JPH0462770A - 硬銅製ジャンパー軸部材を有するチップ型ジャンパー部品およびその製造方法 - Google Patents
硬銅製ジャンパー軸部材を有するチップ型ジャンパー部品およびその製造方法Info
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- JPH0462770A JPH0462770A JP2174127A JP17412790A JPH0462770A JP H0462770 A JPH0462770 A JP H0462770A JP 2174127 A JP2174127 A JP 2174127A JP 17412790 A JP17412790 A JP 17412790A JP H0462770 A JPH0462770 A JP H0462770A
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Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、回路基板に形成された導体パターンを跨いて
導体どうしを短絡接続する際に使用する硬銅製ジャンパ
ー軸部材を有するチップ型ジャンパー部品およびその製
造方法に関するものである。
導体どうしを短絡接続する際に使用する硬銅製ジャンパ
ー軸部材を有するチップ型ジャンパー部品およびその製
造方法に関するものである。
近年、回路基板に形成された導体パターンを跨いで導体
とうしを短絡接続するジャンパー線は、接続作業に手間
がかかるために、チップ型として、抵抗あるいはコンデ
ンサと同様にマウンタを用いて回路基板に装着するよう
になってきた。
とうしを短絡接続するジャンパー線は、接続作業に手間
がかかるために、チップ型として、抵抗あるいはコンデ
ンサと同様にマウンタを用いて回路基板に装着するよう
になってきた。
第2図ないし第4図を参照しつつ従来例におけるチップ
型ジャンパー部品を説明する。
型ジャンパー部品を説明する。
第2図において、印刷配線板11に形成されている導体
12を跨いて電極ランド13と13’とを接続したチッ
プ型ジャンパー部品14か図示されている。当該チップ
型ジャンパー部品14は、ジャンパー導体15の両端部
に、キャップ電極16が嵌め込まれている。そして、ジ
ャンパー導体15の両端部に嵌め込まれたキャップ電極
16は、印刷配線板11に形成されている電極ランド1
3および13’に、はんだ18によりはんだ付けされる
。また、ジャンパー導体15の中央周面部には、絶縁被
膜17か形成されており、チップ型ジャンパー部品14
か跨いでいる導体12に短絡しないようになっている。
12を跨いて電極ランド13と13’とを接続したチッ
プ型ジャンパー部品14か図示されている。当該チップ
型ジャンパー部品14は、ジャンパー導体15の両端部
に、キャップ電極16が嵌め込まれている。そして、ジ
ャンパー導体15の両端部に嵌め込まれたキャップ電極
16は、印刷配線板11に形成されている電極ランド1
3および13’に、はんだ18によりはんだ付けされる
。また、ジャンパー導体15の中央周面部には、絶縁被
膜17か形成されており、チップ型ジャンパー部品14
か跨いでいる導体12に短絡しないようになっている。
なお、上記チップ型ジャンパー部品14を印刷配線板1
1に取り付ける際に、図示されていないマンウタが他の
抵抗あるいはコンデンサと同様に扱える。
1に取り付ける際に、図示されていないマンウタが他の
抵抗あるいはコンデンサと同様に扱える。
第3図(イ)および(ロ)図示のチップ型ジャンパー部
品は、セラミック素体21から形成されたものである。
品は、セラミック素体21から形成されたものである。
たとえば、アルミナ等を主成分とした均一な径と適当な
長さとを有する円柱形のセラミック素体21を作る。そ
の後、上記セラミック素体21の表面に無電解銅メツキ
と電解銅メツキとを施して円柱形導体22とする。当該
円柱形導体22の両端部には、キャップ電極24が嵌合
される。そして、キャップ電極24が嵌合されていない
中央周面部には、絶縁被膜23が被覆される。
