JPH046726A - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
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- JPH046726A JPH046726A JP11244490A JP11244490A JPH046726A JP H046726 A JPH046726 A JP H046726A JP 11244490 A JP11244490 A JP 11244490A JP 11244490 A JP11244490 A JP 11244490A JP H046726 A JPH046726 A JP H046726A
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- 238000013459 approach Methods 0.000 description 4
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、回路遮断器に関するものである。
第8図に従来例を示す。すなわち、この回路遮断器は、
連結軸103aを有し、第1の固定軸102bに軸支さ
れたハンドル102と、回動側に可動接点104を有す
るとともに第1のばね支持部103bを有し、連結軸1
03aに軸側か連結された可動接触子103と、可動接
点104に対向して可動接触子103の動作により可動
接点104が接離する固定接点105と、引掛受け部1
11を有し、異常電流検出手段112の動作に応動する
引外しリンク113と、第1のばね支持部103bに一
端部が支持された反転ばね108と、反転ばね108の
他端部を支持する第2のばね支持部107bを存し、反
転ばね108のばね力により引掛受け部111に引っ掛
けられる引掛部114を有し、第2の固定軸107aに
軸支されたクレドル107とを備え、ハンドル102の
操作またはクレドル107の引外し動作により反転ばね
108が反転動作するようにハンドル102、可動接触
子103および反転ばね108の位置関係が設定されて
いる。
連結軸103aを有し、第1の固定軸102bに軸支さ
れたハンドル102と、回動側に可動接点104を有す
るとともに第1のばね支持部103bを有し、連結軸1
03aに軸側か連結された可動接触子103と、可動接
点104に対向して可動接触子103の動作により可動
接点104が接離する固定接点105と、引掛受け部1
11を有し、異常電流検出手段112の動作に応動する
引外しリンク113と、第1のばね支持部103bに一
端部が支持された反転ばね108と、反転ばね108の
他端部を支持する第2のばね支持部107bを存し、反
転ばね108のばね力により引掛受け部111に引っ掛
けられる引掛部114を有し、第2の固定軸107aに
軸支されたクレドル107とを備え、ハンドル102の
操作またはクレドル107の引外し動作により反転ばね
108が反転動作するようにハンドル102、可動接触
子103および反転ばね108の位置関係が設定されて
いる。
101はボディ、102aはハンドル102の操作部、
106は固定接点を支持する端子板、109は可動接触
子lO3のオフ位置を規制するストッパ、110は連結
軸107bと第1のばね支持部103bとを結ぶ作用線
である。
106は固定接点を支持する端子板、109は可動接触
子lO3のオフ位置を規制するストッパ、110は連結
軸107bと第1のばね支持部103bとを結ぶ作用線
である。
この回路遮断器は、ハンドル102の操作部102aを
オフ位置からオン位置に操作すると、ハンドル102に
設けられた可動接触子1(13の連結軸103aは器台
101に設けられたストッパ109に一端で当接しなが
ら動き、第9図に示すようにクレドル107に設けられ
た第2のばね支持部107bと可動接触子103に設け
られた第1のばね支持部103bとを結ぶ作用&1tl
lOを可動接触子の連結軸103aが横切ることにより
可動接触子103は時計まわりに回動し、可動接点10
4が固定接点105に当接し回路はオン状態となる。
オフ位置からオン位置に操作すると、ハンドル102に
