JP6252693B2 - 表示装置およびこれを備えた交通違反管理システム - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、高性能な撮像部を設けることなく、車両の移動に関する規制に違反して走行した車両の詳細な画像を取得することが可能な違反車両検出装置について開示されている。
つまり、警察官等が取締りを実施する際には、違反車両検出装置によって検出されたたくさんの交通違反を、どのように表示してみせるかによって、取締りの効率が大きく変化するため、表示方法は特に重要となる。
(課題を解決するための手段)
第1の発明に係る表示装置は、交通違反の取締りを行うために用いられる表示装置であって、表示部と、表示制御部と、を備えている。表示部は、交通違反の取締りを行うための情報を表示する。表示制御部は、交通違反の種類、交通違反の取締りの際の立証確率、違反日時、違反者、違反回数、反則金の金額のうち少なくとも2以上の項目について、項目ごとに複数の交通違反の情報をまとめた表示画面を生成可能であって、それぞれの表示画面を切替可能となるように、表示部の表示制御を行う。
ここで、表示部に表示される交通違反としては、例えば、信号無視、速度超過、通行禁止違反、通行区分違反、追い越し禁止違反、指定場所一時不停止、放置駐車違反、通行帯違反、路線バス等優先通行帯違反、車間距離不保持、無灯火、携帯電話使用等、カメラ等の撮像手段や各種レーダ、GPS等を用いて検出可能な各種違反が含まれる。なお、交通違反については、各国の法律等で規定された違反内容に合わせて、適宜、設定を変更することで検出が可能である。
さらに、交通違反に関する情報が保存される記憶装置としては、例えば、PCのハードディスク、外部のDB、メモリカード、フラッシュメモリ等であってもよい。
これにより、例えば、交通違反として検出され、記憶装置等に保存された交通違反に関する各種情報を、交通違反の種類、交通違反の取締りの際の立証確率、違反日時、違反者、違反回数、反則金の金額等ごとに複数の交通違反の情報をまとめて表示することができる。そして、これらの複数の表示画面を切り替えながら表示することができる。
この結果、交通違反の取締りを行う警察官等は、必要な項目を選択するだけで、必要な交通違反に関する情報を容易に表示させることができるため、従来よりも効率よく、交通違反の取締りを実施することができる。
これにより、警察官等が最終的に交通違反として取締りの対象とするか否かを判断する際に、可能性の高い方から順に表示することで、取締りの効率を向上させることができる。
ここでは、他のシステム等で特定された複数の交通違反について、その交通違反を犯した違反車両の違反者(運転者、所有者、雇用者、同乗者等)ごとに整理して、違反回数が多い方から順に表示を行う。
これにより、警察官等が交通違反として取締りの対象を絞り込む際に、違反回数が多い違反者を優先的に表示することで、取締りの効率を向上させることができる。
ここでは、他のシステム等で特定された複数の交通違反について、その交通違反に対して課される反則金の金額ごとに整理して、反則金の金額が高い方から順に表示を行う。
ここでは、交通違反に関する情報を表示させる際に、交通違反の内容、違反内容を特定した違反特定用画像や、違反者を特定するための違反特定用画像等を組み合わせて表示させる。
これにより、警察官等が交通違反として取締りの対象を絞り込む際に、交通違反の内容や違反者(運転者等)を、画像情報を組み合わせて容易に確認することができる。この結果、取締りの効率を向上させることができる。
これにより、別のシステム等において画像等を用いて自動的に検出された交通違反について、効果的に表示を行うことで、交通違反の取締り効率を向上させることができる。
ここでは、表示される交通違反の違反者として、違反車両の運転者だけでなく、同乗者、所有者、雇用者についても特定できる範囲表で表示する。
ここで、違反車両の運転者および同乗者は、交通違反の現場を撮影した画像を用いて特定される。また、違反車両の所有者、雇用者については、交通違反の現場を撮影した画像に基づいて得られた情報を、予め記憶されている車検証の情報等に照合することで、特定される。
これにより、交通違反を取り締まる対象となる人物を特定して、効率よく取締りを実施することができる。
この結果、交通違反の取締りを行う警察官等は、必要な項目を選択するだけで、必要な交通違反に関する情報を容易に表示させることができるため、従来よりも効率よく、交通違反の取締りを実施することができる。
(発明の効果)
本発明に係る表示装置によれば、複数の交通違反に関する情報を効果的に表示することで、取締りの効率を向上させることができる。
<1、交通違反管理システム100の概要>
本実施形態に係る交通違反管理システム100は、交差点や直進道路等に設置された単一のカメラ(撮像手段)10aによって連続的に撮像された画像と、車両の交通違反を検出する各種センサ10b等の検出結果とを用いて、交通違反の発生、違反内容、運転者(人物)等を検出する。このため、交通違反管理システム100は、例えば、交通違反の取り締まりを行う警察署等に設置される。ここで、交通違反を検出する各種センサとしては、公知の技術を使用して道路上の車両の交通違反を検出するものであって、例えば、速度検出用のレーダ等を用いることができる。