長さとを有する円柱形のセラミック素体21を作る。そ
の後、上記セラミック素体21の表面に無電解銅メツキ
と電解銅メツキとを施して円柱形導体22とする。当該
円柱形導体22の両端部には、キャップ電極24が嵌合
される。そして、キャップ電極24が嵌合されていない
中央周面部には、絶縁被膜23が被覆される。
また、その他の従来例が第4図(イ)ないしくハ)に図
示されている。
示されている。
第4図(イ)図示チップ型ジャンパー部品は、実公平1
−19815号公報に示されるように、ソリッド状導電
体31の両端面および各端面に連続する両端部周側面に
、はんだメツキ層32.32′か形成され、前記ソリッ
ド状導電体31の周側面における再被覆層32および3
2′間に耐熱性絶縁層33か設けられている。
−19815号公報に示されるように、ソリッド状導電
体31の両端面および各端面に連続する両端部周側面に
、はんだメツキ層32.32′か形成され、前記ソリッ
ド状導電体31の周側面における再被覆層32および3
2′間に耐熱性絶縁層33か設けられている。
第4図(ロ)図示チップ型ジャンパー部品は、たとえば
、円柱形導体に小径導体部34と大径導体部35とを形
成し、大径導体部35にキャップ電極36を嵌合し、小
径導体部34の下で他の導体を跨ぐようにしたものであ
る。
、円柱形導体に小径導体部34と大径導体部35とを形
成し、大径導体部35にキャップ電極36を嵌合し、小
径導体部34の下で他の導体を跨ぐようにしたものであ
る。
第4図(ハ)図示チップ型ジャンパー部品は、電極部3
8を有する軸導体37が絶縁筒体40の貫通孔41の一
方から挿入されて、他端に電極部39が接続される。
8を有する軸導体37が絶縁筒体40の貫通孔41の一
方から挿入されて、他端に電極部39が接続される。
しかし、第2図(イ)および(ロ)、第3図(ロ)ある
いは第4図(ロ)図示のようにキャップ電極をジャンパ
ー導体に嵌合させるタイプのものは、そのための作業か
複雑で手間かかかる。すなわち、キャップ電極とジャン
パー導体との嵌合か緩い場合には、電気的および機械的
に問題かあり、嵌合をきつくして電気的および機械的取
付けを解決すると、取付けに時間を要する。特に、チッ
プ型ジャンパー部品か小型化していくと、組立の高速化
が困難になる。
いは第4図(ロ)図示のようにキャップ電極をジャンパ
ー導体に嵌合させるタイプのものは、そのための作業か
複雑で手間かかかる。すなわち、キャップ電極とジャン
パー導体との嵌合か緩い場合には、電気的および機械的
に問題かあり、嵌合をきつくして電気的および機械的取
付けを解決すると、取付けに時間を要する。特に、チッ
プ型ジャンパー部品か小型化していくと、組立の高速化
が困難になる。
第3図(イ)および(ロ)図示のごときチップ型ジャン
パー部品は、キャップ電極を嵌合する手間の他に、キャ
ップ電極の表面に銅メツキと錫メツキとを施し、さらに
、製品完成後にその錫メツキを剥離してはんだメツキを
施す必要がある。その上、アルミナ等を主成分とした円
柱形セラミック素体21に無電解銅および電解銅を施さ
ねばならないが、これらの化学的処理は、高速な処理が
てきないだけてなく、処理に使用した廃液等の処理か問
題になる。
パー部品は、キャップ電極を嵌合する手間の他に、キャ
ップ電極の表面に銅メツキと錫メツキとを施し、さらに
、製品完成後にその錫メツキを剥離してはんだメツキを
施す必要がある。その上、アルミナ等を主成分とした円
柱形セラミック素体21に無電解銅および電解銅を施さ
ねばならないが、これらの化学的処理は、高速な処理が
てきないだけてなく、処理に使用した廃液等の処理か問
題になる。
第4図(イ)図示のごときチップ型ジャンパー部品は、
導電性金属からなるソリッド状導電体31の両端周側面
に形成されたはんだメツキ層32.32′か、また当該
両端周側面の間に施された耐熱性絶縁層33か剥離し易
いという欠点を有する。
導電性金属からなるソリッド状導電体31の両端周側面
に形成されたはんだメツキ層32.32′か、また当該
両端周側面の間に施された耐熱性絶縁層33か剥離し易
いという欠点を有する。
第4図(ロ)図示のごときチップ型ジャンパー部品は、