設けられた可動接触子1(13の連結軸103aは器台
101に設けられたストッパ109に一端で当接しなが
ら動き、第9図に示すようにクレドル107に設けられ
た第2のばね支持部107bと可動接触子103に設け
られた第1のばね支持部103bとを結ぶ作用&1tl
lOを可動接触子の連結軸103aが横切ることにより
可動接触子103は時計まわりに回動し、可動接点10
4が固定接点105に当接し回路はオン状態となる。
またハンドル102の操作部102aをオン位置からオ
フ位置へ操作した場合も同様に作用線110を可動接触
子103の連結軸103aが横切ることにより、可動接
点103は反時計まわりに回動され、ストッパ109に
当接しオフ状態となる。
フ位置へ操作した場合も同様に作用線110を可動接触
子103の連結軸103aが横切ることにより、可動接
点103は反時計まわりに回動され、ストッパ109に
当接しオフ状態となる。
この回路遮断器は、開閉あるいはトリ、プ動作により電
気遮断を行う場合、可動接点104と固定接点105の
開極距離が大きい方が、アーク電圧を高めることができ
るとともに、絶縁距離が長くなるため、再点弧等の遮断
失敗がおこりにくい。
気遮断を行う場合、可動接点104と固定接点105の
開極距離が大きい方が、アーク電圧を高めることができ
るとともに、絶縁距離が長くなるため、再点弧等の遮断
失敗がおこりにくい。
しかし、反転ばね108を用いる機構をもつ回路遮断器
においては、開極距離を大きくすると開閉操作時に反転
ばね108が反転しにくくなる。
においては、開極距離を大きくすると開閉操作時に反転
ばね108が反転しにくくなる。
すなわち開極距離を大きくするとハンドル102の操作
部102aをオフ位置もしくはオン位置より逆位置に操
作する際、その逆位置に近いところまで操作しないと反
転しなくなる。そのため、反転ばね】08が反転しない
場合が生しるおそれがある。
部102aをオフ位置もしくはオン位置より逆位置に操
作する際、その逆位置に近いところまで操作しないと反
転しなくなる。そのため、反転ばね】08が反転しない
場合が生しるおそれがある。
したがって、この発明の目的は、開極距離が大きくしか
も反転ばねが反転しやすい回路遮断器を提供することで
ある。
も反転ばねが反転しやすい回路遮断器を提供することで
ある。
この発明の回路遮断器は、連結軸を有し、第1の固定軸
に軸支されたハンドルと、 回動側に可動接点を有するとともに第1のばね支持部を
有し、前記連結軸に軸側か連結された可動接触子と、 前記可動接点に対向して前記可動接触子の動作により前
記可動接点が接離する固定接点と、引掛受け部を有し、
異常電流検出手段の動作に応動する引外しリンクと、 前記第1のばね支持部に一端部が支持された反転ばねと
、 前記反転ばねの他端部を支持する第2のばね支持部を有
し、前記反転ばねのばね力により前記引掛受け部に引っ
掛けられる引掛部を有し、第2の固定軸に軸支されたク
レドルとを備え、前記ハンドルの操作または前記クレド
ルの引外し動作により前記反転ばねが反転動作するよう
に前記ハンドル、前記可動接触子および前記反転ばねの
位置関係が設定された回路遮断器において、前記ハンド
ルをオン側に初動操作またはオフ側に初動操作する際の
前記連結軸の前記第1の固定軸のまわりの回動に伴う前
記可動接触子の動作により前記可動接点が前記ハンドル
の操作終了側に移動するように、前記可動接触子の前記
可動接点側を摺動自在に支持するガイド部を、前記可動
接触子のオン位置およびオフ位置の少なくとも一方に配
設したものである。
に軸支されたハンドルと、 回動側に可動接点を有するとともに第1のばね支持部を
有し、前記連結軸に軸側か連結された可動接触子と、 前記可動接点に対向して前記可動接触子の動作により前
記可動接点が接離する固定接点と、引掛受け部を有し、
異常電流検出手段の動作に応動する引外しリンクと、 前記第1のばね支持部に一端部が支持された反転ばねと
、 前記反転ばねの他端部を支持する第2のばね支持部を有
し、前記反転ばねのばね力により前記引掛受け部に引っ
掛けられる引掛部を有し、第2の固定軸に軸支されたク
レドルとを備え、前記ハンドルの操作または前記クレド
