JPH0467436A - 光学的記録再生方法 - Google Patents

光学的記録再生方法

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JPH0467436A
JPH0467436A JP2180928A JP18092890A JPH0467436A JP H0467436 A JPH0467436 A JP H0467436A JP 2180928 A JP2180928 A JP 2180928A JP 18092890 A JP18092890 A JP 18092890A JP H0467436 A JPH0467436 A JP H0467436A
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JP2180928A
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English (en)
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Akinori Watabe
昭憲 渡部
Minoru Saito
実 斉藤
Kenji Fukuzawa
健二 福澤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光記録媒体にレーザ光を照射してデータの記
録及び再生を行う光学的記録再生方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 光学的にデータを記録、再生する方法を適用した光学的
記録再生装置、例えば光デイスク装置では、光パワーに
よる加熱によってデータの記録を行う。
例えば、光磁気ディスク装置では、光スポ・ソト加熱に
より記録膜の磁性材料の保持力を下げ、周囲磁場により
加熱部分の磁化を反転させてデータの記録を行う。
また、追記型光デイスク装置の穴あけ記録材料では、加
熱による溶融開口を記録原理とし、相変化媒体では加熱
温度や冷却温度の変化による結晶・非晶質の相変化を記
録原理としている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記した記録原理に基づく光学的記録再
生装置では、光ヘッドの対物レンズやディスク媒体表面
にゴミが付着すると、光パワーの伝達効率が低下して、
たとえ光源が適正なパワーを発生しても、記録層に十分
な昇温光パワーが到達しない。このため、記録動作が不
十分となり、例えば記録マークが小さくなったり欠落し
たりして、結果としてデータのビット落ち等のエラーを
生ずることがあった。
また、記録装置やディスク媒体の環境温度が変化すると
、記録動作温度のバイアスが変化し、例えば環境温度が
下がると上記したようなどットエラーを起こしたり、環
境温度が上がると記録膜が加熱されすぎてマークが大き
くなり、ビットシフトを大きくする原因となっていた。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、光伝達率の低下や環境温度の変化があったと
しても、最適な記録条件でデータの記録を行える信頼性
の高い光学的記録再生装置を実現できる光学的記録再生
方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、請求項(1)ではレーザ光源
からのレーザビームを光記録媒体のトラック上に照射し
てデータの記録及び再生を行い、当該光記録媒体からの
データ再生信号とトラック位置サーボ信号を検出する光
学的記録再生方法において、本データの記録を行う前に
、前記光記録媒体上の所定の領域に対し試し書きを行い
、当該試し書きデータの再生信号に基づいて、本データ
記録時のレーザ駆動電流を設定するようにした。
また、請求項(2)では、トラックセクタのヘッダデー
タ及びサーボデータ記録領域内の空き領域に対して試し
書きを行うようにした。
また、請求項(3)では、試し書き時におけるレーザ駆
動電流を、レーザ光源から出射されるレーザビームの記
録パワーまたは記録パルス幅または記録パルス間隔また
はこれらの組み合せを所定の形態で変化させるように設
定するようにした。
また、請求項(4)では、セクタヘッダの頭出し同期信
号及びクロック信号に同期して試し書きデータの記録及
び再生を行い、当該再生信号の振幅または振幅の変化率
を検圧し、この検出結果に基づきレーザ駆動電流の設定
を行うようにした。
また、請求項(5)では、試し書きデータの再生信号に
より求めたレーザ駆動電流が、前記光記録媒体の媒体情
報として予め与えられた推奨記録条件と比較して所定の
割合を限度に偏差を生じた場合に記録動作を停止するよ
うにした。
また、請求項(6)では、記録用レーザビームと再生用
レーザビームを備えた光ヘッドを用い、記録用レーザビ
ームで試し書きを行った後、再生用レーザビームで試し
書きデータの再生を行い、この再生信号に基づいてレー
ザ駆動電流を設定し、引き続き本データの記録を光記録
媒体の所定移動領域内または1セクタ内に行うようにし
た。
(作用) 請求項(1)によれば、記録時には、レーザ光源からの
レーザビームが光記録媒体上の所定の領域に照射されて
、試し書きが行われる。
続いて、試し書きデータの再生が行われ、この再生信号
に基づいて、本データ記録時にレーザを駆動すべきレー
ザ駆動電流の大きさ等が設定される。
次いで、この設定されたレーザ駆動電流にてレーザ光源
が駆動され、これに基づいてパワー等が制御されたレー
