JPH0496746A - レジン義歯床の重合装置 - Google Patents

レジン義歯床の重合装置

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JPH0496746A
JPH0496746A JP2213156A JP21315690A JPH0496746A JP H0496746 A JPH0496746 A JP H0496746A JP 2213156 A JP2213156 A JP 2213156A JP 21315690 A JP21315690 A JP 21315690A JP H0496746 A JPH0496746 A JP H0496746A
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JP
Japan
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resin
flask
casing
hot air
denture base
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JP2213156A
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JPH0511984B2 (ja
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Fumio Shima
文男 島
Keiji Nishimura
西村 啓治
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NISHIMURA SANGYO KK
SHIKEN KK
Original Assignee
NISHIMURA SANGYO KK
SHIKEN KK
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/20Methods or devices for soldering, casting, moulding or melting
    • A61C13/203Methods or devices for soldering, casting, moulding or melting using microwave energy

Landscapes

  • Dental Prosthetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、義歯床のレジンを重合させる装置に関する
【従来の技術】
義歯床のレジンには、熱で重合される合成樹脂が使用さ
れている。熱重合して製造されるレジン義歯床は、下記
の工程で加工されている。 ■ 患者の歯に合わせて蝋義歯を製作する。 ■ レジン義歯床を製作するフラスコを開き、フラスコ
の中央に蝋義歯をセットする。 ■ 蝋義歯とフラスコの隙間に石膏を充填して、フラス
コを閉鎖する。 ■ フラスコを約85℃の温水に浸漬して、ワックスを
軟化させる。 ■ フラスコを開いて、軟化したワックスを一塊にして
除去する。 ■ 蝋義歯の除去部分に、混練りしたペースト状のレジ
ンを充填して、フラスコを閉塞する。 ■ 電波シールドされたケーシングに直接フラスコを入
れ、マイクロ波を照射して、レジンを重合させる。 ■ ケーシングからフラスコを取り出し、冷却した後フ
ラスコを開いてレジン義歯床を取り出す。 この工程でレジン義歯床を製造すると、極めて短時間で
レジン義歯床を製造できる。それは、マイクロ波が、数
分と極めて短時間にレジンを重合できることが理由であ
る。 ちなみに、現在レジン義歯床の製造に最も多用途されて
いる、湿式重合によると、レジンの重合に1〜2時間も
かかる。湿式重合は、フラスコを温水に浸漬してレジン
を重合させるものである。 マイクロ波を利用したレジン義歯床の製造は、湿式重合
にない優れた特長から、特に、注目されている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のマイクロ波によるレジン義歯床の
製造は、湿式重合では起こらない弊害が発生する。それ
は、レジンを内部から短時間で加熱するために、レジン
全体を均一に加熱できないことが原因である。 この欠点を解決するために、電波シールドされたケーシ
ング内に水槽を入れ、この水槽に約3分の1の分量で熱
湯を入れ、熱湯にフラスコの底部3分の1を浸漬してマ
イクロ波加熱する装置が開発されている。 この装置は、マイクロ波によって、熱湯と、レジンと、
水分を含有する石膏とを加熱する。フラスコ内のレジン
義歯床は、マイクロ波で内部から直接加熱され、また、
水分含有石膏を介して加熱される。 しかしながら、この装置はレジンを均一に加熱すること
が難しい。それは、フラスコの底部約3分の1を熱湯に
浸漬するので、熱湯がレジン底部の周囲を電波シールド
して、レジンに照射されるマイクロ波を吸収することが
理由である。このため、レジン全体を均一な状態に硬化
するのが難しい欠点がある。 また、この状態でレジンを硬化する装置は、マイクロ波
の利用効率が極めて低く、マイクロ波がレジンを有効に
加熱できない欠点がある。それは、ケーシング内の水槽
に充填された熱湯が、マイクロ波を吸収することが理由
