JPH0466818B2 - - Google Patents
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- JPH0466818B2 JPH0466818B2 JP63080124A JP8012488A JPH0466818B2 JP H0466818 B2 JPH0466818 B2 JP H0466818B2 JP 63080124 A JP63080124 A JP 63080124A JP 8012488 A JP8012488 A JP 8012488A JP H0466818 B2 JPH0466818 B2 JP H0466818B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B7/00—Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
- C03B7/10—Cutting-off or severing the glass flow with the aid of knives or scissors or non-contacting cutting means, e.g. a gas jet; Construction of the blades used
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T83/00—Cutting
- Y10T83/869—Means to drive or to guide tool
- Y10T83/8736—Sequential cutting motions
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T83/869—Means to drive or to guide tool
- Y10T83/8821—With simple rectilinear reciprocating motion only
- Y10T83/8835—And means to move cooperating cutting member
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、溶融ガラス流の切断方法およびその
装置、特にガラス食器、ガラスビン、光学ガラス
レンズ等を成形するのに好適な溶融ガラス塊を作
るための溶融ガラス流切断方法およびその装置に
関する。
装置、特にガラス食器、ガラスビン、光学ガラス
レンズ等を成形するのに好適な溶融ガラス塊を作
るための溶融ガラス流切断方法およびその装置に
関する。
ガラス食器、ガラスビン、光学ガラスレンズ等
の成形品を連続成形する場合には一般に、溶融炉
に設置された溶融ガラスの流出口から流出する溶
融ガラス流を種々の手段によつて切断して溶融ガ
ラス塊を作り、これを成形型等に導き、プレス成
形あるいは他の成形方法によつて成形品を作る。
の成形品を連続成形する場合には一般に、溶融炉
に設置された溶融ガラスの流出口から流出する溶
融ガラス流を種々の手段によつて切断して溶融ガ
ラス塊を作り、これを成形型等に導き、プレス成
形あるいは他の成形方法によつて成形品を作る。
溶融ガラス流を切断するための切断装置はいろ
いろなものが開発され、用途に応じて使い分けら
れている。
いろなものが開発され、用途に応じて使い分けら
れている。
流出口から流出する溶融ガラス流の粘性が数百
ポアズ位の比較的粘性の高い溶融ガラス流を切断
する場合には、一般に、刃先部がV字形をした一
対の切断刃を、流出する溶融ガラス流の両側から
前進させて交叉させることにより、溶融ガラスを
切断し、成形に必要な一定量の溶融ガラス塊を作
る切断装置が多く用いられている。
ポアズ位の比較的粘性の高い溶融ガラス流を切断
する場合には、一般に、刃先部がV字形をした一
対の切断刃を、流出する溶融ガラス流の両側から
前進させて交叉させることにより、溶融ガラスを
切断し、成形に必要な一定量の溶融ガラス塊を作
る切断装置が多く用いられている。
前記の従来の切断装置は、ガラス食器、ガラス
ビン、光学ガラスレンズ等の成形のために広く用
いられている装置であるが、切断時にシヤーマー
クと呼ばれる切断痕が発生するという欠点があ
る。このシヤーマークはしばしば気泡を伴つたス
ジ状の痕跡として成形品の表面に残つたり、ガラ
スの内部に折れ込み脈理を生じる。
ビン、光学ガラスレンズ等の成形のために広く用
いられている装置であるが、切断時にシヤーマー
クと呼ばれる切断痕が発生するという欠点があ
る。このシヤーマークはしばしば気泡を伴つたス
ジ状の痕跡として成形品の表面に残つたり、ガラ
スの内部に折れ込み脈理を生じる。
シヤーマークが大きかつたりガラス内部まで達
する場合には、食器、ビン等においては、その商
品の外観を悪化させ、商品価値を下げる。また、