ザビームが光記録媒体上の本来のデータ記録領域に照射
され、本データの書き込みが行われる。
また、請求項(2)によれば、光記録媒体上のトラック
を複数に区分けして構成されるセクタの、通常、ヘッダ
データやサーボデータが記録される領域の内の使用され
ていない領域が試し書き領域として割り当てられ、この
領域に対してのみ試し書きが行われる。
また、請求項(3)によれば、試し書き時におけるレー
ザ光源によるレーザビームは、例えば一定のパルス幅で
その大きさが徐々に変化する等、所定の形態に制御され
て光記録媒体上に照射され、試し書きが行われる。
また、請求項(4)によれば、まず、セクタヘッダの頭
出しの同期信号及びクロック信号に同期して試し書きデ
ータの記録が行われる。続いて、そのデータの再生が行
われる。
次いで、再生信号の振幅あるいは振幅の変化率が検出さ
れ、この検出結果に基づいて、本データ記録時のレーザ
駆動電流が設定される。
また、請求項(5)によれば、試し書きデータの再生信
号により求められたレーザ駆動電流の値が、予め与えら
れた記録条件に対して所定の割合を越える偏差を生じた
場合には、記録動作が停止される。
また、請求項(6)によれば、まず、記録用レーザビー
ムを用いて光記録媒体上の所定の領域に対し試し書きが
行われる。
次いで、この試し書きの直後に、再生用レーザビームを
用いて試し書きデータの再生が行われ、この再生信号に
基づいて本データ記録時のレーザ駆動電流が設定される
さらに引き続き、設定されたレーザ駆動電流により記録
用レーザビームが出射され、光記録媒体の試し書きの割
り当て領域に続くデータ記録領域に照射され、本データ
の書き込みが行われる。
(実施例) 第1図は、本発明に係る光学的記録再生方法を適用した
光デイスク装置の第1の実施例を示す構成図である。
第1図において、1はデータが記録される光デイスク媒
体、2は半導体レーザ光源(以下、LD光源という)、
3はLD光源から出射されたレーザビームを平面波ビー
ムに変換するコリメータレンズ、4はコリメータレンズ
3による平面波ビームを透過し、光デイスク媒体1から
の反射再生光を平面波の入射方向と異なる方向に反射す
るビムスプリツタ、5はレーザビームを光デイスク媒体
1上に集光する対物レンズ、6は対物レンズ5の制御機
構としてのレンズアクチュエータ、7はビームスプリッ
タ4にて反射された反射再生光を集光する集光レンズ、
8は集光レンズ7を介して反射再生光を分割するビーム
スプリッタ、9はビームスプリッタ8の−の分割光に非
点収差を与えるためのシリンドリカルレンズ、10はサ
ーボ信号検出用フォトダイオード、11は再生信号及び
トラック検出用フォトダイオード、12はフォトダイオ
ード11の電気信号を増幅し再生信号RDSとして出力
する再生信号増幅器である。
また、20はレーザ駆動電流制御回路、30は復調回路
、40はクロック信号処理部、50は振幅レベル検出処
理部、60はレーザパワー・パルス幅条件設定部で、以
下に、これらの構成、機能及び光デイスク媒体1のフォ
ーマットに関し、図面を参照しながら順を追って説明す
る。
まず、第2図乃至第4図を用いて、光デイスク媒体1等
のフォーマット例と試し書き領域として割り当て可能領
域について説明する。
第2図は、光デイスク媒体1のフォーマットの一例を示
す図である。
光デイスク媒体1は、−船釣に、第2図に示すように、
同心円状またはスパラル状の複数のトラック101(第
2図は同心円状)が形成され、各トラック101は複数
のセクタ102に分けられている。
また、外周側の広い範囲に亘る複数のトラック101が
ユーザ領域103として割り当てられ、内周側の複数の
トラック101がテスト領域104として割り当てられ
ている。このテスト領域104を試し書き領域として割
り当てることが可能である。
例えば、l5O130關径の書換型光ディスク媒体では
、メーカのテスト領域104として半径29.8■mか
ら29.9samの領域が割り当てられており、この領
域を試し書き領域として割り当てることができる。
また、第3図は、上記セクタ102のフォーマットの一
例を示す図である。セクタ102は、第3図に示すよに
、ヘッダ領域120、ユーティリティ領域130、デー
タ記録領域140及びバッファ予備領域150に区分け
されている。
第4図は、ヘッダ領域120のI S 0130 mm
書換型連続サーボフォーマットの一例を示す図である。
第4図に示すように、ヘッダ領域120は、さらに、セ
クタマーク121、VFOクロック引込領域122a。
122b、122c 、アドレスマーク123a、12
3b、123c トラック及びセクタ番地領域124a
、124b、124c及びポストアンブル125に区分
けされている。
ユーティリティ領域130は14バイト長あり、トラッ
クオフセット検出マーク用の1バイト長やレーザのパワ
ー制御部用の2バイト長、追記型光デイスク媒体で使用
する記録済みマーク用の5バイト長等に割り当てられる
が、書換型光ディスク媒体では14バイト長全てを試し
書き領域に割り当てても支障はない。
また、バッファ予備領域150も同様に、試し書き領域
として割り当てることが可能である。
レーザ駆動電流制御回路20は、記録時には、まず、試
し書き用に後記する、ような(第7図乃至第11図)大
きさ、パルス幅等の変化形態が設定されたレーザ駆動電
流CURをLD光源2に供給してレーザの出力レベルを
変え、次いで、この試し書きによるデータの再生信号R
DSに基づいてレーザパワー・パルス幅条件設定部60
にて制御されたレーザパワー制御信号PCL及びパルス
幅制御信号WPCの入力に応じて本データ記録用にレー
