JPH046181Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH046181Y2 JPH046181Y2 JP1984154512U JP15451284U JPH046181Y2 JP H046181 Y2 JPH046181 Y2 JP H046181Y2 JP 1984154512 U JP1984154512 U JP 1984154512U JP 15451284 U JP15451284 U JP 15451284U JP H046181 Y2 JPH046181 Y2 JP H046181Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- oil
- conservator
- pipe
- switching switch
- insulating oil
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- Expired
Links
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
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- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transformer Cooling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は負荷時タツプ切換装置を収容したタツ
プ切換器室内の絶縁油が、活線浄油装置の故障あ
るいはタツプ切換器室と活線浄油装置とを接続す
る浄油管の接続が不完全な場合等に漏油現象を起
して、タツプ切換器室の油面が低下するのを防止
するようにしたタツプ切換器室の油面低下防止装
置に関する。
プ切換器室内の絶縁油が、活線浄油装置の故障あ
るいはタツプ切換器室と活線浄油装置とを接続す
る浄油管の接続が不完全な場合等に漏油現象を起
して、タツプ切換器室の油面が低下するのを防止
するようにしたタツプ切換器室の油面低下防止装
置に関する。
負荷時タツプ切換装置は変圧比を切換える際に
発生するアークにより切換開閉器室内の絶縁油を
汚損する。絶縁油が汚損されると絶縁耐力が低下
するため、切換開閉器室の近くに活線浄油装置を
設置して、変圧器の運転を停止することなく絶縁
油を濾過再生している。第4図は従来におけるタ
ツプ切換器室と活線浄油装置との配管構造を示
す。図中、1は変圧器中身を収納し、かつ、絶縁
油を充満した変圧器タンク2の上蓋3の一部に、
これに上部を支持させ、下部を変圧器タンク2内
に垂下させた負荷時タツプ切換装置で、このタツ
プ切換装置は図示しない切換開閉器の駆動機構お
よび切換開閉器並びにこれを収容する切換開閉器
室4と、タツプ選択器5とから構成されており、
そのうち、切換開閉器用の駆動機構はタンク2外
に設置し、切換開閉器は油密構造に設けられた切
換開閉器室4に収納し、この切換開閉器室4には
絶縁油がタンク2内に絶縁油に混入しないように
充満されている。又、タツプ選択器5は切換開閉
器室4の下側において変圧器タンク2内に収納さ
れている。6は切換開閉器室4に充満されている
絶縁油の膨張および収縮を吸収するコンサベータ
で、配管途中に油流リレー7を介挿して連結管8
によつて切換開閉器室4と連通可能に接続されて
いる。9は油面計10のフロートで、このフロー
ト9は警報回路を開閉する図示しないスイツチ機
構と連動可能に設けられている。11は濾過槽お
よびポンプ等から構成されてタンク2の外側に設
置した活線浄油装置で、浄油された絶縁油を切換
開閉器室4に送油する浄油管12と、汚損された
絶縁油を活線浄油装置11に給送する浄油管13
とによつて切換開閉器室4と連通可能に接続され
ている。14は導管15を経てコンサベータ6の
上部に接続した吸湿呼吸器である。
発生するアークにより切換開閉器室内の絶縁油を
汚損する。絶縁油が汚損されると絶縁耐力が低下
するため、切換開閉器室の近くに活線浄油装置を
設置して、変圧器の運転を停止することなく絶縁
油を濾過再生している。第4図は従来におけるタ
ツプ切換器室と活線浄油装置との配管構造を示
す。図中、1は変圧器中身を収納し、かつ、絶縁
油を充満した変圧器タンク2の上蓋3の一部に、
これに上部を支持させ、下部を変圧器タンク2内
に垂下させた負荷時タツプ切換装置で、このタツ
プ切換装置は図示しない切換開閉器の駆動機構お
よび切換開閉器並びにこれを収容する切換開閉器
室4と、タツプ選択器5とから構成されており、
そのうち、切換開閉器用の駆動機構はタンク2外
に設置し、切換開閉器は油密構造に設けられた切
換開閉器室4に収納し、この切換開閉器室4には