光学レンズにおいてもこのようなシヤーマークは
甚だ不都合なものであり、シヤーマークが無くな
るまで研削、研磨が必要となる。従つて、研削時
間の短縮のために、このシヤーマークを無くする
ことあるいはできるだけ目立たなくすることが必
要である。
する場合には、食器、ビン等においては、その商
品の外観を悪化させ、商品価値を下げる。また、
光学レンズにおいてもこのようなシヤーマークは
甚だ不都合なものであり、シヤーマークが無くな
るまで研削、研磨が必要となる。従つて、研削時
間の短縮のために、このシヤーマークを無くする
ことあるいはできるだけ目立たなくすることが必
要である。
切断刃による溶融ガラス流の切断を観察し、解
析した結果、シヤーマークは次のようなメカニズ
ムで更に顕著になることが判つた。2枚の切断刃
を前進交叉させて溶融ガラス流を切断すると、切
断刃の間に溶融ガラスが僅かではあるが挟み込ま
れ、硬化し、細片となる。このガラス細片は大部
分が刃先に付着するので、切断刃が後退するとき
に、切断したガラスの表面に付着しシヤーマーク
が顕著になる。
析した結果、シヤーマークは次のようなメカニズ
ムで更に顕著になることが判つた。2枚の切断刃
を前進交叉させて溶融ガラス流を切断すると、切
断刃の間に溶融ガラスが僅かではあるが挟み込ま
れ、硬化し、細片となる。このガラス細片は大部
分が刃先に付着するので、切断刃が後退するとき
に、切断したガラスの表面に付着しシヤーマーク
が顕著になる。
また、次の溶融ガラスの切断時に、刃先に残つ
ているガラス細片がガラスの切断端からガラス内
部に入り、再び融けて脈理となつたり、その時に
ガラス細片と共に取り込まれた空気が気泡となる
ことにり、シヤーマークが更に顕著になる。
ているガラス細片がガラスの切断端からガラス内
部に入り、再び融けて脈理となつたり、その時に
ガラス細片と共に取り込まれた空気が気泡となる
ことにり、シヤーマークが更に顕著になる。
更に、切断刃の刃先に付着したガラス細片や切
断刃の刃先自体に、刃先を冷却するための冷却液
が付着していると、切断時に冷却液が気化し、ガ
ラス中に入り、気泡となつてシヤーマークが顕著
になる。
断刃の刃先自体に、刃先を冷却するための冷却液
が付着していると、切断時に冷却液が気化し、ガ
ラス中に入り、気泡となつてシヤーマークが顕著
になる。
本発明は、従来技術の前述の問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的は、シヤーマークの
前記メカニズムを踏まえて、成形品にシヤーマー
クが発生しないようにもしくは発生してもシヤー
マークが目立たないように、溶融ガラス流を切断
することができる、溶融ガラス流の切断方法およ
び装置を提供することにある。
されたものであり、その目的は、シヤーマークの
前記メカニズムを踏まえて、成形品にシヤーマー
クが発生しないようにもしくは発生してもシヤー
マークが目立たないように、溶融ガラス流を切断
することができる、溶融ガラス流の切断方法およ
び装置を提供することにある。
本発明はかかる目的を達成するためになされた
ものであり、溶融ガラス流の切断方法にあつて
は、水平に設けられた対向する一対の切断刃を、
流下する溶融ガラス流に向かつて、前進させ、該
溶融ガラス流を切断し、その後、この両切断刃を
同時にまたは時間差を設けて、予め設定した位置
まで下降させ、次に、両切断刃を後退および上昇
させて切断前の初期位置に復帰させることを特徴
とするものであり、そして溶融ガラス流の切断装
置にあつては、流下する溶融ガラス流の両側に水
平に設けられた対向する一対の切断刃を、前進、
下降、後退および上昇させる駆動装置を備えてい
ることを特徴とするものである。ここで、溶融ガ
ラス流の切断装置は、溶融ガラスの切断時に発生
するガラス細片と切断刃に付着した冷却液の除去
機構を有し、該除去機構が、吸引により除去を行
うレシーバー、気体または気液混合物の噴射ノズ
ルおよび掻き落とし部材の少なくとも一つを備え
ていることが好ましい。
ものであり、溶融ガラス流の切断方法にあつて
は、水平に設けられた対向する一対の切断刃を、
流下する溶融ガラス流に向かつて、前進させ、該
溶融ガラス流を切断し、その後、この両切断刃を
同時にまたは時間差を設けて、予め設定した位置
まで下降させ、次に、両切断刃を後退および上昇
させて切断前の初期位置に復帰させることを特徴
とするものであり、そして溶融ガラス流の切断装
置にあつては、流下する溶融ガラス流の両側に水
平に設けられた対向する一対の切断刃を、前進、
下降、後退および上昇させる駆動装置を備えてい
ることを特徴とするものである。ここで、溶融ガ
ラス流の切断装置は、溶融ガラスの切断時に発生
するガラス細片と切断刃に付着した冷却液の除去
機構を有し、該除去機構が、吸引により除去を行
うレシーバー、気体または気液混合物の噴射ノズ