ザ駆動電流CURを制御する。また、再生時には、再生
コマンドに応じて設定され再生パワー制御電流PRCに
基づくレーザ駆動電流CURをLD光源2に供給する。
第5図は、レーザ駆動電流制御回路20の構成例を示す
ブロック図で、第6図はその具体的な回路例を示してお
り、図中、201は電流振幅制御部、202はパルス幅
制御部、203は駆動電流制御部、221はインバータ
、222は遅延制御回路、223はアンド、Cはコンデ
ンサ、R工、R2,R3は抵抗、TR,、TR2はトラ
ンジスタである。
電流振幅制御部201は、レーザパワー制御信号PCL
の入力に応じて、試し書き時や本データ記録時のLD光
源2へのレーザ駆動電流CURの振幅(大きさ)を制御
する。
パルス幅制御部202は、記録データ信号VDTの入力
に伴い、遅延制御回路222等にて記録データに所望の
遅延量を与え、LD光源2から出射される記録パルスの
パルス列間隔を制御するとともに、遅延制御回路222
へのパルス幅制御信号WPCの入力に応じてパルス幅が
所望の値となるように制御する。
駆動電流制御部203は、電流振幅制御部201及びパ
ルス幅制御部202の制御に応じた値のレーザ駆動電流
CUR7f−LD光源2に供給する。また、再生時のレ
ーザ駆動電流CURを、再生パワー制御電流RPCの入
力に応じて制御する。
また、第7図乃至第11図は、試し書き時にレザ駆動電
流制御回路20からLD光源2に供給されるレーザ駆動
電流CURの供給例を示し、第7図乃至第9図にはレー
ザ駆動電流CURに対応した試し書きデータの再生信号
RDSを併せて示している。
試し書きにおけるレーザ駆動電流CURは、第7図に示
す第1例のように、直流鋸歯状に供給されたり、第8図
に示す第2例のように、一定のパルス幅と繰り返し周期
で大きさを鋸歯状に変えて供給されたり、第9図に示す
第3例のように、−定の大きさと繰り返し周期でパルス
幅を段階的に変えて供給されたり、第10図に示す第4
例のように、パルスの周期は一定で大きさを鋸歯状に変
えながらパルス幅を3段階に変えて供給されたり、また
、第11図に示す第5例のように、パルスの周期は一定
で大きさを3段階に変えながらパルス幅を3段階に変え
て供給されたり等、種々の態様をもって供給される。
復調回路30は、再生信号増幅器12にて増幅された再
生信号RDSを二値化して、データの復調を行い、復調
データDMDやアドレスデータADDを図示しない上位
装置に出力するとともに、二値化信号から所定のクロッ
ク信号CLKを生成してクロック信号処理部40へ出力
し、かつ、このクロック信号CLKに加え、セクタ検出
信号SCT及びアドレス検出信号ADHを得て、試し書
きタイミング信号T T M 1.  T T M 2
を生成し、これらをレーザパワー・パルス幅条件設定部
60に出力する。
第12図は、この復調回路30の構成例を示すブロック
図で、第13図は、そのタイミングチャートを示してお
り、図中、301は二値化回路、302はセクタマーク
検出回路、303はクロック再生回路、304はアドレ
スマーク検出回路、305はデータ復調回路、806は
試し書きタイミング生成回路、307はアドレス検出回
路である。
二値化回路301は、再生信号RDSを二値化信号BR
8に変換し、セクタマーク検出回路302、クロック再
生回路303、アドレスマーク検出回路304及びデー
タ復調回路305にそれぞれ出力する。
セクタマーク検出回路302は、二値化信号BR8から
セクタの頭出しの検出信号であるセクタ検出信号SCT
を得て試し書きタイミング生成回路306に出力する。
タロツク再生回路303は、二値化信号BR3から第3
図及び第4図に示す、ヘッダ領域120のVFOクロッ
ク引出領域122a、122b、122cよりクロック
信号CLKを生成し、アドレスマーク検出回路304、
データ復調回路305、試し書きタイミング生成回路3
06及びクロック信号処理部40に出力する。
アドレスマーク検出回路304は、二値化信号BR3か
ら、いわゆる(2.7)コードのイリーガルパターン検
出によりアドレスマークを取り出し、アドレス検出信号
ADRとして試し書きタイミング生成回路306に出力
する。
データ復調回路305は、二値化信号BRSから(2,
7)コードの復調を行い復調データをアドレス検出回路
307及び図示しない上位装置に出力する。
試し書きタイミング生成回路306は、セクタ検出信号
SCTとアドレス検出信号ADHをトリガとしてクロッ
ク信号CLKの計数制御を行い、例えばセクタ102の
ユーティリティ領域130が試し書き領域の場合の試し
書きタイミング信号TTM1、バッファ予備領域150
が試し書き領域の場合の試し書きタイミング信号TTM
2を生成し、レーザパワー・パルス幅条件設定部60に
出力する。
具体的には、1024バイトフオーマツトの場合、セク
タマーク121の終了により564チャネルビット周期
後のタイミングをユーティリティ領域130の先頭とし
、さろに168チャネルビット周期後をその後端として
クロック信号CLKの計数制御を行う。
また、バッファ予備領域150については、セクタマー
ク121の終了により16020チャネルビット周期後
のタイミングを先頭とし、さらに240チャネルビット
周期後をその終端とするクロック信号CLKの計数制御
を行う。
クロック信号処理部40は、復調回路40からのクロッ
ク信号CLKから2種類の分周クロック信号DCK、及
びDCK2を得て、振幅レベル検出処理部50に出力す
る。
第14図は、クロック信号処理部40の構成例を示すブ
