JPH0467922B2 - - Google Patents

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JPH0467922B2
JPH0467922B2 JP6669086A JP6669086A JPH0467922B2 JP H0467922 B2 JPH0467922 B2 JP H0467922B2 JP 6669086 A JP6669086 A JP 6669086A JP 6669086 A JP6669086 A JP 6669086A JP H0467922 B2 JPH0467922 B2 JP H0467922B2
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JP
Japan
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float
biasing force
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rear fulcrum
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JP6669086A
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Shoichi Nakamura
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数個備えられた接地フロート群の
うちのセンサフロートを、本機に対して昇降自在
に連結された水田用の作業装置に対して、後支点
を中心に上下揺動自在に枢支するとともに、セン
サフロートの前支点を作業装置に設けたサポート
部材に相対上下動自在に支持させ、もつて、セン
サフロートの接地圧変動に伴う上下揺動変位に基
づいて前記サポート部材に対するセンサフロート
の上下位置が設定範囲内にあるように作業装置を
昇降制御するよう構成してある水田作業機に関す
る。
〔従来の技術〕
田植機で代表されるこの種の水田作業機におい
て、従来は、前記センサフロートの前部を、付勢
力調節機構に連係された付勢機構によつて、接地
側に押圧すべく構成して、圃場の硬軟に対圧して
付勢力調節を行うことによつて、センサフロート
のセンサ作動を常に安定したものにするものが一
般的であつた(例えば実開昭57−96624号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、この場合には軟弱圃場においては付勢
機構としてのバネ力の調節だけでは対応できなか
つた。そこで、特開昭56−102711号公報に開示さ
れているように、軟弱圃場でのセンサ感度を高め
る為に、前記バネ力調節とともに、センサフロー
トをやや前下り傾斜姿姿勢にして接地力を受けや
すくする手段が導入された。ところが、この手段
によると圃場が極軟弱の場合、センサフロートの
前部が泥中内に大きく埋没するとともに、後部底
面が圃面より上方に位置し、却つてセンサ感度が
悪くなるとともに、泥押しが多くなることもあつ
た。
本発明の目的は簡単な改造を施すことによつ
て、よりセンサ作動を確実に行なえるものを提供
する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による特徴構成は前記後支点を苗植付装
置に対して上下位置変更可能な機構を設けるとと
もに、この上下位置変更可能な機構を前記付勢力
調節機構に連係し、もつて、付勢力を強くする場
合には後支点を上方に移動させるとともに付勢力
を弱くする場合には下方に移動させるように、他
のフロートに対するセンサフロートの上下突出量
を可変するように構成してある点にあり、その作
用効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、軟弱圃場では付勢力を弱めてセンサフ
ロートの感知感度を良くするとともに、後支点を
他の接地フロートより下方に移動させてセンサフ
ロート全体の泥中内への沈下量を多くして、圃場
からの接地圧を大きくし、センサ感度をより良好
なものにできる。又、反対に硬い圃場では付勢力
を強くしてセンサ感度を鈍くするとともに、後支
点を上方に移動させて、センサフロート全体とし
ての接地面積を抑え、全体としてよりセンサ感度
を鈍くするようにできる。
〔発明の効果〕
その結果、付勢力調節だけのものに比べて、よ
り細かくセンサ感度の調節が行なえるようにな
り、極軟弱地及び硬い圃場にも適用性の拡大化が
図れるとともに、その為の改造も後支点を上下動
させるだけの簡単な機構のものでよい。
〔実施例〕
第7図に示すように、エンジン1、ミツシヨン
ケース2、操縦部3を搭載した機体に、一定スト
ロークで左右横摺動する苗のせ台4、苗のせ台4
の苗取出し口から一定ピツチで苗を取出し圃場に
植付ける苗植付機構5、植付ケース6、及び、二
つのサイドフロート7Bとこのサイドフロート7
Bの間に位置するセンサフロート7Aを備えた接
地フロート7群からなる苗植付装置8を、昇降リ
ンク機構9を介して連動連結して田植機を構成し
てある。
次に苗のせ台4の横送り機構について詳述す
る。第5図に示すように、前記植付ケース6に支