ルおよび掻き落とし部材の少なくとも一つを備え
ていることが好ましい。
次に図を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。
する。
第1図において、1は流出パイプ、2は流出パ
イプ1から流下した溶融ガラス流、3a,3bは
溶融ガラス流と溶融ガラス塊の切断端、4は溶融
ガラス流2を受けるための型、5は型4上に形成
された溶融ガラス塊、6,7は溶融ガラス流2を
切断するために溶融ガラス流2の両側に水平に設
けられた一対の切断刃、8は交叉した切断刃6,
7の間の間隙に生じたガラス細片、9は、切断刃
6,7に付着したガラス細片8あるいは飛散した
ガラス細片8を吸引除去するためのレシーバー、
10は切断刃7上に残つたガラス細片8を掻き落
とすための掻き落とし部材、11は掻き落とし部
材を切断刃7の上面に保持するための支持具であ
る。切断刃6,7は、その刃先6a,7aと反対
側に設けられた図示していない駆動装置によつ
て、前進、下降、後退および上昇可能である。
イプ1から流下した溶融ガラス流、3a,3bは
溶融ガラス流と溶融ガラス塊の切断端、4は溶融
ガラス流2を受けるための型、5は型4上に形成
された溶融ガラス塊、6,7は溶融ガラス流2を
切断するために溶融ガラス流2の両側に水平に設
けられた一対の切断刃、8は交叉した切断刃6,
7の間の間隙に生じたガラス細片、9は、切断刃
6,7に付着したガラス細片8あるいは飛散した
ガラス細片8を吸引除去するためのレシーバー、
10は切断刃7上に残つたガラス細片8を掻き落
とすための掻き落とし部材、11は掻き落とし部
材を切断刃7の上面に保持するための支持具であ
る。切断刃6,7は、その刃先6a,7aと反対
側に設けられた図示していない駆動装置によつ
て、前進、下降、後退および上昇可能である。
上記構造の切断装置による溶融ガラス流の切断
は次のようにして行われる。
は次のようにして行われる。
流出パイプ1から流下した溶融ガラスは、流出
パイプ1の下端から溶融ガラス流2を形成し、流
出パイプ1の下方に配置された型4によつて受け
られる。型4上の溶融ガラスが所定の量に達した
ところで、溶融ガラス流2の左右に水平に設置さ
れた切断刃6,7が、溶融ガラス流2に向かつて
前進し、交叉して溶融ガラス流2を切断する。そ
れによつて、型4上に溶融ガラス塊5が形成され
る。
パイプ1の下端から溶融ガラス流2を形成し、流
出パイプ1の下方に配置された型4によつて受け
られる。型4上の溶融ガラスが所定の量に達した
ところで、溶融ガラス流2の左右に水平に設置さ
れた切断刃6,7が、溶融ガラス流2に向かつて
前進し、交叉して溶融ガラス流2を切断する。そ
れによつて、型4上に溶融ガラス塊5が形成され
る。
切断刃6,7が交叉したとき、上側の切断刃6
の下面と下側の切断刃7の上面との間に僅かな隙
間があり、この隙間に入り込んだ溶融ガラスは一
瞬のうちに硬化し、微細なガラス細片8となる。
の下面と下側の切断刃7の上面との間に僅かな隙
間があり、この隙間に入り込んだ溶融ガラスは一
瞬のうちに硬化し、微細なガラス細片8となる。
切断刃6,7は溶融ガラス流2を切断した後、
支持具11に保持された掻き落とし部材10と共
に、図示していない駆動装置によつて、交叉した
まま予め設定された位置まで下降する。この切断
刃6,7の下降は、その上の溶融ガラス流2の切
断端3aの下降速度よりも速く、かつその下の溶
融ガラス塊5の切断端3bの下降速度よりも遅い
速度で行われる。従つて、切断刃6,7は下降直
後から溶融ガラス流2の切断端3aと溶融ガラス
塊5の切断端3bに接触しなくなる。
支持具11に保持された掻き落とし部材10と共
に、図示していない駆動装置によつて、交叉した
まま予め設定された位置まで下降する。この切断
刃6,7の下降は、その上の溶融ガラス流2の切
断端3aの下降速度よりも速く、かつその下の溶
融ガラス塊5の切断端3bの下降速度よりも遅い
速度で行われる。従つて、切断刃6,7は下降直
後から溶融ガラス流2の切断端3aと溶融ガラス
塊5の切断端3bに接触しなくなる。
交叉したまま所定の位置まで下降した切断刃
6,7は駆動装置によつて、互いに離間するよう
に(図において左右)後退する。このとき、ガラ
ス細片8は刃先6a,7aに付着したり、左右に
飛散するが、切断刃6,7の下方(図において左
下と右下)に設けられたレシーバー9によつて吸
引除去される。また、切断刃7が後退するとき
に、切断刃7の上面に密接するように設けられ
た、ガラス細片8の掻き落とし部材10によつ
て、切断刃7の上面に残つたガラス細片8は掻き
落とされ、レシーバー9によつて吸引除去され
る。なお、掻き落とし部材10の幅は、切断刃7
の幅とほぼ同じである。
6,7は駆動装置によつて、互いに離間するよう
に(図において左右)後退する。このとき、ガラ
ス細片8は刃先6a,7aに付着したり、左右に
