JP7424931B2 - 支援装置、料金収受システム、支援方法、及びプログラム - Google Patents

支援装置、料金収受システム、支援方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、支援装置、料金収受システム、支援方法、及びプログラムに関する。
有料道路における料金収受システムでは、通行料金の決定方法として、車両の車種に基づいて通行料金を決定する方法が知られている。車種の判別は、軸数、車長、車高、ナンバープレートの情報、牽引の有無など様々な車両情報を用いて行われる。
例えば、特許文献1には、車両情報として、走行する車両の軸数を決定する方法が開示されている。
特開2003-166870号公報
特許文献1には、ひずみゲージを用いて橋台上における支点反力を計測器で計測し、橋梁の支点反力から橋梁上を走行する車両の軸重を計測する軸重計が開示されている。
しかし、特許文献1に開示された軸重計は、橋梁全体のひずみを計測する方式であるため、計測精度が低い。
例えば計測精度を上げるため、複数の計測器を路面に並べて配置すると、複数の計測器のメンテナンスが必要となり、軸重計のメンテナンス作業に負担が掛る。
本開示は、上記課題を解決するためになされるものであって、軸重計のメンテナンス作業を軽減できる支援装置、料金収受システム、支援方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示に係る支援装置は、車線幅方向に並べて配置された複数の計測器を有する軸重計のメンテナンスを支援する支援装置であって、前記各計測器に印加された負荷を累積し、累積負荷として記録する負荷記録部と、前記各累積負荷が、第一閾値以上か否かを判定する第一判定部と、前記各累積負荷のうちのいずれか1つである一の累積負荷が、前記第一閾値以上である場合に、他の前記累積負荷が、前記第一閾値より小さい第二閾値未満か否かを判定する第二判定部と、前記第一閾値以上である前記累積負荷を有する前記計測器と、前記第二閾値未満である前記累積負荷を有する前記計測器と、を交換することを示す第一メンテナンス情報を生成する第一生成部と、を備える。
本開示に係る支援方法は、車線幅方向に並べて配置された複数の計測器を有する軸重計のメンテナンスを支援する支援装置であって、前記各計測器に印加された負荷を累積し、累積負荷として記録するステップと、前記各累積負荷が、第一閾値以上か否かを判定するステップと、前記各累積負荷のうちのいずれか1つである一の累積負荷が、前記第一閾値以上である場合に、他の前記累積負荷が、前記第一閾値より小さい第二閾値未満か否かを判定するステップと、前記第一閾値以上である前記累積負荷を有する前記計測器と、前記第二閾値未満である前記累積負荷を有する前記計測器と、を交換することを示す第一メンテナンス情報を生成するステップと、を含む。
本開示に係るプログラムは、車線幅方向に並べて配置された複数の計測器を有する軸重計のメンテナンスを支援する支援装置のコンピュータに、前記各計測器に印加された負荷を累積し、累積負荷として記録するステップと、前記各累積負荷が、第一閾値以上か否かを判定するステップと、前記各累積負荷のうちのいずれか1つである一の累積負荷が、前記第一閾値以上である場合に、他の前記累積負荷が、前記第一閾値より小さい第二閾値未満か否かを判定するステップと、前記第一閾値以上である前記累積負荷を有する前記計測器と、前記第二閾値未満である前記累積負荷を有する前記計測器と、を交換することを示す第一メンテナンス情報を生成するステップと、を実行させる。
本開示の支援装置、料金収受システム、支援方法、及びプログラムによれば、軸重計のメンテナンス作業を軽減できる。
本開示の第一実施形態に係る料金収受システムの概略斜視図である。 本開示の第一実施形態に係る支援装置のブロック図である。 本開示の第一実施形態に係る軸重計の平面図である。 本開示の第一実施形態に係る支援装置が記録するデータベースの例である。 本開示の第一実施形態に係る支援方法のフローチャートである。 本開示の第一実施形態に係る支援装置の作用を説明する図である。 本開示の第二実施形態に係る支援装置が記録するデータベースの例である。 本開示の各実施形態に係る支援装置が備えるコンピュータのハードウェア構成の例である。
以下、本開示の各実施形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において同一または相当する構成には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
<第一実施形態>
第一実施形態に係る支援装置について、図面を参照しながら説明する。
(料金収受システムの全体構成)
本実施形態の料金収受システム1は、例えば、有料道路である高速道路のいずれかの料金所TL(入口料金所、又は本線料金所)に設けられ、高速道路の利用者から、当該利用者が乗車する車両AAに関連した額の料金の収受を行うためのシステムである。
図1に示すように、車両AAは、入口料金所である料金所TLを介して、一般道路側から高速道路側へと通じる車線LNを走行している。
その際、車両AAは、複数の車軸を有する車両であって、軽自動車、普通車、大型車等であってもよい。
以下、車線LNが延びる方向(図1における±X方向)を「車線方向」と記載し、また、車線LNの車線方向における高速道路側(図1における+X方向側)を「下流」と記載する。また、車線LNの車線方向における一般道路側(図1における-X方向側)を「上流」と記載する。
さらに、車線LNの幅方向を車線幅方向(図1における±Y方向)と称し、車両AAの車高方向を上下方向(図1における±Z方向)と称する。