カメラ10aは、設置された道路およびその道路を走行する車両を含む画像を連続的に撮像する。そして、カメラ10aは、後述する交通違反管理システム100の画像取得手段11に対して、撮像した画像を送信する。なお、カメラ10aは、例えば、毎秒15コマで画素数5Mの画像を連続的に撮像する。
なお、カメラ10aを用いて撮像される画像は、交差点を通過する車両の正面の画像に限らず、背面や側面の画像であってもよい。また、1台のカメラ10aを用いて複数のレーンを走行する車両を撮影してもよい。
本実施形態の交通違反管理システム100は、図1(a)に示すように、交差点を連続的に撮影した画像や映像を用いて画像処理等によって交通違反を検出し、違反者(または車両の保有者等)を特定する。つまり、交通違反管理システム100は、交通違反の取り締まりに必要となる立証条件を満たした画像を自動的に抽出して表示することで、警察官等による交通違反の取締り効率を向上させる。
そして、交通違反管理システム100は、図2に示すように、画像取得手段11と、制御手段12と、記憶手段15と、表示装置20(表示制御手段16と、表示手段17)と、を備えている。
なお、画像取得手段11から制御手段12に対して大量の画像が送信されるため、制御手段12における処理負担が大きくなることが予想される。このため、画像取得手段11と制御手段12との間に、例えば、車両が含まれる画像だけを抽出して、制御手段12へ送信する手段を設けてもよい。
制御手段12は、画像取得手段11から出力される画像、レーダ10bの検出結果を受け取って、違反内容や違反車両、人物等を特定する。そして、制御手段12は、図3に示すように、違反特定手段12a、人物特定手段12b、立証確率判定手段12c、重要度判定手段12d、違反金決定手段12e、および違反金請求書類作成手段12fを有している。
信号無視違反の場合には、違反特定手段12aは、予め記憶された信号機の切り替わり情報や、取得された画像の画像処理によって検出された赤信号の表示等に基づいて、赤信号時に走行している車両を検出する。
また、速度超過違反の場合には、カメラ10aによって連続的に撮像された複数の画像を用いて検出してもよいし、レーダ10bによって違反車両の速度を検出した結果を用いて検出してもよい。
例えば、1秒間に15コマ撮像するカメラ10aを用いた場合において、対象車両が画像に映り込んでから消えるまでのコマ数が10コマであって、その間の走行距離が約10mであった場合には、対象車両は毎秒約15m走行している。これを時速で計算すると、時速約54kmと計算される。
ここで、速度超過違反の超過速度の検出精度を高めるために、各画像における距離の計算の目印となる物体(例えば、交差点の停止線、信号機等)を設定しておくことが好ましい。
人物特定手段12bは、画像取得手段11内の記憶部11a(図2参照)に仮保存された複数の画像から必要に応じて取り出された複数の画像を用いて、違反特定手段12aにおいて特定された交通違反に関連する人物を立証するために必要な条件を満たす画像を抽出する。
ここで、本実施形態において、交通違反に関連する人物とは、違反車両の運転者、同乗者、所有者、違反車両の運転者の雇用主(企業等)等が含まれる。
立証確率判定手段12cは、画像取得手段11内の記憶部11a(図2参照)に仮保存された複数の画像から必要に応じて取り出された複数の画像、あるいはレーダ10bにおける検出結果を用いて、違反特定手段12aにおいて特定された交通違反の立証確率を算出する。
より具体的には、立証確率判定手段12cは、取得した交通違反の内容と、交通違反を撮影した画像の内容や鮮明さ等から、その交通違反を立証するための証拠として使用し得る画像が揃っているかを判定し、立証確率を算出する。画像の内容は、例えば、人物の顔が全て含まれているか、ナンバープレートが全て含まれているか、人の顔とナンバープレートとが1つの画像に含まれているか、全て含まれていない場合には、どの程度まで含まれているか、等を示す。また、各画像内容に加え、同一の違反を撮影した写真の枚数からも立証確率を算出する。
重要度判定手段12dは、画像取得手段11内の記憶部11a(図2参照)に仮保存された複数の画像から必要に応じて取り出された複数の画像、あるいはレーダ10bにおける検出結果を用いて、違反特定手段12aにおいて特定された交通違反の重要度を判定する。
違反金決定手段12eは、画像取得手段11内の記憶部11a(図2参照)に仮保存された複数の画像から必要に応じて取り出された複数の画像、あるいはレーダ10bにおける検出結果を用いて、違反特定手段12aにおいて特定された交通違反に対する違反金を決定する。
より具体的には、違反金請求書類作成手段12fは、検出された交通違反の内容(種類)と違反金決定手段12eにおける決定結果とに基づいて、違反金の金額を設定する。そして、違反金請求書類作成手段12fは、検出された人物情報に基づいて、請求書の送付先となる住所等を検出する。
また、記憶手段15は、交通違反の種類(信号無視、速度超過、遮断踏切立ち入り違反、携帯電話使用等)ごとに分類し、それぞれ種類の交通違反がまとめて表示されるように各種情報を保存している(図7(a)参照)。
表示装置20は、交通違反の取締りを行う際に、本交通違反管理システム100において特定された交通違反の内容(種類)、各種画像等を表示する。そして、表示装置20は、図2に示すように、表示制御手段16と、表示手段17と、を有している。
