JPH0466065A - 米飯等改質用組成物 - Google Patents

米飯等改質用組成物

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JPH0466065A
JPH0466065A JP2178573A JP17857390A JPH0466065A JP H0466065 A JPH0466065 A JP H0466065A JP 2178573 A JP2178573 A JP 2178573A JP 17857390 A JP17857390 A JP 17857390A JP H0466065 A JPH0466065 A JP H0466065A
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JP
Japan
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rice
protein
composition
cooked
weight
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Application number
JP2178573A
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English (en)
Inventor
Takuya Tsujinaka
卓弥 辻中
Kiyoshi Ihara
伊原 潔
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は米飯等の改質用組成物に関するものである。
〔従来技術と問題点〕
一般に米は収穫後貯蔵しておくと、時間の経過とともに
古米化がおこり風味は著しく低下する。
また、米の中には品種、産地によっては食味の良くない
低品質床と呼ばれるものがある。このため、これらの風
味を改善し、品質を向上させることは重要な課題となっ
ている。
更に近年、一箇所で集中炊飯した後、それらを各ユーザ
ーに配送するといったシステムができ、炊飯サービスは
産業化されるようになった。そして、これらのご飯の一
部は弁当、おにぎりとして食されているが、量産化の必
要から機械化がおこなわれ、はぐし、計量、充填、成型
などの各工程において機械への付着がおこらないといっ
た作業性の改善が要求されるようになった。また、持ち
帰りの弁当、おにぎり、寿司などにおいては、炊飯後す
ぐに食べずにかなりの時間が経った後で食べられること
も多く、冷えたご飯では風味の低下を抑えることが求め
られている。
前者の風味の改善、品質の向上に関しては、従来よりア
ミラーゼ、プロテアーゼなどを添加する方法、糖類及び
糖アルコールを添加する方法、グルタミン酸ソーダなど
の化学調味料を添加する方法、乳化剤を添加する方法な
どが試みられたが、これらの方法はいずれも添加効果が
微弱であったり、使用方法が複雑で米の種類によっては
逆に風味を低下させるといった欠点があった。
また、後者に関しては食用油脂を添加する方法が試みら
れたが、食用油脂を加えることにより、作業性はある程
度改善されるものの、風味は低下しお茶漬けした場合に
油が浮く、あるいは炊飯機器に残った油により洗浄に多
くの労力を要する、或いは、排水を汚すといった問題が
住じている。
更に、0/W型エマルシランを添加するという方法も試
みられたが、この方法も作業性はある程度改善されるも
のの、使用する乳化剤により風味を低下させてしまう。
また、炊飯時の加熱によりエマルジョンが壊れると、食
用油脂を添加した場合と同様に、お茶漬けした時に油が
浮く、或いは米本来の艶が失われ油の付着によるテカテ
カした艷になるという欠点がある。更に、腐敗防止のた
めに酢酸を同時に添加したり、或いは調味料として食塩
を同時に添加した場合にはエマルジョンが壊れてしまい
、本来の炊飯用エマルジョンとしての機能が失われると
いった問題が生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、ラ
クトアルブミン、脱脂粉乳、大豆蛋白質、小麦蛋白質又
は米糠蛋白質、好ましくは米糠抽出蛋白質の各酵素分解
物を少なくとも1種を含有する組成物からなる。好まし
くは酵素トリプシンで分解された酵素分解物が良い、ま
たシg糖脂肪酸ステアレートエステル及び/又はポリグ
リセリン脂肪酸ステアレートエステルを含有すれば、よ
り効果が向上する。更には、2価のカチオンからなる塩
を含有してもよい。更に、澱粉分解酵素、蛋白質分解酵
素、脂肪酸分解酵素又はセルロース分解酵素のうち1種
以上を上記組成物中に含有していてもよい、更に、これ
ら組成物は油脂を含む0/W型エマルジヨン形態でもよ