ロック図で、図中、410は1/3分周回路、402は
1/2周期遅延回路である。
1/3分周回路401は、クロック信号CLKを1ノ3
分周して分周クロック信号DCK1を得、1/2周期遅
延回路402及び振幅レベル検出処理部50に出力する
1/2周期遅延回路402は、分周クロック信号DCK
1にさらに1/2周期の遅延量を与えて分周クロック信
号DCK2を得、これを振幅レベル検出処理部50に出
力する。
振幅レベル検出処理部50は、試し書きデータの再生信
号RDSのピーク及びボトムレベルをクロック信号処理
部40による分周クロック信号DCKI 、DCK2を
用いて検出し、再生信号RDSのピークレベルまたは振
幅レベルに基づいて記録及び消去動作時のレーザパワー
及びパルス幅の適正条件を与えるためのタイミング信号
MTM、PTMをレーザパワー・パルス幅条件設定部6
0に出力する。
上記の再生信号RDSのピークレベルは、消去時の直流
パワー露光の場合に、振幅レベルは記録時のパルス露光
の場合の適正条件の検出に供せられる。
また、適正条件の検出には、ピークあるいは振幅レベル
が必要な値に達したか否かを判定するレベルスライス系
と、ピークあるいは振幅レベルの変化率が飽和して小さ
くなった否かを判定する差分検出によるピーク検出系と
がある。
第15図は、レベルスライス系とピーク検出系の両者を
併せ持つ振幅レベル検出処理部50の構成例を示すブロ
ック図である。第15図において、501.502はサ
ンプルホールド回路、503は差動アンプ、504は切
替器、505,513はコンパレータ、506.514
は立下りパルス検出回路、507はローパスフィルタ、
508はA/D変換器、509,510はシフトレジス
タ、511は減算器、512はD/A変換器である。
サンプルホールド回路501は、分周クロック信号DC
K1により再生信号RDSのピークレベルをサンプリン
グし、ど−クロック信号PHD(第17図の(b)参照
)として差動アンプ503及び切替器504に出力する
サンプルホールド回路502は、分局クロック信号DC
K2により再生信号RDSのボトムレベルをサンプリン
グし、差動アンプ503に出力する。
第16図は、再生信号RDSとサンプルホールド回路5
01.502のサンプリングのタイミングを示すタイミ
ングチャートで、3ビツトチャネル周期の信号の振幅を
検出するためのタロツクを示している。
一般に、(2,7)コードの最密パターンは記録マーク
周期が3チャネルビット周期であり、このとき再生信号
RDSO8/Nは最小となるため、試し書きのデータパ
ターンの一つとなる。
そこで、水弟1の実施例では、第16図に示すように、
クロック信号CLKを1ノ3分周した分周クロックDC
K1によってピークレベル検出のタイミングを与え、ま
た分周クロック信号DCK□をさらに、1ノ2周期遅延
させた分周クロック信号DCK2によってボトムレベル
検出のタイミングを与えている。
差動アンプ503は、入力したピークホールド信号PH
Dとボトムレベルの検出信号とから再生信号の振幅レベ
ルを得、振幅検出信号AMD (第17図の(C)参照
)として切替器504に出力する。
切替器504は、ピークホールド信号PHDと振幅検出
信号AMDとの出力の切替えを行い、その出力はコンパ
レータ505及びローパスフィルタ507に接続されて
いる。
コンパレータ505は、切替器504を介してピークホ
ールド信号PHDを入力した場合にはスライスレベル5
LC1との比較により、また、振幅検出信号AMDを有
力した場合にはスライスレベル5LC2との比較により
パルス信号を得る。
立下りパルス検出回路506は、コンパレータ505の
出力信号の立下りパルスを検出し、適正条件としてのタ
イミング信号MTMを得、レーザパワー・パルス幅条件
設定部60に出力する。
以上のサンプルホールド回路501,502から立下り
パルス検出回路506に至る各部によってレベルスライ
ス系が構成されている。
ローパスフィルタ507は、切替器504を介して入力
したピークホールド信号PHD及び振幅検出信号AMC
のパルス状の雑音値を除去する。
A/D変換器508は、ローパスフィルタ507により
雑音が除去された信号をアナログ信号からディジタル信
号に変換する。
シフトレジスタ509.510は、A/D変換器508
によるディジタル信号の遅延ホールドを行う。
減算器511は、シフトレジスタ509による遅延値と
、さらにシフトレジスタ510を介したディジタル信号
の遅延値との差分値を求める。
D/A変換器512は、減算器511による差分値をデ
ィジタル信号からアナログ信号に変換し、差分振幅信号
DAMとして出力する。
コンパレータ513は、差分振幅検出信号DAMと零ス
ライスレベル5LCo  (第17図(d)参照)との
比較し、差分ピークのタイミングパルスを生成する。
立下りパルス検出器514は、コンパレータ513の比
較結果に応じて適正条件としての差分ピークパルスタイ
ミング信号PTM(第17図の(e)参照)をレーザパ
ワー・パルス幅条件設定部60に出力する。
このパルスタイミング信号PTMにより、試し書きにお
ける上記のクロックタイミングにおいて再生信号RDS
の振幅が最大となる記録露光条件が与えられる。
以上のサンプルホールド回路501,502から切替器
504を介して立下りパルス検出回路514に至る各部
によりピーク検出系が構成される。
なお、第17図は、再生信号が、第8図に示すように、
試し書き時のレーザ駆動電流CURが一定パルス幅と繰
り返し周期で大きさを鋸波状に変えた場合の、再生信号
RDS並びに各部の信号例を示している。