ルの引外し動作により前記反転ばねが反転動作するよう
に前記ハンドル、前記可動接触子および前記反転ばねの
位置関係が設定された回路遮断器において、前記ハンド
ルをオン側に初動操作またはオフ側に初動操作する際の
前記連結軸の前記第1の固定軸のまわりの回動に伴う前
記可動接触子の動作により前記可動接点が前記ハンドル
の操作終了側に移動するように、前記可動接触子の前記
可動接点側を摺動自在に支持するガイド部を、前記可動
接触子のオン位置およびオフ位置の少なくとも一方に配
設したものである。
この発明の回路遮断器によれば、ハンドルをオンまたは
オフに操作すると連結軸が回動して、クレドルの第2の
ばね支持部と可動接触子の第1のばね支持部を結ぶ作用
線を連結軸が横切り、反転ばねが反転して可動接触子が
接離動作し、これにより可動接触子が開閉動作する。ま
た異常電流検出手段の動作に応動して引外しリンクが引
外し動作すると、クレドルが反転ばねにより回動し、前
記作用線が移動して連結軸を超えることにより反転ばね
が反転して可動接触子が開極動作する。
オフに操作すると連結軸が回動して、クレドルの第2の
ばね支持部と可動接触子の第1のばね支持部を結ぶ作用
線を連結軸が横切り、反転ばねが反転して可動接触子が
接離動作し、これにより可動接触子が開閉動作する。ま
た異常電流検出手段の動作に応動して引外しリンクが引
外し動作すると、クレドルが反転ばねにより回動し、前
記作用線が移動して連結軸を超えることにより反転ばね
が反転して可動接触子が開極動作する。
この場合、前記ハンドルをオン側に初動操作またはオフ
側に初動操作する際の前記連結軸の動作に伴う前記可動
接触子の動作により、前記可動接触子が前記ガイド部に
支持されて前記可動接点が前記ハンドルの操作終了側に
移動するため、前記作用線が前記連結軸に接近するので
、前記ハンドルの操作開始側で反転ばねを反転すること
ができる。したがって、可動接点と固定接点の開極距離
を大きくでき、しかも反転ばねが反転しやすくなる。
側に初動操作する際の前記連結軸の動作に伴う前記可動
接触子の動作により、前記可動接触子が前記ガイド部に
支持されて前記可動接点が前記ハンドルの操作終了側に
移動するため、前記作用線が前記連結軸に接近するので
、前記ハンドルの操作開始側で反転ばねを反転すること
ができる。したがって、可動接点と固定接点の開極距離
を大きくでき、しかも反転ばねが反転しやすくなる。
この発明の第1の実施例を第1図ないし第4図に基づい
て説明する。すなわち、この回路遮断器は、固定接点1
と、可動接触子2と、可動接点3と、ハンドル4と、ク
レドル5と、反転ばね6と、引外しリンク7と、ボディ
8と、ガイド部30とを有する。
て説明する。すなわち、この回路遮断器は、固定接点1
と、可動接触子2と、可動接点3と、ハンドル4と、ク
レドル5と、反転ばね6と、引外しリンク7と、ボディ
8と、ガイド部30とを有する。
ボディ8は、側面(図の前面)に開口8aを有し、カバ
ー(図示せず)で閉塞される。またボディ8の両端部に
電源側の端子15および負荷側の端子16を設けている
。
ー(図示せず)で閉塞される。またボディ8の両端部に
電源側の端子15および負荷側の端子16を設けている
。
ハンドル4は、連結軸10を有し、第1の固定軸9に軸
支されている。実施例の連結軸10は第1の固定軸9の
操作部11と反対側に設けられている。
支されている。実施例の連結軸10は第1の固定軸9の
操作部11と反対側に設けられている。
可動接触子2は、回動側に可動接点3を有するとともに
第1のばね支持部12を有し、軸側か連結軸10に軸支
されている。実施例の可動接触子2は可動接点3例の端
部が可動接点3と反対向きに折曲されている。
第1のばね支持部12を有し、軸側か連結軸10に軸支
されている。実施例の可動接触子2は可動接点3例の端
部が可動接点3と反対向きに折曲されている。
固定接点1は、可動接点2oに対向して可動接触子2の
動作により可動接点2oが接離する。実施例では電源側
の端子15の内端部13に固着されている。
動作により可動接点2oが接離する。実施例では電源側
の端子15の内端部13に固着されている。
引外しリンク7は、引掛受け部2oを有し、異常電流検
出手段21に応動する。実施例の引外しリンク7を磁性
