JPH0462134A - 長期断熱性にすぐれたスチレン系樹脂発泡体の製造方法 - Google Patents

長期断熱性にすぐれたスチレン系樹脂発泡体の製造方法

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JPH0462134A
JPH0462134A JP2167307A JP16730790A JPH0462134A JP H0462134 A JPH0462134 A JP H0462134A JP 2167307 A JP2167307 A JP 2167307A JP 16730790 A JP16730790 A JP 16730790A JP H0462134 A JPH0462134 A JP H0462134A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はスチレン系樹脂発泡体の製造方法に関する。さ
らに詳しくは、オゾン破壊係数が0で樹脂に対する溶解
能の低い蒸発型発泡剤を用いてすくれた断熱性を長期間
有するスチレン系樹脂押出発泡体を製造する方法に関す
る。
(従来の技術) スチレン系樹脂発泡体の製造方法の一つとして溶融樹脂
中に蒸発型発泡剤を添加し、低圧域へ押出すことによっ
て溶融スチレン系樹脂を発泡させる方法が広く採用され
ている。この方法には従来から一般に蒸発型発泡剤とし
てジクロロジフルオロメタン(以下フロン−12という
)、ジクロロテトラフルオロエタン(以下フロン−11
4という)などのフロン類が用いられている。
しかしながら、これらのフロン類は空気中に拡散して成
層圏まで上昇し、オゾン層を破壊して有害な放射線の地
表到達率を上昇せしめ、皮膚癌などの疾病を多発するお
それがあるといわれ、世界的にその使用制限、さらには
全廃などの対策案が打ち出されている。
そこで本発明者らは、発泡剤にプロパン、ブタンなどの
炭化水素系の発泡剤を用い、断熱性能にすぐれた押出発
泡体を得ることを試みたが、プロパンを主発泡剤として
用いた場合には十分に低い熱伝導率を有する押出発泡体
を得ることができなかった。また、n−ブタンを主成分
とする工業用ブタンを主発泡剤として用いた場合には、
気泡が肥大化するなどの現象が見られる他、発泡体中に
おけるブタンの残存率がフロン−12等と比較すると小
さく、すぐれた断熱性能を引き出すまでに至っていない
また、オゾン破壊係数が小さいフロン類としてジフルオ
ロクロロメタン(以下フロン−22という)やオゾン破
壊係数がOのフロン類として1.1−ジフルオロエタン
(以下フロン−152aという)を主発泡剤として用い
た場合には、押出直後には比較的良好な断熱性能を示す
発泡体が得られるが、経時とともに気泡内のフロン−2
2またはフロン152aの残存率が減少し、断熱性能が
大幅に低下するという欠点がある。
また、特公昭57−7175公報に開示された、オゾン
破壊係数が小さいとされる1、1−ジフルオロ−1−ク
ロロエタン(以下、フロン−142bという)を主発泡
剤に用いた場合には、初期の断熱性能は、前記フロン−
22およびフロン−152aを用いた場合よりも良好で
ある。しかしながら、長時間にわたる断熱性保持の面で
熱伝導率の変化率が10%以下であることが望ましいが
、得られた発泡体は、この条件を満足せず、またフロン
−12を用いた場合よりも熱伝導率の変化率が大である
また、1−クロロ−1,2,2,2−テトラフルオロエ
タン(以下、フロン−124という)を主発泡剤として
用いた場合には、上記課題は解決されるが、熱伝導率の
変化率はフロン12とほぼ同等レベルに止まり、また、
フロン−124はわずかながらオゾン層を破壊する可能
性を持つため、オゾン破壊係数がOである発泡剤を用い
て、かつ熱伝導率の変化率がフロン−12と同等以上で
あるようなすぐれた断熱性能を有する発泡体が望まれて
いる。
そこで、本発明者らは上記実情をふまえて鋭意研究を重