車線LNの両側には、アイランドISが敷設されており、料金収受システム1を構成する各種装置の少なくとも一部が設置されている。
本実施形態では、料金収受システム1では、無線通信システムによる課金処理が行われる。
料金収受システム1は、車線LNの上流から下流に向かって、料金所TLを通過しようとする車両AAとの間で無線による通信処理(以下、単に「無線通信」と表記)を行い、車両AAの車種等に関連した課金処理を行う装置である。
例えば、料金収受システム1は、電子式料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System(登録商標)、「自動料金収受システム」ともいう)を構築するシステムの一部であってもよい。
図1に示すように、料金収受システム1は、軸重計6と、支援装置7と、を備える。
例えば、料金収受システム1は、車両検知器2と、通信アンテナ3と、車線サーバ4と、をさらに備えてもよい。
例えば、図2に示すように、車両検知器2と、通信アンテナ3と、車線サーバ4と、軸重計6と、支援装置7との各装置は、専用線又は通信回線を介して、互いに接続されていてもよい。
例えば、料金収受システム1は、一連の課金処理を司る図示しない課金処理部をさらに備え、取得した情報や決定した課金額の情報等を、専用線又は通信回線を介して、遠隔地に設置された図示しない中央決済処理装置(上位装置)に出力してもよい。
(車両検知器の構成)
図1に示すように、車両検知器2は、車線方向に関し、進入検知位置XAにおいて、料金所TLを通過しようとする車両AAを検知可能なように構成されている。
車両検知器2は、車線LNに向けて、アイランドISに設置されている。
車両検知器2は、進入する各車両AAを一台ずつ分離して検知できる。
例えば、車両検知器2は、投受光器21を備えてもよい。
投受光器21は、進入検知位置XAに配置される。
投受光器21は、透過型であってもよいし、反射型であってもよい。
例えば、投受光器21は、進入検知位置XAにおける車線幅方向と平行な垂直面内(±X方向に垂直な面内)で、車両AAの車高方向全体に亘って、投受光してもよい。
(通信アンテナの構成)
通信アンテナ3は、ガントリGNにより、車線LNの上方に設置されている。
通信アンテナ3は、車両AAの車載器αとの間で無線による通信処理を行う。具体的には、通信アンテナ3は、所定周波数(例えば、5.8GHz程度)の電磁波を送受可能に形成されており、当該電磁波を介することで到来した車両AAが搭載する車載器αとの無線通信を行う。
(車線サーバの構成)
車線サーバ4は、アイランドIS上に設置されている。
例えば、車線サーバ4は、料金所TLに進入する車両AAに車載されている車載器αの識別情報を取得してもよい。その際、車線サーバ4は、通信アンテナ3における車載器αとの無線通信により取得される情報に基づき、識別情報を取得してもよい。
さらに、車線サーバ4は、料金収受システム1の各種センサにより検出される車線LNに進入した車両AAのナンバープレート、車長、車高、軸数、軸重等を取得してもよい。
車線サーバ4は、取得した各種情報から、車両AAの車種区分を特定する。
例えば、車種区分は、“軽自動車/二輪車”、“普通車”、“中型車”、“大型車”及び“特大車”の5分類とされる。
例えば、料金収受システム1は、車線サーバ4が特定した車種区分から、車両AAの車種区分に応じた料金を課金してもよい。
(軸重計の構成)
図3に示すように、軸重計6は、車線幅方向に並べて配置された複数の計測器61を備える。
その際、軸重計6において、複数の計測器61が車線幅方向に並べて配置されることによって、車線幅方向に沿って並ぶ複数の検出領域(No.1、No.2、No.3、・・・)が、車線LNの路面に形成される。
軸重計6は、各計測器61別に加わる荷重を計測し、車線幅方向の各検出領域における荷重を計測する。
例えば、各計測器61は、支援装置7に計測した荷重に関連する荷重データDTWを出力してもよい。
例えば、軸重計6は、同時に検出された各検出領域の荷重の総和を、軸重として計測してもよい。
例えば、各計測器61は、車線LNの路面に設置されている踏板に埋設されてもよい。
例えば、軸重計6は、車線方向について、進入検知位置XAに設けられてもよい。このような位置に設けられれば、軸重計6は、車両検知器2によって車両AAの通過が検知されている最中に軸重を取得できる。このとき、軸重計6は、車両検知器2によって車両AAの通過が検知されているタイミングで計測された軸重を車両AAに関連付けることができる。
これにより、軸重計6は、車両AAに先行する車両AA、及び車両AAに後続する車両AA等を区別して、車両AAについて、軸重を計測できる。
例えば、各計測器61は、各車両AAにおいて、順に計測される荷重に関連する荷重データDTWを、各車両AAの一軸目の荷重データDTW、二軸目の荷重データDTW、三軸目の荷重データDTW、・・・と割り当ててもよい。
例えば、軸重計6は、各車両AAにおいて、順に計測される軸重を、各車両AAの一軸目の軸重、二軸目の軸重、三軸目の軸重、・・・と割り当ててもよい。
(支援装置の構成)
支援装置7は、車線幅方向に並べて配置された複数の計測器61を有する軸重計6のメンテナンスを支援する。
図2に示すように、支援装置7は、負荷記録部72と、第一判定部73と、第二判定部74と、第一生成部75と、を機能的に備える。
例えば、支援装置7は、取得部71と、第二生成部76と、第三生成部77と、通知部78と、負荷履歴設定部70と、をさらに機能的に備えてもよい。
取得部71は、各計測器61から、荷重データDTWを取得する。
例えば、取得部71は、各計測器61から、各車両AAの各車軸に関連付けて、荷重データDTWを取得してもよい。
負荷記録部72は、各計測器61に印加された負荷LDを計測器61別に累積し、累積負荷ALDとして記録する。