絶縁油がタンク2内に絶縁油に混入しないように
充満されている。又、タツプ選択器5は切換開閉
器室4の下側において変圧器タンク2内に収納さ
れている。6は切換開閉器室4に充満されている
絶縁油の膨張および収縮を吸収するコンサベータ
で、配管途中に油流リレー7を介挿して連結管8
によつて切換開閉器室4と連通可能に接続されて
いる。9は油面計10のフロートで、このフロー
ト9は警報回路を開閉する図示しないスイツチ機
構と連動可能に設けられている。11は濾過槽お
よびポンプ等から構成されてタンク2の外側に設
置した活線浄油装置で、浄油された絶縁油を切換
開閉器室4に送油する浄油管12と、汚損された
絶縁油を活線浄油装置11に給送する浄油管13
とによつて切換開閉器室4と連通可能に接続され
ている。14は導管15を経てコンサベータ6の
上部に接続した吸湿呼吸器である。
そして、切換開閉器室4内の汚損された絶縁油
を浄油する場合は、変圧器を運転したままで、例
えば、一定時間毎に活線浄油装置11内のポンプ
を自動運転させると、切換開閉器室4の下側から
浄油管13を通つて活線浄油装置11内に給送さ
れる汚損された絶縁油は、濾過槽を通過すること
により浄油され、再び浄油管12を経て切換開閉
器室4の上部から室4内に戻る。このように、絶
縁油を切換開閉器室4と活線浄油装置11との間
で循環させて絶縁油を浄油している。
を浄油する場合は、変圧器を運転したままで、例
えば、一定時間毎に活線浄油装置11内のポンプ
を自動運転させると、切換開閉器室4の下側から
浄油管13を通つて活線浄油装置11内に給送さ
れる汚損された絶縁油は、濾過槽を通過すること
により浄油され、再び浄油管12を経て切換開閉
器室4の上部から室4内に戻る。このように、絶
縁油を切換開閉器室4と活線浄油装置11との間
で循環させて絶縁油を浄油している。
然るに、変圧器の運転中、例えば、前記活線浄
油装置11が故障したりあるいは、浄油管12,
13と活線浄油装置11との接続が不完全であつ
たり、更には、前記接続部分に使用されているパ
ツキンが経年変化により劣化した場合等に漏油現
象が生じることがあつた。このように、一旦漏油
現象が生じると、切換開閉器室4を始め浄油管1
2,13内には絶縁油が充満しているため、切換
開閉器室4内の絶縁油は、サイホン現象により浄
油管13を通つて漏油個所から流出してしまう。
切換開閉器室4の絶縁油がサイフオン現象により
流出すると、コンサベータ6内の絶縁油が連結管
8を経て切換開閉器室4内に流入する。コンサベ
ータ内の絶縁油が減少してコンサベータ6内の油
面が規定値以下に下がると、フロート9の降下に
より図示しないスイツチ機構が投入され、警報回
路を閉路してコンサベータ6内の油面が低下した
ことを知らせる。この場合、作業員が直ちに変圧
器を点検して漏油の原因を確認し、漏油個所を応
急処置によつて閉鎖すれば、漏油による変圧器事
故を未然に防止できる。しかし、最近は複数の変
電所を遠隔操作により管理していることが多いた
め、多くの変電所で無人化が進んでいる。従つ
て、前記のように、コンサベータ6の警報手段が
作動してコンサベータ6に異常が生じたことがわ
かつても、警報を発した変圧器のところに作業員
がかけつけるまでには相当の時間を要することと
なる。この間に、サイホン現象により切換開閉器
室4の絶縁油が流出してしまうと、負荷時タツプ
切換装置が焼損して大事故を誘発するおそれがあ
つた。
油装置11が故障したりあるいは、浄油管12,
13と活線浄油装置11との接続が不完全であつ
たり、更には、前記接続部分に使用されているパ
ツキンが経年変化により劣化した場合等に漏油現
象が生じることがあつた。このように、一旦漏油
現象が生じると、切換開閉器室4を始め浄油管1
2,13内には絶縁油が充満しているため、切換
開閉器室4内の絶縁油は、サイホン現象により浄
油管13を通つて漏油個所から流出してしまう。
切換開閉器室4の絶縁油がサイフオン現象により
流出すると、コンサベータ6内の絶縁油が連結管
8を経て切換開閉器室4内に流入する。コンサベ
ータ内の絶縁油が減少してコンサベータ6内の油
面が規定値以下に下がると、フロート9の降下に
より図示しないスイツチ機構が投入され、警報回
路を閉路してコンサベータ6内の油面が低下した
ことを知らせる。この場合、作業員が直ちに変圧
器を点検して漏油の原因を確認し、漏油個所を応
急処置によつて閉鎖すれば、漏油による変圧器事
故を未然に防止できる。しかし、最近は複数の変
電所を遠隔操作により管理していることが多いた
め、多くの変電所で無人化が進んでいる。従つ
て、前記のように、コンサベータ6の警報手段が
作動してコンサベータ6に異常が生じたことがわ
かつても、警報を発した変圧器のところに作業員
がかけつけるまでには相当の時間を要することと