く、また、この0/W型エマルジヨンを乾燥させた粉末
の形態としてもよい。
本発明の対象となる米は特に制限はないが、食味、風味
の改善効果は収穫後長い時間経過した古米や低品質米等
において特に顕著である。更に、これら組成物の用途と
しては、うどん、そば、中華麺、スパゲツティ、マカロ
ニ、パスタ、ビーフン等の麺類やぎょうざ、ワンタン等
にも使用できる。以下、本発明について詳述する。
本発明におけるラクトアルブミン、脱脂粉乳、大豆蛋白
質、小麦蛋白質及び米糠抽出米糠蛍白質の各々の酵素分
解物(以下、単に「酵素分解物」と略称することがある
)は、これら上記成分を水溶液又は水分散液の状態で、
酵素が酵素活性を呈する適当な温度に加温して酵素を添
加し、適当な時間保持して酵素処理した後、阻害側を適
当量使用したり、或いは加熱処理して酵素反応を停止す
ることにより得られる。酵素の分解度は全ペプチドの0
.01〜50.0%の範囲が好ましい。分解度が0.0
1%未満では充分な効果がなく、また50゜0%を越え
て分解すると、苦味の発現及び風味の低下がおこる。尚
、分解度はホルモール滴定等によるα−アミノ基の測定
により分解された量を測定し、蛋白質の総アミノ酸量で
剖った[(%)とした6本発明に用いられる酵素とし、
では、トリプシン、パパイン等のプロテアーゼ等が挙げ
られ、特にエンド型プロテアーゼが好ましい。これらは
単独又は2種以上組み合わせて用いられる。
得られた酵素分解物は、このままの状態でも、更には噴
霧乾燥等により粉末化した状態においても使用できる。
また、これらの酵素分解物は単独又は2種以上組み合わ
せて使用してもよい。これらの酵素分解物は米に対して
乾燥重量で好ましくは0.001〜10重量%、より好
ましくは0.005〜1重量%添加すればよい。添加量
が0. OO1重量%未満では充分な効果が得られず、
また10重量%を越えると米の風味を損なう恐れがある
本発明において改質効果を向上させるために乳化剤を添
加してもよい、乳化剤は米飯の風味を低下させることの
少ないシ=Il!脂肪酸ステアレートエステル及び/又
はポリグリセリン脂肪酸ステアレートエステル(以下単
に「ステアレートエステル」と略称することがある)が
好ましい。これらは米に対して0.001〜0.5重量
%、好ましくは0、005〜0.2重量%添加すればよ
く、米及び乳化剤の種類によって特に変える必要はない
。しかし、この添加量が少なすぎると効果の向上に影響
せず、一方、多すぎると米飯の風味がかえって損なわれ
る場合がある。
また、改質効果を更に向上させるために、2価のカチオ
ンからなる塩類(以下、単に「2価の塩」と略称するこ
とがある)を添加してもよい。
2価の塩類としては、食品添加物として使用されるもの
であれば如何なる塩であっても良く、例えば、塩化カル
シウム、炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、塩化マグネ
シウムなどが例示でき、これらを単独又は2種以上組み
合わせて使用することもできる。これらの塩は米に対し
て0.005〜1重量%、好ましくは0.01〜0.5
重置%添加すればよい、この範囲より少ない時は米飯の
改質効果は得られないし、一方多すぎる場合は米飯の味
に悪影響が認められる。
また、本発明における油脂と酵素分解物、ステアレート
エステル、2価の塩及び酵素からO/W型エマルジョン
を作成する場合に使用する油脂は、一般の動植物性油脂
であれば特に問題なく使用でき、これらを硬化、分別、
エステル交換等を施したものでもかまわない。本発明に
おいては、これらの油脂をエマルジョン全体に対し5〜
70重量%使用する。該エマルジョンの蛋白質成分は先
の酵素分解物をエマルジョン全体に対し0.01〜10
重量%、好ましくは0.05〜5重量%使用すればよい
、また乳化剤は先のステアレートエステルをエマルジョ
ン全体に対し0.05〜10重量%使用すればよい、そ
の他、先に挙げた2価の塩はエマルジョン全体に対し、
0.01〜5重量%、酵素は0.01〜5重量%使用す
ればよい。以上の組成物の他に、従来よりO/W型エマ
ルジョンに使用されている乳化安定剤、例えば各種炭酸
塩やリン酸塩或いは各種ガム賞等、更にはtiW4等を
米の風味を損なわない範囲内で使用してもさしつかえな
い0本発明のO/W型エマルジッンの一般的製法は前記
する如く、酵素で処理した分解物、親水性のステアレー
トエステル及びその他の水溶性の配合材料を水に加温溶
解した水相部と、一方で親油性のステアレートエステル
及び油溶性の配合材を添加して調製した油相部とを乳化
し、バルブ式ホモジナイザー等の均質化操作の後、容器
充填して調製される。また、このものは殺菌処理の有無
に関わらない。酵素は水に溶解後、無菌フィルター処理
