JP7225993B2 - 同一車両判定装置、同一車両判定方法およびプログラム - Google Patents
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トレーラヘッドのようなけん引車両に対しても、けん引の有無を確実に判別し、車種に応じた料金収受を正確に行う必要がある。
(1)前後カメラの設置距離が既知である必要がある。すなわち、設置場所毎に正確な相対位置測定を行って前後カメラの設置距離を調整するキャリブレーション(Calibration)が必要である。
(2)車長を計測するために別途装置(超音波感知器)が必要である。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る同一車両判定装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態の同一車両判定装置は、料金収受システムの料金所設備に適用した例である。
車両Aは、トレーラーのような被けん引車両を含む自動車である。けん引車両は、前後のナンバープレートの識別結果が一致しない車両である。
前方カメラ1は、車両Aの前部ナンバープレートの登録ナンバーを読み取る前部ナンバー読取装置である。
後方カメラ2は、車両Aの後部ナンバープレートの登録ナンバーを読み取る後部ナンバー読取装置である。後方カメラ2は、前方カメラ1に対して、車両進行方向の後方に設置されている。前方カメラ1で、車両Aの前部ナンバープレートの登録ナンバー(以下、番号という)を読み取り、その後、後方カメラ2で、車両Aの後部ナンバープレートの番号を読み取る。
第1の認識部121、第2の認識部122、車両速度算出部130、通過時間算出部140、検出距離推定部150、および検出距離記憶部160のうち一部または全部は、プロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらのうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。
第1の認識部121は、前方カメラ1が撮影した車両の画像から前部ナンバープレートの番号を認識する。
第2の認識部122は、後方カメラ2が撮影した車両の画像から後部ナンバープレートの番号を認識する。
なお、前方カメラ1と後方カメラ2を総称して前後カメラと呼ぶことがある。
車両速度算出部130は、前方カメラ1または後方カメラ2が撮影した映像から車両の速度vを算出する。具体的には、車両速度算出部130は、同一車両の前方カメラ1の映像から、例えば2フレームナンバープレート検出を行い、ナンバープレート検出座標の移動量を車両の速度vとして算出する。
なお、本実施形態では、速度を算出するために最低限必要な2フレームを用いて速度の算出を行っているが、3フレーム以上を使って、より精度の高い速度推定を行う構成としてもよい。
通過時間算出部140は、前方カメラ1の識別結果と後方カメラ2の識別結果が一致する車両の通過時間を検出時刻の差分により通過時間tとして算出する。具体的には、通過時間算出部140は、第1の認識部121で認識された前部ナンバープレートの番号と第2の認識部122で認識された後部ナンバープレートの番号が一致した場合に、当該番号が一致した車両について前方カメラ1で撮影した時刻tfと後方カメラ2で撮影された時刻tpの時間差(tp-tf)を当該車両の通過時間tとして算出する。
なお、通過時間算出部140による、前部ナンバープレートの番号と後部ナンバープレートの番号が一致しているかどうかの判断に関しては、前後どちらかのナンバープレートが汚れていて一部の文字だけ認識できない場合もある。このため、ナンバープレートの番号の一致は、完全一致だけではなく、番号が部分一致した車両を含めてもよい。
検出距離推定部150は、車両速度算出部130が算出した前記番号が一致した車両の速度vと通過時間tを用いて、前方カメラ1と後方カメラ2の検出距離dを推定する(後記図4参照)。
前後カメラの検出距離dは、複数台の車両について推定した前方カメラ1と後方カメラ2の検出距離の平均で求めてもよいし、重み付き平均(移動平均)を用いて常に更新してもよい。また、更新範囲を設定しておき、推定が誤ったデータをはじいて精度の劣化を防いでもよいし、識別スコアに閾値(後記図2の閾値とは異なる閾値)を持たせて良質なデータのみを検出距離dの更新に用いてもよい。