ねた結果、スチレン系樹脂にオゾン層を破壊する能力の
全くないLl、1− )リフルオロ−1=フルオロエタ
ン(以下、フロン−134aという)を一定量以上用い
た場合、微細な気泡構造を有するとともに、すく゛れた
断熱性能を有する押出発泡体が得られ、かくして得られ
た押出発泡体は、その熱伝導率が長期間にわたって維持
される可能性が高いという推論に達した。ところが、後
述の通りフロン−134aはスチレン系樹脂に対する溶
解能が小さいため、従来の条件では押出発泡の際にグイ
内でガスの遊離が発生するため、所望する発泡体の発泡
倍率を得るために十分な量だけの量を添加することが不
可能であり、その結果、外観・物性ともに良好な発泡体
を得ることができなかった。
しかも、押出発泡体の製造工程内における樹脂に対する
発泡剤の溶解性現象が解明されていなかったので、こう
した樹脂に対する溶解能が低いガスを用いた場合に、グ
イ内でガスの遊離を生じせしめないための圧力・温度・
滞留時間等の工程因子の設定は、全て実際の押出機を用
いた実験による結果から推定するしか方法がなく、した
がって工程因子の決定までには非常に多くの原材料1時
間。
および労力を必要とする。
これらの状況に加えて、フロン−134aは現在のとこ
ろ大量入手が困難であるために、フロン134aを主発
泡剤として用いてスチレン系樹脂の発泡体を製造するこ
とにより、以上述べたようなすぐれた物性を有する発泡
体が得られる可能性が高いという推論に対して、実際に
実施可能な発泡体の製造における工程因子を十分に検討
することが困難であった。
(本発明が解決しようとする課題) そこで本発明者らは、上記課題の解決にむけて、押出発
泡における発泡剤の溶解現象解明のための実験的評価方
法を開発し、さらに本溶解現象が、気液平衡における気
体の吸収速度の概念によって説明できることを見出し、
1989年8月24日〜25日に行われたプラスチック
成形加工学会第1回年次大会においてその報告を行った
(以下前発表という)。
しかし、前発表における研究結果は、あくまで現象の理
解と発泡剤の溶解現象に関する定性的な研究に止まる。
したがって、前発表における成果のみでは、工程因子の
決定に際しての上記課題を解決するには至らなかった。
そのため本発明者らは、さらに鋭意研究を重ねた結果、
気液平衡における気体の吸収速度の概念に、実在気体の
状態方程式、および難溶性気体の物質移動における浸透
説の概念を導入することにより、押出発泡における発泡
剤の溶解現象を理論的に定量化することに成功した。そ
して、本定量化理論をフロン−1348に代表されるご
とき、ポリスチレンに対する溶解能の低い蒸発型発泡剤
を用いて、例えばスチレン系樹脂の押出発泡体を得る場
合等に適用し、グイ内における発泡剤の遊離を防止する
に十分な溶解速度を得るための工程因子についての定量
的な考察を行い、温度・圧力・滞留時間についての具体
的な条件設定を行った。
さらに、上記理論的考察をもとに、フロン−134aを
主発泡剤とし、これにポリスチレン薄膜に対するガス透
過率が空気と同等以上の値を有する易透過性発泡剤を一
部量加えた押出発泡体の製造実験を行った結果、グイ内
における発泡剤の遊離現象を引き起こすことなしに、所
望の発泡倍率を有し、しかも外観・物性ともに良好な発
泡体を得ることに成功し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明はオゾン破壊能力ををしないがポリスチレ
ンに対する溶解能が小さく、フロン−12未満である蒸
発型発泡剤(以下、uR性発発泡剤略称することがある
。)を主発泡剤として用いてポリスチレン系樹脂を押出
発泡させる際にその平均溶解速度がグイ内における発泡
剤の遊離現象を生じせしめないために十分な値をもつよ
うな圧力・温度・滞留時間条件を見出すことにより地球
環境に対する影響を与えることなく、所望の発泡倍率を
有し、外観・物性ともに良好な押出発泡体を得ることを
目的とするものである。