である。 さらにまた、ケーシング内に充填する熱湯量の多い少な
いによって、レジンの加熱状態が変動する欠点もある。 特に、マイクロ波でレジンを有効に加熱するために熱湯
量を少な(すると、しだいに熱湯が沸騰してその量が減
少し、レジンの加熱状態が時間と共に急激に変化する欠
点がある。 さらに、ケーシングの水槽に熱湯を充填してレジンを加
熱する装置は、マイクロ波で熱湯を沸かすと時間がかか
るので、別に熱湯を用意して水槽に充填する。このため
、熱湯の準備に手間がかかる欠点がある。また、熱湯に
フラスコを充填するので、レジンを連続的に、しかも自
動機で加熱することが難しい欠点がある。 この発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開
発されたもので、この発明の重要な目的は、マイクロ波
が有効にレジンの加熱重合に利用でき、しかも、一定の
時間でレジンを均一に重合でき、さらに、簡単な構造で
自動化できるレジン義歯床の重合装置を提供するにある
【課題を解決する為の手段] この発明のレジン義歯床の重合装置は、前述の目的を達
成するために、下記の構成を備えている。 重合装置は、電波シールドされたケーシング(1)ない
に、マイクロ波を照射して、ケーシング(1)ないに置
かれたレジン義歯床(2)のレジンを重合するものであ
る。 さらに、この発明の重合装置は、ケーシング(1)ない
のフラスコ(4)外部温度を一定にするために、熱風供
給手段(3)を連結している。 熱風供給手段(3)からケーシング(1)ないに熱風を
供給し、熱風によってフラスコ(4)の外的環境温度を
一定に保持し、フラスコ(4)ないのレジンをマイクロ
波で内部から加熱し、フラスコ(4)の外部からは直接
熱風で加熱して、レジン全体をより均一に加熱するよう
に構成している。 【作用効果】 この発明のレジン義歯床の重合装置が、レジン義歯床(
2)を加熱する状態を第1図に示している。 この図の鎖線で示すように、マイクロ波は、フラスコ(
4)と石膏とを透過して、レジン義歯床(2)を照射し
、レジンを誘導加熱して内部から発熱させる。ケーシン
グ(1)ないに吹き込まれた熱風は、図の太い矢印で示
すように、フラスコ(4)の外表面を加熱する。この熱
は、フラスコ(4)と石膏とを伝導して、レジン義歯床
(2)を外側表面から加熱する。 レジン義歯床(2)の内部発熱は、マイクロ波の照射エ
ネルギー、すなわち、マグネトロンの出力で調整できる
。レジン義歯床(2)の表面加熱は、ケーシング(1)
ないに吹き込む熱風温度で調整できる。 このように、この発明のレジン義歯床の重合装置は、レ
ジンの内部発熱量と、表面からの加熱量とを調整できる
ので、全体をより均一に、しかも、速(加熱できる特長
がある。 さらに、この発明の特筆すべき特長は、小出力マイクロ
波で、効率よくレジン義歯床を加熱して短時間にレジン
を重合できることにある。それは、従来の装置のように
、ケーシングないの水槽に熱湯を充填する必要がなく、
マイクロ波をレジンに効率良く吸収できることが理由で
ある。 すなわち、この発明の装置は、フラスコを外部から加熱
して内部のレジンを均一に加熱できるが、フラスコの外
部加熱には、ケーシングないに吹き込んだ熱風で加熱し
ている。 熱風は、水蒸気のように、温度が100℃に制限される
ことがなく、フラスコの外表面を効率よく加熱して、レ
ジンを短時間で均一に重合できる特長がある。 さらにまた、この発明のレジン義歯床の重合装置は、ケ
ーシングないに水槽を入れてこれに熱湯を充填する必要
がない。このため、熱湯量が変化して、マイクロ波がレ
ジンを加熱する状態が変動することがない。このため、
マイクロ波の出力を調整して、レジンを効率良(、しか
も、正確に温度制御する状態で加熱重合できる特長も実
現する。 また、この発明のレジン義歯床の重合装置は、水槽の熱
湯にフラスコを浸漬する必要がないので、フラスコ内の
レジンが熱湯で電波シールドされることがない。このた
め、熱湯がレジンへのマイクロ波照射を阻害することが
な(、マイクロ波で均一に加熱される。 さらに、この発明の重合装置は、ケーシング内に熱湯の
入った水槽をセットしてここにフラスコを浸漬する必要
がない、フラスコは、ケーシング内に直接にセットでき
る。このため、自動化が簡単で、レジン義歯床を能率よ
く安価に多量生産できる特長もある。 【実施例] 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。但
し、以下に示す実施例は、この発明の技術思想を具体化
する為のレジン義歯床の重合装置を例示すものであって
、この発明の装置は、構成部品の材質、形状、m造、配
置を下記の構造に特定するものでない。この発明の装置
は、特許請求の範囲に記載の範囲に於て、種々の変更が
加えられる。 更に、この明細書は、特許請求の範囲が理解し易いよう
に、実施例に示される部材に対応する番号を、 「特許
請求の範囲の欄」、 「従来の課題を解決する為の手段
の欄」および「作用の欄」に示される部材に付記してい
る。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の
部材に特定するものでは決してない。 第1図に示すレジン義歯床の重合装置は、ケーシング(
1)と、マイクロ波源(5)と、熱風供給手段(3)と
