JPH04652B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH04652B2
JPH04652B2 JP33300687A JP33300687A JPH04652B2 JP H04652 B2 JPH04652 B2 JP H04652B2 JP 33300687 A JP33300687 A JP 33300687A JP 33300687 A JP33300687 A JP 33300687A JP H04652 B2 JPH04652 B2 JP H04652B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
slider
base
frontage
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP33300687A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01171518A (ja
Inventor
Jun Igarashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP33300687A priority Critical patent/JPH01171518A/ja
Publication of JPH01171518A publication Critical patent/JPH01171518A/ja
Publication of JPH04652B2 publication Critical patent/JPH04652B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、化粧鏡部分の間口調整を自在とした
洗面化粧台に関する。
〔従来の技術〕
従来、洗面化粧台は一般に建屋の標準的な据付
け間口に合うように設計され、キヤビネツト、洗
面器及び化粧鏡を一体化したコンポーネントタイ
プが主流を占めていた。このコンポーネントタイ
プのものは、キヤビネツトや化粧鏡の側部に配置
するサイドキヤビネツトをモジユール化し、据付
け間口の広さの変化に対応できるように、各種の
仕様製品が用意されている。
一方、洗面化粧台を浴室等の隣に置いたり又は
洗面所に据え付けるのに代えて、キヤビネツトや
化粧鏡の装飾性の向上等によつて、そのレイアウ
トに関しては家具とほぼ同等に取り扱われるよう
にもなつた。つまり、洗面化粧台の据付け位置を
従来のように限定するのを止めて、居住空間にマ
ツチするレイアウトであればよいという観点に立
ち、空間の多機能化を図るという背景が洗面化粧
台の展開に大きな影響を与えている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように据付け位置を限定せずに自由にレイ
アウトすることになれば、必然的に各需要家によ
つて据付け間口が変わり、間口調整の必要が生じ
る。これに対しては、キヤビネツトや化粧鏡の側
部にフイラーを設けるという手段によつて間口調
整が従来から広く行われている。
ところが、フイラーを用いる場合には、このフ
イラーが他のキヤビネツト部材等と機能や用途の
面で全く異なるため、周囲との調和が損なわれる
ことがある。たとえば、コンポーネントタイプに
代えて全体をシステム化し、間口に応じてキヤビ
ネツトの大きさ等を或る範囲で変更可能としたタ
イプのものに適用すると、システム機能の本来的
なものが欠如したものとなる。
また、フイラーを施工においては、一般に間口
の不足分に対応するようにフイラーを切断してこ
れを所定の位置に取り付ける要領となる。このた
め、施工業者の腕次第によつて施工体の良否にも
大きな影響を与えるので、製造・販売者側にとつ
ては、施工業者への十分な教育等を必要とするほ
か、監督管理の負担も大きいという問題がある。
そこで、本発明は、従来のフイラー等を利用す
る間口調整に代えて、特にシステムとした場合の
全体の調和を乱すことのない良好な据付け施工が
行えるようにすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の洗面化粧台は、以上の目的を達成する
ために、鏡を備えた洗面化粧台であつて、前記鏡
の側部にベースを設けると共に、前記鏡の前面に
オーバラツプし且つ間口方向へ移動可能なスライ
ダを該ベースに連接し、更に該スライダの前面
に、照明器具、袖鏡等の付属部品を連結固定した
ことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本発明の特徴を
具体的に説明する。
第1図は本発明の洗面化粧台の一実施例を示す
正面図、第2図は平面図である。
図示の例は、フロアキヤビネツトA、左右のサ
イドキヤビネツトB及び上端の上部キヤビネツト
Cを組み合わせたシステムタイプのものである。
そして、フロアキヤビネツトAの上には間口全体
に亘るカウンターDを設けると共に、やや右に偏
つた位置に洗面器Eを配置している。また、左右
のサイドキヤビネツトBの間には鏡1が取り付け
られ、更にこの鏡とサイドキヤビネツトBとの間
には一対の照明器具2が配置されている。
第3図は鏡1と照明器具2による間口調整を示
す要部の横断面図であり、第4図は照明器具2の
取付構造を示す一部切欠正面図である。また、第
3図a,b及びcはそれぞれ第4図の−線、
−線及び−線矢視位置での断面である。
鏡1の裏面には第3図に示すように合板等を利
用した裏板1aが弾性を持つ両面テープ1bで接
着され、左右の端部の上下2個所には対壁面固定
及び照明器具2連結用のベース3を固定してい
る。このベース3は、壁面側が開放する凹状部3
dと裏板1aの背部に当接する延出部3eを持