材料により形成された矩形板であって、一端に折返し部
17が形成されている。この引外しリンク7の中間部が
ボディ8に設けられた軸支部14に軸支され、軸支部1
4の折返し部17側に引掛受け部20を孔形成し、他端
がコイルばねを実施例とする復帰ばね18により時計方
向に付勢されている。
出手段21に応動する。実施例の引外しリンク7を磁性
材料により形成された矩形板であって、一端に折返し部
17が形成されている。この引外しリンク7の中間部が
ボディ8に設けられた軸支部14に軸支され、軸支部1
4の折返し部17側に引掛受け部20を孔形成し、他端
がコイルばねを実施例とする復帰ばね18により時計方
向に付勢されている。
異常電流検出手段21は、負荷側の端子16に基部29
が固定された過電流検出用のバイメタル19と、このバ
イメタル19の引外しリンク7と反対側に取付けられた
短絡検出用の磁性体22とからなる。そしてバイメタル
19の先端部で折返し部17に復帰ばね18に抗して係
止するとともに、バイメタル19の先端部と可動接触子
2とが1iii組線を実施例とするり一ド123により
接続されている。
が固定された過電流検出用のバイメタル19と、このバ
イメタル19の引外しリンク7と反対側に取付けられた
短絡検出用の磁性体22とからなる。そしてバイメタル
19の先端部で折返し部17に復帰ばね18に抗して係
止するとともに、バイメタル19の先端部と可動接触子
2とが1iii組線を実施例とするり一ド123により
接続されている。
反転ばね6は、可動接触子2の第1のばね支持部12に
一端部が支持されている。実施例の反転ばね6は引っ張
りコイルばねを用いている。
一端部が支持されている。実施例の反転ばね6は引っ張
りコイルばねを用いている。
クレドル5は、反転ばね6の他端部を支持する第2のば
ね支持部24を有し、反転ばね6のばね力により引外し
リンク7の引掛受け部20に引掛けられる引掛部25を
有し、第2の固定軸26に軸支されている。実施例のフ
レトル5は略り字形をなし、一端部に第2の固定軸26
を設け、屈曲部に第2のばね支持部24およびリセット
用突起27を形成し、さらに他端部に引掛受け部20に
引っ掛ける引掛部25を形成している。この場合、第1
のばね支持部12と第2のばね支持部24を結ぶ線が作
用線28となる。
ね支持部24を有し、反転ばね6のばね力により引外し
リンク7の引掛受け部20に引掛けられる引掛部25を
有し、第2の固定軸26に軸支されている。実施例のフ
レトル5は略り字形をなし、一端部に第2の固定軸26
を設け、屈曲部に第2のばね支持部24およびリセット
用突起27を形成し、さらに他端部に引掛受け部20に
引っ掛ける引掛部25を形成している。この場合、第1
のばね支持部12と第2のばね支持部24を結ぶ線が作
用線28となる。
そして、ハンドル4の操作またはクレドル5の引外し動
作により反転ばね6が反転動作するようにハンドル4、
可動接触子2および反転ばね5の位置関係が設定される
。すなわち、引掛部25が引外しリンク7に引っ掛かっ
た状態で、ハンドル4のオン位置およびオフ位置への操
作で連結軸10が回動して第1のばね支持部12と第の
2ばね支持部24とを結ぶ作用線28を連結軸10が横
切るとともに、異常電流検出手段21の動作で引外しリ
ンク7が動作して引掛部25が引外しリンク7の引掛受
け部20から外れたとき、クレドル5が回動して作用1
28が連結軸lOを横切るようにしている。
作により反転ばね6が反転動作するようにハンドル4、
可動接触子2および反転ばね5の位置関係が設定される
。すなわち、引掛部25が引外しリンク7に引っ掛かっ
た状態で、ハンドル4のオン位置およびオフ位置への操
作で連結軸10が回動して第1のばね支持部12と第の
2ばね支持部24とを結ぶ作用線28を連結軸10が横
切るとともに、異常電流検出手段21の動作で引外しリ
ンク7が動作して引掛部25が引外しリンク7の引掛受
け部20から外れたとき、クレドル5が回動して作用1
28が連結軸lOを横切るようにしている。
ガイド部30は、ハンドル4をオン側に初動操作する際
の連結軸10の第1の固定軸9のまわりの回動に伴う可
動接触子2の動作により可動接点3がハンドル4の操作