(課題を解決するための手段) しかして上記目的に適合する本発明の特徴はポリスチレ
ン系1gあたりに対する溶解能が、140℃、10呟f
/cd (ゲージ)の環境下で、1時間に3゜I ×1
0−’モル未満である蒸発型発泡剤をスチレン系樹脂1
gあたり(1/ρ) Xl、7 ×10−’モル以上、
(1/ρ)’ X5.3 ×10−%モル以下(ρは発
泡体密度[g/cm3]を表す)用いて、スチレン系樹
脂を押出発泡させる方法において、後記式(a)を時間
的に積分することにより求められる該蒸発型発泡剤の溶
解量が添加量の95%以上であり、かつ該蒸発型発泡剤
のスチレン系樹脂1gあたりに対する平均溶解速度が1
.OX 10−7mol/sec以上、7.O×10−
’sol/sec以下であるような圧力・温度条件を用
いて発泡体を製造することにある。
C dθ ただし、 C:樹脂1gあたりの樹脂に対する発泡剤の溶解量[g
/g ]C′:樹脂1gあたりの樹脂に対する発泡剤の
溶解度[g/g ]Do:0℃+ la ta+におけ
る発泡剤の樹脂に対する拡散係数[ad/sec ] G :樹脂1gあたりの発泡剤添加量[g/g ]M。
:発泡剤の分子量 P :圧力[kg/cm3] T :温度[K ] 2 ;圧縮係数 ρ6 :樹脂密度[kg/cal] θ:時間[sec ] である。
ここで、上記本発明において、式(、a)を時間的に積
分することにより求められるスチレン系樹脂1gあたり
に対する平均溶解速度が1.O×10−’m。
1/sec以上、6.I ×10−フmol/sec以
下はより好適であり、請求項2記載の発明はこれである
また、上記方法で用いる蒸発型発泡剤の具体例としては
炭素数が2以上であり、かつ分子内に水素原子を1個以
上含むフン化炭化水素が挙げられ、とりわけ1.1.1
− )リフルオロ−2−フルオロエタンを含むことは好
ましく、請求項3,4に記載の発明はこれらを特徴とす
る。
更に請求項5記載の発明は本発明方法により得られる発
泡体の厚みとして10寵〜150鶴のものを製造するこ
とを特徴とする。
次いで、前記本発明の特徴に示された弐(a)に関し以
下に式(a)が導出されるまでの理論的考察を簡単に示
す。ただし、ファイバースコープ観察実験とは、前発表
における発泡剤溶解性の解明実験をさす。ファイバース
コープを押出機に設置し、押出系内の発泡剤ガス塩を直
接観察した実験である。
基礎方程式    一般に気液平衡における気体の吸収
速度の定義式は、 で与えられる。ここでC9Cはそれぞれ溶質の溶解度1
g/g ] 、  θ時までの溶解量[g/g ] 、
には総括物質移動係数[cm/sec] 、^は溶媒1
g当たりにおける溶媒と溶質の接触面積の総和[nf/
g ] 、  ]θは溶媒の密度[瞳/n?]である。
ここで、難溶性ガスの溶解現象において、物質移動が非
定常拡散によって行われると仮定し、拡散係数の圧力・
温度依存性が で表せると仮定すると、 と表せる。ここで、DoはTo (=273.15K)
、Po(=latm)における拡散係数[ci / s
 e c ] 、  ]θは接触時間[sec ]であ
る。
また、プロセス内のガス塩は球であるとし、樹脂1gあ
たりについて考えると、 A=4πr”B  ・・・・・・ ■ V =4/3πr3B・−・−−■ PV=znRT    −−−−−■   −C n=     ・・・・・ ■ G より、 と表せる。ここで、P、Tはそれぞれ圧力[kg/cm
3] 、温度[に]であり、B、Gはそれぞれ樹脂1以
下余白 8あたりのガス塊数[1/g ]および気体添加量[g
/g ] 、Rは気体定数、九は気体の分子量、2は圧
縮係数である。
また、前発表におけるファイバースコープ観察結果より
、CFC−129,5[P)IR]において、B=40
であった。そこで、Bは気体の添加量に比例すると仮定
すると、■、■、■弐より ・ ・ ・ ・ ・■ となる。本発明では0式をEu1er法により離散化し