ち、裏板1aの端部裏面に設けた切欠1cにこの
延出部3eを位置させてビス3fによつて固定さ
れる。そして、前面を向く凹状部3dには、上下
に3個のビス孔3a,3b,3cを並べて開設し
ている。なお、実施例のものに代えて、ベース3
を延出部3eがない凹状断面のものとし、これを
裏板1aの側部端面にビス3fによつて固定して
もよい。
鏡1の左右端部には、間口調整用のスライダ4
が間口方向に移動可能に連接される。このスライ
ダ4は、鏡1の高さ方向のほぼ全長に等しい長さ
であり、第3図から明らかなように、鏡1の前面
にオーバラツプする平面部とベース3の端面を囲
むように背部側に曲がつた屈曲部とを持つ。そし
て、ベース3に設けた孔3a〜3cに対して上下
方向の位置が整合する長孔4a,4b,4cを横
に寝かした姿勢で開設している。また、スライダ
4の背面と鏡1の前面との間にはパツキン5を高
さ方向のほぼ全長に介装し、スライダ4内への水
の浸入を防止している。
また、スライダ4の前面には照明器具2のハウ
ジング6が一体化される。このハウジング6は、
薄肉の合成樹脂シートによつて前面が開放するほ
ぼ凹状横断面としたもので、その裏面には補強用
の裏板6eを配置し且つ前面には蛍光灯用の取付
プレート6fを設けている。また、ベース3の孔
3c及びスライダ4の長孔4cに対して高さ位置
が整合する長孔6aを合成樹脂シート、裏板6e
及び取付プレート6fに貫通させ、更にベース3
の孔3a及びスライダ4の長孔4aに整合する長
孔6bを裏板6eに開設している。また、ハウジ
ング6の内部には蛍光灯や電気配線(図示せず)
等を内蔵し、前面にはカバー6c(第1図参照)
を着脱自在に取り付けている。なお、ハウジング
6の左右にできる中空部内には、発泡スチロール
6dが充填され、蛍光灯からの光が左右に漏れな
いように前方側のみを照明するようにしている。
以上の鏡1、スライダ4及びハウジング6はそ
れぞれビスによつて一体化されると共に据付け間
口の壁Wに固定される。すなわち、第3図bに示
すように壁固定ビス7が孔3bを挿通して壁Wに
ねじ込まれ、これによつてベース3を介して鏡1
が固定される。また、スライダ4の長孔4aを挿
通する間口調整ビス8がベース3の孔3aにタツ
ピンネジとして螺合し、更にハウジング6の長孔
6a、スライダ4の長孔4c及びベース3の孔3
cを挿通して壁Wにねじ込まれる固定ビス9が設
けられる。
これらのビス7〜9による組み立ての手順を第
3図によつて以下に説明する。
まず、鏡1に一体となつたベース3を利用して
これらを第3図bに示すように壁Wに固定又は仮
固定する。つまり、同第3図bにおいてスライダ
4及びハウジング6を除いた状態で壁固定ビス7
をベース3の孔3bから挿入して鏡1及びベース
3を壁Wの所定の位置に固定する。次いで、スラ
イダ4を鏡1の端部前面に沿う姿勢とし、第3図
cのように間口調整ビス8をベース3の孔3aに
小ねじとして螺合し、ベース3に対してスライダ
4を一体化する。なお、スライダ4を予めベース
3に一体化しておいても、スライダ4の長孔4b
から壁固定ビス7をドライバによつてねじ込むこ
とができる。
更に、ハウジング6をスライダ4の前面にセツ
トし、第3図aのように固定ビス99をハウジン
グ6の長孔6a、スライダ4の長孔4c及びベー
ス3の孔3cの順に挿入し、この固定ビス9を壁
Wにねじ込む。
以上の要領によつて、ハウジング6を鏡1の両
端部に固定することができる。そして、この固定
作業においては、スライダ4の間口方向への移動
によつて照明器具2のハウジング6を左右に振る
ことができ、これを利用して据付けの間口調整が
行われる。
第5図及び第6図は、右側に配置した照明器具
2のハウジング6を最大量右側へ移動させた場合
を示すものである。また、第5図a,b及びcは
それぞれ第6図の−,−及び−線矢
視位置による横断面図を表している。
間口の調整は、壁固定ビス7によつて鏡1及び
ベース3を固定又は仮固定した後に行う。すなわ
ち、ハウジング6を取り付ける前の段階において
第3図cで示した間口調整ビス8を緩め、ベース
3に対してスライダ4が移動可能な状態とする。
そして、左右のサイドキヤビネツトBに対して適
切な間口寸法となるように、第3図の状態から右
方向へスライダ4を必要な量だけ移動させる。な
お、左に配置したスライダ4の場合では左側へ移
動させるのは当然である。そして、スライダ4を
適切な位置にセツトした後、間口調整ビス8を締
付けると、スライダ4はベース3に連結固定され
る。
この間口調整においては、壁固定ビス7のヘツ
ドはスライダ4の長孔4b内を相対的に移動自在
なので、ベース3を壁Wに固定したままで作業で
きる。そして、最終工程でハウジング6を一体化
するときには、固定ビス9がハウジング6及びベ
ース4を挿通する部分にはいずれも長孔6a,4
cを開けているので、固定ビス9のねじ込みに支
障をきたすことはない。
以上の間口調整では、第5図に示すようにスラ
イダ4を最も間口が大きくなる位置まで移動させ
ても、鏡1の端部の前面は照明器具2のハウジン
グ6がオーバラツプしている。このため、鏡1部
分の据付け間口が鏡1の間口よりも随分大きくて
も、照明器具2を利用して壁Wが露出することの
ない間口調整が可能である。
第7図は照明器具2に代えて袖鏡をスライダ4
に取り付けた例を示すものである。すなわち、前
記の実施例では、照明器具2を利用した間口調整
を行うようにしているが、スライダ4に取りつけ
る部材は何であつてもよく、洗面化粧台として相
応しいものを適宜選択して設けることができる。
図示の例は、第3図cに相当する横断面を示し
ており、第7図aは、スライダ4の前面にアクセ
ントミラー10を設けている。そして、ベース3
等に対する連接構造及び組立手順は、第3図で説
明したものと全く同様である。
また、第7図bは、三面鏡の袖鏡11を設けた
例を示すもので、この例においても、スライダ4
を利用した鏡1に対する間口調整が可能である。
更に、これらのアクセントミラー10や袖鏡11
以外にも、様々な部材とスライダ4に取りつける
ことによつて間口調整が可能であり、鏡や照明器
具に代えて単なる縁材とすることもできる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明の洗面化粧台に
おいては、鏡の側部に設けたベースに対して間口
方向へ移動可能なスライダを備え、このスライダ
を介して鏡の前面にオーバラツプする照明器具や
袖鏡等の付属部品を間口調整用として利用してい
る。このため、スライダの移動量を任意に設定で
きるので、間口寸法も現場で簡単に変更すること
ができ、従来のようにフイラーをカツトして間口
調整する方法に比べて、施工性が格段に向上す
る。また、システムとして複数のキヤビネツトを
組み込む製品の場合でも、化粧鏡周りの間口調整
が自在なので、キヤビネツトやその他の部材の選
定の自由度が大きくなる。したがつて、需要家の
要望に応えた製品の供給が可能となり、製造・販
売者側にとつても販路の拡大が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す洗面化粧台の
正面図、第2図はその平面図、第3図は鏡と照明
器具の配置構造を示す要部の横断面図、第4図は
スライダ及びハウジングの配置を示す一部切欠正
面図、第5図及び第6図はスライダを最大量移動
させた場合を示す要部の横断面図及び正面図、第
7図は他の実施例を示す要部の横断面図である。 1:鏡、2:照明器具、3:ベース、4:スラ
イダ、5:パツキン、6:ハウジング、7:壁固
定ビス、8:間口調整ビス、9:固定ビス、1
0:アクセントミラー、11:袖鏡、W:壁面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鏡を備えた洗面化粧台であつて、前記鏡の側
    部にベースを設けると共に、前記鏡の前面にオー
    バラツプし且つ間口方向へ移動可能なスライダを
    該ベースに連接し、更に該スライダの前面に、照
    明器具、袖鏡等の付属部品を連結固定したことを
    特徴とする洗面化粧台。
JP33300687A 1987-12-28 1987-12-28 洗面化粧台 Granted JPH01171518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33300687A JPH01171518A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 洗面化粧台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33300687A JPH01171518A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 洗面化粧台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01171518A JPH01171518A (ja) 1989-07-06
JPH04652B2 true JPH04652B2 (ja) 1992-01-08

Family

ID=18261231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33300687A Granted JPH01171518A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 洗面化粧台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01171518A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01171518A (ja) 1989-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7849531B2 (en) Configurable shower system
US7269862B2 (en) Configurable shower system
JPH04652B2 (ja)
JP2005066122A (ja) 照明付き収納体の構造
JPH0529643Y2 (ja)
JP6888189B2 (ja) ミラーキャビネット
JPH04651B2 (ja)
JPH0123342Y2 (ja)
JPH0126837Y2 (ja)
JPH07231858A (ja) 洗面化粧台
JPH08256939A (ja) トイレユニット
KR101921482B1 (ko) 수납장을 구비하는 조립형 세면대
JP3832376B2 (ja) 洗面化粧台及びその施工方法
JP2001000342A (ja) 洗面化粧台
JP2553288Y2 (ja) 厨房設備の照明用スイッチボックスの取付け構造
JP2916103B2 (ja) 化粧鏡装置
JPS6119706Y2 (ja)
JPH0884674A (ja) 大型間口サイズの洗面化粧台
JPH1075907A (ja) 洗面化粧台
JP2021013456A (ja) 洗面化粧台および洗面化粧台の施工方法
KR200281320Y1 (ko) 유리부스용 바아소켓
JPH0344044Y2 (ja)
JPS6314714Y2 (ja)
JPH0220343Y2 (ja)
JPH06299651A (ja) 壁パネル

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees