JPH0462728A - ゴム被覆電線の製造方法 - Google Patents

ゴム被覆電線の製造方法

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JPH0462728A
JPH0462728A JP2173605A JP17360590A JPH0462728A JP H0462728 A JPH0462728 A JP H0462728A JP 2173605 A JP2173605 A JP 2173605A JP 17360590 A JP17360590 A JP 17360590A JP H0462728 A JPH0462728 A JP H0462728A
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JP
Japan
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cover
wire
rubber
electric wire
coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP2173605A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoharu Fukunishi
福西 清春
Shoji Kino
城野 昌二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIYO DENSEN KK
Original Assignee
TAIYO DENSEN KK
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Publication date
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ゴム材料の被覆を有する電線、特に多心ケー
ブル等の比較的径の大きい上記電線の製造方法に関する
(従来の技術) 一般に、この種電線のゴム被覆層は、ゴム押出し機等で
被覆施工した段階では未加硫状態であるから、所要のゴ
ム特性を付与するために被覆後に一定の温度圧力条件で
加硫する必要がある。この加硫に缶加硫方式つまり電線
を一定量巻回した形態で缶に入れて高圧水蒸気等にて加
熱・加工する方式を採用する場合、小径の電線ではゴム
被覆を施した状態のままで加硫できるが、加熱途上でゴ
ムの軟化する温度領域を経ることから、大径の電線では
軟化時の自重による変形や偏肉を防止する保形の目的で
ゴム被覆上に鉛被やテープを被覆した形で加硫するのが
普通である。そして、特に鉛被方式は、保形強度が大き
く、またテープ方式のようにゴム層表面に跡形が残る恐
れもなく、用途な制約が少ないという利点がある。
ところで、−船釣に上記鉛被の被覆に使用される被鉛機
は、溶解炉より溶融状態で供給された鉛を円筒形の受槽
内で220°C程度の固化状態となるまで保持した上で
、鉛特有の展延性を利用し、高圧プレスによって走行す
る電線のゴム被覆層を包む込むようにパイプ状に押し出
すものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の鉛被による保形手段では、被鉛機
の鉛が消費される都度に新たな溶融鉛の供給を受けてそ
の固化を持つというバッジ方式であるだめに施工効率が
悪く、しかも被鉛機として水圧等による高圧プレス機構
を備えた大型装置を必要とし、また安定した施工を行う
上で受槽内の船全体の温度を均一にして且つ1バツジの
終了まで一定に保持するための制御機構、ならびに加硫
後の剥離・切断用の強力な装置を必要とすることから、
膨大な設備コストがかかる上にエネルギーコストも高く
付くという難点があり、更には鉛を取扱う上で必然的な
鉛毒による作業者の健康上の問題もあった。
本発明は、上述の事情に鑑み、未加硫ゴム被覆の外側に
保形用被覆槽を設けるにあたり、連続施工が可能であり
、しかも設備コストおよびエネルギーコストが従来の鉛
被による手段に比較して著しく低減し、また毒性の問題
も解消されるゴム被覆電線の製造方法を提供することを
目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明のゴム被覆電線の製造方法は、上記目的を達成す
る手段として、未加硫ゴム被覆を施した電線の表面に、
プラスチック押出し機によって熱可塑性樹脂を被覆した
後、加硫缶内で加熱した上記ゴム被覆を加硫させ、次い
で上記熱可塑性樹脂の被覆層を剥離除去することを特徴
とする構成を採用したものである。
(作 用) 未加硫ゴム被覆層の表面に熱可塑樹脂の被覆を施するこ
とにより、加硫缶内で加熱した際、該樹脂被覆層の外側
からの形状規制によってゴム被覆層の軟化による変形・
偏肉が防止される。しかして、この樹脂被覆は通常の絶
縁被覆施工に使用されるものと同様のプラスチック押出
機にて行えるため、設備コストおよび運転コストは極め
て少なくて済み、既設の絶縁被覆用押出し機の転用およ
び絶縁被覆施工との共用も可能であり、しかも樹脂原料
の供給継続によって連続施工を容易に行える。また、鉛
被に比較して低強度であるから、加硫後の剥離・切断用
として強力装置を必要としない。
上記の熱可塑性樹脂としては、加硫時の加熱(通常14
0’C程度)で溶融および軟化しない硬質ないし半硬質
樹脂材料であれば特に制限なく使用できるが、加工性お
よび強度、コスト等よりポリプロピレンが最適である。
なお、樹脂被覆層の剥離を容易にする目的で、樹脂被覆
前のゴム被覆層表面にタルク粉等の無機質粉末をまぶし
てもよい。
樹脂被覆層の剥離手段としては、加硫後の電線を連続走
行させつつ、該被覆層を半割するように径方向両側から
切り込みないし切り溝を入れ、半割した各帯状体をロー
ル間で巻き込んで剥離する方法が好適である。また、こ
の剥離片は短かく切断して回収し、再び原料として使用
すればよい。
(実施例) 以下、本発明を図示実施例に基づいて具体的に説明する
第1図は移動用ケーブル等に供されるゴム被覆電線1の
加硫処理前の断面を示す。図示の如く、この電線1は、
それぞれ撚線2aに絶縁被覆2bを施した線心2を4本
合わせた外側に、ゴム押出し機等にて未加硫ゴム被覆3