例えば、負荷記録部72は、荷重データDTWから負荷LDを特定してもよい。
例えば、負荷LDは、印加される重量に対する各計測器61の反応の有無であって、累積負荷ALDは、各計測器61の反応回数であってもよい。
すなわち、負荷記録部72は、負荷LDとして、各計測器61の反応の有無を荷重データDTWから判別してもよい。
また、負荷記録部72は、累積負荷ALDとして、各計測器61の反応回数を計数してもよい。
例えば、負荷記録部72は、各計測器61の反応の有無に基づき、複数の車両AAの複数の車軸に亘る各計測器61の反応回数を積算し、累積負荷ALDとして記録してもよい。
その際、負荷記録部72は、図4に示すようなデータベースDB1を記録してもよい。
図4には、各車両AAの各車軸に対する各計測器61の反応状態が示される。
「ON」は、各車両AAの各車軸に対し、各計測器61の反応があったことを示す。
「OFF」は、各車両AAの各車軸に対し、各計測器61の反応がなかったことを示す。
図4では、複数の計測器61のうち、ある計測器S1は、一台目の車両AAの一軸目及び二軸目に対して反応し、三軸目に対して反応しなかったことを示す。
また、複数の計測器61のうち、別の計測器S2は、一台目の車両AAの一軸目から三軸目のいずれに対して反応しなかったことを示す。
また、複数の計測器61のうち、さらに別の計測器S4は、一台目の車両AAの一軸目に対して反応し、二軸目及び三軸目に対して反応しなかったことを示す。
二台目以降の車両AAの各車軸に対する計測器S1、計測器S2、及び計測器S4の各反応は、図4に示すとおりである。
なお、図4は、一台目から四台目までの車両AAが有する車軸が三軸以下であり、四軸目以降について各計測器61が反応しない場合を示す。
この結果、一台目から四台目までの車両AAが通過することにより、負荷記録部72が計測器S1について記録する累積負荷ALDは、計測器S1の反応回数(各車軸に対する反応回数の和)=4+4+3=11(回)となる。
同様に、一台目から四台目までの車両AAが通過することにより、負荷記録部72が計測器S2について記録する累積負荷ALDは、計測器S2の反応回数(各車軸に対する反応回数の和)=0+0+0=0(回)となる。
同様に、一台目から四台目までの車両AAが通過することにより、負荷記録部72が計測器S4について記録する累積負荷ALDは、計測器S4の反応回数(各車軸に対する反応回数の和)=4+0+0=4(回)となる。
この場合、計測器S1が計測器S2や計測器S4よりも踏まれているから、計測器S2や計測器S4に比べて、計測器S1の使用率が高い(=計測器S1の寿命が短くなっている)ことがわかる。
第一判定部73は、各累積負荷ALDが、第一閾値TH1以上か否かを判定する。
例えば、第一判定部73には、予め設定された第一閾値TH1が格納されてもよい。
第二判定部74は、各累積負荷ALDのうちいずれか1つである一の累積負荷ALDが、第一閾値TH1以上である場合に、他の累積負荷ALDが、第一閾値TH1より小さい第二閾値TH2未満か否かを判定する。
ここで他の累積負荷ALDとは、負荷記録部72が記録する累積負荷ALDのうち、第一閾値TH1以上と判定された累積負荷ALD以外の累積負荷ALDである。
例えば、第二判定部74には、予め設定された第二閾値TH2が格納されてもよい。
例えば、第一判定部73が、複数の累積負荷ALDのうち、少なくとも1つの累積負荷ALDが、第一閾値TH1以上であると判定した場合に、第二判定部74は、累積負荷ALDが第二閾値TH2未満か否かを判定してもよい。その際、第二判定部74は、複数の累積負荷ALDのうち、第一閾値TH1以上であると判定された累積負荷ALD以外のALDについて、第一閾値TH1より小さい第二閾値TH2未満か否かを判定する。
第一生成部75は、第一閾値TH1以上である累積負荷ALDを有する計測器61と、第二閾値TH2未満である累積負荷ALDを有する計測器61と、を交換することを示す第一メンテナンス情報IFFを生成する。
例えば、第一メンテナンス情報IFFは、計測器61のローテーション手順を含んでもよい。その際、生成されるローテーション手順は、第一閾値TH1以上であると判定された累積負荷ALDを有する計測器61と、第二閾値TH2未満であると判定された累積負荷ALDを有する計測器61と、を交換する手順を含んでもよい。
例えば、第一生成部75は、複数の累積負荷ALDのうち、最も小さい累積負荷ALDを特定してもよい。その際、第一生成部75は、第一閾値TH1以上であると判定された累積負荷ALDを有する計測器61と、最も小さい累積負荷ALDを有する計測器61とをローテーションすべき手順を含む第一メンテナンス情報IFFを生成してもよい。
第一生成部75は、第一判定部73において、所定数以上の累積負荷ALDが第一閾値TH1以上であると判定されたか否かをさらに判定してよい。
第二生成部76は、第一判定部73において、累積負荷ALDのうち、所定数以上の累積負荷ALDが第一閾値TH1以上であると判定された場合、全ての計測器61を新品に交換することを示す第二メンテナンス情報IFSを生成する。
例えば、第二生成部76は、第一判定部73において、累積負荷ALDのうち、過半数以上の累積負荷ALDが第一閾値TH1以上であると判定された場合、全ての計測器61を新品に交換することを示す第二メンテナンス情報IFSを生成する。
過半数以上の累積負荷ALDが第一閾値TH1と判定されると、ローテーションにおいて再利用できる計測器61が足りなくなる。このため、第二生成部76は、第二メンテナンス情報IFSを生成する。
例えば、各計測器61に関連する累積負荷ALDが5つである場合、第一判定部73において、5つの累積負荷ALDのうち、3つ以上の累積負荷ALDが第一閾値TH1以上と判定されると、第二生成部76は、第二メンテナンス情報IFSを生成してもよい。