、各工程因子を適当に近似して代入し、コンピュータを
用いて計算を行った結果を説明する。
以上の通り、押出発泡における難溶性発泡剤の樹脂に対
する溶解現象は、理論的には非常に複雑な式により表現
される。すなわち、実験にあたって、実験者が直観的に
判断を下すのが困難なほど、各工程因子間に複雑な相互
関係があるといえる。
本発明は、このような複雑な現象を理論的に解明するこ
とにより、工程因子の決定を従来の試行錯誤による繁雑
な作業から解放すると同時に、発泡剤としての物性にす
ぐれているにもかかわらず、樹脂に対する溶解性が低い
ために用いることが不可能であった発泡剤を主発泡剤と
して用いた押出発泡体の製造を可能とするものである。
(実施例) 次に本発明の製造法をフロン−134a/スチレン系樹
脂発泡体を製造する場合に適用して具体的に説明すると
、フロン−134aおよびポリスチレン薄膜に対するガ
ス透過率が、空気と同等以上の値を有する易透過性発泡
剤を混合した蒸発型発泡剤を添加して押出発泡する際に
、フロン−1348の添加量が、スチレン系樹脂1gあ
たり(1/ρ)×1゜7 ×10−’モル以上(1/ρ
”) X5.3 ×10−’モル以下(ρは発泡体密度
を表す)とする場合に、式(a)を積分することによっ
て求められる該蒸発型発泡剤の溶解量が添加量の95%
以上、好ましくは96%以上、更に好ましくは97%以
上であり、かつ同じく式(a)を積分することにより求
められる該蒸発型発泡剤の平均熔解速度が1.O×10
−’ +mol/g’ sec以上、7.O×10−’
 w+o1/g−sec以下、好ましくは1.OxlO
−’ mol/g−sec以上、6.I ×10−7m
ol/g−sec以下である場合に、目的とするポリス
チレン基糸樹脂発泡体が得られる。溶解量が添加量の9
5%未満の場合には、ダイ内において発泡剤の遊離現象
が発生するために発泡体の外観、物性が低下し、また溶
解速度が1.OXIOづmol/g・3elC以下では
滞留時間が長過ぎるために発泡体の生産性が低下するた
め好ましくない。また、7.0XIO−’■o1/g−
3ec以上に溶解速度を上げるためには、特に押出系の
昇圧が必要となり、押出系が不安定となるために好まし
くない。
本発明で用いられる発泡剤/樹脂の組合わせは発泡剤が
樹脂に対し難溶性を有するならば特に物質に限定される
ものではないが、たとえばフロン−134a/スチレン
系樹脂等が挙げられる。ここでスチレン系樹脂とは、ポ
リスチレンを初め、スチレンとα−メチルスチレン、無
水マレイン酸、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタ
クリル酸やメタクリル酸エステルなどを共重合したもの
や、ポリスチレンにスチレン・ブタジェンゴム(SBR
)などを適宜添加して改質したもの等をさす。
なお、ポリスチレンに対する溶解能は下記の方法にした
がって測定した。
■ポリステレフ20gを精秤し、200メツシユのステ
ンレス製の金網の中に封入し、耐圧容器(A)に入れ、
140℃に加熱する。
■一方、耐圧容器(B)に液化フロンを封入し、その飽
和蒸気圧が10kgf/cd (ゲージ)となるように
温度を調節する。
■前記耐圧容器(A)および(B)を均圧弁を有する耐
圧バイブで接続したのち、均圧弁を開にする。
■前記耐圧容器(A)および(B)の内圧を耐圧容器(
B)の温度を調節して均圧(約10kgf/d (ゲー
ジ))とし、ポリスチレンに気相状態のフロンを吸収さ
せる。この際、吸収時間は、1時間とする。
■均圧弁を閉止後、耐圧容器(A)を室温まで水冷し、
除圧後ステンレス製金網に封入されたボリスチレンを取
り出し、その重量を計量する。
■上記の結果から、次式にしたがってポリスチレン1g
あたりに対する溶解能(フロン吸収量)を算出する。
[ポリスチレンに対する溶解能(mol) ][(フロ
ン吸吸収重重量−(フロン分子量)]上記の結果、フロ
ン−12、フロン−124およびフロン−134aのポ