円柱形導体の一部を切削したり、あるいは延伸して細い
小径導体部34からなるチップ型ジャンパー部品を形成
する。このようなチップ型ジャンパー部品は、製造に手
間がかかり、自動化が困難である。
円柱形導体の一部を切削したり、あるいは延伸して細い
小径導体部34からなるチップ型ジャンパー部品を形成
する。このようなチップ型ジャンパー部品は、製造に手
間がかかり、自動化が困難である。
さらに、第4図(ハ)図示のチップ型ジャンパー部品は
、跨ぐ導体との耐圧を高めるために、絶縁筒体40で細
導体37を被覆しているか、電極部38を有する細導体
37の形成、当該軸導体37と絶縁筒体40の嵌合、お
よび電極部39と細導体37の接続等に手間かかかり問
題を有した。
、跨ぐ導体との耐圧を高めるために、絶縁筒体40で細
導体37を被覆しているか、電極部38を有する細導体
37の形成、当該軸導体37と絶縁筒体40の嵌合、お
よび電極部39と細導体37の接続等に手間かかかり問
題を有した。
以上のような問題を解決するために、本発明は、硬銅製
ジャンパー軸部材にメツキ処理工程を必要とせずに、耐
熱および耐電圧に適した硬銅製ジャンパー軸部材を有す
るチップ型ジャンパー部品を提供することを目的とする
。
ジャンパー軸部材にメツキ処理工程を必要とせずに、耐
熱および耐電圧に適した硬銅製ジャンパー軸部材を有す
るチップ型ジャンパー部品を提供することを目的とする
。
また、本発明は、硬銅製ジャンパー軸部材か筒型絶縁体
の貫通孔に挿入し易く、外部電極との接続か確実に行え
る硬銅製ジャンパー軸部材を有するチップ型ジャンパー
部品の製造方法を提供することを目的とする。
の貫通孔に挿入し易く、外部電極との接続か確実に行え
る硬銅製ジャンパー軸部材を有するチップ型ジャンパー
部品の製造方法を提供することを目的とする。
以上のような問題を解決するために、本発明の硬銅製ジ
ャンパー軸部材を有するチップ型ジャンパー部品は、貫
通孔を有する筒型絶縁体と、当該筒型絶縁体の貫通孔に
遊挿され、その一端に膨出部を有する硬銅製ジャンパー
軸部材と、当該硬銅製ジャンパー軸部材の一端に設けら
れた膨出部および他端にそれぞれ接続された外部電極と
から構成される。
ャンパー軸部材を有するチップ型ジャンパー部品は、貫
通孔を有する筒型絶縁体と、当該筒型絶縁体の貫通孔に
遊挿され、その一端に膨出部を有する硬銅製ジャンパー
軸部材と、当該硬銅製ジャンパー軸部材の一端に設けら
れた膨出部および他端にそれぞれ接続された外部電極と
から構成される。
また本発明の硬銅製ジャンパー軸部材を有するチップ型
ジャンパー部品は、前記硬銅製ジャンパー軸部材の表面
か梨地状粗面で、かつ、その端部角部か丸く形成される
ように構成される。
ジャンパー部品は、前記硬銅製ジャンパー軸部材の表面
か梨地状粗面で、かつ、その端部角部か丸く形成される
ように構成される。
本発明の硬銅製ジャンパー軸部材を有するチップ型ジャ
ンパー部品の製造方法は、硬銅製棒体を所定の長さに切
り出す第1工程と、当該硬銅製棒体の一端に膨出部を形
成して硬銅製ジャンパー軸部材とする第2工程と、前記
硬銅製ジャンパー軸部材か遊挿し得る内径の貫通孔を有
する筒型絶縁体を形成する第3工程と、当該筒型絶縁体
の貫通孔に前記硬銅製ジャンパー軸部材を遊挿する第4
工程と、硬銅製ジャンパー軸部材の両端に外部電極を接
続する第5工程とから構成される。 また、本発明の硬
銅製ジャンパー軸部材を有するチップ型ジャンパー部品
の製造方法は、前記第2工程にバレル加工を加えるよう
に構成される。
ンパー部品の製造方法は、硬銅製棒体を所定の長さに切
り出す第1工程と、当該硬銅製棒体の一端に膨出部を形
成して硬銅製ジャンパー軸部材とする第2工程と、前記
硬銅製ジャンパー軸部材か遊挿し得る内径の貫通孔を有
する筒型絶縁体を形成する第3工程と、当該筒型絶縁体
の貫通孔に前記硬銅製ジャンパー軸部材を遊挿する第4
工程と、硬銅製ジャンパー軸部材の両端に外部電極を接
続する第5工程とから構成される。 また、本発明の硬
銅製ジャンパー軸部材を有するチップ型ジャンパー部品
の製造方法は、前記第2工程にバレル加工を加えるよう
に構成される。