なる。この間に、サイホン現象により切換開閉器
室4の絶縁油が流出してしまうと、負荷時タツプ
切換装置が焼損して大事故を誘発するおそれがあ
つた。
本考案は前記の欠点を除去して、活線浄油装置
等の故障により漏油事故が生じたとき、切換開閉
器室内の絶縁油がサイホン現象によつて流出する
のを防止して、切換開閉器室内の油面低下による
負荷時タツプ切換装置の焼損事故を阻止するよう
にした負荷時タツプ切換装置の油面低下防止装置
を提供することにある。
等の故障により漏油事故が生じたとき、切換開閉
器室内の絶縁油がサイホン現象によつて流出する
のを防止して、切換開閉器室内の油面低下による
負荷時タツプ切換装置の焼損事故を阻止するよう
にした負荷時タツプ切換装置の油面低下防止装置
を提供することにある。
本考案はコンサベータと、切換開閉器内の絶縁
油を浄油する際この絶縁油を活線浄油装置に給送
させる浄油管との間に、前記コンサベータ内と連
通する側路管を配設し、切換開閉器室内の油面が
漏油により低下するおそれのある場合、コンサベ
ータ内の油面が規定値以下に下がると、コンサベ
ータ内の空気が前記側路管から浄油管内に流入し
て、切換開閉器室内の絶縁油がサイホン現象によ
つて流出するのを防止するようにしたことを特徴
とする。
油を浄油する際この絶縁油を活線浄油装置に給送
させる浄油管との間に、前記コンサベータ内と連
通する側路管を配設し、切換開閉器室内の油面が
漏油により低下するおそれのある場合、コンサベ
ータ内の油面が規定値以下に下がると、コンサベ
ータ内の空気が前記側路管から浄油管内に流入し
て、切換開閉器室内の絶縁油がサイホン現象によ
つて流出するのを防止するようにしたことを特徴
とする。
以下本考案の実施例を第1図および第2図によ
つて説明する。尚、第1図において、第4図と同
一部品は同一符号によつて説明する。
つて説明する。尚、第1図において、第4図と同
一部品は同一符号によつて説明する。
第1図において、16は開口端をコンサベータ
6内に突出させて該コンサベータ6と浄油管13
との間に配管接続された側路管で、この側路管1
6のコンサベータ6側にはバルブ17が挿入接続
され、反対側の浄油管13側にはオリフイス18
が設けられている。そして、前記オリフイス18
は、例えば第2図に示すように、側路管16を2
分割し、両側路管16をフランジ19,19aに
て管接続する際、一方のフランジ19aに小径な
透孔を穿孔することにより形成される。(尚、オ
リフイス18は第3図のように、側路管16,1
6を溶着する接続板19bに設けるようにしても
よい) 次に、動作について説明する。
6内に突出させて該コンサベータ6と浄油管13
との間に配管接続された側路管で、この側路管1
6のコンサベータ6側にはバルブ17が挿入接続
され、反対側の浄油管13側にはオリフイス18
が設けられている。そして、前記オリフイス18
は、例えば第2図に示すように、側路管16を2
分割し、両側路管16をフランジ19,19aに
て管接続する際、一方のフランジ19aに小径な
透孔を穿孔することにより形成される。(尚、オ
リフイス18は第3図のように、側路管16,1
6を溶着する接続板19bに設けるようにしても
よい) 次に、動作について説明する。
変圧器の運転中は側路管16のバルブ17を開
放しておく、そして、変圧器の運転中に切換開閉
器室4内の絶縁油を浄油する場合は、活線浄油装
置11を始動させる。即ち、活線浄油装置11内
のポンプが運転し、浄油管13,12を介して切
換開閉器室4内の汚損した絶縁油を循環させる。
この循環系統において濾過槽等を通過して汚損絶
縁油は浄油されて、再び切換開閉器室4に戻る。
活線浄油装置11の運転中、側路管16にも絶縁
油が流通し、この絶縁油はオリフイス18を経て
浄油管13側に流入する。この場合、オリフイス
18径は濾過材の繊維カス等によつて目づまりし
ない程度の大きさに設けて、側路管16の径寸法
に較べて相当に小さくしてあるため、切換開閉器
室4→連絡管8→コンサベータ6→側路管16→
浄油管13を流れる絶縁油の流速は、浄油管13
→活線浄油装置11→浄油管12→切換開閉器室
4に流れる絶縁油の流速より必然的に小さくなる
ので、絶縁油の浄油中に油流リレー7が作動して
変圧器の運転を停止させたり、浄油効率を損うこ
とはない。
放しておく、そして、変圧器の運転中に切換開閉
器室4内の絶縁油を浄油する場合は、活線浄油装
置11を始動させる。即ち、活線浄油装置11内
のポンプが運転し、浄油管13,12を介して切
換開閉器室4内の汚損した絶縁油を循環させる。
この循環系統において濾過槽等を通過して汚損絶
縁油は浄油されて、再び切換開閉器室4に戻る。
活線浄油装置11の運転中、側路管16にも絶縁
油が流通し、この絶縁油はオリフイス18を経て