リスチレン樹脂1gあたりに対する溶解能は、それぞれ
3.I ×10−’モル、4.3 XlO4モルおよび
2.4 ×10−’モルであり、本発明においては樹脂
に対する溶解性が小さいほど定量化モデルの理論的精度
が向上することから、フロン134aが好適に用いられ
る。
フロン134aの必要添加量は、断熱性の保持能および
発泡体の寸法安定性の面から発泡体の発泡倍率が特定さ
れるため、その所望とする発泡体の発泡倍率、すなわち
発泡体密度に応じて適宜調整される。フロン−1348
の必要添加量は、スチレン系樹脂1gあたり(1/ρ’
) Xl、7 XIO−5モル以上、(1/ρ)  x
5.3 xlO−5モル以下、(ρは発泡体密度Jg/
cJ]を表す)である。かかる必要添加量が(1/ρ)
 Xl、7 ×10−5モル未満では十分な断熱性能を
有する発泡体を得ることが困難であり、また、得られた
発泡体は押出後1〜4日の間に収縮する傾向にあるので
、所望の形状を有する製品を得ることが難しい。また、
(1/ρ)X5.3 X10−’モルをこえる場合には
、得られた発泡体が70℃以上に加熱されたときに寸法
安定性が低下する傾向にあるので好ましくない。
前記フロン−134aと併用される易透過性発泡剤とし
ては種々のものが使用可能であるが、たとえば塩化メチ
ル(ポリスチレン薄膜に対するガス透過率7,3 xl
O−”  [cof−cm/ci ・c+mt1g ・
sec ] L塩化エチル(同1.2 XIOす0[c
+fl−am / cat −cmHg・sec ] 
)等が挙げられるが、本発明はかかる例示にのみ限定さ
れるものではない。前記易透過性発泡剤の必要添加量は
、スチレン系樹脂1gあたり4X10−’モル以上、1
.4 ×10−3モル以下である。
かかる添加量が4X10−’モル未満では、得られる発
泡体の密度が低下しがたくなり、1.4 ×10−3モ
ルをこえる場合には、断熱性能の低下および発泡体の収
縮が発生しやすくなるため好ましくない。
ただし、易透過性発泡剤を併用することは、難溶性発泡
剤の溶解性の改善が行われ、ダイ内におけるガスの遊離
現象が防止された場合に、得られた発泡体の物性をさら
に改善するために行うことであるから、本発明における
発泡体の製造条件の設定に際して、易透過性発泡剤の添
加の有無、および上記必要添加量の範囲内における添加
量の大小が影響をもたらすものではない。
また、本発明においては前記蒸発型発泡剤のほかに必要
に応じてスチレン系樹脂に平均気泡径を調節するための
タルク等の造核剤や滑剤、難燃剤および染料、顔料など
着色剤、ノニオン系界面活性剤のような界面活性剤が、
本発明の目的が阻害されない範囲内で添加されてもよい
前記スチレン樹脂および造核剤、滑剤、難燃剤等の所定
量を調整し、つぎにこれらを押出機中に供給し、これに
前記蒸発型発泡剤の所定量を圧入し、加熱溶融混練させ
、スリットダイ等の発泡装置を介して押出す等の通常の
方法により、たとえば発泡体密度(ρ)が2 xto−
2g、/cff1以上、4,5×10−”g/cJ以下
であり、発泡体の平均気泡径が0.2鶴以上、0.7龍
以下であり、厚さが101m以上、150曹墓以下の板
状のごとき、外観1物性ともに良好なスチレン系樹脂発
泡体が容易に得られる。
なお、前記発泡体密度(ρ)が2 ×10−2g/cr
a未満の場合には断熱性能が低下し、押出直後に発泡体
が収縮する伸向かあり、また4:5’ X 10−2g
/cotをこえる場合には、軽量性に欠き、高価格とな
る点から好ましくない。また、前記平均気泡径が、0゜
2t1未満のもののみから構成されている場合には、得
られる発泡体の密度が低下しがたく、発泡体の厚みを大
きくすることが困難となり、また、0.7鶴をこえる場
合には、得られる発泡体の密度は低下するが、断熱性が
低下するので、0.2〜0.71好ましくは0.3〜0
.5 mの範囲に調節されるのが望ましい。
本発明の製造法によって得られたスチレン系樹脂発泡体