により、前記の如くして得られたO/W型エマルジョン
に後添加することもできる。これらは米に対して好まし
くは0.05〜IO重量%、より好ましくは0.1〜5
重量%添加すればよい。更に、この0/W型工マルジク
ン組成物の形態としては、乳化液はもちろんのこと、凍
結乾燥、噴霧乾燥等により粉末化されたものでもよい。
本発明における米飯等の改質用組成物は、収穫後長い時
間経過した古米や低品質米の風味、物性を改良し、品質
を向上するとともに、近年における炊飯サービスの産業
化にともなう機械等への付着性の改善といった作業性の
改善や炊飯後すぐに食べずにかなり時間が経った後でも
、ご飯の食味や風味の低下を抑えることができる。即ち
、ご飯の老化を抑える顕著な効果を示す。
本発明における米飯等の改質用組成物は、米飯として使
用する場合は白飯のほかに味付は飯、すし飯、おにぎり
、ピラフ、焼き飯など広範な種類に利用できる。更に、
うどん、そば、中華麺、スパゲツティ、マカロニ、ビー
フンなどの麺類や、ぎょうざ、ワンタンの皮などにも応
用できる。
〔実施例〕
以下に、本発明を実施例及び比較例を挙げて更に詳細に
説明するが、本発明はこれらにより限定されるものでは
ない。
実施例1 脱脂粉乳10重置%を水90重量%に溶解し、約50°
Cまで加温し、トリプシン(ノボインダストリージャパ
ン製)0.025重置%を添加混合して1時間保持した
後、トリプシンインヒビターを0.013重量%添加し
て酵素の活性を止め、冷却してトリプシン分解脱脂粉乳
溶液を調製した。
次に、米450gを水洗、水切り後、第1表に示した組
成液に室温で40分間浸漬後、電気炊飯器(ナショナル
■製、5R−(HIO))にて炊飯した。
第 ■ 表 なお、比較例1はいわゆる実施例の品質向上の判定基準
とするためのものである。
炊飯試料についての物性測定及び官能検査は、炊飯直後
直ちに冷却したもの、及び冷却したものを15℃で24
時間保存したものについて行った。
物性測定はクリープメーター(山電製、RE3305)
を用いて測定した米飯のテクスチャー曲線及び破断強度
曲線より、硬さ、付着性及び破断強度を測定し、本発明
改質剤の添加効果を調べた。また、官能検査は熟練した
12名によるプロファイル法でおこなった。更に、作業
性(はぐれ易さ)、釜ばなれのし昌さについても評価し
た。
尚、各試料の採取は、内釜の上下及びNJWIがら21
を除く部分から任意におこなった。前記の試験結果を第
2表に示す。
(註) (1)釜ばなれのし易さ、作業性: 比較例2を基準として、◎・・・はるかに良い、O・・
・わずかに良い、Δ・・・同程度、×・・・悪い(2)
官能評価: ◎・・・米飯として大変好ましい、 O・・・米飯として好ましい、 △・・・米飯としてあまり好ましくない、×・・・米飯
として全く好ましくない (3)総合評価: 最高をAとし以下A’、B、B’、C,D、Hの7ラン
クに評価した。
(4)物性変化率(老化度): クリープメーターにより測定される硬さ(H)、付着性
(A)及び破断強度(S)の冷却直後と保存後の以下に
示す相乗平均により求めた。
(5)クリープメーター測定条件: テクスチャーの測定は各区の炊飯3粒を任意に採取し、
試料台にのせプランジャー直径30■を使用し、クリア
ランス1.5 m、試料台速度1IIa/see、破断
強度の測定は炊飯1粒を、クリアランス1.0閣、試料
台速度0.5閣/seeで行った。
第2表から明らかなように、低品質米は炊飯等の改質用
組成物(以下、本発明の組成物という)を添加すること
により釜ばなれがし易くなり且つ作業性も良くなる。更
に、軟らかさと付着性(粘り)も増加することが認めら
れ、15℃で24時間保存後においても比較例2と比べ
て明らかに軟らかく、付着性も大きく、特に硬さでは上
品質米と同程度であることが認められた。また、老化度
に関しては、比較例2はもちろんのこと、上品質米(比
較例1)よりも優れていた6本実験の結果、本発明の組
成物を添加して炊飯することにより、−船釣に上質で美
味と言われる「こしひかり」の物性にほぼ近い値が得ら
れ、更に作業性、保存性も改良できることがわかった。
実施例2 実施例1において、脱脂粉乳の代わりに米糠抽出米糠蛋
白質を、酵素トリプシンの代わりにパパインを使用して
実施した以外は全て同様にしてパパイン分解米糠蛋白質
溶液を調製し、噴霧乾燥して粉末化した。
次に、北海道産の古米450gを水洗い、水切り後、上
記の如く調製したパパイン分解米糠蛋白質粉末0.5g
と水600gを加え室温で40分間浸漬した後、電気炊
飯器を用いて炊飯した。
実施例1と同様の評価をおこなったところ古米臭を全く
感しず且つ、食感も良好であった。また、15℃で24
時間保存後も比較的軟らかく物性変化率(老化度)も0
.213と小さい値であった。