さらに、識別したナンバープレートサイズ(大板、中板)から、車長のバラツキが小さい中板のみを更新に採用してもよい。中板を更新に採用する場合、大板に対して車長のオフセットを引いた値から更新してもよい。
検出距離記憶部160は、第1の認識部121で認識された前部ナンバープレートの番号と第2の認識部122で認識された後部ナンバープレートの番号が一致した場合に、検出距離推定部150が推定した前方カメラ1と後方カメラ2の検出距離dを記憶する。すなわち、検出距離記憶部160には、前部ナンバープレートの番号と第2の認識部122で認識された後部ナンバープレートの番号が一致した場合の前後カメラの検出距離dが記憶される。
なお、検出距離記憶部160は、検出距離推定部150の内部に備える構成でもよい。
同一車両判定部170は、第1の認識部121で認識された前部ナンバープレートの番号と第2の認識部122で認識された後部ナンバープレートの番号が不一致の場合に、車両速度算出部130が算出した前記車両の速度vと、検出距離推定部150が推定し検出距離記憶部160に記憶された前方カメラ1と後方カメラ2の検出距離dとに基づいて当該車両の想定通過時間Tを算出し、想定通過時間T内で第2の認識部122が認識した後部ナンバープレートの番号を、当該車両の後部ナンバープレートの番号であると判定する。
同一車両判定部170は、閾値記憶部171と、車種判定部172と、を備える。
閾値記憶部171は、前方カメラ1と対応付くナンバープレートが無い車両で想定した検出時刻と実際に検出した時刻との誤差と、車両の速度とからなる2次元マップを閾値として記憶する。同一車両判定部170は、前方カメラ1と対応付くナンバープレートが無い車両で想定した検出時刻と実際に検出した時刻との差分が最小で前記閾値以下の車両を同一車両として対応付ける。閾値は、例えば速度が遅いほど誤差のバラツキが大きく、速度が速いほど誤差のバラツキが少なくなるように1次関数(図2実線参照)や指数関数(図2破線参照)で近似してもよい。
ここで、車種は、高速道路などの有料道路において通行料金を決定するための基準となるものであり、車両の大きさあるいは形状などに基づいて区分される。例えば、小型、普通、中型、大型、特大などに区分するようにしてもよい。ただし、車種は、運用形態に応じて設定されるものであり、特定の規定に限定されるものではない。
けん引車両以外にも、例えばナンバープレートの汚れにより文字識別できなかった車両に対しても対応付けが可能となる。
図3に示すように、同一車両判定装置100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、内部バス104、入出力インターフェース105、入力装置106、出力装置107、HDD(Hard Disk Drive)108、ネットワークインターフェース109、ドライブ110および接続ポート111を有する。
ROM102は、EEPROMを含み、CPU101が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。
RAM103は、CPU101の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。
入出力インターフェース105は、HDD108、およびネットワークインターフェース109を、内部バス104と接続する。例えばHDD108は、この入出力インターフェース105および内部バス104を介して、RAM103などとの間でデータをやり取りする。
出力装置107は、同一車両判定装置100の表示部の一例として構成される。出力装置107は、表示部として、液晶ディスプレイ装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)などの表示装置を含む。この表示装置は、CPU101により生成された画像等を表示する。
ネットワークインターフェース109は、例えばETCシステム20(図1参照)の通信網に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。このネットワークインターフェース109は、通信部として機能する。