ジャンパー軸部材は、硬銅からなる棒状体を所望の形状
に形成される。軟鋼に比べて硬銅製ジャンパー軸部材の
方が、高速で切断加工か可能である。そして、硬銅製ジ
ャンパー軸部材の一端に膨出部が形成される。一方、筒
型絶縁体は、たとえば、セラミック等の焼結体からなり
、耐熱あるいは耐電圧に優れている。また、上記筒型絶
縁体は、前記硬銅製ジャンパー軸部材の外径より大きく
多少の間隔を持って遊挿てきる大きさの貫通孔か形成さ
れている。したかって、硬銅製ジャンパー軸部材を筒型
絶縁体に挿入する際に、容易であるたけてなく、硬銅製
ジャンパー軸部材の膨出部で仮固定かできるから取付は
作業中に脱落することはない。
に形成される。軟鋼に比べて硬銅製ジャンパー軸部材の
方が、高速で切断加工か可能である。そして、硬銅製ジ
ャンパー軸部材の一端に膨出部が形成される。一方、筒
型絶縁体は、たとえば、セラミック等の焼結体からなり
、耐熱あるいは耐電圧に優れている。また、上記筒型絶
縁体は、前記硬銅製ジャンパー軸部材の外径より大きく
多少の間隔を持って遊挿てきる大きさの貫通孔か形成さ
れている。したかって、硬銅製ジャンパー軸部材を筒型
絶縁体に挿入する際に、容易であるたけてなく、硬銅製
ジャンパー軸部材の膨出部で仮固定かできるから取付は
作業中に脱落することはない。
硬銅製ジャンパー軸部材を筒型絶縁体の貫通孔に遊挿し
た後には、硬銅製ジャンパー軸部材および筒型絶縁体の
両端部に、導電性塗料か塗布され、さらに、はんだメツ
キか施されて、外部電極か形成される。導電性塗料を塗
布する際に、当該塗料の一部は、硬銅製ジャンパー軸部
材と筒型絶縁体の貫通孔との隙間に入り込み、両者の取
付は強度を強くする。
た後には、硬銅製ジャンパー軸部材および筒型絶縁体の
両端部に、導電性塗料か塗布され、さらに、はんだメツ
キか施されて、外部電極か形成される。導電性塗料を塗
布する際に、当該塗料の一部は、硬銅製ジャンパー軸部
材と筒型絶縁体の貫通孔との隙間に入り込み、両者の取
付は強度を強くする。
硬銅製ジャンパー軸部材をバレル加工してその表面を梨
地状粗面に、あるいはその端部の角部を丸くしたので、
硬銅製ジャンパー軸部材を筒型絶縁体に挿入する際の作
業か迅速にでき、また、硬銅製ジャンパー軸部材の搬送
および整列が高速にてきる。
地状粗面に、あるいはその端部の角部を丸くしたので、
硬銅製ジャンパー軸部材を筒型絶縁体に挿入する際の作
業か迅速にでき、また、硬銅製ジャンパー軸部材の搬送
および整列が高速にてきる。
第1図(イ)ないしくハ)を参照しつつ本発明における
硬銅製ジャンパー軸部材を有するチップ型ジャンパー部
品について説明する。第1図(イ)は硬銅製ジャンパー
軸部材を有するチップ型ジャンパー部品の長手方向断面
図、第1図(ロ)は同じく横断面図、第1図(ハ)は角
型の場合の横断面図を示す。
硬銅製ジャンパー軸部材を有するチップ型ジャンパー部
品について説明する。第1図(イ)は硬銅製ジャンパー
軸部材を有するチップ型ジャンパー部品の長手方向断面
図、第1図(ロ)は同じく横断面図、第1図(ハ)は角
型の場合の横断面図を示す。
第1図において、硬銅からなる丸棒状体を所望の寸法に
高速切断して硬銅製ジャンパー軸部材1を形成する。当
該硬銅製ジャンパー軸部材Iの一端部には押圧により膨
出部2を形成する。硬銅製ジャンパー軸部材lの上記加
工は、軟鋼に比べて高速にできるので生産性が高い。
高速切断して硬銅製ジャンパー軸部材1を形成する。当
該硬銅製ジャンパー軸部材Iの一端部には押圧により膨
出部2を形成する。硬銅製ジャンパー軸部材lの上記加
工は、軟鋼に比べて高速にできるので生産性が高い。
また、硬銅製ジャンパー軸部材lは、珪石あるいは珪砂
等の研磨材と共に容器に入れて回転あるいは振動か加え
られる。すなわち、硬銅製ジャンパー軸部材lにバレル
加工を施すと、その表面には梨地状粗面が形成され、表
面積を増大する。さらに、硬銅製ジャンパー軸部材1の
端部の角か丸くなり、硬銅製ジャンパー軸部材lを後述
の円筒型絶縁体3に挿入する際の作業か簡単であるだけ
てなく、搬送および整列等において、相互にぶつかり合
ってもラインから飛び出さない。したかって、硬銅製ジ