作業性に関してもほぐれ易(、釜ばなれも良かった。
実施例3〜5 実施例1において、脱脂粉乳の代わりにラクトアルブミ
ン、大豆蛋白質、及び小麦蛋白質を使用して実施した以
外は全て同様にしてトリプシン分解蛋白質溶液を調製し
た。
次に、低品質米450gを水洗い、水切り後上記の如く
調製したトリプシン分解蛋白質を2.5〜8gと水約6
00gを加えて室温で40分間浸漬した後電気炊飯器を
用いて炊飯した。実施例1と同様の評価をおこなった結
果を第3表に示した。
第3表から明らかなように、本発明のトリプシン分解物
を添加することにより、釜ばなれが良くなり、かつ作業
性も良くなることがわかる。さらに物性に関しても軟ら
かく、付着性(粘り)も大きくなる。官能的にも米本来
の風味を損ねることなく、逆に風味を向上することが認
められた。15°Cで24時間保存したものも、風味及
び物性的な低下が抑えられた。即ち、老化を抑える効果
が認められた。
比較例3〜7 蛋白質材料として第3表に示した如く、脱脂粉乳、米S
蛋白質、ラクトアルブミン、大豆蛋白質及び小麦蛋白質
を酵素で処理せずに実施例3〜5と同様にして米に添加
、炊飯し評価した。
この結果、第3表に示す如く、作業性及び釜ばなれのし
易さはある程度改善されたものの、香り、味は米本来の
風味を損なうものであった。更に15°Cで24時間保
存したものは、香り、味はひどく、テクスチャーも硬く
、粘りのないパサパサしたもので、物性変化率(老化度
)もおしなべて大きかった。
(註) (1)釜ばなれのし易さ、作業性(はぐれ易さ)、総合
評価: 判定記号の内容は第2表と同じである。
(2)バランス度: クリープ測定のテクスチャー曲線より求められた付着性
を硬さで割った値で示した。
(3)香り、味、官能評価: 判定記号の内容は第2表の官能評価と同じである。
実施例6〜9、比較例8〜11 第4表に示す配合にて米飯用改質剤を調製した。
収穫後約1年以上を経過した古米450gを水洗い、水
切り後、水約600gと前記の米飯用改質剤を添加し、
室温で40分間浸漬後、電気炊飯器で炊飯し、評価をお
こなった。評価は炊き上がり直後直ちに冷却したものと
、5℃で24時間保存したものについて、物性及び官能
検査をおこなった。実験結果を第5表に示した。
第5表から明らかなように得られた米飯はいずれも作業
性が改善され、古米特有の古米臭がなく、適当な軟らか
さと粘りのある美味な米飯であった。
また、保存後はその違いは更に明確になり、保存後も風
味及び物性的な劣化は少なかった。
実施例10 実施例1において、トリプシン分解脱脂粉乳溶液3.5
gの他に、ヘキサグリセリンモノステアレートエステル
0.03gを添加した以外は全て同様にして炊飯をおこ
なった。炊き上がったご飯は、はぐした後保温バットに
入れて6時間保存した。
炊き上がり直後は作業性はし易く、低品質米のまずい風
味は全く感じられず、物性的にも軟らかく粘りのある大
変美味なるご飯であった。また、保存したものも保存に
よるムレ臭、異臭は全く感じられず、炊き上がり直後と
風味、物性ともにほとんど変化はなかった。
比較例12 実施例10において、トリプシン分解脱脂粉乳溶液及び
ヘキサグリセリンモノステアレートエステルの代わりに
未分解脱脂粉乳0.35 gとデカグリセリンモノオレ
エートエステル0.03 gを添加した以外は全て同様
に炊飯し評価をおこなった。
炊き上がり直後は作業性は良かったものの、米本来の風
味は損なわれ、にが味が感じられた。また、物性的にも
硬く、粘りの少ないものであった。これらは保存により
さらに劣化し、ムレ臭がし、黄変していた。物性的にも
硬さが増して粘りがなくなりパサパサの状態であった。
実施例11 精白米450gを水洗し、水切り後、水540gと実施
例1と同様にして調製したトリプシン分解ラクトアルブ
ミン粉末0.25 gとへキサグリセリンモノステアレ
ートエステル0.05 gを添加し、室温で30分間浸
漬後、電気炊飯器で炊飯した。
炊き上げ飯900gに食酢60cc、砂糖40g、食塩
10gから成る合わせ酢を混ぜずし飯を作った。できあ
がったすし飯は適当な硬さと粘りのある美味なるもので
あり、シャリのほぐれも大変良かった。これを5℃で4
8時間保存したものは、すし飯が硬くならず、当日作っ
たものとほとんど食感に変わりがなかった。
実施例12〜15 第6表に示す配合にて米飯改良荊をm製した。
実施例6〜9で使用した古米450gを使用し、実施g
46〜9と同一条件で炊飯し、評価をおこなった結果を
第7表に示した。
第7表から明らかなように、得られた米飯はいずれも作
業性が改善され、風味も古米臭がなく、適当な軟らかさ
と粘りのある美味なる米飯であった。更に、10℃で2
4時間保存したものも風味、物性の低下はほとんど認め