表示手段17は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示装置であって、記憶手段15に保存されている交通違反に関連する情報をまとめて、あるいは複数の画面に分割して表示する。なお、表示手段17の表示画面における表示態様については、後段にて詳述する。
違反特定手段12aの詳細な構成について、図4を用いて説明すれば以下の通りである。
違反特定手段12aは、図4に示すように、DB(データベース)21と、判定手段22と、を有している。
DB21は、交通違反を立証するための条件(立証に使える画像の条件を含む)に関する情報を保存している。
ここで、交通違反を立証するための条件とは、例えば、信号無視の場合には、カメラ10aが設置された交差点等における信号機の切り替わりに関する情報等が含まれる。また、速度超過違反の場合には、カメラ10aが設置された道路における制限速度に関する情報や、カメラ10aの撮像速度、レーダ10bの速度検出用の設定等の情報が含まれる。
赤信号検知処理領域では、画像処理によって赤信号に変わったタイミングを検出することで、赤信号無視の違反車両を検出する際のトリガとなる。
車両番号検出処理領域では、画像中の近い位置であることから、画像処理によって、対象車両の後面から車両番号を検出する。
なお、違反特定手段12aから記憶手段15への出力は、人物特定手段12bにおいて人物の特定が可能と判定された後で行われることが好ましい。これにより、人物特定手段12bにおいて特定不可とされた場合に、無駄なデータが記憶手段15へ出力されて保存されることを防止することができる。
人物特定手段12bの詳細な構成について、図5を用いて説明すれば以下の通りである。
人物特定手段12bは、図5に示すように、DB(データベース)23と、判定手段24と、を有している。
DB23は、交通違反を犯した違反車両に関連する人物(運転者、所有者、使用者(企業等))を立証するための条件(立証に使える画像の条件を含む)に関する情報を保存している。
また、人物の特定に使える画像の条件とは、例えば、画像中の運転者の顔が鮮明で免許証の顔写真と十分に照合できることが考えられる。その他にも、画像中の違反車両の車両番号が鮮明で十分に読み取り可能であることが考えられる。なお、この画像に関する条件は、各国において規定された法律等に基づいて設定されていればよく、画像の鮮明さや画像の数等は各国や各自治体ごとに異なっていてもよい。
なお、人物特定手段12bから記憶手段15への出力は、違反特定手段12aにおいて交通違反が立証可能と判定された後で行われることが好ましい。あるいは、人物特定手段12bにおける処理が無駄にならないようにするために、違反特定手段12aにおいて交通違反が立証可能と判定された後で、人物特定手段12bにおける処理を開始してもよい。
立証確率判定手段12cの詳細な構成について、図6を用いて説明すれば以下の通りである。
立証確率判定手段12cは、図6に示すように、DB(データベース)25と、判定手段26と、を有している。
DB25は、各交通違反の立証条件に関する情報や、交通違反に関するその他情報を保存している。
ここで、立証条件は、DB25に記憶されている。立証条件は、例えば、違反車両や人物を撮影した写真や画像の枚数、写り具合、内容、鮮明さ等の条件項目を含み、条件項目毎に立証可能性の基準となる閾値を設定する。
上記立証条件は、国や自治体の法律、条例、運用等に応じた立証に必要な条件に基づいて予め記憶される。例えば、1枚の画像中に、特定可能な違反車両と運転者とが含まれていければならない、複数の画像を組み合わせた場合に各画像に特定可能な違反車両と人物とが立証可能な状態で含まれていなければならない、交通違反の立証には人物の写真が2枚以上なければならないといった条件である。
また、判定手段26は、人物特定手段12bによって人物が特定できた場合、交通違反毎に、人物特定手段12bによって使用した画像や立証の判定に用いた画像、および人物特定手段12bによって特定される人物情報等と、立証確率とを関連付けた交通違反情報を生成する。そして、判定手段26は、生成した交通違反情報をDB25に保存する。
重要度判定手段12dの詳細な構成について、図7を用いて説明すれば以下の通りである。
重要度判定手段12dは、図7に示すように、DB(データベース)27と、判定手段28と、を有している。
DB27は、各交通違反に対応する違反金に関する情報や、交通違反に関するその他情報を保存している。
重要度判定手段12dは、立証可能と判定された交通違反について、人物特定手段12bにおいて違反した人物が特定された場合、交通違反の内容(種類)と、DB27に記憶された交通違反の内容(種類)とを照合し、対応する違反金の金額を取得する。そして、重要度判定手段12dは、交通違反毎に、違反金の金額と、人物特定手段12bにおいて使用された画像や立証の判定に用いた画像、および特定される人物情報等とを関連付けた交通違反情報を生成し、DB27に記憶させる。
これにより、本実施形態の交通違反管理システム100では、交通違反ごとに設定された違反金の金額の高低によって、交通違反の重要度を判定することができる。