終了側に移動するように、可動接触子2の可動接点3側
を摺動自在に支持するものであり、可動接触子2のオフ
位置に配設している。実施例では可動接触子2のオフ位
置を規制するためボディ8に設けたストッパ31に設け
ている。
の連結軸10の第1の固定軸9のまわりの回動に伴う可
動接触子2の動作により可動接点3がハンドル4の操作
終了側に移動するように、可動接触子2の可動接点3側
を摺動自在に支持するものであり、可動接触子2のオフ
位置に配設している。実施例では可動接触子2のオフ位
置を規制するためボディ8に設けたストッパ31に設け
ている。
この回路遮断器の動作について説明する。第1図はオン
状態である。すなわち、タレF′ル5は引掛部25が引
掛受け部20に引っ掛かり異常電流待機状態にある。連
結軸10が第1のばね支持部12と第2のばね支持部2
4とを結ぶ作用線28の一方に位置することにより、反
転ばね6のばね力で可動接触子2の可動接点3を固定接
点1に接点圧を付与しつつ接触するとともに連結軸10
を押してハンドル4の操作部11をボディ8のハンドル
穴32の縁部に係止させている。
状態である。すなわち、タレF′ル5は引掛部25が引
掛受け部20に引っ掛かり異常電流待機状態にある。連
結軸10が第1のばね支持部12と第2のばね支持部2
4とを結ぶ作用線28の一方に位置することにより、反
転ばね6のばね力で可動接触子2の可動接点3を固定接
点1に接点圧を付与しつつ接触するとともに連結軸10
を押してハンドル4の操作部11をボディ8のハンドル
穴32の縁部に係止させている。
第2図はオフ状態であり、ハンドル4を第1図のオン位
置から第2図のオフ位置に操作すると連結軸10が回動
して作用線28を超えるので、反転ばね6の反転により
可動接触子2が開離動作するとともに、ハンドル4がオ
フ位置側に付勢されてハンドル穴32の縁部に係止する
。
置から第2図のオフ位置に操作すると連結軸10が回動
して作用線28を超えるので、反転ばね6の反転により
可動接触子2が開離動作するとともに、ハンドル4がオ
フ位置側に付勢されてハンドル穴32の縁部に係止する
。
第3図は過電流によるトリップ状態である。すなわち、
第1図のオンの状態で電路に過電流が流れると、バイメ
タル19がわん曲して引外しリンク7の折返し部17を
図で右方向に押し、引外しリンク7は軸支部14を支点
に復帰ばね18に抗して回動し、引掛受け部20が引掛
部25から離れる。このためフレトル5は反転ばね6の
ばね力により第2の固定軸26を中心に回動し、作用線
28が連結軸10を超え、反転ばね6が反転し可動接触
子2が開極し、ハンドル4は中立姿勢へと移動し、トリ
ップ状態となる。
第1図のオンの状態で電路に過電流が流れると、バイメ
タル19がわん曲して引外しリンク7の折返し部17を
図で右方向に押し、引外しリンク7は軸支部14を支点
に復帰ばね18に抗して回動し、引掛受け部20が引掛
部25から離れる。このためフレトル5は反転ばね6の
ばね力により第2の固定軸26を中心に回動し、作用線
28が連結軸10を超え、反転ばね6が反転し可動接触
子2が開極し、ハンドル4は中立姿勢へと移動し、トリ
ップ状態となる。
一方、短絡電流が流れたときは、バイメタル19に流れ
る電流によりバイメタル19の回りに発生する磁束が磁
性体22に集中し、瞬時に磁性体22の引外しリンク7
を吸引するため、クレドル5が引外され、前記と同様に
クレドル5の回動に伴って反転ばね6が反転し、可動接
触子2が開極動作する。
る電流によりバイメタル19の回りに発生する磁束が磁
性体22に集中し、瞬時に磁性体22の引外しリンク7
を吸引するため、クレドル5が引外され、前記と同様に
クレドル5の回動に伴って反転ばね6が反転し、可動接
触子2が開極動作する。
トリ、プ後のり七ノドはハンドル4を第3図の中立の姿
勢からオフ側に倒すことにより行われ、これによりハン
ドル4のリセット用押圧部33でフレトル5のリセッ上
突起起27を押し上げ、既に復帰している引外しリンク
7の引掛受け部20に引掛部25が引っ掛かってリセツ
トが完了すると同時に、オフ状態となる。
勢からオフ側に倒すことにより行われ、これによりハン
ドル4のリセット用押圧部33でフレトル5のリセッ上
