JPH0466163A - 2トーン塗装方法 - Google Patents

2トーン塗装方法

Info

Publication number
JPH0466163A
JPH0466163A JP17652790A JP17652790A JPH0466163A JP H0466163 A JPH0466163 A JP H0466163A JP 17652790 A JP17652790 A JP 17652790A JP 17652790 A JP17652790 A JP 17652790A JP H0466163 A JPH0466163 A JP H0466163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
tone
color
film
wet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17652790A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Yamanaka
雅彦 山中
Tomoyuki Takano
智之 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP17652790A priority Critical patent/JPH0466163A/ja
Publication of JPH0466163A publication Critical patent/JPH0466163A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車車体等の被塗装物の表面を2色に塗り
分ける2トーン塗装方法に関するものである。さらに詳
しくは2色に塗り分ける塗膜の一方に、高耐久性カラー
中塗り塗膜を用いる2トーン塗装方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来の2トーン塗装方法としては、例えば第3図に示す
ようなものがある。この方法はまず自動車用鋼板(A)
に化成処理(B)を施し、次いで電着塗装(C)を施し
165°C×30分間焼付け(D)、さらに中塗り塗装
(E)を施し140℃×30分間焼付け(F)る。そし
て2トーン塗装の第1色目の塗膜となる部分に第1の塗
膜を塗装(G)シ、140℃×30分間焼付け(H)る
。続いてダスト部をサンディング(1)後2トーン塗装
の境界部分をマスキング(J)シ、2トーン塗装の第2
色目の塗膜となる部分に第2の塗膜の上塗りベースコー
トを塗装(K)シた後、ウェットオンウェットにて上塗
りクリヤを塗装(L)して140°C×30分間焼付け
(M)る。最後にマスキングテープを除去(N)シて2
トーン塗装を完成させる方法である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の2トーン塗装方法にあ
っては、第3図に示したように■工数が多い。
■2トーン塗装の第1の塗膜と第2の塗膜との見切り線
部分の見栄えが悪くなる場合がある。
■ダストがかかるため、仕上がり塗装外観が低下する。
■サンディングが不十分な箇所があると、塗膜の密着性
不良等の塗膜品質低下が生じる。
という問題点があった。
(課題を解決するための手段) この発明は、このような従来の問題点を解決するためな
されたもので、被塗装物を化成処理し、電着塗膜を塗装
焼付けた後、2トーン塗装の第1色目として高耐久性カ
ラー中塗り塗膜を塗装し、2トーン塗装の第2色目とし
てベースコートを塗装した後、ウェットオンウェットで
透明クリヤ塗膜を焼付は塗装することを特徴とする2ト
ーン塗装方法に関するものである。
第1図に、本発明の2トーン塗装方法を例示する。
すなわち、本発明の2トーン塗装方法は、例えば自動車
鋼板(a)を化成処理(b)シた後、電着塗装(C)を
施し、通常165℃にて30分間焼付け(d)を行ない
電着塗膜を得る。この電着塗膜の上に中塗り塗膜を塗装
(e)シ、通常140℃で30分間焼付けば)る。そし
て2トーン塗装の第1色目となる部分にマスキンクテー
プを用いてマスキング(g)を行い、2トーン塗装の第
2色目となる上塗りベースコートを塗装(h)する。次
いでマスキンクテープを除去(1)シ、ウェットオンウ
ェットにて透明クリヤを塗装した(」)後、通常140
°Cで30分間焼付け(k)を行い、2トーン塗装を完
成させるものである。このようにして得られた塗装鋼板
の断面を第2図に示す。第2図において1は鋼板、2は
電着塗膜、3は高耐久性中塗り塗膜、4は上塗りベース
コート、5は上塗りクリヤ塗膜を示す。
(作 用) 本発明の2トーン塗装方法において、第1色目に用いら
れる高耐久性カラー中塗りは、ポリエステルポリオール
と硬化剤であるメラミンからなり、分子量は1500以
上、好ましくは1500〜3000、アルキド樹脂は塗
料樹脂固形分に対して40重量%以下のものが好ましく
用いられる。本中塗りにポリエステルメラミンを用いる
のは、自動車の塗膜としての諸性能(特に耐久性、耐候
性、耐チッピング性等)を満足させるためである。また
カラー中塗りの分子量が1500以上のものを用いるの
は、耐候性能を確保するためであり、分子量が1500
未満では紫外線、熱、水分等により塗膜に変色が生し易
く、また密着性不良となる。さらにカラー中塗りのアル
キド樹脂量が塗料固形分に対して40重量%より多くな
ると、塗膜の変色等の異常が生じるため、耐候性能を確
保するためには40重量%以下か好ましい。また高耐久
性カラー中塗りは、ソリッドカラーが好ましく用いられ
る。
カラー中塗り塗装後に行なうマスキングに用いるマスキ
ングテープは、和紙、ポリプロピレン/ポリエチレン(
PP/PE) 、ポリエチレンテレフタレート(PET
) 、およびポリ塩化ビニル(PVC)等のテープが用
いられる。また用いられる各テープの厚さは、和紙が1
00〜140.czm 、 PP/PEが50〜60μ
m、PETが30〜40μmおよびpvcが60〜80
μmの範囲である。上記のマスキングテープの種類およ
びこの範囲の厚さを用いるのは、2トーン塗装の第1色
目と第2色目との見切り線の見栄えを良くするためであ
り、これ以外の材質、厚さのテープでは見切り線の見栄
えが劣り、外観不良となる。
上塗りに施す透明クリヤは、耐候性能に優れたアクリル
樹脂系のものが好ましく用いられ、さらに紫外線吸収剤