第三生成部77は、第二判定部74において、第二閾値TH2未満であると判定された累積負荷ALDがない場合、全ての計測器61を新品に交換することを示す第三メンテナンス情報IFTを生成する。
通知部78は、第一メンテナンス情報IFF、第二メンテナンス情報IFS、及び第三メンテナンス情報IFTを通知する。
例えば、通知部78は、第一生成部75において第一メンテナンス情報IFFが生成された時点において、第一メンテナンス情報IFFを通知してもよい。
例えば、通知部78は、第二生成部76において第二メンテナンス情報IFSが生成された時点において、第二メンテナンス情報IFSを通知してもよい。
例えば、通知部78は、第三生成部77において第三メンテナンス情報IFTが生成された時点において、第三メンテナンス情報IFTを通知してもよい。
例えば、図1に示すように、支援装置7は、料金所TLを管理する事務所Rの監視装置MNに接続され、通知部78は、監視装置MNに第一メンテナンス情報IFF、第二メンテナンス情報IFS、及び第三メンテナンス情報IFTを通知してもよい。その際、監視装置MNにおける表示等により、ローテーション、オーバーホール等のメンテナンスが必要である旨を確認したら、作業者は、軸重計6のローテーション作業、オーバーホール作業等のメンテナンス作業を実施してもよい。
負荷履歴設定部70は、各計測器61の交換前の負荷履歴を交換後に設定する。
例えば、負荷履歴設定部70は、予め設定された各計測器61の識別情報に基づき、各計測器61の交換前の負荷履歴を、交換後に引き継ぐように設定する。その際、負荷記録部72は、予め設定された各計測器61の識別情報と関連づけて各負荷を記録していてもよい。
例えば、負荷履歴設定部70は、計測器61の交換に応じて、データベースの項目名、及びデータを更新し、各計測器61の交換前の負荷履歴を、交換後に引き継ぐように設定してもよい。
例えば、負荷履歴設定部70は、計測器61が新品である場合、負荷を0に設定してもよい。
(動作)
本実施形態の支援装置7の動作について説明する。
支援装置7の動作は、本実施形態の支援方法に相当する。
支援装置7の動作は、例えば図5に示すように実施されてもよい。
まず、取得部71は、各計測器61から、荷重データDTWを取得する(ST01:取得するステップ)。
ST01の実施に続いて、負荷記録部72は、各計測器61に印加された負荷LDを累積し、累積負荷ALDとして記録する(ST02:記録するステップ)。
ST02の実施に続いて、第一判定部73は、各累積負荷ALDが、第一閾値TH1以上か否かを判定する(ST03:第一閾値以上か否かを判定するステップ)。
ST03において、少なくともいずれかの累積負荷ALDが、第一閾値TH1以上であると判定された場合(ST03:YES)、ST04に進む。
累積負荷ALDが、いずれも第一閾値TH1以上でない場合(ST03:NO)、ST01に戻る。
ST03の実施に続いて、第二判定部74は、累積負荷ALDが、第一閾値TH1以上である場合に、他の累積負荷ALDが、第一閾値TH1より小さい第二閾値TH2未満か否かを判定する(ST04:第二閾値未満か否かを判定するステップ)。
すなわち、ST03における判定がYESの場合、第二判定部74は、ST04を実施する。
ST04では、他の累積負荷ALDのうち、少なくともいずれかの累積負荷ALDが、第二閾値TH2未満である場合(ST04:YES)、ST05に進む。
例えば、第二閾値TH2未満であると判定された累積負荷ALDがない場合(ST04:NO)、ST10に進んでもよい。
ST04における判定がYESの場合、第一生成部75は、所定数以上の累積負荷ALDが第一閾値TH1以上であると判定されたか否かを判定する(ST05:所定数以上か否かを判定するステップ)。
所定数以上の累積負荷ALDが第一閾値TH1以上であると判定されなかった場合(ST5:NO)、ST06に進む。
例えば、所定数以上の累積負荷ALDが第一閾値TH1以上であると判定された場合(ST05:YES)、ST08に進んでもよい。
ST05における判定がNOの場合、第一生成部75は、第一閾値TH1以上である累積負荷ALDを有する計測器61と、第二閾値TH2未満である累積負荷ALDを有する計測器61と、を交換することを示す第一メンテナンス情報IFFを生成する(ST06:第一メンテナンス情報を生成するステップ)。
ST06の実施に続いて、通知部78は、第一メンテナンス情報IFFを通知する(ST07:第一メンテナンス情報を通知するステップ)。
なお、ST05において、累積負荷ALDのうち、所定数以上の累積負荷ALDが第一閾値TH1以上であると判定された場合、第二生成部76は、全ての計測器61を新品に交換することを示す第二メンテナンス情報IFSを生成してもよい(ST08:第二メンテナンス情報を生成するステップ)。
すなわち、ST05における判定がYESの場合、第二生成部76は、第二メンテナンス情報IFSを生成してもよい。
ST08の実施に続いて、通知部78は、第二メンテナンス情報IFSを通知する(ST09:第二メンテナンス情報を通知するステップ)。
また、ST04において、第二閾値TH2未満であると判定された累積負荷ALDがない場合、第三生成部77は、全ての計測器61を新品に交換することを示す第三メンテナンス情報IFTを生成してもよい(ST10:第三メンテナンス情報を生成するステップ)。
すなわち、ST04における判定がNOの場合、第三生成部77は、第三メンテナンス情報IFTを生成してもよい。
ST10の実施に続いて、通知部78は、第三メンテナンス情報IFTを通知する(ST11:第三メンテナンス情報を通知するステップ)。