ャンパー軸部材1は、高速生産に適した形状に形成され
る。
等の研磨材と共に容器に入れて回転あるいは振動か加え
られる。すなわち、硬銅製ジャンパー軸部材lにバレル
加工を施すと、その表面には梨地状粗面が形成され、表
面積を増大する。さらに、硬銅製ジャンパー軸部材1の
端部の角か丸くなり、硬銅製ジャンパー軸部材lを後述
の円筒型絶縁体3に挿入する際の作業か簡単であるだけ
てなく、搬送および整列等において、相互にぶつかり合
ってもラインから飛び出さない。したかって、硬銅製ジ
ャンパー軸部材1は、高速生産に適した形状に形成され
る。
なお、バレル加工に使用する前記珪石あるいは珪砂等か
らなる研磨材の種類あるいはその粒径は、後述の導電性
紛糾等の条件によって異なる。硬銅は軟鋼に比べて適度
の硬さを有するため、バレル加工に使用する研磨材とそ
の粒径を適度に選ぶことによりその表面積は大きくなり
、導電性塗料層の接着力が適度に強(できる。
らなる研磨材の種類あるいはその粒径は、後述の導電性
紛糾等の条件によって異なる。硬銅は軟鋼に比べて適度
の硬さを有するため、バレル加工に使用する研磨材とそ
の粒径を適度に選ぶことによりその表面積は大きくなり
、導電性塗料層の接着力が適度に強(できる。
次に、円筒型絶縁体3は、たとえば、アルミナ等のセラ
ミックからなり、その中央に貫通孔4が形成されている
。当該貫通孔4は、前記硬銅製ジャンパー軸部材1を挿
入した際に隙間を有する程度の大きさとする。したかっ
て、硬銅製ジャンパー軸部材1を円筒型絶縁体3に挿入
する作業が容易である。
ミックからなり、その中央に貫通孔4が形成されている
。当該貫通孔4は、前記硬銅製ジャンパー軸部材1を挿
入した際に隙間を有する程度の大きさとする。したかっ
て、硬銅製ジャンパー軸部材1を円筒型絶縁体3に挿入
する作業が容易である。
その後、硬銅製ジャンパー軸部材1と円筒型絶縁体3と
の両端には、外部電極5.6を形成する導電性紛糾が塗
布され、さらに、はんたメツキが施される。当該導電性
塗料層を施す際に、前記膨出部2あるいはバレル加工に
より形成された梨地状粗面が両者の結合面積を増大して
取付は強度を向上する。また、硬銅製ジャンパー軸部材
lと円筒型絶縁体3の貫通孔4との間に形成される隙間
に導電性紛糾か入り込み、さらに、両者の結合強度を上
げることができる。
の両端には、外部電極5.6を形成する導電性紛糾が塗
布され、さらに、はんたメツキが施される。当該導電性
塗料層を施す際に、前記膨出部2あるいはバレル加工に
より形成された梨地状粗面が両者の結合面積を増大して
取付は強度を向上する。また、硬銅製ジャンパー軸部材
lと円筒型絶縁体3の貫通孔4との間に形成される隙間
に導電性紛糾か入り込み、さらに、両者の結合強度を上
げることができる。
第1図(ハ)には角筒型絶縁体7と硬銅製ジャンパー軸
部材9とが共に角型のものを示している。
部材9とが共に角型のものを示している。
第1図(ハ)の場合にも、形状か異なるだけで製造方法
および完成品の作用には変わりがない。
および完成品の作用には変わりがない。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものではない。そして、特許請求の範
囲に記載された本発明を逸脱することがなければ、種々
の設計変更を行うことが可能である。
施例に限定されるものではない。そして、特許請求の範
囲に記載された本発明を逸脱することがなければ、種々
の設計変更を行うことが可能である。
たとえば、本発明の実施例は、硬銅製ジャンパー軸部材
と筒型絶縁体の両方が丸型あるいは角型について説明し
たか、本発明は、上記いずれか一方を丸あるいは角型に
したり、あるいは丸および角型以外の形状にすることも
可能である。
と筒型絶縁体の両方が丸型あるいは角型について説明し
たか、本発明は、上記いずれか一方を丸あるいは角型に
したり、あるいは丸および角型以外の形状にすることも
可能である。
本発明によれば、硬銅を用いてジャンパー軸部材とした
ので、硬銅の棒部材の切削およびバレル加工が高速で行
えると共に、硬銅製ジャンパー軸部材を筒型絶縁体の貫
通孔より細くしたので、硬銅製ジャンパー軸部材の挿入
