JPH0468539A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0468539A
JPH0468539A JP18198090A JP18198090A JPH0468539A JP H0468539 A JPH0468539 A JP H0468539A JP 18198090 A JP18198090 A JP 18198090A JP 18198090 A JP18198090 A JP 18198090A JP H0468539 A JPH0468539 A JP H0468539A
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insulating film
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Yutaka Okamoto
裕 岡本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置の製造方法シこ関し、特に、いわ
ゆるヘリノドコンタクト(buried contac
t)を用いる半導体装置の製造方法に関するものである
(発明の概要〕 本発明は、その表面に素子間分離用絶縁膜及びゲート絶
縁膜が選択的に形成され、素子間分離用絶縁膜とゲート
絶縁膜との間にヘリノドコンタクト部が形成された半導
体基板上に第1の導体膜及びその上層部が金属を含有す
る第2の導体膜を形成し、第1の導体膜及び第2の導体
膜をバターニングすることによりゲート電極を形成する
ようにした半導体装置の製造方法において、第2の導体
膜の形成前にヘリノドコンタクト部における少なくとも
素子間分離用絶縁膜の端部の下側の部分の半導体基板中
にこの半導体基板と逆導電型の不純物をイオン注入し、
またはヘリノドコンタクト部における第2の導体膜の上
層部のうちの少なくとも素子間分離用絶縁膜の端部に対
応する部分を除去することによって、第2の導体膜と半
導体基板とのショートを防止することができるようにし
たものである。
〔従来の技fN) ベリノドコンタクトは、例えばMOSスタティックRA
Mなどにおいて、ゲート電極を半導体基板中に形成され
た拡散層にコンタクトさせる場合に用いられている。従
来、多結晶シリコン(Si)膜により形成されるゲート
電極のへリントコンタクトをとる場合に、ヘリノドコン
タクト用のコンタクトホール形成部以外の部分のゲート
絶縁膜の表面をあらかじめ多結晶Si膜で覆っておくこ
とにより、ヘリノドコンタクト用のコンタクトホール部
の表面に形成される自然酸化膜を除去するためのライト
エツチング時にゲート絶縁膜がエンチングされるのを防
止する技術が知られている(例えば、特開昭62−12
125号公報及び特開昭62−37967号公報)。
ところで、近年では、ゲート電極をポリサイド膜(不純
物がドープされた多結晶S1膜上に高融点金属シリサイ
ド膜を重ねた膜)により形成することが多(なってきて
いる。第12図はこのようにゲート電極をポリサイド膜
により形成する場合に上記特開昭62−37967号公
報に開示された技術を通用したときのゲート電極形成後
の状態を示す。この半導体装置の製造方法は次の通りで
ある。すなわち、第12図に示すように、まず例えばP
型S1基板1010表面にLOCO3法により素子間分
離用のフィールド酸化膜102を形成する。これと同時
に、あらかじめp型Si基板101中に選択的にイオン
注入されてあったp型不純物が拡散して例えばP゛型の
チャネルストップ領域lO3がフィールド酸化膜102
の下側に形成される。次に、フィールド酸化膜102で
囲まれた活性領域の表面にゲート酸化膜104を形成す
る。
次に、全面に多結晶Si膜105を形成した後、この多
結晶Si膜105に不純物をドープして低抵抗化する。
次に、この多結晶Si膜105上に、ヘリノドコンタク
ト部に対応する部分が開口した所定形状のレジストパタ
ーン(図示せず)を形成する。
次に、このレジストパターンをマスクとして多結晶Si
膜105をエツチングした後、レジストパターンを除去
する。次に、このようにしてバターニングされた多結晶
Si膜105をマスクとしてゲート1化R104及びフ
ィールド酸化膜102をエツチングする。これによって
、ヘリノドコンタクト用のコンタクトホールBC’が形
成される。次に、全面に多結晶Si膜106を形成した
後、この多結晶Si膜106上に例えばタングステンシ
リサイド(WSi、 )膜107を形成する。次に、こ
れらのWSiX膜107及び多結晶Si膜106をエツ
チングにより所定形状にバターニングしてゲート電極G
′を形成する。なお、符号108は不純物がドープされ
た多結晶Si膜106からp型Si基板101中への不
純物拡散またはイオン注入により形成されたn゛型の半
導体領域を示す。
〔発明が解決しようとする課題〕
第12図において、ヘリノドコンタクト用のコンタクト
ホールBC’の部分のフィールド酸化膜102上には、
多結晶Si膜105がなく、wsiX膜107の下側の
多結晶Si膜は多結晶Si膜106だけである。ところ
で、設計ルールがサブミクロン以下の半導体装置におい
ては、ポリサイド膜の膜厚は2000人程度付着さくな
り、多結晶Si膜105.106の膜厚はいずれも数百
人程度となるが、この場合には次のような問題が生じる