ドライブ110は、磁気ディスク、光ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体112のためのリーダライタであり、同一車両判定装置100に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ110は、装着されているリムーバブル記録媒体112に情報を書き込むことができる。また、ドライブ110は、装着されているリムーバブル記録媒体112に記録されている情報を読み出して、RAM103に出力する。
<前後カメラ間の検出距離の算出方法>
図4は、前後カメラ間の検出距離の算出方法を説明する図である。
図4に示すように、例えば料金収受システムの料金所には、前方カメラ1と、後方カメラ2とが設置されている。後方カメラ2は、前方カメラ1に対して、車両進行方向の後方に設置されている。
前方カメラ1と後方カメラ2の設置に際し、設置場所毎のキャリブレーションは行わないので、前後カメラの設置距離は、既知ではない。同一車両判定装置100は、前方カメラ1と後方カメラ2の検出距離dを推定し、検出距離記憶部160(図1参照)に記憶することを特徴とする。すなわち、設置場所毎のキャリブレーションを行うことなく、前後カメラの設置距離(検出距離d)を算出する。
前方カメラ1は、車両Aの前部のナンバープレートの登録ナンバーを読み取る。その後、後方カメラ2は、車両Aの後部のナンバープレートの登録ナンバーを読み取る。前方カメラ1の識別結果と後方カメラ2の識別結果は一致し、前後のナンバープレートが同じである同一車両であると判定される。
検出距離dは、複数台からの平均で求めてもよいし、重み付き平均で常に更新してもよい。また、更新範囲を設定しておき推定が誤ったデータをはじいて精度の劣化を防いでもよいし、識別スコアに閾値を持たせて良質なデータのみを検出距離dの更新に用いてもよい。
さらに、識別したナンバープレートサイズ(大板、中板)から、車長のバラツキが小さい中板のみを更新に採用してもよい。この場合、大板に対して車長のオフセットを引いた値から更新してもよい。
図5は、通過時間による同一車両対応付け方法を説明する図である。
図5に示すように、車両Bは、前後カメラの設置位置を速度vで通過する。車両Bは、トレーラーのような被けん引車Cをけん引している。このため、車両Bおよび被けん引車Cは、前後で登録ナンバープレートが異なる車両である。
前方カメラ1は、車両Bの前部のナンバープレートの登録ナンバーを読み取る。その後、後方カメラ2は、被けん引車Cの後部のナンバープレートの登録ナンバーを読み取る。前方カメラ1の識別結果と後方カメラ2の識別結果は一致しない車両であり、異なる車両であると判定される可能性がある。
前方カメラ1の映像から2フレームナンバープレート検出を行い、ナンバープレート検出座標の移動量を算出し、この移動量をもとに車両Bの車速vを得る。また、上記<前後カメラ間の検出距離の算出方法>で推定し記憶した前方カメラ1と後方カメラ2の検出距離dを読み出す。
T=(d+α)/v …(1)
α:車長オフセット
tb≒tf+T …(2)
そこで、前方カメラ1が撮影した車両で想定した検出時刻と実際に検出した時刻との誤差と、前記車両の速度とからなる2次元マップを閾値(図2参照)としてあらかじめ記憶する。
前方カメラ1と対応付くナンバープレートが無い車両Bで想定した検出時刻と実際に検出した時刻との差分が最小で閾値(図2参照)以下の車両Bと被けん引車Cを同一車両Bとして対応付ける。
想定通過時間T内で認識した後部ナンバープレートの番号を、当該車両の後部ナンバープレートの番号であると判定する。
ステップS1で第1の認識部121は、前方カメラ1が撮影した車両の画像から前部ナンバープレートの番号を認識する。
ステップS2で第2の認識部122は、後方カメラ2が撮影した車両の画像から後部ナンバープレートの番号を認識する。
ステップS3で車両速度算出部130は、前方カメラ1または後方カメラ2が撮影した映像から車両の速度vを算出する。例えば、図4に示すように、車両速度算出部130は、同一車両Aの前方カメラ1の映像から、2フレームナンバープレート検出を行い、ナンバープレート検出座標の移動量を車両Aの速度vとして算出する。
