JPH0464648A - 建物ユニットへの排水装置の据付方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、建物ユニットに排水装置を据え付けるための
据え付け方法に関す゛る。

（従来の技術） 近年、建物ユニットから構成される組立式建物において
、特公昭５２−４３０１１号公報にみられるように、外
壁が屋根の高さまで立ち上げられていて軒のない建物が
見られるようになってきた。

そのまうな軒のない建物においては、一般に、屋根の先
端から流れ落ちる雨水を処理する排水装置が、外壁の裏
側に据え付けられている。この排水装置は、水漏れを厳
密に阻止するためには、二次樋と、該二次樋の内部に落
し込んで固定される一次樋と、前記二次樋に固定される
水切り等を備えたものが考えられ、この排水装置の組み
立て及び据え付けは、全て建物ユニットの組立ライン内
で行われることとなる。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような排水装置の据付方法にあって
は、排水装置の組み立て及び据え付けを全て建物ユニッ
トの組立ライン内で行うために、建物ユニットの組立ラ
インが複雑になり、建物ユニットを組み立てる上で効率
が悪いという問題がある。

本発明の排水装置の据付方法は、上記の問題に着目し、
建物ユニットの組立ラインが複雑にならないようにする
ことを目的としている。

（課題を解決するための手段） 本発明は、上述のような課題を解決することを目的とし
てなされたもので、この目的達成のために、本発明の建
物ユニットへの排水装置の据付方法は、一次樋と二次槌
と水切りとを備えた排水装置を、建物ユニットに据え付
けるための据え付け方法であって、予め、建物ユニット
の組立ライン外で、二次樋の内部に一次槽を落し込んで
固定すると共に、前記二次樋の側壁に水切りを固定して
排水装置を組み立て、その後、建物ユニットの組立ライ
ン内で、前記排水装置を建物ユニットに据え付けるもの
である。

（作　用） 本発明の建物ユニットへの排水装置の据付方法は、建物
ユニットの組立ライン外で排水装置を組み立てた後、組
み立てられた排水装置を建物ユニットの組立ライン内で
据え付ける方法なので、建物ユニットの組立ラインが複
雑にならないように排水装置を建物ユニットへ据え付け
ることができる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。

第１図及び第２図は、本実施例の建物ユニット２への排
水装置１の据付方法を示しており、そのうち、第７図は
排水装置１を建物ユニット２に据え付ける前の状態を示
し、第２図は排水装置１を建物ユニット２に据え付けた
後の状態を示している。

第１図及び第２図に示すように、本実施例の建物ユニッ
ト２への排水装置１の据付方法は、予め、建物ユニット
２の組立ライン外で、排水装置１を組み立て、その後、
建物ユニット２の組立ライン内で、前記排水装置１を建
物ユニット２の構造体に据え付ける方法である。

そこで、まず、排水装置１の組み立てについて説明する
。

排水装置１は、−次槌１１、二次樋１２、水切り１３、
底上げ材１４、二種類の取付ブラケット１５．１６で組
み立てられる。即ち、まず、二次樋１２の底部に一次槽
１１を落し込んで固定するが、その際、一次樋１１の底
部と二次樋１２の底部との間に底上げ部材１４を設置す
る。次に、二次樋１２の一方の側壁に、一方の取付ブラ
ケット１５を固定すると共に、二次樋１２の他方の側壁
にももう一方の取付ブラケット１６を固定する。

尚、前記取付ブラケット１５．１６は、二次樋１２の軸
方向へ所定の間隔を置いて複数固定する。

更に、前記二次樋１２の一方の側壁に、前記取付ブラケ
ット１５を介して水切り１３を固定する。

以上のようにして排水装置１の組み立てが完了する。

次に、前記排水装置１の据え付けについて説明する。

尚、本実施例の建物ユニット２は、外壁２１が折板３の
高さまで立ち上げられていて軒のない建物を構成するも
のである。ちなみに、図中２２は屋根梁、２３は屋根梁
、２４は外壁受はフレーム、２５は樋取付部材、２６は
折板取付部材である。

排水装置１は、一方の取付ブラケット１５を、樋取付部
材材２５に固定し、他方の取付ブラケット１６を屋根梁
２３に固定し、更に、水切り１３の上端部を、外壁受は
フレーム２４の上端面に固定することで建物ユニット２
への据え付けが完了する。尚、第２図では、取付ブラケ
ット１５，１６及び水返し３の固定にリベット２７を用
いた場合を図示したが、リベット２７に代えてビスやボ
ルト、ナツトを用いてもよいし、接着剤を併用してもよ
い。

ちなみに、排水装置１を建物ユニット２に据え付けた後
、建物ユニット２には、折板取付部材２６に折板３が嵌
合固定されると共に、外壁２１の上端部には笠木ブラケ
ット４１を介して笠木４が取り付けられ、更に、前記折
板３の上端部と笠木４との間には、雨除けのためのカバ
ー５が取り付けられる（第２図参照）。

つまり、本実施例の排水装置１の据付方法は、建物ユニ
ット２の組立ライン外で排水装置１を組み立てた後、組
み立てられた排水装置１を建物ユニット２の組立ライン
内で据え付ける方法なので、建物ユニット２の組立ライ
ンが複雑にならないように排水装置１を建物ユニット２
へ据え付けることができ、そのことによって、建物ユニ
ット２の組立効率の向上を図ることができる。

以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な方法はこの実施例に限られるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲の変更等があっても本発明に含
まれる。

例えば、実施例では、水切りを二次槽に固定するための
取付ブラケットを、同時に、水切りを二次槽に固定する
ための取付ブラケットとして使用したが、水切りを二次
槽に固定するための取付ブラケットと、二次槽を建物ユ
ニットに固定するための取付ブラケットと別個に使用し
てもよい。

（発明の効果） 以上説明してきたように、本発明の排水装置の据付方法
にあっては、建物ユニットの組立ラインを複雑にせずに
排水装置を建物ユニットへ据え付けることができるので
、建物ユニットの組立効率の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は排水装置を建物ユニットに据え付ける前の状態
を示す斜視図、第２図は排水装置を建物ユニットに据え
付けた後の状態を示す断面図である。 １・・・排水装置 １１・・−一次樋 １２・・・二次槽 １３・・・水切り ２・・・建物ユニット

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）一次樋と二次樋と水切りとを備えた排水装置を、建
   物ユニットに据え付けるための据え付け方法であって、
   予め、建物ユニットの組立ライン外で、二次樋の内部に
   一次樋を落し込んで固定すると共に、前記二次樋の側壁
   に水切りを固定して排水装置を組み立て、その後、建物
   ユニットの組立ライン内で、前記排水装置を建物ユニッ
   トに据え付けることを特徴とする排水装置の据付方法。