られず、炊き上がり直後に近い食感を有していた。また
、2価の塩を組成物として含むものは、外観が良くなり
、光沢も透明感が見られた。
比較例13〜16 第6表に示した如く、米飯改質剤を調製して添加した以
外は実施例12〜15と同様にして炊飯評価をおこなっ
た結果を第7表に示した。
いずれも作業性はある程度改善されたものの、食感的に
は全て硬く、粘りの少ないものであった。
中には着くさく、にが味が付与されるものがあった。外
観、光沢は無添加と同程度もしくは逆に悪くなるものも
あった。また、保存により食感は硬く、粘りのないパサ
パサしたものとなり、物性変化率(老化度)は大きな値
となった。
実施例16 低品質米(北海道産)450gを水洗し、水切り後、水
600gを添加し室温で40分間浸漬した後、電気炊飯
器を用いて炊飯した。浸漬時に実施例2と同様にして調
製した米糠蛋白質粉末0.25g1ヘキサグリセリンモ
ノステアレートエステル0.15 g及び第8表に記載
の各種酵素を0.02g添加して炊飯した米飯の炊飯後
直ちに冷却したものと、15℃で24時間保存したもの
について官能評価を行った。結果を第8表に示した。
官能評価は食味の好ましい順番に順位をつける順位法(
食品工学シリーズ第15巻食品工業の品質測定 光重書
院)に基づき、P練した15名のパネラ−により行った
第8表より明らかなように、パパイン分解米糠蛋白質、
ヘキサグリセリンモノステアレートエステルおよび酵素
を併用した米飯の方が、パパイン分解米糠蛋白質のみを
加えた米飯よりも明らかに食味が良いことがわかる。ま
た、酵素の中でも、α−アミラーゼの併用が最も効果が
あった。また、作業性に関しては、酵素分解米糠蛋白質
と同等あるいはそれ以上であった。
第    8    表 (註) (1)酵素はいずれも長瀬産業製 (2)順位合計の数値が小さいほど食味(外観、硬さ、
粘り、香り、味)が良いことを示す。
(3) 率、:危険率1%で統計的に有意差があること
を示す。
(4) H−RP:パパイン分解米糠蛋白質粉末(5)
HGS:ヘキサグリセリンモノステアレートエステル 実施例17〜22 第9表に示す配合にて米飯用改質剤を調製した。
実施例6〜9で使用した古米450gを使用し、実施例
6〜9と同様にして米飯、評価を行った結果を第1O表
に示した。
第1O表から明らがなように、得られた米飯はいずれも
作業性が改善され、風味も古米臭がなく軟らかく粘りの
ある美味なる米飯であった。また、保存後も風味、物性
の低下は極めて小さがった。
また、酵素を添加することにより、物性変化率(老化度
)はさらに小さくなった。
比較例17〜23 第11表に示す配合にて米飯などの改質組成物を調製し
た。実施例17〜22で使用した米を使用し、実施例1
7〜22と同様にして炊飯、評価を行った。結果を第1
2表に示した。
第12表から明らかなように、得られた米飯はいずれも
作業性は悪かった。比較例17〜19では風味は古米臭
が感じられ、粘りの少ない米飯であった。これを保存し
たものはさらに風味、物性は低下していた。また、比較
例20〜22では古米臭はあまり感じず、また食感的に
は表面は軟らかいものの、中心部には芯が感しられた。
特に、このご飯を用いておにぎりを作ったところ、米粒
どうしが空間なく付着しており食感は良くなかった。更
に、お茶漬けをしたところ、お茶が白く濁り食するには
問題のあるものとなった。比較例23では、釜のそこに
コゲが見られた。風味、食感ともに無添加とは大差なか
った。保存したものは、ムレ臭が感しられ、食感も粘り
がなくなって硬くなり、パサパサの状態となっていた。
実施例23 米糠油30重量%を80°Cに加温し、これにベキサグ
リセリンペンタステアレートエステル0.5重置%を添
加し均一に混合し油相部とした。一方、約60℃に加温
した水32.5重量%と実施例1と同様にして調製した
トリプシン分解ラクトアルブミン液35重量%、ショ糖
脂肪酸ステアレートエステル(HLB16)1.5重量
%及び塩化マグネシウム0.5重量%を加え溶解し水相
部とした。上記の如く得た水相部を混合し予備乳化した
。このものをパルプ式ホモジナイザーにて1段目90k
g/cd、2段目120kg/cdで処理し、140°
Cで2秒間殺菌しO/W型エマルジョン組成物を得た。
実施例6で使用した低品質米450gを水洗し、水切り
抜水590gと上記の如く調製したO/W型エマルジョ
ン13.5 gを添加し室温で40分間浸漬後電気炊飯
器で炊飯した。評価は炊き上がった後直ちに冷却したも
のと、15°Cで24時間保存したものについて、官能
評価及び物性評価を行った結果を第13表に示した。エ
マルジョン状態であるため、ご飯全体に均一に分散して
おり、第13表から明らかなように、釜ばなれも、作業
