JPH0468342A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0468342A
JPH0468342A JP18180090A JP18180090A JPH0468342A JP H0468342 A JPH0468342 A JP H0468342A JP 18180090 A JP18180090 A JP 18180090A JP 18180090 A JP18180090 A JP 18180090A JP H0468342 A JPH0468342 A JP H0468342A
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JP
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polymer
group
same
mordant
water
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JP18180090A
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English (en)
Inventor
Junichi Yamanouchi
淳一 山之内
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、写真システムに用いられる染料のための良好
な媒染剤として有効な新規な重合体分散物、およびこの
重合体分散物を用いた写真システムに関するものである
「従来の技術」 従来より写真技術の分野においては、感光材料中におけ
る光り散乱(イラジェーシッン)あるいは反射(ハレー
ション)を防止して、得られる画像の鮮鋭度を向上させ
るために、余分な光を吸収する物質を含む層を感光材料
中に設ける事が知られている。例えば支持体の裏面にハ
レーション防止層を設ける、支持体と感光層との間にハ
レーション防止層を設ける、あるいは感光層の間にハレ
ーション防止層を設けるあるいは、乳剤層を染色してイ
ラジェーシジン防止層とする方法などがある。
これらのハレーション防止層、あるいはイラジェーシッ
ン防止層は、一般に光を吸収する物質、例えば染料、カ
ーボンブランク、あるいはコロイド銀等を含有するもの
である。しかし、これらの光を吸収する物質は、感光層
中あるいは感光層に隣接する層中に適用する場合には、
写真札割に対して減感、カブリ増大等の悪影響を及ぼす
、即ち染料を含有するハレーション防止層を感光層に隣
接して設けた場合、染料が感光層中に拡散する事により
、感光層に必要な光までも吸収して減感を引き起こす、
あるいはコロイド銀を使用しても、隣接する感光層に対
し、カプリ増大等の悪影響を及ぼす。
このような染料の拡散による写真性能の劣化を防止する
ために、染料の媒染剤として各種の重合体を用い、拡散
性の染料を媒染させる事により拡散を防止する技術が開
発されてきた。
これらの重合体媒染剤として、例えば米国特許2.32
6,057号にはアルキルアミン類を用いた媒染剤が開
示されているし、西独特許1,095.120号には、
尿素とポリエチレンイミンの反応物が開示されている。
しかしながら、これらの重合体媒染剤は、色素を担持す
る能力が不足しているため、隣接した写真感光層へ担持
した色素が、相当量拡散移行し、減感などの写真特性の
悪化を引き起こす。
これに対し特開昭55−33172号に記載されている
ラテックス媒染剤や米国特許2,882゜156号、3
,740,228号、特公昭49−15820号などに
記載されているグアニジルケチミン構造を有する重合体
媒染剤は色素を媒染する能力が優れており、上記のよう
な問題を引き起こさないことが示されている。
しかしながら、このような優れた媒染力を有する重合体
媒染剤を用いたハロゲン化銀写真感光材料は高pH処理
時の染料が脱着性が必ずしも良好でないことが示された
本来、このような重合体媒染剤は露光時には、色素を担
持したままで画像の鮮鋭度を向上させ、かつ処理時に媒
染する能力を失って処理液中に色素を放出し、現像処理
工程を終えて得られた画像に対し残留した色素が影響し
ない様にすることが必要である。
最近になって撮影感材は感材と処理側の進歩とともに現
像時間の短縮が図られてきており、アンチハレーシラン
層やイラジェーション防止層に用いられる重合体媒染剤
においても、染料を固定する能力に優れ、なおかつ、色
素を迅速に放出させる技術の開発が強く望まれていた。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明の目的は、媒染性に優れ、他層の写真特性を低下
させることがなく、かつ、処理時に色素を迅速に放出す
ることが可能な重合体媒染剤、及びそれを含有する写真
感光材料を提供することにある。
rr’ys点を解決するための手段」 本発明者は鋭意検討の結果、本発明の目的がプロトン化
されたアンモニウム構造を有する繰返し単位を含む水溶
性重合体(以下、重合体(a))とアニオン性基を有す
る繰返し単位を含む重合体(以下重合体(bl)とを水
性媒体中に共存させてなる水性重合体分散物(以下、重
合体分散物(C))により構成される媒染層を少くとも
一層有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料
によって達成されることを見出した。
本発明における水性重合体分散物について、以下に詳細
に説明する。
まず、本発明におけるプロトン化されたアンモニウム構
造を有する繰返し単位を含む重合体(alは具体的には
下記一般式(r)で表される。
一般式(1)    R’ + CHt  C+ 、l+ A + y式中、R1は
水素原子、低級アルキル基又はアラルキル基を表わす。
Qは単結合又はアルキレン基、フェニレン基、アラルキ
レン基、 O0 C−0−L−−−C−NH−L−又は C−NR−L−で表わされる基を表わす。ここでLはア
ルキレン基、アリーレン基又はアラルキレン基を表わし
、Rはアルキル基を表わす。
XC) R3、R4、R5、R6,R’l、RQ、RQ は水素