aが設けられており、該被覆後に表面にタルク粉等をま
ぶした上で巻き枠に巻回される。なお、各線心2の絶縁
被覆2bはゴムまたは熱可塑性樹脂を押出し機で被覆し
たものであり、ゴムの場合は被覆後に連続して加硫処理
を施している。
上記電線lは缶加硫によってゴム被覆3aを加硫処理す
るが、その前段階でポリプロピレンの被覆を施す。この
被覆処理は、第2図に示すように、巻き枠4aより電線
1を連続的に繰り出し、プラスチック押出し機5のヘッ
ド5aを通すことにより、ゴム被覆3aの表面に220
〜250°C程度で溶融させたポリプロピレンを被覆し
、次いで冷却槽6を通過させて被覆層を冷却固化させ、
巻き枠4bに巻き取ることによって行われる。第3図は
この被覆処理を経た電線の断面であり、未加硫ゴム被覆
3aの表面にポリプロピレン被覆層7が形成されている
。なお、プラスチック押出し機5は、ヘッド5aが樹脂
押出方向と直交する方向に電線1を通過させるようにな
されており、供給ホンバー5bに原料チップを定期的あ
るいは継続的に供給することによって巻き枠4aの繰り
出しが終了するまで連続して被覆処理を施こせる。
かくしてポリプロピレン被覆層7を設けた電線1が巻回
された巻き枠4bは、第4図の如く台車8に搭載して加
硫缶9内に収容される。そして、この加硫缶9内にスチ
ームを導入して加圧下140°C前後で40分間程度の
加硫処理を施すことにより、ゴム被覆3aが加硫されて
所要の弾性 硬度を有するゴム層3b(第6区参照)に
転化する。しかして、この加硫処理においては、ゴム被
覆3aは加硫に至る前に軟化状態を経ることにつながる
が、その外側が加硫温度で軟化しない硬質のポリプロピ
レン被覆層7で覆われていることにより偏肉・変形を生
しない。
かくして加硫を施した電線1は、次にポリプロピレン被
覆層7を剥離除去して製品とする。この剥離操作は、前
記の巻き枠4bより電線1を連続的に繰り出し、第5図
に示すように半割力・ツタ−10を通してポリプロピレ
ン被覆層7を半割し、続いて両半割帯片7a、7aを各
々一対の剥離ローラ11.11間に巻き込んで剥離し、
この剥離後の電線1を巻き枠(V示略)に巻装させるこ
とによって行われる。そして、剥離した被覆層7の半割
帯片7aはカッター12にて短(切断され、この切断片
7bはソユート13を介して所定の受は箱(図示略)に
回収される。
なお、半割カッター10は、第6図に示すように、電線
1を通過させる筒形のガイド’ l Oaに径方向両側
から中心に向けてねし軸10bが岬挿されており、両ね
じ軸10b、]○bの尖った先端がガイド10aの内側
へ突出して走行する電線1のポリプロピレン被覆層7に
喰い込むことにより、該被覆層7を半割するものであり
、この喰い込み度合を各ねし軸10bの捻回操作で調整
できる。
しかして、この半割カッター10では、被覆層7を完全
に切断する必要はなく、切り溝を入れる程度であっても
次のローラ11.11間への巻き込みによって帯片7a
、7aに分離できる。
本発明で対象とするゴム被覆電線は、例示した移動用ケ
ーブル等に供される複数本の線心の外側にゴム被覆を設
けたものに限らず、コンピュータ用ケーブル、計装ケー
ブル、電カケープル等のように多重の芯部を有して最外
層をゴム被覆とした各種電線、更には中間にゴム層を有
する多重ケーブルの該中間層形成段階の中間製品として
の電線等も包含され、また断面形状が円形のものに限ら
ず、例えばロボット用ケーブルに多用されるような扁平
な電線でもよい。更に、本発明では、熱可塑性樹脂の被
覆層の剥離手段として、第5図で例示した以外の様々な
手段を採用可能である。
(発明特有の効果) 本発明方法によれば、電線の未加硫ゴム被覆の外側に加
硫時の保形用としての被覆層を設けるにあたり、該被覆
層の連続施工が可能であり、しかも従来の鉛被による手
段のような高圧プレスを用いた大型装置を要さず、該被
覆層の剥離も容易であり、上記鉛被手段に比較して設備
コストおよびエネルギーコストが著しく低減され、また
毒性の問題を生しないという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
未加硫ゴム被覆を有する電線の断面図、第2図は熱可塑
性樹脂の被覆行程を示す側面図、第3図は上記樹脂の被
覆層を設けた電線の断面図、第4図は加硫行程を示す縦
断側面図、第5圀は上記被覆層の剥離行程を示す側面図
、第6図は第5回の■−■線の断面図である。 1・・・電線、3a・・・未加硫ゴム被覆、3b・・・
ゴム層(加硫後のゴム被覆)、5・・・プラスチック押
出し機、7・・・ポリプロピレン被覆層(熱可塑性樹脂
の被覆層)、9・・・加硫缶。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  未加硫ゴム被覆を施した電線の表面に、プラスチック
    押出し機によって熱可塑性樹脂を被覆した後、加硫缶内
    で加熱して上記ゴム被覆を加硫させ、次いで上記熱可塑
    性樹脂の被覆層を剥離除去することを特徴とするゴム被
    覆電線の製造方法。
JP2173605A 1990-06-29 1990-06-29 ゴム被覆電線の製造方法 Pending JPH0462728A (ja)

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Cited By (2)

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CN104282398A (zh) * 2014-10-16 2015-01-14 佛山市粤佳信电线电缆有限公司 电线电缆绝缘层自动包覆装置
CN113964716A (zh) * 2021-10-25 2022-01-21 深圳市六胜世纪电子有限公司 一种工业生产用电缆线塑包设备

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JPS62256312A (ja) * 1986-04-30 1987-11-09 昭和電線電纜株式会社 高圧水中モ−タ用巻線の製造方法

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