認識された前部ナンバープレートの番号と後部ナンバープレートの番号が一致した場合(ステップS4:Yes)、ステップS5に進み、認識された前部ナンバープレートの番号と後部ナンバープレートの番号が一致しない場合(ステップS4:No)、本フローの処理を終了する。
ステップS7で検出距離推定部150は、検出距離記憶部160に推定した検出距離dを記憶して本フローの処理を終了する。
ステップS11で第1の認識部121は、前方カメラ1が撮影した車両の画像から前部ナンバープレートの番号を認識する。
ステップS12で第2の認識部122は、後方カメラ2が撮影した車両の画像から後部ナンバープレートの番号を認識する。
ステップS13で車両速度算出部130は、前方カメラ1または後方カメラ2が撮影した映像から車両の速度vを算出する。例えば、図4に示すように、車両速度算出部130は、車両Bの前方カメラ1の映像から、2フレームナンバープレート検出を行い、ナンバープレート検出座標の移動量を車両の速度vとして算出する。
ステップS17で検出距離推定部150は、検出距離記憶部160に推定した検出距離dを記憶して本フローの処理を終了する。
ステップS21で閾値記憶部171は、前方カメラ1が撮影した車両で想定した検出時刻と実際に検出した時刻との誤差と、車両の速度とからなる2次元マップを閾値(図2参照)として記憶する。
ステップS31で車種判定部172は、前方カメラ1および後方カメラ2で車両を含む画像を撮影した画像データを取得し、取得した画像データから画像データに含まれるナンバープレートサイズ(大板、中板など)から車両の車種を判定する。
そして、同一車両判定部170は、前方カメラ1と対応付くナンバープレートが無い車両Bで想定した検出時刻と実際に検出した時刻との差分が最小で閾値(図2参照)以下の車両Bと被けん引車Cを同一車両Bとして対応付ける。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)~(c)のようなものがある。
(a) 速度算出は、後方カメラ2で撮影された映像をもとに算出してよいし、前後両方のカメラで撮影された映像をもとに算出してもよい。
2 後方カメラ
10 車載器
20 ETCシステム
30 集中監視システム
100 同一車両判定装置
121 第1の認識部
122 第2の認識部
130 車両速度算出部
140 通過時間算出部
150 検出距離推定部
160 検出距離記憶部
170 同一車両判定部
171 閾値記憶部
172 車種判定部
S 料金収受システムの料金所設備
A 車両(同一車両)
B 車両(前方カメラと対応付くナンバープレートが無い車両)
C 被けん引車(前方カメラと対応付くナンバープレートが無い車両)
Claims (7)
- 前方カメラが撮影した車両の画像から前部ナンバープレートの番号を認識する第1の認識部と、
後方カメラが撮影した車両の画像から後部ナンバープレートの番号を認識する第2の認識部と、
車両の速度を算出する車両速度算出部と、
前記第1の認識部で認識された前部ナンバープレートの番号と前記第2の認識部で認識された後部ナンバープレートの番号が一致した場合に、番号が一致した車両について前記前方カメラで撮影した時刻と前記後方カメラで撮影された時刻の時間差を通過時間として算出する通過時間算出部と、
前記車両速度算出部が算出した前記番号の一致する車両の速度と前記通過時間をもとに、前記前方カメラと前記後方カメラの検出距離を推定する検出距離推定部と、
前記第1の認識部で認識された前部ナンバープレートの番号と前記第2の認識部で認識された後部ナンバープレートの番号が不一致の場合に、前記車両速度算出部が算出した前記車両の速度と、前記検出距離推定部が推定した前記前方カメラと前記後方カメラの前記検出距離とに基づいて当該車両の前記後方カメラにおける想定通過時間を算出し、前記想定通過時間内で前記第2の認識部が認識した後部ナンバープレートの番号を、当該車両の後部ナンバープレートの番号であると判定する同一車両判定部と、を備える
ことを特徴とする同一車両判定装置。 - 前記検出距離推定部は、前記車両速度算出部が算出した前記番号が一致した車両が複数台検出された場合、複数台の前記車両からそれぞれ推定した複数の前記検出距離を平均することを含む統計処理を行って前記検出距離を更新する
ことを特徴とする請求項1に記載の同一車両判定装置。 - 前記検出距離推定部が推定した前記検出距離を記憶する検出距離記憶部を備え、
