JPH0464328A - オゾン脱臭装置付便座 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオゾン脱臭装置付便座、特にそのオゾン発生量
を最適に制御するための手段に関するものである。

〔従来の技術〕

便器内の悪臭を除くための従来のファンによる換気や活
性炭などの脱臭／吸着剤等の使用は、その脱臭効果や保
守上等の理由から、最近は、これらに代えてオゾン発生
器を備え、オゾンにより臭気分子を分解させる方式の便
座か使用されるようになった。

それに伴い、この種の便座や脱臭装置に関する諸改良提
案か、例えば実開昭６２−９４４０号公報（以下、第１
引用例という）、実開昭６２−３０８４３号公報（第２
引用例という）及び特開昭６３−２２９０１５号公報（
第３引用例という）等に開示されている。

いずれも図示詳細説明は省略するが、上記第１引用例は
、脱臭装置のオゾン反応室に整流板を配設する考案であ
り、第２引用例は、オゾン発生装置のオゾン発生量及び
高圧／低圧電極間の距離を規制すると共に、脱臭装置の
空気流入孔と空気流出孔との間のオゾン分解装置を通過
する空気速度を規制するようにした考案である。また、
第３引用例は、人体を検知してオゾンを発生させると共
に、便器の周囲に多数のオゾン放出口を形成した構成に
関するものである。

〔発明が解決しようとする課題］ しかしなから、従来のこの種の脱臭装置及び上記改良提
案冬用用例にあっては、いずれもオゾンの発生量そのも
のを調整することかできないため、例えば温度、湿度等
の環境条件の変化に伴ってオゾン発生量が変化してしま
う。すなわち、環境温度が低いときは、オゾン発生用電
極か放電し易くなるため、オゾンか必要以上に発生ずる
ため、人体への有害度か増し、安全上好ましくない。ま
た、逆に環境温度や湿度が高いときは上記電極が放電し
難くなるためオゾン発生量が低下し、脱臭効果の低］に
つながるという問題点かあった。

本発明は、以上のような従来のこの種の便座における問
題点にかんがみてなされたもので、脱臭可能範囲内の人
体の存在を検知すると共に、温度や湿度等の環境条件の
変化にかかわらずオゾン濃度を最適に保ち、人体に安全
でかつ脱臭効果の大きいこの種の便座の提供を目的とし
てｌ／）る。

〔課題を解決するだめの手段〕 このため、この発明においては、この袖のオゾン脱臭装
置付便座に、脱臭可能領域内の人体の存在を検知するだ
めの人体検知手段と、環境温度及び／または湿度検知手
段と、首記人体検知ｆ４段からの出力信号により脱臭手
段のオゾン発生手段を駆動するためのパルス波を出力す
ると共に５前記温度及び／または湿度検知手段からの出
力信号により、前記パルス波の波形を変化させるよう構
成した制御手段とを備えるよう構成することにより、前
記目的を達成しようとするものである。

〔作用〕

以上のような本発明構成により、例えば温度。

湿度等の周囲環境条件か変化してもそれに対応して最適
のオゾン濃度を得ることかできるため人体に安全で、か
つ効果的な脱臭作用を期待することかできる。

〔実施例〕

以下に、本発明を実施例に基ついて説明する。

第２図に、本発明に係るオゾン脱臭装置付便座の一実施
例の構成概要平面図、第１図に、その制御ブロック図を
示す。

第２図において、１は、便座２Ｆ部の便座２１の後部の
ケース１１内に設けられた脱臭装置で、第１図のマイク
ロコンピュータを利用した制御部４からの出力信号によ
りオン／オフし、モータ１３ａにより駆動されるファン
１３により、ケース１１に設けられた吸込口１ｆａより
臭気を吸入し、吹出口ｆｌｂから脱臭空気を排出する。

また、制御部４は、人体検知部３からの出力信号を受け
ると、後述する環境値により決定された所定波形のパル
ス波７を発生して脱臭装置１のオゾン発生部１２を駆動
する。

吸込口１１ａより吸入された臭気分子中のある種の構造
の繊素や窒素Ｎ分子は、オゾン発生装置１２の電極１２
ａの放電により酸素ｏ２より転化されたオゾン０３に接
触して分解されて脱臭される。

また、１４は、空気吹出口１１ｂの直前に配設された触
媒で、未反応のオゾンを分解すると共に、残存する臭気
を表面に吸着してオゾンとの反応を完結させる機能を有
する。