は、軽量であり、しかも長期間にわたって断熱性にすぐ
れたものであり、成層圏のオゾン層を破壊し、地表に到
達する紫外線量を増加せしめて動植物の育成に害を与え
ると指摘されている特定フロンが排除されたものである
ので、たとえば住宅家屋用断熱材などに好適に使用しう
るちのである。
つぎに実験例に基づいて本発明のポリスチレン系樹脂発
泡体の製造法をさらに詳細に説明するが、本発明にかか
る例のみに限定されるものではない。
実験例1〜2および比較例1〜2 ■押出発泡実験 第1図に示す如き押出機(1)、押出機(2)、冷却機
(3)ならびにダイ(4)を並設した装置を用い、押出
機fl)においてスチレン樹脂100gにタルク(平均
粒径6μm)0.5gを配合し混練、溶融すると共に第
1表に示す量の蒸発型発泡剤を圧入し、次いで押出機(
2)、冷却機(3)を経て図に示す測定点■、■、■に
おける各圧力・温度条件として第1表に示す条件を設定
し、ダイ(4)より目開きの間隅が1.8uのスリット
を介して大気圧下に押出発泡し厚さが約5011の板状
のポリスチレン樹脂発泡体を成形した。
かくして得られた発泡体について物性として発泡体密度
、平均気泡径、熱伝導率、熱伝導率の変化率および外観
を夫々下記の方法によって調べた。
(イ)発泡体密度 次式により求めた。
(0)平均気泡径 得られた発泡体の厚さ方向の気泡径を測定し、その平均
値を求めた。
(ハ)熱伝導率 JIS A−9511に準じて測定した。
(ニ) 長期間にわたる断熱性能の保持性の尺度として熱伝導率
の変化率を前記(ハ)で測定した熱伝導率に基づいて下
式より算出した。
以下余白 [熱伝導率の変化率] [100日後の熱伝導率]−[7日後の熱伝導率][7
日後の熱伝導率] (*)外観 得られた発泡体に異状がないかどうか目視により調べた
■ 平均熔解速度の算出 上記押出発泡実験における圧力・温度・滞留時間に対応
した平均溶解速度の算出は、それぞれの実験水準におけ
る条件を式(a)に代入し、時間的に積分することによ
り行われるが、以下にその算出法について述べる。
1、温度・圧力カーブの決定 第1図に示す装置において、押出機(2)入口(以下測
定点■という)、冷却機(3)人口(以下測定点■とい
う)、冷却機(3)出口(以下測定点■という)におけ
る圧力・温度の測定値から、通常の圧損・伝熱計算によ
り、押出機(2)および冷却機(3)内の圧力・温度カ
ーブを求める。
2、溶解度C′2圧縮係数2の決定 以上により求められた圧力・温度カーブから、溶解度C
′を溶解度線図より求める。また、圧縮係数2は圧力・
温度カーブおよび用いる版発型発泡剤の臣冨界温度・臨
界圧力を用いて、2綿図より求める。
3、平均溶解速度の算出 以上により求められた圧力・温度カーブおよび溶解度C
′、圧縮係数2を用いて平均溶解速度を算出する。その
際、弐(a)左辺の時間微分項をEu1er法により差
分化し、コンピュータを用いて微小時間Δθにおける溶
解量を求め、これを解析領域(測定点■〜測定点■)全
体にわたって積算することにより求めた。ただし、Δθ
−0,03secとした。
かくして以上の押出発泡実験より得られた各物性および
平均溶解量の算出結果を第1表に示す。
なお、本発明の圧力・温度条件を外れた場合を比較例と
して併記した。
以下余白 (発明の効果) 以上の如き本発明方法によればフロン規制において規制
対象となっているフロン−12(CFC−12)の代替
フロンの1つであるフロン−134a (HFC−13
4a)はフロン−12に比ベボリスチレンに対する溶解
性が悪いためこれを発泡剤に用いても発泡体の品質を良
好に保持するための工程因子群の設定に困難性を有する
が、溶解量および平均溶解速度が所要の範囲であるよう
な圧力・温度を用いて押出発泡させることによりフロン
−12と同量用いても充分、溶解性を改善し良好な発泡
体を製造することが出来る効果を有し、フロン−12な
どオゾン破壊が問題となっている現下の状勢においてこ