飛散するが、切断刃6,7の下方(図において左
下と右下)に設けられたレシーバー9によつて吸
引除去される。また、切断刃7が後退するとき
に、切断刃7の上面に密接するように設けられ
た、ガラス細片8の掻き落とし部材10によつ
て、切断刃7の上面に残つたガラス細片8は掻き
落とされ、レシーバー9によつて吸引除去され
る。なお、掻き落とし部材10の幅は、切断刃7
の幅とほぼ同じである。
切断刃6,7は駆動装置により所定の位置まで
後退した後更に、駆動装置によつて上昇させら
れ、切断前の位置に戻る。
後退した後更に、駆動装置によつて上昇させら
れ、切断前の位置に戻る。
切断によつて型4上に形成された溶融ガラス塊
5は、流出パイプ1の下方において型4ごと移動
させ、続いて予め用意されていた空の型4が流出
パイプ1の下方に配置される。あるいは、溶融ガ
ラス塊5のみを移動させ、空いた型4を用いても
よい。この型4上に溶融ガラス流2が流下し、所
定の量に達したところで再び切断が開始される。
前述の一連の動作を繰り返すことによつて、溶融
ガラス塊5が連続的に形成される。
5は、流出パイプ1の下方において型4ごと移動
させ、続いて予め用意されていた空の型4が流出
パイプ1の下方に配置される。あるいは、溶融ガ
ラス塊5のみを移動させ、空いた型4を用いても
よい。この型4上に溶融ガラス流2が流下し、所
定の量に達したところで再び切断が開始される。
前述の一連の動作を繰り返すことによつて、溶融
ガラス塊5が連続的に形成される。
なお、上述の実施例では、切断刃6,7は溶融
ガラス流2を切断した後、切断刃6,7を交叉し
たまま、予め設定された位置まで一緒に下降させ
たが、交叉している下側の切断刃7を先に下降さ
せ、続いて切断刃6を下降させ、それぞれ別々に
(時間をずらして)所定位置まで後退させること
もできる。この場合は、先の実施例と異なり、下
降した所定の位置からそれぞれ左右に後退すると
きに切断刃6,7同士が擦られないため、切断刃
7上のガラス細片8が切断された溶融ガラス塊5
上に落下しないという利点がある。
ガラス流2を切断した後、切断刃6,7を交叉し
たまま、予め設定された位置まで一緒に下降させ
たが、交叉している下側の切断刃7を先に下降さ
せ、続いて切断刃6を下降させ、それぞれ別々に
(時間をずらして)所定位置まで後退させること
もできる。この場合は、先の実施例と異なり、下
降した所定の位置からそれぞれ左右に後退すると
きに切断刃6,7同士が擦られないため、切断刃
7上のガラス細片8が切断された溶融ガラス塊5
上に落下しないという利点がある。
更に、掻き落とし部材は、切断刃7の側方に設
け、切断刃7が後退する時に切断刃7の上面上を
摺動させ、ガラス細片8を掻き落とすようにして
もよい。また、他の方法をとつてもよい。これに
よつて、切断装置と共に、下降、後退、上昇させ
ることもない。
け、切断刃7が後退する時に切断刃7の上面上を
摺動させ、ガラス細片8を掻き落とすようにして
もよい。また、他の方法をとつてもよい。これに
よつて、切断装置と共に、下降、後退、上昇させ
ることもない。
第2図には本発明の他の実施例が示してある。
第2図において切断刃6,7は、下降して後退を
終了した位置にある。
第2図において切断刃6,7は、下降して後退を
終了した位置にある。
この実施例は、切断刃6,7の動作については
前記第1実施例と全く同一であるが、切断刃6,
7に付着したガラス細片8または飛散するガラス
細片8をより確実に除去することができる。
前記第1実施例と全く同一であるが、切断刃6,
7に付着したガラス細片8または飛散するガラス
細片8をより確実に除去することができる。
そのために、切断刃6の下方および切断刃7の
上方に噴射ノズル12,13が設けられ、切断刃
6,7が後退した時点で噴射ノズル12,13か
ら気体または気液混合物を切断刃6,7に向けて
噴射し、切断刃6,7に付着しているガラス細片
8を吹き飛ばし、レシーバー9で吸引除去する。
上方に噴射ノズル12,13が設けられ、切断刃
6,7が後退した時点で噴射ノズル12,13か
ら気体または気液混合物を切断刃6,7に向けて
噴射し、切断刃6,7に付着しているガラス細片
8を吹き飛ばし、レシーバー9で吸引除去する。
第3図には前記第1実施例で使用した切断刃
6,7が示してある。この板状の切断刃6,7の
刃先6a,7aは直線的である。なお、切断刃
6,7の前進方向と後退方向がそれぞれ矢印1
4,15で示してある。
6,7が示してある。この板状の切断刃6,7の
刃先6a,7aは直線的である。なお、切断刃
6,7の前進方向と後退方向がそれぞれ矢印1
4,15で示してある。
第4図は切断刃の変形例を示している。この場
合、対向する2枚の切断刃16,17の刃先16
a,17aは図示のように丸み部を持つたV字形
をしている。この丸み部の半径RおよびV字形の
角度bは切断する溶融ガラス流2の粘性、外径お