原子、アルキル基、アリール基、又はアラルキル基を表
わし、これらは互いに同じであっても異なってもよく、
また置換されていてもよい、X○は陰イオンを表わす。
又、Q、R” 、R3、R’またはQ、R’R” 、R
’ 、R” 、R’ 171任意の2つ以上ノ基が相互
に結合して、窒素原子とともに環構造を形成してもよい
メチル基が特に好ましい。
Qは好ましくは、炭素数1〜12の2価の置換されてい
てもよいアルキレン基(例えばメチレン基又は−(CH
,)、−で示される基)、置換されていてもよいフェニ
レン基又は炭素数7〜12の置換されていてもよいアラ
ルキレン基(例えばる基)が好ましく、又、下記の式で
示される基もの少なくとも一つは水素原子である。
Aは他のエチレン性不飽和モノマーより誘導される繰返
し単位を表す。x、yは各成分の重量百分率を表し、X
は20ないし100、yは0ないし80の値をとる。
さらに詳細に説明すると、R1は水素原子あるいは炭素
数1〜6個の低級アルキル基(例えばメチル、エチル、
n−プロピル、n−ブチル、n−アミル、n−ヘキシル
)アラルキル基(例えばベンジル)が好ましく、このう
ち水素原子あるいは好ましい、−C−0−L−−C−N
H−L−−N−L− ここでLは炭素数1〜6の置換されていてもよいアルキ
レン基又は置換されていてもよいアリーレン基又は炭素
数7〜12の置換されていてもよいアラルキレン基が好
ましく、炭素数1〜6の置換されていてもよいアルキレ
ン基がより好ましい。
Rは炭素数1〜6のアルキル基が好ましい。
R3、R4、R5、R1,R?、R@、R1は、水素原
子又は1〜20個の炭素原子を有するアルキル基もしく
は6〜20個の炭素原子を有するアリール基もしくは7
〜20個の炭素原子を有するアラルキル基が好ましく、
それぞれ同じであっても異なっていてもよい、このアル
キル基、アリール基およびアラルキル基には、置換アル
キル基、置換子り−ル基、および置換アラルキル基が含
有される。
アルキル基としては無置換アルキル基(例えばメチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イ
ソブチル、t−ブチル、n−アミル、イソアミル、n−
ヘキシル、シクロヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチ
ル、2−エチルへキシル、n−ノニル、n−デシル、n
−ドデシル);アルキル基の炭素原子は好ましくは1〜
12個である。更に好ましくは炭素原子が4〜10個で
ある。置換アルキル基としては、例えばアルコキシアル
キル基(例えばメトキシメチル、メトキシエチル、メト
キシブチル、エトキシエチル、エトキシプロピル、メト
キシブチル、ブトキシエチル、ブトキシプロピル、ブト
キシブチル、ビニロキシエチル)、シアノアルキル基(
例えば、2−シアノエチル、3−シアノプロピル、4−
シアノブチル)、ハロゲン化アルキル基(例えば2−フ
ルオロエチル、2−クロロエチル、3−フルオロプロピ
ル)、アルコキシカルボニルアルキル基(例えばエトキ
シカルボニルメチル)、アリル基、2−ブテニル基、プ
ロパルギル基などがあげられる。
了り−ル基としては無置換子り−ル基(例えばフェニル
、ナフチル)、置換アリール基としては例えば、アルキ
ルアリール基(例えば2−メチルフェニル、3−メチル
フェニル、4−メチルフェニル、4−エチルフェニル、
4−イソプロビルフェニル、4tert−ブチルフェニ
ル)、アルコキシアリール基(例えば4−メトキシフェ
ニル)、3−メトキシフェニル、4−エトキシフェニル
)、アリーロキシアリール基(例えば4−フェノキシフ
ェニル)などがあげられる、了り−ル基の炭素原子は好
ましくは6〜14個であり、更に好ましくは6〜10個
である。特に好ましくはフェニル基である。
アラルキル基としては、無置換のアラルキル基、(例え
ばベンジル、フェネチル、ジフェニルメチル、ナフチル
メチル);置換アラルキル基、例えばアルキルアラルキ
ル基、(例えば4−メチルベンジル、2.5−ジメチル
ベンジル、4−イソプロピルベンジル)、アルコキシア
ラルキル基、(例えば4−メトキシベンジル、4−エト
キシベンジル)、シアノアラルキル基、(例えば4−シ
アノベンジル)、パーフロロアルコキシアラルキル基、
(例えば4−ペンタフルオロプロポキシベンジル基、4
−ウンデカフルオロヘキシロキシベンジル基など)、ハ
ロゲン化アラルキル基、(例えば、4−クロロベンジル
基、4−フロモベンジル基、3−クロロベンジル基など
)があげられる。
アラルキル基の炭素数は好ましくは7〜15個であり、
好ましくは7〜11個である。このうちベンジル基、フ
ェネチル基が特に好ましい。
XOは陰イオンを表わし、例えばハロゲンイオン(例え
ば塩素イオン、臭素イオン)、アルキルあるいはアリー
ルスルホン酸イオン(例えばメタンスルホン酸、エタン
スルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホ
ン酸)、酢酸イオン、硫酸イオン、硝酸イオンなどがあ
り、塩素イオン、酢酸イオン、硫酸イオンが特に好まし
い。
又、Q、R” 、R3、R’の任意の2個以上の基が相
互に結合して、窒素原子とともに、環状構造を形成する
ことも好ましい。形成される環状構造としてはピロリジ
ン環、ピペリジン環、モルホリン環、ピリジン環、イミ
ダゾール環、キヌクリジン環等が好ましい、特に好まし
いのはピロリジン環、モルホリン環、ピペリジン環、イ
ミダゾール環、ピリジン環である。
又、Q、R’ 、R’ 、R’ + R” 、R”の任
意の2個以上の基が相互に結合して窒素原子とともに、
環状構造を形成してもよく、形成される環状構造として
は6員環あるいは5員環のものが特に好ましい。
Aにおけるエチレン性不飽和モノマーの例は、エチレン
、プロピレン、1−ブテン、イソブチン、スチレン、α
−メチルスチレン、ビニルケトン、脂肪族酸のモノエチ
レン性不飽和エステル(例えば酢酸ビニル、酢酸アリル
)、エチレン性不飽和のモノカルボン酸もしくはカルボ
ン酸のエステルもしくはアミド(例えばメチルメタクリ
レート、エチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレ
ート、n−へキシルメタクリレート、シクロへキシルメ
タクリレート、ベンジルメタクリレート、nブチルアク
リレート、n−へキシルアクリレート、2−エチルへキ
シルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、アクリルアミド、N−メチルアクリルアミド)、モ
ノエチレン性不飽和化合物(例えばアクリロニトリル、
N−ビニルピロリドン)またはジエン1!(例えばブタ
ジェン、イソプレン)等である。Aは上記モノマー単位
を二種以上含んでいてもよい。
また、Aとしては、一般式CI)中の CH2=Cで表わされるエチレン性不飽和モノマー単位
のうちGが塩構造を形成していないものも挙げられる。
すなわちAとしては下記一般式で表されるエチレン性不
飽和モノマーが含まれる。
一般式     R CH,=C /\ R1Rx (R’ 、R” 、R’ 、Qは前記に同じ)CH2 =C (R’ XRS、R’ 、R’ 、R” 、R9、Qは
前記に同じ) x、yは各成分の重量百分率を表し、Xは20〜100
、yは0〜80であり、好ましくはXは30−100、
yはO〜70、特に好ましくはXは50〜100、yは
0〜50の値をとる。
アニオン性基を含む重合体巾)におけるアニオン性基と
しては、−COOH基、 SO*H基、−3O,H基、
 OP Os Hを基(またはそのモノアルキルエステ
ル基) 、−0SO,H基、などが挙げられる。これら
のアニオン性基はそれぞれその塩、例えばアルカリ金属
塩(たとえばNa、、に塩)、アンモニウム塩(たとえ
ば、アンモニア、メチルアミン、ジメチルアミン等との
塩)の形をとっていてもよい。
このようなアニオン性官能基を有するエチレン性不飽和
モノマーの例を非解離形で以下に示すがこれに限定され
るものではない。
CH,=CH 0OH (Jl。
(Jl、=C 0OH CH2= ClI C0OCHzCHzOCOCHzCHtCOOHoot
t Hs CHア=C CH,=C)I CH。
CH2=CO COOCH2CH,OPPO3H2 CI(z=C)l Co(l(Clh) :1COO)l CHz=CH CONH(CHr)scOOH CH,=(IJI CONHイCHz+zcOOf+ CH2ミC)l    CH:+ C0NH−C−C)1.sOJ CH3 CH。
CH2=C C00CI(2CH!O5O,H 本発明におけるアニオン性重合体(blは、上記のアニ
オン性基を含むエチレン性不飽和単量体の単独重合体も
しくは2種以上からなる共重合体であってもよいし、ま
た、上記以外のエチレン性不飽和単量体を共重合しても
よいにのような共重合可能なエチレン性不飽和単量体は
、前記一般弐N)のAで表されるエチレン性不飽和単量
体と同し群から選ばれるものである。
本発明の重合体は予め重合反応により製造したカチオン
性重合体(al、アニオン性重合体(b)の各水溶液と
混合することによっても得ることは可能であるが、一般
にこの方法では凝集物が生しやすく、安定な重合体分散
物fclを収率良く得るために好ましい方法ではない。
本発明の重合体分散物(C1を得るのに好ましい手段と
しては、カチオン性重合体(8)の水溶液に対し、少く
とも1種のアニオン性基と含有する千ツマ−を含む1種
以上のモノマーを添加して重合を行うか、あるいはアニ
オン性重合体中)の水溶液に対し少くとも1種のカチオ
ン性基を含有するモノマーを含む1種以上の七ツマ−を
添加して重合を行う方法が挙げられる。
このうち、カチオン性重合体fatの水溶液に対し、少
なくとも1種のアニオン性基を含有するモノマーを含む
1種以上のモノマーを添加して重合を行う方法が特に好
ましい。
以下に本発明の重合体分散物(C1の製造の特に好まし
い方法について詳細に説明する。
まず、本発明の一般式(1)で表される水溶性重合体f
atは、乳化重合、溶液重合、分散重合、沈澱重合、懸
濁重合等、一般によく知られたラジカル重合法で製造す
ることが可能であるが、乳化重合、溶液重合法を用いる
のが特に好ましい。
−III式(1)で表される化合物のうち、Gがチレン
性不飽和モノマー、および一般式%式% (但し、R+ 、Rz 、Rz 、Qは上記に示された
ものに同じ)で表わされる不飽和上ツマ−(例えばN、
N−ジメチルアミノエチルアクリレート、N、N−ジエ
チルアミノエチルメタクリレート、N、N−ジメチルア
ミノエチルアクリレート、N。
N−ジエチルアミノエチルアクリレート、N−(N、N
−ジメチルアミノプロピル)アクリルアミド、N−(N
、N−ジヘキシルアミノメチル)アクリルアミド、3−
(4−ピリジル)プロピルアクリレート、N、N−ジエ
チルアミノメチルスチレン、N、N−ジエチルアミノメ
チルスチレン、2−ビニルピリジン、または4−ビニル
ピリジンなど、特に好ましくはN、N−ジエチルアミノ
エチルメタクリレート、またはN、N−ジメチルアミノ
メチルスチレン、N、N−ジエチルアミノメチルスチレ
ン)とで重合した後、R<  Xの構造を有する化合物
(式中、R4、Xは上記に示されたものに同し)(例え
ば塩酸、硝酸、硫酸、p−トルエンスルホン酸など)に
よってアンモニウム塩とする事によって得る事が出来る
この方法では、溶液重合、乳化重合法が特に好ましい、
また上記の重合体farはAで表されるエチレン性不飽
和七ツマ−および一般式 %式% 記に示されたものに同じ)で表わされる不飽和モノマー
(例えばN、N−ジメチルアミノエチルメタクリレート
塩酸塩、N、N−ジエチルアミノエチルメタクリレート
硫酸塩、N、N−ジメチルアミノエチルアクリレート塩
酸塩、N、N−ジエチルアミノエチルアクリレート酢酸
塩、N、N−ジエチルアミノメチルスチレン硫酸塩、2
−ビニルピリジン塩酸塩、4−ビニルピリジン塩酸塩、
N。
N−ジメチルアミノメチルスチレンg酸塩、Nビニルベ
ンジルモルホリン硫酸塩など)とで重合することによっ
ても得ることができる。この場合、溶液重合法を用いる
のが特に好ましい。
また上記の重合体(alは、Aで表されるエチレン性不
飽和七ツマ−1および一般式 (但し、Xはハロゲン原子(例えば塩素原子、臭素原子
)、スルホン酸エステル(例えばp−トルエン、スルホ
