JPH0466981A - 現像剤供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、静電式複写機、プリンタ等の画像形成装置の
現像装置に現像剤を供給するための現像剤供給装置に関
する。

（従来の技術） 電子写真技術を用いた複写機等の画像形成装置において
は、特に粉体の現像剤（以下、トナーと称す）を用いる
乾式の現像装置として、カートリッジ方式のトナー供給
用現像剤貯蔵容器（以下、トナー容器と称す）を用いた
ものか知られている。

第６図及び第７図にトナー容器１０５の従来例を示すか
、該トナー容器１０５は現像装置本体１０６とは別体に
構成され、これにはトナー供給用開口１０９か形成され
ている。そして、このトナー容器１０５内にトナーｔを
充填した後。

前記トナー供給用開口１０９をトナーシール部材１１２
にて覆うことによって、トナーｔかトナー容器１０５内
に密封される。

ところで、前記トナーシール部材１１２は第７図に示す
ように開口１０９を一様に覆った後に折り返されており
、その一端は開封方向手前側（第７図の矢印方向）に長
く延びている。

斯かるトナー容器１０５は現像装置本体１０６のハクジ
ング１０７に溶着等の手段によって固着され、現像装置
１０３、感光ドラム１０２等を含むプロセスカートリッ
ジ１０１を不図示の画像形成装置に装填した後、現像装
置１０３の外部に露出しているトナーシール部材１１２
の端部をユーザーか持ワてこれを第７図の矢印方向に引
き抜けば、トナー容器１０５の開口１０９が開けられ、
トナーｔか現像装置本体１０６側に供給される。

（発明が解決しようとする課題） しかしなから、上記従来の現像剤供給装置にあっては、
開封かトナーシール部材１１２の貼着部を引き剥して行
なわれるために大きな力か必要となる。

又、トナーシール部材１１２か引き剥されるときにこれ
の貼着に使用された接着剤か細かい切片となり、この切
片か粉末トナーに混入するために白スジ等の画像不良か
発生する可能性かある。

更に、熱溶着されたトナーシール部材１１２か引き剥さ
れて開封されるため、温度、圧力、時間等の熱溶着条件
や溶着面の平面性の管理か厳しく、トナーシール部材１
１２の剥れや開封強度増加等のトラブルか発生し易い。

尚９以上の問題は、トナーシール部材１１２にはこれの
未使用時には十分に接着されており、開封時には容易に
引き剥すことかてきるという相反する２つの機能が要求
されるために生ずる。

本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的と
する処は、未使用時の現像剤のシール性が高く、しかも
使用時の開封容易性も高い現像剤供給装置を提供するこ
とにある。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成すべく本発明は、開口部に嵌脱自在な凹
状突起と凸状突起を設けて成る現像剤供給容器と、該現
像剤供給容器の前記凹状突起と凸状突起との間に介設さ
れる開封部材を含んて現像剤供給装置を構成したことを
その特徴とする。

（作用） 本発明によれば、現像剤供給容器の密封は凹状突起と凸
状突起との嵌合によってなされるため。

当該現像剤供給装置の未使用時の現像剤のシール性か高
く保たれる。

又、現像剤供給容器の開封は単に開封部材を軽い力て引
くたけでなされるため、当該現像剤供給装置の使用時の
開封容易性及びユーザーの操作性か高められる。

（実施例） 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図は本発明に係る現像剤供給装置の斜視図、第２図
は同装置の断面図、第３図及び第４図は同装置のシール
部の拡大断面図である。

本発明に係る現像剤供給装置は袋状の現像剤供給容器１
１を有し、該現像剤供給容器１１内にはその開口部１１
ａからリング状に形成された糸状の開封部材１２の一部
か差し込逮れているとともに、トナーｔか充填されてい
る。尚、現像剤供給容器１１はフィルム状の樹脂（例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポ
リスチレン）て構成されており、開封部材１２は現像剤
供給容器１１と同材質の系、又はピアノ線等の小径の金
属ワイヤーで構成されている。