よび流下速度等によつて決められる。
合、対向する2枚の切断刃16,17の刃先16
a,17aは図示のように丸み部を持つたV字形
をしている。この丸み部の半径RおよびV字形の
角度bは切断する溶融ガラス流2の粘性、外径お
よび流下速度等によつて決められる。
前記切断刃6,7,16,17の材質は、工具
鋼SKH9が好ましいが、他の材質、例えば他の工
具鋼、耐熱鋼等を使用することもできる。
鋼SKH9が好ましいが、他の材質、例えば他の工
具鋼、耐熱鋼等を使用することもできる。
更に、溶融ガラス流2の切断時の切断刃6,
7,16,17の前進速度、下降速度およびその
他の動作速度は、切断する溶融ガラス流2の粘
性、外径および流下速度等によつて決められる。
7,16,17の前進速度、下降速度およびその
他の動作速度は、切断する溶融ガラス流2の粘
性、外径および流下速度等によつて決められる。
更に、型4の材質は、耐熱性のあるものでなけ
ればならず、例えばステンレス鋼、耐熱鋼、ニツ
ケル、セラミツクス等である。
ればならず、例えばステンレス鋼、耐熱鋼、ニツ
ケル、セラミツクス等である。
更に、掻き取り部材10の材質はシリコンゴム
が好ましいが、耐熱性および可撓性のある他のも
のでもよい。
が好ましいが、耐熱性および可撓性のある他のも
のでもよい。
更に、噴射ノズル12,13から噴射する気体
は例えば空気または不活性ガスであり、気液混合
物の気体は例えば前記気体で、液体は水または水
に界面活性剤等を混合したものでもある。
は例えば空気または不活性ガスであり、気液混合
物の気体は例えば前記気体で、液体は水または水
に界面活性剤等を混合したものでもある。
以上のように本発明は、水平に設けられた対向
する一対の切断刃を、溶融ガラス流に向かつて、
前進交叉させて溶融ガラス流を切断し、両切断刃
を同時にまたは時間差を設けて、予め設定した位
置まで下降させてからそれぞれ左右に後退させる
ようにしたので、切断時に両切断刃間に生じたガ
ラス細片が、溶融ガラス塊の切断端と溶融ガラス
流の切断端に付着しなくなり、従つてシヤーマー
クがほとんどないか、もしくはほとんど目立たな
い高品質の成形品を成形することができる溶融ガ
ラス塊が形成される。
する一対の切断刃を、溶融ガラス流に向かつて、
前進交叉させて溶融ガラス流を切断し、両切断刃
を同時にまたは時間差を設けて、予め設定した位
置まで下降させてからそれぞれ左右に後退させる
ようにしたので、切断時に両切断刃間に生じたガ
ラス細片が、溶融ガラス塊の切断端と溶融ガラス
流の切断端に付着しなくなり、従つてシヤーマー
クがほとんどないか、もしくはほとんど目立たな
い高品質の成形品を成形することができる溶融ガ
ラス塊が形成される。
更に、ガラス細片と冷却液の除去機構を備えて
いるので、ガラス細片と冷却液によるシヤーマー
クが一層抑制される。
いるので、ガラス細片と冷却液によるシヤーマー
クが一層抑制される。
第1図は本発明の第1の実施例による溶融ガラ
ス流切断装置の概略図、第2図は第2実施例によ
る溶融ガラス流切断装置の概略図、第3図は切断
刃の平面図、第4図は他の切断刃の平面図であ
る。 1……流出パイプ、2……溶融ガラス流、3
a,3b……切断端、4……型、5……溶融ガラ
ス塊、6,7,16,17……切断刃、6a,7
a,16a,17a,……刃先、8……ガラス細
片、9……レシーバー、10……掻き落とし部
材、11……支持具、12,13……噴射ノズ
ル、14……切断刃の前進方向を示す矢印、15
……切断刃の後退方向を示す矢印。
ス流切断装置の概略図、第2図は第2実施例によ
る溶融ガラス流切断装置の概略図、第3図は切断
刃の平面図、第4図は他の切断刃の平面図であ
る。 1……流出パイプ、2……溶融ガラス流、3
a,3b……切断端、4……型、5……溶融ガラ
ス塊、6,7,16,17……切断刃、6a,7
a,16a,17a,……刃先、8……ガラス細
片、9……レシーバー、10……掻き落とし部
材、11……支持具、12,13……噴射ノズ
ル、14……切断刃の前進方向を示す矢印、15
……切断刃の後退方向を示す矢印。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水平に設けられた対向する一対の切断刃を、
流下する溶融ガラス流に向かつて、前進させ、該
溶融ガラス流を切断し、 その後、この両切断刃を同時にまたは時間差を
設けて、予め設定した位置まで下降させ、 次に、両切断刃を後退、上昇させて切断前の初
期位置に復帰させることを特徴とする溶融ガラス
流の切断方法。 2 流下する溶融ガラス流の両側に水平に設けら
れた対向する一対の切断刃を備えている溶融ガラ
ス流の切断装置において、両切断刃を前進、下
降、後退および上昇させる駆動装置を備えている
ことを特徴とする溶融ガラス流の切断装置。 3 溶融ガラス流の切断時に発生するガラス細片