ニルオキシ基)を表わし、R1、Qは上記に示されたも
のに同じ)で表わされる不飽和モノマー(例えばβ−ク
ロロエチルメタクリレート、β−p−)ルエンスルホニ
ルオキシエチルメタクリレート、クロロメチルスチレン
)とで、重合した後Rt  N  R3の構造を有する
アミン(但し、Rz 、Rx 、Ra は上記に示され
たものに同じ)(例えばジメチルアミン、ジエチルアミ
ン、ジイソプロピルアミン、モルホリン、ピペリジン等
)によってアンモニウム塩とする事によって得る事も出
来る。この場合、溶液重合、乳化重合法が特に好ましい
次に、一般式(1)で表される重合体(alのうちCH
2=C C=O S (但し、R’ 、R’ 、Qは、上記に示されたものに
同じ)で表わされる不飽和モノマー(例えば、メチルビ
ニルケトン、メチル−(1−メチルビニル)ケトン、エ
チルビニルケトン、エチル=(1メチルビニル)ケトン
、n−プロピルビニルケトン、ジアセトンアクリルアミ
ド、ジアセトンアクリレートなど、特に好ましくはメチ
ルビニルケトン、エチルビニルケトン、ジアセトンアク
リルアミド、ジアセトンアクリレート)とで重合したで
表わされる化合物の合成法について以下に説明する。
この重合体はAで表されるエチレン性不飽和モノマーお
よび一般式 (但し、式、Rh、R’ 、R” 、R雫は上記に示さ
れたものに同じ)で表わされる化合物(例えば、重炭酸
アミノグアニジン、重炭酸N−アミノ−N’−メチルグ
アニジン、重炭#IN−アミノN′−メチルグアニジン
など、特に好ましくは重炭酸アミノグアニジン)を反応
させ、更にH−X(H−Xは上記に示されたものに同じ
)で表わされる化合物(例えば塩化水素、臭化水素、硫
酸、酢酸、硝酸)によってグアニジウム塩とする事によ
って得る事ができる。
また、Aで表されるエチレン性不飽和モノマー及び一般
式 %式% Xは上記に示したものに同じ)で表される化合物(例え
ば、 CH,=C)l c)Iz=CHCHs CH1=CH CH2 を直接共重合する事によって得ることもできる。
この場合、溶液重合法により製造するのが特に好ましい
乳化重合は必要に応して乳化剤を用いて、水あるいは水
と水に混和しうる有a溶媒(たとえばメタノール、エタ
ノール、アセトン等)の混合溶媒中でモノマーを乳化さ
せラジカル重合開始剤を用いて一般に30℃ないし約1
00℃、好ましくは40℃ないし約90℃の温度で行な
われる。水に混和しうる有機溶媒の量は水に対して体積
比で0〜300%、好ましくは0〜150%である。
重合反応は、通常重合すべき単量体にたいし0゜05〜
5重量%のラジカル重合開始剤と必要に応じて0.1〜
10重量%の乳化剤を用いて行なわれる0重合開始剤と
しては、アゾビス化合物、パーオキサイド、ハイドロパ
ーオキサイド、レドンクス触媒など、たとえば過硫酸カ
リウム、過硫酸アンモニウム、tert−ブチルパーオ
クトエート、ベンゾイルパーオキサイド、イソプロピル
パーカーボネート、2.4−ジクロロベンゾイルパーオ
キサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、クメン
ハイドロパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ア
ゾビスイソブチロニトリル、2.2′アゾビス(2−ア
ミジノプロパン)ハイドロクロライドなどがある。
乳化剤としてはアニオン性、カチオン性、両性、ノニオ
ン性の界面活性剤の他、水溶性ポリマーなどがある。た
とえばラウリン酸ソーダ、ドデシル硫酸ナトリウム、1
−オクトキシカルボニルメチル−1−オクトキシカルボ
ニルメタンスルホン酸ナトリウム、ラウリルナフタレン
スルホン酸ナトリウム、ラウリルヘンゼンスルホン酸ナ
トリウム、ラウリルリン酸ナトリウム、セチルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、ドデシルトリメチルアンモ
ニウムクロライド、N−2−エチルへキシルピリジニウ
ムクロライド、ポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テル、ポリオキシエチレンソルビタンラウリルエステル
、ポリビニルアルコール、特公昭53−6190号に記
載の乳化剤、水溶性ポリマーなどがある。
乳化重合においては、その目的に応じて、重合開始剤、
濃度、重合温度、反応時間などを幅広く、かつ、容易に
変更できることはいうまでもない。
上記のアンモニウム塩とする反応は一般に約5℃ないし
約90℃の温度で行なわれるが、特に20℃〜80℃が
好ましい。
溶液重合法を用いる場合は、各モノマーを適当な溶媒(
例えば水、あるいは水と水に混和しうる有機溶媒(例え
ば、メタノール、エタノール、アセトン、N、N−ジメ
チルホルムアミドなど)との混合溶媒)に溶解した後、
重合反応を行ってもよいし、また、各モノマーを溶液中
に滴下しながら重合反応を行ってもよい。その際滴下液
中に、適当な補助溶媒(上記に同し)を用いても構わな
い。
溶液重合は、通常のラジカル開始剤(例えば、2.2′
−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩のようなア
ゾ系開始剤、過硫酸カリウムのような過酸化物開始側)
を用いて、一般に30℃ないし約100℃、好ましくは
40℃ないし約90℃の温度で行われる。
本発明の重合体分散物(clの製造の特に好ましい例に
おいて重合体(a)に対し、加えられる、少なくとも1
種のアニオン性基を有するエチレン性不飽和モノマーは
2種類以上用いて良い。
また、その際に、アニオン性基を持たないエチレン性不
飽和モノマーを、併用しても構わない。
併用してもよいエチレン性不飽和モノマーとしては、前
記したような、八で表されるエチレン性不飽和モノマー
と同し群から選ばれる化合物が挙げられる。
本発明において、添加するアニオン性官能基を有するエ
チレン性不飽和モノマーの添加量は、重合体ial中の
アミノ基及びそのアンモニウム塩の総量に対し必要に応
して、変化させることができるが好ましくは1ないし3
00モル%であり、特に好ましくは5ないし100モル
%である。
但し、アニオン性基を有するモノマーを塩構造の形で使
