実施形態においては、想定速度範囲を5〜50km/hとしており、5km/h(=1.39m/s)の場合、重量計測時刻後0〜3秒までの間に0〜4.17m進み、50km/h(=13.9m/s)の場合、0〜41.7m進む。そして、カメラ6は荷重センサ5の前方端を起点として10mの範囲を毎秒30フレームを撮影することから、5km/hの場合は90フレーム(=30[フレーム/s]×3[s])を関連付け対象とすることができ、50km/hの場合でも、少なくとも21フレーム(≒30[フレーム/s]×(10[m]/13.9[m/s]))を関連付け対象とすることができる。
また、カメラ6の設置条件などにより、例えば、カメラ6が荷重センサ5の前方端から前方2mの位置を起点として10mの範囲を毎秒30フレームを撮影する構成の場合、関連付け判定期間を、重量計測時刻から0.5秒経過した時刻から3秒間(すなわち重量計測時刻後0.5〜3.5秒まで)とすることで、5km/hの場合は、少なくとも61フレーム(≒30[フレーム/s]×{(1.39[m/s]×(3[s]+0.5[s])−2[m])/1.39[m/s]})を関連付け対象とすることができ、50km/hの場合は、少なくとも10フレーム(≒30[フレーム/s]×{(2[m]+10[m])−(13.9[m/s]×0.5[s])}/13.9[m/s])を関連付け対象とすることができる。
突合部32は、図6(a)に示すような重量情報J1および車両情報J2を関連付けた関連付けリストT3を記憶部33に記録する。または、突合部32は、図6(b)に示すような関連付けリストT3から重量制限値(例えば総重量25tまたは軸重10t)以上となる車両Tの重量情報J1および車両情報J2を抽出した抽出関連付けリストT4を記憶するようにしてもよい。このようにすることで、常習的に重量制限違反を行う車両Tを特定することができる。
時間提供部34は、重量計測装置10および収集装置20からの時間問い合わせに対して、突合装置30の時間を応答する。これにより、突合装置30を介して、重量計測装置10と収集装置20との時間合わせを行うことができる。
表示操作部35のディスプレイは、図7に一例を示す突合画面Gを表示する。突合画面Gは、関連付け設定入力エリアG1と、時刻表示エリアG2と、重量情報表示エリアG3と、画像表示エリアG4とを有している。
関連付け設定入力エリアG1は、表示操作部35のキーボード操作などにより重量情報J1の抽出条件となる総重量(「重量」)および関連付け判定期間(「映像候補範囲設定」)の設定値が入力される。時刻表示エリアG2は、重量情報J1の重量計測時刻および当該重量計測時刻に関連付ける撮影時刻の候補を表示する。重量情報表示エリアG3は、表示操作部35のマウス操作などにより時刻表示エリアG2において選択された時刻に係る重量情報J1を表示する。画像表示エリアG4は、重量情報表示エリアG3に表示された重量情報J1に関連付けられた車両情報J2に係る画像を表示する。表示操作部35によって関連付け判定期間を変更できるので、関連付け判定期間を調整して、重量情報J1および車両情報J2の関連付け精度を高めることができる。表示操作部35は、設定値入力部に相当する。
本実施形態の重量計測システム1は、荷重センサ5および重量計測装置10と、カメラ6、路側器7、収集装置20(情報読取部21、情報記録部22)および突合装置30(情報取得部31、突合部32)からなるナンバープレート情報関連付けシステムとを組み合わせて構成されているシステムと考えることができ、荷重センサ5および重量計測装置10には、既に料金所等に設置されている既存設備をそのまままたは若干の改造を加えて用いることができる。
次に、上述した重量計測装置10の動作の一例を説明する。
車両Tが料金所レーンLに流入して荷重センサ5を通過すると、荷重センサ5によって車両Tの各軸重が計測されて軸重信号が重量計測装置10に出力される。重量計測装置10は、軸重信号に基づいて車両Tの各軸重、総重量および重量計測時刻を取得して、これらを対応付けて重量情報J1として記憶部13に記録する。
荷重センサ5を通過した車両Tは、カメラ6によって撮影されて画像信号が収集装置20に出力され、さらに、路側器7によって車両TからWCNが取得されてWCN信号が収集装置20に出力される。収集装置20は、画像信号に基づいてナンバープレート情報および画像の撮影時刻を取得するとともに、WCN信号に基づいてWCNおよびWCN取得時刻を取得し、これらを対応付けて車両情報J2として記憶部23に記録する。