。すなわち、W S i x膜107の下側の多結晶5
iiilO6の膜厚が例えば800人程付着下に小さく
なると、熱処理時に生じるW S I X膜107中の
Wの拡散をその下側の多結晶Si膜106で阻止するこ
とができなくなる。この結果、W S i、膜107中
のWが多結晶Si膜106を通ってこの多結晶Si膜1
06の下側のフィールド酸化膜102中に拡散し、フィ
ールド酸化膜102の膜質が劣化してしまう(第12図
においてフィールド酸化膜102中に拡散したWを×で
示す)。
一方、LOCO3法のようなフィールド酸化膜102の
端部にバーズビークが形成される素子間分離技術を用い
た場合には、フィールド酸化膜102はそのバーズビー
ク先端に向かって膜厚が徐々に減少する構造となるので
、Wの拡散によるフィールド酸化膜102の膜質の劣化
はこのバーズビーク部ではより顕著となる。ところで、
第12図に示すように、n゛型の半導体領域108はフ
ィールド酸化膜102のバーズビーク部の下側まで十分
には形成されていない。この結果、Wの拡散により膜質
が劣化したフィールド酸化膜102がバイアスストレス
により経時劣化を起こし、遂には寿命により絶縁破壊に
至る。そして、上述のようにn゛型の半導体領域108
が形成されていない所では、W S i、x膜107及
び多結晶Si膜i。
6とP型Si基板101とがショートしてしまい、リー
ク電流を発生してしまうという問題がある。
従って本発明の目的は、ポリサイド膜のような上層部が
金属を含む導体膜によりゲート電極を形成する場合に、
この導体膜と半導体基板とのンヨートを防止することが
できる半導体装置の製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、第1の発明は、半導体装置
の製造方法において、その表面に素子間分離用絶縁膜(
2)及びゲート絶縁膜(4)が選択的に形成され、素子
間分離用絶縁膜(2)とゲート絶縁11II(4)との
間にベリッドコンタクト部が形成された第1導電型の半
導体基板(1)上に第1の導体膜(5)を形成し、ベリ
ッドコンタクト部における少なくとも素子間分離用絶縁
膜(2)の端部の下側の部分の半導体基板(1)中に第
2導電型の不純物をイオン注入し、その上層部が金属を
含有する第2の導体膜(8,9)を形成し、第1の導体
膜(5)及び第2の導体膜(8,9)をパターニングす
ることによりゲート電極(C,)を形成するようにして
いる。
また、第2の発明は、半導体装置の製造方法において、
その表面に素子間分離用絶縁膜(2)及びゲート絶縁膜
(4)が選択的に形成され、素子間分離用絶縁膜(2)
とゲート絶縁膜(4)との間にベリッドコンタクト部が
形成された半導体基板(1)上に第1の導体膜(5)を
形成し、その上層部が金属を含有する第2の導体膜(8
,9)を形成し、ベリッドコンタクト部における第2の
導体膜(8,9)の上層部のうちの少なくとも素子間分
離用絶縁膜(2)の端部に対応する部分を除去し、第1
の導体膜(5)及び第2の導体膜(8,9)をパターニ
ングすることによりゲート’QtFi(G)を形成する
ようにしている。
〔作用〕
上述のように構成された第1の発明の半導体装置の製造
方法によれば、ベリッドコンタクト部における少なくと
も素子間分離用絶縁膜(2)の端部の下側の部分の半導
体基板(1)中に第2導電型の不純物をイオン注入する
ようにしているので、このベリッドコンタクト部におけ
る少なくとも素子間分離用絶縁膜(2)の端部の下側の
部分には第2導電型の半導体領域(7)が形成されるこ
とになる。これによって、第2の導体膜(8,9)の上
層部(9)からの金属の拡散により素子間分離用絶縁膜
(2)の膜質の劣化が生じても、第2の導体膜(8,9
)と半導体基板(1)とのショートが生じるおそれはな
くなる。
また、上述のように構成された第2の発明の半導体装置
の製造方法によれば、ベリッドコンタクト部における第
2の導体膜(8,9)の上層部(9)のうちの少なくと
も素子間分離用絶縁膜(2)の端部に対応する部分を除
去するようにしているので、このヘリノドコンタクト部
における素子間分離用絶縁膜(2)の端部に第2の導体
膜(8,9)の上層部(9)から金属が拡散するおそれ
がなくなる。これによって、第2の導体膜(8,9)の
上層部(9)からの金属の拡散により素子間分離用絶縁
膜(2)の膜質の劣化が生しることがなくなり、従って
第2の導体膜(8,9)と半導体基板(1)とのショー
トが生じるおそれもなくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。なお、実施例の企図において、同一の部分には同
一の符号を付す。
第1図A〜第1図りは本発明の第1実施例によるMO3
LSIの製造方法を示す。
この第1実施例においては、第1図Aに示すように、ま
ず例えばp型Si基板のような半導体基板1の表面に例
えばLOCO3法によりSiO□膜のようなフィールド
酸化膜2を選択的に形成して素子間分離を行う。これと
同時に、あらかじめ半導体基板1中に選択的にイオン注
入されてあった例えばホウ素(B)のようなP型不純物
が拡散巳てフィールド酸化膜2の下側二こ例えばp゛型
のチャネルストンプ領域3が形成される。次に、フィー
ルド酸化M2で囲まれた活性領域の表面に熱酸化法によ
りSiO□膜のようなゲート酸化膜4を形成する。次に