用する場合は、重合体fal中のアンモニウム塩に対し
、その添加量は好ましくは1ないし50モル%、特に好
ましくは1ないし30モル%である。
また、併用されるアニオン性基を持たないエチレン性不
飽和モノマーは必要に応じて任意の量だけ添加すること
ができるが、アニオン性基を有するモノマーに対し、0
ないし、200モル%程度の添加量が好ましく、特に好
ましくは、口ないし、100モル%である。
P 以下に、本発明において用いられる水性重合体(al イCHffiCH+CH3 分散物(C1について、 プロトン化されたアンモニラ ム塩を有する重合体fat、及びアニオン性基を有する
繰返し単位を少なくとも1種含む重合体(blの順に、 具体的に例示するが、本発明がこれに限定さ(b) イCH2CH) れるものではない。
(重合体分散物fal中の各成分 ool (a): (1))=66 7:33゜ の比率及び重合体(′b)中の各成分の比は重量百分率
比を表し、falと(blの比率は、 アミノ基及びそのア ta+ イCH2(Jl) CH2 ンモニウム塩の総量とアニオン性官能基を有するモノマ
ーのモル百分率比を表す。
(al (CHzCI CH3 (bl イCH2CIB 0OH (al:(bl=5 0  :  5 0(bl (CI(2CH) oon (al : (b) = 83 。
3 : 16゜ CH。
山) +CLC1()− (bl +CHtCH’t−3 +CH1CH’P。
CH□ ool (a):山]=75:25 OOH ONH CH25OsNa CH。
p:q=90:10 (al:fbl=75 7 25 H3 CH3 X:)’=30ニア0 (bl Hs −f−CH2CHh + COzc + q 0OH COOCHzcozOH p:q=80:20 fal:(b)=70  :  30 山) (−C1(、CI) −(−CLCID−。
(−CI(2C)Ib C1(。
COOI( 0NH2 CON)I  CCHzSOJa (a) イCH,Cl1h CI、I p:q:r=60:30:10 (a)二山1=80:20 P (a) イCH.(Jl汁 p : q : r=70  :  20  : (a): 山) 75  :  25 P (b) +CII.CH:F (al −{CH2CH+− COOH fa):(bl=90: P ta+ CHs (bl {CHzCHh −{CH.CHh CH3 COOH CON}l C CH.SO.Na CH. p : q 90:10 (a) : (b) = 8 3 . 3 : 16. (bl −{CH!CH+−. べCH2CHh −{CIhCHh CI, Cool{ CONH{CHz+zcOOH CONH C CHzSO3Na CHs P 1l tar P イCH2CH}−. +CI.CH}−2 CH3 (bl CB. y 75:25 fbl +CH.CH}− SO.Na COOH p:q=90:10 lal : (b) = 8 3 . 3 : 1 6. (at:(bl=8  0  :  2 0P 以下に本発明重合体分散物(Clの合成例を示す。
合成例1 (例示化合物P 1の合成) ・重合体(alの合成 攪拌装置、還流冷却管を装着したl1三ツ口フ(bl 千CH.CHと. +CH.CH}−. CH, ラスコに、 カチオンモノマーA (下記参照) 6 0. COOR CONH C CHtSOJa 0g、蒸留水400−を入れ、窒素気流下80℃CH. に加熱攪拌した. 2. 2′−アゾビス (2−アミ p : q 8 5 : ジノプロバン) 二塩酸塩0. 25gを蒸留水30 (a)l)=7  5  :  2 5艷にとかしたも
のを、 1時問おきに計3回加え、 さらに80℃で3時間加熱攪拌を続けた。冷却後、得ら
れた透明な溶液をtp遇し、重合体(alとして、その
まま次工程に用いた。
・重合体分散物(C)の合成 上記の重合体(a170.0g、アクリル酸0. 38
5g1蒸留水10−を200+d三ツロフラスコに入れ
、窒素気流下70℃に加熱攪拌した。22′−アゾビス
(2−アミジノプロパン)二塩酸塩0.02gを蒸留水
5−にとかしたものを1時間おきに計2回加え、さらに
70℃で3時間加熱攪拌した。冷却後、得られた乳白色
分散物を炉遇して、目的の重合体分散物fclを得た。
重合体分散物(C)(例示化合物P−1)〜固型分9.
14%、粒子径163nm(コールタ−サブミクロン粒
子アナライザー、日科機−により測定)pH(原液)5
.25゜ モノマーA (ジアセトンアクリルアミドと重炭酸アミノグアニジン
との反応により得た) 合成例2 (例示化合物P−2の合成)重合体分散物f
c)の合成において、アクリル酸の添加量を0.963
gに変えた以外は、合成例1と全く同し方法で合成を行
い、重合体分散物(C1(例示化合物P−2)を得た。
得られた安定な分散物は、固型分9.49%、粒子径9
9nm、pH4,85であった。
本発明の重合体分散物を利用して媒染されうる染料につ
いて説明すると酸性染料(例えば、スルホン基、カルボ
キシル基、スルホンアミド基、フェノール性水酸基等を
持つ染料)が挙げられ、スルホン基、カルぎキシル基を
有する酸性染料が好ましく、この様な染料には、例えば
英国特許第!ot 、Art号、同1./77、弘−タ
号、同l。
3//、1r14を号、同1,331,799号、同/
 、31’jt、37/号、同/、グt7,2/グ号、
同/、1133,102号、同/ 、!63 、Art
号、特開昭at−rr、/3o号、同≠9−//蓼、弘
lO号、同jj−//7./コ3号、同!r−/l/、
233号、同69−/// 、410号、特公昭3ター
22.O乙り号、同弘j−/J。
Art号、米国特許第3.2弘7,127号、同J、4
tt9,91J−号、同u、071.m号等に記載され
たピラゾロン核やバルビッール酸根を有するオキソノー
ル染料、米国特許第2.!33I≠7λ号、同3.37
り、!33号、英国特許第1.λ7jr 、42/号等
記載されたその他のオキソノール染料、英国特許第67
6 、Aり7号、同AIO、t3/号、同!99.12
j号、lif]7rt、tro7号、同り07.126
号、fFfJ/、011−j、t09号、米国特許第!