性も大変良かった。また、低品質米のまずG)風味Gよ
消失し、油っぽさも感しられず、好ましい風味及び物性
のものとなり大変美味であった。また、保存後も風味及
び物性の低下は極めて少なく冷却後とほとんど食感の変
わらないものであった。さらに、このご飯を使ってお茶
漬けしたところ、油は認められなかった。
比較例24 実Mi例23のO/W型エマルジョンの代わりに、サラ
ダ油を4.5g添加する以外はすべて実施例23と同様
に炊飯し評価した結果を第13表に示した。油は水より
も軽く分散しないため、炊飯釜全体に均一に分散せず、
作業性にバラツキが見られた。また、風味も油により香
り、味が低下し、物性的にもやや硬く、粘りのないもの
であった。保存によりこれらはさらに劣化し、油の劣化
による異臭が感じられ、物性的にも硬くパサノ<すのご
飯であった。さらに、このご飯を使ってお茶漬けしたと
ころ、油がたくさん浮いており食するには問題のあるも
のであった。
第    13    表 (註)判定記号の内容は第3表と同じである。
比較例25 (註)判定記号の内容は第3表と同じである。
実施例24〜27 実施例23のO/W型エマルジョンの代わりに脂肪酸組
成の異なるMCT (中鎖脂肪酸トリグリセライド)を
3種類、夫々1.2g添加した以外は全て実施例23と
同様に炊飯し、評価した結果を第14表に示した。これ
らのMCTはいずれも・炊飯釜全体に均一に分散せず、
作業性にバラつきが見られた。また、風味も香り、味が
低下し、特に食べた後、口内に油が残った。物性的にも
粘りが少なく、芯が感しられた。保存後これらはさらに
劣化し、物性的には硬く、粘りのないパサパサの状態の
ものになった。風味もロウの様な異臭が感しられ、脂肪
酸組成の炭素数が多くなる程ひどくなった。またこれら
のご飯でお茶漬けしたところ、多くの油が認められた。
第15表に示す配合で予備乳化物を作成した。
このものをバルブ式ホモジナイザーで処理し、0/W型
エマルジヨンを得た。上記の如く作成した0/W型エマ
ルジヨンの添加量を変えて実施例23と同様に炊飯し、
評価した結果を第16表に示した。
第16表から明らかなように、釜ばなれ、作業性も大変
よかった。また、低品質米のまずい風味は消失し、油っ
ぽさも感しられず、好ましい風味と物性のものであった
。また、保存後も風味、物性の低下はほとんどなく、冷
却後とほとんど食感のかわらないものであった。更に、
このご飯を使ってお茶漬けをしたところ、油は認められ
なかった。
比較例26〜29 第15表に示す配合で、実施例24〜27と同様にして
O/W型エマルジョンを作成した。このものを、実施例
24〜27と同様に添加量を変えて炊飯し、評価した結
果を第16表に示した。いずれも作業性はある程度改善
されたものの比較例26では、食味に関しては油っぽさ
は感しられなかったものの、芯が感じられ粘りの少ない
ものであった。また保存後はテクスチャー的にパサパサ
で、物性変化率(老化度)は0.632と大きかった。
比較例27は油っぽさは感じられなかったものの、米の
風味は全く感しられず逆に乳化剤による味、香りが付与
され極めて悪く、物性的にも硬く、粘りのないパサパサ
のものであった。保存により、これらの劣化はより顕著
になった。比較例28は油っぽい味、香りが感しられ、
物性的にもサラダ油と同様に硬く、粘りの少ないもので
あった。
保存によりこれらの風味、物性的な劣化はより顕著とな
った。また、このご飯でお茶漬けすると油が多く浮いて
いた。比較例29は作業性がやや悪かった。また、風味
も油により香り、味が低下し、物性的にもやや硬く粘り
の少ないものであった。保存によりこれらはさらに劣化
し、油の酸化による異臭が感じられ、物性的にも硬くパ
サパサのご飯であった。このご飯でお茶漬けしたところ
、油がたくさん浮いており食するには問題のあるもので
あった。
実施例28 ナタネ油15重量%と大豆油20重量%を8゜℃に加温
し、これにショ糖脂肪酸ステアレートエステル(HLB
2)0.45重量%を溶解し油相部とした。一方、55
°Cに加熱した水45重量%にショ糖脂肪酸ステアレー
トエステル(HLBI5)0.5重量%とヘキサグリセ
リンペンタステアレートエステル0.25重量%、実施
例1と同様にして調製したトリプシン分解小麦蛋白質溶
液18゜3重量%、塩化カルシウム0.5重量%を溶解
し水相部とした。以上を実施例23の製造方法に従って
O/W型エマルジョンを得た。
次に、低品質床(北海道産)450gに上記0/W型エ
マルジぢンを15、Ogと酢酸5cc及び食塩5gを浸
漬時に添加し実施例23と同様に炊飯し評価をおこなっ
た結果を第17表に示した。
第17表から明らかなように、エマルジョンのみ或いは
エマルジョンと同時に酢酸、食塩を添加したものは作業