浄油管13側に流入する。この場合、オリフイス
18径は濾過材の繊維カス等によつて目づまりし
ない程度の大きさに設けて、側路管16の径寸法
に較べて相当に小さくしてあるため、切換開閉器
室4→連絡管8→コンサベータ6→側路管16→
浄油管13を流れる絶縁油の流速は、浄油管13
→活線浄油装置11→浄油管12→切換開閉器室
4に流れる絶縁油の流速より必然的に小さくなる
ので、絶縁油の浄油中に油流リレー7が作動して
変圧器の運転を停止させたり、浄油効率を損うこ
とはない。
次に変圧器の運転中に、例えば、活線浄油装置
11が故障して漏油現象が生じた場合について説
明する。この場合、切換開閉器室4内の絶縁油
は、従来と同様にサイホン現象が生じ、浄油管1
3を経て流出する。しかし、本考案は切換開閉器
室4内の絶縁油が流出すると、コンサベータ6か
ら連結管8を通つて絶縁油が補給されると共に、
コンサベータ6内の油面が規定以下に達すると、
警報が発せられ、更に、コンサベータ6内の油面
が低下して、コンサベータ6内に突出する側路管
16の開口端が油面より突出することによつてコ
ンサベータ6内の空気が前記側路管16内に流入
する。そして、側路管16内に流入した空気が側
路管16の水平部分(第1図にaで示す)の位置
に達すると、この空気はオリフイス18から浄油
管13内に流入してサイホン現象を阻止する。こ
のサイホン現象が阻止されることによつて漏油現
象も一時中断する。このため、前記サイホン現象
の消滅により、連結管8内は側路管16と対応す
る位置、即ち、第1図にaで示す位置まで絶縁油
が満されているので、油流リレー7および切換開
閉器室4内の切換開閉器は何等支障をきたすこと
なく正常に作動させることができる。従つて、コ
ンサベータ6内の絶縁油が規定値以下に下がるこ
とにより発せられる警報によつて、作業員が変圧
器の点検を行うまでに多少の時間を要したとして
も、漏油事故によつて変圧器の運転を停止させた
り、タツプ切換装置1が焼損するということはな
い。
11が故障して漏油現象が生じた場合について説
明する。この場合、切換開閉器室4内の絶縁油
は、従来と同様にサイホン現象が生じ、浄油管1
3を経て流出する。しかし、本考案は切換開閉器
室4内の絶縁油が流出すると、コンサベータ6か
ら連結管8を通つて絶縁油が補給されると共に、
コンサベータ6内の油面が規定以下に達すると、
警報が発せられ、更に、コンサベータ6内の油面
が低下して、コンサベータ6内に突出する側路管
16の開口端が油面より突出することによつてコ
ンサベータ6内の空気が前記側路管16内に流入
する。そして、側路管16内に流入した空気が側
路管16の水平部分(第1図にaで示す)の位置
に達すると、この空気はオリフイス18から浄油
管13内に流入してサイホン現象を阻止する。こ
のサイホン現象が阻止されることによつて漏油現
象も一時中断する。このため、前記サイホン現象
の消滅により、連結管8内は側路管16と対応す
る位置、即ち、第1図にaで示す位置まで絶縁油
が満されているので、油流リレー7および切換開
閉器室4内の切換開閉器は何等支障をきたすこと
なく正常に作動させることができる。従つて、コ
ンサベータ6内の絶縁油が規定値以下に下がるこ
とにより発せられる警報によつて、作業員が変圧
器の点検を行うまでに多少の時間を要したとして
も、漏油事故によつて変圧器の運転を停止させた
り、タツプ切換装置1が焼損するということはな
い。
尚、タツプ切換装置1の点検に際して、切換開
閉器室4内の絶縁油を排油させるときは、側路管
16に取付けたバルブ17を閉鎖することによ
り、前記絶縁油は活線浄油装置11にて容易に排
油することができる。
閉器室4内の絶縁油を排油させるときは、側路管
16に取付けたバルブ17を閉鎖することによ
り、前記絶縁油は活線浄油装置11にて容易に排
油することができる。
本考案は以上のように構成されているので、次
に示す効果を有する。
に示す効果を有する。
(1) コンサベータと、汚損された絶縁油を活線浄
油装置に給送する浄油管との間には、開口端を
前記コンサベータ内に突出させた側路管が、バ
ルブを備えて管接続されているので、漏油事故
によりサイホン現象が生じて切換開閉器室内の
絶縁油が一部流出したとしても、この流出した
絶縁油をコンサベータ内の絶縁油により補給し
て切換開閉器室内を充満させることができると
共に、前記側路管内に空気が流入してサイホン
現象を直ちに阻止させることができるため、漏
油事故により切換開閉器室内の絶縁油が流出し
て負荷時タツプ切換装置が焼損したり、油流リ
レーを作動させるという事故を確実に解消し、
変圧器を正常に運転させることができる。
油装置に給送する浄油管との間には、開口端を
前記コンサベータ内に突出させた側路管が、バ
ルブを備えて管接続されているので、漏油事故