突起起27を押し上げ、既に復帰している引外しリンク
7の引掛受け部20に引掛部25が引っ掛かってリセツ
トが完了すると同時に、オフ状態となる。
さて、第4図はオフ位置からオン位置へハンドル4の操
作部11を初動操作した途中の状態であり、ハンドル4
の動作により連結軸lOが第1の固定軸9のまわりに回
動をはしめ、これに伴う可動接触子2の動作により可動
接触子3の先端部がストッパ31からガイド部30に摺
動自在に支持されて可動接点3が固定接点lに接近する
方向に移動する。そのため、作用線28が第2のばね支
持部24を中心にして回動するように第4図の1点鎖線
から2点鎖線のように、固定接点1側に移動する。した
がって、連結軸lOがハンドル4のオフ操作により作用
!28を超える位置がハンドル4のオフ位置側に近寄る
こととなる。この点・従来例ではハンドル4のオフ操作
時に作用[2Bはほとんど移動しないので、反転ばね6
の反転位置はこの実施例よりもハンドル4のオン位置側
に接近している。
作部11を初動操作した途中の状態であり、ハンドル4
の動作により連結軸lOが第1の固定軸9のまわりに回
動をはしめ、これに伴う可動接触子2の動作により可動
接触子3の先端部がストッパ31からガイド部30に摺
動自在に支持されて可動接点3が固定接点lに接近する
方向に移動する。そのため、作用線28が第2のばね支
持部24を中心にして回動するように第4図の1点鎖線
から2点鎖線のように、固定接点1側に移動する。した
がって、連結軸lOがハンドル4のオフ操作により作用
!28を超える位置がハンドル4のオフ位置側に近寄る
こととなる。この点・従来例ではハンドル4のオフ操作
時に作用[2Bはほとんど移動しないので、反転ばね6
の反転位置はこの実施例よりもハンドル4のオン位置側
に接近している。
その結果、従来例と比較して可動接点2と固定接点1の
開極距離が同し場合、この実施例の方がハンドル4の操
作が少なくてよいこととなる。
開極距離が同し場合、この実施例の方がハンドル4の操
作が少なくてよいこととなる。
この実施例によれば、ハンドル4をオン操作オフ操作す
る際の可動接触子2の延び方向の移動により可動接触子
2がガイド部30に案内されて可動接点3がハンドル4
の操作側に移動するため、作用wA28が連結軸10に
接近するので、ハンドル4の操作開始側で反転ばね6を
反転することができる。したがって、可動接点3と固定
接点1の開極距離を大きくでき、しかも反転ばね6が反
転しやすくなる。
る際の可動接触子2の延び方向の移動により可動接触子
2がガイド部30に案内されて可動接点3がハンドル4
の操作側に移動するため、作用wA28が連結軸10に
接近するので、ハンドル4の操作開始側で反転ばね6を
反転することができる。したがって、可動接点3と固定
接点1の開極距離を大きくでき、しかも反転ばね6が反
転しやすくなる。
したがって、開極距離を同じにしてもハンドル4の操作
を少なくして反転動作すなわち回路状態の開閉動作を行
わすことができるため、不動作等の不良が起こらず、安
定性の高いものとすることができる。また逆に同し反転
位置を有する場合、より大きな開極距離をもつことがで
きるため、アーく電圧が高い再点弧等の遮断失敗の起こ
らない高性能のものとすることができる。その結果、高
性能でかつ安定性の高い安全な回路遮断器を提供するこ
とができる。
を少なくして反転動作すなわち回路状態の開閉動作を行
わすことができるため、不動作等の不良が起こらず、安
定性の高いものとすることができる。また逆に同し反転
位置を有する場合、より大きな開極距離をもつことがで
きるため、アーく電圧が高い再点弧等の遮断失敗の起こ
らない高性能のものとすることができる。その結果、高
性能でかつ安定性の高い安全な回路遮断器を提供するこ
とができる。
この発明の第2の実施例を第5図ないし第7図に示す。
すなわち、この回路遮断器は、反転ばね6に圧縮コイル
ばねを適用し、連結軸10を操作部11と第1の固定軸
9との間に設け、クレドル5を引外しリンク7に対して
図で上向きに引掛けたものである。35はバイメタル1
9の基部を取付けるボディ8の支持部、36は負荷側の
端子16とバイメタル19の先端部とを接続するり一ト