３は人体検出部で、この便座２１を使用する人の存在を
検知するためのセンサを有し、その形態は、マイクロス
イッチ等による体重検知形のほか、赤外線遮断形もしく
は反射形その他種々の形式のものであってもよく、人体
の存在を検出したとき検出信号を制御部４に出力して脱
臭手段１をパルス波７により駆動させる。

なお図中、２２はヒンジ２２ａを有する便座ふたをボす
。

本実施例の特徴は、第１図の制御には環境温度検知手段
５及び／または湿度検知手段６を備え、これらの環境値
により、マイクロコンピュータを用いた制御部４で、脱
臭装置１のオゾン発生装置１２から発生するオゾン濃度
を所定値にするための前記パルス波７の波形、すなわち
、パルス周期及びパルス幅を決定するように構成したこ
とにある。

第３図に、オゾン発生装置１２のオゾン発生用回路図で
ある。ＤＣは直流電源、Ｔはトランス、Ｔｒはトランジ
スタ、ＯＺはセラミックオゾナイザを示す。曲屈制御部
４からのパルス１８号７はトランジスタＴｒのヘース？
ＳＭＢに人力されてオゾナイザ０２を駆動する。

第４図に、以上の人力パルス７波形と、トランジスタＴ
ｒのエミッタ電極Ｅとコレクタ主棒Ｃ間の出力電圧波形
（パルス幅Ｐｗ−周期Ｐｆ）との関係を示すタイミンク
チャートの一例を示す。

すなわち、パルス幅Ｐｗの長／短によって、オゾナイザ
Ｏ７のオゾン発生量はそれぞれ増／減するか、たたし波
形のパルス幅Ｐｗか大きすきると、トランスＴの容量を
超過してオゾン発生量は減少する。

また、波形のパルス周期Ｐｆが変化すると、放電回数が
変化するため、オゾン発生量が変化し、パルス周期Ｐｆ
の大／小によってオゾン発生量はそれぞれ増／減する。

本実施例においては、脱臭手段１の上記オゾナイザ０２
駆動特性を利用して、予め、所定の環境温度／湿度に対
応した適正な発生オゾン濃度を得るための人力パルス７
波形のパルス幅Ｐｗ、周期Ｐｆの標準値を決定しておき
、これをマイクロコンピュータを用いた制御部４に格納
／記憶させ、その時の温度／湿度検知手段５／６からの
入力に対応して、制御部４において前記各標準値と比較
してそれぞわの適正値を決定するようにしだものである
。

以上のように、脱臭装置１の中央部からファン１３によ
り吸引された臭気は、上記のように制御されたオゾン発
生装置１２から出たオゾンと混合され、触媒１４を通し
て排圧される。

（効果） もしも従来のように、オゾナイザＯＺへの入力か同じ波
形のパルスで同し電圧である場合には、環境温度や湿度
に影響されてオゾン発生量が大きく変化するための、本
実施例のようにこの種の環境条件に応してオゾン濃度を
一定に保てば、人体に安全でかつ効果的な脱臭を実現す
ることができる。

また、その時の温度や湿度の影響て悪臭かひとくなるよ
うな場合には、その温度や湿度に応した適切なオゾン濃
度にすることによって、効果的な脱史か可能となる。

さらに臭いセンサと組合わせて、臭いの強さに合わせて
イオン濃度を調整することもでき、また、オゾンセンサ
と組合わせることによって、オゾン発生装置か静時的に
劣化してオゾン発生量が低下する傾向を補償するように
応用することも可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、その時の環境温
度、湿度に応して、オゾン発生装置からのオゾンの発生
量を最適化し得るよう構成したため、人体に安全でかつ
効果的な便座用の脱臭装置を提供することができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係るオゾン脱臭装置付便座の一実施
例の制御ブロック図、第２図は、四ト便座の構成概要平
面図、第３図は、そのオゾン発生用回路図、第４図は、
その人カバルス波形とトランジスタ出力電圧波形とのタ
イミングチャートの例である。 １・・・・・・脱臭装置 ３・・・・・・人体検出部 ４・・・・・・制御部 ５・・・・・・温度検知手段 ６・・・・・・湿度検知手段 ７・・・・・・入カバルス信号 ２１・・・・・・便座 ＯＺ・・・…セラミックオゾナイザ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 脱臭可能領域内の人体の存在を検知するための人体検知
   手段と、環境温度及び／または湿度検知手段と、前記人
   体検知手段からの出力信号により脱臭手段のオゾン発生
   手段を駆動するためのパルス波を出力すると共に、前記
   温度及び／または湿度検知手段からの出力信号により、
   前記パルス波の波形を変化させるよう構成した制御手段
   とを備えたことを特徴とするオゾン脱臭装置付便座。