、、!jj、j+2A号、特開昭より一コ//、04t
3号等に記載されたアゾ染料、特開昭60−100 、
//を号、同j4−//r、24t7号、英国特許第2
,0/It!りr号、同7!0,03/号等に言己載さ
れたアゾメチン染料、米国特許第コ、!As、7ri号
に記載されたアントラキノ/染料、米国特許第−s3r
 、ooq号、同2 、Art 、st、st号、同j
 、631.0(1,7号、英国特許第5t4t、A。
り号、同/、210,2j−号、特開昭オ0−り014
21号、同!/−j、12j号、同よ/−10、タコ7
号、同!≠−//♂、2弘7号、特公昭at−3.ir
t号、四69−37.JOJ号等に記載されたアゾメチ
ン染料、特公昭!!−3.0♂コ号、同4t≠−/A、
694を号、同より−21,l’91’号等に記載され
たスチリル染料、英国特許第66,613号、同/ 、
33jt 、4t22号、特開昭より一、221,2!
0号等に記載されたトリアリールメタン染料、英国特許
第7071 、J!3号、同/、/!3,3弘/号、同
/  2111−.730号、同/ 、4t7j 、2
.2f号、同/、!弘2,107号等に記載されたメロ
ンアニン染料、米国特許第2.l1l−3,4#を号、
同3.29μ、!39号等に記載されたシアニン染料な
どが挙げられる。また、米国特許グコ941.972号
、同4t、2り≠9/7号、特開昭!乙−/、2I!1
39号、同乙3−27131号、同Aj−/97り弘3
号、英国特許/ 、jA3.109号、欧州特許1rt
oi号、国際特許(WO)♂f70μ79弘号等に記載
された染料も用いることができる。以上の染料の中でも
特にピラゾロン核を有するオキソノール染料が好ましい
以下に、本発明に使用できる染料の例を挙げるが、本発
明はこれに限定されるものではない。
II−/ 1−x [−j I[−7 ■−g ■−タ −フ3 ■−/<t ■ / ! [[−10 I[−// [−/λ 03Na ]1−/ ■ / 7 U−/♂ H−/り ■−コO [−21 ■−2よ [−2t ■−27 ■−ココ ■−23 ■−2≠ ■−2! IJ−jり 本発明の感光材料には、さらに種々の添加剤が用いられ
るがこれらの添加剤は、リサーチディスクロージャーI
tem / 7Gt、Lj (/97r年/J月)およ
び同Item / I 7 / 4 (/り7り、11
月)に記載されており、その該当個所を後掲の表にまと
めて示した。
化学増感剤 コ 感度上昇剤 / ダ増 白   剤 7 スティン防止剤 r 色素画像安定剤 タ 硬  膜  剤 io バインダー l/ 可塑剤、潤滑剤 /μ カラーカプラー 23頁 一≠頁 25頁右欄 2!頁 26頁 コ乙頁 27頁 、2弘へコよ頁 6≠r頁右欄 同上 A!O頁左左下欄 351頁左欄 同上 tSO右欄 t≠9頁 不発明の感光材料がX−レイ用フィルムである場合の各
種添加剤及び現像処理に関しては例えば特開平j−J♂
139号公報の以下のFI’E個所に記載のものを用い
ることができる。
項 目        該当個所 / ハロゲン化銀孔 特開平!−g!!32号公報剤と
そtngi   第2頁右下横丁から乙行目から同第1
0頁右上欄/コ行目。
2 化学増感方法 同第1O頁右上欄/3行目から同左
下欄72行目。
3  カプリ防止剤・ 同第10頁左左下欄7行目から
安定斉jrffJ第1/左下上欄7行目及び同第3右左
下欄2行目から同第弘 右左下欄。
弘 分光増感色素 同第グ右上下欄y行目からrFfJ
第♂頁右下右上 ! 界面活性剤・ 同第1/頁左上欄/4行目から?)
F t 防止剤1 rFfJ第1コ第1上t  マツ 
ト剤 ・ 同第12頁左上欄IO行目から滑り剤・可塑
剤 同右上欄,。行,。
り  O 親水性コロイド 硬 膜 剤 支 持 体 現像処理方法 同第1λ頁右上欄l1行目から 同左下欄72行目。
同第12頁左下欄17行目から 同第13頁右上欄6行目。
同第13頁右上欄7行目から− 〇行目。
同第1j頁左上欄7μ行目から 同左下欄73行目。
冥施例/ 下塗シ層を塗布した厚さ110μmのポリエチレンテレ
フタレート透明支持体上に、下表1の構成となるように
染料層を塗布した。
ここで重合体媒染剤は、試料1で0.60g/Mの量を
塗布し、試料2〜7は、試料1とカチオンサイトの数が
同しになるように塗布を行った。
但し、P−6では重合体重)中の一3OiNa成分の分
だけ、カチオンサイトは減少したものとして塗布量を決
定した。
尚、ここで用いた塗布液のゼラチン濃度は35wt%で
あり、界面活性剤は、 このpH7,0mlml液溶液布試料を25℃で10分
浸漬したのち、水洗、乾燥した。固定化が不十分なもの
はこの処理により染料のもつ光学濃度が低下した。
(n=8. 5> 硬膜剤は 1.2−ビス(スルホニルアセトアミド)エタンを使用
した。
塗布液のpHはNaOHを用いて5.0となるよう調整
した。
楡布試・の性U・価 ・染料固定率の評価・・・リン酸2水素カリウム/水酸
化ナトリウム系でp)I7.Oの緩衝液を準備した。
であられされる値を固定率として評価した。
・残色(脱色性)の評価・・・下記の時間配布で自動現
像機処理をおこなった。
Dry to Dry処理時間45秒 使用した現像液、定着液は下記の組成とした。
(現像液) 水酸化カリウム 亜硫酸カリウム 炭酸水素ナトリウム ホウ酸 ジエチレングリコール エチレンジアミン四酢酸 5−メチルヘンシトリアゾール ハイドロキノン 氷酢酸 トリエチレングリコール 5−ニトロインダゾール 1−フェニル−3−ピラゾリドン グルクールアルデヒド (50wt/wt%) メタ重亜硫酸ナトリウム 臭化カリウム 水を加えて (定着液) チオ硫酸アンモニウム 9g 44.2g 7、5g 1、0g 2g 1、 7g 0.06g 5g 8g 2g 0.25g 2、8g 9.86g 12.6g 3、7g 1、 OI (70wt/  vo1%)            
20(1wdエチレンジアミン四酢酸二ナト リウムニ水塩         0.02g亜硫酸ナト
リウム           15gホウ酸     
             10g水酸化ナトリウム 
        6.7g氷酢酸          
     15g硫酸アルミニウム         
 10g硫酸(36N>            3.
