JPH0467929A - 射出成形機の加熱シリンダ温度制御方式 - Google Patents
射出成形機の加熱シリンダ温度制御方式Info
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- JPH0467929A JPH0467929A JP18038790A JP18038790A JPH0467929A JP H0467929 A JPH0467929 A JP H0467929A JP 18038790 A JP18038790 A JP 18038790A JP 18038790 A JP18038790 A JP 18038790A JP H0467929 A JPH0467929 A JP H0467929A
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- Japan
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- heating cylinder
- heater
- heating
- molding
- auxiliary heater
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- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 title claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 7
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 19
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 9
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 9
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- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は射出成形機の加熱シリンダ温度制御方式の改良
に関する。
に関する。
(従来の技術)
射出成形機の加熱シリンダにはバンドヒータか設けられ
、ホッパから供給される樹脂を加熱シリンダ内で加熱溶
融させてノズルから射出する。成形品の品質を高めるた
めには、加熱シリンダはできるたけ一定温度に維持され
るのか好ましい。
、ホッパから供給される樹脂を加熱シリンダ内で加熱溶
融させてノズルから射出する。成形品の品質を高めるた
めには、加熱シリンダはできるたけ一定温度に維持され
るのか好ましい。
第4図は従来の加熱シリンダ温度制御系を示す。
第4図において、加熱シリンダ41の所定位置に熱電対
等による温度検出器42か設けられ、検出信号は温度制
御系の入力側にフィードハックされる。設定温度θ、と
検出温度との偏差eかPIDコントローラ43に入力さ
れる。PIDコントローラ43は、偏差eがあらかじめ
定められた値より大きくなると、加熱シリンダに設けら
れたバンドヒータ44への通電をオンとする制御信号を
出力し、 m 、I eが小さくなれば通電をオフとす
る制御信号を出力する。
等による温度検出器42か設けられ、検出信号は温度制
御系の入力側にフィードハックされる。設定温度θ、と
検出温度との偏差eかPIDコントローラ43に入力さ
れる。PIDコントローラ43は、偏差eがあらかじめ
定められた値より大きくなると、加熱シリンダに設けら
れたバンドヒータ44への通電をオンとする制御信号を
出力し、 m 、I eが小さくなれば通電をオフとす
る制御信号を出力する。
(発明が解決しようとする課題)
ところか、このような温度制御系では、第5図に示すよ
うに、成形開始時に、特に加熱シリンダの水冷シリンダ
に近い箇所で温度低下を生ずることか避けられない。こ
れは、成形開始時に温度の低い樹脂かホッパから加熱シ
リンダ内に供給されることに起因している。そして、導
入樹脂によって加熱シリンダからうばわれる熱量は大き
いので。
うに、成形開始時に、特に加熱シリンダの水冷シリンダ
に近い箇所で温度低下を生ずることか避けられない。こ
れは、成形開始時に温度の低い樹脂かホッパから加熱シ
リンダ内に供給されることに起因している。そして、導
入樹脂によって加熱シリンダからうばわれる熱量は大き
いので。
温度制御系では十分な追従かできず、このことによって
加熱シリンダは一旦温度が低下するとこれを復旧させる
ためにかなりの時間を要する。
加熱シリンダは一旦温度が低下するとこれを復旧させる
ためにかなりの時間を要する。
このような問題点に鑑み1本発明の課題は、温度の低い
樹脂の導入に起因する加熱シリンダの温度低下を補償で
きるようにして射出成形機の立上り安定に要する時間の
短縮化を図ることにある。
樹脂の導入に起因する加熱シリンダの温度低下を補償で
きるようにして射出成形機の立上り安定に要する時間の
短縮化を図ることにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、成形開始時に所定時間たけ加熱シリンダを加
熱する手段を備えたことを特徴とし、この加熱手段は、
前記加熱シリンダに配設されたヒタとは別の補助ヒータ
と、成形開始信号により前記補助ヒータに通電する手段
と、成形開始後前記所定時間が経過すると前記補助ヒー