(作用及び効果)
本実施形態によれば、支援装置7は、複数の計測器61のうち、いずれかの計測器61の累積負荷ALDが大きくなった時に、交換すべき計測器61を示すメンテナンス情報を生成できる。
このため、支援装置7は、計測器61のローテーション時期において、計測器61のローテーションの仕方を支援する情報を作業者に提供できる。
したがって、支援装置7は、軸重計6のメンテナンス作業を軽減できる。
また、本実施形態の一例によれば、支援装置7は、各計測器61の反応回数に基づき、メンテナンス情報を生成できる。
このため、支援装置7は、各計測器61の反応回数に応じて、計測器61のローテーションの仕方を支援できる。
例えば、図6に示すように、時間の経過に従って、計測器S2の反応回数に対して、計測器S1の反応回数がより速く増加し、時刻tmにおいて計測器S1の反応回数が第一閾値TH1となるとする。この場合、支援装置7は、時刻tmにおいて、計測器S1と、反応回数が第二閾値TH2以下の他の計測器(例えば、計測器S2)を交換するようメンテナンス情報を生成できる。
このため、支援装置7は、時刻tmにおいて、計測器61のローテーションの仕方を支援する情報を作業者に提供できる。
また、本実施形態の一例によれば、支援装置7は、所定数以上の累積負荷ALDが第一閾値TH1以上である場合に、全ての計測器61を新品に交換すべきメンテナンス情報を生成できる。
このため、支援装置7は、計測器61の交換時期において、全ての計測器61を新品に交換すべき情報を作業者に提供できる。
したがって、支援装置7は、軸重計6のメンテナンス作業を軽減できる。
また、本実施形態の一例によれば、支援装置7は、第二閾値TH2未満である累積負荷ALDがない場合に、全ての計測器61を新品に交換すべきメンテナンス情報を生成できる。
このため、支援装置7は、計測器61の交換時期において、全ての計測器61を新品に交換すべき情報を作業者に提供できる。
したがって、支援装置7は、軸重計6のメンテナンス作業を軽減できる。
また、本実施形態の一例によれば、支援装置7は、負荷履歴設定部70により、計測器61の交換前の負荷履歴を、交換後に反映することができる。
(変形例)
本実施形態の一例では、支援装置7は、ST04における判定がYESの場合、ST05を実施しているが、メンテナンス情報を作業者に提供できるなら、支援装置7は、どのように実施されてもよい。
変形例として、ST04における判定がYESの場合、ST05を実施せず、ST06を実施してもよい。
他の変形例として、ST04における判定がYESの場合、ST05を実施する前に、ST06を実施してもよい。その際、ST06を実施した後にST05を実施させてもよい。
本実施形態の一例では、支援装置7はST04の後にST05を実施しているが、ST03が実施された後であれば、支援装置7は、ST04をどのように実施してもよい。
変形例として、支援装置7は、ST03を実施した後にST05を実施し、ST05を実施した後にST04又はST08を実施してもよい。
本実施形態の一例では、負荷記録部72は、各計測器61の反応の有無を荷重データDTWから判別しているが、各計測器61の反応の有無を記録できるなら、各計測器61の反応の有無をどのように取得してもよい。
変形例として、負荷記録部72が軸重計6から各計測器61の反応の有無を取得することにより、各計測器61の反応の有無を記録してもよい。その際、軸重計6は、計測する荷重から各計測器61の反応の有無を判別してもよいし、計測器61と別のセンサにより、各計測器61を踏みつける車両AAの各車軸を検知してもよい。
<第二実施形態>
第二実施形態に係る支援装置7について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の支援装置7の構成は、以下に説明する点を除いて、第一実施形態と同様である。
例えば、負荷記録部72が記録する各累積負荷ALDは、各計測器61の計測重量の重みを付けた評価値であってもよい。
例えば、各評価値は、各計測器61の計測重量の累積値であってもよい。
各評価値が、各計測器61の計測重量の累積値である場合、例えば、負荷記録部72は、図7に示すようなデータベースDB2を記録してもよい。
この結果、一台目から四台目までの車両AAが通過することにより、負荷記録部72が計測器S1について記録する累積負荷ALDは、計測器S1の計測重量の累積値(各車軸に対する計測重量の和)=150+149+112=411(任意単位)となる。
同様に、一台目から四台目までの車両AAが通過することにより、負荷記録部72が計測器S2について記録する累積負荷ALDは、計測器S2の計測重量の累積値(各車軸に対する計測重量の和)=0+0+0=0(任意単位)となる。
同様に、一台目から四台目までの車両AAが通過することにより、負荷記録部72が計測器S4について記録する累積負荷ALDは、計測器S2の計測重量の累積値(各車軸に対する計測重量の和)=100+0+0=100(任意単位)となる。
この場合、計測器S1が、計測器S2や計測器S4よりも重い重量が掛かっているから、計測器S2や計測器S4に比べて、計測器S1の使用率が高い(=計測器S1の寿命が短くなっている)ことがわかる。
(動作)
本実施形態の支援装置7の動作は、第一実施形態の動作と同様であって、本実施形態の支援方法に相当する。
本実施形態の支援装置7の動作は、例えば図5に示すように実施されてもよい。
(作用及び効果)
本実施形態によれば、支援装置7は、第一実施形態と同様な作用及び効果を有する。
また、本実施形態の一例によれば、支援装置7は、計測重量の重みを付けた値に依存する各計測器61の評価値に基づき、メンテナンス情報を生成できる。