線、37は引外しリンク7をバイメタル19の先端部に
取付ける板ばね、38はクレドル5が引外しリンク7か
ら引外されたとき、反転ばね6により可動接触子2が開
極動作する直前に可動接触子2を開極させる強制開極部
である。その他は第1の実施例と同様である。
ばねを適用し、連結軸10を操作部11と第1の固定軸
9との間に設け、クレドル5を引外しリンク7に対して
図で上向きに引掛けたものである。35はバイメタル1
9の基部を取付けるボディ8の支持部、36は負荷側の
端子16とバイメタル19の先端部とを接続するり一ト
線、37は引外しリンク7をバイメタル19の先端部に
取付ける板ばね、38はクレドル5が引外しリンク7か
ら引外されたとき、反転ばね6により可動接触子2が開
極動作する直前に可動接触子2を開極させる強制開極部
である。その他は第1の実施例と同様である。
第5図はオフ状態、第6図はトリップ状態であり、その
動作は第1の実施例と同様である。
動作は第1の実施例と同様である。
また第7図は第5図のオフ状態からオン状態へハンドル
4を操作する途中の状態である。この場合、ハンドル4
の操作に伴って、連結軸lOが第1の固定軸9のまわり
を回動することにより可動接触子2が反転ばね6により
オフ姿勢のまま回動する。同時に可動接触子2の可動接
点3側は第5図のストッパ31に係止した状態から第7
回のように可動接触子2の先端が上方に移動するととも
に傾くことによってガイド部30に摺動自在に支持され
るようになる。そのため、可動接点3が固定接点l側に
接近するように可動接触子3が移動し、作用&I28も
固定接点1側に移動するので、連結軸10が作用線28
を横切る位置が早いオフ位置側に接近したものとなる。
4を操作する途中の状態である。この場合、ハンドル4
の操作に伴って、連結軸lOが第1の固定軸9のまわり
を回動することにより可動接触子2が反転ばね6により
オフ姿勢のまま回動する。同時に可動接触子2の可動接
点3側は第5図のストッパ31に係止した状態から第7
回のように可動接触子2の先端が上方に移動するととも
に傾くことによってガイド部30に摺動自在に支持され
るようになる。そのため、可動接点3が固定接点l側に
接近するように可動接触子3が移動し、作用&I28も
固定接点1側に移動するので、連結軸10が作用線28
を横切る位置が早いオフ位置側に接近したものとなる。
したがって、第1の実施例と同様の作用効果を奏する。
なお、前記実施例ではいずれもハンドル4をオン操作す
る場合について説明したが、ガイド部30を可動接触子
2のオン位置側に設けてオフ操作のときに、可動接触子
2および作用線28がオフ例に移動するように構成して
もよい。この場合、固定接点1を板ばねで支持するよう
にしてもよい。
る場合について説明したが、ガイド部30を可動接触子
2のオン位置側に設けてオフ操作のときに、可動接触子
2および作用線28がオフ例に移動するように構成して
もよい。この場合、固定接点1を板ばねで支持するよう
にしてもよい。
さらに、可動接触子2のオン位置とオフ位置の両方にガ
イド部30を設けてもよい。
イド部30を設けてもよい。
この発明の回路遮断器は、ハンドルをオン側に初動操作
またはオフ側に初動操作する際の可動接触子の連結軸に
よる動作により、可動接触子がガイド部に摺動自在に支
持されて可動接点がハンドルの操作側に移動するため、
可動接点と固定接点の開極距離を大きくできるとともに
、反転ばねを反転しやすくできるという効果がある。
またはオフ側に初動操作する際の可動接触子の連結軸に
よる動作により、可動接触子がガイド部に摺動自在に支
持されて可動接点がハンドルの操作側に移動するため、
可動接点と固定接点の開極距離を大きくできるとともに
、反転ばねを反転しやすくできるという効果がある。
第1図はこの発明の第1の実施例のカバーを外した状態
でオン状態の側面図、 第2図はそのオフ状態の側面図、 第3図はトリップ状態の側面図、 第4図はオフ状態からオン状態へ操作する途中の側面図
、 第5図は第2の実施例のカバーを外した状態でオフ状態
の側面図、 第6図はそのトリップ状態の側面図、 第7図はオフ状態からオン状態へ操作した途中の状態の
側面図、 第8図は従来例のカバーを外した状態のオフ状態の側面
