JPH0462110A - 熱硬化性樹脂成形材料の熟成方法 - Google Patents

熱硬化性樹脂成形材料の熟成方法

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Publication number
JPH0462110A
JPH0462110A JP16785190A JP16785190A JPH0462110A JP H0462110 A JPH0462110 A JP H0462110A JP 16785190 A JP16785190 A JP 16785190A JP 16785190 A JP16785190 A JP 16785190A JP H0462110 A JPH0462110 A JP H0462110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermosetting resin
molding material
resin molding
aging
microwave
Prior art date
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Pending
Application number
JP16785190A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Toio
樋尾 守
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、熱硬化性樹脂成形材料を製造する工程でなさ
れる熟成の方法に関するものである。
【従来の技術】
熱硬化性樹脂成形材料、例えばS M C(Sheet
 M−olding  Compound)、 B M
 C(Bulk  Molding  Cowpou−
nd)、 B T M C(Bulk  Th1ckn
ess  Nolcling  Compoun−d)
など強化プラスチックは、熱硬化性樹脂にガラス繊維等
の無W1フィラーを混入して調贅される。 そしてこのような熱硬化性樹脂成形材料にあって、ロフ
ト内やロット開での成形時の樹脂の70−性(金型内で
の樹脂の流れ性)やゲルタイム(硬化時間)などの品質
のバラツ斗をなくし、さらに成形品のパリを低減する等
の目的のために、熟成がおこなわれている。 この熟成は、従来は、熱硬化性樹脂成形材料を恒温室な
どに入れ、電気ヒーターなどを熱源とした熱風で加熱し
たり、あるいはシート状の場合には電気ヒーターなどを
熱源とした温水バスに通したりすることによっておこな
われていた。
【発明が解決しようとする課題】
しかしいずれの方法においても熟成は熱硬化性樹脂成形
材料を外部から加熱することによってなされているもの
であり、このような加熱では熱硬化性樹脂成形材料の表
面は昇温が速いが内部は熱が伝わるのに時間ががかるた
めに昇温が遅くなる。 従って熱硬化性樹脂成形材料の表面と内部とでは熟成の
進行の度合が異なり、品質にパフツキが生じるおそれが
ある。このために加熱温度を高くして熟成することがで
きず、30℃程度の温度で5〜100時開程度の長時間
を要して熟成をおこなわなければならないという問題が
あった。 本発明は上記の点に鑑みで為されたものであり、短時間
で均一に熟成をおこなうことができる熱硬化性樹脂成形
材料の熟成方法を提供することを目的とするものである
【課題を解決するための手段】
本発明に係る熱硬化性樹脂成形材料の熟成方法は、熱硬
化性樹脂成形材料をマイクロ波加熱することを特徴とす
るものである。 以下、本発明の詳細な説明する。 熱硬化性樹脂成形材料としては、SMC,BMC,BT
MCなど、エポキシ樹脂やフェノール樹脂等の熱硬化性
樹脂にガラス繊維等の無機フィラーを混入してrR製し
たものを用いることができる。 そしてこの熱硬化性樹脂成形材料を製造する工程中の、
例えば熱硬化性樹脂成形材料を最終箱詰めする前の工程
や、箱詰めした後の工程で、熱硬化性Ilf脂成形成形
材料成する。 本発明では熟成は、熱硬化性樹脂成形材料をマイクロ波
加熱装a(いわゆる電子レンジ)に入れて、マイクロ波
を照射するマイクロ波加熱することによって、おこなう
ものである、熱硬化性樹脂成形材料にマイクロ波を照射
すると熱硬化性W形成形材料を構成する分子が回転・振
動運動を起こし、この際の摩擦熱で発熱することによっ
て加熱されるものであり、マイクロ波加熱で熱硬化性樹
脂成形材料を内・外部から発熱させて全体を均一に加熱
することができる。従って熱硬化性樹脂成形材料は表面
・中心部ともに同じ加熱条件で熟成をおこなうことがで
き、均一に熟成することが可能になるものである。また
このように均一に熟成することが可能になるために、加
熱の温度を50℃以上の高温に設定して、熟成時間を短
縮することが可能になるのである。 このように熱硬化性樹I′l!成形材料を熟成すること
によって既述のように、熱硬化性樹脂成形材料のロフト
内やロフト開での成形時の70−性やデルタイムなどの
品質のバラツキをな(シ、また成形の際の成形品のパリ
を低減することができ、さらにフィラーと!M脂との濡
れ性を向上させることができる。 [実施例] 以下、本発明を実施例によって例証する。 K(九 エポキシ樹脂25重量%、〃ラス繊維等熱lf!フィラ
ー75重量%の配合で混合してエポキシ樹脂成形材料を
1IIl製し、これをポリエチレン袋に入れて1.2k
g入りのグンボール製品箱に梱包した。次にこれを周波
数2450M)lz、出力180Wのマイクロ披加熱装
置に入れ、品温が55℃になるようにマイクロ波加熱し
て熟成した。 夏暫笈 実施例と同様にしてエポキシ樹脂成形材料を梱包し、こ
れを電気ヒーターを熱源とする30℃の恒温室に入れて
熟成した。 実施例及び比較例のものについて、熱硬化性樹脂成形材
料の成形70−を測定した。成形70−の測定は、スパ
イラル70−測定機を眉いてAsTM規格に準じて、ス
パイラル金型内での成形材料の流動長さを測ることによ
っておこなった。熟成前は実施例及び比較例のいずれも
成形7el−は70cmであり、成形70−が規格値で
ある500−になるまで要する熟成時間を測定した。 第1図に示すように、比較例のものでは熟成時間は48
時間を要したが、実施例のものでは熟成時間は10分で
済んだ。 [発明の効果] 上述のように本発明にあっては、熱硬化性樹脂成形材料
をマイクロ波加熱するようにしたので、マイクロ波加熱
で熱硬化性樹脂成形材料を内・外部から発熱させて全体
を均一に加熱することができ、熱硬化性樹脂成形材料を
表面と中心部ともに同じ加熱条件で熟成をおこなうこと
ができ、均一に熟成することが可能になると共に、この
ように均一に熟成することが可能になるために加熱の温
度を高温に設定して、熟成時間を短縮することが可能に
なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は成形70−と熟成時間との関係を示すグラフで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱硬化性樹脂成形材料をマイクロ波加熱すること
    を特徴とする熱硬化性樹脂成形材料の熟成方法。
JP16785190A 1990-06-26 1990-06-26 熱硬化性樹脂成形材料の熟成方法 Pending JPH0462110A (ja)

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JPH0462110A true JPH0462110A (ja) 1992-02-27

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ID=15857267

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JP16785190A Pending JPH0462110A (ja) 1990-06-26 1990-06-26 熱硬化性樹脂成形材料の熟成方法

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JP (1) JPH0462110A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006341538A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Sun-Lux Optical Co Ltd 熱硬化性プラスチック材料の成形方法
JP2007160707A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Sun-Lux Optical Co Ltd 熱硬化性プラスチック材料の成形方法
KR102280481B1 (ko) * 2020-04-22 2021-07-23 주식회사 흥왕 아크릴 가공기

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006341538A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Sun-Lux Optical Co Ltd 熱硬化性プラスチック材料の成形方法
JP2007160707A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Sun-Lux Optical Co Ltd 熱硬化性プラスチック材料の成形方法
KR102280481B1 (ko) * 2020-04-22 2021-07-23 주식회사 흥왕 아크릴 가공기

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