/光安定剤−2/l(重量比)を樹脂固定分に対して、
3重量%以上添加されており、耐候性の向上が図られて
いる。
(実施例) 以下、本発明の2トーン塗装方法を実施例、比較例およ
び試験例により説明するが、本発明はこれらの実施例に
同等限定されるものではない。
実施例1 冷延鋼板(70X150XO08mm)を化成処理(グ
ラノジンDP4000. 日本ペイント(掬製)し、下
塗り塗料(パワートップU−100,日本ペイント■製
)を膜厚が20μmとなるように電着塗装した後、16
5℃で30分間焼付は塗装板を作製した。
上記の電着塗装まで行った塗装板に、2トーン塗装使用
の第1色目として高耐久性カラー中塗り塗料にエピコN
(L1500CTシーラーTX100(日本油脂■製)
を用い、膜厚が35μmとなるように塗装し、140℃
にて30分間焼付けた。次いて2トーン塗装使用の第2
色目との見切り線となる部分に、厚さ140μmの和紙
(SCPM−3Y、住友スリーM(株製)を用いてマス
キングを行い、第2色目として上塗ベースコート(SP
−M−80シルバー、日本ペイント(al製)を20μ
m塗装した。さらにマスキングテープを除去し、ウェッ
トオンウェットにて上塗りクリヤ(SP−0−80クリ
ヤ、日本ペイン(al製)を25.czm塗装した後、
140℃で30分間焼付けを行い、2トーン塗装仕様板
lを得た。
実施例2 実施例1において、高耐久性カラー中塗りにオルガP4
1(日本ペイント■製)を用いた以外は実施例1と同様
にして2トーン塗装仕様板2を得た。
実施例3 実施例2において、マスキングテープに70μmのPP
/PEテープ(FPM−103L 、住友スリーM@製
)を用いた以外は実施例2と同様にして2トーン塗装仕
様板3を得た。
実施例4 実施例2において、マスキングテープに50μmのPE
Tテープ(FPM−8、住友スリーM (al製)を用
いた以外は実施例2と同様にして2トーン塗装仕様板4
を得た。
実施例5 実施例2において、マスキングテープに80μmのPv
Cテープ(430、住人スリーM■製)を用いた以外は
実施例2と同様にして2トーン塗装仕様板5を得た。
実施例6 実施例1において、高耐久性カラー中塗りにアミラック
チッピングシーラーN−3(関西ペイント■製)を用い
た以外は実施例1と同様にして2トーン塗装仕様板6を
得た。
比較例1 実施例2において、厚さ180μmの和紙(SCPM3
Y、住人スリーM■製)をマスキングテープとして用い
た以外は実施例2と同様にして2トーン塗装仕様板7を
得た。
比較例2 実施例2において、マスキングテープに100μmのP
P/PEテープ(FPM−103L 、住友スリーM(
掬製)を用いた以外は実施例2と同様にして2トーン塗
装仕様板8を得た。
比較例3 実施例2において、マスキングテープに80μmのPE
Tテープ(FPM−8、住人スリーM■製)を用いた以
外は実施例2と同様にして2トーン塗装仕様板9を得た
比較例4 実施例2において、マスキングテープに100μmのP
VCテープ(430、住人スリーM社製)を用いた以外
は実施例2と同様にして2トーン塗装仕様板10を得た
試験例 実施例1〜6および比較例1〜4で得られた2トーン塗
装仕様板1〜10について、下記の試験を行い塗膜性能
を評価した。評価結果を表1に示す。
(1)耐候性 JIS D 0205 r耐候性試験通則」に規定され
たサンシャインウエザオメータにより耐候性試験を行つ
(試験条件) ブラックパネル温度    63°C 雨あり 時間        1500時間(連続)(評価項目
) 光沢 : 光沢系にて60°鏡面反射率を測定色差 :
8Mカラーコンピュータ(スガ試験機■製)にてΔEを
測定 塗膜密着性: 25個のゴバン目を作り、粘着テー プで剥離し、剥離後の塗膜残存数 を数える (2)見切り部外観 2トーン塗装の境界部分の見栄えを評価する。
(3)塗膜密着性 25個のゴバン目を作り、粘着テープで剥離し、剥離後
の塗膜残存数を数える。
(4)耐湿性 50℃x 98 RHX x 120時間後の塗膜密着
性を評価する。
(発明の効果) 以上説明してきたように、この発明は被塗装物を化成処
理し、電着塗膜を塗装焼付けた後、2トーン塗装の第1
色目として高耐久性カラー中塗り塗膜を焼付は塗装し、
2トーン塗装の第2色目としてベースコートを塗装した
後、ウェットオンウェットで透明クリヤ塗膜を焼付は塗
装する構成としたことにより、 ■2トーン部の上部および下部との見切り線が良好、 ■工数の大幅な削減(第3図の(G)、 (H)、 (
I)の工程を省略することができる)、 ■塗装外観の向上、 ■密着性等の塗装品質のバラツキの減少が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の2トーン塗装方法の工程図、第2図
はこの発明の2トーン塗装方法の実施例の塗装鋼板の断
面図、 第3図は従来の2トーン塗装方法の工程図である。 ■・・・鋼板 3・・・高耐久性中塗り塗膜 4・・・上塗りベースコート 5・・・上塗りクリヤ塗膜 2・・・電着塗膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  1、被塗装物を化成処理し、電着塗膜を塗装焼付けた
    後、2トーン塗装の第1色目として高耐久性カラー中塗
    り塗膜を焼付け塗装し、2トーン塗装の第2色目として
    ベースコートを塗装した後、ウェットオンウェットで透
    明クリヤ塗膜を焼付け塗装することを特徴とする2トー
    ン塗装方法。
JP17652790A 1990-07-05 1990-07-05 2トーン塗装方法 Pending JPH0466163A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17652790A JPH0466163A (ja) 1990-07-05 1990-07-05 2トーン塗装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17652790A JPH0466163A (ja) 1990-07-05 1990-07-05 2トーン塗装方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0466163A true JPH0466163A (ja) 1992-03-02

