JPH046161B2 - - Google Patents

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JPH046161B2
JPH046161B2 JP8852782A JP8852782A JPH046161B2 JP H046161 B2 JPH046161 B2 JP H046161B2 JP 8852782 A JP8852782 A JP 8852782A JP 8852782 A JP8852782 A JP 8852782A JP H046161 B2 JPH046161 B2 JP H046161B2
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JP
Japan
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soil
parts
compound
composition
healthy
Prior art date
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Application number
JP8852782A
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English (en)
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JPS58203906A (ja
Inventor
Tadashi Ooishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication of JPS58203906A publication Critical patent/JPS58203906A/ja
Publication of JPH046161B2 publication Critical patent/JPH046161B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、O,O−ジメチル O−(2,6−
ジクロル−4−メチル)フエニル ホスホロチオ
エート(以下化合物〔A〕と称す)とテトラメチ
ルチウラムジサルフアイド(チウラム、以下化合
物〔B〕と称す)を有効成分として含有する殺菌
組成物(以下本発明組成物と称す)である。 植物病原菌が土壌中に棲息して農園芸作物に感
染し、多大の被害を与える土壌病害は最も防除が
困難な植物病害の一つである。これらの土壌病害
を防除する薬剤としては、従来から土壌燻蒸剤、
たとえばクロルピクリン(トリクロロニトロメタ
ン)や臭化メチルおよび土壌殺菌剤、たとえばベ
ノミル(メチル 1−(ブチルカルバモイル)−2
−ベンズイミダゾールカーバメイト、以下化合物
〔C〕と称す。)やヒドロキシイソキサゾール(3
−ヒドロキシ−5−メチルイソキサゾール)が主
として用いられている。 しかしながら、土壌に多量の薬剤を施用するこ
とは環境汚染の点で好ましくなく、より少量の薬
剤施用で十分な防除効果を発揮するような薬剤、
または局所施用によつて防除効果のある薬剤の開
発が望まれている。 本発明者はこれらの点を考慮し新しい土壌病害
防除剤の開発に努力した結果、化合物〔A〕(特
公昭51−20571号公報記載化合物)と化合物〔B〕
とを有効成分として含有する本発明組成物が種子
処理によつて播種後育苗中に発生する土壌病害、
たとえばキユウリ苗立枯病(Rhizoctonia
solani)、ワタ立枯病(Rhizoctonia solani)、イ
ンゲン白絹病(Corticium rolfsii)等の防除にお
いてすぐれた相乗効果を有することを見出した。 本発明組成物を殺菌剤として種子処理に用いる
場合は、通常、担体と混合し、必要あれば各種の
製剤用補助剤、たとえば界面活性剤、湿展剤、固
着剤、増粘剤、安定剤を添加して、水和剤、粉剤
等に製剤する。これらの製剤には有効成分として
本発明組成物を重量比で0.1〜99.9%、好ましく
は0.2〜80%含有するように通常の製剤方法に従
つて調製する。 本発明組成物に含まれる薬剤の組成割合は化合
物〔A〕1重量部に対して、化合物〔B〕0.1〜
20重量部である。 担体としては、植物性担体(たとえばタバコ、
トウモロコシ、コムギ粉、ダイズ粉、クルミ殻
粉、木粉、繊維素粉)、合成樹脂担体(たとえば
塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレン、石油
樹脂)、鉱物質担体(たとえばアタパルガスクレ
ー、カオリンクレー、ベントナイト、酸性白土、
セリサイト、バーミキユライトなどの粘土類およ
び葉ロウ石、滑石、寒水石、珪藻土、沸石、軽
石、硅砂、活性炭、ホワイトカーボン、石膏)、
肥料担体(たとえば硫安、隣安、硝安、塩安、尿
素またはこれらの化成肥料)などがある。 製剤用補助剤、たとえば界面活性剤、湿展剤、
固着剤、増粘剤、安定剤としては、アルキルスル
ホン酸塩、スルホコハク酸塩、アルキルアリール
スルホン酸塩などのスルホン酸塩、エステル硫酸
塩、アルキル硫酸塩、エーテル硫酸塩、アルキル
アリールエーテル硫酸塩などの硫酸エステル塩、
アルキルアリールエーテルリン酸塩などのリン酸
エステル塩、ホルマリン縮合スルホン酸塩その他
カルボン酸塩などのアニオン界面活性剤、アルキ
ルおよびアルキルアリールポリオキシエチレンエ
ーテルやポリオキシプロピレンを親油基とするブ
ロツクポリマーなどのエーテル、ソルビタンエス
テルのポリオキシエチレンエーテル、ソルビトー
ルポリオキシエチレンエーテルのエステルなどの
エーテルエステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル、グリセリンエステル、ソルビタンエステ
ル、シヨ糖エステルなどのエステル等のノニオン
界面活性剤、カゼイン、ゼラチン、でんぷん、