を傭人ている。 ケーシング(11は、マイクロ波が外部に漏れないなう
に、電波シールドできる材質、例えば、金属でもって閉
塞できる箱形に作られている。 ケーシング(1)は、例えば、1−10個のフラスコ(
4)を充填して、同時に複数のレジン義歯床(2)を重
合できるように、500cm’〜30誌の容積の箱形と
される6 ケーシング(1)は、フラスコ(4)を出し
入れできる開閉扉(図示せず)を有し、底には、フラス
コ(4)を回転させて、マイクロ波を均−に照射するタ
ーンテーブルが設けられている。 マイクロ波源は、マイクロ波を発振するマグネトロン(
6)と、マグネトロン(6)に電力を供給する電源(7
)と、ケーシング(1)ないでマイクロ波を均一に分散
させる拡散羽根(8)とを備えている。 マイクロ波源(5)は、ケーシング(11ないに収納す
るレジン義歯床(2)の量によって、高周波出力を調整
できるものが使用される。 熱風供給手段(3)は、ニクロム線の電気ヒータ(9)
と、温度センサー(11)と、制御回路(lO)と、フ
ァン(12)とを備えている。 電気ヒータ(9)は、熱風の通路に配設されておって熱
風を一定の温度に制御して加熱する。したがって、電気
ヒータ(9)の通電状態は、制御回路け0)と温度セン
サー(11)とで制御される。 温度センサー(11)は、ケーシング(1)ないの空気
温度を検出し、空気温度が設定温度よりも低いと、制御
回路(lO)に信号を送って電気ヒータ(9)に通電す
る。反対に、ケーシング(1)ないの温度が設定温度よ
りも高いと、温度センサー(11)からの信号で制御回
路(10)は、電気ヒータ(9)の通電を停止する。 ファン(12)の吸入側は2分岐されて、ケーシング(
1)の内部と外部とに開口されている。外部に開口され
る部分には、開閉弁(13)を接続している。 ファンの吐出側は、ケーシング(1)ないに連結されて
いる。 この構造の熱風供給手段(3)は、開閉弁(13)を閉
じてファン(12)を運転すると、ケーシング(11な
いの空気が循環されて、一定の温度に加熱して、噴射さ
れる。開閉弁(13)を開くと、ファン(12)が外気
を吸入して、ケーシング(1)ないに熱風として噴射す
る。 第2図は、レジン義歯床を連続的に重合する装置の水平
断面図である。この図に示す重合装置は、電波シールド
されたケーシング(1)内にベルトコンベア(14)を
配設している。ケーシング(1)の両端には、フラスコ
を載せたベルトコンベア(14)が出入りできる出入口
(15)が開口されている。出入口(]5)は、マイク
ロ波が外部に漏れるのを防止する、電波シールドカーテ
ン(16)を設けている。 また、ケーシング(1+には、マイクロ波を照射するマ
イクロ波源(5)と、熱風供給手段(3)とが連結され
ている。 この装置は、ベルトコンベア(14)でもって連続的に
フラスコ(4)をケーシング(1)内に搬入する。 ケーシング内に搬入されたレジンは、ここで加熱重合さ
れる。重合したレジンは、ベルトコンベア(14)で、
ケーシング(1)外に搬出される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すレジン義歯床の重合
装置の概略断面図、第2図は他の実施例を示すレジン義
歯床の重合装置の概略水平断面図である。 1・・・・・・・・・・・・ケーシング、2・・・・・
・・・・・・・レジン義歯床、3・・・・・・・・・・
・・熱風供給手段、4・・・・・・・・・・・・フラス
コ、5・・・・・・・・・・・・マイクロ波源、6・・
・・・・・・・・・・マグネトロン、7・・・・・・・
・・・・・電源、 8・・・・・・・・・・・・拡散羽根、9−・・・・・
・・・・・・電気ヒータ、0・・・・・・・・・・・・
制御回路、1・・・・・・・・・・・・温度センサー2
・・・・・・・・・・・・ファン、 3・・・・・・・・・・・・開閉弁、 4・・・・・・・・・・・・ベルトコンベア、5・・・
・・・・・・・・・出入口、 6・・・・・・・・・・・・電波シールドカーテン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電波シールドされたケーシング(1)ないに、マ
    イクロ波を照射して、ケーシング(1)ないに置かれた
    レジン義歯床(2)のレジンを重合させるように構成さ
    れた重合装置において、 ケーシング(1)に熱風供給手段(3)が連結されてお
    り、熱風供給手段(3)からケーシング(1)ないに熱
    風を供給して、マイクロ波を照射するように構成された
    ことを特徴とするレジン義歯床の重合装置。
JP2213156A 1990-08-10 1990-08-10 レジン義歯床の重合装置 Granted JPH0496746A (ja)

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JP2213156A JPH0496746A (ja) 1990-08-10 1990-08-10 レジン義歯床の重合装置

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JPH0511984B2 JPH0511984B2 (ja) 1993-02-16

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