レーザパワー争パルス幅条件設定部60は、復調回路3
0からの試し書きタイミング信号TTM1.TTM2、
クロック信号CLK及び振幅レベル検出処理部50から
のタイミングパルスMTMまたはPTMの入力により、
現在の記録条件に適合した最適なレーザパワー及びパル
ス幅にて記録が行えるような値に設定したレーザパワー
制御信号PCL及びパルス幅制御信号WPCをレーザ駆
動電流制御回路20に出力する。
第18図は、レーザパワー・パルス幅条件設定部60の
構成例を示すブロック図で、図中、601はカウンタタ
イミング生成回路、602.603はカウンタ、604
はスイッチ、605はROM、80Bはレーザ駆動条件
設定回路である。
カウンタタイミング生成回路601は、復調回路30の
試し書きタイミング生成回路306の試し書きタイミン
グ信号TTMを受け、セクタヘッダに同期して開始のカ
ウンタタイミング信号STRと終了のカウンタタイミン
グ信号STPを生成する。
カウンタ602は、カウンタタイミング生成回路601
による開始のカウンタタイミングSTRの入力により、
復調回路30からのクロック信号CLKの数の計数を開
始し、この計数をカウンタタイミングSTPの人力まで
行う。
カウンタ602は、カウンタタイミングSTRの人力に
よりクロック信号CLKの計数を開始し、この計数を振
幅レベル検出処理部50によるタイミング信号PTMま
たはMTMが入力されるまで行う。
スイッチ604は、図示しない上位装置からの制御信号
により、試し書き時はカウンタ602の出力をROM2
O3に接続し、本データ記録時にはカウンタ603の出
力をROM605に接続する。
ROM605は、試し書き時及び本データ記録時の適正
記録条件に適合したレーザ駆動電流CURの設定条件が
予め記憶されており、各カウンタ602.603の値に
応じて所定のアドレスがアクセスされ、設定条件がレー
ザ駆動条件設定回路805により読み出される。
レーザ駆動条件設定回路606は、ROM605がら読
み出した記録条件に適合したレーザ駆動電流CURを出
力するように設定したレーザパワー制御信号PCL及び
パルス幅制御信号WPCをレーザ駆動電流制御回路20
に出力する。
なお、第18図中、ROM605に入力するSELは選
択制御信号で、光デイスク媒体1に予め登録されたディ
スク半径や回転数に応じた記録パワー・パルス幅条件の
所望値より、試し書きに許容される記録条件の範囲をR
OMアドレス範囲として設定するものである。
これは、例えば、ヘッドの破損等により著しく光伝達効
率が低下した場合等、異常動作を検出するもので、図示
しない信号処理回路を用いて、例えば試し書きによって
得られた適正パワーが予め光デイスク媒体1に登録され
た所望パワーの所定の割合、例えば2割を越える値をと
ると、異常状態と判断して光デイスク装置の保守を指令
する用途等に用いるものである。
次に、上記構成による記録時の動作を説明する。
記録時には、まず試し書きを行うため、レーザパワー・
パルス幅条件設定部60のスイッチ604によりカウン
タ602の値に基づいてROM805のアクセスが行わ
れる。これにより、予め設定された試し書き用のレーザ
駆動電流CURがLD光源2に供給されるように、レー
ザ駆動条件設定回路606からレーザパワー制御信号P
CL及びパルス幅制御信号WPCがレーザ駆動電流制御
回路20に出力される。
これに伴い、レーザ駆動電流制御回路20から上記制御
に基づく、例えば第8図に示すようなレーザ駆動電流C
URが供給される。LD光源2からは、レーザ駆動電流
CURに応じて出力パワ及び出力パルス幅が制御された
レーザビームが出射される。
この出射レーザビームは、コリメータレンズ3により平
面波ビームに変換された後、ビームスプリッタ4を透過
し、対物レンズ5、レンズアクチュエータ6によりトラ
ッキングしながら光デイスク媒体1上に集光され、例え
ばセクタ102のユーティリティ領域130へ試し書き
が行われる。
この後、試し書きが行なわれたセクタ102に対する再
生動作に基づく、光デイスク媒体1からの反射再生光は
、対物レンズ5を透過した後、ビームスプリッタ4で反
射され、さらに集光レンズ7で集光され、ビームスプリ
ッタ8により2分割される。
ビームスプリッタ8による〜の分割光は、シリンドリカ
ルレンズ9により非点収差が与えられ、サーボ誤差信号
検出用フォトダイオード1oにて受光され電気信号に変
換される。これに基づく電気信号は、図示しないサーボ
誤差検出系回路へと送出される。
一方、ビームスプリッタ8による他の分割光は、再生信
号検出用フォトダイオード11にて受光され、電気信号
に変換される。この電気信号は再生信号増幅器12にて
増幅作用を受け、再生信号RDSとして復調回路30及
び振幅レベル検出処理部50に入力される。
復調回路30では、再生信号RDSが二値化回路20に
よって二値化信号BR5に変換される。
この二値化信号BR8に基づきセクタマーク検出回路3
02により、セクタの頭出しの検出信号scTが取り出
されるとともに、クロック再生回路303にてヘッダ領
域のVFOクロック引出領域122a、122b、12
2cによりクロック信号CLKが生成され、かつ、アド
レスマーク検出回路304による(2.7)のイリーガ
ルパターン検出によりアドレスマークが取り出されアド
レス検出信号ADRが出力される。
これらクロック信号CLK及びトリガとしてのセクタ検
出信号SCTとアドレス検出信号ADHが、試し書きタ
イミング生成回路306に入力される。試し書きタイミ
ング生成回路306は、入力信号に基づいて試し書きタ