CMC(カルボキシメチルセルロース)、PVA(ポ
リビニルアルコール)アラビヤゴム、アルギン
酸、糖蜜、寒天などの水溶性高分子やカルシウム
またはナトリウムリグノスルホネート、ステアリ
ン酸、オレイン酸、バルミチン酸、松根油、トー
ル油、パイン油、大豆油など各種脂肪酸またはそ
のエステル類、流動パラフイン、エポキシ化油、
TCP(トリクレジルホスフエート)、PAP(リン酸
イソプロピル)、カープレツクスなどがある。 次に製剤例を示す。 製剤例 1 粉 剤 本発明組成物20部(化合物〔A〕10部、化合物
〔B〕10部)、リン酸イソプロピル0.3部、カープ
レツクス4部およびフバサミクレー75.7部をよく
粉砕混合すれば20%の粉剤を得る。 製剤例 2 粉 剤 本発明組成物30部(化合物〔A〕15部、化合物
〔B〕15部、リン酸イソプロピル0.2部、カープレ
ツクス2部およびフバサミクレー67.8部をよく粉
砕混合すれば30%の粉剤を得る。 製剤例 3 水和剤 本発明組成物40部(化合物〔A〕20部、化合物
〔B〕20部)、アルキルアリールスルホン酸塩2.5
部およびホワイトカーボン57.5部をよく粉砕混合
すれば40%の水和剤を得る。 本発明組成物を殺菌剤として、種子粉衣処理す
る場合は製剤として通常乾燥種子重量の0.1%〜
10%の処理量が適当であり、種子浸漬処理する場
合は有効成分として処理濃度は0.05〜5%の範囲
が好ましい。これらの処理量、処理濃度は製剤に
よつても異なるし、また処理する作物種子によつ
ても変わりうる。さらに上記の範囲に拘わること
なく増減し、濃度を変更してもよい。 次に試験例を示す。 試験例 1 キユウリ苗立枯病防除効果 プラスチツク製ポツトに畑土壌とキユウリ苗立
枯病菌(Rhizoctonia solani)を培養した病原土
壌を詰め、その上に製剤例3に準じて水和剤に調
製 した所定量の供試化合物を粉衣したキユウリ
(品種:霜不知地這)の種子を1ポツトあたり10
粒播種し、覆土した。温室で2週間栽培した後、
発病状態を調べ健苗率を算出した。 健苗率(%)=各処理区の健苗数/無処理・無接種区の
健苗数×100 その結果を第1表に示す。
【表】
【表】 試験例 2 キユウリ苗立枯病防除効果 プラスチツク製ポツトに畑土壌とキユウリ苗立
枯病菌(Rhizoctonia solani)を培養した病原土
壌を詰め、その上に製剤例3に準じて水和剤に調
製した所定量の供試化合物の水希釈液に30分間浸
漬し、風乾したキユウリ(品種:霜不知地這)の
種子を1ポツトあたり10粒播種し、覆土した。温
室で2週間栽培した後、発病状態を調べ健苗率を
算出した。 健苗率(%)=各処理区の健苗数/無処理・無接種区の
健苗数×100 その結果を第2表に示す。
【表】 試験例 3 ワタ立枯病防除効果 プラスチツク製ポツトに畑土壌とワタ立枯病菌
(Rhizoctonia solani)を培養した病原土壌を詰
め、その上に製剤例3に準じて水和剤に調製した
所定量の供試化合物を粉衣したワタ(品種:
Coker)の種子を1ポツトあたり10粒播種し覆土
した。温室内で2週間栽培した後、発病状態を調
べ健苗率を算出した。 健苗率(%)=各処理区の健苗数/無処理・無接種区の
健苗数×100 その結果を第3表に示す。
【表】 試験例 4 インゲン白絹病防除効果 プラスチツク製ポツトに畑土壌とインゲン白絹
病菌(Corticium rolfsii)を培養した病原土壌を
詰め、その上に製剤例1および3に準じて粉剤、
水和剤に調製した所定量の供試化合物を粉衣した
インゲン(品種:長ウズラ)の種子を1ポツトあ
たり10粒播種し覆土した。温室内で3週間栽培し
た後、発病状態を調べ健苗率を算出した。 健苗率(%)=各処理区の健苗数/無処理・無接種区の
健苗数×100 その結果を第4表に示す。
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 O,O−ジメチル O−(2,6−ジクロル
    −4−メチル)フエニル ホスホロチオエートと
    テトラメチルチウラムジサルフアイドとを有効成
    分として含有することを特徴とする殺菌組成物。
JP8852782A 1982-05-24 1982-05-24 殺菌組成物 Granted JPS58203906A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8852782A JPS58203906A (ja) 1982-05-24 1982-05-24 殺菌組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8852782A JPS58203906A (ja) 1982-05-24 1982-05-24 殺菌組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58203906A JPS58203906A (ja) 1983-11-28
JPH046161B2 true JPH046161B2 (ja) 1992-02-05

Family

ID=13945307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8852782A Granted JPS58203906A (ja) 1982-05-24 1982-05-24 殺菌組成物

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CN111615678B (zh) * 2018-01-23 2022-01-25 三菱电机株式会社 操作输入装置

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JPS58203906A (ja) 1983-11-28

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