承された螺旋軸37の左右突出端を、支持フレー
ム38,38を介して苗のせ台4に連動連結する
とともに、螺旋軸37を内嵌支承した回転軸39
とエンジン1からの動力を受ける入力伝動軸40
との間にギヤ伝動機構41を設けて、エンジン1
からの動力を回転軸39に伝達し、前記螺旋軸3
7の螺旋溝に咬合するコマ部材42を介して螺旋
軸37を往復横摺動可能に構成してある。前記ギ
ヤ伝動機構41は前記入力伝動軸40に横摺動可
能にスプライン外嵌された二つのギヤ部を有する
クラツチギヤ43と、前記回転軸39に固着され
た二段ギヤ44とから構成され、前記クラツチギ
ヤ43と二段ギヤ44とのギヤ部同志を咬合切換
えすることによつて、螺旋軸37の横摺動速度を
切換え可能である。そして、前記クラツチギヤ4
3に作用するシフトフオーク45を設け、このシ
フトフオーク45を二つのマグネツト46,46
で駆動すると変速シフトが可能である。つまり、
図示する状態は高速送り状態を示し、この場合の
植付機構5による苗取り回数は螺旋軸37の片道
横摺動当り18回であり、切換えて低速送り状態で
は26回となる。また、第6図に示すように、切換
用のスイツチ47と苗取り回数の表示装置48は
前記操縦部3の表示パネル49に装備してある。
苗植付装置8の昇降制御を詳述する。第1図に
示すように、植付ケース6に対して自身の軸心周
りで回転自在に枢支された横支軸10に一体回転
可能に連結アーム11を突設固着し、この連結ア
ーム11の遊端と前記接地フロート7群の中心に
位置するセンサフロート7Aの後端ブラケツト1
2とを相対揺動可能に連動連結するとともに、前
記ブラケツト12と連結アーム11遊端との連結
軸芯Xを後支点として前記センサフロート7Aを
上下揺動可能にセンサ作動すべく枢支してある。
前記センサフロート7Aの前端ブラケツト13に
は前支点軸22を介して屈折リンク31の下端が
相対揺動可能に連結され、この屈折リンク31の
上端が植付ケース6に対して上下揺動可能に枢支
されたサポート部材23に連結されている。よつ
て、前記センサフロート7Aは屈折リンク31の
伸張作動によつて、後支点Xを中心として前部を
上下揺動可能である。尚、前記横支軸10とサポ
ート部材23の横支点軸24とを連結ロツド機構
25を介して連動連結し、横支軸10に固着され
た植付調節レバー27の操作によつて、連結アー
ム11とサポート部材23を一体的に同方向に揺
動させ、植付深さ調節にかかわらず、センサフロ
ート7Aの対苗植付装置8姿勢を一定にするよう
にしてある。
前記屈折リンク31の下部材31Aと、昇降操
作油圧シリンダ15に対して設けられた制御バル
ブ16とを、制御バルブ16への操作軸18に固
着されたブラケツト19で第1リリーズワイヤ1
7を介して連動連結し、屈折リンク31の伸張に
応じて、制御バルブ16のスプール16aを出し
入れして、油圧シリンダ15への圧油を切換制御
するようにしてある。運転席26の横側には、セ
ンサフロート7A前端を押し付け付勢する引張り
スプリング20の付勢力を調節する調節レバー2
8を設けてある。この調節レバー28は横向き支
軸29の軸芯周りで前後揺動自在に設けられ、調
節レバー28の揺動操作に伴つて連動揺動する揺
動アーム30と、前記屈折リンク31下部材31
Aに作用する引張スプリング20の遊端とを第2
リリーズワイヤ50を介して連係して、センサフ
ロート7Aの接地圧を調節操作可能である。第2
リリーズワイヤ50はインナワイヤ50aが前記
揺動アーム30と引張りスプリング20とに連結
してある。以上の構成のものをセンサフロート7
Aに対する付勢力調節機構58と称する。
次に、センサフロート7Aの接地付勢力変更に
伴う、センサフロート7Aの苗植付装置8に対す
る姿勢変更構造を説明する。前記調節レバー28
の支軸29と平行に連動軸51を設け、調節レバ
ー28と一体揺動する第1アーム52と連動軸5
2に一体回動自在に連結した第2アーム52とを
四連リンク式に第3アーム54を介して連動揺動
自在に枢支連結し、連動軸51に固定の伝達アー
ム56と連動軸51に相対回動自在に外嵌した調
節アーム60とを一体揺動自在にピン連結して、
この調節アーム60の反対側揺動端に第1リリー
ズワイヤ17のアウタワイヤ17bの一端を支持
する第1アウタワイヤ受け部61を支持してあ
る。従つて、調節レバー28の揺動操作に伴つて
第1アウタワイヤ受け部61がワイヤ延設方向に
移動自在となるよう構成してある。又、第1リリ
ーズワイヤ17のアウタワイヤ17bの他端側
は、前記サポート部材23に固定取付けされた第
2アウタワイヤ受け部62により支持してある。
その結果、調節レバー28が引張りスプリング2
0の付勢力を弱める方向に操作されると、それに
伴つて第1アウタワイヤ受け部61が制御バルブ
16側に移動するが、第2アウタワイヤ受け部6
2は位置固定であるから、結果的に、第1リリー
ズワイヤ17のインナーワイヤ17aのセンサフ
ロート側出代が多くなり、屈折リンク31が伸び
てセンサフロート7Aは前下がり姿勢になり、反
対方向に調節レバー28が操作されると、センサ
フロート7Aは前上がり姿勢になるのである。更
に、前記調節レバー28の揺動アーム30は後支
点Xと第3リリーズワイヤ55を介して連動連結
され、次に、その構造を詳述する。第1図及び第
2図に示すように、センサフロート7Aの後端ブ