、CVD法により全面に多結晶S1膜5を形成じた後、
この多結晶Si膜5に例えばリン(P)のような不純物
を熱拡散法やイオン注入法によりドープして低抵抗化す
る。次に、この多結晶Si膜5上に、ヘリノドコンタク
ト部に対応する部分が開口した所定形状のレジストパタ
ーン6をリソグラフィーにより形成する。この後、この
レジストパターン6をマスクとしてヘリノドコンタクト
部にn型不純物、例えばPをイオン注入する。
以下においては、このヘリノドコンタクト部へのイオン
注入を補償イオン注入という。この場合、このPの補償
イオン注入は、フィールド酸化膜2のバーズビーク部の
下側の半導体基板1中;こPがイオン注入されるような
高いエネルギーで行われる。具体的には、このPの補償
イオン注入のエネルギーは例えば120keV程度とし
、ドーズ量は例えば2 X 10 ”cm−”程度とす
る。このPの補償イオン注入によって、ヘリノドコンタ
クト部におけるフィールド酸化膜2のバーズビーク部の
下側及びゲート酸化膜4の下側の部分の半導体基板1中
に例えばn−型の補償イオン注入領域7が形成される。
次に、レジストパターン6をマスクとして例えば反応性
イオンエツチング(RIE)法によりヘリノドコンタク
ト部の多結晶Si膜5をエツチング除去した後、引き続
いてヘリノドコンタクト部のゲート酸化膜4をエツチン
グ除去する。これによって、第1図Bに示すように、ベ
リッドコンタクト用のコンタクトホールBCが形成され
る。この後、レジストパターン6を除去する。
次に、第1図Cに示すように、CVD法により全面シこ
多結晶Si膜8を形成し、この多結晶Si膜8に例えば
Pのような不純物をドープして低抵抗化した後、さらに
この多結晶Si膜8上に例えばスパッタ法やCVD法に
より例えばW S i、膜のような高融点金属シリサイ
ド膜9を形成する。この後、この高融点金属シリサイド
膜9上にゲート電極形成用のレジストパターン10を形
成する。
次二こ、このレジストパターン10をマスクとして高融
点金属シリサイド膜9及び多結晶Si膜85を順次エツ
チングすること乙こより、第1図1) 5こ示すように
、ポリサイド構造のゲート電極Gを形成する。符号11
は例えばPのような不純物がドープされた多結晶Si膜
8からのPの拡散またはp型Si基板I中へのPのよう
なn型不純物のイオン注入により形成されたn゛型の半
導体領域を示す。
この後、ソース領域及びドレイン領域形成用のイオン注
入工程以降の工程を行い、目的とするMO3LSIを完
成させる。
以上のように、この第1実施例によれば、ヘリノドコン
タクト部におけるフィールド酸化膜2のバーズビーク部
の下側の部分の半導体基板1中にもPの補償イオン注入
領域7が形成されるので、例えばWSix膜のような高
融点金属シリサイド膜9から例えばWのような金属が多
結晶Si膜8を通ってフィールド酸化膜2のバーズビー
ク部に拡散してこのフィールド酸化膜2の膜質の劣化が
生じても、高融点金属シリサイド膜9及び多結晶Si膜
8と半導体基板1とのショートが生じるのを有効に防止
することができる。
この第1実施例による方法は、例えばMOSスタティッ
クRAMにおいてMOSトランジスタのゲート電極のベ
リノドコンタクトをとる場合に適用して好適なものであ
る。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
この第2実施例においては、上述の第1実施例と同様に
して第1図Aに示すようにレジストパターン6まで形成
した後、このレジストパターン6をマスクとして多結晶
Si膜5をエツチングすることにより、第2図に示すよ
うに、ベリノドコンタクト部の多結晶Si膜5をエンチ
ング除去する。そして、その後にレジストパターン6を
マスクとして例えばPのようなn型不純物の補償イオン
注入を行い、補償イオン注入領域7を形成する。この後
、第1実施例と同様にしてベリノドコンタクト部のゲー
ト酸化膜4及びフィールド酸化膜2のエツチング工程以
降の工程を進め、目的とするMO3LSIを完成させる
この第2実施例によっても、フィールド酸化膜2のバー
ズビーク部の下側の部分の半導体基板1中にも補償イオ
ン注入領域7が形成されるので、第1実施例と同様な効
果を得ることができる。
次に、本発明の第3実施例について説明する。
この第3実施例においては、上述の第1実施例と同様に
して第1図Aに示すようにレジストパターン6まで形成
した後、このレジストパターン6をマスクとしてまずベ
リノドコンタクト部の多結晶Si膜5をエツチング除去
し、引き続いてベリノドコンタクト部のゲート酸化膜3
及びフィールド絶縁膜2をエツチング除去して第3図に
示すようにベリッドコンタクト用のコンタクトホールB
Cを形成した後、レジストパターン6をマスクとして例
えばPのようなn型不純物の補償イオン注入を行い、補
償イオン注入領域7を形成する。この後、第1実施例と
同様にして以後の工程を進め、目的とするMO3LSI
を完成させる。
この第3実施例によっても、第1実施例と同様な効果を
得ることができる。
次に、本発明の第4実施例について説明する。
この第4実施例においては、第4図Aに示すように、ま
ず第1実施例と同様にして半導体基板1にフィールド酸
化膜2及びチャネルスト・ノブ領域3を形成した後、フ
ィールド酸化膜2で囲まれた活性領域の表面にゲート酸
化膜4を形成する。次に、CVD法により全面に多結晶