ここで、交通違反の取締りの対象としては、交通違反の内容(種類)と対象人物とをともに立証可能な場合のみ、取締りの対象となる。よって、違反特定手段21において違反内容を特定できた場合でも、人物特定手段12bにおいて、違反車両の運転者や所有者を特定できなかった場合には、違反特定手段12aから出力された違反特定用画像P1(図5等参照)等は、記憶手段15から消去される。
なお、この場合には、違反特定手段12aから出力された画像データ等を記憶手段15から削除する以外にも、違反特定用画像P1等が違反特定手段12aから出力されないようにしてもよい。つまり、違反特定手段12aおよび人物特定手段12bの双方において違反内容および人物を特定できた場合に限り、違反特定手段12aおよび人物特定手段12bから記憶手段15に対して画像データ等を出力すればよい。
また、警察署等において、警察官が交通違反の取締りを行う際に、本システムにより抽出された違反内容や画像等を用いた立証に疑義が生じた場合には、交通違反として判定されることなく、その違反に関連付けされた画像や情報等は特定の保存場所へ移動される。あるいは、立証できないものとして、それらの画像や情報等は、警察官等の操作によって記憶手段15から削除されてもよい。
本実施形態の交通違反管理システム100では、上述のように、制御手段12において、交通違反の内容(種類)、違反車両、運転者等の人物の特定が可能と判定された場合に、立証に必要な画像および各種情報が記憶手段15に保存される。
そして、記憶手段15に保存された違反特定用画像P1、人物特定用画像P2,P3、およびその交通違反に関する各種情報は、交通違反の取締りを行う警察官等が効率的に取り締まりを実施できるように、表示制御手段16によって表示制御される。
具体的には、液晶ディスプレイ等の表示手段17には、図8〜図15(d)に示すように、交通違反に関する各種情報および画像P1〜P3が表示される。
図8は、1つの表示画面において、1つの交通違反に関する情報を1つの画面内に全て表示する際の表示画面S1を示している。
表示画面S1は、図8に示すように、違反内容表示領域31、特定用画像表示領域32、および人物情報表示領域33という3つの表示領域を有している。
違反内容表示領域31には、違反内容(例えば、赤信号無視)、違反場所、画像の撮影日時が表示されている。本実施形態では、図8に示すように、3枚の画像を用いて違反を立証しているため、それぞれの画像が撮影された年月日秒まで記載される。
違反特定用画像P1は、対向車線の信号が赤信号である状態で、交差点内を対象車両が走行している状態を示している。通常、対向車線の信号と対象車両の走行している車線の信号とは、同期して同じ表示になっている。このため、この画像は違反特定用画像P1として、違反の立証が可能と判定され抽出される。
人物特定用画像P3は、違反特定用画像P1において信号無視と判定された違反車両の前面の画像のうち、画像処理によって運転席付近を拡大して表示している。この画像によって、違反車両の運転者、同乗者の顔を特定することで、予め登録されている免許証の顔写真情報等を参照し、違反車両の運転者、同乗者の氏名を特定することができる。
本実施形態の交通違反管理システム100では、以上のように、1つの交通違反を立証するために必要な情報(違反内容、特定用画像、その他の情報等)が記憶手段15内に関連付けされた状態で保存されている。このため、これらの関連付けされた情報を、表示手段17にまとめて表示することができる。
次に、図9(a)および図9(b)は、複数の表示画面にわたって、1つの交通違反に関する情報を表示する際の表示画面S2,S3を示している。
表示画面S2は、図9(a)に示すように、違反内容表示領域31、特定用画像表示領域32、および画像情報表示領域34という3つの表示領域を有している。
違反内容表示領域31には、違反内容(例えば、速度超過)、違反場所が表示されている。
特定用画像表示領域32には、違反内容表示領域31に表示された違反内容を立証するための画像が表示される。本実施形態では、図9(a)に示すように、2枚の違反特定用画像P1を用いて速度超過の違反を立証しており、そのうちの1枚が表示画面S2内に表示される。そして、図9(a)に示す三角形の切替ボタン35をクリックすることで、2枚目の違反特定用画像P1や人物特定用画像P2等が表示される。
表示画面S3は、2枚目の違反特定用画像P1の表示状態から、さらに「次へ」の切替ボタン35をクリックすると表示される。表示画面S3は、図9(b)に示すように、違反内容表示領域31、特定用画像表示領域32、および画像情報表示領域34という3つの表示領域を有している。
特定用画像表示領域32には、違反内容表示領域31に表示された違反に関連する人物を立証するための人物特定用画像P2が表示される。本実施形態では、図9(b)に示すように、1枚の人物特定用画像P2を用いて速度超過の違反を犯した運転者等が立証されている。そして、図9(b)に示す三角形の切替ボタン35(前へ、次へ)をクリックすることで、前画面(表示画面S2)か、次画面かが表示される。
この違反金の請求書類のデータは、上述した違反金請求書類作成手段12fによって作成され、請求金額(反則金)、請求先の住所等が含まれる。
これにより、本システム100を用いて交通違反の取締りを行う警察官は、図9(a)および図9(b)に示す表示画面S2,S3等を確認することで、交通違反として取締りの対象とするか否かを容易に判定することができる。よって、警察官は、2〜3つの表示画面を確認して必要最小限の情報と画像を確認するだけで済むため、交通違反の取締り効率を従来よりも向上させることができる。