ラケツト12は左右一対の立設フレーム12A,
12Aに横向き回転軸56を枢支し、この横向き
回転軸56の軸心を前記連結軸心Xに一致させる
とともに、この横向き回転軸56の両端面に前記
連結軸心Xに対して偏心した連結ピン部56aを
突設し、この連結ピン部56aを介して、連結ア
ーム11と連結されている。つまり、前記横向き
回転軸56が回転作動すると連結ピン部56aが
前記連結軸心X周りで回転し、後端ブラケツト1
2の連結アーム11に対する相対高さを変更する
ことができる。この構造をセンサフロート7A後
支点Xの苗植付装置8に対する上下位置変更可能
な機構34と称する。
そして、前記揺動アーム30と横向き回転軸5
6とを第3リリーズワイヤ55を介して連係し
て、調節レバー28の調節作動に伴つてセンサフ
ロート7Aの後支点を上下させるようになつてい
る。つまり、第4図の仮想線に示すように、軟弱
圃場では、センサフロート7Aに作用する引張り
スプリング20の付勢力を弱めるとともに、セン
サフロート7Aの姿勢を変化する前に比べてより
前下り姿勢に変化させ、かつ、センサフロート7
A後支点Xを、第4図に示すように、サイドフロ
ート7Bより下方に移動させて泥中に突出させ
る。又、第3図に示すように、硬い圃場では、前
記引張りスプリング20の付勢力を強めるととも
に、センサフロート7Aの姿勢を前上り姿勢にし
て、かつ、横向き回転軸56を回転させてセンサ
フロート7A後支点Xをサイドフロート7Bより
上方に移動させて泥面への接地圧をより小さなも
のにする。
尚、図中57は横向き回転軸56の位置規制用
スプリングであり、センサフロート後支点Xの上
下高さを位置固定する。
〔別実施例〕
○イ 接地方向に付勢された泥硬さ検出片を使用し
て自動的にセンサフロート7Aの接地圧を変更
する形式のもので、この泥硬さ検出片に前記第
3リリーズワイヤ55を連係する構成をとつて
もよい。
○ロ センサフロート7Aの上下位置変更可能な機
構34としてはアクチユエータとネジ機構等を
使用したものでもよい。
○ハ 上記実施例のものは歩行型の田植機に利用し
てもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る水田作業機の実施例を示
し、第1図は昇降制御機構の構成を示す側面図、
第2図はセンサフロート後支点の上下位置変更可
能な機構を示す縦断背面図、第3図はセンサフロ
ートの硬い圃場に対応して後支点を上昇させた状
態を示す側面図、第4図はセンサフロートと他の
フロートとの相対高さ関係を示す概略背面図、第
5図は苗のせ台の横送り機構を示す断面図、第6
図は表示パネルを示す平面図、第7図は全体側面
図である。 7……接地フロート、7A……センサフロー
ト、7B……他のフロート、8……苗植付装置、
20……付勢機構、22……前支点、23……サ
ポート部材、34……上下位置調節可能な機構、
58……付勢力調節機構、X……後支点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個備えられた接地フロート7群のうちの
    センサフロート7Aを、本機に対して昇降自在に
    連結された水田用の作業装置8に対して、後支点
    Xを中心に上下揺動自在に枢支するとともに、セ
    ンサフロート7Aの前支点22を作業装置8に設
    けたサポート部材23に相対上下動自在に支持さ
    せ、もつて、センサフロート7Aの接地圧変動に
    伴う上下揺動変位に基づいて前記サポート部材2
    3に対するセンサフロート7Aの上下位置が設定
    範囲内にあるように作業装置8を昇降制御するよ
    う構成するとともに、前記センサフロート7Aの
    前部を、付勢力調節機構58に連係された付勢機
    構20によつて、接地側に押圧すべく構成してあ
    る水田作業機であつて、前記後支点Xを苗植付装
    置8に対して上下位置変更可能な機構34を設け
    るとともに、この上下位置変更可能な機構34を
    前記付勢力調節機構58に連係し、もつて、付勢
    力を強くする場合には後支点Xを上方に移動させ
    るとともに付勢力を弱くする場合には下方に移動
    させるように、他のフロート7Bに対するセンサ
    フロート7Aの上下突出量を可変するように構成
    してある水田作業機。
JP6669086A 1986-03-24 1986-03-24 水田作業機 Granted JPS62224203A (ja)

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JP6669086A JPS62224203A (ja) 1986-03-24 1986-03-24 水田作業機

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JPS62224203A JPS62224203A (ja) 1987-10-02
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JPS62224203A (ja) 1987-10-02

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