作業が容易で迅速に行えるようになった。
ので、硬銅の棒部材の切削およびバレル加工が高速で行
えると共に、硬銅製ジャンパー軸部材を筒型絶縁体の貫
通孔より細くしたので、硬銅製ジャンパー軸部材の挿入
作業が容易で迅速に行えるようになった。
また、本発明によれば、硬銅製ジャンパー軸部材をバレ
ル加工して梨地状粗面に形成したり、あるいは膨出部を
形成したので、外部電極としての導電性塗料層およびは
んだメツキ層か強力に接着てきる。また、バレル加工に
より硬銅製ジャンパー軸部材の端部を丸く形成するので
、高速搬送あるいは整列中の動きを滑らかにして信頼性
と生産性とを同時に向上させることができた。
ル加工して梨地状粗面に形成したり、あるいは膨出部を
形成したので、外部電極としての導電性塗料層およびは
んだメツキ層か強力に接着てきる。また、バレル加工に
より硬銅製ジャンパー軸部材の端部を丸く形成するので
、高速搬送あるいは整列中の動きを滑らかにして信頼性
と生産性とを同時に向上させることができた。
さらに、本発明によれば、硬銅製ジャンパー軸部材と貫
通孔との間に隙間か生じるように形成されているので、
外部電極を形成する際の導電性塗料はこの中に入り込み
、両者の取付は強度を向上させる。
通孔との間に隙間か生じるように形成されているので、
外部電極を形成する際の導電性塗料はこの中に入り込み
、両者の取付は強度を向上させる。
1 ・ ・
2 ・ ・
3 ・ ・
4 ・ ・
5 ・ ・
6 ・ ・
7 ・ ・
8 ・ ・
9 ・ ・
10、
硬銅製ジャンパー軸部材
膨出部
円筒型絶縁体
貫通孔
外部電極
外部電極
角筒型絶縁体
貫通孔
硬銅製ジャンパー軸部材
0′ ・・・外部電極
第1図(イ)ないしくハ)は本発明におけるチップ型ジ
ャンパー部品説明図、第2図(イ)および(ロ)は従来
例におけるチップ型ジャンパー部品取付は説明図、第3
図(イ)および(ロ)は従来例におけるチップ型ジャン
パー部品説明図、第4図(イ)ないしくハ)は従来例に
おける他のチップ型ジャンパー部品説明図である。 H酢1台剰本3 貫通孔4 硬洞製ジャンパ→−41 第2図 (イ) 本発明におけるチップ型ジャンパーf、m月図第1図 従末伊μこIするチップ型ンヤンパ一部a説男図第3図
ャンパー部品説明図、第2図(イ)および(ロ)は従来
例におけるチップ型ジャンパー部品取付は説明図、第3
図(イ)および(ロ)は従来例におけるチップ型ジャン
パー部品説明図、第4図(イ)ないしくハ)は従来例に
おける他のチップ型ジャンパー部品説明図である。 H酢1台剰本3 貫通孔4 硬洞製ジャンパ→−41 第2図 (イ) 本発明におけるチップ型ジャンパーf、m月図第1図 従末伊μこIするチップ型ンヤンパ一部a説男図第3図
Claims (4)
- (1)貫通孔4、8を有する筒型絶縁体3、7と、当該
筒型絶縁体3、7の貫通孔4、8に遊挿され、その一端
に膨出部2を有する硬銅製ジャンパー軸部材1、9と、
当該硬銅製ジャンパー軸部材1、9の一端に設けられた
膨出部2および他端にそれぞれ接続された外部電極5、
6、10、10′と、を備えたことを特徴とする硬銅製
ジャンパー軸部材を有するチップ型ジャンパー部品。 - (2)前記硬銅製ジャンパー軸部材1、9の表面が梨地
状粗面で、かつ、その端部角部が丸く形成されているこ
とを特徴とする請求項(1)記載の硬銅製ジャンパー軸
部材を有するチップ型ジャンパー部品。 - (3)硬銅製棒体を所定の長さに切り出す第1工程と、
当該硬銅製棒体の一端に膨出部2を形成して硬銅製ジャ
ンパー軸部材1、9とする第2工程と、前記硬銅製ジャ
ンパー軸部材1、9が遊挿し得る内径の貫通孔4、8を
有する筒型絶縁体3、7を形成する第3工程と、当該筒
型絶縁体3、7の貫通孔4、8に前記硬銅製ジャンパー
軸部材1、9を遊挿する第4工程と、硬銅製ジャンパー
軸部材1、9の両端に外部電極5、6、10、10′を
接続する第5工程と、からなることを特徴とする硬銅製
ジャンパー軸部材を有するチップ型ジャンパー部品の製
造方法。 - (4)前記第2工程にバレル加工を加えたことを特徴と
する請求項(3)記載の硬銅製ジャンパー軸部材を有す