このため、支援装置7は、各計測器61の計測重量の重みを付けた値に応じて、計測器61のローテーションの仕方を支援できる。
また、本実施形態の一例によれば、支援装置7は、計測重量の累積値に依存する各計測器61の評価値に基づき、メンテナンス情報を生成できる。
このため、支援装置7は、各計測器61の計測重量の累積値に応じて、計測器61のローテーションの仕方を支援できる。
(変形例)
本実施形態の一例では、負荷記録部72は、評価値として、各計測器61の計測重量の累積値を記録しているが、各計測器61の計測重量の重みを付けた評価値であれば、どのような評価値を記録してもよい。
変形例として、負荷記録部72は、複数の車両AAの複数の車軸に亘る各計測器61の平均計測重量を算出し、評価値として、各計測器61の反応回数と、各計測器61の平均計測重量との積を記録してもよい。
<他の変形例>
上述の各実施形態の一例では、支援装置7は、電子式料金収受システムに設けられているが、どのようなシステムに設けられてもよい。
変形例として、支援装置7は、料金自動収受機を備えるシステムに設けられてもよい。
他の変形例として、支援装置7は、収受員により料金を収受する有人の料金所に設けられてもよい。
上述の各実施形態の一例では、支援装置7は、軸重計6や車線サーバ4とは別に設けられているが、どのような態様で設けられてもよい。
変形例として、支援装置7は、軸重計6に設けられてもよい。
他の変形例として、支援装置7は、車線サーバ4に設けられてもよい。
上述の各実施形態の一例では、支援装置7は、アイランドISに敷設されるセパレートレーン方式の料金収受システム1に適用されているが、変形例として、支援装置7は、フリーフロー方式の料金収受システムに適用されてもよい。
上述の各実施形態の一例では、通知部78は、第一生成部75において第一メンテナンス情報IFFが生成された時点において、第一メンテナンス情報IFFを通知しているが、どのようなタイミングで通知してもよい。
変形例として、通知部78は、一定時間(例えば、24時間)保留した後に、第一メンテナンス情報IFFを通知してもよい。
同様に、上述の各実施形態の一例では、通知部78は、第二生成部76において第二メンテナンス情報IFSが生成された時点において、第二メンテナンス情報IFSを通知しているが、どのようなタイミングで通知してもよい。
変形例として、通知部78は、一定時間(例えば、24時間)保留した後に、第二メンテナンス情報IFSを通知してもよい。
同様に、上述の各実施形態の一例では、通知部78は、第三生成部77において第三メンテナンス情報IFTが生成された時点において、第三メンテナンス情報IFTを通知しているが、どのようなタイミングで通知してもよい。
変形例として、通知部78は、一定時間(例えば、24時間)保留した後に、第三メンテナンス情報IFTを通知してもよい。
<コンピュータのハードウェア構成>
なお、上述の各実施形態においては、支援装置7の各種機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをマイコンといったコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各種処理を行うものとしている。ここで、コンピュータシステムのCPUの各種処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって上記各種処理が行われる。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
上述の各実施形態において、支援装置7の各種機能を実現するためのプログラムを実行させるコンピュータのハードウェア構成の例について説明する。
図8に示すように、支援装置7が備えるコンピュータ79は、CPU791と、メモリ792と、記憶/再生装置793と、Input Output Interface(以下、「IO I/F」という。)794と、通信Interface(以下、「通信I/F」という。)795と、を備える。
メモリ792は、支援装置7で実行されるプログラムで使用されるデータ等を一時的に記憶するRandom Access Memory(以下、「RAM」という。)等の媒体である。
記憶/再生装置793は、CD-ROM、DVD、フラッシュメモリ等の外部メディアへデータ等を記憶したり、外部メディアのデータ等を再生したりするための装置である。
IO I/F794は、支援装置7と他の装置との間で情報等の入出力を行うためのインタフェースである。
通信I/F795は、インターネット、専用通信回線等の通信回線を介して、他の装置との間で通信を行うインタフェースである。
<その他の実施形態>
以上、本開示のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、本開示の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、開示の範囲や要旨に含まれる。
<付記>
各実施形態に記載の支援装置、料金収受システム、支援方法、及びプログラムは、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る支援装置は、車線幅方向に並べて配置された複数の計測器61を有する軸重計6のメンテナンスを支援する支援装置7であって、各計測器61に印加された負荷LDを累積し、累積負荷ALDとして記録する負荷記録部72と、各累積負荷ALDが、第一閾値TH1以上か否かを判定する第一判定部73と、各累積負荷ALDのうちのいずれか1つである一の累積負荷ALDが、第一閾値TH1以上である場合に、他の累積負荷ALDが、第一閾値TH1より小さい第二閾値TH2未満か否かを判定する第二判定部74と、第一閾値TH1以上である累積負荷ALDを有する計測器61と、第二閾値TH2未満である累積負荷ALDを有する計測器61と、を交換することを示す第一メンテナンス情報IFFを生成する第一生成部75と、を備える。