本実施形態の交通違反管理システム100では、図10(a)に示すように、表示装置20において、所定の期間において検出された交通違反について、交通違反の種別、立証確率、違反金、違反回数ごとに分類された画面を表示する。そして、表示装置20の画面上において、マウス等を用いて所望の項目を選択することで、交通違反に関する各種情報を切り替え表示することができる。
例えば、警察署において交通違反の取締りを行う警察官等が、図10(a)に示す画面上において、「1、交通違反別」をクリックした場合には、図10(b)に示すように、信号無視、速度超過、遮断踏切立入り違反、携帯電話使用等(交通の危険)違反等の交通違反の種類別に分類表示されたページへ切り替えられる。
また、警察官等が、図10(a)に示す画面上において、「2、立証確率別」をクリックした場合には、図10(c)に示すように、立証確率100%、99%〜80%、80%未満と、取得された画像等の情報に基づいて交通違反を立証できる確率別に分類表示されたページへ切り替えられる。
さらに、警察官等が、図10(a)に示す画面上において、「4、違反回数別」をクリックした場合には、図10(e)に示すように、違反20回以上、10回〜20回未満、5回〜10回未満、5回未満と、交通違反を犯した回数が多い順に分類表示されたページへ切り替えられる。
そして、交通違反の種類や、立証確率が高いもの、違反金が高いもの等、所望の条件に基づいて、警察官等は項目を選択し、取締りを行う対象となる交通違反を絞り込んでいく。
次に、図11(a)は、本システム100によって検出された複数種類の交通違反をその種類ごとに分類して各件数を表示している。そして、図11(b)は、図11(a)に表示された複数種類の交通違反のうち速度超過が選択(クリック)された場合に表示される速度超過に関する違反情報の一覧を示している。そして、図11(c)は、図11(b)に表示された速度超過に関する違反情報の一覧のうち、1の違反の詳細資料を選択(クリック)した場合に表示されるその違反の詳細な内容を示している。
例えば、警察署において本システム100を使用する警察官等は、取締りを開始する際に、図11(a)の画面が表示されたPCの液晶表示画面等を見ながら、交通違反の種類についてマウス等を用いて選択する。
次に、速度超過に関する違反の取締りを実施する場合には、警察官等が、図11(a)の画面において、マウス等を用いて速度超過を選択することで、図11(b)に示すように、速度超過に関する違反情報の一覧が画面に表示される。
本実施形態の交通違反管理システム100では、上述したように、1つの交通違反に関する違反内容、特定用画像等が関連付けされて保存されていることに加えて、交通違反の種類ごとに分類された状態で保存されている。
よって、特定の種類の交通違反を集中的に取り締まる場合でも、特定の種類の交通違反に関する情報だけを表示して効率よく取締りを実施することができる。
次に、図12(a)は、本システム100によって検出された個々の交通違反の立証確率ごとに分類した各件数を表示している。そして、図12(b)は、図12(a)に表示された立証確率のうち100%が選択(クリック)された場合に表示される違反情報の一覧を示している。そして、図12(c)は、図12(b)に表示された立証確率100%の違反情報の一覧のうち、1の違反の詳細資料を選択(クリック)した場合に表示されるその違反の詳細な内容を示している。
例えば、警察署において本システム100を使用する警察官等は、取締りを開始する際に、図12(a)の画面が表示されたPCの液晶表示画面等を見ながら、交通違反として立証できる確率が高いものから順に、マウス等を用いて選択する。
次に、立証確率が100%と判定された違反の取締りを実施する場合には、警察官等が、図12(a)の画面において、マウス等を用いて立証確率100%を選択することで、図12(b)に示すように、立証確率100%と判定された違反情報の一覧が画面に表示される。
これにより、警察官等は、交通違反として立証できる可能性が高いものだけに絞り込んだ状態で、最終的に交通違反として取り締まりの対象とするか否かを決定することができる。この結果、取締りの対象となる違反を効果的に絞り込んで判断することができるため、従来よりも取締りの効率を向上させることができる。
例えば、立証確率が所定の確率以上の案件と、それ以外の案件の2種類に分類し、「1.立証確率高」と「2.立証確率低」との2種類で表示を行ってもよい。ここで、立証確率が高い案件とは、ユーザの設定入力によって変更可能であって、例えば、立証確率が100%の案件のみとしてもよいし、立証確率が100%〜80%の案件としてもよい。
次に、図13(a)は、本システム100によって検出された個々の交通違反の違反金の金額ごとに分類した各件数を表示している。そして、図13(b)は、図13(a)に表示された違反金のうち最も高い40,000円以上が選択(クリック)された場合に表示される違反情報の一覧を示している。そして、図13(c)は、図13(b)に表示された違反金40,000円以上の違反情報の一覧のうち、1の違反の詳細資料を選択(クリック)した場合に表示されるその違反の詳細な内容を示している。