ところで、上記現像剤供給容器１１の開口部１１ａには
、第３図及び第４図に詳細に示すようにチャック方式の
シール部か形成されている。

このシール部においては、開口部１１ａの一方に第３図
及び第４図の紙面垂直方向に長く形成された括弧型の凹
状突起ａか形成され、他方には凹状突起ａに嵌合すべき
錐状の凸状突起すが同じく第３図及び第４図の紙面垂直
方向に長く形成されている。

而して、現像剤供給容器ｌｌ内にトナーｔか充填される
と、両突起ａ、ｂが第３図に示すように嵌合されて開口
部１１ａか閉しちれるが、このとき開口部１１ａの両端
部において前記開封部材１２か両突起ａ、ｂ間に挟み込
まれる。このように両突起ａ、ｂの嵌合によって開口部
１１ａか閉じられている状態において、開口部１１ａに
容器１１内のトナーｔから圧力か作用しても、凸状突起
すの先端鍵部が凹状突起ａの−に引っ掛かって両突起ａ
、ｂの嵌合が解除されることがないため、容器１１の未
使用時のトナーｔのシール性か高く保たれる。

そして、トナーｔの補給が必要になった場合には、開封
部材１２を第１図の矢印Ｃ方向に引けば、突起ａ、ｂと
開封部材１２との間に生ずる摩擦力によっ゛て第４図に
示すように凹状突起ａは矢印り方向に、凸状突起すは矢
印り方向にそれぞれ押されて両突起ａ、ｂの嵌合が解除
されるため、開口部１１ａはその両端から中央に向かっ
て順次開封され、容器ｌｌ内のトナーｔの供給か可能と
なる。

以上のように、本実施例では現像剤供給容器１１の開口
部１１ａの密封は突起ａ、ｂの凹凸嵌合によフてチャッ
ク方式でなされ、しかもトナーｔの圧力を受けても突起
ａ、ｂの嵌合か解除されることかないため、トナーｔの
シール性が高く保たれる。

又、現像剤供給容器１１の開口部１１ａの開封は、単に
開封部材１２を軽い力て引くだけてなされるため、当該
容器１１の開封容易性及びユーザーの操作性が高められ
る。

更に１本実施例では従来のトナーシール部材の熱溶着が
不要となるため、溶着条件やシール部の平面性の厳しい
管理も不要となる。

その他、本実施例によれば、開封部材１２を突起ａ、ｂ
間に挟み込むたけてシール部が組み立てられるため、容
器１１の組立性か高められるとともに、該容器１１を再
生使用することもてき、経済性か高められる。

ところで、以上の実施例では糸状の開封部材１２を使用
したか、第５図に示すようにシート状の開封部材２１を
使用し、開封に際しては該開封部材２１を図示矢印Ｃ方
向に引くようにしてもよい。

（発明の効果） 以上の説明で明らかな如く１本発明によれば、開口部に
嵌脱自在な凹状突起と凸状突起を設けて成る現像剤供給
容器と、該現像剤供給容器の前記凹状突起と凸状突起と
の間に介設される開封部材を含んて現像剤供給装置を構
成したため、該現像剤供給装置の未使用時のシール性か
高く保たれるとともに、使用時の開封容易性も高く保た
れるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１区は本発明に係る現像剤供給装置の斜視図、第２図
は同装置の断面図、第３図及び第４図は同装置のシール
部の拡大断面図、第５図は本発明の変更実施例に係る現
像剤供給装置の斜視図、第６図は従来の現像剤供給装置
を示す現像装置の断面図、＃！７図は同従来の現像剤供
給装置の分解斜視図である。 １１・・・現像剤供給容器、１ｌａ−・・開口部、１２
．２１−・・開封部材、ａ　＝−凹状突起、ｂ　−・・
凸状突起。 第１図 特許出願人　　　キャノン株式会社 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 開口部に嵌脱自在な凹状突起と凸状突起を設けて成る現
   像剤供給容器と、該現像剤供給容器の前記凹状突起と凸
   状突起との間に介設される開封部材を含んで構成される
   ことを特徴とする現像剤供給装置。