ここで他の累積負荷ALDとは、負荷記録部72が記録する累積負荷ALDのうち、第一閾値TH1以上と判定された累積負荷ALD以外の累積負荷ALDである。
本態様によれば、支援装置7は、複数の計測器61のうち、いずれかの計測器61の累積負荷ALDが大きくなった時に、交換すべき計測器61を示すメンテナンス情報を生成できる。
このため、支援装置7は、計測器61のローテーション時期において、計測器61のローテーションの仕方を支援する情報を作業者に提供できる。
したがって、支援装置7は、軸重計6のメンテナンス作業を軽減できる。
(2)第2の態様に係る支援装置7は、各累積負荷ALDが、各計測器61の反応回数である(1)の支援装置7である。
本態様によれば、支援装置7は、各計測器61の反応回数に基づき、メンテナンス情報を生成できる。
このため、支援装置7は、各計測器61の反応回数に応じて、計測器61のローテーションの仕方を支援できる。
(3)第3の態様に係る支援装置7は、各累積負荷ALDが、各計測器61の計測重量の重みを付けた評価値である(1)の支援装置7である。
本態様によれば、支援装置7は、計測重量の重みを付けた値に依存する各計測器61の評価値に基づき、メンテナンス情報を生成できる。
このため、支援装置7は、各計測器61の計測重量に応じて、計測器61のローテーションの仕方を支援できる。
(4)第4の態様に係る支援装置7は、各評価値が、各計測器61の計測重量の累積値である(3)の支援装置7である。
本態様によれば、支援装置7は、計測重量の累積値に依存する各計測器61の評価値に基づき、メンテナンス情報を生成できる。
このため、支援装置7は、各計測器61の計測重量の累積値に応じて、計測器61のローテーションの仕方を支援できる。
(5)第5の態様に係る支援装置7は、第一判定部73において、累積負荷ALDのうち、所定数以上の累積負荷ALDが第一閾値TH1以上であると判定された場合、全ての計測器61を新品に交換することを示す第二メンテナンス情報IFSを生成する第二生成部76をさらに備える(1)から(4)のいずれかの支援装置7である。
本態様によれば、支援装置7は、所定数以上の累積負荷ALDが第一閾値TH1以上である場合に、全ての計測器61を新品に交換すべきメンテナンス情報を生成できる。
このため、支援装置7は、計測器61の交換時期において、全ての計測器61を新品に交換すべき情報を作業者に提供できる。
したがって、支援装置7は、軸重計6のメンテナンス作業を軽減できる。
(6)第6の態様に係る支援装置7は、第二判定部74において、第二閾値TH2未満であると判定された累積負荷ALDがない場合、全ての計測器61を新品に交換することを示す第三メンテナンス情報IFTを生成する第三生成部77をさらに備える(1)から(5)のいずれかの支援装置7である。
本態様によれば、支援装置7は、第二閾値TH2未満である累積負荷ALDがない場合に、全ての計測器61を新品に交換すべきメンテナンス情報を生成できる。
このため、支援装置7は、計測器61の交換時期において、全ての計測器61を新品に交換すべき情報を作業者に提供できる。
したがって、支援装置7は、軸重計6のメンテナンス作業を軽減できる。
(7)第7の態様に係る支援装置7は、各計測器61の交換前の負荷履歴を交換後に設定する負荷履歴設定部70をさらに備える(1)から(6)のいずれかの支援装置7である。
本態様によれば、支援装置7は、計測器61の交換前の負荷履歴を、交換後に反映することができる。
(8)第8の態様に係る料金収受システム1は、(1)から(7)のいずれかの支援装置7と、軸重計6と、を備える。
本態様によれば、料金収受システム1は、複数の計測器61のうち、いずれかの計測器61の累積負荷ALDが大きくなった時に、交換すべき計測器61を示すメンテナンス情報を生成できる。
このため、料金収受システム1は、計測器61のローテーション時期において、計測器61のローテーションの仕方を支援する情報を作業者に提供できる。
したがって、料金収受システム1は、軸重計6のメンテナンス作業を軽減できる。
(9)第9の態様に係る支援方法は、車線幅方向に並べて配置された複数の計測器61を有する軸重計6のメンテナンスを支援する支援方法であって、各計測器61に印加された負荷LDを累積し、累積負荷ALDとして記録するステップと、各累積負荷ALDが、第一閾値TH1以上か否かを判定するステップと、各累積負荷ALDのうちのいずれか1つである一の累積負荷が、第一閾値TH1以上である場合に、他の累積負荷ALDが、第一閾値TH1より小さい第二閾値TH2未満か否かを判定するステップと、第一閾値TH1以上である累積負荷ALDを有する計測器61と、第二閾値TH2未満である累積負荷ALDを有する計測器61と、を交換することを示す第一メンテナンス情報IFFを生成するステップと、を含む。
ここで他の累積負荷ALDとは、負荷記録部72が記録する累積負荷ALDのうち、第一閾値TH1以上と判定された累積負荷ALD以外の累積負荷ALDである。
本態様によれば、支援方法は、複数の計測器61のうち、いずれかの計測器61の累積負荷ALDが大きくなった時に、交換すべき計測器61を示すメンテナンス情報を生成できる。
このため、支援方法は、計測器61のローテーション時期において、計測器61のローテーションの仕方を支援する情報を作業者に提供できる。
したがって、支援方法は、軸重計6のメンテナンス作業を軽減できる。