例えば、警察署において本システム100を使用する警察官等は、取締りを開始する際に、図13(a)の画面が表示されたPCの液晶表示画面等を見ながら、違反金が高いものから順に、マウス等を用いて選択する。
次に、違反金が最も高い40,000円以上の違反の取締りを実施する場合には、警察官等が、図13(a)の画面において、マウス等を用いて違反金40,000円以上を選択することで、図13(b)に示すように、違反金40,000円以上と判定された違反情報の一覧が画面に表示される。
これにより、警察官等は、交通違反として取り締まりを実施した場合に得られる違反金の金額が高いものだけに絞り込んだ状態で、最終的に交通違反として取り締まりの対象とするか否かを決定することができる。この結果、取締りの対象となる違反を、違反金の金額に応じて効果的に絞り込んで判断することができるため、従来よりも取締りの効率を向上させることができるとともに、違反金の回収効率を向上させることができる。
次に、図14(a)は、本システム100によって検出された交通違反の回数ごとに分類された個人(違反者)の件数を表示している。そして、図14(b)は、図14(a)に表示された違反回数のうち最も多い20回以上が選択(クリック)された場合に表示される違反情報の一覧を示している。そして、図14(c)は、図14(b)に表示された違反回数20回以上の違反情報の一覧のうち、1の違反の詳細資料を選択(クリック)した場合に表示されるその違反の詳細な内容を示している。図14(d)は、図14(c)に示す進むボタン36をクリックした場合に表示される次ページの違反の詳細な内容を示している。
例えば、警察署において本システム100を使用する警察官等は、取締りを開始する際に、図14(a)の画面が表示されたPCの液晶表示画面等を見ながら、違反回数が多い順に分類された違反者等の中から、所望の違反者をマウス等を用いて選択する。
次に、違反回数が最も多い20回以上の違反者の取締りを実施する場合には、警察官等が、図14(a)の画面において、マウス等を用いて違反回数20回以上を選択することで、図14(b)に示すように、違反回数20回以上と判定された違反情報の一覧が画面に表示される。
次に、図15(a)は、本システム100によって検出された交通違反の回数ごとに分類された企業または個人(使用者等)の件数を表示している。そして、図15(b)は、図15(a)に表示された違反回数のうち最も多い20回以上が選択(クリック)された場合に表示される違反情報の一覧を示している。そして、図15(c)は、図15(b)に表示された違反回数20回以上の違反情報の一覧のうち、1の違反の詳細資料を選択(クリック)した場合に表示されるその違反の詳細な内容を示している。図15(d)は、図15(c)に示す進むボタン36をクリックした場合に表示される次ページの違反の詳細な内容を示している。
例えば、警察署において本システム100を使用する警察官等は、取締りを開始する際に、図15(a)の画面が表示されたPCの液晶表示画面等を見ながら、違反回数が多い順に分類された違反者の使用者(雇用主等)等の中から、所望の使用者をマウス等を用いて選択する。
次に、違反回数が最も多い20回以上の使用者の取締りを実施する場合には、警察官等が、図15(a)の画面において、マウス等を用いて違反回数20回以上を選択することで、図15(b)に示すように、違反回数20回以上と判定された違反情報の一覧が画面に表示される。
本実施形態の交通違反管理システム100では、以上のように、図10(a)〜図15(d)に示す各種の表示画面を切替可能な状態で表示することができる。
よって、警察署等において本システム100を用いて交通違反の取締りを行う警察官等は、マウス等を用いて、図10(a)に示す項目別の選択画面から所望の項目を選択することで、項目別に分類された交通違反、違反者等の情報を容易に引き出して確認することができる。
この結果、複数の交通違反に関する情報を効果的に表示することで、従来よりも取締りの効率を向上させることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
交通違反管理システム100は、例えば、図16に示すような構成により実施されてもよい。
交通違反管理システム100は、インターネットやLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワークNによって外部の交通違反取締装置(カメラ10a)に接続される。また、交通違反管理システム100は、記憶装置160に接続される。
交通違反管理システム100は、コンピュータ端末により構成され、CPU(Central Processing Unit)110、RAM(Random Access Memory)120、出力部130、通信部140、入力部150等を備えている。
出力部130は、画像および音声等のアナログ信号またはデジタル信号を伝送するケーブルなどを接続する接続端子を有している。そして、出力部130は、これらのケーブルを介して、上述した表示手段17に接続されている。出力部130は、表示制御手段16の指令に応じて記憶装置160から読み出された各種の情報を画像信号に変換し、ケーブルを介して表示手段17へ出力する。