そして、突合装置30が、例えば1日1回(毎日午前0時)に、重量計測装置10から前日分の重量情報J1を取得するとともに収集装置20から前日分の車両情報J2を取得して、重量計測時刻および撮影時刻に基づいてこれら重量情報J1および車両情報J2を関連付け、記憶部33に記録する。
以上より、本実施形態によれば、車両Tの重量および重量計測時刻を含む重量情報J1ならびにナンバープレート情報および当該ナンバープレート情報に係る画像の撮影時刻を含む車両情報J2を、重量計測時刻および画像の撮影時刻に基づいて関連付ける。このようにしたことから、重量情報J1と車両情報J2とをそれぞれ別々に記録したのち、各情報に係る時刻を基に突き合わせて、精度よく関連付けることができる。
また、重量計測時刻が、荷重センサ5により車両Tの先頭車軸の軸重が計測された時刻であり、カメラ6が、先頭車軸が荷重センサ5を通過した後の車両Tの前面を撮影するように、荷重センサ5より前方に配置され、突合部32が、重量情報J1と、当該重量情報J1に含まれる重量計測時刻を基準として設定される関連付け判定期間内にある撮影時刻を含む車両情報J2とを関連付けるように構成されている。このようにすることで、重量計測時刻を基準として設定される関連付け判定期間により重量情報J1と関連付ける車両情報J2を絞り込むことができるので、重量情報および車両情報をより精度よく関連付けることができる。
本実施形態の重量計測システム1によれば、計測した重量に係る車両をより精度よく特定できる。
上述した実施形態において、収集装置20と突合装置30とが別体のコンピュータで構成されているものであったが、これに限定されるものではなく、これら収集装置20と突合装置30とを1つのコンピュータで実現してもよい。
また、上述した実施形態では、軸重信号を受信した時刻を重量計測時刻としていたが、これに限定されるものではなく、荷重センサ5において軸重を計測した時刻を軸重信号に含めて出力するようにしてもよい。この場合、重量計測装置10から荷重センサ5に対して定期的に時間を通知する時間合わせ処理を行うことが好ましい。同様に、上述した実施形態において、画像信号を受信した時刻を撮影時刻とし、WCN信号を受信した時刻をWCN取得時刻としていたがこれに限定されるものではなく、カメラ6において撮影時刻を画像信号に含めて出力し、路側器7においてWCN取得時刻をWCN信号に含めて出力してもよい。この場合も、収集装置20からカメラ6および路側器7に対して定期的に時間を通知する時間合わせ処理を行うことが好ましい。
また、上述した実施形態では、関連付け判定期間の設定値を突合装置30の表示操作部35に入力する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、料金所に速度センサを設けて車両の速度を取得したり、カメラ6により撮影した画像中の物体(例えばナンバープレートなど)の大きさの変化から車両の速度を取得したりする速度取得部と、速度取得部によって取得された車両の速度から料金所レーンLを通過する車両の想定速度範囲を推定し、推定した想定速度範囲に基づいて関連付け判定期間を算出する算出部とを有する構成としてもよい。このようにすることで、より実情に適合した関連付け判定期間を設定することができ、撮影不具合をより効果的に抑制できる。
また、上述した実施形態では、重量計測装置10の記憶部13、収集装置20の記憶部23および突合装置30の記憶部33をハードディスク装置などで構成するものであったが、たとえば、重量計測装置10、収集装置20および突合装置30をインターネットなどのネットワークに接続するとともに、これらの記憶部をネットワーククラウド上に仮想的に設けた構成としてもよい。さらには、重量計測装置10、収集装置20および突合装置30を仮想的なコンピュータで構成してもよい。
上記に本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。前述の実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