れを解消し良好な押出発泡ポリスチレンを製造する方法
として極めてすぐれた実効が期待される方法である。
また請求項2〜5記載の各方法は何れも具体的な方法と
して実用上の効用が期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実験例において使用した装置の概要を
示す婁示図である。 手続性li m書(自発) 平成3年 6月28日 平成2年特許願第167307号 2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 大阪市北区中之島三丁目2番4号名称 (094
)鐘淵化学工業株式会社代表者 舘    糾 4、代理人 居所 大阪市中央区南船場3丁目9番10号(1)明細
書の特許請求の範囲の記載を別紙の通りに補正する。 (2)明細書下6頁19行目のrx、i、 i −トリ
フルオロ−11をrl、1.1− トリフルオロ−2」
と補正する。 (3)明細書下7頁7〜8行目の[際にダイ内Jを「際
に、フロン−134aのスチレン樹脂に対する溶解不良
が生じ、ダイ内」と補正する。 (4)明細書第254行目のr 〔kg/cm2) J
をr (kg/m2)Jと補正する。 (5)明細書第25頁2行目の「Rは気体定数、」を「
Rは気体定数1:kg−cm/mol  −k ]、r
はガス塊の半径[cm]、J と補正する。 (6)明細書第25頁7行目の「〔(フロン吸収面重量
)−(フロン分子量)〕」を[(フロン分子量)Jと補
正する。 (7)明細書第22頁4〜5行目のIO,2mm以上」
をrO,1mm以上」と、また同頁12〜13行目のr
O,2nun未満」をrO,1mm未満」と夫々補正す
る。 (8)明細書第25頁17行目のro、2〜0.7 m
mlをro、t 〜0.7 mmJ と、また同頁18
8行目「0゜3〜0.5111mJをrO,2〜0.5
 mmJ と夫々補正する。 (9)明細書第25頁下から2行目の「圧力・温度カー
ブを求める。Jの次に下記の文を挿入する。 記 通常の押出発泡装置には、例えば押出機(2)のないも
の、あるいは押出機(2)の代わりに冷却機が設置され
ているもの等もあり、また押出機(2)内のスクリュの
フライト形状等により押出機(2)内の圧力カーブを変
化させることも可能であるが、いずれの場合においても
装置の形状に合わせて圧力カーブを推定し、式(a)に
代入することにより算出することかできる。 8、添付書類の目録 (1)別紙   1通 別    紙 2、特許請求の範囲 1、ポリスチレン1gあたりに対する溶解能が、140
°C,10kgf/CII!(ゲージ)の環境下て、1
時間1:3.I ×10−%モル未満である蒸発型発泡
剤をスチレン系樹脂1gあたり(1/ρ) Xl、7 
×10−′モル以上、(1/ρ) x5.3 xlO−
1モル以下(ρは発泡体密度(g/cd)を表す)用い
て、スチレン系樹脂を押出発泡させる方法において、下
記式(a)を時間的に積分することにより求められる該
蒸発型発泡剤の溶解量が添加量の95%以上であり、か
つ該蒸発型発泡剤のスチレン系樹脂1gあたりに対する
平均溶解速度が1.0 X IQ−’ mol/sec
以上、7、OxlF’ 1dol/sec以下であるよ
うな圧力、温度条件を用いて発泡体を製造することを特
徴とする長期断熱性にすぐれたスチレン系樹脂発泡体の
製造方法。 C dl? ただし C3樹脂1gあたりの樹脂に対する発泡剤の溶解量[g
/g]C″:樹脂1gあたりの樹脂に対する発泡剤の溶
解量[g/g]DO00°C,1atmにおける発泡剤
の樹脂に対する拡散係数(cuf/sec] G:樹脂1gあたりの発泡剤添加量[g/g1M6二発
泡剤の分子量 P 圧力[kg/C[[r] T:温度[K] Z:圧縮係数 ρR:樹脂密度[kg/m1″〕 θ:時間(see ) である。 2、式(a)を時間的に積分することにより求められる
スチレン系樹脂1gあたりに対する平均溶解速度が1.