Si膜5を形成した後、この多結晶Si膜5に例えばP
のような不純物をドープして低抵抗化する。この後、こ
の多結晶Si膜5上に、ベリノドコンタクト部に対応す
る部分が開口した所定形状のレジストパターン6をリソ
グラフィーにより形成する。
次に、このレジストパターン6をマスクとじてベリノド
コンタクト部の多結晶Si膜5を例えばRIE法により
エツチング除去した後、レジストパターン6を除去する
。この後、このようにしてパターニングされた多結晶S
i膜5をマスクとしてベリノドコンタクト部のゲート酸
化膜4及びフィールド酸化膜2をエンチング除去する。
これによって、第4図Bに示すように、ベリッドコンタ
クト用のコンタクトホールBCが形成される。
次に、第4図Cに示すように、CVD法により全面に多
結晶Si膜8を形成し、この多結晶Si膜8に例えばP
のような不純物をドープして低抵抗化した後、この多結
晶Si膜8上にCVD法やスパッタ法により例えばW 
S ix膜のような高融点金属シリサイド膜9を形成す
る。
次に、この高融点金属シリサイド膜9上に、フィールド
酸化膜2のバーズビーク部に対応する部分が開口した所
定形状のレジストパターン(図示せず)を形成した後、
このレジストパターンをマスクとして高融点金属シリサ
イド膜9をエツチングする。この後、レジストパターン
6を除去する。
これによって、第4図りに示すように、高融点金属シリ
サイド膜9のうちのフィールド酸化膜2のバーズビーク
部に対応する部分がエツチング除去される。
次に、これらの高融点金属シリサイド膜9及び多結晶S
i膜8,5をエツチングにより所定形状にパターニング
して、第4図Eに示すように、ポリサイド構造のゲート
電極Gを形成する。
以上のように、この第4実施例によれば、高融点金属シ
リサイド膜9のうちのフィールド酸化膜2のバーズビー
ク部に対応する部分をあらかじめエツチング除去してい
るので、このフィールド酸化膜2のバーズビーク部に高
融点金属シリサイド膜9中の金属が拡散するおそれはほ
とんどなくなり、従ってこの金属の拡散によるフィール
ド酸化膜2の膜質の劣化が生しることがな(なる。これ
によって、第1実施例と同様に、高融点金属シリサイド
膜9及び多結晶Si膜8と半導体基板1とのショートを
防止することができる。
次に、高融点金属シリサイド膜9からの金属の拡散によ
るフィールド酸化膜2のの膜質の劣化に起因する高融点
金属シリサイド膜9及び多結晶Si膜6と半導体基板1
とのショートを防止する他の方法について説明する。
すなわち、この例においては、第4実施例と同様ニジて
第4図Aに示すようにレジストパターン6まで形成した
後、このレジストパターン6をマスクとして例えばRI
E法によりまずベリッドコンタクト部の多結晶Si膜5
をエツチング除去し、引き続いてベリッドコンタクト部
のゲート酸化膜4及びフィールド酸化膜2をエツチング
除去してへり・ノドコンタクト用のコンタクトホールB
Cを形成する。ここで、このゲート酸化膜4及びフィー
ルド酸化膜2のエンチングは、フィールド酸化膜2のバ
ーズビーク部が完全に除去されるようにする。これによ
って、第5図Aに示すような状態になる。
次に、レジストパターン6をマスクとして例えばPのよ
うなn型不純物の補償イオン注入を行う。
これによって、第5図Bに示すように、ベリッドコンタ
クト部の半導体基板1中にn゛型の半導体領域11が形
成される。この場合、フィールド酸化膜2のバーズビー
ク部は上述のようにあらかじめエツチング除去されてい
るので、この半導体領域11は最初バーズビーク部があ
った部分の下側の部分にも形成されることになる。なお
、この補償イオン注入による半導体基板Iの損傷が懸念
される場合には、この補償イオン注入を行う前に、レジ
ストパターン6を除去してから熱酸化法により半導体基
板1の表面に例えば膜厚が100人程付着5iOz膜の
ような酸化膜を形成したり、CVD法によりこの酸化膜
を形成したりしてもよい。
この場合の補償イオン注入のエネルギーは、投影飛程R
,に対応する注入不純物の分布のピークが多結晶Si膜
5よりも深い位置にならないように設定する。
次に、CVD法により全面に多結晶Si膜8を形成し、
この多結晶Si膜8に例えばPのような不純物をドープ
5して低抵抗化した後、さらにこの多結晶5iWIB上
に例えばW S i x膜のような高融点金属シリサイ
ド膜9を形成する。
次に、これらの高融点金属シリサイド膜9及び多結晶S
i膜8.5をエンチングにより所定形状にバターニング
して、第5図Cに示すように、ポリサイド構造のゲート
電極Gを形成する。
このように、この例によれば、あらかしめフィールド酸
化膜2のバーズビーク部をエツチング除去した後にn型
不純物の補償イオン注入を行うようにしているので、半
導体領域11は最初バーズビーク部が存在していた部分
の下側の部分にも形成され、これによって高融点金属シ
リサイド膜9及び多結晶Si膜6と半導体基板1とのシ
ョートを防止することができる。
なお、第5図Cに示すように、フィールド酸化膜2のバ
ーズビーク部があった部分では多結晶Si膜8の表面に
比較的大きな段差が形成され、従ってその上に形成され
る高融点金属シリサイド膜9のステンプカハレッジに悪
影響を与えるおそれがあるが、これは次のようにして解
決することができる。すなわち、第6図に示すように、
フィールド酸化膜2のバーズビーク部をエンチング除去