図、 第9図はオフ状態からオン状態へ操作する途中の側面図
である。 1・・・固定接点 2・・・可動接触子3・・
・可動接点 4・・・ハンドル5・・・クレド
ル 6・・・反転ばね7・・・引外しリンク
9・・・第1の固定軸10・・・連結軸
12・・・第1のばね支持部20・・・引掛受け部
21・・・異常を流検出手段24・・・第2のば
ね支持部 25・・・引掛部26・・・第2の固定軸
30・・・ガイド部特許出願人 松下電工株式会
社、−一2二巳7ブー 堤 〇 − r
でオン状態の側面図、 第2図はそのオフ状態の側面図、 第3図はトリップ状態の側面図、 第4図はオフ状態からオン状態へ操作する途中の側面図
、 第5図は第2の実施例のカバーを外した状態でオフ状態
の側面図、 第6図はそのトリップ状態の側面図、 第7図はオフ状態からオン状態へ操作した途中の状態の
側面図、 第8図は従来例のカバーを外した状態のオフ状態の側面
図、 第9図はオフ状態からオン状態へ操作する途中の側面図
である。 1・・・固定接点 2・・・可動接触子3・・
・可動接点 4・・・ハンドル5・・・クレド
ル 6・・・反転ばね7・・・引外しリンク
9・・・第1の固定軸10・・・連結軸
12・・・第1のばね支持部20・・・引掛受け部
21・・・異常を流検出手段24・・・第2のば
ね支持部 25・・・引掛部26・・・第2の固定軸
30・・・ガイド部特許出願人 松下電工株式会
社、−一2二巳7ブー 堤 〇 − r
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 連結軸を有し、第1の固定軸に軸支されたハンドルと、 回動側に可動接点を有するとともに第1のばね支持部を
有し、前記連結軸に軸側が連結された可動接触子と、 前記可動接点に対向して前記可動接触子の動作により前
記可動接点が接離する固定接点と、引掛受け部を有し、
異常電流検出手段の動作に応動する引外しリンクと、 前記第1のばね支持部に一端部が支持された反転ばねと
、 前記反転ばねの他端部を支持する第2のばね支持部を有
し、前記反転ばねのばね力により前記引掛受け部に引っ
掛けられる引掛部を有し、第2の固定軸に軸支されたク
レドルとを備え、 前記ハンドルの操作または前記クレドルの引外し動作に
より前記反転ばねが反転動作するように前記ハンドル、
前記可動接触子および前記反転ばねの位置関係が設定さ
れた回路遮断器において、前記ハンドルをオン側に初動
操作またはオフ側に初動操作する際の前記連結軸の前記
第1の固定軸のまわりの回動に伴う前記可動接触子の動
作により前記可動接点が前記ハンドルの操作終了側に移
動するように、前記可動接触子の前記可動接点側を摺動
自在に支持するガイド部を、前記可動接触子のオン位置
およびオフ位置の少なくとも一方に配設した回路遮断器
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11244490A JPH046726A (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11244490A JPH046726A (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 回路遮断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH046726A true JPH046726A (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=14586786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11244490A Pending JPH046726A (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH046726A (ja) |
-
1990
- 1990-04-24 JP JP11244490A patent/JPH046726A/ja active Pending
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