OxlO−7mol/sec以上、6.I XIO−7
mol/sec以下であることを特徴とする請求項1記
載の長期断熱性にすぐれたスチレン系樹脂発泡体の製造
方法。 3、蒸発型発泡剤が、炭素数が2以上であり、がつ分子
内に水素原子を1個以上含むフッ化炭化水素であること
を特徴とする請求項1または2記載の長期断熱性にすぐ
れたスチレン系樹脂発泡体の製造方法。 4、蒸発型発泡剤に、1.1.1− hリフルオロ−2
フルオロエタンを含むことを特徴とする請求項1゜2ま
たは3記載の長期断熱性にすぐれたスチレン系樹脂発泡
体の製造方法。 5、スチレン系樹脂発泡体か、厚み10mm−150m
mである請求項1.2.3または4記載の長期断熱性に
すぐれたスチレン系樹脂発泡体の製造方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリスチレン1gあたりに対する溶解能が、140
    ℃、10kgf/cm^2(ゲージ)の環境下で、1時
    間に3.1×10^−^5モル未満である蒸発型発泡剤
    をスチレン系樹脂1gあたり(1/ρ)×1.7×10
    ^−^5モル以上、(1/ρ)×5.3×10^−^5
    モル以下(ρは発泡体密度[g/cm^3]を表す)用
    いて、スチレン系樹脂を押出発泡させる方法において、
    下記式(a)を時間的に積分することにより求められる
    該蒸発型発泡剤の溶解量が添加量の95%以上であり、
    かつ該蒸発型発泡剤のスチレン系樹脂1gあたりに対す
    る平均溶解速度が1.0×10^−^7mol/sec
    以上、7.0×10^−^7mol/sec以下である
    ような圧力、温度条件を用いて発泡体を製造することを
    特徴とする長期断熱性にすぐれたスチレン系樹脂発泡体
    の製造方法。 (dc)/(dθ)=(0.2652)/((Δθ)^
    1^/^2)(ρ_nDo^1^/^2G^1^/^3
    )/(M_G)(T^1^.^5^9)/P^1^.^
    1^7{z(G−C)}^2^/^3(C’−C)・・
    ・(a)ただし、 C:樹脂1gあたりの樹脂に対する発泡剤の溶解量[g
    /g]C’:樹脂1gあたりの樹脂に対する発泡剤の溶
    解度[g/g]Do:0℃、1atmにおける発泡剤の
    樹脂に対する拡散係数[cm^3/sec] G:樹脂1gあたりの発泡剤添加量[g/g] M_G:発泡剤の分子量 P:圧力[kg/cm^3] T:温度[K] z:圧縮係数 ρ_n:樹脂密度[kg/cm^3] θ:時間[sec] である。 2、式(a)を時間的に積分することにより求められる
    スチレン系樹脂1gあたりに対する平均溶解速度が1.
    0×10^−^7mol/sec以上、6.1×10^
    −^1mol/sec以下であることを特徴とする請求
    項1記載の長期断熱性にすぐれたスチレン系樹脂発泡体
    の製造方法。 3、蒸発型発泡剤が、炭素数が2以上であり、かつ分子
    内に水素原子を1個以上含むフッ化炭化水素であること
    を特徴とする請求項1または2記載の長期断熱性にすぐ
    れたスチレン系樹脂発泡体の製造方法。 4、蒸発型発泡剤に、1,1,1−トリフルオロ−2−
    フルオロエタンを含むことを特徴とする請求項1、2ま
    たは3記載の長期断熱性にすぐれたスチレン系樹脂発泡
    体の製造方法。 5、スチレン系樹脂発泡体が、厚み10mm〜150m
    mである請求1、2、3または4記載の長期断熱性にす
    ぐれたスチレン系樹脂発泡体の製造方法。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0291179A1 (en) * 1987-04-15 1988-11-17 The Dow Chemical Company Preparation of alkenyl aromatic polymer foam and product
JPH0198638A (ja) * 1987-10-12 1989-04-17 Du Pont Mitsui Fluorochem Co Ltd 熱可塑性樹脂発泡用発泡剤組成物
JPH01289839A (ja) * 1988-05-16 1989-11-21 Jsp Corp 板状ポリスチレン系樹脂発泡体の製造方法
JPH02113037A (ja) * 1988-10-21 1990-04-25 Sekisui Plastics Co Ltd 難燃性スチレン系樹脂板状発泡体の製造方法

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