した後にCVD法により全面に例えば5iO1膜を形成
し、このSiO□膜をRIE法により基板表面と垂直方
向にエツチングしてヘリノドコンタクト用のコンタクト
ホールBCの側壁にサイドウオールスペーサ12を形成
する。これによって、フィールド酸化膜2のバーズビー
ク部があった部分などでの多結晶Si膜8の表面の段差
を緩和することができ、従ってこの部分での高融点金属
シリサイド膜9のステソプカハレノジを改善することが
できる。
なお、上述の補償イオン注入を行わない場合には、ベリ
ッドコンタクト部の多結晶Si膜6からのn型不純物の
拡散により半導体頭載11が形成されることになるが、
このときには上述のサイドウオールスペーサ12は形成
しないのが好ましい。
ところで、すでに述べた特開昭62−37967号公報
に開示された技術により半導体装置を製造しようとする
と、次のような問題も生しる。すなわち、第1の方法に
おいて、ゲート酸化膜がエツチングされるのを防止する
ための多結晶Si膜を形成し、この多結晶Si膜上にベ
リッドコンタクト部に対応する部分が開口した所定形状
のレジストパターンを形成し、このレジストパターンを
マスクとしてまず多結晶Si膜をRIE法によりエツチ
ングした後、引き続いてこのレジストパターンをマスク
としてゲート酸化膜をRIE法によりエツチングすると
、このRIEにより半導体基板に損傷が生し、その結果
、接合リークが発生してしまう。また、第2の方法にお
いて、レジストパターンをマスクとしてまず多結晶Si
膜をRIE法によりエツチングした後、引き続いてこの
レジストパターンをマスクとしてゲート酸化膜をエツチ
ング液としてHF溶液を用いたウェットエツチング法に
よりエツチングすると、コンタクトホールのサイズがサ
ブミクロン程度の場合には、コンタクトホール内へのエ
ツチング液の浸透が不十分になることから、形状のそろ
ったコンタクトホールを形成することが困難になる。さ
らに、第3の方法において、レジストパターンをマスク
としてまず多結晶Si膜をRIE法によりエンチングし
てからこのレジストパターンを一旦除去し、その後にエ
ツチング液としてHF溶液を用いたウェットエツチング
法により多結晶Si膜をマスクとしてゲート酸化膜をエ
ツチングすると、レジストの厚さに相当する分の段差が
なくなるために第2の方法のような問題はなくなるが、
この場合には次のような問題が新たに生しる。すなわち
、設計ルールがサブミクロン以下のMO3LSIにおい
てゲート電極形成用の多結晶Si膜の膜厚を小さくする
必要がある場合に、ゲート酸化膜が工・ノチングされる
のを防止するための膜厚が小さい多結晶Si膜で覆われ
たゲート電極形成領域において多結晶Si膜の結晶粒界
やピンホールを通してHF溶液がこの多結晶Si膜の下
のゲート酸化膜中まで浸透してしまい、その結果、ゲー
ト耐圧の劣化が生じてしまう。そこで、次にこれらの問
題を解決することができる方法について第7図A〜第7
図Cを参照しながら説明する。
すなわち、この例においては、第7図Aに示すように、
半導体基板1にフィールド酸化膜2、チャネルストップ
領域3及びゲート酸化膜4を形成した後、全面に多結晶
S】膜5を形成し、この多結晶Si膜5に例えばPのよ
うな不純物をドープして低抵抗化する。次に、この多結
晶Si膜膜上上ベリッドコンタクト部に対応する部分が
開口したレジストパターン6を形成した後、このレジス
トパターン6をマスクとして例えばRIE法により多結
晶Si膜5をエツチングする。
次に、酸素(02)プラズマ処理を行うことによりレジ
ストパターン6の等方性アッシングを行い、第7図Bに
示すように、レジストパターン6の開口部の径を大きく
するとともに、このレジストパターン6の高さを減少さ
せる。
次に、例えばHF溶液をエツチング液として用いたウェ
ットエツチング法によりエツチングを行う。これによっ
て、第7図Cに示すように、ベリッドコンタクト部のゲ
ート酸化膜4がエツチング除去され、ヘリノドコンタク
ト用のコンタクトホールBCが形成される。この場合、
このベリッドコンタクト用のコンタクトホールBCの径
は、多結晶Si膜5の開口部の径で決まり、レジストパ
ターン6の開口部の径にはよらない。
以上のように、この例によれば、02プラズマ処理によ
りレジストパターン6の開口部を広げるとともにその高
さを減少させているので、このレジストパターン6の開
口部のアスペクト比を小さくすることができ、このため
エツチング液がこの開口部内に浸透しやすくなる。これ
によって、形状のそろったコンタクトホールBCを形成
することができるようになる。
ところで、眉間絶縁膜にコンタクトホールを形成した後
、このコンタクトホールの内部に多結晶Si膜を埋め込
み、この多結晶Si膜(多結晶Siプラグ)を介して上
層配線と下地拡散層(または下層配線)とのコンタクト
をとる方法がある。その−例を第13図A〜第13図り
に示す。すなわち、この従来の方法によれば、第13図
Aに示すように、まず半導体基板121中に拡散層12
2を形成した後、全面に眉間絶縁膜123を形成する。
次に、この眉間絶縁膜123の所定部分をエンチング除
去して拡散層122上にコンタクトホールC′を形成す
る。次に、CVD法により全面に多結晶Si膜124を
形成してコンタクトホールC′の内部をこの多結晶Si
膜124で埋める。
次に、RIE法により多結晶Si膜124を少なくとも