9g水を加えて全量11とする (pHは4.25に調整した) この自動現像機処理をおこなったあと、処理済み試料の
染料の光学濃度を測定した。
以上の実験結果を表−2にまとめた。
尚、染料■−28はマクベスのG濃度を測定し光学濃度
とした。
表−2 以上の結果より、本発明の重合体分散物は比較試料に対
して同等の固定率を有し、かつ残色が極めて少ない優れ
たものであることが明らかである。
実施例2 (1)感光性ハロゲン化銀乳剤の調製 臭化カリウムおよび沃化カリウムと硝酸銀をゼラチン水
溶液に激しく攪拌しながら添加し、平均粒径/μの厚板
状の沃臭化銀(平均ヨード含有率10モルチ)を調製し
た。その後通常の沈澱法により水洗し、Dye−/を添
加しその後塩化金酸およびチオ硫酸ナト’Jウムを用い
た金・硫黄増感法により化学増感を行ない感光性沃臭化
銀乳剤Aを得た。ハロゲン化銀乳剤Aと同様に但し、調
製の沃化カリウムの量と調製温度を調節して0.7μの
厚板状の・・ロゲン化銀乳剤B(平均ヨード含有率tモ
ルチ)、C(平均ヨード含有率10モル%)を調製した
(2)塗布試料の作成 トリアセチルセルロース支持体上に下記処方の各層を同
時に支持体側から順次設けて試料 8〜/9を作成した
(最下層) バインダー;ゼラチン      / g 7m 2塗
布助剤;ポリp−スチレン スルホン酸カワウ ム塩      10.0mg/m2 (バインダー層) 界面活性剤。
スルホン酸カリウ バインダー ゼラチン      1g/m2(中間層
) バインダー:ゼラチン    0 、 e g / m
 2塗布助剤:ポリp−スチレ/ スルホン酸カリウ ム塩       3.3mg/m2 (乳剤層−/) 塗布銀量°乳剤13       /、6g7m2バイ
ンダー、ゼラチン      2g/m2増感色素: 
Dye −/   2 、/mg/Ag/ g添加剤、
C□BH350+CH2CH2O智H夕、!mg/kg
/g 塗布助剤:ポリp−スチレン ム垣 j t) mg / m2 硬膜剤:1.コービス(ビ ニルスル丁ニルア セトアミド)エタ ン               ≠ jmg/m2(
乳剤層−2) 塗布銀量、乳剤A         t、t g / 
m 2バインダー:ゼラチン    A、rg/m2増
感色素: Dye −/   J 、 / mg /A
g / g添加剤: C1gH350+CH2CH2O
智H! 、 I mg/Ag / g トリメチロールプ 0 /2:/       ’120 m g / m
 2塗布助剤、ポリp−スチレン スルホン酸カワウ ム塩       /70mg/m2 増感色素:Dye−/は下記の構造式 %式%) 塗布助剤:N−オレオイル− N−メチルタウリ ン酸ナトリウム塩 0.2mg/m2 マット剤:ポリメチルメタク リレート微粒子 (平均粒子サイズ j p )      0 、 / Jmg/m2(3
)感度の測定 各々の試料を光学くさびを通して≠00ルックスのタン
グステン光で7770秒間露光したのち、下記の自動現
像機処理をおこなった。
処 理 液      温度X時間 現像 HPD           xa、j’CX/
分間(富士写真フィルム■製) 定着  スーパーフジフィックスDP rぶ、 ! ’
CX / 分子a4(富士写真フィルム■製) 水洗 流水              /&  0C
X/分間乾燥                6o 
0Cx/分間定着、水洗、乾燥したそれぞれの試料に対
し同じ方法を用いてカブリ濃度より寓い一定濃度(0゜
コ光学濃度)での写真感度を測定した。
結果は表−3にまとめた。
(4)残色の評価 各々の試料を未露光状仲で前述((31g度の測定の項
)の自動現像機処理をした。この時の残色を分光光度計
で測定した。残色は、媒染染料II−/、[−jによる
ものと増感色素Dye−/より構成されていたので、表
−3に各々の寄与分を許容レベルによってまとめた。
(注−1)媒染WJ塗布量:試料(9の媒染剤を400
■/dとした。
他の試料の塗布量は試料隘9のカチオ ンサイト量を1としたときの相対モル 比で表現した。
(注−2)感度は試料階9を100とした。
(注−3)残色は ◎・・・まったく問題ない、○・・
・実用的に十分、 △・・・一応許容レベル、 ×・・・実用的に問題レベル で示してあり、添字の↑↓ばやや良、 やや悪を示す。
表−3の結果より、本発明の化合物が、染料の媒染性に
優れ、特に残色の観点から著しく優れていることがわか
る。また、鮮鋭度を評価したところ、試料嵐13は、階
9.11に較べ十分優位性のある画質を示した。
実施例−3 二輪延伸された厚さ175μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム上にコロナ放電処理をおこない、下記の
組成より成る第1下塗液を塗布量が5.lee/rrr
となるようにワイヤーバーコーターにより塗布し、17
5℃にて1分間乾燥した。
次に反対面にも同様にして第1下塗層を設けた。
n C6h 1300CCh 2 nc6H1300ccH−5O3Na をラテックス固型分に対しo、ti−wt%含有上記の
両面の第1下塗層上に下記の組成からなる第2の下塗液
を塗布量がt、!cc/m2となるように片面ずつ、両
面に塗布・乾燥して下塗済フィルムを完成した。
第2の下塗液 0マツト剤 平均粒径コ、!μmのボリ 水ll中に臭化カリ!g、沃化カリ0.06g、ゼラチ
ンJOg、チオエーテル H○(CH2)2S(C11(2)28(CH2)20
Hの!チ水溶液2゜rccを添加し73°Cに保った溶
液中へ、攪拌しながら硝酸銀!、33gの水溶液と、臭
化カリ!。
り4gg、沃化カリ0.7λ乙gを含む水溶液とをダブ
ルジェット法によシフ!秒間で添加した。続いて臭化カ
リコ、!gを添加したのち、硝酸銀量1.33gを含む
水溶液を7分30秒かけて、添加終了時の流量が添加開
始時の2倍となるように添加した。引き続いて硝酸銀/
j3.341gの水溶液と臭化カリと沃化カリの混合水
溶液を、電位をpkgl 、/に保ちながらコントロー
ルダブルジェット法で25分間で添加した。この時の流
量は添加終了時の流量が、添加開始時の流量の!倍とな
るよう加速した。添加終了後2Nのチオシアン酸カリウ