るチップ型ジャンパー部品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2174127A JP2554951B2 (ja) | 1990-06-30 | 1990-06-30 | 硬銅製ジャンパー軸部材を有するチップ型ジャンパー部品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2174127A JP2554951B2 (ja) | 1990-06-30 | 1990-06-30 | 硬銅製ジャンパー軸部材を有するチップ型ジャンパー部品およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0462770A true JPH0462770A (ja) | 1992-02-27 |
JP2554951B2 JP2554951B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=15973131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2174127A Expired - Fee Related JP2554951B2 (ja) | 1990-06-30 | 1990-06-30 | 硬銅製ジャンパー軸部材を有するチップ型ジャンパー部品およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554951B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9011006B2 (en) | 2004-06-28 | 2015-04-21 | Idemitsu Unitech Co., Ltd. | Bag with chuck tape |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4928156U (ja) * | 1972-06-16 | 1974-03-11 | ||
JPS61259467A (ja) * | 1985-05-13 | 1986-11-17 | 富士通株式会社 | ジヤンパ−チツプ |
JPS6350461U (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-05 |
-
1990
- 1990-06-30 JP JP2174127A patent/JP2554951B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4928156U (ja) * | 1972-06-16 | 1974-03-11 | ||
JPS61259467A (ja) * | 1985-05-13 | 1986-11-17 | 富士通株式会社 | ジヤンパ−チツプ |
JPS6350461U (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-05 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9011006B2 (en) | 2004-06-28 | 2015-04-21 | Idemitsu Unitech Co., Ltd. | Bag with chuck tape |
US9669967B2 (en) | 2004-06-28 | 2017-06-06 | Idemistu Unitech Co., Ltd. | Bag with chuck tape |
US10099819B2 (en) | 2004-06-28 | 2018-10-16 | Idemitsu Unitech Co., Ltd. | Bag with chuck tape |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2554951B2 (ja) | 1996-11-20 |
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