イミング信号TTM1を生成し、これをレーザパワー・
パルス幅条件設定部60に出力する。また、クロック信
号CLKは、タロツク信号処理部40及びレーザパワー
・パルス幅条件設定部60に出力される。
クロック信号処理部40では、入力したクロック信号C
LKを1/3分周回路401により1/3分周して分局
クロック信号DCK、が生成されるとともに、この分周
クロック信号DCK1を1/2分周遅延回路402によ
りさらに1/2周期分遅延させた分周クロック信号DC
K2が生成され、これら分周クロック信号DCK、及び
DCK2が振幅レベル検出処理部50へ出力される。
振幅レベル検出処理部50では、再生信号RDSのピー
ク及びボトムレベルがサンプルホールド回路501,5
02により分周クロック信号DCK、。
DCK2でそれぞれサンプリングされ、差動アンプ50
3を介して得られる振幅とともにピークホールド信号P
HDが検出される。
これらの信号は、切替器504を介し、例えばピーク検
出系では、ローパスフィルタ507によりパルス状の雑
音値が除去された後、A/D変換器508でディジタル
信号に変換される。次いで、このディジタル信号に対し
、シフトレジスタ509゜510にてデータの遅延ホー
ルドが行われ、減算器511によりこれらシフトレジス
タ509.510の差分値が求められる。この差分値は
、D/A変換器512によりアナログ信号である差分振
幅検出信号DAMに変換される。
差分振幅検出信号DAMは、コンパレータ513におい
て零スライスレベル5Lcoと比較され、さらに立下り
パルス検出回路514により、再生信号振幅が最大とな
る記録露光条件としての差分パルスタイミング信号PT
Mが生成され、レーザパワー・パルス幅条件設定部60
に出力される。
レーザパワー・パルス幅条件設定部60では、カウンタ
タイミング生成回路601により、試し書きタイミング
信号TTM、に基づいて、セクタ102のヘッダに同期
して開始のカウンタタイミング信号STRと終了のカウ
ンタタイミング信号STPが生成される。
開始のカウンタタイミング信号STRは、カウンタ60
2及び603に入力される。これにより、カーウンタ8
02.603では、クロック信号CLKの計数が開始さ
れる。カウンタ602の計数動作は、終了のカウンタタ
イミング信号STPの入力により停止し、カウンタ60
3計数動作は、差分パルスタイミング信号PTMの入力
により停止する。
なお、このとき試し書きが終了しているので、スイッチ
604は切替えられており、このため、カウンタ603
に基づいてROM2O3がアクセスされる。これにより
、本データ記録のための適正記録露光条件に適合したレ
ーザパワー制御信号PCL及びパルス幅制御信号WPC
がレーザ駆動条件設定回路606からレーザ駆動電流制
御回路20に出力される。
これに伴い、光デイスク媒体1上の所定のデータ記録領
域140に対し、最適なレーザパワー・パルス幅をもっ
てデータの記録が行われる。
以上説明したように、本第1の実施例によれば、一般に
ヘッドは対物レンズ5を除いて筐体等に囲われており、
ゴミ等の汚れは、対物レンズ5の表面や光デイスク媒体
1の表面に付着し光伝達率を低下させるが、レーザ駆動
電流CURを所望の値に制御しレーザ出力を変えて試し
書きを行い、その再生信号RDSの振幅が適正な量だけ
得られるか否かにより、本データ記録のレーザ駆動条件
の校正を行うようにしたので、光伝達率の低下や環境温
度の変化があったとしても、最適な記録条件でデータ記
録を行える信頼性に優れた光デイスク装置を実現できる
なお、本第1の実施例では、試し書きに際し、レーザ駆
動電流CURにより、レーザパワーの大きさやパルス幅
を変えることにより行うようにしたがこれに限定される
ものではなく、パルス間隔やこのパルス間隔、レーザパ
ワー〇パルス幅3者の任意の組み合わせを変えることに
より行っても勿論よく、この場合もその再生信号の振幅
を検出することにより、振幅量が飽和あるいは最大とな
る記録条件が適正値として求められる。
また、本第1の実施例では、記録動作を例に説明したが
、本発明方法は記録だけでなく、光磁気ディスク装置に
おける一括直流パワーによるあるいはパルス列による消
去や、相変化媒体における一括直流パワーあるいはパル
ス列による初期化にも適用できる。
さらに、光磁気媒体、相変化媒体、溶融穴あけ媒体等の
熱記録媒体だけでなく、フォトクロミック材料等のフォ
トンモード記録媒体にも適用できる。
さらにまた、本第1の実施例では、ディスク状の記録媒
体を例に説明したが、シート、カード、テープ等の形状
の記録媒体においても、上記したと同様の作用、効果を
得ることができる。
また、本第1の実施例では、セクタ毎の試し書きの例を
示したが、ディスク内で感度ムラが小さい場合には、例
えば内周のテスト領域のみで試し書きをし、これに基づ
いて記録条件の校正をすることも可能である。
第19図は、本発明に係る光学的記録再生方法を適用し
た光デイスク装置の第2の実施例を示す構成図である。
本第2の実施例では、光ヘッドとして第1の実施例の1
ビーム光ヘツドに代えて記録用レーザビームと再生用レ
ーザビームを別個に有する2ビム光ヘツドを用い、光デ
イスク媒体1の1回転内、かつ、1セクタ内に試し書き
、その試し書きデータの再生及び本データの記録を行え
るように構成している。
第19図において、1は光デイスク媒体、2wは記録ビ
ーム用LD光源、2Rは再生ビーム用LD光源、3W、
3Rはコリメータレンズ、4 w +4Rはビームスプ
リッタ、5は対物レンズ、6はレンズアクチュエータ、
7W、7Rは集光レンズ、8W、8Rはビームスプリッ