ム溶液/ j ccを添加し、さらに7%の沃化カリ水
溶液5occを30秒かけて添加した。このあと温度を
3!0Cに下げ、沈降法によシ可溶性塩類を除去したの
ち、≠o 0Cに昇温しでゼラチンtrgとフェノール
2g1 トリメチロールプ;ノン7.5gを添加し、可
性ノ〜ダと臭化力!jKjDpHa 、rr、pAg 
I 、/ OKp/4整した。
温度をよz 0Cに昇温したのち、μmヒドロキシ−t
−メチ#−/、3,3a、7−チトラザインデン/7j
mgと下記構造の増感色素を乙コ!mg添加した。io
分後にチオ硫酸ナトリウム!水利物t、!mg、  チ
オシアン酸カリ/A3mg、塩化金酸3.Amgを添加
し、5分後に急冷して固化させた。得られた乳剤は全粒
子の投影面積の総和のり3チがアスはクト比3以上の粒
子からなり、アスにクト比2以上のすべての粒子につい
ての平均の投影面積直径はOlり!μm、標準偏差−3
チ、厚みの平均は0.166μmでアスにクト比はA、
/であった。
0エチルアクリレート/アクリル酸 /メタアクリル酸=、−9!/2/ 3の組成比の共重合可塑剤   20.OgOニトロン
              、tomg2H5 この乳剤にハロゲン化銀1モルあたり、下記の薬品を添
加して塗布液とした。
o+2.A−ビス(ヒドロキシア ミノ)−クージエチルアミ ノーi、′3.r−トソアジ ン                        
    rOmgoポリアクリル酸ナトリウム (平均分子量弘、1万)     グ、Ogこうして、
できた乳剤層塗布液を表面保護層液と同時押し出し法に
より、前記の支持体の両fに同じように塗布した。この
時、乳剤層、表面保護層の片面側あたりの塗布量は下記
の量となった。
〈乳剤層〉 0塗布釧量          i、qg/m20塗布
ゼラチン量       /、6g7m2〈表面保護層
〉 0ゼラチン         0 、 I / g /
 m 20デキストラン (平均分子量3.り万)  0.!/g/m2Qマット
剤(平均粒径3.5μm) ポリメチルメタアクリレート /メタアクリル酸=り//の 共重合体        0.0Ag/m2A Om 
g / m 2 +20 m g / m 2 008Fよ7S02N(CH2CH20)4 (CH2
)4SO3Na”7j m g / m 2 o CBF’17SO2N(CH2CH20)□5H3
H7 04t−ヒドロキシ−t−メチル− /、3.ja、7−チトラザ インデン l j 。
jmg/m2 j m g / m 2 0ポリアクリル酸ナトリウム (平均分子量グ、/万)   70mg7m2硬膜剤は
/、−一ビス(スルホニルアセトアミド)エタンを片面
当り!Amg/m2となるよう塗布した。こうして、本
発明の写真材料16〜λ1を得た。
写真性能の評価 写真材料jO−27に、富士写真フィルム■GRENE
XオルソスクリーンHR−弘をカセツテを使用して両側
に密着させ、X線センシトメトリーをおこなった。露光
量の調整は、X線管球とカセットとの距離を変化させる
ことによりおこなった。露光後、実施例/に記載の現偉
液と定着液にて自動現像機処理をおこなった。感度は写
真材料20を100とした比感度であられした。
鮮鋭度(MTF)の測定 前記のHR−≠スクリーンと自動現像機処理の組み合わ
せでのMTFを測定した。、iopmxzo 0 pm
のアパーチュアで測定し、空間周波数が/、0サイクル
/mmのMTF値を用いて光学濃度が/、0の部分にて
評価した。
残色の測定 未露光フィルムを前記の自動現像処理をおこなったのち
マクベス・ステータスAフィルターを通して緑色透過濃
度を測定した。一方未下塗の青色染色ポリエチレンテレ
フタレート支持体の緑色透過濃度を測定し、この値を引
いた正味の値を残色濃度値として評価した。
以下の結果を表−≠にまとめた。
表4の結果より本発明の化合物は感度、鮮鋭度のレベル
を損うことなく、残色を著しく改良する手続補正書 一一二一 ことができ、優れたものであることが明らかであ平成3
年 シ月 72日 る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プロトン化されたアンモニウム構造を有する繰返し単位
    を含む水溶性重合体とアニオン性基を有する繰返し単位
    を含む重合体とを水性媒体中に共存させてなる水性重合
    体分散物により構成される媒染層を少くとも一層有する
    ことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
JP18180090A 1990-07-10 1990-07-10 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPH0468342A (ja)

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JP18180090A JPH0468342A (ja) 1990-07-10 1990-07-10 ハロゲン化銀写真感光材料

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JP18180090A Pending JPH0468342A (ja) 1990-07-10 1990-07-10 ハロゲン化銀写真感光材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997019966A1 (fr) * 1995-11-28 1997-06-05 Nippon Zeon Co., Ltd. Caoutchouc diene

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997019966A1 (fr) * 1995-11-28 1997-06-05 Nippon Zeon Co., Ltd. Caoutchouc diene
US6211321B1 (en) 1995-11-28 2001-04-03 Nippon Zeon Co., Ltd. Diene rubber

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