と切断刃に付着した冷却液の除去機構を有し、該
除去機構が、吸引により除去を行うレシーバー、
気体または気液混合物の噴射ノズルおよび掻き落
とし部材の少なくとも一つを備えていることを特
徴とする、請求項2記載の溶融ガラス流の切断装
置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63080124A JPH01252540A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 溶融ガラス流の切断方法およびその装置 |
DE3910439A DE3910439A1 (de) | 1988-03-31 | 1989-03-31 | Vorrichtung zum verarbeiten eines glasschmelzestroms in einen glasschmelzeposten mit bestimmtem volumen |
US07/332,295 US4961773A (en) | 1988-03-31 | 1989-03-31 | Apparatus for processing a melted glass stream into a melted glass lump of a predetermined volume |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63080124A JPH01252540A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 溶融ガラス流の切断方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01252540A JPH01252540A (ja) | 1989-10-09 |
JPH0466818B2 true JPH0466818B2 (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=13709462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63080124A Granted JPH01252540A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 溶融ガラス流の切断方法およびその装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4961773A (ja) |
JP (1) | JPH01252540A (ja) |
DE (1) | DE3910439A1 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2541873B2 (ja) * | 1990-11-28 | 1996-10-09 | 石塚硝子株式会社 | ガラス壜成形機 |
US5486221A (en) * | 1991-12-24 | 1996-01-23 | Emhart Glass Machinery Investments Inc. | Shear mechanism for glass forming machine |
JP2588457B2 (ja) * | 1992-02-17 | 1997-03-05 | 東洋ガラス株式会社 | 溶融ガラスの切断装置 |
US5573570A (en) * | 1994-10-13 | 1996-11-12 | Owens-Brockway Glass Container Inc. | Glass gob shearing apparatus |
CA2196722A1 (en) * | 1996-02-06 | 1997-08-07 | George A. Nickey | Glass gob shearing apparatus and method with internally cooled and contact lubricated blades |
DK1534083T3 (da) * | 2002-08-05 | 2011-12-12 | Tetra Laval Holdings & Finance | Indretning og fremgangsmåde til gennemskæring af en ekstruderet ismasse |
EP1702893B1 (en) * | 2005-03-14 | 2015-11-18 | Nihon Taisanbin Kogyo Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for cutting molten glass material |