前記同一車両判定部は、前記検出距離記憶部に記憶された前方カメラと後方カメラの検出距離とに基づいて前記車両の想定通過時間を算出する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の同一車両判定装置。 - 前記前方カメラが撮影した車両で想定した検出時刻と実際に検出した時刻との誤差と、前記車両の速度とからなるマップを閾値として記憶する閾値記憶部を備え、
前記同一車両判定部は、前記前方カメラが撮影したナンバープレートの番号が不一致の車両で想定した検出時刻と実際に検出した時刻との差分が最小で前記閾値以下の車両を同一車両として対応付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の同一車両判定装置。 - 車両の車種を判定する車種判定部を備え、
前記同一車両判定部は、前記車種判定部が判定した車両の車種に基づいてその車長を求め、一般車両に対して車長が長い車両の場合、前記検出距離記憶部に記憶された前記前方カメラと前記後方カメラの前記検出距離に、車長オフセットを加算して前記想定通過時間を算出する
ことを特徴とする請求項3に記載の同一車両判定装置。 - 前方カメラが撮影した車両の画像から前部ナンバープレートの番号を認識する第1の認識ステップと、
後方カメラが撮影した車両の画像から後部ナンバープレートの番号を認識する第2の認識ステップと、
車両の速度を算出する車両速度算出ステップと、
前記第1の認識ステップで認識された前部ナンバープレートの番号と第2の認識ステップで認識された後部ナンバープレートの番号が一致した場合に、番号が一致した車両について前記前方カメラで撮影した時刻と前記後方カメラで撮影された時刻の時間差を通過時間として算出する通過時間算出ステップと、
前記車両速度算出ステップで算出した前記番号の一致する車両の速度と前記通過時間をもとに、前記前方カメラと前記後方カメラの検出距離を推定する検出距離推定ステップと、
前記検出距離推定ステップで推定した前記検出距離を記憶する検出距離記憶ステップと、
前記第1の認識ステップで認識された前部ナンバープレートの番号と前記第2の認識ステップで認識された後部ナンバープレートの番号が不一致の場合に、前記車両速度算出ステップで算出した前記車両の速度と、前記検出距離記憶ステップに記憶された前記前方カメラと前記後方カメラの前記検出距離とに基づいて当該車両の前記後方カメラにおける想定通過時間を算出し、前記想定通過時間内で前記第2の認識ステップで認識した後部ナンバープレートの番号を、当該車両の後部ナンバープレートの番号であると判定する同一車両判定ステップと、を実行する
ことを特徴とする同一車両判定方法。 - 走行している車両が同一であるかを判定する同一車両判定装置としてのコンピュータを、
前方カメラが撮影した車両の画像から前部ナンバープレートの番号を認識する第1の認識手段、
後方カメラが撮影した車両の画像から後部ナンバープレートの番号を認識する第2の認識手段、
車両の速度を算出する車両速度算出手段、
前記第1の認識手段で認識された前部ナンバープレートの番号と前記第2の認識手段で認識された後部ナンバープレートの番号が一致した場合に、番号が一致した車両について前記前方カメラで撮影した時刻と前記後方カメラで撮影された時刻の時間差を通過時間として算出する通過時間算出手段、
前記車両速度算出手段が算出した前記番号の一致する車両の速度と前記通過時間をもとに、前記前方カメラと前記後方カメラの検出距離を推定する検出距離推定手段、
前記第1の認識手段で認識された前部ナンバープレートの番号と前記第2の認識手段で認識された後部ナンバープレートの番号が不一致の場合に、前記車両速度算出手段が算出した前記車両の速度と、前記検出距離推定手段が推定した前記前方カメラと前記後方カメラの前記検出距離とに基づいて当該車両の前記後方カメラにおける想定通過時間を算出し、前記想定通過時間内で前記第2の認識手段が認識した後部ナンバープレートの番号を、当該車両の後部ナンバープレートの番号であると判定する同一車両判定手段、として機能させるためのプログラム。
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