性は改善され、食味、物性ともに良く大変美味であった
。エマルジョンと食塩を添加したご飯を用いて、おにぎ
りを作成したところ、米粒どうしばばらけているものの
、おにぎりとしての成型性は大変よく、また油っぽさや
油くささは全く惑しられず美味であった。5°Cで24
時間保存したものも食味、物性ともにほとんど変化する
ことなく、物性変化率(老化度)も小さい値を示した。
また、いずれのご飯もお茶漬けをしても油は認められな
かった。
比較例30 実施例28においてショ糖脂肪酸ステアレートエステル
(HLB 15)の代わりにシボ糖脂肪酸ラウレートエ
ステル0.75重量%を、トリプシン分解小麦蛋白質溶
液の代わりにlO%小麦蛋白質液18.3重置%を使用
した以外は実施例28と同様にしてO/W型エマルジゴ
ンを得た。この0/W型エマルジツン、酢酸及び食塩を
実施例28と同様に添加し、炊飯して評価を行った。そ
の結果は第17表に示したように作業性はある程度改善
されたものの、炊き上がったご飯はいずれも油っぽいも
のであった。特に食塩を添加したものは硬く、芯が感じ
られた。これらを保存したものは食味、物性ともに一層
劣化し、食するには問題のあるものであった。
実施例29 実施例23において米糠油の代わりに乳脂30重量%を
使用した以外は全て実施例23と同様にしてO/W型エ
マルジョンを得た。精白米450gを水洗し水切り後、
上記の如く得たO/W型エマルジッン42gと水500
gを添加し室温で30分間浸漬後、電気炊飯器により炊
飯した。得られたバターライスは均一に分散されて炊き
上がっており、作業性はむらなく良く、食べた時も油っ
こさはほとんど怒しられず、バターライスとして好まし
いものであった。また、実施例1と同一条件で硬さを測
定したところ、9.942X10’(dyne/cd)
であった、このものを保温バントに入れ、12時間保存
したものは、ムレ臭、異臭は全く怒じられず硬さも9.
715 X 10 ’(dyne/cd)と炊き上がり
直後とほとんど変わりなかった。また、このものを冷却
後、20度で24時間保存したものも、風味の劣化は全
く感しられず物性的にも1゜079 X 10 ’(d
yne/cd) 、物性変化率(老化度) 0.275
であった。
実施例30 大豆油35重量%を80°Cに加温し、これにテトラグ
リセリンモノステアレートエステル0.5重置%を添加
し均一に混合し油相部とした。一方、約60℃に加熱し
た水42.5重量%に攪拌しながら、実施例1と同様に
して調製したトリプシン分解米糠蛋白質溶液20重量%
、シg糖脂肪酸ステアレートエステル(HLB15)1
.5重量%及び塩化マグ享シウム0.5重量%を加え溶
解し、水相部とした。上記の如く得た水相部に油相部を
混合し予備乳化させた。このものをバルブ式ホモジナイ
ザーにて1段目90kg/Cd、2段目120kg/d
で処理し、85℃で15秒間殺菌してO/W型エマルジ
ョンを得た。更にO/W型エマルジョン90重量%に、
これとは別にでんぷん分解酵素10重量%を水90重量
%に溶解し無菌フィルターで処理して調製したでんぷん
分解酵素液10重量%を混合して米飯用改質0/W型エ
マルジヨンを得た。実施例6〜9で使用した低品質米4
50gを水洗し、水切り後、上記の如く調製した米飯用
0/W型エマルジヨン11.0 gと水590gを添加
し、室温で40分間浸漬後、電気炊飯器で炊飯した。炊
き上がり後直ちに冷却したものは、作業性は改善されて
おり、風味も油っぽさは全く感じられず、適当の硬さと
粘りのあるものであった。
また、このご飯をお茶漬けしても油は認められなかった
。また、冷却したものを15°Cで24時間保存したも
のも、風味及び物性的な劣化は極めて少なく、物性変化
率(老化度)は0.073であった。
実施例31 実施例23により作成した米飯用0/W型工マルジヨン
20重量%とデキストリン80重量%を混合した後、オ
シレーターを用いて造粒し、55℃の熱風で乾燥して顆
粒を調製した。低品質米450gを炊飯する際に上記顆
粒4gを添加して得られた米飯は作業性も改善され、何
も添加せずに炊飯した低品質米に比べてはるかに美味で
あった。
また、このものを10°Cで24時間保存したものも風
味、物性の低下は少なかった。
実施例32 実施例30により作成した米飯用0/W型エマルジヨン
を凍結乾燥して粉末化した。収穫後1年以上経過した古
米450gを炊飯する際に、上記粉末2.5gを添加し
た。その結果、得られた米飯は作業性が改善され、古米
特有の臭いがなく、適度の硬さと粘りのある美味なるも
のであった。このものを15℃で24時間保存したもの
も、風味、物性の劣化は極めて少なかった。
実施例33 中力粉72.5重量%、水25重量%、食塩1.75重
量%及び実施例28で調製したO/W型改質組成物0.