1…重量計測システム、5…荷重センサ、6…カメラ、7…路側器、10…重量計測装置、11…重量情報記録部、13…記憶部、14…時間取得部、20…収集装置、21…情報読取部、22…情報記録部、23…記憶部、24…時間取得部、30…突合装置、31…情報取得部、32…突合部、33…記憶部、34…時間提供部、35…表示操作部、G…突合画面、G1…設定入力エリア、G2…時刻表示エリア、G3…重量情報表示エリア、G4…画像表示エリア、J1…重量情報、J2…車両情報、L…料金所レーン(道路)、P…支柱、T…車両、T1…重量情報リスト、T2…車両情報リスト、T3…関連付けリスト、T4…抽出関連付けリスト

Claims (7)

  1. 道路に設置された荷重センサにより計測された車両の重量および重量計測時刻を含む重量情報を取得する情報取得部と、
    前記車両を撮影するカメラと、
    前記カメラによって撮影された画像から前記車両のナンバープレート情報を読み出す情報読取部と、
    前記情報読取部によって前記画像から読み出された前記ナンバープレート情報および当該画像の撮影時刻を含む車両情報を記録する情報記録部と、
    前記重量情報および前記車両情報を前記重量計測時刻および前記撮影時刻に基づいて関連付ける突合部と、を有していることを特徴とするナンバープレート情報関連付けシステム。
  2. 前記重量計測時刻が、前記荷重センサにより前記車両の先頭車軸の軸重が計測された時刻であり、
    前記カメラが、前記先頭車軸が前記荷重センサを通過した後の前記車両の前面を撮影するように、前記荷重センサより前方に配置され、
    前記突合部が、前記重量情報と、当該重量情報に含まれる前記重量計測時刻を基準として設定される関連付け判定期間内にある前記撮影時刻を含む前記車両情報とを関連付けるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のナンバープレート情報関連付けシステム。
  3. 前記関連付け判定期間が、前記荷重センサが設置された前記道路を通過する前記車両の想定速度範囲に基づいて設定されることを特徴とする請求項2に記載のナンバープレート情報関連付けシステム。
  4. 前記関連付け判定期間の設定値が入力される設定値入力部をさらに有し、
    前記突合部が、設定値入力部に入力された前記設定値を前記関連付け判定期間として設定するように構成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のナンバープレート情報関連付けシステム。
  5. 前記車両に搭載された料金収受システムの車載器が有する固有番号を読み取る路側器をさらに有し、
    前記情報記録部が、前記車両情報に前記固有番号を含めて記録するように構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のナンバープレート情報関連付けシステム。
  6. 前記突合部が、重量制限値以上となる前記車両の重量を含む前記重量情報および当該重量情報に関連付けられた前記車両情報の前記ナンバープレート情報を記録するように構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のナンバープレート情報関連付けシステム。
  7. 道路に設置された荷重センサと、
    前記荷重センサにより計測された車両の重量および重量計測時刻を含む重量情報を記録する重量情報記録部を有する重量計測装置と、
    前記車両を撮影するカメラと、
    前記カメラにより撮影された画像から前記車両のナンバープレート情報を読み出す情報読取部ならびに前記情報読取部によって前記画像から読み出された前記車両のナンバープレート情報および当該画像の撮影時刻を含む車両情報を記録する情報記録部を有する収集装置と、
    前記重量計測装置から前記重量情報を取得し、前記収集装置から前記車両情報を取得する情報取得部、ならびに、前記重量情報および前記車両情報を前記重量計測時刻および前記撮影時刻に基づいて関連付ける突合部を有する突合装置と、を有していることを特徴とする重量計測システム。
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