Family

ID=16015172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17652790A Pending JPH0466163A (ja) 1990-07-05 1990-07-05 2トーン塗装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0466163A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6399193B1 (en) Surfacing laminate with bonded with pigmented pressure sensitive adhesive
JPH0312263A (ja) うるし調塗膜の形成方法
JPH0466163A (ja) 2トーン塗装方法
US6890658B2 (en) Transparent resin-coated stainless steel article
JPH07116595A (ja) 塗装方法
JPS63120743A (ja) プラスチツクからなるフレキシブルなウインドガラスおよび該ガラスの耐引掻性を最適化する方法
JPH0461962A (ja) 2トーン塗装方法
TW200528199A (en) Improved method for achieving a two-tone finish on a vehicle
JPH01203079A (ja) 塗り分け塗装方法
JP3098874B2 (ja) 回収塗料の使用方法
JPH0788427A (ja) 塗装方法
JPH0446918Y2 (ja)
JPH01203085A (ja) 塗り分け塗装方法
JPH0151547B2 (ja)
KR20000010887A (ko) 가공밀착성이 우수하고 고선명 반사력을 갖는 수지 피복 금속판
JPH0238267B2 (ja) Metaritsukutosohoho
JP2003054204A (ja) めっき調塗装パネルを意匠面に貼着した車両用複合ホイール
JP2780482B2 (ja) 透明感を有する上塗り塗装
JPH01151978A (ja) 自動車の塗装方法
JPH0373347B2 (ja)
JP2653218B2 (ja) うるし調塗膜の形成方法
JPH09206670A (ja) 2色塗装仕上げ方法
JPH0459951B2 (ja)
JPH0214779A (ja) 車体の塗装方法
JPS6193872A (ja) パ−ルマイカ・ツ−ト−ン塗装方法