によりサイホン現象が生じて切換開閉器室内の
絶縁油が一部流出したとしても、この流出した
絶縁油をコンサベータ内の絶縁油により補給し
て切換開閉器室内を充満させることができると
共に、前記側路管内に空気が流入してサイホン
現象を直ちに阻止させることができるため、漏
油事故により切換開閉器室内の絶縁油が流出し
て負荷時タツプ切換装置が焼損したり、油流リ
レーを作動させるという事故を確実に解消し、
変圧器を正常に運転させることができる。
(2) 又、側路管にはこれより小径なオリフイスが
設けられているので、絶縁油の浄油時、側路管
内を流通する絶縁油の流通は著しく遅くするこ
とができるので、油流リレーの動作設定値に対
して充分な余裕をとることができるため、前記
油流リレーが誤動作することは全くない。
設けられているので、絶縁油の浄油時、側路管
内を流通する絶縁油の流通は著しく遅くするこ
とができるので、油流リレーの動作設定値に対
して充分な余裕をとることができるため、前記
油流リレーが誤動作することは全くない。
(3) 更に、側路管にはバルブが取付けられている
ので、切換開閉器室内の絶縁油を排油するとき
は、前記バルブを閉じることによつて、容易に
排油作業を行うことができる。
ので、切換開閉器室内の絶縁油を排油するとき
は、前記バルブを閉じることによつて、容易に
排油作業を行うことができる。
第1図は本考案の油面低下防止装置を備えた負
荷時タツプ切換装置の概要説明図、第2図は第1
図のP部分における拡大縦断面図、第3図は第1
図P部分の他の実施例を示す縦断図、第4図は従
来のタツプ切換装置の概要説明図である。 4……切換開閉器室、6……コンサベータ、8
……連結管、11……活線浄油装置、12,13
……浄油管、16……側路管。
荷時タツプ切換装置の概要説明図、第2図は第1
図のP部分における拡大縦断面図、第3図は第1
図P部分の他の実施例を示す縦断図、第4図は従
来のタツプ切換装置の概要説明図である。 4……切換開閉器室、6……コンサベータ、8
……連結管、11……活線浄油装置、12,13
……浄油管、16……側路管。
Claims (1)
- 切換開閉器室内の絶縁油を活線浄油装置により
循環浄油させるようにした負荷時タツプ切換装置
において、汚損された絶縁油を活線浄油装置に給
送する浄油管と、連結管を介して切換開閉器室と
連通するコンサベータとの間に、バルブを備えた
側路管を、該側路管の開口端を前記コンサベータ
内に突出させて管接続するようにしたことを特徴
とする負荷時タツプ切換装置の油面低下防止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984154512U JPH046181Y2 (ja) | 1984-10-13 | 1984-10-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984154512U JPH046181Y2 (ja) | 1984-10-13 | 1984-10-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6169814U JPS6169814U (ja) | 1986-05-13 |
JPH046181Y2 true JPH046181Y2 (ja) | 1992-02-20 |
Family
ID=30712504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984154512U Expired JPH046181Y2 (ja) | 1984-10-13 | 1984-10-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH046181Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS6042718B2 (ja) * | 1976-02-27 | 1985-09-24 | 株式会社日立製作所 | 誘導電動機の制御装置 |
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JPS6042718U (ja) * | 1983-09-01 | 1985-03-26 | 北芝電機株式会社 | 負荷時タツプ切換器の油流出防止装置 |
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1984
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JPS6169814U (ja) | 1986-05-13 |
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