タへの通電を遮断する手段とを含む。
熱する手段を備えたことを特徴とし、この加熱手段は、
前記加熱シリンダに配設されたヒタとは別の補助ヒータ
と、成形開始信号により前記補助ヒータに通電する手段
と、成形開始後前記所定時間が経過すると前記補助ヒー
タへの通電を遮断する手段とを含む。
(作用)
本発明による加熱手段は、温度の低い樹脂の導入に同期
して動作し、導入樹脂によりうばわれた熱量をカバーす
るように使用する。
して動作し、導入樹脂によりうばわれた熱量をカバーす
るように使用する。
(実施例)
第1図〜第3図を参照して本発明の実施例について説明
する。
する。
第1図において1本発明による加熱シリンダ温度制御方
式は、第4図に示した制御系10に加えて強制加熱系2
0を備えたことを特徴とする。
式は、第4図に示した制御系10に加えて強制加熱系2
0を備えたことを特徴とする。
強制加熱系20は、既設のバンドヒータとは別に加熱シ
リンダに設けられた補助ヒータ21と。
リンダに設けられた補助ヒータ21と。
成形開始時に成形開始信号を出力する制御部22と、成
形開始信号により補助ヒータ21に通電する開閉器23
と、成形開始信号により、計時動作を行い、所定時間経
過時に補助ヒータ21への通電を遮断するための信号を
出力するタイマ24とこのタイマ24からの信号で補助
ヒータ21への通電を遮断する開閉器25とを含んでい
る。
形開始信号により補助ヒータ21に通電する開閉器23
と、成形開始信号により、計時動作を行い、所定時間経
過時に補助ヒータ21への通電を遮断するための信号を
出力するタイマ24とこのタイマ24からの信号で補助
ヒータ21への通電を遮断する開閉器25とを含んでい
る。
補助ヒータ21は、第2図に示すように、既設のハント
ヒータと共に2層構造にて加熱シリンダに設置されるも
のであり、ヒータ容量と加熱時間T、すなわち発熱量は
後述するように設定される。
ヒータと共に2層構造にて加熱シリンダに設置されるも
のであり、ヒータ容量と加熱時間T、すなわち発熱量は
後述するように設定される。
第3図において、斜線部分は、ホッパより加熱シリンダ
内に樹脂が供給される為に奪われる熱量である。
内に樹脂が供給される為に奪われる熱量である。
この熱ff1qは8次式で求められる。
ql z単位時間、単位面積当りにシリンダから奪われ
る熱量 [W/イ]:定常状態から下がり
始めるときの時刻定常状態に復帰するときの時刻 ρ:加熱シリンダ比重量 [kgf / m 3]
C9加熱シリンダ比熱 ■、加熱シリンダの容積 [m 3コθ。
る熱量 [W/イ]:定常状態から下がり
始めるときの時刻定常状態に復帰するときの時刻 ρ:加熱シリンダ比重量 [kgf / m 3]
C9加熱シリンダ比熱 ■、加熱シリンダの容積 [m 3コθ。
加熱シリンダの定児状態における温度[°C]
θ、2.ある時刻における加熱シリンダ温度[”CI
次に、加熱シリンダ表面からの放熱m Q 2を次式に
より求める。
より求める。
q2 :ヒータ表面からの単位面積・単位時間当りの放
熱量 CW/イ]α、ヒータ表面の熱伝
達率 [W/イ℃]θ−:周囲温度
CI1(1) 、 (2)式より斜線部の熱量q
、をカバーする為に必要な熱ff1qは2次式で求まる
。
熱量 CW/イ]α、ヒータ表面の熱伝
達率 [W/イ℃]θ−:周囲温度
CI1(1) 、 (2)式より斜線部の熱量q
、をカバーする為に必要な熱ff1qは2次式で求まる
。
以下弦日
以上の様にして、補助ヒータ21の加熱時間Tをあらか
じめ実験により求めておき、成形開始信号の発生と同時
に時間Tだけ補助ヒータ21を連続加熱するようにする
。
じめ実験により求めておき、成形開始信号の発生と同時
に時間Tだけ補助ヒータ21を連続加熱するようにする
。
本制御方式は次のように動作する。
タイマ24には、あらかしめ前述の方法で計算された時
間Tがセットされる。
間Tがセットされる。
射出成形機の立上げ運転が行われ成形か始まると、制御
部22は成形開始信号を開閉器23とタイマ24とに出
力する。このことにより、開閉器23が閉じて補助ヒー
タ21への通電を始める。
部22は成形開始信号を開閉器23とタイマ24とに出
力する。このことにより、開閉器23が閉じて補助ヒー
タ21への通電を始める。
同時にタイマ24が計時をはじめ、所定時間T後にタイ
ムアツプして開閉器25を開かせる。このようにして、
補助ヒータ21は成形開始から時間Tたけ加熱シリンダ
を加熱する。以後の温度制御は温度制御系10により行
われる。
ムアツプして開閉器25を開かせる。このようにして、
補助ヒータ21は成形開始から時間Tたけ加熱シリンダ
を加熱する。以後の温度制御は温度制御系10により行
われる。
なお、実施例の説明では補助ヒータをバンドヒータと別
に設ける場合について説明したか、バンドヒータの発熱
容量を補助ヒータの容量分たけ大きくしておき、電圧、
電流の制御で発熱量の制御を行うようにしても良い。
に設ける場合について説明したか、バンドヒータの発熱
容量を補助ヒータの容量分たけ大きくしておき、電圧、
電流の制御で発熱量の制御を行うようにしても良い。
(発明の効果)
以上のように1本制御方式では、加熱シリンダへの樹脂
導入により加熱シリンダから奪われる熱量をあらかじめ
計算しておき、この熱量を成形開始と同時に加熱シリン
ダに与えることにより、成形開始前後における加熱シリ
ンダの温度変動を小さくてき、立上り安定までの時間を
短縮できる。
導入により加熱シリンダから奪われる熱量をあらかじめ