入力部150は、(マウス、キーボード、画面上で操作するタッチパネル等)により構成される。入力部150は、ユーザの操作による情報の入力およびメニューの選択等を受け付けて、受け付けた操作内容をCPU110へ通知する。
上記実施形態の交通違反管理システム100では、交通違反を証明する確実性の判定として、立証確率判定手段12cによって立証確率を算出しているが、必ずしも具体的な確率を算出しなくともよい。
例えば、立証確率判定手段12cに代えて立証の可否を判定する判定手段を設けてもよい。この場合、例えば、立証確率判定手段12cに代わる判定手段は、取得した違反検出情報が、DB21に記憶される立証条件を満たしているかどうかを判定する。これらの条件を満たしている場合、判定手段は、交通違反毎に人物特定手段12bにおいて使用された画像や判定に用いた画像、および人物特定手段12bによって特定される人物情報等を含む交通違反情報を生成し、記憶手段15に保存する。その他の構成は、上記実施形態と同様である。
上記実施形態の交通違反管理システム100では、特定された交通違反の重要度を測る要素として違反金の金額を例として挙げているが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、交通違反の種別、違反者の常習性、違反場所(学校の通学路、病院の近く、歩行者が多い場所、交通事故が多発しているエリア等)、時期(交通違反を重点的に取り締まる時期)等を重要度の要素として設定してもよい。
ここで、違反者の常習性とは、その違反者が過去に犯した違反の回数であり、所定期間内の違反回数としてもよい。所定回数以上の交通違反を繰り返している人物に対して、警察官等の交通違反の取締りの効率を向上させることができる。
各重要度の要素に対して度数(数値)を付与し、重要度、つまり度数の高さに応じて管理、保存、出力できるようにしてもよい。
また、これらの重要度については、地域や時期等に応じて交通違反の取締りを行う機関が入力部150を介して設定、変更可能である。
上記実施形態では、単一のカメラ10aによって撮像された画像とレーダ10bの検出結果との組み合わせを用いて、交通違反の有無、違反内容、人物等を特定する交通違反管理システムを例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、複数のカメラの組み合わせ、複数のカメラと各種レーダとの組み合わせ、あるいはカメラの代わりに各種レーダだけを用いて、交通違反の有無、違反内容等を特定するシステムであってもよい。
上記実施形態では、切替表示される項目として、交通違反の種類、立証確率、違反金の金額、違反回数ごとに分類された画面を表示する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、その他の特定の項目によって分類表示された画面を切替可能な状態で表示してもよい。
上記実施形態では、カメラ10aによって走行車両の正面から撮像された画像を用いて、交通違反の内容(種類)、違反車両、運転者等の人物の特定を行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、走行車両の後部を撮像する方向にカメラを設置して取得された画像を用いて、交通違反の内容(種類)、違反車両、違反車両の所有者を特定してもよい。
この場合には、違反車両の運転者は画像から特定できないため、違反車両の車両番号等から所有者を特定すればよい。
よって、運転者の特定が交通違反として認定するための必須条件でない場合には、走行車両の後部を撮像する方向にカメラを設置してもよい。
上記実施形態では、本システム100において、図1(a)に示すように、交差点に設置されたカメラ10aによって連続的に撮像された複数の画像やレーダ10bの検出結果を用いて交通違反の内容(種類)およびこれに関連する人物を検出する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
この場合には、道路の環境ごとに発生しやすい交通違反の内容(種類)が異なってくるため、本システムにおいて検出される交通違反を絞って検出処理を実施してもよい。
上記実施形態では、本発明に係る表示装置20として、交通違反管理システム100に含まれる液晶ディスプレイ等の表示手段17を含む構成を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、交通違反管理システムとは別に設けられた表示装置として構成されていてもよい。この場合には、交通違反管理システムにおいて特定された違反情報を記憶した記憶手段等から必要な情報を取得して表示することで、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
上記実施形態では、外部機器としてのカメラ10aから送信される複数の画像やレーダ10bの検出結果を用いて、警察署等において交通違反の検出・管理を行う交通違反管理システム100を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
この場合、撮像手段が設置されている道路等の場所に画像取得手段を一緒に設置し、その他の記憶手段等の装置を警察署等に設置してもよい。そして、画像取得手段から警察署等に設置されている装置に対して無線等で情報を送信するようにしてもよい。