タ、9wはシリンドリカルレンズ、10w、10Rはサ
ーボ信号検出用フォトダイオード、11W、11Rは再
生信号検出用フォトダイオード、12は再生信号増幅器
、13はミラー 14は波長選択ミラー 20WはLD
光源2用のレーザ駆動電流制御回路、30は復調回路、
40はクロック信号処理部、50は振幅レベル検出処理
部、60はレーザパワー・パルス幅条件設定部である。
このような構成において、記録ビーム用LD光源2wか
ら出射された光ビームは、コリメータレンズ3.vで平
面波ビームに変換された後、ビームスプリッタ4W及び
波長選択ミラー14を透過し、対物レンズ5、レンズア
クチュエータ6によりトラッキングしながら光デイスク
媒体1上にスポットSPWが集光される。このようにし
て、データの記録が行われる。
光デイスク媒体1からの反射光は、対物レンズ6、波長
選択ミラー14を透過した後、ビームスプリッタ4wに
て反射されて、集光レンズ7wで集光される。集光作用
を受けた反射光は、ビームスプリッタ8Wで2分割され
、その−の分割光は、シリンドリカルレンズ9wを介し
てフォトダイオード10wで受光される。即ち、−の分
割光は、サーボ誤差検出系へと導かれる。
またビームスプリッタ8wの他の分割光は、フォトダイ
オード11wで受光される。即ち、他の分割光は、反射
光検出系へと導かれる。
一方、再生用ビームについては、上記の記録光学系とほ
ぼ同様で、再生ビーム用LD光源2Rから出射された光
ビームは、コリメータレンズ3Rで、平面波ビームに変
換された後、ビームスプリッタ4Rを透過し、ミラー1
3、波長選択ミラー14で反射され、対物レンズ5、レ
ンズアクチュエータ6によりトラッキングしながら光デ
イスク媒体1上にスポットS P Rが集光され、デー
タの再生が行われる。
光デイスク媒体1からの反射再生光は、対物レンズ5、
波長選択ミラー14、ミラー13を介した後、ビームス
プリッタ4Rで反射されて集光レンズ7Rで集光される
。集光作用を受けた反射再生光は、ビームスプリッタ8
Rで2分割され、の分割光はフォトダイオードIORで
受光され、他の分割光はフォトダイオード11Rで受光
される。
フォトダイオード11Rの出力である再生信号RDSに
基づく記録レーザ駆動条件の設定動作については、前記
第1の実施例と同様に行われるので、その説明は省略す
る。
上記の記録再生動作において、記録ビームスポットS 
P wと再生ビームスポットSPRは、光デイスク媒体
1の同一トラックに位置決めされ、かつ、近接して配置
され、記録したデータを即時に再生して、データが正し
く記録されたか否かを確認するようになっている。
第20図は、第19図における光デイスク媒体1のトラ
ック上の記録ビームスポットSPWと再生ビームスポッ
トSPRの配置の概略図で、図中、101はトラック、
111はトラックの案内溝、120は−のセクタのヘッ
ダ領域、130はユーティリティ領域、140はデータ
記録領域、DRはディスク回転方向を示している。
第20図から分かるように、例えば、記録ビムスポット
S P wと再生ビームスポットSPRを1バイト長(
数μm〜数十μm)の間隔に配置するようにすると、ユ
ーティリティ領域130に対して記録ビームで試し書き
を行い、その直後の再生ビームで適正記録パワー・パル
ス幅条件を検出し、記録ビームの露光条件を設定して、
データ記録領域140に対し本データの書き込みを行う
ことができる。
以上説明したように、水弟2の実施例によれば、前記第
1の実施例の効果に加えて、記録パワパルス幅等の露光
条件の構成が一回転内、かつ、1セクタ内に行え、回転
待ちによる転送速度の低下を防止しつつ、適正な露光に
よる良好な信号品質が確保できる。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1) 、 (2) 、 
(s)または(4)によれば、本データ記録の前に、予
め試し書きを行うことにより最適な記録条件を求めるこ
とができるので、光伝達率の低下や環境温度の変化があ
ったとしても、最適な記録条件でデータ記録が行える信
頼性に優れた光学的記録再生装置を実現できる。
また、請求項(5)によれば、上記効果に加えて、光学
的記録再生装置の現在の状況を的確に判断でき、定期点
検時や故障時等に適切な処置が行え、ひいてはより信頼
性の高い光学的記録再生装置を実現できる。
また、請求項(6)によれば、記録用レーザビムと再生
用レーザビームを備えた光ヘッドを用い、記録用レーザ
ビームで試し書きを行った後、再生用レーザビームで試
し書きデータの再生を行い、この再生信号に基づいてレ
ーザ駆動電流を設定し、引き続き本データの記録を光記
録媒体の所定移動領域内または1セクタ内に行うので、
上記各効果に加えて、移動待ちによる転送速度の低下を
防止しつつ、適正な露光条件による良好な信号品質が確
保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る光学的記録再生方法を適用した
光デイスク装置の第1の実施例を示す構成図、第2図は
本発明に係る光デイスク媒体のフォーマット例を示す図
、第3図はセクタのフォーマット例を示す図、第4図は
ヘッダ領域のフォーマット例を示す図、第5図は本発明
に係るレーザ駆動電流制御回路のブロック図、第6図は
第5図のレーザ駆動電流制御回路の回路例を示す図、第
7図は本発明に係る試し書きにおけるレーザ駆動電流と
その再生信号の第1例を示す図、第8図は本発明に係る
試し書きにおけるレーザ駆動電流とその再生信号の第2
例を示す図、第9図は本発明に係る試し書きにおけるレ