計算しておき、この熱量を成形開始と同時に加熱シリン
ダに与えることにより、成形開始前後における加熱シリ
ンダの温度変動を小さくてき、立上り安定までの時間を
短縮できる。
第1図は本発明の実施例の構成を示した図、第2図は加
熱シリンダに配設されるバンドヒータと補助ヒータとの
配置方法を説明するための図、第3図は本発明の制御方
式の原理を説明するための図、第4図は従来例の構成を
示した図、第5図は従来例の欠点を説明するための図。 図中、20は強制加熱系、21は補助ヒータ。 22は制御部、23.24は開閉器、25はタイマ0
熱シリンダに配設されるバンドヒータと補助ヒータとの
配置方法を説明するための図、第3図は本発明の制御方
式の原理を説明するための図、第4図は従来例の構成を
示した図、第5図は従来例の欠点を説明するための図。 図中、20は強制加熱系、21は補助ヒータ。 22は制御部、23.24は開閉器、25はタイマ0
Claims (2)
- (1)加熱シリンダにおける所定部位の温度を検出しこ
の検出信号にもとづいて加熱シリンダに配設されたヒー
タへの通電を制御する制御系を有する射出成形機におい
て、成形開始時に所定時間だけ前記加熱シリンダを加熱
する手段を備えたことを特徴とする射出成形機の加熱シ
リンダ温度制御方式。 - (2)請求項(1)記載の加熱シリンダ温度制御方式に
おいて、前記加熱手段は、前記加熱シリンダに配設され
た前記ヒータとは別の補助ヒータと、成形開始信号によ
り前記補助ヒータに通電する手段と、成形開始後前記所
定時間が経過すると前記補助ヒータへの通電を遮断する
手段とを含むことを特徴とする射出成形機の加熱シリン
ダ温度制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18038790A JPH0467929A (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 射出成形機の加熱シリンダ温度制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18038790A JPH0467929A (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 射出成形機の加熱シリンダ温度制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0467929A true JPH0467929A (ja) | 1992-03-03 |
Family
ID=16082344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18038790A Pending JPH0467929A (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 射出成形機の加熱シリンダ温度制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0467929A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008230002A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 回生電力を利用した射出成形機 |
JP2010221474A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Japan Steel Works Ltd:The | 押出機加熱方法及び装置 |
JP2013001015A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Fanuc Ltd | フィードフォワード機能を有する射出成形機の温度制御装置 |
EP2572855A1 (en) * | 2011-09-21 | 2013-03-27 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Injection molding system |
-
1990
- 1990-07-10 JP JP18038790A patent/JPH0467929A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008230002A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 回生電力を利用した射出成形機 |
JP2010221474A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Japan Steel Works Ltd:The | 押出機加熱方法及び装置 |
JP2013001015A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Fanuc Ltd | フィードフォワード機能を有する射出成形機の温度制御装置 |
EP2572855A1 (en) * | 2011-09-21 | 2013-03-27 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Injection molding system |
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