上記実施形態では、図1(a)および図1(b)に示すように、1車線に対して1つのカメラ10aを設置して、違反内容等を特定するための画像を取得する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、複数の車線に対して1台のカメラを設置して、違反内容等を特定するための画像を取得してもよい。
さらに、カメラの撮影方向は、道路の走行方向に沿った方向に限定されるものではない。
あるいは、交差点の曲がり角の部分に設けられた信号機の支柱にカメラを設置して交差点全体を撮影し、その画像を用いて、交通違反の内容(種類)、違反車両、違反車両の運転者や所有者等を特定してもよい。
この場合には、カメラが交差点の全体を撮影できるため、右左折の禁止違反を犯した違反車両とその運転者等とを特定することができる可能性がある。
上記実施形態では、本システムにおいて検出・管理される交通違反の例として、速度超過、信号無視を例として挙げて詳細に説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、本システムにおいて検出・管理可能な交通違反としては、通行禁止・Uターン禁止違反、通行区分違反、逆走、追い越し禁止違反、指定場所一時不停止、放置駐車違反、通行帯違反、路線バス等優先通行帯違反、車間距離不保持、無灯火、携帯電話使用等も含まれる。
10b レーダ
11 画像取得手段
11a 記憶部
12 制御手段
12a 違反特定手段
12b 人物特定手段
12c 立証確率判定手段
12d 重要度判定手段
12e 違反金決定手段
12f 違反金請求書類作成手段
15 記憶手段
16 表示制御手段
17 表示手段
20 表示装置
21 DB(データベース)
22 判定手段
23 DB(データベース)
24 判定手段
25 DB(データベース)
26 判定手段
27 DB(データベース)
28 判定手段
31 違反内容表示領域
32 特定用画像表示領域
33 人物情報表示領域
34 画像情報表示領域
35 切替ボタン
36 進むボタン
37 戻るボタン
100 交通違反管理システム
101 信号機
101a 支柱
102 専用支柱
110 CPU(Central Processing Unit)
120 RAM(Random Access Memory)
130 出力部
140 通信部
150 入力部
160 記憶装置
S1〜S3 表示画面
P1 違反特定用画像
P2,P3 人物特定用画像
Claims (8)
- 交通違反の取締りを行うために用いられる表示装置であって、
交通違反の取締りを行うための情報を表示する表示部と、
交通違反の種類、交通違反の取締りの際の立証確率、違反日時、違反者、違反回数、反則金の金額のうち少なくとも2以上の項目について、項目ごとに複数の交通違反の情報をまとめた表示画面を生成可能であって、それぞれの前記表示画面を切替可能となるように、前記表示部の表示制御を行う表示制御部と、
を備えている表示装置。 - 前記表示制御部は、ユーザによって前記交通違反の取締りの際の立証確率ごとに複数の交通違反の情報をまとめた表示画面を表示することが選択された場合には、前記立証確率が高い方から順に整理された状態で、それぞれの交通違反の内容を、前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の表示装置。 - 前記表示制御部は、前記違反回数が多い方から順に整理された状態で、それぞれの違反者に関する情報を、前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の表示装置。 - 前記表示制御部は、前記反則金の金額が高い方から順に整理された状態で、それぞれの違反者に関する情報を、前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の表示装置。 - 前記表示制御部は、個別の交通違反に関する取締りを行うための情報を前記表示部に表示させる場合には、当該交通違反の違反者を特定するための画像および当該交通違反の内容を組み合わせて、前記表示部に表示させる、
請求項1から4のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記表示制御部は、道路を連続的に撮像する撮像手段によって得られた画像、あるいは各種レーダの検出結果を用いて特定された前記交通違反の種類を、前記表示部に表示させる、
請求項1から5のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記違反者には、違反車両の運転者、同乗者、所有者、雇用者が含まれる、
請求項1から6のいずれか1項に記載の表示装置。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の表示装置と、
交通違反の種類を特定する違反特定手段と、
前記違反特定手段において特定された交通違反の違反車両の運転者、所有者および同乗者のうちの少なくとも1つを特定する人物特定手段と、
特定された前記交通違反の種類と、特定された前記違反車両の運転者、保有者および同乗者のうちの少なくとも1つとを、同一の違反に関する情報として関連付けて保存する記憶手段と、
を備えた交通違反管理システム。
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