75重量%をミキサーで混合水和させた後、その生地を
ロールで圧延して、めん帯を繰り、線切機を通して生う
どんを得た。このものは沸騰水中で6分でゆで上がり、
煮くずれは認められず、歯ごたえがあり弾力性のあるう
どんが得られた。
この、ゆでうどんをさらに沸騰中で10分加熱し続けた
が、煮くずれは見られず、歯ごたえがあり、弾力性を有
するものでありた。
比較例31 実施例33において、実施例28で調製したOZW型改
質組成物を添加しなかった以外は全て同様にして生うど
んを作成した0作業性に関しては実施例33に比べ、め
ん帯の成形性が劣っていた。
また、このものは沸騰中でゆで上るのに15分かかり、
一部に煮くずれがおこり、食感もやや弾力性に欠けてい
た。
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明の組成物は、収穫後長い時間の経っ
た古米あるいは低品質米の風味を改良し、品質を向上さ
せるとともに、釜ばなれのし易さ、はぐれのし易さとい
った作業性が良好であり、また米飯の保存による風味、
物性の劣化を抑える効果を有する0本発明の組成物は形
態として粉末、水溶液、懸濁液、顆粒、錠剤、乳化液等
が可能であり、また酢酸、食塩及び調味液と併用しても
効果的に何ら問題はない、そのため、白飯の他に味付は
飯、すし飯、おにぎり、ピラフ、焼き飯等の米飯はもと
より、めん類としてうどん、そば、中華麺、スパゲツテ
ィ、マカロニ、パスタ、ビーフンや、ぎょうざ、ワンタ
ンの皮などの幅広い用途に利用することができ、その有
用性は極めて大である。
特許出願人 鐘淵化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ラクトアルブミン、脱脂粉乳、大豆蛋白質、小麦蛋
    白質又は米糠蛋白質の各々の酵素分解物を少なくとも1
    種含有することを特徴とする米飯等改質用組成物。 2、酵素がトリプシン、パパイン又はエンド型プロテア
    ーゼである請求項1記載の組成物。 3、蔗糖脂肪酸ステアレートエステル及び/又はポリグ
    リセリン脂肪酸ステアレートエステルを更に含有する請
    求項1又は2記載の組成物。 4、2価のカチオンからなる塩を更に含有する請求項1
    乃至3のいずれかの項記載の組成物。 5、ラクトアルブミン、脱脂粉乳、大豆蛋白質、小麦蛋
    白質又は米糠蛋白質の各々の酵素分解物の少なくとも1
    種と澱粉分解酵素、蛋白質分解酵素、脂肪酸分解酵素又
    はセルロース分解酵素の少なくとも1種を含有すること
    を特徴とする米飯等改質用組成物。 6、請求項1乃至5のいずれかの項記載の組成物を乾燥
    してなる米飯等改質用組成物。 7、油脂と請求項1乃至5のいずれかの項記載の組成物
    からなるO/W型エマルジョン形態の米飯等改質用組成
    物。 8、油脂と請求項1乃至5のいずれかの項記載の組成物
    からなるO/W型エマルジョンを乾燥してなる米飯等改
    質用組成物。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09205992A (ja) * 1996-01-26 1997-08-12 Ibaraki Pref Gov 米菓の製造方法
JP4803328B1 (ja) * 2011-03-15 2011-10-26 オムロン株式会社 コネクタ用接続端子及び当該端子の製造方法
CN109259088A (zh) * 2018-11-28 2019-01-25 朱庆铭 一种轻脂米及其制备方法
JP2019122375A (ja) * 2018-01-17 2019-07-25 奥野製薬工業株式会社 食品用品質改良剤
JP2020074715A (ja) * 2018-11-08 2020-05-21 食協株式会社 水中油滴型乳化物および水中油滴型乳化物の製造方法

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