US7328641B2 (en) * | 2005-04-18 | 2008-02-12 | Nihon Taisanbin Kogyo Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for cutting glass material |
DE102006039175B3 (de) * | 2006-08-21 | 2007-10-18 | H. Putsch Gmbh & Comp. Kg | Vorrichtung und Verfahren zur Formung von Glasartikeln |
US20080307937A1 (en) * | 2007-06-15 | 2008-12-18 | Walter Neal Simmons | Device and method for producing film packages |
US8931308B2 (en) * | 2011-02-10 | 2015-01-13 | Hoya Corporation | Method of producing glass blank for substrate of information recording medium, substrate for information recording medium, and information recording medium; and manufacturing apparatus for glass blank for substrate of information recording medium |
US8806893B2 (en) * | 2011-02-18 | 2014-08-19 | Hoya Corporation | Manufacturing method of a glass blank for magnetic disk and manufacturing method of a glass substrate for magnetic disk |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1362782A (en) * | 1917-07-13 | 1920-12-21 | George T Cherington | Spring-motor governor |
US1576734A (en) * | 1922-06-12 | 1926-03-16 | Owens Bottle Co | Cutting apparatus |
US2090082A (en) * | 1934-03-21 | 1937-08-17 | Ball Brothers Co | Mechanism for severing molten glass |
US3193926A (en) * | 1963-04-17 | 1965-07-13 | William T Honiss | Blades for molten glass cutters |
US3677732A (en) * | 1971-02-01 | 1972-07-18 | Corning Glass Works | Molten glass shears |
DE2126825C2 (de) * | 1971-05-29 | 1973-01-04 | Heye Hermann Fa | Abschneidevorrichtung für Stränge aus plastischem Material, z.B. zähflüssigem Glas |
US4467431A (en) * | 1982-03-01 | 1984-08-21 | Emhart Industries, Inc. | Apparatus and method for controlling the shears of a glassware forming machine |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63080124A patent/JPH01252540A/ja active Granted
-
1989
- 1989-03-31 DE DE3910439A patent/DE3910439A1/de active Granted
- 1989-03-31 US US07/332,295 patent/US4961773A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4961773A (en) | 1990-10-09 |
DE3910439A1 (de) | 1989-10-12 |
JPH01252540A (ja) | 1989-10-09 |
DE3910439C2 (ja) | 1993-03-25 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |