JPH0464746A - ロータリダンパ - Google Patents

ロータリダンパ

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Publication number
JPH0464746A
JPH0464746A JP17685990A JP17685990A JPH0464746A JP H0464746 A JPH0464746 A JP H0464746A JP 17685990 A JP17685990 A JP 17685990A JP 17685990 A JP17685990 A JP 17685990A JP H0464746 A JPH0464746 A JP H0464746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
shaft
stator
gear
rotary damper
Prior art date
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Pending
Application number
JP17685990A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Kashima
加島 光博
Kenji Yoshida
憲治 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP17685990A priority Critical patent/JPH0464746A/ja
Publication of JPH0464746A publication Critical patent/JPH0464746A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はロータリダンパの改良に関する。
(従来の技術) 例えば二輪車において、車体に揺動自由なスイングアー
ムを介して後輪を支持すると共に、後輪の振動を減衰す
るロータリダンパをスイングアームの車体側の軸部に介
装したものが知られている(特開昭64−12152号
公報)。
このロータリダンパはロータリシリンダの内部で回転す
るベーンと隔壁との間に油室を画成し、ベーンの回転に
伴って油室を出入りする作動油に抵抗を付与して所定の
減衰力を発生するようになっている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、このような油圧式のロータリダンパは、ロー
タリダンパとベーンとの間の油密性を確保するのに技術
的な間圧が多く、作動油のリークに伴って発生減衰力が
不安定となりやすく、また加工コストも高価なものとな
る。したがって、全体的には非常にコンパクトであるに
も拘わらず、実用的に改善の余地が多く、各種車両への
適用には問題があった。
一方、実公昭55−16513号公報には摩擦式電磁連
結装置として回転するロータと、ロータに接触してロー
タの回転を制動するステータと、ロータとステータとの
接触圧を加減する電磁石を備えたものが提案されている
が、これをロータリダンパとして適用する場合、ロータ
とステータとの間に発生する摩擦力を要求減衰力にまで
高めるために、ロータとステータとの接触圧を大きくし
たり、ロータとステータの有効回転半径を大きくしたり
することが必要で、装置全体が大型化するという問題点
があった6 (課題を解決するための手段) この発明はこのような問題点を解決するため、入力振動
に伴って回転するシャフトと、シャフト回転に基づいて
回転するロータと、ロータに接触してロータの回転を制
動するステータと、ロータとステータとの接触圧を加減
する電磁石を備える電磁式ロータリダンパとして、シャ
フトの回転を増速してロータに伝達する増速機を設ける
(作用) シャフトの回転は増速機を介してロータに伝達される。
この場合、ロータは増速機の増速比倍の速度で回転し、
シャフトからの伝達トルクは増速比分の1に減少する。
換言すれば、ロータとステータとの間に発生する摩擦力
は逆に増速比倍のトルクとしてシャフトに伝達されるの
であり、したかってロータとステータの有効回転半径や
これらの接触圧を大きくしたりすることなく、つまり装
置全体を大型化することなく、大きな振動減衰力が得ら
れる。
(実施例) 第1図において、1は入力振動に伴って揺動するレバー
2に結合したシャフトで、シャフト11はケース3の軸
穴4に回転自由に支持される。
シャフト1にはこれと同軸上に連結する小径シャフト5
が設けられ、小径シャフト5の後端は後述する電磁石6
のコア7にベアリング8を介して支持される。
小径シャフト5上にはベアリング9を介して回転自由な
サンギヤ10と、サンギヤ10とコア8との間で摺動自
由なプランジャ11が配設される。
ケース3の内周にはリングギヤ13が形成され、リング
ギヤ13とサンギヤ10との間に1ラネツトギヤ14が
介装される。プラネットギヤ14は第2図でも示すよう
にシャフトlと一体のキャリア15に軸支され、シャフ
ト1の回転に伴って固定例のリングギヤ13を自転しな
がら公転運動することでシャフト1の回転を増速してサ
ンギヤ10に伝達する。
サンギヤ10の大径部外周にはスプライン16を介して
複数のディスク状のロータ17が結合され、これらのロ
ータ17と交互に重なるように複数のディスク状のステ
ータ18が配設される。なお、ロータ17は第4図で示
すようにサンギヤ10を回り止め部材としてこれに直接
液め付けてもよい。
ステータ18はそれぞれケース3内周にリングギヤ13
を介して支持され、ロータ16に接触してロータ17の
回転を制動する。
20はケース3の開口端部を閉塞するカバーで、その内
部にはステータ18とロータ17を強く接触するように
押圧するスプリング21と、必要に応じてステータ18
とロータ17との接触圧を加減する電磁石6が収装され
る。
この場合、スプリング21はプレート22、インシュレ
ータ23Aを介してステータ18とロータ17を押圧す
るのであり、その押圧力はインシュレータ23Aを介し
てプラネットギヤ14の軸24のベアリング25で受け
、さらにキャリア15からシャフト1に伝えられ、スラ
ストワッシャ26を介してケース3で支持するようにな
っている。
プレート22は1ランジヤ11の小径部外周にワッシャ
30と摺動自由に嵌め付け、段部との間にガタ防止用の
スプリング31を入れて、スナップリング32で抜は止
めすることにより支持される。
電磁石6はコア7外周のボビン35にソレノイドコイル
31を形成したもので、シャフト1と同軸上に位置して
コア7を介してカバー20に固定され、励磁電流値に応
じて発生する励磁力によりプレート22をスプリング2
1に抗して吸着し、ステータ18とロータ17の接触圧
を軽減する。
次に作用を説明する。
入力振動に伴ってレバー2が揺動すると、レバー2に結
合したシャフト1が固定側のケース3に対して回転し、
これに伴ってプラネットギヤ14がリングギヤ13を自
転しながら公転運動してサンギヤ10を増速回転する。
ステータ18はプレート22を介して作用するスプリン
グ22のバネ力により押圧され、サンギヤ10と一体に
回転するロータ17に制動摩擦トルクTを付与する。
この摩擦トルクTは入力トルクTiに換算すると、 Ti−増速比×T となる。すなわち、シャフト1からの入力トルクTiは
増速比分の1に減少してロータ17に伝達され、逆にロ
ータ17からの摩擦トルクTは増速比倍に増幅してシャ
フト1側に伝達される。
ここで、摩擦トルクTはロータ17とステー218間に
発生する摩擦力とこれらの有効回転半径により決まり、
また摩擦力はロータ17とステータ18の摩擦係数とこ
れらの接触圧により決まる。
いま、電磁石6のソレノイドコイル36に励磁電流を供
給すると、プレート22がスプリング21に抗してコア
7側に吸着され、これによりロータ17とステータ18
との接触圧が減少する。
電磁石6は励磁電流値に比例して磁化され、吸着力を増
大するので、この電流値を例えばパルス制御により増減
させることによりロータ17とステータ18による摩擦
トルクTを加減すること、つまりレバー2に及ぼす減衰
力を要求特性に応じて制御することが可能となる。第4
図は摩擦トルクTと励磁電流値■との関係を表す特性図
である。
ところで、この実施例では既述のようにシャフト1の回
転を増速しでロータ17に伝達するようにしたので、ロ
ータ17とステータ18による摩擦トルクTを直接減衰
力として利用する場合に較べて、摩擦トルクTの増速比
倍の減衰力が得られ、したがってロータ17とステータ
18の有効回転半径やこれらの接触圧を大きくすること
なく、つまり装置を大型化せずに例えば二輪車の後輪振
動を抑制するに十分な減衰力を確保することができる。
また増速比によってはスプリング21のハネ牙さらに小
さく設定することも可能で、電磁石6部分も小型化でき
るため、装置のコンパクト化も図れる。
(発明の効果) 以上要するにこの発明によれば、入力振動に伴って回転
するシャフトと、シャフト回転に基づいて回転するロー
タと、ロータに接触してロータの回転を制動するステー
タと、ロータとステータとの接触圧を加減する電磁石を
備える電磁式ロータリダンパとして、シャフトの回転を
増速してロータに伝達する増速機を設けたので、入力振
動を抑制する減衰力としてロータに作用する制動摩擦ト
ルクの増速比倍のトルクが得られ、したがって装置を大
型化することなく、要求減衰力の大きなものへの適用も
可能となるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す断面図、第2図は同じ
く増速機の概略図、第3図は同じく電磁石の励磁を流値
と発生摩擦トルクとの関係を説明する特性図、第4図は
他の実施例を示す半裁断面図である。 1・・・シャフト、3・・・ケース、6・・電磁石、1
0・・・サンギヤ、13・・・リングギヤ、14・・、
プラネットギヤ、17・ ロータ、18・・・ステータ
。 N2図 17i コイ」し宝し几1  → 人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、入力振動に伴って回転するシャフトと、シャフト回
    転に基づいて回転するロータと、ロータに接触してロー
    タの回転を制動するステータと、ロータとステータとの
    接触圧を加減する電磁石を備える電磁式ロータリダンパ
    として、シャフトの回転を増速してロータに伝達する増
    速機を設けたことを特徴とするロータリダンパ。
JP17685990A 1990-07-04 1990-07-04 ロータリダンパ Pending JPH0464746A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17685990A JPH0464746A (ja) 1990-07-04 1990-07-04 ロータリダンパ

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JP17685990A JPH0464746A (ja) 1990-07-04 1990-07-04 ロータリダンパ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0464746A true JPH0464746A (ja) 1992-02-28

Family

ID=16021071

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17685990A Pending JPH0464746A (ja) 1990-07-04 1990-07-04 ロータリダンパ

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JP (1) JPH0464746A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0734722A (ja) * 1993-07-26 1995-02-03 Kajima Corp 可変減衰装置を利用したアクティブ制震構造
CN105465270A (zh) * 2015-12-28 2016-04-06 东北大学 一种摩擦电磁复合阻尼智能隔振器系统及振动测试方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0734722A (ja) * 1993-07-26 1995-02-03 Kajima Corp 可変減衰装置を利用したアクティブ制震構造
CN105465270A (zh) * 2015-12-28 2016-04-06 东北大学 一种摩擦电磁复合阻尼智能隔振器系统及振动测试方法
CN105465270B (zh) * 2015-12-28 2017-06-30 东北大学 一种摩擦电磁复合阻尼智能隔振器系统及振动测试方法

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