層間絶縁膜123が露出するまで基板表面ト垂直方向に
エッチパックする。これによって、第13図Bに示すよ
うに、コンタクトホールC内に多結晶Siプラグ125
が形成される。この後、この多結晶Siプラグ125中
に例えばPのようなn型不純物をドープしてこの多結晶
Siプラグ125をn゛型化る。
次に、後述の配線形成の前処理としてウェットエツチン
グ法によるライトエツチングを行うことにより、多結晶
Siプラグ125の表面に形成された自然酸化膜(図示
せず)を除去する。このライトエツチングの際には、多
結晶Siプラグ125の上部側壁に隣接する部分の眉間
絶縁膜123もエツチングされる。このため、第13図
Cに示すように、この多結晶Siプラグ125の上部側
壁と眉間絶縁膜123との間の部分に食い込み部126
が形成される。
次に、第13図りに示すように、スパッタ法により全面
にチタン(Ti)膜127、チタンオキシナイトライド
(TiON)膜128及びAl−5II!129を順次
形成する。この後、これらのAl−3i膜129、丁r
ON膜128及びTi膜127をエツチングにより所定
形状にバターニングして配線を形成する。
この従来の方法によれば、上述のように配線形成の前処
理としてのライトエツチングの際に多結晶Siプラグ1
25の上部側壁と眉間絶縁膜123との間の部分に食い
込み部126が形成されるため、この食い込み部126
におけるTi膜127及びTi0N膜128のステップ
カバレンジが悪化する。特に、Atに対するバリアメタ
ル膜であるTi0N膜128のステップカバレッジが悪
化すると、配線形成後に行われるシンターなどの熱処理
時にいわゆるA1スパイクが生じて接合破壊が生じゃす
くなるという問題があった。そこで、次にこの問題を解
決することができる方法について第8図A〜第8図Eを
参照しながら説明する。
すなわち、この例においては、第8図Aに示すように、
まず半導体基板31中に拡散層32を形成した後、全面
に層間絶縁膜33を形成する。次に、この眉間絶縁膜3
3の所定部分をエツチング除去して拡散層32上にコン
タクトホールCを形成する。次に、CVD法により全面
に多結晶Si膜34を形成してコンタクトホールCの内
部をこの多結晶Si膜34で埋める。
次に、RIE法により多結晶5i膜34を少なくとも層
間絶縁膜33が露出するまで基板表面と垂直方向にエッ
チバックする。これによって、第8図Bに示すように、
コンタクトホールC内に多結晶Siプラグ35が形成さ
れる。
次に、後述のCVD法による多結晶Si膜の形成の前処
理として、ウェットエツチング法によるライトエツチン
グを行うことにより、多結晶Siプラグ35の表面に形
成された自然酸化膜(図示せず)を除去する。このライ
トエツチングの際には、従来と同様に、多結晶Siプラ
グ35の上部側壁に隣接する部分の眉間絶縁膜33もエ
ツチングされるため、部分第8図Cに示すように、多結
晶Siプラグ35の上部側壁と眉間絶縁膜33との間の
部分にやはり食い込み部36が形成される。
次に、第8図りに示すように、CVD法により全面に例
えば膜厚が300人程付着薄い多結晶Si膜37を形成
する。この多結晶Si膜37によって、上述の食い込み
部36が埋められる。この後、この多結晶Si膜37及
び多結晶Siプラグ35中に例えばPのようなn型不純
物をドープしてこれらの多結晶Si膜37及び多結晶S
iプラグ35をn゛型化る。
次に、配線形成の前処理としてライトエツチングを行う
ことにより、多結晶Si膜37の表面に形成された自然
酸化膜(図示せず)をエツチング除去する。この際、エ
ツチング液はこの多結晶Si膜37の下までは浸透しな
いので、眉間絶縁膜33がエツチングされるおそれはな
い。
次に、第8図已に示すように、スパッタ法により全面に
Ti膜38、Ti0N膜39及びAl−5i膜40を順
次形成する。この後、これらのAl−5i膜40、Ti
0N膜39、Ti膜38及び多結晶Si膜37をエツチ
ングにより所定形状にバターニングして配線を形成する
以上のように、この例によれば、第8図りに示すように
、多結晶Si膜37の形成の前処理としてのライトエツ
チングの際に多結晶Siプラグ35の上部側壁と眉間絶
縁11!33との間の部分に形成された食′い込み部3
6をこの多結晶Si膜37により埋めることができる。
従って、その後に形成されるTi膜38及びTi0N膜
39のコンタクトホールCの部分におけるステップカバ
レッジは良好となる。このため、後に行われるシンター
などの熱処理時にAIスパイクが生し、接合破壊が生じ
るのを有効に防止することができる。
ところで、A1配線形成後に行われるシンター時や、眉
間絶縁膜やオーバーコート膜(パッシベーション膜)な
どの形成時に加わる熱により、AIの結晶粒が成長し、
それに伴いヒロック(hillock)が成長する問題
がある。このヒロックの発生頻度は配線幅が2μm程度
以下の場合には極めて小さいが、配線幅が5μm程度以
上になるとこのヒロックの発生頻度は著しく増加する。
そして、このような幅が広いA1配線が互いに隣接して
形成される場合には、次のような問題が生じる。すなわ
ち、第14図Aに示すように、幅al+  a2が5μ
m程度よりも広いAl配線131.132を互いに隣接
して形成した後、例えば400°C程度の温度でシンタ
ーを行うと、第14図Bに示すように、各AI配線13
1,132の両側にヒロック133が成長する。これら
のAl配線131.132の間隔が小さい場合には、こ
れらのA1配線131 132に成長したヒロック13
3間士が接触してショートが生じたり、あるいは直接接
触しないまでもこれらのヒロック133間士の間隔が小
さくなると後に形成される眉間絶縁膜やオーバーコート
Mのこれらのヒロック133の間の部分での膜厚が小さ
くなるため、これらのA1配線131,132間に高電
界が長時間印加されると、これらのヒロック133間の
眉間絶縁膜やオーバーコート膜が遂には絶縁破壊に至り
、信較性不良が発生してしまうという問題があった。こ
の問題は、A1配、m131.132の幅が大きくなれ
ばなる程深刻になる。そこで、次にこのような問題を解
決することができる方法について説明する。
すなわち、この例においては、第9図Aに示すように、
例えば幅a1が5μm程度以上の広いAI配線51に隣
接してこのAI配線51よりも小さい幅a2を有するA
I配線52が形成され、これらのAI配線51.52の
間隔が1.5μm程度以下である場合に、幅が大きい方
のAI配線、すなわちAI配線51のAI配線52側の
部分に細長い開口51aを形成する。そして、これによ
って、AI配線52に小さい間隔すで隣接する部分のA
I配線51の幅Cが2μm程度以下となるようにする。
この例によれば、第9図Bに示すように、シンターなど
の熱処理を行った場合、ヒロック53は、A1配線51
の開口51aの内部やこのAI配線51のAl配線52
とは反対側の辺には形成されるが、Al配線51のAI
配線52例の辺には形成されない。
これによって、これらのAI配!51.52間のショー
トなどを有効に防止することができる。
ところで、LOCO3法により素子間分離を行うMO3
LSIにおいて、従来のトランスファーゲート素子など
のナローチャネル素子は、第15図及び第16図に示す
ような構造を有している。
第15図及び第16図において、符号141は半導体基
板、142はフィールド酸化膜、143はゲート酸化膜
、144はゲート電極を示す。すなわち、第15図及び
第16図に示すように、従来のナローチャネル素子にお
いては、フィールド酸化膜142の直線的な辺に対して
ゲート電極144が直交するように形成されていた。と
ころが、この場合には、フィールド酸化膜142の端部
に形成されるバーズビーク142aに隣接する部分のゲ
ート酸化膜144の膜厚が大きくなったり、このフィー
ルド酸化#144の下側に形成されるチャネルストップ
領域(図示せず)中の不純物が横方向拡散してバーズビ
ーク142aの半導体基板141の表面濃度が上昇した
りすることにより、ナローチャネル効果が著しくなる。
そして、これによってトランスファーゲート素子のしき
い値電圧■いが大きくなる結果、トランスファーゲート
素子が閉じにくくなるという問題があった。そこで、次
にこのような問題を解決することができる方法について
第10図及び第1I図を参照しながら説明する。
第10図及び第11図において、符号60は半導体基板
、61はフィールド酸化膜、62はゲート酸化膜、63
はゲート電極を示す。第10図に示すように、この例に
おいては、LOCO3法により形成されたフィールド酸
化膜61は、ゲート電極63の直下の部分で活性領域側
に向かって凸形状となっている。ところで、フィールド
酸化膜61の端部に形成されるバーズビーク61aは、
凸部では伸びにくく、凹部では伸びやすいという性質が
あることから、ゲート電極63の直下ではバーズビーク
61aが伸びにくくなり、従ってゲート電極63の直下
ではバーズビーク61aの長さを小さくすることができ
る。これによって、このバーズビーク61aの近傍のゲ
ート酸化膜62の膜厚が大きくなったり、フィールド酸
化膜61の下側に形成されるチャネルストップ領域中の
不純物が横方向拡散することによるチャネル領域の不純
物濃度の上昇を防止することができる。すなわち、この
例によれば、ナローチャネル効果を有効に防止すること
ができるので、トランスファーゲート素子が確実に閉ま
るようにすることができる。
以上、本発明の実施例につき具体的に説明したが、本発
明は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の第4実施例においては、ヘリノドコンタ
クト部における高融点金属シリサイド膜9のうちのフィ
ールド酸化膜2のバーズビーク部に対応する部分をゲー
ト電極Gを形成するためのバターニング前にエツチング
除去しているが、ゲート電極Gを形成するためのパター
ニング後にこのヘリノドコンタクト部における高融点金
属シリサイドWi!9のうちのフィールド酸化膜2のバ
ーズビーク部に対応する部分をエツチング除去してもよ
い。また、上述の第4実施例においては、ヘリノドコン
タクト部における高融点金属シリサイド膜9のうちのフ
ィールド酸化膜2のバーズビーク部に対応する部分だけ
をエツチング除去しているが、ヘリノドコンタクト部上
の高融点金属シリサイド膜9を全てエツチング除去して
もよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、第1の発明によれば、特に、ヘリ
ノドコンタクト部における少なくとも素子間分離用絶縁
膜の端部の下側の部分の半導体基板中に第2導電型の不
純物をイオン注入するようにしているので、第2の導体