(10)第10の態様に係るプログラムは、車線幅方向に並べて配置された複数の計測器を有する軸重計のメンテナンスを支援する支援装置のコンピュータに、各計測器61に印加された負荷LDを累積し、累積負荷ALDとして記録するステップと、各累積負荷ALDが、第一閾値TH1以上か否かを判定するステップと、各累積負荷ALDのうちのいずれか1つである一の累積負荷ALDが、第一閾値TH1以上である場合に、他の累積負荷ALDが、第一閾値TH1より小さい第二閾値TH2未満か否かを判定するステップと、第一閾値TH1以上である累積負荷ALDを有する計測器61と、第二閾値TH2未満である累積負荷ALDを有する計測器61と、を交換することを示す第一メンテナンス情報IFFを生成するステップと、を実行させる。
ここで他の累積負荷ALDとは、負荷記録部72が記録する累積負荷ALDのうち、第一閾値TH1以上と判定された累積負荷ALD以外の累積負荷ALDである。
本態様によれば、支援装置7は、複数の計測器61のうち、いずれかの計測器61の累積負荷ALDが大きくなった時に、交換すべき計測器61を示すメンテナンス情報を生成できる。
このため、支援装置7は、計測器61のローテーション時期において、計測器61のローテーションの仕方を支援する情報を作業者に提供できる。
したがって、プログラムは、軸重計6のメンテナンス作業を軽減できる。
1 料金収受システム
2 車両検知器
3 通信アンテナ
4 車線サーバ
6 軸重計
7 支援装置
21 投受光器
61 計測器
70 負荷履歴設定部
71 取得部
72 負荷記録部
73 第一判定部
74 第二判定部
75 第一生成部
76 第二生成部
77 第三生成部
78 通知部
79 コンピュータ
791 CPU
792 メモリ
793 記憶/再生装置
794 IO I/F
795 通信I/F
AA 車両
ALD 累積負荷
DB1 データベース
DB2 データベース
DTW 荷重データ
GN ガントリ
IFF 第一メンテナンス情報
IFS 第二メンテナンス情報
IFT 第三メンテナンス情報
IS アイランド
LD 負荷
LN 車線
MN 監視装置
R 事務所
TH1 第一閾値
TH2 第二閾値
TL 料金所
XA 進入検知位置
α 車載器

Claims (10)

  1. 車線幅方向に並べて配置された複数の計測器を有する軸重計のメンテナンスを支援する支援装置であって、
    前記各計測器に印加された負荷を計測器別に累積し、累積負荷として記録する負荷記録部と、
    前記各累積負荷が、第一閾値以上か否かを判定する第一判定部と、
    前記各累積負荷のうちのいずれか1つである一の累積負荷が、前記第一閾値以上である場合に、他の累積負荷が、前記第一閾値より小さい第二閾値未満か否かを判定する第二判定部と、
    前記第一閾値以上である前記累積負荷を有する前記計測器と、前記第二閾値未満である前記累積負荷を有する前記計測器と、を交換することを示す第一メンテナンス情報を生成する第一生成部と、
    を備える支援装置。
  2. 前記各累積負荷が、前記各計測器の反応回数である請求項1に記載の支援装置。
  3. 前記各累積負荷が、前記各計測器の計測重量の重みを付けた評価値である請求項1に記載の支援装置。
  4. 前記各評価値が、前記各計測器の計測重量の累積値である請求項3に記載の支援装置。
  5. 前記第一判定部において、前記累積負荷のうち、所定数以上の前記累積負荷が前記第一閾値以上であると判定された場合、全ての前記計測器を新品に交換することを示す第二メンテナンス情報を生成する第二生成部をさらに備える請求項1から4のいずれか一項に記載の支援装置。
  6. 前記第二判定部において、前記第二閾値未満であると判定された前記累積負荷がない場合、全ての前記計測器を新品に交換することを示す第三メンテナンス情報を生成する第三生成部をさらに備える請求項1から5のいずれか一項に記載の支援装置。
  7. 前記各計測器の交換前の負荷履歴を交換後に設定する負荷履歴設定部をさらに備える請求項1から6のいずれか一項に記載の支援装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の支援装置と、
    前記軸重計と、
    を備える料金収受システム。
  9. 車線幅方向に並べて配置された複数の計測器を有する軸重計のメンテナンスを支援する支援方法であって、
    前記各計測器に印加された負荷を累積し、累積負荷として記録するステップと、
    前記各累積負荷が、第一閾値以上か否かを判定するステップと、
    前記各累積負荷のうちのいずれか1つである一の累積負荷が、前記第一閾値以上である場合に、他の前記累積負荷が、前記第一閾値より小さい第二閾値未満か否かを判定するステップと、
    前記第一閾値以上である前記累積負荷を有する前記計測器と、前記第二閾値未満である前記累積負荷を有する前記計測器と、を交換することを示す第一メンテナンス情報を生成するステップと、
    を含む支援方法。
  10. 車線幅方向に並べて配置された複数の計測器を有する軸重計のメンテナンスを支援する支援装置のコンピュータに、
    前記各計測器に印加された負荷を累積し、累積負荷として記録するステップと、
    前記各累積負荷が、第一閾値以上か否かを判定するステップと、
    前記各累積負荷のうちのいずれか1つである一の累積負荷が、前記第一閾値以上である場合に、他の前記累積負荷が、前記第一閾値より小さい第二閾値未満か否かを判定するステップと、
    前記第一閾値以上である前記累積負荷を有する前記計測器と、前記第二閾値未満である前記累積負荷を有する前記計測器と、を交換することを示す第一メンテナンス情報を生成するステップと、
    を実行させるプログラム。
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