ーザ駆動電流とその再生信号の第3例を示す図、第10
図は本発明に係る試し書きにおけるレーザ駆動電流の第
4例を示す図、第11図は本発明に係る試し書きにおけ
るレーザ駆動電流の第5例を示す図、第12図は本発明
に係る復調回路のブロック図、第13図は第12図の復
調回路のタイミングチャート、第14図は本発明に係る
クロック信号処理部のブロック図、第15図は本発明に
係る振幅レベル検出処理部のブロック図、第16図は本
発明に係る再生信号とサンプルホールド回路のタイミン
グチャート、第17図は第15図の振幅レベル検出処理
部の各部における信号を示す波形図、第18図は本発明
に係るレーザパワー・パルス幅条件設定部のブロック図
、第19図は本発明に係る光学的記録再生方法を適用し
た光デイスク装置の第2の実施例を示す構成図、第20
図は第2の実施例に係るトラック上の記録及び再生ビー
ムの配置概略図である。 図中、1・・・光デイスク媒体、2・・・LD(半導体
レーザ)光源、2w・・・記録ビーム用LD光源、2R
・・・再生ビーム用LD光源、5・・・対物レンズ。 12・・・再生信号増幅器、20,20w・・・レーザ
駆動電流制御回路、30・・・復調回路、40・・・ク
ロ・ンク信号処理部、50・・・振幅レベル検出処理部
、60・・・レーザパワー・パルス幅条件設定部。 特許出願人 日本電信電話株式会社 代理人弁理士 吉  1) 精  孝 光ディスク媒体のフォーマット例 第2図 レ ザ駆動電流制御回路のブO7り図 第5図 第 図 試し1きにおけるレ サ駆動電流とその再生信号の第3例 第9図 試し書きにおけるレーサl動電流の第4例第10図 試し書きにおけるレーサ警動亀流の第5例第11図 クロック信号処理部のブロック図 第14図 分局レロック信号DCKI 分周クロック信号DCK2 を時間 再生信号とサンプルホ ルト回路のタイミングチャ ト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レーザ光源からのレーザビームを光記録媒体のト
    ラック上に照射してデータの記録及び再生を行い、当該
    光記録媒体からのデータ再生信号とトラック位置サーボ
    信号を検出する光学的記録再生方法において、 本データの記録を行う前に、前記光記録媒体上の所定の
    領域に対し試し書きを行い、 当該試し書きデータの再生信号に基づいて、本データ記
    録時のレーザ駆動電流を設定することを特徴とする光学
    的記録再生方法。
  2. (2)トラックセクタのヘッダデータ及びサーボデータ
    記録領域内の空き領域に対して試し書きを行う 請求項(1)記載の光学的記録再生方法。
  3. (3)試し書き時におけるレーザ駆動電流を、レーザ光
    源から出射されるレーザビームの記録パワーまたは記録
    パルス幅または記録パルス間隔またはこれらの組み合せ
    を所定の形態で変化させるように設定する 請求項(1)または(2)記載の光学的記録再生方法。
  4. (4)セクタヘッダの頭出し同期信号及びクロック信号
    に同期して試し書きデータの記録及び再生を行い、 当該再生信号の振幅または振幅の変化率を検出し、この
    検出結果に基づきレーザ駆動電流の設定を行う 請求項(1)または(2)記載の光学的記録再生方法。
  5. (5)試し書きデータの再生信号により求めたレーザ駆
    動電流が、前記光記録媒体の媒体情報として予め与えら
    れた推奨記録条件と比較して所定の割合を限度に偏差を
    生じた場合に記録動作を停止する 請求項(1)、(2)、(3)または(4)記載の光学
    的記録再生方法。
  6. (6)記録用レーザビームと再生用レーザビームを備え
    た光ヘッドを用い、 記録用レーザビームで試し書きを行った後、再生用レー
    ザビームで試し書きデータの再生を行い、この再生信号
    に基づいてレーザ駆動電流を設定し、 引き続き本データの記録を光記録媒体の所定移動領域内
    または1セクタ内に行う 請求項(1)、(2)、(3)、(4)は(5)記載の
    光学的記録再生方法。
JP2180928A 1990-07-09 1990-07-09 光学的記録再生方法 Pending JPH0467436A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5513166A (en) * 1993-04-22 1996-04-30 Hitachi, Ltd. Optical recording and reproducing apparatus for controlling a laser driver current according to test data on the disc
US7496020B2 (en) 2001-09-17 2009-02-24 Teac Corporation Optical disc apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5513166A (en) * 1993-04-22 1996-04-30 Hitachi, Ltd. Optical recording and reproducing apparatus for controlling a laser driver current according to test data on the disc
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