膜の上層部がらの金属の拡散により素子間分離用絶縁膜
の膜質の劣化が生じても、この第2の導体膜と半導体基
板とのショートを防止することができる。
また、第2の発明によれば、ヘリソドコンタクト部にお
ける第2の導体膜の上層部のうちの少なくとも素子間分
離用絶縁膜の端部に対応する部分を除去するようにして
いるので、第2の導体膜の上層部から素子間分離用絶縁
膜中に金属が拡散してこの素子間分離用絶縁膜のFpJ
、質の劣化が生しる問題がなくなり、これによって第2
の導体膜と半導体基板とのショートを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜第1図りは本発明の第1実施例によるM O
S L S Iの製造方法を説明するための断面図、第
2図は本発明の第2実施例によるMO3LSIの製造方
法を説明するための断面図、第3図は本発明の第3実施
例によるMO3LSIの製造方法を説明するための断面
図、第4図A〜第4図Eは本発明の第4実施例によるM
O5LSIの製造方法を説明するための断面図、第5図
A〜第5図Cはポリサイド膜からの金属の拡散によるフ
ィールド酸化膜の膜質の劣化に起因するポリサイド膜と
半導体基板とのショートの問題を解決するための他の方
法を説明するための断面図、第6図は第5図A〜第5図
Cに示す方法の変形例を説明するための断面図、第7図
A〜第7図Cはベリッドコンタクト用のコンタクトホー
ルを形成する際の問題を解決するための方法を説明する
ための断面図、第8図A〜第8図Eは多結晶Siプラグ
を用いて配線コンタクトを行う場合の問題を解決する方
法を説明するための断面図、第9図A及び第9図Bは幅
の広い配線に他の配線を隣接して形成する場合の問題を
解決する方法を説明するための平面図、第10図はトラ
ンスファーゲート素子におけるナローチャネル効果を防
止する方法を説明するための平面図、第11図は第10
図のXI−XI線に沿っての断面図、第12図はゲート
電極をポリサイド膜により形成する場合に特開昭62−
37967号公報に開示された技術を適用したときの問
題を説明するための断面図、第13図A〜第13図りは
多結晶Siプラグを用いて配線コンタクトを行う場合の
問題を説明するための断面図、第14凹入及び第14図
Bは幅の広い配線に他の配線を隣接して形成する場合の
問題を説明するための平面図、第15図は従来のトラン
スファーゲート素子におけるナローチャネル効果による
問題を説明するための平面図、第16図は第15図のX
■−X Vl線に沿っての断面図である。 図面における主要な符号の説明 1:半導体基板、 2:フィールド酸化膜、4:ゲート
酸化膜、 BC:ヘリソドコンタクト用のコンタクトホ
ール、  5.8=多結晶Si膜、6:レジストパター
ン、  7:補償イオン注入領域、 9:高融点金属シ
リサイド膜、 G:ゲート電極。 イで=ハイ利 ス己のイタゴ 代理人   弁理士 杉 浦 正 知 イtZめイ列 第7図C 第4図A 第4図B !!41.絶り1 第4図C 男4富鐙例 第4図り 第4T片f1′1 第4図E BC イでの介“1 慣=のイケ 第5図B イt−n  イチ1 第8図A イで−のイ列 第8図B イセのスタ1 第8図C イセの例 第5図C 11(n”) 3(プ) イセの例 第6図 I亡のイ列 イナニ〈Lイタ゛j 第8図E 第10図 第14図A 第14図B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)その表面に素子間分離用絶縁膜及びゲート絶縁膜
    が選択的に形成され、上記素子間分離用絶縁膜と上記ゲ
    ート絶縁膜との間にベリッドコンタクト部が形成された
    第1導電型の半導体基板上に第1の導体膜を形成し、 上記ベリッドコンタクト部における少なくとも上記素子
    間分離用絶縁膜の端部の下側の部分の上記半導体基板中
    に第2導電型の不純物をイオン注入し、 その上層部が金属を含有する第2の導体膜を形成し、 上記第1の導体膜及び上記第2の導体膜をパターニング
    することによりゲート電極を形成するようにしたことを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. (2)その表面に素子間分離用絶縁膜及びゲート絶縁膜
    が選択的に形成され、上記素子間分離用絶縁膜と上記ゲ
    ート絶縁膜との間にベリッドコンタクト部が形成された
    半導体基板上に第1の導体膜を形成し、 その上層部が金属を含有する第2の導体膜を形成し、 上記ベリッドコンタクト部における上記第2の導体膜の
    上記上層部のうちの少なくとも上記素子間分離用絶縁膜
    の端部に対応する部分を除去し、上記第1の導体膜及び
    上記第2の導体膜をパターニングすることによりゲート
    電極を形成するようにしたことを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6069379A (en) * 1994-12-08 2000-05-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and method of manufacturing the same
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